JP2010281498A - コージェネレーション装置 - Google Patents

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玄道 加藤
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Abstract

【課題】コージェネレーション装置のリモコンに関し、発電情報等を取得するにあたり利便性を損なわずに、消費電力を低減する。
【解決手段】リモコン手段3は、周辺の音を検出するマイク6と、少なくとも発電手段1の発電情報を視覚的に情報伝達するための表示手段4と、必要に応じて利用者が操作する操作手段7と、操作手段7の操作やマイク6からの音声により表示手段4の表示とバックライトの点灯と消灯と発電手段1および給湯手段2の制御および情報入手を行う表示点灯制御手段5とを備える。表示点灯制御手段5は、マイク6が所定の音を検出しているか否かを判断し、マイク6が所定の音を検出している時は表示手段4を点灯状態にして利用者に知らせたい情報を表示し、マイク6が所定の音を検出しなくなってから所定時間(数分)経過すると表示手段4を消灯するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力と熱エネルギーを発生するコージェネレーション装置に関し、特にリモコンの表示制御に関する。
従来のこの種リモコンは、機器本体の制御器と信号伝送路を兼ねた電源供給路によって接続されているが、機器本体の運転中、待機中の動作状態に関係なく常時動作し続け、動作に応じたて常に電力を消費し、待機電力低減の妨げになるという課題を有していた。
そこで機器本体を運転したい場合、リモコンのスイッチを操作し、電源供給すると同時にリモコンの表示動作が始まり、機器本体を停止し、待機状態にする場合、運転切り状態から所定時間経過後、リモコンの表示手段への電源供給を停止することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−105500号公報
しかしながら特許文献1に開示された技術は、給湯機能のみを有するガス給湯器等には有効であるが、給湯機能と発電機能を同時に合わせ持つコージェネレーション装置には有効性を欠く可能性がある。
例えばガス給湯器の場合、風呂に入るなど湯を扱うとき以外は使用者が意図的に運転スイッチをオフすることが期待できるが、コージェネレーション装置は電気を使用している限り発電状態を維持するため、湯を使わないときも発電情報を取得するために運転スイッチがオフされない可能性がある。
本発明は、このような従来技術の課題を解決するためになされたもので、発電情報等を取得するにあたり利便性を損なわずに、リモコンの消費電力を低減できるコージェネレーション装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明のコージェネレーション装置は、燃料から電気エネルギーを得る発電手段と、前記発電手段が発電時に発する排熱を高温水として貯湯し給湯利用するための給湯手段と、前記発電手段および給湯手段それぞれの運転状態を設定または表示するリモコン手段とを備え、前記リモコン手段は、周辺の音を検出する集音手段と、少なくとも前記発電手段の発電情報を視覚的に情報伝達するための表示手段と、前記集音手段が所定の音を検出している時は前記表示手段を点灯状態にし前記集音手段が所定の音を検出しなくなってから所定時間経過すると前記表示手段を消灯する表示点灯制御手段とを有するのである。
上記構成により、人が日常生活の中で発する音を所定の音として予め設定しておき、リモコン手段に設けられたマイク等の集音手段が所定の音を検出している時は、リモコン手段の近くに人がいると判断して、リモコン手段の表示手段を点灯状態にし、集音手段が所定の音を検出しなくなってから所定時間経過すると、リモコン手段の近くに人がいなくなったと判断して、リモコン手段の表示手段を消灯する。したがって、人が意図してリモコン手段の表示手段を消灯せずともリモコン手段の表示手段が自動的に消灯するので、発電情報等を取得するにあたり利便性を損なわずに、リモコンの消費電力の低減を図ることができる。
本発明のコージェネレーション装置は、人が日常生活の中で発する音を所定の音として予め設定しておき、リモコン手段に設けられたマイク等の集音手段が所定の音を検出している時は、リモコン手段の近くに人がいると判断して、リモコン手段の表示手段を点灯状態にし、集音手段が所定の音を検出しなくなってから所定時間経過すると、リモコン手段の近くに人がいなくなったと判断して、リモコン手段の表示手段を消灯する。したがって、人が意図してリモコン手段の表示手段を消灯せずともリモコン手段の表示手段が自動的に消灯するので、発電情報等を取得するにあたり利便性を損なわずに、リモコンの消費電力の低減を図ることができる。
本発明の実施の形態1におけるコージェネレーション装置のブロック図 本発明の実施の形態2におけるコージェネレーション装置のブロック図 本発明の実施の形態3におけるコージェネレーション装置のブロック図 本発明の実施の形態4におけるコージェネレーション装置のブロック図 本発明の実施の形態5におけるコージェネレーション装置のブロック図
第1の発明は、燃料から電気エネルギーを得る発電手段と、前記発電手段が発電時に発する排熱を高温水として貯湯し給湯利用するための給湯手段と、前記発電手段および給湯手段それぞれの運転状態を設定または表示するリモコン手段とを備え、前記リモコン手段は、周辺の音を検出する集音手段と、少なくとも前記発電手段の発電情報を視覚的に情報伝達するための表示手段と、前記集音手段が所定の音を検出している時は前記表示手段を点灯状態にし前記集音手段が所定の音を検出しなくなってから所定時間経過すると前記表示手段を消灯する表示点灯制御手段とを有するコージェネレーション装置である。
ところで、コージェネレーション装置のリモコン手段は、排熱回収した湯を給湯利用する必要から、給湯器用リモコンと同様に、台所と風呂の両方に設置され、インターホン機能を有する場合が多い。
また、コージェネレーション装置のリモコン手段は、給湯器専用のリモコンと異なり、発電情報の表示機能を有するため、湯を使わないときも発電中は常時情報を表示することに意味がある。
そこで、本発明では、もともとリモコン手段がインターホン機能を実現するために有するマイク等の集音手段を利用して、人が日常生活の中で発する音を検出しているうちは、リモコン手段の近くに人がいると判断し、人が日常生活の中で発する音を検出しなくなってから所定時間経過すれば、リモコン手段の近くに人がいなくなったと判断するようにしたのである。
本発明では、上記構成により、人が日常生活の中で発する音を所定の音として予め設定しておき、リモコン手段に設けられたマイク等の集音手段が所定の音を検出している時は、リモコン手段の近くに人がいると判断して、リモコン手段の表示手段を点灯状態にし、集音手段が所定の音を検出しなくなってから所定時間経過すると、リモコン手段の近くに人がいなくなったと判断して、リモコン手段の表示手段を消灯する。
したがって、人が意図してリモコン手段の表示手段を消灯せずとも、リモコン手段がインターホン機能を実現するために備えている集音手段を活用して、リモコン手段の近くに人がいるかいないかを判定し、リモコン手段の表示手段の点灯と消灯を自動的に制御するので、簡単な構成で安価に、リモコン手段の表示手段の消費電力の低減を図ることができる。また、人が意図してリモコン手段の表示手段を点灯せずとも、リモコン手段の近くにいれば、表示手段が点灯しており、発電手段の発電情報等を表示しているので、発電情報を取得するにあたり利便性を損なうことがない。
第2の発明は、第1の発明に加えて、前記集音手段を通じて集音し録音した暗騒音を設定する暗騒音設定手段を備え、前記表示点灯制御手段は、前記暗騒音設定手段により暗騒音が設定されている場合は、前記集音手段で検出する音から予め前記暗騒音設定手段により設定された暗騒音を除くものである。
集音手段の検出する音は、リモコン手段の設置環境により異なるので、リモコン手段の設置環境に特有の暗騒音を予め記憶させておき、集音手段で検出する音から予め記憶(設定)された暗騒音を除くようにしたので、人の発する音とそれ以外の音を高精度に判別することが可能となり、設置環境の差による誤動作(リモコン手段の近くに人がいないのに暗騒音に反応して表示手段を点灯させること)を防ぐことができ、リモコン手段の近くに人がいるかいないかの判定の精度を向上させて、より高い消費電力の低減効果を得ることが出来る。
ここで、暗騒音とは、特定の音を対象とする場合に、対象とする音がないときの場所における騒音、または、対象の音以外でその場合に存在する騒音を、対象の音に対して、暗騒音という。
第3の発明は、第1または第2の発明に加えて、前記所定の音の最低音量を予め設定する音量設定手段を備え、前記表示点灯制御手段は、前記集音手段が検出している音が前記所定の音であって前記音量設定手段により設定された最低音量以上である場合に前記表示手段を点灯状態にするものである。
集音手段の検出する音量がリモコンの設置環境により大きく異なるが、暗騒音と同様に音量のばらつきそのものも大きく異なる。例えば閑静な住宅地と市街地では、周囲の交通量に比例して瞬間的な音量の変化(車両の排気音など)も大きくなる。また人の発する音も家族の多さや年齢層によって異なるため、人の発する音とそれ以外の音を判別するのに用いる音量の閾値を任意に設定することで、たとえば、閑静な住宅地等では敏感に設定してより高い消費電力低減効果を得え、また市街地等の騒音が不確定に発生しやすい環境では鈍感に設定して誤動作を防ぐといった設置環境に応じた設定が可能となり、リモコン手段の近くに人がいるかいないかの判定水準を個別に設定を可能にして判定精度を向上させることにより、発電情報を取得するにあたり利便性を損なわずに、更に高い消費電力の低減効果を得ることが出来る。また、リモコン手段の表示手段から視覚的な情報を得るためには、リモコン手段から所定の距離以内にいる必要があるため、最低音量を適切に設定することにより、リモコン手段の表示手段から視覚的な情報を得ることが困難なところにいる人の音で表示手段が点灯することを抑制して、発電情報を取得するにあたり利便性を損なわずに、更に高い消費電力の低減効果を得ることが出来る。
第4の発明は、第1から第3の発明に加えて、前記所定の音とする音の周波数帯域を設定する周波数設定手段を備え、前記表示点灯制御手段は、前記周波数設定手段により前記所定の音とする音の周波数帯域が設定されている場合は、前記集音手段で検出する音の周波数と前記周波数設定手段により設定された周波数帯域とを比較し、前記集音手段が検出している音の周波数が前記周波数設定手段で設定された周波数帯域に入っている場合に前記表示手段を点灯状態にするものである。
暗騒音や音量のばらつきと同様に部屋の広さや間取りも大きく異なる。一般に低い周波数帯域の音ほど遠くまで届きやすいため、例えば、広い部屋に設置されたときは高音域から低音域にかけて有効とし、狭い部屋(若しくは入組んだ場所)に設置されたときは高音域を中心とした特性を設定すると、判定精度を向上させることができる。また、リモコンから視覚的な情報を得るためには所定の距離以内にいる必要があるため、大きな音であっても周波数が低ければ使用者の発した音以外であると判断することができる。これにより、リモコン手段の近くに人がいるかいないかを高精度に判別することができ、より高い消費電力低減効果を得ることが可能となる。
第5の発明は、第1から第4の発明に加えて、前記リモコン手段を複数それぞれ異なる場所に備え、前記リモコン手段に所定の操作をすることにより、複数の前記リモコン手段間で音声通話が可能となるように構成したものである。
コージェネレーション装置のリモコン手段は、排熱回収した湯を給湯利用する必要から、給湯器用リモコンと同様に、台所と風呂の両方に設置され、インターホン機能を有する場合が多いので、インターホン機能のための構成を、リモコン手段の近くに人がいるかいないかの判別にも利用して、リモコン手段の近くに人がいるかいないかの判別機能を備えることによるコスト上昇を抑えることができる。また、リモコン手段を複数それぞれ異なる場所に備えることにより、発電情報などの利用者に知らせたい情報を、容易に利用者に知らせることができる。
以下、本発明のコージェネレーション装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって、本発明が限定されるものではない。また、先に説明した実施の形態と同一構成については、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるコージェネレーション装置について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるコージェネレーション装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態のコージェネレーション装置は、都市ガスまたはプロパンガスなどの燃料ガスから得た水素を空気中の酸素から電気エネルギーを得る燃料電池を備えた発電手段1と、発電手段1が発電時に発する排熱を高温水として貯湯タンクに貯湯し給湯利用するための給湯手段2と、発電手段1および給湯手段2それぞれの運転状態を設定または表示するリモコン手段3とを備える。
発電手段1と給湯手段2は屋外に設置され、リモコン手段3は給湯手段2のお湯を利用する台所または浴室に設置されている。
リモコン手段3は、周辺の音を検出する集音手段としてのマイク6と、少なくとも発電手段1の発電情報を視覚的に情報伝達するための表示手段4と、必要に応じて利用者が操作する操作手段7と、表示手段4と操作手段7とマイク6に接続され、操作手段7の操作やマイク6からの音声により表示手段4の表示とバックライトの点灯と消灯と発電手段1および給湯手段2の制御および情報入手を行う表示点灯制御手段5とを備える。
また、表示点灯制御手段5は、マイク6が所定の音を検出しているか否かを判断し、マイク6が所定の音を検出している時は表示手段4を点灯状態にして利用者に知らせたい情報を表示し、マイク6が所定の音を検出しなくなってから所定時間(数分)経過すると表示手段4を消灯するように構成されている。
ところで、コージェネレーション装置のリモコン手段3は、排熱回収した湯を給湯利用する必要から、給湯器用リモコンと同様に、台所と風呂の両方に設置され、インターホン機能を有する場合が多い。
また、コージェネレーション装置のリモコン手段3は、給湯器専用のリモコンと異なり、発電情報の表示機能を有するため、湯を使わないときも発電中は常時情報を表示することに意味がある。
そこで、もともとリモコン手段3がインターホン機能を実現するために有するマイク6等の集音手段を利用して、人が日常生活の中で発する音(人の活動により発生する音)を検出しているうちは、リモコン手段3の近くに人がいると判断し、人が日常生活の中で発する音(人の活動により発生する音)を検出しなくなってから所定時間(数分)経過すれば、リモコン手段3の近くに人がいなくなったと判断するようにしたのである。
本実施の形態では、上記構成により、人が日常生活の中で発する音を所定の音として予め設定しておき、リモコン手段3に設けられたマイク6が所定の音を検出している時は、リモコン手段3の近くに人がいると判断して、リモコン手段3の表示手段4を点灯状態にし、マイク6が所定の音を検出しなくなってから所定時間(数分)経過すると、リモコン手段3の近くに人がいなくなったと判断して、リモコン手段3の表示手段4を消灯する。
したがって、人が意図してリモコン手段3の表示手段4を消灯せずとも、リモコン手段3がインターホン機能を実現するために備えているマイク6を活用して、リモコン手段3の近くに人がいるかいないかを判定し、リモコン手段3の表示手段4の点灯と消灯を自動的に制御するので、簡単な構成で安価に、リモコン手段3の表示手段4の消費電力の低減を図ることができる。また、人が意図してリモコン手段3の表示手段4を点灯せずとも、リモコン手段3の近くにいれば、表示手段4が点灯しており、発電手段の発電情報等を表示しているので、発電情報を取得するにあたり利便性を損なうことがない。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2におけるコージェネレーション装置について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施の形態2におけるコージェネレーション装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、本実施の形態のコージェネレーション装置は、図1に示す実施の形態1のコージェネレーション装置の構成に加えて、マイク6を通じて集音し録音した暗騒音を設定する暗騒音設定手段8を、リモコン手段3に備えたものであり、その他の構成は、実施の形態1と同様である。
操作手段7で所定のタイマー設定操作をして、リモコン手段3から遠くに離れ、タイマーで設定したリモコン手段3の近くに人がいない時間にマイク6を通じて集音し録音した暗騒音を暗騒音設定手段8に設定する。
本実施の形態の表示点灯制御手段5は、暗騒音設定手段8により暗騒音が設定されている場合は、マイク6で検出する音から予め暗騒音設定手段により設定された暗騒音を除いてから、マイク6が所定の音を検出しているか否かを判断し、マイク6が所定の音を検出している時は表示手段4を点灯状態にして利用者に知らせたい情報を表示し、マイク6が所定の音を検出しなくなってから所定時間(数分)経過すると表示手段4を消灯するように構成されている。
マイク6の検出する音は、リモコン手段3の設置環境により異なるので、リモコン手段3の設置環境に特有の暗騒音を予め記憶させておき、マイク6で検出する音から予め記憶(設定)された暗騒音を除くようにしたので、人の発する音とそれ以外の音を高精度に判別することが可能となり、リモコン手段3の設置環境の差による誤動作(リモコン手段3の近くに人がいないのに暗騒音に反応して表示手段4を点灯させること)を防ぐことができ、リモコン手段3の近くに人がいるかいないかの判定の精度を向上させて、より高い消費電力の低減効果を得ることが出来る。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3におけるコージェネレーション装置について、図3を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態3におけるコージェネレーション装置の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施の形態のコージェネレーション装置は、図2に示す実施の形態2のコージェネレーション装置の構成に加えて、所定の音の最低音量を予め設定する音量設定手段9を、リモコン手段3に備えたものであり、その他の構成は、実施の形態2と同様である。
本実施の形態の表示点灯制御手段5は、マイク6が検出している音が所定の音であって音量設定手段9により設定された最低音量以上である場合に表示手段4を点灯状態にするものである。
マイク6の検出する音量はリモコン手段3の設置環境により大きく異なるが、暗騒音と同様に音量のばらつきそのものも大きく異なる。例えば閑静な住宅地と市街地では、周囲の交通量に比例して瞬間的な音量の変化(車両の排気音など)も大きくなる。また人の発する音も家族の多さや年齢層によって異なるため、人の発する音とそれ以外の音を判別するのに用いる音量の閾値を任意に設定することで、たとえば、閑静な住宅地等では敏感に設定してより高い消費電力低減効果を得え、また市街地等の騒音が不確定に発生しやすい環境では鈍感に設定して誤動作を防ぐといった設置環境に応じた設定が可能となる。
このように、リモコン手段3の近くに人がいるかいないかの判定水準を個別に設定を可能にして判定精度を向上させることにより、発電情報を取得するにあたり利便性を損なわずに、更に高い消費電力の低減効果を得ることが出来る。
また、リモコン手段3の表示手段4から視覚的な情報を得るためには、リモコン手段3から所定の距離以内にいる必要があるため、最低音量を適切に設定することにより、リモコン手段3の表示手段4から視覚的な情報を得ることが困難なところにいる人の音で表示手段4が点灯することを抑制して、発電情報を取得するにあたり利便性を損なわずに、更に高い消費電力の低減効果を得ることが出来る。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4におけるコージェネレーション装置について、図4を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態4におけるコージェネレーション装置の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施の形態のコージェネレーション装置は、図3に示す実施の形態3のコージェネレーション装置の構成に加えて、所定の音とする音の周波数帯域を設定する周波数設定手段10を、リモコン手段3に備えたものであり、その他の構成は、実施の形態3と同様である。
本実施の形態の表示点灯制御手段5は、周波数設定手段10により所定の音とする音の周波数帯域が設定されている場合は、マイク6で検出する音の周波数と周波数設定手段10により設定された周波数帯域とを比較し、マイク6が検出している音の周波数が周波数設定手段10で設定された周波数帯域に入っている場合(マイク6が周波数設定手段10で設定された周波数帯域の音を検出している場合)に表示手段4を点灯状態にして利用者に知らせたい情報を表示し、マイク6が周波数設定手段10で設定された周波数帯域の音を検出しなくなってから所定時間(数分)経過すると表示手段4を消灯するように構成されている。
暗騒音や音量のばらつきと同様に部屋の広さや間取りも大きく異なる。一般に低い周波数帯域の音ほど遠くまで届きやすいため、例えば、広い部屋にリモコン手段3が設置されたときは高音域から低音域にかけて有効とし、狭い部屋(若しくは入組んだ場所)にリモコン手段3が設置されたときは高音域を中心とした特性を設定すると、判定精度を向上させることができる。
また、リモコン手段3から視覚的な情報を得るためには、リモコン手段3から所定の距離以内にいる必要があるため、大きな音であっても周波数が低ければ使用者の発した音以外であると判断することができる。
これにより、リモコン手段3の近くに人がいるかいないかを高精度に判別することができ、より高い消費電力低減効果を得ることが可能となる。
(実施の形態5)
以下、本発明の実施の形態5におけるコージェネレーション装置について、図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態5におけるコージェネレーション装置の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本実施の形態のコージェネレーション装置は、実施の形態1のコージェネレーション装置の構成において、リモコン手段3を3つに増やし、それぞれのリモコン手段3にスピーカを加えたものに相当する。
本実施の形態のコージェネレーション装置は、3つのリモコン手段3a,3b,3cをそれぞれ異なる場所(台所と浴室と居間)に備え、リモコン手段3a,3b,3cに所定の操作をすることにより、マイク6a,6b,6cとスピーカー8a,8b,8cを使って3つのリモコン手段3a,3b,3c間で音声通話が可能となるように構成したものである。
本実施の形態では、居間にリモコン手段3cを設置したが、2つのリモコン手段3a,3bをそれぞれ異なる場所(台所と浴室)に備え、リモコン手段3a,3bに所定の操作をすることにより、マイク6a,6bとスピーカー8a,8bを使って2つのリモコン手段3a,3b間で音声通話が可能となるように構成したものでも構わない。
コージェネレーション装置のリモコン手段3a,3bは、排熱回収した湯を給湯利用する必要から、給湯器用リモコンと同様に、台所と風呂の両方に設置され、インターホン機能を有する場合が多いので、インターホン機能のための構成を、リモコン手段3a,3bの近くに人がいるかいないかの判別にも利用して、リモコン手段3a,3bの近くに人がいるかいないかの判別機能を備えることによるコスト上昇を抑えることができる。また、リモコン手段3a,3bを複数それぞれ異なる場所に備えることにより、発電情報などの利用者に知らせたい情報を、容易に利用者に知らせることができる。
居間に設置するリモコン手段3cは、給湯手段2の制御に使う機会は少ないが、発電情報などの利用者に知らせたい情報を、利用者に知らせるには有効である。
本発明のコージェネレーション装置は、予めリモコンがインターホン機能のために有する集音手段を用いて人の在、不在を判定し、不在と判定したときにはリモコンの消費電力の中で最も多くを消費する表示デバイスの電源をオフするよう構成したので、新たにセンサー等を追加することなくリモコンの待機電力を低減するコージェネレーション装置に適している。
1 発電手段
2 給湯手段
3,3a,3b,3c リモコン手段
4,4a,4b,4c 表示手段
5,5a,5b,5c 表示点灯制御手段
6,6a,6b,6c マイク(集音手段)
7,7a,7b,7c 操作手段
8,8a,8b,8c スピーカー

Claims (5)

  1. 燃料から電気エネルギーを得る発電手段と、前記発電手段が発電時に発する排熱を高温水として貯湯し給湯利用するための給湯手段と、前記発電手段および給湯手段それぞれの運転状態を設定または表示するリモコン手段とを備え、前記リモコン手段は、周辺の音を検出する集音手段と、少なくとも前記発電手段の発電情報を視覚的に情報伝達するための表示手段と、前記集音手段が所定の音を検出している時は前記表示手段を点灯状態にし前記集音手段が所定の音を検出しなくなってから所定時間経過すると前記表示手段を消灯する表示点灯制御手段とを有するコージェネレーション装置。
  2. 前記集音手段を通じて集音し録音した暗騒音を設定する暗騒音設定手段を備え、前記表示点灯制御手段は、前記暗騒音設定手段により暗騒音が設定されている場合は、前記集音手段で検出する音から予め前記暗騒音設定手段により設定された暗騒音を除く請求項1記載のコージェネレーション装置。
  3. 前記所定の音の最低音量を予め設定する音量設定手段を備え、前記表示点灯制御手段は、前記集音手段が検出している音が前記所定の音であって前記音量設定手段により設定された最低音量以上である場合に前記表示手段を点灯状態にする請求項1または2記載のコージェネレーション装置。
  4. 前記所定の音とする音の周波数帯域を設定する周波数設定手段を備え、前記表示点灯制御手段は、前記周波数設定手段により前記所定の音とする音の周波数帯域が設定されている場合は、前記集音手段で検出する音の周波数と前記周波数設定手段により設定された周波数帯域とを比較し、前記集音手段が検出している音の周波数が前記周波数設定手段で設定された周波数帯域に入っている場合に前記表示手段を点灯状態にする請求項1から3のいずれか1項記載のコージェネレーション装置。
  5. 前記リモコン手段を複数それぞれ異なる場所に備え、前記リモコン手段に所定の操作をすることにより、複数の前記リモコン手段間で音声通話が可能となるように構成した請求項1から4のいずれか1項記載のコージェネレーション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101272167B1 (ko) * 2011-11-21 2013-06-07 오극기 리모트 컨트롤

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