JP2010280578A - 放出制御される粒状物を含む固型農薬組成物 - Google Patents

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淳一 幸内
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Abstract

【課題】 除草活性成分であるペノキススラムの放出が制御できる新規な製剤を提供する。
【解決手段】 (a)除草活性成分であるペノキススラムおよび25℃において固体の疎水性物質を含有する粒状物、並びに(b)炭酸カルシウムを含有する固型農薬組成物。粒状物は、さらに炭酸カルシウム、ペノキススラム以外の除草活性成分または補助剤を含むことができ、固型農薬組成物は、さらにペノキススラム以外の除草活性成分または補助成分を含むことができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、除草活性成分であるペノキススラムの放出が制御される固型農薬組成物に関する。
ペノキススラム(一般名)は、除草活性を有する公知化合物であり、その化学名は、2-(2,2-ジフルオロエトキシ)-N-(5,8-ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-c]ピリミジン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミドである。
従来、水田用の除草製剤としては、粒剤、顆粒水和剤、ジャンボ剤、粉剤、水和剤、フロアブル剤、水溶剤、液剤、乳剤等、種々の形態があるが、その使用の容易性等より粒剤の形態のものが一般的に多く使用されている。しかし、除草活性成分によってはその放出量が多くなると水稲への薬害が生じたり、目的とする雑草に対する残効が短くなる等の問題が生じることがあり、除草活性成分の放出制御が望まれている。
また、除草活性成分を放出制御する方法として、パラフィンワックスの配合により放出制御された農薬製剤を用いることがすでに知られている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開平2−288803号公報 特開2007−137868号公報
除草活性成分であるペノキススラムの放出制御が不十分であると、水稲に対する薬害が生じることがある。また、ペノキススラムの放出を抑制しすぎるとペノキススラムが製剤中により多く残存することとなり、後作への影響が懸念される場合がある。
本発明者らは鋭意研究した結果、(a)ペノキススラムおよび25℃において固体の疎水性物質を含有する粒状物と、(b)炭酸カルシウムを含有する固型農薬組成物を用いることにより、ペノキススラムの初期の放出が抑制されると共に、最終的にペノキススラムのほぼ全量が放出され、その結果水稲に対する薬害が軽減され、雑草に対する残効性が向上されることを見出した。また、最終的にペノキススラムのほぼ全量が放出されるため、後作への影響が殆どないことを見出した。すなわち、本発明は、下記〔1〕ないし〔11〕に関するものである。
〔1〕 下記(a)および(b)を含有する固型農薬組成物。
(a)除草活性成分であるペノキススラムおよび25℃において固体の疎水性物質を含有する粒状物
(b)炭酸カルシウム
〔2〕 さらに(c)ペノキススラム以外の除草活性成分を含有する上記〔1〕記載の固型農薬組成物。
〔3〕 さらに(d)補助成分を含有する上記〔1〕または〔2〕記載の固型農薬組成物。
〔4〕 固型農薬組成物が粒剤である上記〔1〕ないし〔3〕から選ばれるいずれか記載の固型農薬組成物。
〔5〕 (a)の粒状物がさらに炭酸カルシウムを含有する上記〔1〕ないし〔4〕から選ばれるいずれか記載の固型農薬組成物。
〔6〕 (a)の粒状物に含有される25℃において固体の疎水性物質が、ワックス、脂肪酸、脂肪酸エステルおよび樹脂から選ばれる1種以上である上記〔1〕ないし〔5〕から選ばれるいずれか記載の固型農薬組成物。
〔7〕 (a)の粒状物に含有される25℃において固体の疎水性物質が、パラフィンワックスである上記〔1〕ないし〔5〕から選ばれるいずれか記載の固型農薬組成物。
〔8〕 (a)の粒状物がさらに不活性担体を含有する上記〔1〕ないし〔7〕から選ばれるいずれか記載の固型農薬組成物。
〔9〕 (a)の粒状物に含有される不活性担体が鉱物担体である上記〔8〕記載の固型農薬組成物。
〔10〕 (a)の粒状物に含有される不活性担体が、シリカまたはシリケートである上記〔8〕記載の固型農薬組成物。
〔11〕 (a)の粒状物がさらにペノキススラム以外の除草活性成分を含有する上記〔1〕ないし〔10〕から選ばれるいずれか記載の固型農薬組成物。
本発明によれば、除草活性成分であるペノキススラムの初期の放出が抑制されると共に、最終的にペノキススラムのほぼ全量が放出され、その結果水稲に対する薬害が軽減され、雑草に対する残効性が向上される。また、最終的にペノキススラムのほぼ全量が放出されるため、後作への影響が殆どない。
以下に、粒状物についてさらに詳細に説明する。
粒状物は、例えば次の方法で製造できる。まず、融点以上の温度、好ましくは融点より10〜30℃高い温度で溶融させた25℃において固体の疎水性物質の中に、粉末状のペノキススラム、炭酸カルシウムおよび不活性担体を添加し、さらに必要に応じてペノキススラム以外の除草活性成分や補助剤を添加し、攪拌機(例えば、ホモミキサー、スリーワンモーター、ニーダー、万能混合機、ナウター)などで混合攪拌し、ペノキススラムを均一に分散させる。
または、粉末状のペノキススラム、25℃において固体の疎水性物質、炭酸カルシウムおよび不活性担体に、さらに必要に応じてペノキススラム以外の除草活性成分や補助剤を加え、これらを予め混合機(例えば、ナウターミキサー、万能混合機)などで均一に混合させる。次いで、25℃において固体の疎水性物質の融点以上の温度、好ましくは融点より10〜30℃高い温度に加熱溶融させながら、上記の攪拌機などで混合攪拌し、ペノキススラムを均一に分散させてもよい。
これらのペノキススラムが均一に分散した溶融状態の混合物を可塑性を示す温度まで冷却し、これを例えば直径0.5〜1.5mmの穴を有するスクリーンを装着した押出造粒機にて造粒して粒状物を得る。押出造粒機としては、例えば、「農薬製剤ガイド」p.131(日本植物防疫協会発行、日本農薬学会農薬製剤・施用法研究会編)に記載されている、横押出型、前押出型、竪型又はローラー押出型等の押出造粒機が使用できる。もしくは、これらの造粒機を使用せず、溶融状態の混合物をそのまま冷却して、塊状またはフレーク状とした後、粉砕して粒状物としてもよい。
得られた粒状物を必要であれば冷風機等を用いてさらに室温付近まで冷却し、粉砕機(例えば、ピンミル、ハンマーミル、ロータースピードミル、サンプルミル)など用いて粉砕し、篩により篩分することにより、所望の体積中位径を有する粒状物を得ることができる。
粒状物の体積中位径は、100〜700μmの範囲が好ましく、より好ましくは200〜600μmである。粒状物の体積中位径がこの範囲よりも小さくなると、ペノキススラムが比較的短期間で放出してしまい、水稲に対する薬害が助長されてしまう可能性が高くなる。一方、粒状物の体積中位径がこの範囲よりも大きくなると、ペノキススラムの放出が抑制され充分な除草効果が得られにくくなる可能性が高くなる。
粒状物に含有される25℃において固体の疎水性物質としては、例えば、キャンデリラワックス、木ロウ、ライスワックス等の植物系ワックス、蜜ロウ、ラノリン、鯨ロウ、牛脂等の動物系ワックス、マイクロクリスタリンワックス(イソパラフィン、シクロパラフィン)、パラフィンワックス(ノルマルパラフィン)、ペトロラクタム、カルナウバワックス、酸化ワックス、エステルワックス、ウレタンワックス、ポリオレフィン、酸化ポリエチレン等の石油系ワックス、パルミチン酸、ステアリン酸、ラノリン脂肪酸等の脂肪酸、ステアリン酸メチル、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル等の脂肪酸エステル、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニルとエチレンの共重合物、酢酸ビニルとバーサチック酸ビニルの共重合物、酢酸ビニルとエチレンと塩化ビニルの共重合物、ポリアクリル酸エステル、アクリル酸エステルとスチレンの共重合物、アクリル酸エステルとシリコーンの共重合物、アクリル酸エステルとエチレンの共重合物、ポリウレタン、スチレンとブタジエンの共重合物、アクリロニトリルとブタジエンの共重合物等の水不溶性熱可塑性樹脂、およびアミノ樹脂(尿素樹脂およびメラミン樹脂等)、フェノール樹脂(レゾール樹脂およびノボラック樹脂等)、レゾルシノールホルムアルデヒド樹脂、キシレン樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、ポリイソシアネート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等の熱硬化性樹脂が挙げられ、これら2種以上を併用してもよい。25℃において固体の疎水性物質として好ましいものは、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックスまたはその混合物である。パラフィンワックスおよびマイクロクリスタリンワックスの融点は、50〜95℃が好ましく、60〜80℃がより好ましい。
粒状物には、さらにペノキススラム以外の除草活性成分を含有させることができる。ペノキススラム以外の除草活性成分として、具体的にその一般名を例示すれば次の通りであるが、必ずしもこれらのみに限定されるものではない。
アジムスルフロン(azimsulfuron)、アミドスルフロン(amidosulfuron)、イオドスルフロン-メチル(iodosulfuron-methyl)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、エタメトスルフロン-メチル(ethametsulfuron-methyl)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、オルトスルファムロン(orthosulfamuron)、クロリムロン-エチル(chlorimuron-ethyl)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、スルフォスルフロン(sulfosulfuron)、スルホメツロン-メチル(sulfometuron-methyl)、チフェンスルフロン-メチル(thifensulfuron-methyl)、トリアスルフロン(triasulfuron)、トリトスルフロン(tritosulfuron)、トリフルスルフロン-メチル(triflusulfuron-methyl)、トリフロキシスルフロン(trifloxysulfuron)、トリベヌロンメチル(tribenuron-methyl)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、ハロスルフロン-メチル(halosulfuron-methyl)、ピラゾスルフロン-エチル(pyrazosulfuron-ethyl)、フォラムスルフロン(foramsulfron)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、プリミスルフロン-メチル(primisulfuron-methyl)、フルセトスルフロン(flucetosulfuron)、フルピルスルフロン-メチル(flupyrsulfuron)、プロスルフロン(prosulfuron)、ベンスルフロン-メチル(bensulfuron-methyl)、メソスルフロン-メチル(mesosulfron-methyl)、メトスルフロン-メチル(metsulfuron-methyl)、リムスルフロン(rimsulfuron)、2-クロロ-N-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルカルバモイル)-7-プロピルイミダゾ[1,2-b]ピリダジン-3-スルホンアミド、3-クロロ-N-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルカルバモイル)-1-メチル-4-(5-メチル-5,6-ジヒドロ-1,4,2-ジオキサジン-3-イル)-1H-ピラゾール-5-スルホンアミド、3-クロロ-N-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルカルバモイル)-1-メチル-4-(6-メチル-5,6-ジヒドロ-1,4,2-ジオキサジン-3-イル)-1H-ピラゾール-5-スルホンアミド、3-クロロ-4-(5,6-ジヒドロ-1,4,2-ジオキサジン-3-イル)-N-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルカルバモイル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-スルホンアミド、N-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルカルバモイル)-1-メチル-4-(5-メチル-5,6-ジヒドロ-1,4,2-ジオキサジン-3-イル)-1H-ピラゾール-5-スルホンアミド、N-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルカルバモイル)-1-メチル-4-(6-メチル-5,6-ジヒドロ-1,4,2-ジオキサジン-3-イル)-1H-ピラゾール-5-スルホンアミド、4-(5,6-ジヒドロ-1,4,2-ジオキサジン-3-イル)-N-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルカルバモイル)-1-メチル-1H-ピラゾール-5-スルホンアミド、N-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルカルバモイル)-1,3-ジメチル-4-(5-メチル-5,6-ジヒドロ-1,4,2-ジオキサジン-3-イル)-1H-ピラゾール-5-スルホンアミド、4-(5,6-ジヒドロ-1,4,2-ジオキサジン-3-イル)-N-(4,6-ジメトキシピリミジン-2-イルカルバモイル)-1,3-ジメチル-1H-ピラゾール-5-スルホンアミド、ビスピリバック(bispyribac)、ピリチオバック(pyrithiobac)、ピリフタリド(pyriftalid)、ピリベンゾキシム(pyribenzoxim)、ピリミスルファン(pyrimisulfan)、ピリミノバック-メチル(pyriminobac-methyl)、モノスルフロン(monosulfuron)、モノスルフロンメチル(monosulfuron-methyl)、TH−547(試験名)、およびオルソスルファムロン(orthosulfamrun)などが挙げられる。これらのペノキススラム以外除草活性成分は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
粒状物において、除草活性成分の総重量と25℃において固体の疎水性物質の重量との比は、1:30〜1:0.5の範囲が好ましく、より好ましくは1:20〜1:1の範囲である。除草活性成分総量1重量部に対して25℃において固体の疎水性物質が0.5重量部未満になると、除草活性成分が比較的短期間で放出してしまい、薬害が助長されてしまう可能性が高くなる。一方、除草活性成分総量1重量部に対して25℃において固体の疎水性物質が30重量部を超えると、活性成分の放出が抑制され充分な除草効果が得られにくくなる可能性が高くなる。
粒状物は、さらに炭酸カルシウムを含有させることができる。粒状物に含有できる炭酸カルシウムは、その製造方法は特に限定されず、軽質炭酸カルシウムでも重質炭酸カルシウムでもよいが、通常粉末状のものである。該炭酸カルシウムとしては、例えば、NS#3000(商品名/日東粉化工業(株))、NS#2700(商品名/日東粉化工業(株))、NS#2500(商品名/日東粉化工業(株))、NS#2300(商品名/日東粉化工業(株))、NS#1000(商品名/日東粉化工業(株))、NS#600(商品名/日東粉化工業(株))、NS#400(商品名/日東粉化工業(株))、NS#200(商品名/日東粉化工業(株))、NS#100(商品名/日東粉化工業(株))、SS#80(商品名/日東粉化工業(株))、SS#30(商品名/日東粉化工業(株))、NN#500(商品名/日東粉化工業(株))、NN#200(商品名/日東粉化工業(株))、NITOREX#90(商品名/日東粉化工業(株))、NITOREX#80(商品名/日東粉化工業(株))、NITOREX#75(商品名/日東粉化工業(株))、NITOREX#70(商品名/日東粉化工業(株))、P−LITE#1000(商品名/日東粉化工業(株))、P−LITE#700(商品名/日東粉化工業(株))、P−LITE#500(商品名/日東粉化工業(株))、S−ライト#1200(商品名/日東粉化工業(株))、TS−70(商品名/日東粉化工業(株))、MM#400(商品名/日東粉化工業(株))、MM#100(商品名/日東粉化工業(株))、ママカルソ(商品名/日東粉化工業(株))、沈降3S(商品名/日東粉化工業(株))、カルフィン1300(商品名/足立石灰工業(株))、カルフィン1000(商品名/足立石灰工業(株))、カルフィン600(商品名/足立石灰工業(株))、カルチョイス250(商品名/足立石灰工業(株))、タンカル330(商品名/足立石灰工業(株))、タンカル200(商品名/足立石灰工業(株))、タンカル101(商品名/足立石灰工業(株))、タンカル102(商品名/足立石灰工業(株))、タンカル104(商品名/足立石灰工業(株))、ミクロカル100(商品名/青倉石灰工業(株))、ミクロカル150(商品名/青倉石灰工業(株))、ミクロカル250(商品名/青倉石灰工業(株))、ミクロカル350(商品名/青倉石灰工業(株))、ミクロカル1525(商品名/青倉石灰工業(株))、ミクロカル1535(商品名/青倉石灰工業(株))、カルライト−KT(商品名/(株)白石中央研究所)、スーパー#2300(商品名/丸尾カルシウム(株))、スーパー#2000(商品名/丸尾カルシウム(株))、スーパー#1700(商品名/丸尾カルシウム(株))、スーパー#1500(商品名/丸尾カルシウム(株))、スーパー4S(商品名/丸尾カルシウム(株))、スーパーSSS(商品名/丸尾カルシウム(株))、スーパーSS(商品名/丸尾カルシウム(株))、スーパーS(商品名/丸尾カルシウム(株))、一般重炭(商品名/丸尾カルシウム(株))、特選重炭(商品名/丸尾カルシウム(株))およびR重炭(商品名/丸尾カルシウム(株))等が挙げられる。
粒状物に含有できる炭酸カルシウムの含有量は、粒状物に対して通常0.5〜30重量%であり、好ましくは1〜10重量%、より好ましくは1〜5重量%である。
粒状物は、さらに不活性担体を含有させることができる。粒状物に含有できる不活性担体とは、炭酸カルシウム以外の不活性担体である。該不活性担体は、通常粉末状のものであり、好ましくは粉末状の鉱物であり、より好ましくは粉末状の粘土鉱物(シリカまたはシリケート)である。該不活性担体としては、例えば、石英、珪石、方解石、海泡石、ドロマイト、チョーク、カオリナイト、パイロフィライト、セリサイト、ハロサイト、メタハロサイト、木節粘土、蛙目粘土、陶石、ジークライト、アロフェン、シラス、きら、タルク、ベントナイト、活性白土、酸性白土、軽石、アタパルジャイト、ゼオライトおよび珪藻土等の鉱物、例えば焼成クレー、パーライト、シラスバルーン、バーミキュライト、アタパルガスクレーおよび焼成珪藻土等の鉱物の焼成品、例えば炭酸マグネシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウムおよび塩化カリウム等の無機塩類、例えばブドウ糖、果糖、しょ糖および乳糖などの糖類、例えば澱粉、粉末セルロースおよびデキストリン等の多糖類、例えば尿素、尿素誘導体、安息香酸および安息香酸の塩等の有機物、例えば木粉、トウモロコシ穂軸、クルミ殻およびタバコ茎等の植物類、フライアッシュ、ホワイトカーボンならびに肥料等が挙げられる。
上記ベントナイトの具体例としては、例えばクニゲルVA(商品名/クニミネ工業(株)製)、クニゲルV2(商品名/クニミネ工業(株)製)、穂高ベントナイト(商品名/豊順洋行(株)製)、妙義ベントナイト(商品名/豊順洋行(株)製)、榛名ベントナイト(商品名/豊順洋行(株)製)、ベントナイトスーパークレイ(商品名/豊順洋行(株)製)および粒状ベントナイト(商品名/豊順洋行(株)製)等のナトリウムベントナイトならびにクニボンド(商品名/クニミネ工業(株)製)等のカルシウムベントナイトが挙げられる。
上記ベントナイト以外の天然鉱物質の具体例としては、H微粉(商品名/啓和炉材(株)製)、蓉花HB(商品名/啓和炉材(株)製)、シリカ TM‐4(商品名/啓和炉材(株)製)、SP‐7F(商品名/啓和炉材(株)製)、ネオキャリアK(商品名/浅田製粉(株)製)、フバサミKクレー(商品名/フバサミクレー(株)製)および特雪Fクレー(商品名/昭和鉱業(株)製)等が挙げられる。
上記ホワイトカーボンの具体例としては、例えばカープレックス#80(商品名/塩野義製薬(株))、カープレックス#80D(商品名/塩野義製薬(株))、カープレックス#67(商品名/塩野義製薬(株))、カープレックス#1120(商品名/塩野義製薬(株))、カープレックス#XR(商品名/塩野義製薬(株))、ファインシールA(商品名/徳山曹達(株))、ファインシールE−50(商品名/徳山曹達(株))、ファインシールX−37(商品名/徳山曹達(株))、ファインシールK−41(商品名/徳山曹達(株))、ファインシールP−8(商品名/徳山曹達(株))、トクシールU(商品名/徳山曹達(株))、トクシールCU−N(商品名/徳山曹達(株))、トクシールP(商品名/徳山曹達(株))、トクシールNR(商品名/徳山曹達(株))、ニップシールNS(商品名/日本シリカ工業(株))、ニップシールNSK(商品名/日本シリカ工業(株))、ニップシールNA(商品名/日本シリカ工業(株))、サイロイド244(商品名/富士デヴィソン化学)、サイロイド65(商品名/富士デヴィソン化学)、サイロイド308(商品名/富士デヴィソン化学)、ミズカシルP−705(商品名/水沢化学(株))、ミズカシルP−802(商品名/水沢化学(株))、ミズカシルP−78(商品名/水沢化学(株))およびミズカシルP−832(商品名/水沢化学(株))等の含水シリカ、例えばカープレックスCS−5(商品名/塩野義製薬(株))、カープレックスCS−7(商品名/塩野義製薬(株))およびカープレックスCS−701(商品名/塩野義製薬(株))等の含水シリカの焼成品、例えばアエロジル130(商品名/日本アエロジル(株))、アエロジル200(商品名/日本アエロジル(株))、アエロジル380(商品名/日本アエロジル(株))およびアエロジルMOX80(商品名/日本アエロジル(株))等の無水シリカ、例えばフローライトR(商品名/徳山ソーダ(株))、フローライトRN(商品名/徳山ソーダ(株))、トヨヒーローTH(商品名/東洋電化工業(株))、ゾノライト(商品名/小野田化学)およびマイクロセルE(商品名/ジョンズ・マンビル)等の含水カルシウムシリケート、例えばSIPERNAT D17(商品名/日本アエロジル(株))、ニップシールSS−10(商品名/日本シリカ(株))、ニップシールSS−20(商品名/日本シリカ(株))およびニップシールSS−30P(商品名/日本シリカ(株))等の含水シリカを原料とした表面処理シリカ、例えばアエロジルR972(商品名/日本アエロジル(株))、アエロジルR202(商品名/日本アエロジル(株))およびアエロジルR812(商品名/日本アエロジル(株))等の無水シリカを原料とした表面処理シリカが挙げられる。
粒状物に含有できる不活性担体の含有量は、粒状物に対して通常20〜90重量%であり、好ましくは40〜70重量%である。
粒状物は、さらに補助剤を含有させることができる。粒状物に含有できる補助剤としては、界面活性剤、溶剤等が挙げられる。該界面活性剤の詳細については後述する。
次に、本発明の固型農薬組成物についてさらに詳細に説明する。
本発明の固型農薬組成物の剤型としては、例えば、水和剤(wettable powder)、水溶剤(water soluble powder)、顆粒水和剤(water dispersible granule)、顆粒水溶剤(water soluble granule)、粉剤(dustable powder)、粒剤(granule)および錠剤(tablet)等が挙げられる。
本発明の固型農薬組成物が粒剤である場合には、押出式造粒機、加圧式造粒機、流動層造粒機、攪拌式造粒機および転動造粒機等の造粒機により製造することができる。例えば、押出式造粒の場合は、上記方法で製造したペノキススラムを含有する粒状物と炭酸カルシウムに、さらに必要に応じて固体担体、ペノキススラム以外の除草活性成分または補助成分を加え、これらを均一に混合して得られた混合物に、液体の補助成分または適量の水を加えてペースト状に混練した後、直径0.5〜1.5mmの穴を有するスクリーンを装着した押出式造粒機を用いて造粒後、乾燥して製造することができる。
本発明の固型農薬組成物に用いるペノキススラムの含有量は、特に限定されるものではないが、固型農薬組成物に対して通常0.01〜1重量%の範囲が好ましい。
本発明の固型農薬組成物からのペノキススラムの30℃における1日後の水中溶出率は、水稲に対する薬害を軽減する観点から、70%以下が好ましい。
本発明の固型農薬組成物に含有される炭酸カルシウムとしては、例えば、上記した粒状物に含有できる炭酸カルシウムが挙げられる。
粒状物、炭酸カルシウムと共に、本発明の固型農薬組成物に含有できるペノキススラム以外の除草活性成分として、具体的にその一般名を例示すれば次の通りであるが、必ずしもこれらのみに限定されるものではない。
ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron ethyl)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron methyl)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron methyl)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、エスプロカルブ(esprocarb)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、モリネート(molinate)、ジメピペレート(dimepiperate)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、メフェナセット(mefenacet)、ブタクロール(butachlor)、プレチラクロール(pretilachlor)、テニルクロール(thenylchlor)、ブロモブチド(bromobutide)エトベンザニド(etobenzanid)、ダイムロン(dymron)、クミルロン(cumyluron)、ベンタゾン(bentazone)、ベンタゾンの塩、2,4−D、2,4−Dの塩、2,4−Dのエステル、MCP、MCPの塩、MCPのエステル、MCPB、MCPBの塩、MCPBのエステル、フェノチオール(MCPA-thioethyl)、クロメプロップ(clomeprop)、ナプロアニリド(naproanilide)、オキサジアゾン(oxadiazon)、ピラゾレート(pyrazolate)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、ジメタメトリン(dimethametryn)、シメトリン(simetryn)、ピペロホス(piperophos)、アニロホス(anilofos)、ブタミホス(butamifos)、ベンスリド(bensulide)、ジチオピル(dithiopyr)、ピリミノバックメチル(pyriminobac methyl)、CNP、クロメトキシニル(chlormethoxynil)、シハロホップブチル(cyhalofop butyl)、ビフェノックス(bifenox)、カフェンストロール(cafenstrole)、ペントキサゾン(pentoxazone)、インダノファン(indanofan)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、フェントラザミド(fentrazamide)、ブテナクロール(butenachlor)、ACN、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ベンフレセート(benfuresate)、シンメチリン(cimmethylin)、シマジン(simazine)、ジクロベンジル(dichlobenil)、ジウロン(diuron)、クロロIPC(chlorpropham)、アトラジン(atrazine)、アラクロール(alachlor)、イソウロン(isouron)、クロルフタリム(chlorphtalim)、シアナジン(cyanazin)、トリフルラリン(trifluralin)、ブタミホス(butamifos)、プロピザミド(propyzamide)、プロメトリン(prometryn)、ペンディメタリン(pendimethalin)、メトラクロール(metolachlor)、メトリブジン(metribuzin)、リニュロン(linuron)、レナシル(lenacil)、プロパニル(propanil)、MCPA、アイオキシニル(ioxynil octanoate)、アシュラム(asulam)、キザロホップエチル(quizalofop-ethyl)、プロパキザホップ(propaquizafop)、キザロホップテフリル(quizalofop-tefuryl)、セトキシジム(sethoxydim)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron-methyl)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop-ethyl)、フェンメディファム(phenmedipham)、フルアジホップブチル(fluazifop-butyl)、ベンタゾン(bentazone)、SAP(bensulide)、TCTP(chlorthal-dimethyl,tetorachlorothiophene)、アミプロホスメチル(amiprophosmethyl)、アメトリン(ametryn)、イソキサベン(isoxaben)、オルソベンカーブ(orbencarb)、カルブチレート(karbutilate)、ジチオピル(dithiopyr)、シデュロン(siduron)、チアザフルロン(thiazafluron)、ナプロパミド(napropamide)、プロジアミン(prodiamine)、ベスロジン(benefin)、メチルダイムロン(methyl dymron)、2,4−PA、MCPPA、フラザスルフロン(flazasulfuron)、メトスルフロンメチル(metsulfuron-methyl)、イマザキン(imazaquin)、イマザピル(imazapyr)、テトラピオン(flupropanate)、テブティウロン(tebuthiuron)、ブロマシル(bromacil)、ヘキサジノン(hexazinone)、グリホサートアンモニウム塩(glyphosate-ammonium)、グリホサートイソプロピルアミン塩(glyphosate-iso-propylammonium)、グリホサートトリメシウム塩(glyphosate-trimesium)、グリホサートナトリウム塩(glyphosate-sodium)、グリホサートカリウム塩(glyphosate-potassium)、ビアラホス(bialaphos)、グルホシネート(glufosinate-ammonium)およびMCC、ピラクロニル(pyraclonil)、テフリルトリオン(tefuryltirone)、メソトリオン(mesotrione)、アミノピラリド(aminopyralid)、ベンカルバゾン(bencarbazone)、ピノキサデン(pinoxaden)、プロポキシカルバゾンナトリウム塩(propoxycarbazone-sodium)、ピラスルホトール(pyrasulfotole)、ピロキサスルホン(pyroxasulfone)、ピロキシスラム(pyroxsulam)、テンボトリオン(tembotrione)、チエンカルバゾンメチル(thiencarbazone-methyl)およびトプラメゾン(topramezon)等が挙げられる。
これらのペノキススラム以外除草活性成分は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。また、これらの含有量は特に限定されるものではないが、固型農薬組成物に対して通常0.01〜20重量%の範囲である。
本発明の固型農薬組成物に用いることのできる補助成分としては、例えば、界面活性剤、結合剤、溶剤、吸収剤、粉砕助剤、pH調整剤、分解防止剤、着色剤及び防腐剤等が挙げられる。
本発明の固型農薬組成物に使用する固体担体としては、例えば、上記した粒状物に含有できる不活性担体が挙げられる。固体担体は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。また、固体担体の含有量は特に限定されるものではないが、固型農薬組成物に対して通常40〜95重量%の範囲である。
粒状物および本発明の固型農薬組成物に使用できる界面活性剤としては、例えば、以下の(A)、(B)、(C)、(D)および(E)が挙げられる。
(A)ノニオン性界面活性剤:
(A-1)ポリエチレングリコール型界面活性剤:例えば、ポリオキシエチレンアルキル(例えばC8〜18)エーテル、アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加物、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテルのホルマリン縮合物、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、アルキル(例えばC8〜18)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、アルキル(例えばC8〜12)フェニルポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、ポリオキシエチレンビスフェニルエーテル、ポリオキシエチレン樹脂酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(例えばC8〜18)モノエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(例えばC8〜18)ジエステル、ポリオキシエチレンソルビタン(モノ、ジまたはトリ)脂肪酸(例えばC8〜18)エステル、グリセロール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、硬化ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、アルキル(例えばC8〜18)アミンエチレンオキサイド付加物および脂肪酸(例えばC8〜18)アミドエチレンオキサイド付加物等。
(A-2)多価アルコール型界面活性剤:例えば、グリセロール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸(例えばC8〜18)エステル、ソルビタン(モノ、ジまたはトリ)脂肪酸(例えばC8〜18)エステル、ショ糖脂肪酸エステル、多価アルコールアルキルエーテル、アルキルグリコシド、アルキルポリグリコシドおよび脂肪酸アルカノールアミド等。
(A-3)アセチレン系界面活性剤:例えば、アセチレングリコール、アセチレンアルコール、アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物およびアセチレンアルコールのエチレンオキサイド付加物等。
(B)アニオン性界面活性剤:
(B-1)カルボン酸型界面活性剤:例えば、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリマレイン酸、ポリ無水マレイン酸、マレイン酸または無水マレイン酸とオレフィン(例えばイソブチレンおよびジイソブチレン等)との共重合物、アクリル酸とイタコン酸の共重合物、メタアクリル酸とイタコン酸の共重合物、マレイン酸または無水マレイン酸とスチレンの共重合物、アクリル酸とメタアクリル酸の共重合物、アクリル酸とアクリル酸メチルエステルとの共重合物、アクリル酸と酢酸ビニルとの共重合物、アクリル酸とマレイン酸または無水マレイン酸の共重合物、ポリオキシエチレンアルキル(例えばC8〜18)エーテル酢酸、N−メチル−脂肪酸(例えばC8〜18)サルコシネート、樹脂酸および脂肪酸(例えばC8〜18)等のカルボン酸、並びにそれらカルボン酸の塩。
(B-2)硫酸エステル型界面活性剤:例えば、アルキル(例えばC8〜18)硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル(例えばC8〜18)エーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテルのポリマーの硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマーの硫酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーの硫酸エステル、硫酸化油、硫酸化脂肪酸エステル、硫酸化脂肪酸および硫酸化オレフィン等の硫酸エステル、並びにそれら硫酸エステルの塩。
(B-3)スルホン酸型界面活性剤:例えば、パラフィン(例えばC8〜22)スルホン酸、アルキル(例えばC8〜12)ベンゼンスルホン酸、アルキル(例えばC8〜12)ベンゼンスルホン酸のホルマリン縮合物、クレゾールスルホン酸のホルマリン縮合物、α−オレフィン(例えばC8〜16)スルホン酸、ジアルキル(例えばC8〜12)スルホコハク酸、リグニンスルホン酸、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテルスルホン酸、ポリオキシエチレンアルキル(例えばC8〜18)エーテルスルホコハク酸ハーフエステル、ナフタレンスルホン酸、(モノまたはジ)アルキル(例えばC1〜6)ナフタレンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、(モノまたはジ)アルキル(例えばC1〜6)ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、クレオソート油スルホン酸のホルマリン縮合物、アルキル(例えばC8〜12)ジフェニルエーテルジスルホン酸、イゲポンT(商品名)、ポリスチレンスルホン酸およびスチレンスルホン酸とメタアクリル酸の共重合物等のスルホン酸、並びにそれらスルホン酸の塩。
(B-4)燐酸エステル型界面活性剤:例えば、アルキル(例えばC8〜12)燐酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル(例えばC8〜18)エーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)アルキル(例えばC8〜12)フェニルエーテルのポリマーの燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマーの燐酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーの燐酸エステル、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールイミンおよび縮合燐酸(例えばトリポリリン酸等)等の燐酸エステル、並びにそれら燐酸エステルの塩。
上記の(B-1)〜(B-4)における塩の対イオンとしては、アルカリ金属(リチウム、ナトリウムおよびカリウム等)、アルカリ土類金属(カルシウムおよびマグネシウム等)、アンモニウムおよび各種アミン(例えばアルキルアミン、シクロアルキルアミンおよびアルカノールアミン等)等が挙げられる。
(C)カチオン性界面活性剤:
例えば、アルキルアミン、アルキル4級アンモニウム塩、アルキルアミンのエチレンオキサイド付加物およびアルキル4級アンモニウム塩のエチレンオキサイド付加物等。
(D)両性界面活性剤:
(D−1)ベタイン型界面活性剤:例えば、アルキル(例えばC8〜18)ジメチルアミノ酢酸ベタイン、アシル(例えばC8〜18)アミノプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキル(例えばC8〜18)ヒドロキシスルホベタインおよび2−アルキル(例えばC8〜18)−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインが挙げられる
(D−2)アミノ酸型界面活性剤:例えば、アルキル(例えばC8〜18)アミノプロピオン酸、アルキル(例えばC8〜18)アミノジプロピオン酸およびN−アシル(例えばC8〜18)−N‘−カルボキシエチル−N‘−ヒドロキシエチルエチレンジアミンが挙げられる。
(D−3)アミンオキシド型界面活性剤:例えば、アルキル(例えばC8〜18)ジメチルアミンオキシドおよびアシル(例えばC8〜18)アミノプロピルジメチルアミンオキシド等が挙げられる。
(E)その他の界面活性剤:
(E−1)シリコン系界面活性剤:例えば、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリオキシプロピレン・メチルポリシロキサン共重合体およびポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポリシロキサン共重合体等が挙げられる。
(E−2)フッ素系界面活性剤:例えば、パーフルオロアルケニルベンゼンスルホン酸塩、パーフルオロアルキルスルホン酸塩、パーフルオロアルキルカルボン酸塩、パーフルオロアルケニルポリオキシエチレンエーテル、パーフルオロアルキルポリオキシエチレンエーテルおよびパーフルオロアルキルトリメチルアンモニウム塩等が挙げられる。
これらの界面活性剤は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。また、粒状物に含有される界面活性剤の総含有量は、粒状物に対して通常0.1〜10重量%の範囲である。本発明の固型農薬組成物に含有される界面活性剤の総含有量(但し、粒状物に含有される界面活性剤は除く。)は、固型農薬組成物に対して通常0.1〜20重量%の範囲である。
本発明の固型農薬組成物に使用できる結合剤としては、例えばデキストリン(焙焼デキストリンおよび酵素変性デキストリン等)、酸分解澱粉、酸化澱粉、アルファー化澱粉、エーテル化澱粉(カルボキシメチル澱粉、ヒドロキシアルキル澱粉およびカチオン澱粉等)、エステル化澱粉(酢酸澱粉およびリン酸澱粉等)、架橋澱粉およびグラフト化澱粉等の加工澱粉、例えばアルギン酸ナトリウム、アラビアガム、ゼラチン、トラガントガム、ローカストビーンガムおよびカゼイン等の天然物質、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム塩、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロースおよびアセチルセルロース等のセルロース誘導体、ならびに例えばポリビニルメチルエーテル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンポリプロピレンブロック共重合体、ポリビニルアルコール、部分けん化酢酸ビニルとビニルエーテルの共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合物およびポリアクリルアミド等のその他の高分子が挙げられる。
これらの結合剤は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。また、本発明の固型農薬組成物に含有される結合剤の総含有量は、固型農薬組成物に対して通常1〜20重量%の範囲である。
本発明の固型農薬組成物は、水田、畑地、稲の育苗箱および園芸作物のセルトレイ等に施用することができるが、特に水田への施用に適している。本発明の固型農薬組成物を施用する際の施用量は、除草活性成分の種類等によっても異なるが、水田や畑地の場合、10アールあたり通常0.1〜20kg、好ましくは0.2〜5kgであり、稲(特に、水稲)の育苗箱施用の場合、育苗箱一枚あたり通常10〜200g、好ましくは10〜100gであり、園芸作物のセルトレイ施用の場合、セルトレイ一枚あたり通常1〜2000g、好ましくは5〜1000gである。
次に本発明の実施例および試験例を具体的に挙げて説明する。但し本発明はこれらの実施例および試験例のみに限定されるものではない。以下の部は、すべて重量部を意味する。なお、以下の実施例、比較例および試験例において用いた除草活性成分は下記の通りである。
(1)2-(2,2-ジフルオロエトキシ)-N-(5,8-ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-c]ピリミジン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド(一般名:ペノキススラム。以下、化合物Aと略称する。)
(2)N−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕−4−エトキシカルボニル−1−メチルピラゾ−ル−5−スルホンアミド(一般名:ピラゾスルフロンエチル。以下、化合物Bと略称する。)
(3)S―ベンジル=1,2−ジメチルプロピル(エチル)チオカーバメート(一般名:エスプロカルブ。以下、化合物Cと略称する。)

〔参考例1〕
約5ミクロン程度に微粉砕した化合物B4.3部、H微粉(商品名/二酸化ケイ素、啓和炉材(株)製)65.7部および石油系パラフィンワックス(融点69〜72℃)30部を、約100℃でニーダーを用いて溶融、混練した。その後、約75℃まで冷却し、直径1.2mmの穴を有するスクリーンにて押出造粒し、これをピンミルで粉砕して、体積中位径144μmの粒状物を得た。

〔実施例1〕
約5ミクロン程度に微粉砕した化合物A10部、炭酸カルシウムNS♯200(商品名、体積中位径3.4μm、日東粉化工業(株)製)2.0部、H微粉58.0部および石油系パラフィンワックス(融点69〜72℃)30部を、約100℃でニーダーを用いて溶融、混練した。その後、約75℃まで冷却し、直径1.2mmの穴を有するスクリーンにて押出造粒し、これをピンミルで粉砕して粒状物を得た。
得られた体積中位径377μmの粒状物3.0部を、参考例1で得た粒状物5.0部、ホワイトカーボン12.7部、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテルサルフェートアンモニウム塩2.0部、ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩1.5部、ポリアクリル酸ナトリウム塩3.1部、デキストリン10部、ベントナイト15部、炭酸カルシウムNS♯200(商品名、体積中位径3.4μm、日東粉化工業(株)製)35.6部とともに混合し、更に化合物C12.1部を加えて混合した。更に、適量の造粒水を加えて混練し、直径1.0mm の穴を有するスクリーンにて押し出し造粒し、50℃にて2時間乾燥、整粒後、篩分して、710〜1,400μmの粒度を有する化合物A、Bおよび化合物Cを含有する本発明の粒剤を得た。

〔実施例2〕
実施例1の粒状物の製造において、H微粉をシリカ TM‐4(商品名、啓和炉材(株)製)に代えたこと以外は実施例1と同様に操作して、化合物A、Bおよび化合物Cを含有する本発明の粒剤を得た。

〔実施例3〕
実施例2の粒剤の製造において、炭酸カルシウムNS♯200を、炭酸カルシウムNS♯100(商品名、体積中位径4.7μm、日東粉化工業(株)製)に代えたこと以外は実施例2と同様に操作して、化合物A、Bおよび化合物Cを含有する本発明の粒剤を得た。

〔比較例1〕
実施例1の粒剤の製造において、炭酸カルシウムNS♯200を、パイロフィライトに代えたこと以外は実施例1と同様に操作して、化合物A、Bおよび化合物Cを含有する粒剤を得た。

〔試験例1〕 化合物Aの水中溶出試験
実施例1〜3および比較例1で製造した粒剤各300mgを、水温30℃1リットルの10度硬水を入れたビーカーに投入し、24時間後にビーカーの中央部から溶液の一部を採取して、HPLC(高速液体クロマトグラフ)により水中に溶出した化合物Aの成分量を定量し、下記の式により、水中溶出率を算定した。
水中溶出率(%) = (X / Y)× 100
X:水中に溶出した化合物A量
Y:粒剤中の化合物A含有量
その後、水温を20℃にして30日経過した後にビーカー内部の粒剤と水をろ過し、ろ紙上の残渣をテトラヒドロフランによって抽出した抽出液をHPLC(高速液体クロマトグラフ)により化合物Aを定量し、下記の式により残存率を算定した。結果を表1に示す。
残存率(%) = (X / Y)× 100
X:30日後に本発明粒状物内に残存した化合物A量
Y:粒剤中の化合物A含有量

表1
――――――――――――――――――――――――――――――
水中溶出率(%) 残存率(%)
――――――――――――――――――――――――――――――
実施例1 49 3.6
実施例2 47 3.5
実施例3 49 2.5
比較例1 52 11.2
――――――――――――――――――――――――――――――
本発明の固型農薬組成物は、雑草の防除に使用できる。

Claims (11)

  1. 下記(a)および(b)を含有する固型農薬組成物。
    (a)除草活性成分であるペノキススラムおよび25℃において固体の疎水性物質を含有する粒状物
    (b)炭酸カルシウム
  2. さらに(c)ペノキススラム以外の除草活性成分を含有する請求項1記載の固型農薬組成物。
  3. さらに(d)補助成分を含有する請求項1または2記載の固型農薬組成物。
  4. 固型農薬組成物が粒剤である請求項1ないし3から選ばれるいずれか1項記載の固型農薬組成物。
  5. (a)の粒状物がさらに炭酸カルシウムを含有する請求項1ないし4から選ばれるいずれか1項記載の固型農薬組成物。
  6. (a)の粒状物に含有される25℃において固体の疎水性物質が、ワックス、脂肪酸、脂肪酸エステルおよび樹脂から選ばれる1種以上である請求項1ないし5から選ばれるいずれか1項記載の固型農薬組成物。
  7. (a)の粒状物に含有される25℃において固体の疎水性物質が、パラフィンワックスである請求項1ないし5から選ばれるいずれか1項記載の固型農薬組成物。
  8. (a)の粒状物がさらに不活性担体を含有する請求項1ないし7から選ばれるいずれか1項記載の固型農薬組成物。
  9. (a)の粒状物に含有される不活性担体が鉱物担体である請求項8記載の固型農薬組成物。
  10. (a)の粒状物に含有される不活性担体が、シリカまたはシリケートである請求項8記載の固型農薬組成物。
  11. (a)の粒状物がさらにペノキススラム以外の除草活性成分を含有する請求項1ないし10から選ばれるいずれか1項記載の固型農薬組成物。

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