JP2010283178A - 半導体製造装置及び半導体製造方法 - Google Patents

半導体製造装置及び半導体製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】処理済みウエハを効率よく冷却し、高スループット化と省スペース化の相反する条件の両立を実現できる半導体製造装置及び半導体製造方法を提供する。
【解決手段】複数の基板を処理する処理室と、前記複数の基板を前記処理室へ搬入し、前記複数の基板を保持する基板保持具と、を有し、前記基板保持具は、処理後の複数の基板と、前記処理後の複数の基板の間に処理前の複数の基板とが載置される保持部を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、半導体デバイス等の基板を処理するための半導体製造装置及び半導体製造方法に関する。
この種の半導体製造装置として、基板(ウエハ)を多段に保持する基板保持具(ボート)を有し、この基板保持具に移載室にて多数の基板を移載し、この多数の基板を保持した状態で処理炉内の処理室にて基板を処理するものは公知である。
処理炉にて処理した直後のボートに移載されているウエハは、高温であるため、移載室にて冷却期間を設け、自然に又は冷却ガスを噴射して冷却を行う。
例えば、図6に示すように1ボート、1反応炉で構成される装置の場合には移載室124にてウエハ200の冷却が終わり、処理済ウエハ200をボート217から全て回収した後でなければ次の処理ウエハ200を移載できず、次の動作が開始されない。すなわち、処理済ウエハを処理室210から移載室124に移動させた後、ウエハを冷却するのに相当な時間を要してしまうという問題があった。
この問題に対応する装置として、例えば図7に示すような2ボート、1反応炉で構成される装置が挙げられる。この装置の移載室124にはボート待機位置が(a)のウエハ移載位置、(b)の処理室待機位置、(c)の一次待機位置と3箇所設けられている。この装置では、1ボート目に(a)のウエハ移載位置にて未処理ウエハ200を移載して(b)の処理室待機位置に移動させた後、処理室210に移動させ処理を開始する。そして、1ボート目が処理室210にて処理を行っている間に、(c)の一次待機位置にある2ボート目を(a)のウエハ移載位置に移動させて、次の処理ウエハ200を移載する。そして、1ボート目の処理が終わると1ボート目を処理室210から(b)の処理室待機位置に移動させ、更に(c)の一次待機位置に移動させる。1ボート目に移載されているウエハ200は高温であるため、(c)の一次待機位置にて冷却期間を設け、自然又は冷却ガスを噴射して冷却を行う。2ボート目のウエハ200は、1ボート目が(c)の一次待機位置にてウエハの冷却を行っている間に、(a)のウエハ移載位置から(b)の処理室待機位置に移動させた後、2ボート目を処理室210に移動させ、熱処理等を施す。(c)の一次待機位置にて、1ボート目のウエハ冷却が終わると(a)のウエハ移載位置に移動して処理済ウエハ200を回収する。
また、特許文献1は、処理室に対しボートが待機する待機室に隣接したウエハ移載室を設け、ウエハ移載室にはストッカ33A、33Bが設置され、ストッカ33Aには処理済みのウエハが装填され、ストッカ33Bには処理前のウエハが装填され、ストッカ33Aと33B間には遮蔽板が設置されている構成を開示する。
特開2006−134901号公報
しかしながら、これらの装置では、ウエハの冷却期間を待つことなく、次のボートが処理できるが、ウエハ待機位置を3箇所設ける必要があり、また、3箇所の位置にボートを移動させる機構が必要となり、コストアップとなってしまう。また、ウエハ冷却では、処理済ウエハの熱エネルギーを無駄に捨てることになるため、経済的ではない。
本発明の目的は、処理済みウエハを効率よく冷却し、高スループット化と省スペース化の相反する条件の両立を実現できる半導体製造装置及び半導体製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の特徴とするところは、複数の基板を処理する処理室と、前記複数の基板を前記処理室へ搬入し、前記複数の基板を保持する基板保持具と、を有し、前記基板保持具は、処理後の複数の基板と、前記処理後の複数の基板の間に処理前の複数の基板とが載置される保持部を有する半導体製造装置にある。
本発明の第2の特徴とするところは、複数の基板を処理する処理室と、複数の基板を保持する基板保持具と、を有し、前記基板保持具に保持された複数の基板を前記処理室内に搬入する工程と、前記処理室内に搬入された複数の基板を熱処理する工程と、前記熱処理された複数の基板を前記処理室から搬出する工程と、前記熱処理された複数の基板の間に熱処理前の複数の基板を前記基板保持具に載置する工程と、を有する半導体製造方法にある。
本発明によれば、処理済みウエハを効率よく冷却し、高スループット化と省スペース化の相反する条件の両立を実現できる半導体製造装置及び半導体製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る基板保持具を示す側面図である。 従来の基板保持具を示す側面図である。 本発明の実施形態に係るウエハ冷却工程を説明するための概略図である。 従来の1ボート、1反応炉の基板処理工程を説明するための概略図である。 従来の2ボート、1反応炉の基板処理工程を説明するための概略図である。
本発明を実施するための形態において、基板処理装置は、一例として、半導体装置(IC)の製造方法における処理工程を実施する半導体製造装置として構成されている。尚、以下の説明では、基板処理装置として基板に酸化、拡散処理やCVD処理などを行う縦型の装置(以下、単に処理装置という)を適用した場合について述べる。図1は、本発明に適用される処理装置の斜透視図として示されている。また、図2は図1に示す処理装置の側面透視図である。
図1および2に示されているように、シリコン等からなるウエハ(基板)200を収納したウエハキャリアとしてフープ(基板収容器。以下ポッドという。)110が使用されている本発明の処理装置100は、筐体111を備えている。筐体111の正面壁111aの正面前方部にはメンテナンス可能なように設けられた開口部としての正面メンテナンス口103が開設され、この正面メンテナンス口103を開閉する正面メンテナンス扉104、104がそれぞれ建て付けられている。
筐体111の正面壁111aにはポッド搬入搬出口(基板収容器搬入搬出口)112が筐体111の内外を連通するように開設されており、ポッド搬入搬出口112はフロントシャッタ(基板収容器搬入搬出口開閉機構)113によって開閉されるようになっている。
ポッド搬入搬出口112の正面前方側にはロードポート(基板収容器受渡し台)114が設置されており、ロードポート114はポッド110を載置されて位置合わせするように構成されている。ポッド110はロードポート114上に工程内搬送装置(図示せず)によって搬入され、かつまた、ロードポート114上から搬出されるようになっている。
筐体111内の前後方向の略中央部における上部には、回転式ポッド棚(基板収容器載置棚)105が設置されており、回転式ポッド棚105は複数個のポッド110を保管するように構成されている。すなわち、回転式ポッド棚105は垂直に立設されて水平面内で間欠回転される支柱116と、支柱116に上中下段の各位置において放射状に支持された複数枚の棚板(基板収容器載置台)117とを備えており、複数枚の棚板117はポッド110を複数個宛それぞれ載置した状態で保持するように構成されている。
筐体111内におけるロードポート114と回転式ポッド棚105との間には、ポッド搬送装置(基板収容器搬送装置)118が設置されており、ポッド搬送装置118は、ポッド110を保持したまま昇降可能なポッドエレベータ(基板収容器昇降機構)118aと搬送機構としてのポッド搬送機構(基板収容器搬送機構)118bとで構成されており、ポッド搬送装置118はポッドエレベータ118aとポッド搬送機構118bとの連続動作により、ロードポート114、回転式ポッド棚105、ポッドオープナ(基板収容器蓋体開閉機構)121との間で、ポッド110を搬送するように構成されている。
筐体111内の前後方向の略中央部における下部には、サブ筐体119が後端にわたって構築されている。サブ筐体119の正面壁119aにはウエハ200をサブ筐体119内に対して搬入搬出するためのウエハ搬入搬出口(基板搬入搬出口)120が一対、垂直方向に上下二段に並べられて開設されており、上下段のウエハ搬入搬出口120、120には一対のポッドオープナ121、121がそれぞれ設置されている。
ポッドオープナ121はポッド110を載置する載置台122、122と、ポッド110のキャップ(蓋体)を着脱するキャップ着脱機構(蓋体着脱機構)123、123とを備えている。ポッドオープナ121は載置台122に載置されたポッド110のキャップをキャップ着脱機構123によって着脱することにより、ポッド110のウエハ出し入れ口を開閉するように構成されている。
サブ筐体119はポッド搬送装置118や回転式ポッド棚105の設置空間から流体的に隔絶された移載室124を構成している。移載室124の前側領域にはウエハ移載機構(基板移載機構)125が設置されており、ウエハ移載機構125は、ウエハ200を水平方向に回転ないし直動可能なウエハ移載装置(基板移載装置)125aおよびウエハ移載装置125aを昇降させるためのウエハ移載装置エレベータ(基板移載装置昇降機構)125bとで構成されている。図1に模式的に示されているようにウエハ移載装置エレベータ125bは、耐圧筐体111右側端部とサブ筐体119の移動室124前方領域右端部との間に設置されている。これら、ウエハ移載装置エレベータ125bおよびウエハ移載装置125aの連続動作により、ウエハ移載装置125aのツイーザ(基板保持体)125cをウエハ200の載置部として、ボート(基板保持具)217に対してウエハ200を装填(チャージング)および脱装(ディスチャージング)するように構成されている。
移載室124の後側領域には、ボート217を収容して待機させる待機部126が構成されている。待機部126の上方には、処理炉202が設けられている。処理炉202の下端部は、炉口シャッタ(炉口開閉機構)147により開閉されるように構成されている。
図1に模式的に示されているように、耐圧筐体111右側端部とサブ筐体119の待機部126右端部との間にはボート217を昇降させるためのボートエレベータ(基板保持具昇降機構)115が設置されている。ボートエレベータ115の昇降台に連結された連結具としてのアーム128には蓋体としてのシールキャップ129が水平に据え付けられており、シールキャップ129はボート217を垂直に支持し、処理炉202の下端部を閉塞可能なように構成されている。
ボート217は複数本の保持部材218を備えており、複数枚(例えば、50枚〜125枚程度)のウエハ200をその中心を揃えて垂直方向に整列させた状態で、それぞれ水平に保持するように構成されている。
図3は、本発明の実施形態において用いられる基板保持具としてのボート217を示している。
図4は、従来から用いられている基板保持具としてのボート217を示している。
図3に示すように、本発明の実施形態において用いられるボート217は、従来のものと比較するとウエハ200を水平に保持する保持部218の間隔Aが狭く、保持部218の数が多く設けられている。これにより、実際に処理できる最大ウエハ枚数のウエハを移載するボート217の移載間にさらにウエハを移載可能とする。保持部218には、処理済ウエハと処理前のウエハとが交互に載置される。
図1に模式的に示されているように移載室124のウエハ移載装置エレベータ125b側およびボートエレベータ115側と反対側である左側端部には、清浄化した雰囲気もしくは不活性ガスであるクリーンエア133を供給するよう供給フアンおよび防塵フィルタで構成されたクリーンユニット134が設置されており、ウエハ移載装置125aとクリーンユニット134との間には、図示はしないが、ウエハの円周方向の位置を整合させる基板整合装置としてのノッチ合わせ装置135が設置されている。
クリーンユニット134から吹き出されたクリーンエア133は、ノッチ合わせ装置135およびウエハ移載装置125a、待機部126にあるボート217に流通された後に、図示しないダクトにより吸い込まれて、筐体111の外部に排気がなされるか、もしくはクリーンユニット134の吸い込み側である一次側(供給側)にまで循環され、再びクリーンユニット134によって、移載室124内に吹き出されるように構成されている。
次に、本発明の処理装置の動作について説明する。
図1および2に示されているように、ポッド110がロードポート114に供給されると、ポッド搬入搬出口112がフロントシャッタ113によって開放され、ロードポート114の上のポッド110はポッド搬送装置118によって筐体111の内部へポッド搬入搬出口112から搬入される。
搬入されたポッド110は回転式ポッド棚105の指定された棚板117へポッド搬送装置118によって自動的に搬送されて受け渡され、一時的に保管された後、棚板117から一方のポッドオープナ121に搬送されて載置台122に移載されるか、もしくは直接ポッドオープナ121に搬送されて載置台122に移載される。この際、ポッドオープナ121のウエハ搬入搬出口120はキャップ着脱機構123によって閉じられており、移載室124にはクリーンエア133が流通され、充満されている。例えば、移載室124にはクリーンエア133として窒素ガスが充満することにより、酸素濃度が20ppm以下と、筐体111の内部(大気雰囲気)の酸素濃度よりも遥かに低く設定されている。
載置台122に載置されたポッド110はその開口側端面がサブ筐体119の正面壁119aにおけるウエハ搬入搬出口120の開口縁辺部に押し付けられるとともに、そのキャップがキャップ着脱機構123によって取り外され、ウエハ出し入れ口を開放される。
ポッド110がポッドオープナ121によって開放されると、ウエハ200はポッド110からウエハ移載装置125aのツイーザ125cによってウエハ出し入れ口を通じてピックアップされ、ノッチ合わせ装置135にてウエハを整合した後、移載室124の後方にある待機部126へ搬入され、ボート217に装填(チャージング)される。ボート217にウエハ200を受け渡したウエハ移載装置125aはポッド110に戻り、次のウエハ200をボート217に装填する。
この一方(上段または下段)のポッドオープナ121におけるウエハ移載機構125によるウエハのボート217への装填作業中に、他方(下段または上段)のポッドオープナ121には回転式ポッド棚105から別のポッド110がポッド搬送装置118によって搬送されて移載され、ポッドオープナ121によるポッド110の開放作業が同時進行される。
予め指定された枚数のウエハ200がボート217に装填されると、炉口シャッタ147によって閉じられていた処理炉202の下端部が、炉口シャッタ147によって、開放される。続いて、ウエハ200群を保持したボート217はシールキャップ129がボートエレベータ115によって上昇されることにより、処理炉202内へ搬入(ローディング)されて行く。
ローディング後は、処理炉202にてウエハ200に任意の処理が実施される。
処理後は、炉口シャッタ147が開き、処理後のウエハ200を保持したボート217はシールキャップ129がボートエレベータ115によって下降されることにより、処理炉202から搬出される。
続いて、次の処理(処理前)ウエハ200が回転式ポッド棚105からポッド搬送装置118によって搬送されて移載され、載置台122に載置されたポッド110からウエハ移載装置125aのツイーザ125cによってウエハ出し入れ口を通じてピックアップされ、ノッチ合わせ装置135にてウエハを整合した後、移載室124の後方にある待機部126へ搬入され、処理後のウエハが保持されたボート217の処理後のウエハ間に次の処理(処理前)ウエハ200が移載される。この際、次の処理(処理前)ウエハの移載はボート217の下方から行う。ボート217に次の処理(処理前)ウエハ200を受け渡したウエハ移載装置125aはポッド110に戻り、同じく次の処理(処理前)ウエハ200をボート217に装填する。
次の処理(処理前)ウエハ200がボード217の処理後のウエハ間に載置され、処理後のウエハ200が冷却されたら、処理後のウエハ200は、ウエハ移載装置125aのツイーザ125cによってボート217からウエハ出し入れ口を通じてポッド110に回収される。この際、処理後のウエハの回収はボート217の下方から行う。そして、概上述の逆の手順で、処理後のウエハ200およびポッド110は筐体111の外部へ払出し、予備加熱された次の処理(処理前)ウエハ200を保持したボート217はシールキャップ129がボートエレベータ115によって上昇されることにより、処理炉202内へ搬入され、処理炉202にてウエハに任意の処理が実施される。
図5は、本実施形態に係る装置のウエハ冷却工程を示す概略図である。
処理室210にて熱処理された処理後のウエハ200aが移載室124に移動した直後のウエハの温度は、数百度と高く、通常20分以上の冷却時間を待って回収される。
しかし、上述のように、処理後のウエハ200aを回収する前に、処理後のウエハ移載間に設けられた保持部218に次の処理(処理前)ウエハ200bを移載する。
これにより、次の処理(処理前)ウエハ200bには、処理後のウエハ200aから熱エネルギーが熱輻射及び熱伝達により移動される。これにより、処理後のウエハ200aは熱エネルギーを次の処理(処理前)ウエハ200bに奪われることで急速に冷却される。また、次の処理(処理前)ウエハ200bは熱エネルギーを処理後のウエハ200aから奪い予備加熱される。
ここで、高温の処理室210から低温の移載室124へのボート217の移動は、ボート217の下方からなされるため、ボート217の下方にある処理後のウエハ200aの方が上方にあるウエハ200aに比べて早く冷却される。そのため、次の処理(処理前)ウエハ200bの予備加熱を均一に行うには、次の処理(処理前)ウエハ200bの移載をボート217の下方から行うのが好ましい。
また、上述により冷却された処理後のウエハ200aは、ウエハ移載機構125によりボート217から回収されるが、ボート217の下方のウエハ200aの方が上方のウエハ200aに比べて速く冷却されているので、処理後のウエハ200aの回収もボート下方にあるウエハ200aから行うのが好ましい。
すなわち、1ボート、1反応炉においても冷却時間を短縮し、高スループット化を図ることができる。
なお、処理後のウエハの冷却が目的の場合には、次の処理(処理前)ウエハではなく、ダミーウエハや輻射吸収率の大きなワーク基板や熱容量の大きなワーク基板を処理後のウエハ移載間に設けてもよい。
また、次の処理(処理前)ウエハは、予備加熱されているため、予備加熱されていない場合と比較すると、より少ないエネルギー量で昇温することができ、さらに昇温に必要な時間も短縮される。
また、初回の処理では、連続処理と処理ウエハの熱履歴が異なる場合が考えられるため、予めダミーウエハを移載したボートを処理室に待機させることで、初回の処理からウエハを予備加熱することができる。
なお、1ボート、1反応炉を例に説明したが、本実施の形態は2ボート、1反応炉についてもウエハ冷却の効果が期待できる。
したがって、本発明によれば、処理済ウエハの冷却期間を短縮すると共に、処理済ウエハの熱エネルギーを有効に利用し、次に処理するウエハの予備加熱を行うことができる。すなわち、少ないエネルギーで処理を行うことができ、さらにウエハの昇温時間を短縮することができる。
100 基板処理装置
124 移載室
126 待機部
200 基板(ウエハ)
202 処理炉
210 処理室
217 基板支持具(ボート)
218 保持部

Claims (2)

  1. 複数の基板を処理する処理室と、
    前記複数の基板を前記処理室へ搬入し、前記複数の基板を保持する基板保持具と、を有し、
    前記基板保持具は、処理後の複数の基板と、前記処理後の複数の基板の間に処理前の複数の基板とが載置される保持部を有する半導体製造装置。
  2. 複数の基板を処理する処理室と、複数の基板を保持する基板保持具と、を有し、
    前記基板保持具に保持された複数の基板を前記処理室内に搬入する工程と、
    前記処理室内に搬入された複数の基板を熱処理する工程と、
    前記熱処理された複数の基板を前記処理室から搬出する工程と、
    前記熱処理された複数の基板の間に熱処理前の複数の基板を前記基板保持具に載置する工程と、
    を有する半導体製造方法。
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