JP2010281896A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動作状況に応じて適切な劣化状態まで現像剤を使用可能とする。
【解決手段】レーザプリンタ1は、交換可能に構成されたカートリッジと、印字動作を禁止または許可する制御を実行する制御装置100とを備えている。制御装置100は、連続印字動作の割合が動作判定基準値を超えたか否かを判定する動作状況判定手段120と、カートリッジ内の現像剤の量が量判定基準値を超えたか否かを判定する現像剤量判定手段110と、印字したドット数がドット判定基準値を超えたか否かを判定するドット数判定手段130とを有する。制御装置100は、動作状況判定手段120が動作判定基準値を超えたと判定し、かつ、現像剤量判定手段110が量判定基準値を超えたと判定したとき、さらに、ドット数判定手段130が、ドット判定基準値を超えたと判定している場合は印字動作を禁止し、ドット判定基準値を超えないと判定している場合は印字動作を許可する。
【選択図】図4

Description

本発明は、現像剤を収容し、装置本体に対して交換可能に構成されたカートリッジを備える画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置には、トナー(現像剤)を収容し、装置本体に対して交換可能に構成されたカートリッジを備え、カートリッジ内のトナーを感光体ドラムなどの像担持体に供給して画像形成を行うものがある。このような画像形成装置では、カートリッジ内のトナーの量を検出し、検出したトナーの量が基準値以下となった場合に印字動作を開始しないようにする(印字動作を禁止する)構成が採用されることがある。
カートリッジ内のトナーの量を検出する構成としては、例えば、特許文献1に記載されているように、カートリッジの側壁に対向する一対の光透過窓を設け、一方の光透過窓から入射した光を他方の光透過窓から検知することで得られる受光信号に基づいてカートリッジ内のトナーの量を検出する構成などが知られている。
特開2001−5276号公報
ところで、カートリッジ内のトナーは、アジテータなどによって繰り返し撹拌されることで徐々に劣化していき、劣化がある程度まで進行すると初期の帯電性能が得られなくなって画像の質を低下させることがある。このようなトナーの劣化は、画像形成装置の動作状況(使用状況)に応じて進行速度が異なってくる。
具体的に、1枚だけを間欠的に印字すること(間欠印字)が多い動作状況では、1枚の印字前に毎回トナーの撹拌を伴うウォーミングアップ動作が実行されるので、トナーの劣化が進行しやすくなる。一方、連続して印字すること(連続印字)が多い動作状況では、間欠印字の場合と比較してウォーミングアップ動作の回数が減るので、トナーが撹拌される回数も減るためトナーの劣化の進行が遅くなる。
このような画像形成装置では、良好な印字品質を保証するため、トナーの劣化が進行しすぎる前(画像の質が低下する前)に印字動作を禁止し、ユーザにカートリッジを交換してもらう必要がある。そのため、カートリッジ内のトナーの量を検出して印字動作を禁止する従来の構成では、画像の質の低下を未然に防ぐために、劣化の進行が早い動作状況を想定して印字動作の禁止の判定に用いる基準値を設定していた。
そこで、本発明は、動作状況に応じて適切な劣化状態まで現像剤を使用することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、現像剤を収容し、装置本体に対して交換可能に構成されたカートリッジと、印字動作を禁止または許可する制御を実行する制御装置とを備えた画像形成装置であって、前記制御装置は、前記カートリッジを交換したときからの連続印字動作の割合が動作判定基準値を超えたか否かを判定する動作状況判定手段と、前記カートリッジ内の現像剤の量が量判定基準値を超えたか否かを判定する現像剤量判定手段と、前記カートリッジを交換したときからの印字したドット数がドット判定基準値を超えたか否かを判定するドット数判定手段とを有し、前記動作状況判定手段が動作判定基準値を超えたと判定し、かつ、前記現像剤量判定手段が量判定基準値を超えたと判定したとき、さらに、前記ドット数判定手段が、ドット判定基準値を超えたと判定している場合は印字動作を禁止し、ドット判定基準値を超えないと判定している場合は印字動作を許可することを特徴とする。
このように構成された画像形成装置によれば、単にカートリッジ内の現像剤の量を検出して印字動作を禁止する構成では、量判定基準値を超えたので印字動作が禁止される状況において、印字動作が許可される状態を継続することができる。これにより、劣化が進行しきっていないトナーをさらに使用することが可能となる。
具体的に、動作状況判定手段が動作判定基準値を超えたと判定した場合、連続印字が多い動作状況であることが推定される。この場合は、現像剤量判定手段が量判定基準値を超えたと判定していても、すぐには印字動作を禁止せずに、ドット数判定手段による判定の結果を参考にする。
そして、ドット数判定手段がドット判定基準値を超えないと判定している場合には、予め設定された印字可能なドット数(印字可能枚数)を超えていないので、トナーの劣化が進行しきっていないと推定されるため、印字動作を許可して引き続き印字ができる状態とする。これにより、トナーを有効に利用することができる。
一方、ドット数判定手段がドット判定基準値を超えたと判定している場合には、印字可能なドット数(印字可能枚数)を超えることになるので、トナーの劣化がある程度まで進行したと推定されるため、印字動作を禁止する。これにより、画像の質の低下を防ぐことができる。
なお、本発明において連続印字の基準となる枚数は適宜設定することができる。例えば、2枚以上連続して印字された場合を連続印字と設定してもよいし、5枚以上連続して印字された場合を連続印字と設定してもよい。
本発明の画像形成装置によれば、動作状況を判定(推定)し、連続印字が多い動作状況の場合は印字動作を許可するので、動作状況に応じて適切な劣化状態まで現像剤を使用することができる。
画像形成装置の一例としてのレーザプリンタの断面図である。 現像カートリッジの断面図である。 現像カートリッジ周辺の構成を示す図2のIII−III断面図である。 レーザプリンタのブロック図である。 制御装置によるレーザプリンタの印字動作の制御を説明するためのテーブルである。 変形例に係るレーザプリンタのブロック図である。 他の変形例に係るレーザプリンタのブロック図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の概略構成について説明した後、レーザプリンタ1の印字動作を禁止または許可するための構成について説明する。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体の一例としての本体筐体2内に、用紙Pを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙P上にトナー像を転写するプロセスユニット5と、用紙P上に転写されたトナー像を熱定着させる定着装置6とを主に備えている。
なお、以下の説明において、方向は、レーザプリンタを使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、手前側を「右」、奥側を「左」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ31と、用紙Pの前側を持ち上げる用紙押圧板32およびリフトレバー33と、ピックアップローラ34と、給紙ローラ35と、給紙パッド36と、レジストローラ37とを主に備えている。給紙トレイ31内の用紙Pは、リフトレバー33と用紙押圧板32によってピックアップローラ34に寄せられ、ピックアップローラ34によって送り出される。送り出された用紙Pは、給紙ローラ35と給紙パッド36によって1枚ずつ分離され、レジストローラ37を通り、感光体ドラム51と転写ローラ53との間に向けて搬送される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部と、回転駆動するポリゴンミラー41と、レンズ42,43と、反射鏡44,45とを主に備えている。レーザ発光部から出射された印字データに基づくレーザ光(鎖線参照)は、ポリゴンミラー41、レンズ42、反射鏡44、レンズ43、反射鏡45の順に反射または通過して、感光体ドラム51の表面で高速走査される。
プロセスユニット5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱することで交換可能に構成されている。このプロセスユニット5は、感光体ユニット5Aと、カートリッジの一例としての現像カートリッジ5Bとから構成されている。
感光体ユニット5Aは、感光体フレーム50A内に、感光体ドラム51と、帯電器52と、転写ローラ53とを主に備えている。
現像カートリッジ5Bは、感光体ユニット5Aに対して着脱可能に装着される構成となっており、プロセスユニット5の一部として本体筐体2に対して交換可能に構成されている。この現像カートリッジ5Bは、現像フレーム50B内に、現像ローラ54と、供給ローラ55と、層厚規制ブレード56とを主に備え、現像剤の一例としてのトナーを収容するトナー収容室58を有する。
プロセスユニット5では、回転駆動する感光体ドラム51の表面が、帯電器52により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム51上に印字データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容室58内のトナーは、供給ローラ55を介して現像ローラ54に供給される。現像ローラ54に供給されたトナーは、現像ローラ54の回転駆動によって、現像ローラ54と層厚規制ブレード56との間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ54上に担持される。
現像ローラ54上に担持されたトナーは、現像ローラ54から感光体ドラム51上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム51上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム51と転写ローラ53との間を用紙Pが搬送されることで感光体ドラム51上のトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置6は、プロセスユニット5の後方に設けられ、加熱ローラ61と、加熱ローラ61との間で用紙Pを挟持する加圧ローラ62とを主に備えている。用紙Pに転写されたトナー像は、加熱ローラ61と加圧ローラ62との間を用紙Pが搬送されることで熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Pは、定着装置6から排出経路23に搬送され、排出経路23から排出ローラ24によって排紙トレイ22上に排出される。
<レーザプリンタ1の印字動作を制御するための構成>
(現像カートリッジの構成)
図2に示すように、現像カートリッジ5Bは、現像フレーム50Bによって、供給ローラ55などが配置される現像室57と、トナーTが収容されるトナー収容室58とに区画されている。現像室57とトナー収容室58とは、連通部59によって連通しており、トナーTは、連通部59を介して現像室57とトナー収容室58との間を相互に行き来できるようになっている。
トナー収容室58には、回転することでトナーTを撹拌・搬送するアジテータ70が配置されている。また、トナー収容室58(現像フレーム50B)の側壁50L,50R(図3参照)には、左右方向において対向する透明な光透過窓60が設けられている。
アジテータ70は、回転支軸71と、回転支軸71から延びるシート取付部72と、シート取付部72の先端に貼着などによって固定された可撓性を有するシート部材73とから主に構成されている。このアジテータ70は、回転支軸71に対して、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから回転駆動力が付与されることで、トナー収容室58内を図2の反時計回り方向に回転する。
これにより、シート部材73の先端がトナー収容室58の底壁などに摺接しながらトナーTを撹拌し、さらに現像室57に向けて搬送する。なお、アジテータ70は、回転駆動力が付与されることで、感光体ドラム51や現像ローラ54などと同時に回転するように構成されている。
(レーザプリンタの構成)
図3に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、発光素子81と、受光素子82と、レーザプリンタ1の印字動作を禁止または許可する制御を実行する制御装置100と、ユーザにメッセージを報知する報知手段9とを備えている。
発光素子81と受光素子82とは、本体筐体2に装着された現像カートリッジ5Bの一対の光透過窓60を挟むようにして対向して配置されている。このような発光素子81および受光素子82としては、公知の光センサを採用することができる。
発光素子81は、一方の光透過窓60を通して現像カートリッジ5B(トナー収容室58)内に光(破線参照)を出射する。現像カートリッジ5B内のトナーTが所定量以下になると、発光素子81から出射された光が、現像カートリッジ5B(トナー収容室58)内を通過し、他方の光透過窓60を通って受光素子82で受光される。光を受光した受光素子82は受光信号を制御装置100に出力する。
なお、現像カートリッジ5B内のトナーTが所定量を超えている場合(トナーTが十分に残っている場合)は、発光素子81から現像カートリッジ5B内に出射された光はトナーTによって遮られることとなる。そのため、受光素子82で光が受光されることはなく、受光素子82から受光信号が出力されることもない。
図4に示すように、制御装置100は、現像剤量判定手段110、動作状況判定手段120、ドット数判定手段130、印字動作制御手段140、ドラムカウンタ121、ドットカウンタ131およびリセット手段150を主に有している。この制御装置100は、記憶手段190や図示しないCPU、入出力回路などを備え、受光素子82から受光信号が入力され、記憶手段190に記憶されたプログラムをCPUで実行することで各部の機能を実現する。CPUで実行された演算の結果や、ドラムカウンタ121およびドットカウンタ131でのカウント値などは、適宜記憶手段190に記憶されて演算に利用される。
現像剤量判定手段110は、現像カートリッジ5B内のトナーTの量が量判定基準値を超えたか否かを判定する。具体的に、本実施形態の現像剤量判定手段110は、受光素子82からの受光信号の入力があるか否かを印字動作制御手段140に出力する。さらに、受光素子82からの受光信号の入力がある場合には、受光素子82が一定時間内に光を受光した時間的割合(一定時間内に入力された受光信号の時間的割合)TRが、量判定基準値の一例としての第1割合閾値Ta1(例えば40%)を超えたか否かを判定する。第1割合閾値Ta1を超えたか否かの情報は、印字動作制御手段140に出力される。
ここで、第1割合閾値Ta1は、予め設定された基準値である。受光素子82が一定時間内に光を受光した時間的割合TRが、第1割合閾値Ta1を超えると、特にトナーTの劣化の進行が早い間欠印字が多い動作状況において画像の質の低下が発生し得る。なお、時間的割合TRが第1割合閾値Ta1を超えても、連続印字が多い動作状況においては、トナーTの劣化の進行が遅いので画像の質の低下はほとんど発生しない。
また、本実施形態の現像剤量判定手段110は、受光素子82が一定時間内に光を受光した時間的割合TRが第1割合閾値Ta1より大きい第2割合閾値Ta2(例えば55%)を超えたか否かを判定可能に構成されている。第2割合閾値Ta2を超えたか否かの情報も、印字動作制御手段140に出力される。
ここで、第2割合閾値Ta2は、予め設定された閾値である。時間的割合TRが第2割合閾値Ta2を超えるような状況は、現像カートリッジ5B内のトナーTがほとんど残っていない状態なので、トナーTの劣化の進行が遅い連続印字が多い動作状況においても画像の質の低下が発生する可能性が高くなる。
ドラムカウンタ121は、現像カートリッジ5Bを交換したときからの感光体ドラム51の回転数をカウントして積算する。感光体ドラム51の回転数の積算値(総回転数NR)は、動作状況判定手段120に出力される。なお、本明細書において「現像カートリッジ5Bを交換したとき」とは、本体筐体2に新品(未使用)の現像カートリッジ5Bを装着したときをいうものとする。
動作状況判定手段120は、現像カートリッジ5Bを交換したときからの連続印字動作の割合が動作判定基準値を超えたか否か(連続動作が多い動作状況であるか否か)を判定(推定)する。具体的に、本実施形態の動作状況判定手段120は、ドラムカウンタ121から入力された感光体ドラム51の総回転数NRが、動作判定基準値の一例としての回転数閾値Tb(例えば20000回転)を超えたか(下回っているか)否か、言い換えると、回転数閾値Tbより小さいか否かを判定する。回転数閾値Tbより小さいか否かの情報は、印字動作制御手段140に出力される。
ここで、回転数閾値Tbは、連続印字が多い動作状況であるか、間欠印字が多い動作状況であるかを推定するための基準値であり、予め設定されている。具体的に、感光体ドラム51の総回転数NRが回転数閾値Tbより小さい場合は、回転数が少ないので連続印字が多い動作状況であると推定することができ、総回転数NRが回転数閾値Tbより大きい場合は、回転数が多いので間欠印字が多い動作状況であると推定することができる。
ドットカウンタ131は、現像カートリッジ5Bを交換したときからの印字したドット数をカウントして積算する。具体的に、ドットカウンタ131は、パーソナルコンピュータ(パソコン)PCなど印字を指示する装置から送信された印字データに含まれる露光装置4のレーザ発光部を明滅させるための情報に基づいてドット数をカウントする。露光装置4のレーザ発光部を明滅させるための情報は、感光体ドラム51上に静電潜像を形成するためのものであり、この静電潜像に基づいてトナー像が形成され、用紙Pに転写(印字)されるので、ドットカウンタ131がカウントしたドット数は、印字したドット数に等しくなる。ドット数の積算値NDは、ドット数判定手段130に出力される。
ドット数判定手段130は、現像カートリッジ5Bを交換したときからの印字したドット数がドット判定基準値を超えたか否かを判定する。具体的に、本実施形態のドット数判定手段130は、ドットカウンタ131から入力されたドット数の積算値NDがドット判定基準値Tcを超えたか否かを判定する。ドット判定基準値Tcを超えたか否かの情報は、印字動作制御手段140に出力される。
ここで、ドット判定基準値Tcは、現像カートリッジ5Bに収容されたトナーTの初期容量などに応じて予め設定された印字可能枚数を超えたか否かを判定するための基準値である。さらに述べると、ドット数の積算値NDがドット判定基準値Tcより小さい場合は、印字可能枚数に達していないのでトナーの劣化が進行しきっていないと推定することができ、ドット数の積算値NDがドット判定基準値Tcより大きい場合は、印字可能枚数を超えたので、トナーの劣化がある程度まで進行したと推定することができる。
また、本実施形態のドット数判定手段130は、現像カートリッジ5Bを交換したときからの印字したドット数(ドット数の積算値ND)が、ドット判定基準値Tcより大きい最大ドット閾値TcMAXを超えたか否かを判定可能に構成されている。最大ドット閾値TcMAXを超えたか否かの情報は、印字動作制御手段140に出力される。
ここで、最大ドット閾値TcMAXは、予め設定された閾値である。ドット数の積算値NDが最大ドット閾値TcMAXを超えるような状況は、現像カートリッジ5B内のトナーTがほとんど残っていないと推定されるにも拘わらず、印字動作がなされている状況なので画像の質の低下が発生する可能性が高くなる。
以上説明した現像剤量判定手段110、動作状況判定手段120およびドット数判定手段130での判定動作は、それぞれ独立して個別に実行される。そして、動作状況判定手段120およびドット数判定手段130での判定結果は、適宜個別に印字動作制御手段140に出力される。
印字動作制御手段140は、現像剤量判定手段110、動作状況判定手段120およびドット数判定手段130から入力された情報に基づいてレーザプリンタ1の印字動作を禁止または許可する。具体的に、印字動作制御手段140は、現像剤量判定手段110、動作状況判定手段120およびドット数判定手段130から入力された情報(判定結果)の組み合わせによって、レーザプリンタ1の印字動作を禁止し、または、レーザプリンタ1の印字動作を許可する。印字動作の制御の詳細については後述する。
印字動作を禁止する場合、印字動作制御手段140は、報知手段9に現像カートリッジ5Bが交換時期である旨のメッセージを報知させる。
ここで、「印字動作を禁止する」とは、パソコンPCなどから印字データを受信しても印字動作を開始しないように制御することであり、「印字動作を許可する」とは、パソコンPCなどから印字データを受信したときに印字動作を実行するように制御することである。
リセット手段150は、ユーザが現像カートリッジ5Bを交換したとき(現像カートリッジ5Bの新品状態を検知したとき)に、ドラムカウンタ121のカウント値(感光体ドラム51の総回転数NR)とドットカウンタ131のカウント値(ドット数の積算値ND)をリセットする。
なお、現像カートリッジ5Bの新品検知は、リセット手段150に入力される、例えば、現像カートリッジ5Bに設けられたICチップなどからの情報や、現像カートリッジ5Bに設けられた検知部材がレーザプリンタ1の検知用アクチュエータを押圧して揺動させる構成においてこの揺動を検知したセンサからの出力などに基づいて判定することができる。このような新品検知の構成は公知なので詳細な説明を省略する。
報知手段9は、レーザプリンタ1を使用するユーザに対してメッセージを報知するものである。本実施形態では、報知手段9は、制御装置100により印字動作が禁止された場合、現像カートリッジ5Bが交換時期である旨のメッセージをユーザに対して報知する。このような報知手段9としては、例えば、文字や絵などでメッセージを報知する液晶ディスプレイや、音でメッセージを報知するスピーカ、光の点滅でメッセージを報知するランプなどを採用することができる。また、報知手段9は、液晶ディスプレイ、スピーカ、ランプなどを2つ以上組み合わせて構成してもよい。
<レーザプリンタ1の印字動作の制御と作用効果>
次に、制御装置100によるレーザプリンタ1の印字動作の制御とレーザプリンタ1の作用効果について説明する。
前記したように、制御装置100の各判定手段(現像剤量判定手段110、動作状況判定手段120およびドット数判定手段130)での判定動作は、それぞれ独立して個別に実行され、判定結果は個別に印字動作制御手段140に出力される。そして、印字動作制御手段140は、入力された各判定結果の組み合わせによってレーザプリンタ1の印字動作を禁止または許可する制御を実行する。以下、図5に示すテーブルを用いて印字動作の制御について説明する。
なお、図5において、「信号なし」は、印字動作制御手段140に対して、現像剤量判定手段110から受光信号の入力がないと出力された状態を意味する。また、「信号あり」は、印字動作制御手段140に対して、現像剤量判定手段110から、受光信号の入力はあるが、受光素子82が一定時間内に光を受光した時間的割合TRが第1割合閾値Ta1(および第2割合閾値Ta2)を超えていない旨(TR≦Ta1)の情報が出力された状態を意味する。さらに、「○」は、印字動作制御手段140が印字動作を許可することを意味し、「×」は、印字動作制御手段140が印字動作を禁止することを意味する。
判定No.8に示すように、動作状況判定手段120が回転数閾値Tbより小さい(NR<Tb)と判定し、現像剤量判定手段110が第1割合閾値Ta1を超えた(TR>Ta1)と判定し、さらに、ドット数判定手段130がドット判定基準値Tcを超えた(ND>Tc)と判定している場合は、印字動作制御手段140は印字動作を禁止する。
また、判定No.7に示すように、動作状況判定手段120が回転数閾値Tbより小さい(NR<Tb)と判定し、現像剤量判定手段110が第1割合閾値Ta1を超えた(TR>Ta1)と判定し、さらに、ドット数判定手段130がドット判定基準値Tcを超えない(ND≦Tc)と判定している場合は、印字動作制御手段140は印字動作を許可する。
感光体ドラム51の総回転数NRが回転数閾値Tbより小さく、かつ、時間的割合TRが第1割合閾値Ta1を超えた場合は、現像カートリッジ5B内のトナーTがある程度消費されたにも拘わらず、感光体ドラム51はそれほど回転していないということなので、レーザプリンタ1は連続印字が多い動作状況であったと判定することができる。
このような動作状況において、ドット数の積算値NDがドット判定基準値Tcを超えない場合は、印字可能枚数に達していないのでトナーの劣化が進行していないと推定でき、印字動作を許可することでトナーTを有効に利用することができる。また、ドット数の積算値NDがドット判定基準値Tcを超えた場合は、印字可能枚数を超えるのでトナーTの劣化が進行したと推定でき、印字動作を禁止することで画像の質の低下を防ぐことができる。これにより、動作状況に応じて適切な劣化状態までトナーTを使用することが可能となる。
判定No.13〜18に示すように、動作状況判定手段120が回転数閾値Tb以上(NR≧Tb)と判定し、かつ、現像剤量判定手段110が第1割合閾値Ta1を超えない(信号なしとTR≦Ta1)と判定した場合は、印字動作制御手段140は、ドット数判定手段130の判定結果によらずに印字動作を許可する。
また、判定No.19〜21に示すように、動作状況判定手段120が回転数閾値Tb以上(NR≧Tb)と判定し、かつ、現像剤量判定手段110が第1割合閾値Ta1を超えた(TR>Ta1)と判定した場合は、印字動作制御手段140は、ドット数判定手段130の判定結果によらずに印字動作を禁止する。
感光体ドラム51の総回転数NRが回転数閾値Tb以上で、かつ、時間的割合TRが第1割合閾値Ta1を超えた場合は、現像カートリッジ5B内のトナーTが消費され、さらに、感光体ドラム51の回転数が多いということなので、レーザプリンタ1は間欠印字が多い動作状況であったと判定することができる。
このような動作状況において、時間的割合TRが第1割合閾値Ta1を超えても印字動作を許可すると画像の質が低下するおそれが高くなるので、ドット数判定手段130の判定結果によらずに印字動作を禁止することで、画像の質の低下の発生を確実に抑制することができる。
判定No.10〜12,22〜24に示すように、現像剤量判定手段110が第2割合閾値Ta2を超えた(TR>Ta2)と判定した場合は、印字動作制御手段140は、動作状況判定手段120およびドット数判定手段130の判定結果によらずに印字動作を禁止する。
時間的割合TRが第2割合閾値Ta2を超える状況は、トナーTがほとんど残っていない状態なので、この場合に印字動作を許可すると画像の質が低下するおそれがより高くなる。したがって、時間的割合TRが第2割合閾値Ta2を超えたと判定した場合に、レーザプリンタ1の動作状況によらずに印字動作を禁止することで、画像の質の低下の発生を確実に抑制することができる。
判定No.6,9に示すように、動作状況判定手段120が回転数閾値Tbより小さい(NR<Tb)と判定し、受光素子82の出力(受光信号)があり(信号ありとTR>Ta1)、さらに、ドット数判定手段130が最大ドット閾値TcMAXを超えた(ND>TcMAX)と判定している場合は、印字動作制御手段140は印字動作を禁止する。
ドット数の積算値NDが最大ドット閾値TcMAXを超えるような状況は、印字可能枚数を超えているにも拘わらず印字動作が実行されている状況であり、現像カートリッジ5B内にトナーTがほとんど残っていない可能性がある。このような状況で、印字動作が実行されるということは、何らかの原因により、現像剤量判定手段110に対して受光素子82から正常な受光信号が出力されていない可能性がある。
トナーTがほとんど残っていない状態で印字動作が実行されると画像の質が低下するおそれがより高くなる。そこで、ドット数の積算値NDが最大ドット閾値TcMAXを超えたと判定した場合に、印字動作を禁止することで、仮に正常な受光信号が出力されていないような状況においても画像の質の低下の発生を確実に抑制することができる。
判定No.1〜5に示す条件では、現像剤量判定手段110の判定結果(信号なしとTR≦Ta1)から現像カートリッジ5B内にトナーTが十分に残っていると判定できるので、印字動作制御手段140は印字動作を許可する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、現像剤量判定手段110は、受光素子82が一定時間内に光を受光した時間的割合TRを用いて判定を実行する構成であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、現像剤量判定手段110は、受光素子82の出力値(受光信号)の強度を用いて判定を実行するように構成されていてもよい。この場合、量判定基準値も受光信号の強度と比較できる値とする。
具体的には、例えば、現像剤量判定手段110は、入力された受光信号の強度LIが、量判定基準値の別の例としての第1強度閾値Ta3、および、第1強度閾値Ta3より大きい第2強度閾値Ta4を超えたか否かを判定可能に構成されていてもよい。このような構成において、例えば、現像剤量判定手段110が第2強度閾値Ta4を超えた(LI>Ta4)と判定した場合は、レーザプリンタ1の印字動作を禁止する。
なお、受光素子が一定時間内に光を受光した時間的割合と、受光信号の強度を組み合わせて判定を実行するように構成してもよい。例えば、現像剤量判定手段は、受光素子の出力値が強度の閾値を超えた時間の割合が、量判定基準値(時間的割合の閾値)を超えたか否か判定するように構成されていてもよい。
前記実施形態では、現像カートリッジ5B内のトナーTの量を検出する構成として、光学式の検出手段(発光素子81および受光素子82)を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、装着されたカートリッジの質量を検出する手段を装置本体内に設け、カートリッジの質量の変化からカートリッジ内の現像剤の量を検出する構成を採用してもよい。
また、1ドットあたりの現像剤の消費量と、カートリッジを交換したときからの印字したドット数とから現像剤の消費量を算出して現像剤の量(残量)を検出することもできるので、前記実施形態のドットカウンタ131のカウント値を利用してカートリッジ内の現像剤の量を検出する構成を採用してもよい。
前記実施形態では、動作状況判定手段120は、感光体ドラム51の総回転数NRが回転数閾値Tbを超えたか否かを判定することで、連続印字動作の割合を判定する構成であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、現像ローラ54の総回転数NR’が回転数閾値Tb’を超えたか否かを判定することで、連続印字動作の割合を判定する構成としてもよい。
前記実施形態では、動作状況判定手段120は、感光体ドラム51(または現像ローラ54)の総回転数から連続印字動作の割合を判定する構成であったが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、図6に示すように、レーザプリンタ1内に、印字された用紙Pの通過を検知する通過検知センサ7を備え、動作状況判定手段220が通過検知センサ7の出力に基づいて連続印字動作の割合を判定する構成としてもよい。
具体的に、動作状況判定手段220は、通過検知センサ7の出力から現像カートリッジ5Bの交換後に通過検知センサ7を通過した用紙Pの枚数をカウントして総枚数PA1を算出する。また、動作状況判定手段220は、通過検知センサ7が前の用紙Pの通過を検知してから所定時間内に後の用紙Pの通過を検知した場合に連続印字動作が実行されたと判定し、連続印字動作による印字と判定した用紙Pの枚数をカウントして積算枚数PS1を算出する。
さらに、動作状況判定手段220は、総枚数PA1に対する積算枚数PS1の割合(PS1/PA1)が、動作判定基準値の他の例としての通過枚数閾値Tb1を超えたか否かを判定し、判定結果を印字動作制御手段140に出力する。ここで、PS1/PA1が通過枚数閾値Tb1を超えた場合、連続印字が多い動作状況であると判定することができ、PS1/PA1が通過枚数閾値Tb1を超えない場合、間欠印字が多い動作状況であると判定することができる。
なお、図6に示すリセット手段250は、ユーザが現像カートリッジ5Bを交換したときに、動作状況判定手段220のカウント値(総枚数PA1および積算枚数PS1)とドットカウンタ131のカウント値(ドット数の積算値ND)をリセットするように構成されている。
通過検知センサ7としては、排出ローラ24付近に設けられて用紙Pの排出を検知する公知の排出検知センサや、排出経路23に設けられて用紙詰まりを検知する公知のジャム検知センサなどを利用することができる。
また、別の例として、図7に示すように、動作状況判定手段320は、パソコンPCなど印字を指示する装置から送信された印字データに基づいて連続印字動作の割合を判定する構成としてもよい。
具体的に、動作状況判定手段320は、現像カートリッジ5Bの交換後において、入力された印字データから得られる総印字枚数PA2に対する、連続印字を指示する印字データから得られる印字枚数の積算値PS2の割合(PS2/PA2)が、動作判定基準値の別の例としての印字枚数閾値Tb2を超えたか否かを判定し、判定結果を印字動作制御手段140に出力する。ここで、PS2/PA2が印字枚数閾値Tb2を超えた場合、連続印字が多い動作状況であると判定することができ、PS2/PA2が印字枚数閾値Tb2を超えない場合、間欠印字が多い動作状況であると判定することができる。
なお、図7に示すリセット手段350は、ユーザが現像カートリッジ5Bを交換したときに、動作状況判定手段320のカウント値(総印字枚数PA2および印字枚数の積算値PS2)とドットカウンタ131のカウント値(ドット数の積算値ND)をリセットするように構成されている。
前記実施形態では、現像カートリッジ5B(カートリッジ)がプロセスユニット5の一部として本体筐体2に対して交換可能に構成された例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、現像カートリッジ5Bが本体筐体2(本体筐体2に固定された感光体ユニット5A)に対して直接交換可能に構成されていてもよい。
前記実施形態では、カートリッジとして現像カートリッジ5Bを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、トナーカートリッジを採用してもよいし、前記実施形態の感光体ユニット5Aと現像カートリッジ5Bとが一体(着脱不能)に構成されたプロセスカートリッジを採用してもよい。
前記実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、LEDによって露光を行うLEDプリンタであってもよいし、プリンタ以外の複写機や複合機などであってもよい。また、カラー画像を形成するプリンタや複写機、複合機などであってもよい。
1 レーザプリンタ
2 本体筐体
5B 現像カートリッジ
51 感光体ドラム
54 現像ローラ
58 トナー収容室
81 発光素子
82 受光素子
100 制御装置
110 現像剤量判定手段
120 動作状況判定手段
121 ドラムカウンタ
130 ドット数判定手段
131 ドットカウンタ
140 印字動作制御手段
ND ドット数の積算値
NR 総回転数
P 用紙
T トナー
Ta1 第1割合閾値
Ta2 第2割合閾値
Tb 回転数閾値
Tc ドット判定基準値
TcMAX 最大ドット閾値
TR 時間的割合

Claims (8)

  1. 現像剤を収容し、装置本体に対して交換可能に構成されたカートリッジと、
    印字動作を禁止または許可する制御を実行する制御装置とを備えた画像形成装置であって、
    前記制御装置は、
    前記カートリッジを交換したときからの連続印字動作の割合が動作判定基準値を超えたか否かを判定する動作状況判定手段と、
    前記カートリッジ内の現像剤の量が量判定基準値を超えたか否かを判定する現像剤量判定手段と、
    前記カートリッジを交換したときからの印字したドット数がドット判定基準値を超えたか否かを判定するドット数判定手段とを有し、
    前記動作状況判定手段が動作判定基準値を超えたと判定し、かつ、前記現像剤量判定手段が量判定基準値を超えたと判定したとき、
    さらに、前記ドット数判定手段が、ドット判定基準値を超えたと判定している場合は印字動作を禁止し、ドット判定基準値を超えないと判定している場合は印字動作を許可することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記動作状況判定手段が動作判定基準値を超えないと判定し、かつ、前記現像剤量判定手段が量判定基準値を超えないと判定した場合は、印字動作を許可し、
    前記動作状況判定手段が動作判定基準値を超えないと判定し、かつ、前記現像剤量判定手段が量判定基準値を超えたと判定した場合は、印字動作を禁止することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記カートリッジ内に光を出射する発光素子と、
    前記発光素子から出射されて前記カートリッジ内を通過した光を受光可能な受光素子とを備え、
    前記現像剤量判定手段は、前記受光素子が一定時間内に光を受光した時間的割合が、量判定基準値としての第1割合閾値、および、第1割合閾値より大きい第2割合閾値を超えたか否かを判定可能に構成されており、
    前記現像剤量判定手段が第2割合閾値を超えたと判定した場合は、印字動作を禁止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記カートリッジ内に光を出射する発光素子と、
    前記発光素子から出射されて前記カートリッジ内を通過した光を受光可能な受光素子とを備え、
    前記現像剤量判定手段は、前記受光素子の出力値が、量判定基準値としての第1強度閾値、および、第1強度閾値より大きい第2強度閾値を超えたか否かを判定可能に構成されており、
    前記現像剤量判定手段が第2強度閾値を超えたと判定した場合は、印字動作を禁止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記ドット数判定手段は、前記カートリッジを交換したときからの印字したドット数が、ドット判定基準値より大きい最大ドット閾値を超えたか否かを判定可能に構成されており、
    前記制御装置は、前記動作状況判定手段が動作判定基準値を超えたと判定し、かつ、前記受光素子の出力があるときに、さらに、前記ドット数判定手段が最大ドット閾値を超えたと判定している場合は印字動作を禁止することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 回転駆動する感光体ドラムおよび現像ローラの少なくとも一方を備え、
    前記動作状況判定手段は、前記カートリッジを交換したときからの前記感光体ドラムまたは前記現像ローラの総回転数が、動作判定基準値としての回転数閾値より小さいか否かにより連続印字動作の割合を判定することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 印字された記録シートの通過を検知する通過検知センサを備え、
    前記動作状況判定手段は、
    前記通過検知センサの出力に基づいて、前の記録シートの通過を検知してから所定時間内に後のシートを検知した場合に連続印字動作が実行されたと判定するように構成されており、
    前記カートリッジの交換後に前記通過検知センサを通過した記録シートの総枚数に対する、連続印字動作による印字と判定された記録シートの積算枚数の割合が、動作判定基準値としての通過枚数閾値を超えたか否かにより連続印字動作の割合を判定することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記動作状況判定手段は、前記カートリッジの交換後に入力された印字データから得られる総印字枚数に対する、連続印字を指示する印字データから得られる印字枚数の積算値の割合が、動作判定基準値としての印字枚数閾値を超えたか否かにより連続印字動作の割合を判定することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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