JP2008182683A - 撮像装置、記録・再生方法、及び、記録・再生プログラム - Google Patents

撮像装置、記録・再生方法、及び、記録・再生プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】連続撮影中でも撮影者が所望する時間間隔で連続撮影でき、また、連続撮影された画像からの所望の画像の検索を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】通常撮影フレームレートである30fpsでフレーム画像データを取得し、経過時間と対応付けて順次記録する(S105)。レバースイッチが操作されることによるフレームレートの変更が検出されたか否かを判断する(S106)。このフレームレート変更が検出された時点の経過時間を時計部により取得するとともに、前記撮像部から変更されたフレームレートでフレーム画像データを取得し順次記録する(S107)。したがって、このS107での変更されたフレームレートでフレーム画像データを取得する処理により、連続撮影においてはユーザ(撮影者)が所望する画像を取得することができる。また、再生時には、撮影時のフレームレートに対応する再生速度情報を画像に重畳させて表示する。
【選択図】図4

Description

本発明は、連続撮影機能及び再生機能を備えた撮像装置、及び、撮像装置、記録・再生方法、及び、記録・再生プログラムに関する。
従来より、デジタルカメラの中には、連続撮影機能を具備するものがある。そして、このような機能を具備するデジタルカメラは、所定の時間間隔で連続撮影された複数の画像を順次表示したり、マルチ画面表示することができる。また、近年では、特許文献1に記載されているように、連続撮影時の時間間隔を高速化する一方、連続再生表示の際は、再生表示される表示デバイスのフレームレートを考慮することで、高速連続撮影された画像について、より多彩に再生表示する機能を備えたものが提案されている(特許文献1、図4、2、第8頁参照。)。
特開2006−33022号公報
しかしながら、このような従来技術では、撮影時のフレームレートが常に一定であるため、撮影開始から終了まで、常に同一のフレームレートでの連続撮影を強いられることとなる。このため撮影者は、撮影中に重要なシーンが発生しても、そのシーンついて撮影枚数を増やすことができず、結果として撮り逃がしてしまうことがあった。また、無制限に連続撮影することが可能な場合、連続撮影された大量の画像を再生しながら確認しようとすると、本当に重要なシーンを記録した画像を検索することが困難であるという問題も生じる。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、連続撮影中でも撮影者が所望する時間間隔で連続撮影でき、また、連続撮影された画像からの所望の画像の検索を容易に行うことができる撮像装置、記録・再生方法、及び、記録・再生プログラムを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するため請求項1記載の発明にあっては、撮像手段と、所定の時間間隔で前記撮像手段を駆動させて、複数の画像を順次取得する画像取得手段と、この画像取得手段による取得中に、前記所定の時間間隔を変更する変更手段と、この変更手段によって変更された時間間隔を、そのときに取得された画像に関連付けて記憶する時間間隔記憶手段と、記録された複数の画像を順次再生する再生手段と、この再生手段による再生の際に、再生対象の画像が前記時間間隔記憶手段によって記憶された時間間隔と関連付けられているとき、時間間隔が変更された旨を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の発明に加え、前記画像取得手段による取得開始からの経過時間を計時する計時手段と、この計時手段によって計時された経過時間を前記画像取得手段によって順次取得された複数の画像と対応付けて記録する記録手段とを備え、前記時間間隔記憶手段は、前記変更手段によって変更された時間間隔と、変更時の経過情報と対応付けて記憶し、前記再生手段は、前記記録手段によって記録された複数の画像を順次再生し、前記報知手段は、前記再生手段による再生の際に、再生対象の画像に対応付けて記録された経過時間が前記時間間隔記憶手段によって記憶された変更時の経過時間に到達すると、時間間隔が変更された旨を報知することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項2記載の発明に加え、前記所定の時間間隔を基準として、前記変更手段によって変更された時間間隔に対応する再生速度情報を記憶する再生速度情報記憶手段を更に備え、前記報知手段は、再生対象の画像に対応付けて記録された経過時間が前記時間間隔記憶手段によって記憶された変更時の経過時間に到達すると、この経過時間に対応して前記変更内容記憶手段に記憶された時間間隔に基づいて、前記再生速度情報記憶手段から対応する再生速度情報を読み出して表示する再生速度情報表示手段を含むことを特徴とする。
また、請求項4記載の発明にあっては、請求項1又は2記載の発明に加え、前記再生手段による再生中に、前記変更された時間間隔で順次取得した複数の画像間の変化の度合いを検出する検出手段と、この検出手段によって検出された変化の度合いに応じて、前記複数の画像を合成する画像合成手段とを更に備え、前記再生手段は、前記複数の画像を順次再生する際に、これら複数の画像間の合成画像が前記合成画像生成手段によって生成されている場合には、これらの複数の画像に介在させて前記合成画像を再生することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明にあっては、請求項1乃至4いずれか記載の発明に加え、任意の位置に移動可能な操作部を更に備え、前記変更手段は、前記操作部が移動した位置に基づいて前記時間間隔を変更することを特徴とする。
また、請求項6記載の発明にあっては、請求項4記載の発明に加え、前記画像合成手段は、前記複数の画像間における注目画像の動きベクトルを算出し、この動きベクトルに基づき、画像を合成することを特徴とする。
前記課題を解決するため請求項7記載の発明にあっては、所定の時間間隔で撮像部を駆動させて、複数の画像を順次取得する画像取得ステップと、この画像取得ステップによる取得中に、前記所定の時間間隔を変更する変更ステップと、この変更ステップによって変更された時間間隔を、そのときに取得された画像に関連付けて記憶させる時間間隔記憶ステップと、記録された複数の画像を順次再生する再生ステップと、この再生ステップによる再生の際に、再生対象の画像が前記時間間隔記憶ステップによって記憶された時間間隔と関連付けられているとき、時間間隔が変更された旨を報知する報知ステップとを含むことを特徴とする。
前記課題を解決するため請求項8記載の発明にあっては、コンピュータを、所定の時間間隔で撮像部を駆動させて、複数の画像を順次取得する画像取得手段、この画像取得手段による取得中に、前記所定の時間間隔を変更する変更手段、この変更手段によって変更された時間間隔を、そのときに取得された画像に関連付けて記憶させる時間間隔記憶手段、記録された複数の画像を順次再生する再生手段、この再生手段による再生の際に、再生対象の画像が前記時間間隔記憶手段によって記憶された時間間隔と関連付けられているとき、時間間隔が変更された旨を報知する報知手段として機能させることを特徴とする。
本願発明によれば、撮影者は連続撮影時に撮影時間間隔を変更することができ、また、この連続撮影された複数の画像を順次再生する場合には、撮影時間間隔を変更した時の画像の確認を容易に行うことができるので、連続撮影中でも撮影者が所望する時間間隔で連続撮影でき、また、連続撮影された画像からの所望の画像の検索を容易に行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1(A)(B)は、本実施の形態に係るデジタルカメラ1の正面図及び平面図である。このデジタルカメラ1には、図1(A)に示すようにその前面に、撮像レンズ2が設けられており、上面には同図(B)に示すように、電源ON/OFFキー3、シャッターボタン4及びレバースイッチ5が設けられている。レバースイッチ5は、シャッターボタン4の周部において所定の中立位置から左右方向に回動操作可能である。そして、中立位置から例えば右方向に回動されて当該位置で停止することにより、連続撮影フレームレートを通常撮影フレームレートである30fpsよりも低下させる信号を出力し、左方向に回動されて当該位置で停止することにより、連続撮影フレームレートを通常撮影フレームレートである30fpsよりも上昇させる信号を出力するように構成されている。なお、背面にはLCDからなる表示部16や、撮影モードと再生モード及び撮影モードにおける静止画撮影モードと連続撮影モードとを選択的に設定するためのモード設定キー等が設けられている。
図2(A)は、デジタルカメラ1の概略構成を示すブロック図である。このデジタルカメラ1は、バスライン6を介して各部に接続された制御部7を備えている。制御部7は、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンであって、撮影フレームレート制御部71、再生フレームレート制御部72、時計部73及びクロック74を有している。撮影フレームレート制御部71は撮影時におけるフレームレート(時間間隔)を可変制御し、再生フレームレート制御部72は再生時におけるフレームレートを可変制御する。時計部73は、連続撮影モードにおいて撮影記録時間を計測する際等に用いられ、クロック74はタイミング・ジェネレータであってCMOS8を制御する。
CMOS8は、フォーカスレンズ、ズームレンズ等で構成される前記撮像レンズ2の光軸上に配置されている。ユニット回路9は、CMOS8から出力される被写体の光学像に応じたアナログの撮像信号が入力される回路であって、入力した撮像信号を保持するCDSと、その撮像信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増幅された撮像信号をデジタルの撮像信号に変換するA/D変換器(AD)等から構成されている。CMOS8の出力信号はユニット回路9を経て各々デジタル信号として画像処理部10に送られて、各種画像処理が施される。
また、バスライン6には、入力部11、プログラムメモリ12、ワークメモリ13、記憶部14及び表示ドライバ15が接続されている。表示ドライバ15は、デジタルカメラ1の背面に配置されている表示部16を駆動する。入力部11は、前記シャッターボタン4、レバースイッチ5等を含みユーザによる操作に応じたキー入力信号を制御部7に出力する。プログラムメモリ12は、制御部7の動作プログラムや各部の制御に使用する各種データが記憶されているとともに、前記フォーカスレンズを駆動してオートフォーカス(AF)制御を実行するAF制御プログラムも記憶されている。
ワークメモリ13は、CMOS8により撮像された後デジタル化された被写体の画像データ等を一時保存するバッファであるとともに、制御部7のワーキングメモリとしても使用される。ワークメモリ13に一時保存された画像データは、制御部7により圧縮(符号化)が行われ、最終的には所定のフォーマット(JPEG形式等)の静止画データ、あるいは複数の静止画像データを含む動画データ(Motion JPEG形式、MPEG−4形式、MPEG−4 AVC形式等)としてファイル名(撮影日時を用いたファイル名)が付されて、図2(B)に示す記憶部14のファイル格納エリア143に記録される。
記憶部14には、前記ファイル格納エリア143とともに、管理エリア141及び変更情報メモリエリア142が設けられている。管理エリア141は、連続撮影モードにおいて取得される複数枚分の静止画データを一時的に記憶するエリアである。変更情報メモリエリア142には、図2(C)に示すように、前記ファイル名に対応して経過時間とフレームレートとが記憶される。フレームレートとは、対応する時間内における撮影フレームレートである。
つまり、図示の例においては、ファイル名「20061006〜01.avi」の動画データは、経過時間「02′00″74〜04′30″30」がフレームレート「50(fps)」で記憶され、「20′00″03〜22′36″77」がフレームレート「50(fps)」で記憶され、「22′36″77〜24′10″35」がフレームレート「100(fps)」で記憶されていることを意味する。
また、本実施の形態においては、「30(fps)」を通常撮影フレームレートとし、この通常撮影フレームレートについては、変更情報メモリエリア142に記憶せず、通常撮影フレームレートとは異なるフレームレートで撮影された場合にのみ、変更情報メモリエリア142に記憶する。したがって、図示の例における経過時間とは、フレームレートが変更された時の経過時間であり、「02′00″74〜04′30″30」のフレームレート「50(fps)」が記憶されている前の、「00′00″00〜02′00″74」までや、「02′00″74〜04′30″30」と「20′00″03〜22′36″77」との間の「04′30″30〜20′00″03」においては、「30(fps)」の通常撮影フレームレートで撮影が行われたことを意味する。
また、プログラムメモリ12には、前記プログラム等とともに図3に示す再生速度テーブル121が予め記憶されている。この再生速度テーブル121には、記録時フレームレート(fps)「10」「30」「50」「100」に各々対応して、通常再生=30fps時の再生速度情報と、スロー再生=10fps時の再生速度情報とが記憶されている。つまり、記録時フレームレートが「10」であれば、通常再生=30fps時の再生速度は3倍速となることから再生速度情報「×3倍速(早送り)」が記憶され、スロー再生=10fps時の再生速度は1倍速となることから再生速度情報「×1倍速」が記憶されている。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラ1の動作について説明する。前記電源ON/OFFキー3をオン操作し撮影モードを設定すると、表示部16にスルー画像が表示された状態となる。この状態において、制御部7はプログラムメモリ12に格納されたプログラムに従って図4のフローチャートに示す手順で処理を実行する。まず、連続撮影モードが選択されているか否かを検出し(ステップS102)、連続撮影モードの選択が検出されない場合には、静止画撮影処理に移行する(ステップS102)。
連続撮影モードの選択が検出された場合には、シャッターボタン4の操作が検出され、撮影が開始されたか否かを判断する(ステップS103)。連続撮影モードにおいてシャッターボタン4の操作が検出されたならば、時計部73を起動して連続撮影モードにおける経過時間の計時を開始させる(ステップS104)。引き続き、CMOS8、ユニット回路9、画像処理部10等で構成される撮像部から通常撮影フレームレートである30fpsでフレーム画像データ(静止画データ)を取得して、これらのフレーム画像データに経過時間を付加してワークメモリ13に順次記録する(ステップS105)。
次に、レバースイッチ5が操作されることによるフレームレートの変更が検出されたか否かを判断する(ステップS106)。フレームレートの変更が検出されない場合には、再度シャッターボタン4が操作されることによる撮影終了が検出されたか否かを判断する(ステップS111)。このステップS111での撮影終了が検出されない場合には、ステップS105に戻り、通常撮影フレームレート30fpsでのフレーム画像データの取得を継続する。そして、再度シャッターボタン4が操作されることによる撮影終了が検出されステップS111からステップS112に進み、順次記録された複数のフレーム画像データをファイル化し、ファイル名を付して、記憶部14のファイル格納エリアに記憶する(ステップS112)。
しかし、ユーザが撮影フレームレートを変更すべく、レバースイッチ5を操作すると、フレームレートの変更が検出されてステップS106の判断がYESとなり、ステップS106からステップS107に進む。そして、このフレームレート変更が検出された時点の経過時間を時計部73により取得するとともに、前記撮像部を駆動させて変更されたフレームレートでフレーム画像データを取得し、記憶部14の管理エリア141に順次記録する。
したがって、このステップS107での変更されたフレームレートでフレーム画像データを取得する処理により、連続撮影中、ユーザ(撮影者)が重要と判断したシーンについて任意にフレームレートを変更して、所望するフレーム画像データを取得することができる。
しかも、撮影フレームレートの変更は、レバースイッチ5を操作するのみでよいことから、簡単な操作により撮影フレームレートを自在に変更することができる。
また、管理エリア141には、記録された動画データ(複数のフレーム画像データ)に対応して、撮影フレームレートが変更された時の撮影開始からの経過時間が記録されることとなる。
引き続き、再度シャッターボタン4が操作されることによる撮影終了が検出されたか否かを判断する(ステップS108)。このステップS108での撮影終了が検出されない場合には、ステップS106に戻る。したがって、ユーザがレバースイッチ5を再度操作することなくレバースイッチ5が前回と同一の位置に変位している状態を維持していても、ステップS106の判断はYESとなり、ステップS107で経過時間と、変更されているフレームレートでフレーム画像データが取得される。無論、ユーザがレバースイッチ5を異なる位置に操作した場合にも、ステップS106の判断はYESとなり、ステップS107で変更されたフレームレートでフレーム画像データが取得される。
また、ユーザがレバースイッチ5を中立位置に戻した場合には、ステップS106の判断はNOとなり、撮影終了が検出されなければ、ステップS105に戻り、撮像部から通常撮影フレームレート30fpsでフレーム画像データが取得される。
そして、ユーザがレバースイッチ5を変位させた状態で連続撮影を停止すべく、シャッターボタン4を再度操作すると、ステップS108の判断がYESとなり、ステップS108からステップS109に進む。したがって、変更されたフレームレートと経過時間とを対応付けて変更情報として記憶部14の変更情報メモリエリア142に記憶する。
このとき、前述のように本実施の形態においては、「30(fps)」を通常撮影フレームレートとし、この通常撮影フレームレートについては、変更情報メモリエリア142に記憶せず、この通常撮影フレームレートとは異なるフレームレートで撮影された場合にのみ、変更情報メモリエリア142に変更情報として記憶する。
よって、図5(1)〜(5)に示すように、
(1)「00′00″00〜02′00″74」まではレバースイッチ5を操作することなく通常撮影フレームレート「30(fps)」とし、
(2)「02′00″74〜04′30″30」まではレバースイッチ5を操作して「50(fps)」を設定し、
(3)「04′30″30〜20′00″03」まではレバースイッチ5を中立位置に戻して通常撮影フレームレート「30(fps)」とし、
(4)「20′00″03〜22′36″77」まではレバースイッチ5を操作して「50(fps)」を設定し、
(5)「22′36″77〜24′10″35」までレバースイッチ5を操作して「100(fps)」を設定し、
連続撮影を終了したとすると、
図2(C)に示すように、変更情報として、
・経過時間「02′00″74〜04′30″30」に対応してフレームレート(fps)「50」、
・経過時間「20′00″03〜22′36″77」に対応してフレームレート(fps)「50」
・経過時間「22′36″77〜24′10″35」に対応してフレームレート(fps)「100」
が記憶されることとなる。
次に、順次記録された複数のフレーム画像データをファイル化し、変更情報と対応付けてファイル格納エリア143に記録する(ステップS110)。順次記録された複数のフレーム画像データをファイル化しファイル名を付して、記憶部14のファイル格納エリア143に記憶するとともに、変更情報にも上記のファイル名と同一のファイル名を付す。これより、複数のフレーム画像データと変更情報とが同一のファイル名により対応付けられる。
他方、再生モードを設定すると、再生モード待機状態が形成され、制御部7はプログラムメモリ12に格納されたプログラムに従って図6のフローチャートに示す手順で処理を実行する。まず、ユーザの操作により、ファイル格納エリア143からいずれかのファイルの選択が検出されたか否かを判断する(ステップS201)。ファイル選択が検出されたならば、それが連続撮影モードにて記録された複数の静止画データ(フレーム画像データ)を含むファイルの選択であるか否かを判断する(ステップS202)。上記のファイルの選択ではなく、一つの静止画データからなるファイルの選択である場合には、選択されたファイルをファイル格納エリア143から読み出して、ワークメモリ13に展開する(ステップS203)。更に、この展開したファイルに基づく静止画像を表示部16に表示する(ステップS204)。そして、キャンセル操作が検出されたか否かを判断し(ステップS205)、キャンセル操作が検出されるまで、この表示を継続する。
一方、ステップS202での判断の結果、連続撮影モードにて記録された複数の静止画データ(フレーム画像データ)を含むファイルの選択であった場合には、変更情報記憶部(変更情報メモリエリア142)を検索し(ステップS206)、選択されたファイルに対応付けて記録された変更情報があるか否かを判断する(ステップS207)。すなわち、前述のように変更情報には、連続撮影された複数の画像データ(フレーム画像データ)からなるファイルのファイル名と同一ファイル名が付されることから、変更情報メモリエリア142において選択されたファイルのファイル名を検索することにより、変更情報の有無を容易に検出することができる。
そして、ステップS207での判断の結果、変更情報が記録されていない場合、つまり当該ファイルが通常の撮影フレームレートで撮影されたものである場合には、選択されたファイルをファイル格納エリア143から読み出して、ワークメモリ13に展開し(ステップS208)、表示部16に先頭のフレーム画像データに対応する画像を表示する(ステップS209)。また、この画像を表示した状態で、再生指示が検出されたか否か(ステップS210)、及びキャンセルが検出されたか否かを判断し(ステップS211)、キャンセルが検出された場合には、リターンする。
また、再生指示が検出された場合(ステップS210;YES)には、前記ワークメモリ13に展開されている複数のフレーム画像データからなる画像を撮影フレームレートと同じ再生フレームレート30fpsで順次再生して、表示部16に表示する(ステップS212)。また、最後のフレーム画像データに対応する画像を再生することによる再生終了を検出したか否かを判断し(ステップS213)、再生終了を検出するまでステップS212の処理を繰り返し実行する。これにより、表示部16には、フレームレート30fpsで順次変化する画像が再生表示されることとなる。そして、最後の画像データが再生されることにより再生終了が検出されると、ステップS216に戻って、先頭フレーム画像データに基づく画像の表示状態に移行する。
他方、ステップS207での判断の結果、選択されたファイルに対応付けて変更情報が記録されている場合には、当該変更情報を変更情報メモリエリア142から読み出す(ステップS214)。引き続き、選択されたファイルをファイル格納エリア143から読み出して、ワークメモリ13に展開し(ステップS215)、表示部16に先頭フレーム画像データに対応する画像を表示する(ステップS216)。また、この画像を表示した状態で、再生指示が検出されたか否か(ステップS217)、及びキャンセルが検出されたか否かを判断し(ステップS218)、キャンセルが検出された場合には、リターンする。
また、再生指示が検出された場合(ステップS217;YES)には、前記ワークメモリ13に展開されている複数のフレーム画像データに対応する画像をフレームレート30fpsでの再生を開始して、表示部16に表示するとともに、該表示部16の再生画像上に、撮影フレームレートと再生フレームレートとが同一(30fps)であることを示す「1×」を重畳表示して報知する(ステップS219)。つまり、本実施の形態では前記ステップS105の処理により、連続撮影モードの冒頭においてはフレームレート30fpsで撮影が行われ、また、ステップS219ではフレームレート30fpsで再生が開始されることから、再生モードの冒頭においては、撮影フレームレートと再生フレームレートとが同一となり、これを示す「1×」を重畳表示して報知する。また、これと同時に、時計部73を起動して再生経過時間の計時を開始させる(ステップS219)。
次に、再生対象のフレーム画像データに付加された撮影時の経過時間と変更情報に含まれる経過時間とを比較し、比較結果に基づき、再生対象のフレーム画像データに基づく画像の再生タイミングにおいて、このフレーム画像データに付加された撮影時の経過時間と変更情報に記憶された経過時間とが一致したか、すなわち、フレーム画像データに付加された撮影時の経過時間がフレームレートを変更した経過時間に到達したか否かを判断する(ステップS220)。到達したならば、撮像時に記憶した変更されたフレームレートに対応する再生速度情報を再生速度テーブル121(図3)より読み出す(ステップS221)。
つまり、ステップS219での処理により、再生フレームレート30fpsで通常再生を行っているので、例えば撮像時に記録されたフレームレートが「10fps」であるならば、再生速度テーブル121での対応する再生速度情報は、「×3倍速(早送り)」である。よって、再生速度テーブル121から「×3倍速(早送り)」を読み出す。また、再生フレームレート10fpsでスロー再生を行っている場合には、例えば撮像時に記録された変更されたフレームレートが「100fps」であるならば、再生速度テーブル121での対応する再生速度情報は、「×1/10倍速(スロー)」である。よって、再生速度テーブル121から「×1/10倍速(スロー)」を読み出す。
次に、表示部16に順次再生表示される複数の画像間の変化が大きいか否か、その変化の度合いを検出する(ステップS222)。例えば、図7に示すように、徒競走を連続撮影した場合、(1)(2)のようなスタート直後であれば、加速されていないことから走者の動きは少ないので、時間的に隣接する画像(1)(2)間の変化は小さい。しかし、(3)(4)に示すように、走者aが走者bを追い越そうとしているシーンにおいては、走者aの加速によりその動き(動きベクトル)は大きい。したがって、このシーンを例えば50fpsで撮影しても、1/50秒間隔で時間的に隣接する画像(1)(2)における走者aの動きは大きいものとなり、コマ送り的な表示状態となってしまう。
そして、ステップS222においては、時間的に隣接する(1)(2)のように画像間の変化が小さい場合にはNOと判断し、(3)(4)のように画像間の変化が大きい場合にはYESと判断する。より具体的には、画像(3)(4)における所定領域毎の特徴量を算出し、更に算出した画像(3)(4)に共通する特徴量毎その動きベクトルを算出する。このとき、走者aを含む特徴算出領域(注目画像)においては、画像(3)(4)間において、所定以上の大きな動きベクトルが算出される。このように、時間的に隣接する画像(3)(4)の対応する特徴検出領域において、所定以上の動きベクトルが検出された場合、YESと判断する。
そして、ステップS222の判断がYESであった場合には、画像を合成し、再生表示内容に重畳させて再生速度情報を表示して報知する(ステップS223)。すなわち、前述のように予め動きベクトルを算出して、画像(3)に対して画像(4)を動きベクトルの方向に、動きベクトルの大きさに応じたズレ量でずらした合成画像(3′)(4′)を生成する。更に、図7(3)(3′)(4′)(4)に示すように、合成画像(3′)(4′)を画像(3)に画像(4)間に介挿して再生を行う。
したがって、表示部16上において(3)→(3′)→(4′)→(4)が順次再生されることにより、コマ送り的な表示状態を滑らかな動きとなる表示状態に補正することができる。
また、画像の合成は前述のように動きベクトルに基づいて行うことから、被写体の動きの大きさに応じて適切な画像を合成して表示することができる。
このとき、ステップS223における「再生表示内容に重畳させて再生速度情報を表示して報知」の処理により、図示のように、50fpcで撮影された画像を30fpsで再生している場合の再生速度情報116として「×5/3倍速(スロー)」が表示されることとなる。
また、ステップS222の判断がNOであった場合には、画像合成を行うことなく、単に再生表示内容に重畳させて再生速度情報を表示して報知する(ステップS224)。
次に、再生対象のフレーム画像データに付加された撮影時の経過時間に基づいて、変更情報に記憶された経過時間が終了したか否かを判断する(ステップS225)。つまり、経過時間が02′00″74〜04′30″30」であるならば、終了時間である「4′30″30」が終了したか否かを判断し(ステップS225)、終了するまでステップS222からの処理を繰り返す。
更に、ユーザが再生終了操作を行うか、当該連続画像の再生が終了するかの再生終了が検出されたか否かを判断し(ステップS226)、検出された場合には、ステップS216に戻る。検出されない場合には、通常再生フレームレート30fpsでの再生を継続するとともに、撮影フレームレートと再生フレームレートとが同一(30fps)であることを示す「1×」を重畳表示して報知する(ステップS227)。
また、ステップS226と同様に再生終了が検出されたか否かを判断し(ステップS222)、検出されない場合にはステップS220からの処理を繰り返す。したがって、図2(C)に示すように、ファイル名「20061006〜01.avi」に対応して、
・経過時間「02′00″74〜04′30″30」
・経過時間「20′00″03〜22′36″77」
・経過時間「22′36″77〜24′10″35」
が記憶されていたとすると、
・記録開始から02′00″74の時点(第1の変更)
・記録開始から20′00″03の時点(第2の変更)
・記録開始から22′36″77の時点(第3の変更)
の各々においてステップS220の判断がYESとなる。
そして、1回目のステップS221の処理においては、第1の変更での撮影フレームレートである「50fps」に対応する再生速度情報「×3/5倍速(スロー)」が再生速度テーブル121から読み出される。更に、ステップS223又はS224の処理で、再生速度情報「×3/5倍速(スロー)」が経過時間「02′00″74〜04′30″30」において重畳表示して報知される。
また、2回目のステップS221の処理においては、第2の変更での撮影フレームレートである「50fps」に対応する再生速度情報「×3/5倍速(スロー)」が再生速度テーブル121から読み出される。更に、ステップS223又はS224の処理で、再生速度情報「×3/5倍速(スロー)」が再生時間において重畳表示して報知されることとなる。
また、3回目のステップS221の処理においては、第3の変更での撮影フレームレートである「100fps」に対応する再生速度情報「×3/10倍速(スロー)」が再生速度テーブル121から読み出される。更に、ステップS223又はS224の処理で、再生速度情報「×3/10倍速(スロー)」が再生時間において重畳表示して報知されることとなる。
したがって、本実施の形態よれば、前述のように連続撮影中、ユーザ(撮影者)が重要と判断したシーンについて任意にフレームレートを変更して、所望するフレーム画像データを取得することができるのみならず、再生時においては、表示される再生速度情報を見て、この再生速度情報に応じた注意力で画像を視認することにより、連続撮影された画像からの所望の画像の検索を容易に行うことができる。
なお、本実施の形態においてはレバースイッチ5の操作に応じて撮影時のフレームレートでのみを変更するようにしたが、図2に示した再生フレームレート制御部72により、レバースイッチ5の操作に応じて再生時のフレームレートを変更できるようにしてもよい。すなわち、本実施の形態においては、図3に示すように、通常再生=30fps時の再生速度情報のみならず、スロー再生=10fps時の再生速度情報も再生速度テーブル121に記憶してある。したがって、レバースイッチ5の操作に応じて再生時のフレームレートを30fpsと10fpsとに変更した場合であってもこれに対応することができる。
より具体的には、変更された再生フレームレートが30fpsと10fpsのいずれであるかを判断し、30fpsである場合には、前述した実施の形態と同様にステップS2221で30fpsに対応する再生速度情報を再生速度テーブル121から読み出して、ステップS223又はステップS224で表示を行い、10fpsである場合には、ステップS2221で10fpsに対応する再生速度情報を再生速度テーブル121から読み出して、ステップS223又はステップS224で表示を行えばよい。
これにより、再生フレームレートを変更した場合であっても、撮影フレームレートに応じて異なる再生速度をユーザに知らしめることができる。
なお、本実施の形態においては、高速連続撮影された複数の画像(AVI形式)の撮影・再生につて説明したが、動画撮影された動画(MPEG H.264形式)の撮影・再生であってもよい。この場合、変更情報メモリエリア142に記憶される内容は、その動画ファイルのファイルヘッダーの同期情報に記憶される。
図8及び図9は、本発明の他のの実施の形態を示すものである。この実施の形態は、高速連続撮影された複数の画像ファイルからExif情報の「フレームレート(fps)」を読み出し、この読み出されたフレームレート(fps)に従って再生速度を制御するようにしたものである。
図8の(A)において、140は前述した第1の実施の形態における記憶部14に代わる本実施の形態における記憶部であり、144、144、144、・・・は、高速連続撮影されてこの記憶部140に記憶された複数の画像ファイルである。また、同図の(B)において、1441は画像ファイル144のファイルヘッダであり、1442はExif情報記憶領域、1443は実画像データである。そして、Exif情報記憶領域1442には、高速連続撮影された画像であることを示す情報とfps(フレームレート)とが記憶される。
図9は、本実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。再生モードを設定すると、再生モード待機状態が形成され、制御部7はプログラムメモリ12に格納されたプログラムに従って図9のフローチャートに示す手順で処理を実行する。まず、ユーザの操作により、ファイル格納エリア143からいずれかのファイルの選択が検出されたか否かを判断する(ステップS301)。ファイル選択が検出されたならば、それが連続撮影モードにて記録された複数の静止画データ(フレーム画像データ)を含むファイルの選択であるか否かを判断する(ステップS302)。上記のファイルの選択ではなく、一つの静止画データからなるファイルの選択である場合には、選択されたファイルをファイル格納エリア143から読み出して、ワークメモリ13に展開する(ステップS303)。更に、この展開したファイルに基づく静止画像を表示部16に表示する(ステップS304)。そして、キャンセル操作が検出されたか否かを判断し(ステップS305)、キャンセル操作が検出されるまで、この表示を継続する。
一方、ステップS302での判断の結果、連続撮影モードにて記録された複数の静止画データ(フレーム画像データ、画像ファイル144)を含むファイルの選択であった場合には、実画像データ1443を順次読み出して、ワークメモリ13に展開する(ステップS306)。このとき、ワークメモリ13に各々Exif情報記憶領域1442から、変更情報であるfps(フレームレート)を読み出す。引き続き、表示部16に先頭フレーム画像データに対応する画像を表示する(ステップS307)。また、この画像を表示した状態で、再生指示が検出されたか否か(ステップS308)、及びキャンセルが検出されたか否かを判断し(ステップS309)、キャンセルが検出された場合には、リターンする。
また、再生指示が検出された場合(ステップS308;YES)には、前記ワークメモリ13に展開されている複数のフレーム画像データに対応する画像をフレームレート30fpsでの再生を開始して、表示部16に表示するとともに、該表示部16の再生画像上に、撮影フレームレートと再生フレームレートとが同一(30fps)であることを示す「1×」を重畳表示して報知する(ステップS310)。つまり、本実施の形態では前記ステップS105の処理により、連続撮影モードの冒頭においてはフレームレート30fpsで撮影が行われ、また、ステップS310ではフレームレート30fpsで再生が開始されることから、再生モードの冒頭においては、撮影フレームレートと再生フレームレートとが同一となり、これを示す「1×」を重畳表示して報知する。
次に、再生対象のが画像ファイルのフレームレートが変更されているか否かを判断する(ステップS311)。つまり、ステップS310での処理により、再生フレームレート30fpsで通常再生を行っているので、例えば撮像時に記録されたフレームレートが「10fps」であるならば、変更されていることとなりステップS312の判断はYESとなる。また、例えば撮像時に記録された変更されたフレームレートが「100fps」である場合にも、変更されていることとなりステップS311の判断はYESとなる。よって、ステップS311からステップS312に進む。
そして、表示部16に順次再生表示される複数の画像間の変化が大きいか否か、その変化の度合いを検出する(ステップS312)。例えば、前述の図7に示すように、徒競走を連続撮影した場合、(1)(2)のようなスタート直後であれば、加速されていないことから走者の動きは少ないので、時間的に隣接する画像(1)(2)間の変化は小さい。しかし、(3)(4)に示すように、走者aが走者bを追い越そうとしているシーンにおいては、走者aの加速によりその動き(動きベクトル)は大きい。したがって、このシーンを例えば50fpsで撮影しても、1/50秒間隔で時間的に隣接する画像(1)(2)における走者aの動きは大きいものとなり、コマ送り的な表示状態となってしまう。
したがって、ステップS312においては、時間的に隣接する(1)(2)のように画像間の変化が小さい場合にはNOと判断し、(3)(4)のように画像間の変化が大きい場合にはYESと判断する。より具体的には、画像(3)(4)における所定領域毎の特徴量を算出し、更に算出した画像(3)(4)に共通する特徴量毎その動きベクトルを算出する。このとき、走者aを含む特徴算出領域(注目画像)においては、画像(3)(4)間において、所定以上の大きな動きベクトルが算出される。このように、時間的に隣接する画像(3)(4)の対応する特徴検出領域において、所定以上の動きベクトルが検出された場合、YESと判断する。
そして、ステップS312の判断がYESであった場合には、画像を合成し、再生表示内容に重畳させて再生速度情報を表示して報知する(ステップS313)。すなわち、前述のように予め動きベクトルを算出して、画像(3)に対して画像(4)を動きベクトルの方向に、動きベクトルの大きさに応じたズレ量でずらした合成画像(3′)(4′)を生成する。更に、図7(3)(3′)(4′)(4)に示すように、合成画像(3′)(4′)を画像(3)に画像(4)間に介挿して再生を行う。
したがって、表示部16上において(3)→(3′)→(4′)→(4)が順次再生されることにより、コマ送り的な表示状態を滑らかな動きとなる表示状態に補正することができる。
また、画像の合成は前述のように動きベクトルに基づいて行うことから、被写体の動きの大きさに応じて適切な画像を合成して表示することができる。
このとき、ステップS313における「再生表示内容に重畳させて再生速度情報を表示して報知」の処理により、図示のように、50fpcで撮影された画像を30fpsで再生している場合の再生速度情報116として「×5/3倍速(スロー)」が表示されることとなる。
また、ステップS312の判断がNOであった場合には、画像合成を行うことなく、単に再生表示内容に重畳させて再生速度情報を表示して報知する(ステップS314)。
次に、ユーザが再生終了操作を行うか、当該連続画像の再生が終了するかの再生終了が検出されたか否かを判断し(ステップS315)、検出された場合には、ステップS307に戻る。検出されない場合には、通常再生フレームレート30fpsでの再生を継続するとともに、撮影フレームレートと再生フレームレートとが同一(30fps)であることを示す「1×」を重畳表示して報知する(ステップS316)。
また、ステップS315と同様に再生終了が検出されたか否かを判断する(ステップS317)。そして、検出されない場合にはステップS311からの処理を繰り返し、検出された場合には、ステップS307からの処理を実行する。
なお、実施の形態にあっては、本発明をデジタルカメラに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、他にもカメラ付き携帯電話端末、カメラ付きPDA(Personal Digital Assistants:携帯情報端末)、カメラ付きパーソナルコンピュータ、等に適用することも容易に可能であり、要は連続撮影が可能な装置であればいずれにも適用することができる。
(A)は本発明の一実施の形態に係るデジタルカメラの正面図、(B)は平面図である。 同デジタルカメラのブロック図である。 再生速度テーブルを示す概念図である。 本実施の形態の撮影モードにおける処理手順を示すフローチャートである。 撮影フレームレートと撮影される画像との関係を示す説明図である。 本実施の形態の再生モードにおける処理手順を示すフローチャートである。 ステップS223の処理内容を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態おける記憶部の構成を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態における再生モードの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮像レンズ
4 シャッターボタン
5 レバースイッチ
7 制御部
8 CMOS
9 ユニット回路
10 画像処理部
11 入力部
12 プログラムメモリ
13 ワークメモリ
14 記憶部
16 表示部
71 撮影フレームレート制御部
72 再生フレームレート制御部
73 時計部
116 再生速度情報
121 再生速度テーブル
141 管理エリア
142 変更情報メモリエリア
143 ファイル格納エリア

Claims (8)

  1. 撮像手段と、
    所定の時間間隔で前記撮像手段を駆動させて、複数の画像を順次取得する画像取得手段と、
    この画像取得手段による取得中に、前記所定の時間間隔を変更する変更手段と、
    この変更手段によって変更された時間間隔を、そのときに取得された画像に関連付けて記憶する時間間隔記憶手段と、
    記録された複数の画像を順次再生する再生手段と、
    この再生手段による再生の際に、再生対象の画像が前記時間間隔記憶手段によって記憶された時間間隔と関連付けられているとき、時間間隔が変更された旨を報知する報知手段と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像取得手段による取得開始からの経過時間を計時する計時手段と、
    この計時手段によって計時された経過時間を前記画像取得手段によって順次取得された複数の画像と対応付けて記録する記録手段とを備え、
    前記時間間隔記憶手段は、前記変更手段によって変更された時間間隔と、変更時の経過情報と対応付けて記憶し、
    前記再生手段は、前記記録手段によって記録された複数の画像を順次再生し、
    前記報知手段は、前記再生手段による再生の際に、再生対象の画像に対応付けて記録された経過時間が前記時間間隔記憶手段によって記憶された変更時の経過時間に到達すると、時間間隔が変更された旨を報知することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記所定の時間間隔を基準として、前記変更手段によって変更された時間間隔に対応する再生速度情報を記憶する再生速度情報記憶手段を更に備え、
    前記報知手段は、再生対象の画像に対応付けて記録された経過時間が前記時間間隔記憶手段によって記憶された変更時の経過時間に到達すると、この経過時間に対応して前記変更内容記憶手段に記憶された時間間隔に基づいて、前記再生速度情報記憶手段から対応する再生速度情報を読み出して表示する再生速度情報表示手段を含むことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記再生手段による再生中に、前記変更された時間間隔で順次取得した複数の画像間の変化の度合いを検出する検出手段と、この検出手段によって検出された変化の度合いに応じて、前記複数の画像を合成する画像合成手段とを更に備え、
    前記再生手段は、前記複数の画像を順次再生する際に、これら複数の画像間の合成画像が前記合成画像生成手段によって生成されている場合には、これらの複数の画像に介在させて前記合成画像を再生することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  5. 任意の位置に移動可能な操作部を更に備え、
    前記変更手段は、前記操作部が移動した位置に基づいて前記時間間隔を変更することを特徴とする請求項1乃至4にいずれか記載の撮像装置。
  6. 前記画像合成手段は、前記複数の画像間における注目画像の動きベクトルを算出し、この動きベクトルに基づき、画像を合成することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  7. 所定の時間間隔で撮像部を駆動させて、複数の画像を順次取得する画像取得ステップと、
    この画像取得ステップによる取得中に、前記所定の時間間隔を変更する変更ステップと、
    この変更ステップによって変更された時間間隔を、そのときに取得された画像に関連付けて記憶させる時間間隔記憶ステップと、
    記録された複数の画像を順次再生する再生ステップと、
    この再生ステップによる再生の際に、再生対象の画像が前記時間間隔記憶ステップによって記憶された時間間隔と関連付けられているとき、時間間隔が変更された旨を報知する報知ステップと
    を含むことを特徴とする記録・再生方法。
  8. コンピュータを、
    所定の時間間隔で撮像部を駆動させて、複数の画像を順次取得する画像取得手段、
    この画像取得手段による取得中に、前記所定の時間間隔を変更する変更手段、
    この変更手段によって変更された時間間隔を、そのときに取得された画像に関連付けて記憶させる時間間隔記憶手段、
    記録された複数の画像を順次再生する再生手段、
    この再生手段による再生の際に、再生対象の画像が前記時間間隔記憶手段によって記憶された時間間隔と関連付けられているとき、時間間隔が変更された旨を報知する報知手段
    として機能させることを特徴とする記録・再生プログラム。
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