JP2007137868A - 放出制御された粒状物および該粒状物を含む製剤 - Google Patents

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淳一 幸内
Hirokazu Kamaya
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文彦 鈴木
Manabu Saeki
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Abstract

【課題】 除草活性成分の放出が制御できる新規な粒状物及び製剤を提供する。
【解決手段】 ペノキススラムおよび25℃において固体の疎水性物質を含む粒状物、並びに当該粒状物および固体担体を含む固型除草製剤。粒状物は、さらにペノキススラム以外の除草活性成分と補助剤を含むことができ、固型除草製剤は、さらにペノキススラム以外の除草活性成分と補助成分を含むことができる。粒状物の体積中位径は100〜700μmが好ましく、固型除草製剤の剤型は粒剤が好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、除草活性成分であるペノキススラムの放出が制御された粒状物および該粒状物を含む製剤に関する。
ペノキススラム(一般名)は、除草活性を有する公知化合物であり、その化学名は、2-(2,2-ジフルオロエトキシ)-N-(5,8-ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-c]ピリミジン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミドである。
従来、水田用の除草製剤としては、粒剤、顆粒水和剤、ジャンボ剤、粉剤、水和剤、フロアブル剤、水溶剤、液剤、乳剤等、種々の形態があるが、その使用の容易性等より粒剤の形態のものが一般的に多く使用されている。しかし、除草活性成分によってはその放出量が多くなると水稲への薬害が生じたり、目的とする雑草に対する残効が短くなる等の問題が生じることがあり、除草活性成分の放出制御が望まれている。
また、除草活性成分を放出制御する方法として、パラフィンワックスを配合することにより放出制御された農薬製剤を用いることがすでに知られているが、ペノキススラムに関する開示はない。(例えば、特許文献1参照。)
特開平2−288803号公報
除草活性成分であるペノキススラムを放出制御せずに用いると、水稲に対する薬害が生じることがある。
本発明者らは鋭意研究した結果、除草活性成分であるペノキススラムと固体の疎水性物質を含む粒状物を用いることにより、ペノキススラムの初期の放出を抑制できると共に、長期間に亘ってにペノキススラムを放出でき、その結果水稲に対する薬害を軽減できると共に、雑草に対する残効性を向上できることを見出した。すなわち、本発明は、下記〔1〕から〔20〕に関するものである。
〔1〕 除草活性成分であるペノキススラムおよび25℃において固体の疎水性物質を含む粒状物。
〔2〕 さらにペノキススラム以外の除草活性成分を含有する上記〔1〕記載の粒状物。
〔3〕 さらに補助剤を含む上記〔1〕または〔2〕記載の粒状物。
〔4〕 補助剤が、固体粉末である上記〔3〕記載の粒状物。
〔5〕 25℃において固体の疎水性物質が、ワックス、脂肪酸、脂肪酸エステルおよび樹脂から選ばれる1種以上である上記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の粒状物。
〔6〕 ワックスがパラフィンワックスである上記〔5〕記載の粒状物。
〔7〕 除草活性成分の総重量と25℃において固体の疎水性物質の重量との比が、1:20から1:1の範囲にある上記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の粒状物。
〔8〕 除草活性成分の総重量と25℃において固体の疎水性物質の重量との比が、1:10から1:5の範囲にある上記〔1〕〜〔6〕のいずれかに記載の粒状物。
〔9〕 粒状物の体積中位径が100〜700μmである上記〔1〕〜〔8〕のいずれかに記載の粒状物。
〔10〕 体積10%径が150μm以上である上記〔9〕記載の粒状物。
〔11〕 体積10%径が250μm以上である上記〔9〕記載の粒状物。
〔12〕上記〔1〕〜〔11〕のいずれか1項記載の粒状物および固体担体を含む固型除草製剤。
〔13〕さらにペノキススラム以外の除草活性成分を含有する上記〔12〕記載の固型除草製剤。
〔14〕さらに補助成分を含有する上記〔12〕または〔13〕記載の固型除草製剤。
〔15〕固型除草製剤が粒剤である上記〔12〕〜〔14〕のいずれかに記載の固型除草製剤。
〔16〕ペノキススラムの1日後の水中溶出率が60%以下である上記〔12〕〜〔15〕のいずれか1項記載の固型除草製剤。
〔17〕加温溶融した25℃において固体の疎水性物質とペノキススラムを混合し造粒して粒状物を得て、次いで該粒状物と固体担体を混合し造粒することを特徴とする固型除草製剤の製造方法。
〔18〕25℃において固体の疎水性物質およびペノキススラムを混合し加熱溶融した後、造粒して粒状物を得て、次いで該粒状物と固体担体を混合し造粒することを特徴とする固型除草製剤の製造方法。
〔19〕 加温溶融した25℃において固体の疎水性物質とペノキススラムに、さらに必要に応じてペノキススラム以外の除草活性成分や補助剤を加え、これらを混合し造粒して粒状物を得て、次いで該粒状物と固体担体に、さらに必要に応じてペノキススラム以外の除草活性成分や補助成分を加え、これらを混合し造粒することを特徴とする固型除草製剤の製造方法。
〔20〕 25℃において固体の疎水性物質とペノキススラムに、さらに必要に応じてペノキススラム以外の除草活性成分や補助剤を加え、これらを混合し加熱溶融した後、造粒して粒状物を得て、次いで該粒状物と固体担体に、さらに必要に応じてペノキススラム以外の除草活性成分や補助成分を加え、これらを混合し造粒することを特徴とする固型除草製剤の製造方法。
本発明によれば、除草活性成分であるペノキススラムの初期の放出を抑制できると共に、長期間に亘ってにペノキススラムを放出でき、その結果水稲に対する薬害を軽減できると共に、雑草に対する残効性を向上できる。また、粒状物に含まれる除草活性成分総量1重量部に対して25℃において固体の疎水性物質が10重量部以下である場合には、最終的にペノキススラムのほぼ全量を放出でき、雑草に対する除草効果をより向上することができる。
以下に、本発明の粒状物についてさらに詳細に説明する。
本発明の粒状物は、例えば次の方法で製造できる。まず、融点以上の温度、好ましくは融点より10〜30℃高い温度で溶融させた25℃において固体の疎水性物質の中に、粉末状のペノキススラムを添加し、さらに必要に応じてペノキススラム以外の除草活性成分や補助剤を添加し、攪拌機(例えば、ホモミキサー、スリーワンモーター、ニーダー、万能混合機、ナウター)などで混合攪拌し、ペノキススラムを均一に分散させる。
または、粉末状のペノキススラムと25℃において固体の疎水性物質に、さらに必要に応じてペノキススラム以外の除草活性成分や補助剤を加え、これらを予め混合機(例えば、ナウターミキサー、万能混合機)などで均一に混合させる。次いで、25℃において固体の疎水性物質の融点以上の温度、好ましくは融点より10〜30℃高い温度に加熱溶融させながら、上記の攪拌機などで混合攪拌し、ペノキススラムを均一に分散させてもよい。
これらのペノキススラムが均一に分散した溶融状態の混合物を可塑性を示す温度まで冷却し、これを例えば直径0.5〜0.8mmの穴を有するスクリーンを装着した押出造粒機にて造粒して粒状物を得る。押出造粒機としては、例えば、「農薬製剤ガイド」p.131(日本植物防疫協会発行、日本農薬学会農薬製剤・施用法研究会編)に記載されている、横押出型、前押出型、竪型又はローラー押出型等の押出造粒機が使用できる。もしくは、これらの造粒機を使用せず、溶融状態の混合物をそのまま冷却して、塊状またはフレーク状とした後、粉砕して粒状物としてもよい。
得られた粒状物を必要であれば冷風機等を用いてさらに室温付近まで冷却し、粉砕機(例えば、ピンミル、ハンマーミル、ロータースピードミル、サンプルミル)など用いて粉砕し、篩により篩分することにより、所望の体積中位径を有する粒状物を得ることができる。
粒状物の体積中位径は、100〜700μmの範囲が好ましく、より好ましくは、200〜700μmである。粒状物の体積中位径がこの範囲よりも小さくなると、除草活性成分が比較的短期間で放出してしまい、水稲に対する薬害が助長されてしまう可能性が高くなる。一方、粒状物の体積中位径がこの範囲よりも大きくなると、活性成分の放出が抑制され充分な除草効果が得られにくくなる可能性が高くなる。さらに、粒状物の体積10%径が150μm以上、より好ましくは250μm以上となるように小さい粒子側の粒度分布を少なくすることにより、除草活性成分の短期間での放出をより抑制でき、水稲に対する薬害の可能性をより軽減できる。ここでいう体積10%径とは、粒子径の小さい粒子から順にその体積を累積していった場合に、累積体積が全粒子の体積の10%となるときの粒子径を意味する。
本発明の粒状物に使用できる25℃において固体の疎水性物質としては、例えば、キャンデリラワックス、木ロウ、ライスワックス等の植物系ワックス、蜜ロウ、ラノリン、鯨ロウ、牛脂等の動物系ワックス、マイクロクリスタルワックス(イソパラフィン、シクロパラフィン)、パラフィンワックス(ノルマルパラフィン)、ペトロラクタム、カルナウバワックス、酸化ワックス、エステルワックス、ウレタンワックス、ポリオレフィン、酸化ポリエチレン等の石油系ワックス、パルミチン酸、ステアリン酸、ラノリン脂肪酸等の脂肪酸、ステアリン酸メチル、ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチル等の脂肪酸エステル、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニルとエチレンの共重合物、酢酸ビニルとバーサチック酸ビニルの共重合物、酢酸ビニルとエチレンと塩化ビニルの共重合物、ポリアクリル酸エステル、アクリル酸エステルとスチレンの共重合物、アクリル酸エステルとシリコーンの共重合物、アクリル酸エステルとエチレンの共重合物、ポリウレタン、スチレンとブタジエンの共重合物、アクリロニトリルとブタジエンの共重合物等の水不溶性熱可塑性樹脂、およびアミノ樹脂(尿素樹脂およびメラミン樹脂等)、フェノール樹脂(レゾール樹脂およびノボラック樹脂等)、レゾルシノールホルムアルデヒド樹脂、キシレン樹脂、フラン樹脂、エポキシ樹脂、ポリイソシアネート樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等の熱硬化性樹脂が挙げられ、これら2種以上を併用してもよい。25℃において固体の疎水性物質として好ましいものは、マイクロクリスタルワックス、パラフィンワックスであり、イソパラフィン、ノルマルパラフィンまたはこれらの混合物で、その融点の範囲が50〜95℃のものが適当である。
本発明の粒状物に使用できるペノキススラム以外の除草活性成分として、具体的にその一般名を例示すれば次の通りであるが、必ずしもこれらのみに限定されるものではない。
ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron ethyl)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron methyl)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron methyl)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、スルホスルフロン(sulfosulfuron)、ニコスルフロン(Nicosulfuron)、トリフロキシスルフロン ナトリウム塩(trifloxysulfuron-sodium)、オキサスルフロン(oxasulfuron)、ホラムスルフロン(foramsulfuron)、クロルスルフロン(chlorsulfuron)、メトスルフロンメチル(metsusulfuron-methyl)およびプロスルフロン(prosulfuron)などが挙げられる。これらのペノキススラム以外除草活性成分は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。
本発明の粒状物において、除草活性成分の総重量と25℃において固体の疎水性物質の重量との比は、1:30〜1:0.5の範囲が好ましく、より好ましくは1:20〜1:1の範囲、更に好ましくは1:10〜1:5の範囲である。除草活性成分総量1重量部に対して25℃において固体の疎水性物質が0.5重量部未満になると、除草活性成分が比較的短期間で放出してしまい、薬害が助長されてしまう可能性が高くなる。一方、除草活性成分総量1重量部に対して25℃において固体の疎水性物質が30重量部を超えると、活性成分の放出が抑制され充分な除草効果が得られにくくなる可能性が高くなる。特に、除草活性成分総量1重量部に対して25℃において固体の疎水性物質が10重量部以下である場合には、最終的にペノキススラムのほぼ全量を放出でき、雑草に対する除草効果をより向上することができる。
本発明の粒状物に含有できる補助剤としては、固体粉末、界面活性剤、溶剤等が挙げられるが、好ましくは固体粉末である。
次に、本発明の固型除草製剤についてさらに詳細に説明する。
本発明の固型除草製剤が粒剤である場合には、押出式造粒機、加圧式造粒機、流動層造粒機、攪拌式造粒機および転動造粒機等の造粒機により製造することができる。例えば、押出式造粒の場合は、上記方法で製造したペノキススラムを含有する粒状物と固体担体に、さらに必要に応じてペノキススラム以外の除草活性成分や補助成分を加え、これらを均一に混合して得られた混合物に、液体の補助成分および適量の水を加えてペースト状に混練した後、直径0.5〜1.5mmの穴を有するスクリーンを装着した押出式造粒機を用いて造粒後、乾燥して製造することができる。
本発明の固型除草製剤に用いるペノキススラムの含有量は、特に限定されるものではないが、固型除草製剤に対して通常0.01〜1重量%の範囲が好ましい。
本発明の固型除草製剤からのペノキススラムの1日後の水中溶出率は、水稲に対する薬害を軽減する観点から、60%以下が好ましい。
本発明の粒状物、固体担体と共に、固型除草製剤に含有できるペノキススラム以外の除草活性成分として、具体的にその一般名を例示すれば次の通りであるが、必ずしもこれらのみに限定されるものではない。
ピラゾスルフロンエチル(pyrazosulfuron ethyl)、ハロスルフロンメチル(halosulfuron methyl)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron methyl)、イマゾスルフロン(imazosulfuron)、アジムスルフロン(azimsulfuron)、シノスルフロン(cinosulfuron)、シクロスルファムロン(cyclosulfamuron)、エトキシスルフロン(ethoxysulfuron)、エスプロカルブ(esprocarb)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、モリネート(molinate)、ジメピペレート(dimepiperate)、ピリブチカルブ(pyributicarb)、メフェナセット(mefenacet)、ブタクロール(butachlor)、プレチラクロール(pretilachlor)、テニルクロール(thenylchlor)、ブロモブチド(bromobutide)エトベンザニド(etobenzanid)、ダイムロン(dymron)、クミルロン(cumyluron)、ベンタゾン(bentazone)、ベンタゾンの塩、2,4−D、2,4−Dの塩、2,4−Dのエステル、MCP、MCPの塩、MCPのエステル、MCPB、MCPBの塩、MCPBのエステル、フェノチオール(MCPA-thioethyl)、クロメプロップ(clomeprop)、ナプロアニリド(naproanilide)、オキサジアゾン(oxadiazon)、ピラゾレート(pyrazolate)、ピラゾキシフェン(pyrazoxyfen)、ベンゾフェナップ(benzofenap)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、ジメタメトリン(dimethametryn)、シメトリン(simetryn)、ピペロホス(piperophos)、アニロホス(anilofos)、ブタミホス(butamifos)、ベンスリド(bensulide)、ジチオピル(dithiopyr)、ピリミノバックメチル(pyriminobac methyl)、CNP、クロメトキシニル(chlormethoxynil)、シハロホップブチル(cyhalofop butyl)、ビフェノックス(bifenox)、カフェンストロール(cafenstrole)、ペントキサゾン(pentoxazone)、インダノファン(indanofan)、オキサジクロメホン(oxaziclomefone)、フェントラザミド(fentrazamide)、ブテナクロール(butenachlor)、ACN、ベンゾビシクロン(benzobicyclon)、ベンフレセート(benfuresate)、シンメチリン(cimmethylin)、シマジン(simazine)、ジクロベンジル(dichlobenil)、ジウロン(diuron)、クロロIPC(chlorpropham)、アトラジン(atrazine)、アラクロール(alachlor)、イソウロン(isouron)、クロルフタリム(chlorphtalim)、シアナジン(cyanazin)、トリフルラリン(trifluralin)、ブタミホス(butamifos)、プロピザミド(propyzamide)、プロメトリン(prometryn)、ペンディメタリン(pendimethalin)、メトラクロール(metolachlor)、メトリブジン(metribuzin)、リニュロン(linuron)、レナシル(lenacil)、プロパニル(propanil)、MCPA、アイオキシニル(ioxynil octanoate)、アシュラム(asulam)、キザロホップエチル(quizalofop-ethyl)、プロパキザホップ(propaquizafop)、キザロホップテフリル(quizalofop-tefuryl)、セトキシジム(sethoxydim)、チフェンスルフロンメチル(thifensulfuron-methyl)、フェノキサプロップエチル(fenoxaprop-ethyl)、フェンメディファム(phenmedipham)、フルアジホップブチル(fluazifop-butyl)、ベンタゾン(bentazone)、SAP(bensulide)、TCTP(chlorthal-dimethyl,tetorachlorothiophene)、アミプロホスメチル(amiprophosmethyl)、アメトリン(ametryn)、イソキサベン(isoxaben)、オルソベンカーブ(orbencarb)、カルブチレート(karbutilate)、ジチオピル(dithiopyr)、シデュロン(siduron)、チアザフルロン(thiazafluron)、ナプロパミド(napropamide)、プロジアミン(prodiamine)、ベスロジン(benefin)、メチルダイムロン(methyl dymron)、2,4−PA、MCPPA、フラザスルフロン(flazasulfuron)、メトスルフロンメチル(metsulfuron-methyl)、イマザキン(imazaquin)、イマザピル(imazapyr)、テトラピオン(flupropanate)、テブティウロン(tebuthiuron)、ブロマシル(bromacil)、ヘキサジノン(hexazinone)、グリホサートアンモニウム塩(glyphosate-ammonium)、グリホサートイソプロピルアミン塩(glyphosate-iso-propylammonium)、グリホサートトリメシウム塩(glyphosate-trimesium)、グリホサートナトリウム塩(glyphosate-sodium)、ビアラホス(bialaphos)、グルホシネート(glufosinate-ammonium)およびMCC等が挙げられる。
これらのペノキススラム以外除草活性成分は、単独で又は2種以上を混合して用いることができる。また、これらの含有量は特に限定されるものではないが、固型除草製剤に対して通常0.01〜20重量%の範囲が好ましい。
本発明の固型除草製剤に用いることのできる補助成分としては、例えば、界面活性剤、結合剤、溶剤、吸収剤、粉砕助剤、pH調整剤、分解防止剤、着色剤及び防腐剤等が挙げられる。
本発明の粒状物に使用できる固体粉末、および固型除草製剤に使用する固体担体としては、例えば石英、方解石、海泡石、ドロマイト、チョーク、カオリナイト、パイロフィライト、セリサイト、ハロサイト、メタハロサイト、木節粘土、蛙目粘土、陶石、ジークライト、アロフェン、シラス、きら、タルク、ベントナイト、活性白土、酸性白土、軽石、アタパルジャイト、ゼオライトおよび珪藻土等の天然鉱物質、例えば焼成クレー、パーライト、シラスバルーン、バーミキュライト、アタパルガスクレーおよび焼成珪藻土等の天然鉱物質の焼成品、例えば炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、硫酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、リン酸水素二アンモニウム、リン酸二水素アンモニウムおよび塩化カリウム等の無機塩類、例えばブドウ糖、果糖、しょ糖および乳糖などの糖類、例えば澱粉、粉末セルロースおよびデキストリン等の多糖類、例えば尿素、尿素誘導体、安息香酸および安息香酸の塩等の有機物、例えば木粉、トウモロコシ穂軸、クルミ殻およびタバコ茎等の植物類、フライアッシュ、ホワイトカーボンならびに肥料等が挙げられる。
上記ベントナイトの具体例としては、例えばクニゲルVA(商品名/クニミネ工業(株)製)、クニゲルV2(商品名/クニミネ工業(株)製)、穂高ベントナイト(商品名/豊順洋行(株)製)、妙義ベントナイト(商品名/豊順洋行(株)製)、榛名ベントナイト(商品名/豊順洋行(株)製)、ベントナイトスーパークレイ(商品名/豊順洋行(株)製)および粒状ベントナイト(商品名/豊順洋行(株)製)等のナトリウムベントナイトならびにクニボンド(商品名/クニミネ工業(株)製)等のカルシウムベントナイトが挙げられる。
上記ベントナイト以外の天然鉱物質の具体例としては、H微粉(商品名/浅田製粉(株)製)、ネオキャリアK(商品名/浅田製粉(株)製)、フバサミKクレー(商品名/フバサミクレー(株)製)および特雪Fクレー(商品名/昭和鉱業(株)製)等が挙げられる。
上記炭酸カルシウムの具体例としては、ミクロカル250(商品名/青倉石灰工業((株)製)、ミクロカル100(商品名/青倉工業(株)製)、NS#100(商品名/日東粉化工業(株)製)、NS#200(商品名/日東粉化工業(株)製)、NS#3000(商品名/日東粉化工業(株)製)およびスーパーSS(商品名/丸尾カルシウム(株)製)等が挙げられる。
上記ホワイトカーボンの具体例としては、例えばカープレックス#80D(商品名/塩野義製薬(株))、カープレックス#67(商品名/塩野義製薬(株))、カープレックス#1120(商品名/塩野義製薬(株))、カープレックス#XR(商品名/塩野義製薬(株))、ファインシールA(商品名/徳山曹達(株))、ファインシールE−50(商品名/徳山曹達(株))、ファインシールX−37(商品名/徳山曹達(株))、ファインシールK−41(商品名/徳山曹達(株))、ファインシールP−8(商品名/徳山曹達(株))、トクシールU(商品名/徳山曹達(株))、トクシールCU−N(商品名/徳山曹達(株))、トクシールP(商品名/徳山曹達(株))、トクシールNR(商品名/徳山曹達(株))、ニップシールNS(商品名/日本シリカ工業(株))、ニップシールNSK(商品名/日本シリカ工業(株))、ニップシールNA(商品名/日本シリカ工業(株))、サイロイド244(商品名/富士デヴィソン化学)、サイロイド65(商品名/富士デヴィソン化学)、サイロイド308(商品名/富士デヴィソン化学)、ミズカシルP−705(商品名/水沢化学(株))、ミズカシルP−802(商品名/水沢化学(株))、ミズカシルP−78(商品名/水沢化学(株))およびミズカシルP−832(商品名/水沢化学(株))等の含水シリカ、例えばカープレックスCS−5(商品名/塩野義製薬(株))、カープレックスCS−7(商品名/塩野義製薬(株))およびカープレックスCS−701(商品名/塩野義製薬(株))等の含水シリカの焼成品、例えばアエロジル130(商品名/日本アエロジル(株))、アエロジル200(商品名/日本アエロジル(株))、アエロジル380(商品名/日本アエロジル(株))およびアエロジルMOX80(商品名/日本アエロジル(株))等の無水シリカ、例えばフローライトR(商品名/徳山ソーダ(株))、フローライトRN(商品名/徳山ソーダ(株))、トヨヒーローTH(商品名/東洋電化工業(株))、ゾノライト(商品名/小野田化学)およびマイクロセルE(商品名/ジョンズ・マンビル)等の含水カルシウムシリケート、例えばSIPERNAT D17(商品名/日本アエロジル(株))、ニップシールSS−10(商品名/日本シリカ(株))、ニップシールSS−20(商品名/日本シリカ(株))およびニップシールSS−30P(商品名/日本シリカ(株))等の含水シリカを原料とした表面処理シリカ、例えばアエロジルR972(商品名/日本アエロジル(株))、アエロジルR202(商品名/日本アエロジル(株))およびアエロジルR812(商品名/日本アエロジル(株))等の無水シリカを原料とした表面処理シリカが挙げられる。
本発明の粒状物および固型除草製剤に使用できる界面活性剤としては、例えば、以下の(A)、(B)、(C)、(D)および(E)が挙げられる。
(A)ノニオン性界面活性剤:
(A-1)ポリエチレングリコール型界面活性剤:例えば、ポリオキシエチレンアルキル(C1218)エーテル、アルキルナフトールのエチレンオキサイド付加物、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C12)フェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C12)フェニルエーテルのホルマリン縮合物、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシプロピレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、アルキル(C1218)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、アルキル(C12)フェニルポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーエーテル、ポリオキシエチレンビスフェニルエーテル、ポリオキシエチレン樹脂酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(C1218)モノエステル、ポリオキシエチレン脂肪酸(C1218)ジエステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸(C1218)エステル、グリセロール脂肪酸エステルエチレンオキサイド付加物、ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、硬化ヒマシ油エチレンオキサイド付加物、アルキル(C1218)アミンエチレンオキサイド付加物および脂肪酸(C1218)アミドエチレンオキサイド付加物等が挙げられる。
(A-2)多価アルコール型界面活性剤:例えば、グリセロール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ソルビトール脂肪酸(C1218)エステル、ソルビタン脂肪酸(C1218)エステル、ショ糖脂肪酸エステル、多価アルコールアルキルエーテルおよび脂肪酸アルカノールアミド等が挙げられる。
(A-3)アセチレン系界面活性剤:例えば、アセチレングリコール、アセチレンアルコール、アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物およびアセチレンアルコールのエチレンオキサイド付加物等が挙げられる。
(A-4)その他の界面活性剤:例えば、アルキルグリコシド等が挙げられる。
(B)アニオン性界面活性剤:
(B-1)カルボン酸型界面活性剤:例えば、ポリアクリル酸、ポリメタアクリル酸、ポリマレイン酸、ポリ無水マレイン酸、マレイン酸または無水マレイン酸とオレフィン(例えばイソブチレンおよびジイソブチレン等)との共重合物、アクリル酸とイタコン酸の共重合物、メタアクリル酸とイタコン酸の共重合物、マレイン酸または無水マレイン酸とスチレンの共重合物、アクリル酸とメタアクリル酸の共重合物、アクリル酸とアクリル酸メチルエステルとの共重合物、アクリル酸と酢酸ビニルとの共重合物、アクリル酸とマレイン酸または無水マレイン酸の共重合物、N−メチル−脂肪酸(C1218)サルコシネート、樹脂酸および脂肪酸(C1218)等のカルボン酸、並びにそれらカルボン酸の塩が挙げられる。
(B-2)硫酸エステル型界面活性剤:例えば、アルキル(C1218)硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル(C1218)エーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C12)フェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C12)フェニルエーテルのポリマーの硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル硫酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマーの硫酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーの硫酸エステル、硫酸化油、硫酸化脂肪酸エステル、硫酸化脂肪酸および硫酸化オレフィン等の硫酸エステル、並びにそれら硫酸エステルの塩が挙げられる。
(B-3)スルホン酸型界面活性剤:例えば、パラフィン(C1222)スルホン酸、アルキル(C12)ベンゼンスルホン酸、アルキル(C12)ベンゼンスルホン酸のホルマリン縮合物、クレゾールスルホン酸のホルマリン縮合物、α−オレフィン(C1416)スルホン酸、ジアルキル(C12)スルホコハク酸、リグニンスルホン酸、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C12)フェニルエーテルスルホン酸、ポリオキシエチレンアルキル(C1218)エーテルスルホコハク酸ハーフエステル、ナフタレンスルホン酸、(モノまたはジ)アルキル(C)ナフタレンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、(モノまたはジ)アルキル(C)ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、クレオソート油スルホン酸のホルマリン縮合物、アルキル(C12)ジフェニルエーテルジスルホン酸、イゲポンT(商品名)、ポリスチレンスルホン酸およびスチレンスルホン酸とメタアクリル酸の共重合物等のスルホン酸、並びにそれらスルホン酸の塩が挙げられる。
(B-4)燐酸エステル型界面活性剤:例えば、アルキル(C12)燐酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル(C1218)エーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノまたはジ)アルキル(C12)フェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)アルキル(C12)フェニルエーテルのポリマーの燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)フェニルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)ベンジルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテル燐酸エステル、ポリオキシエチレン(モノ、ジまたはトリ)スチリルフェニルエーテルのポリマーの燐酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーの燐酸エステル、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールイミンおよび縮合燐酸(例えばトリポリリン酸等)等の燐酸エステル、並びにそれら燐酸エステルの塩が挙げられる。
上記の(B-1)〜(B-4)における塩としては、アルカリ金属(リチウム、ナトリウムおよびカリウム等)、アルカリ土類金属(カルシウムおよびマグネシウム等)、アンモニウムおよび各種アミン(例えばアルキルアミン、シクロアルキルアミンおよびアルカノールアミン等)等が挙げられる。
(C)カチオン性界面活性剤:
例えば、アルキルアミン、アルキル4級アンモニウム塩、アルキルアミンのエチレンオキサイド付加物およびアルキル4級アンモニウム塩のエチレンオキサイド付加物等が挙げられる。
(D)両性界面活性剤:
例えば、ベタイン型界面活性剤およびアミノ酸型界面活性剤等が挙げられる。
(E)その他の界面活性剤:
例えば、シリコーン系界面活性剤およびフッ素系界面活性剤等が挙げられる。
本発明の固型除草製剤に用いることのできる結合剤としては、例えばデキストリン(焙焼デキストリンおよび酵素変性デキストリン等)、酸分解澱粉、酸化澱粉、アルファー化澱粉、エーテル化澱粉(カルボキシメチル澱粉、ヒドロキシアルキル澱粉およびカチオン澱粉等)、エステル化澱粉(酢酸澱粉およびリン酸澱粉等)、架橋澱粉およびグラフト化澱粉等の加工澱粉、例えばアルギン酸ナトリウム、アラビアガム、ゼラチン、トラガントガム、ローカストビーンガムおよびカゼイン等の天然物質、例えばカルボキシメチルセルロースナトリウム塩、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロースおよびアセチルセルロース等のセルロース誘導体、ならびに例えばポリビニルメチルエーテル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンポリプロピレンブロック共重合体、ポリビニルアルコール、部分けん化酢酸ビニルとビニルエーテルの共重合体、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドンと酢酸ビニルの共重合物およびポリアクリルアミド等のその他の高分子が挙げられる。
次に本発明の実施例および試験例を具体的に挙げて説明する。但し本発明はこれらの実施例および試験例のみに限定されるものではない。以下の部は、すべて重量部を意味する。なお、以下の実施例、比較例および試験例において用いた除草活性成分は下記の通りである。
(1)2-(2,2-ジフルオロエトキシ)-N-(5,8-ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5-c]ピリミジン-2-イル)-6-(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド(一般名:ペノキススラム。以下、化合物Aと略称する。)
(2)N−〔(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)アミノカルボニル〕−4−エトキシカルボニル−1−メチルピラゾ−ル−5−スルホンアミド(一般名:ピラゾスルフロンエチル。以下、化合物Bと略称する。)
(3)S―ベンジル=1,2−ジメチルプロピル(エチル)チオカーバメート(一般名:エスプロカルブ。以下、化合物Cと略称する。)
〔参考例1〕
約5ミクロン程度に微粉砕した化合物B4.3部、鉱物質担体65.7部および石油系パラフィンワックス(融点69〜72℃)30部を、約100℃で溶融しながら、スリーワンモーターで混合撹拌し化合物Bを均一に分散させた。これらの化合物を室温まで冷却し粉砕し、体積中位径144μmの粒状物を得た。
〔実施例1〕
約5ミクロン程度に微粉砕した化合物A4.3部、鉱物質担体65.7部および石油系パラフィンワックス(融点69〜72℃)30部を、約100℃で溶融しながら、スリーワンモーターで混合撹拌し化合物Aを均一に分散させた。これらの化合物を室温まで冷却し、粉砕することにより、本発明の粒状物を得た。
〔実施例2〕
約5ミクロン程度に微粉砕した化合物A4.3部、鉱物質担体55.7部および石油系パラフィンワックス(融点69〜72℃)40部を、約100℃で溶融しながら、スリーワンモーターで混合撹拌し化合物Aを均一に分散させた。これらの化合物を室温まで冷却し、粉砕することにより、本発明の粒状物を得た。
〔実施例3〕
約5ミクロン程度に微粉砕した化合物A4.3部、鉱物質担体45.7部および石油系パラフィンワックス(融点69〜72℃)50部を、約100℃で溶融しながら、スリーワンモーターで混合撹拌し化合物Aを均一に分散させた。これらの化合物を室温まで冷却し、粉砕することにより、本発明の粒状物を得た。
〔実施例4〕
約5ミクロン程度に微粉砕した化合物A4.3部、鉱物質担体35.7部および石油系パラフィンワックス(融点69〜72℃)60部を、約100℃で溶融しながら、スリーワンモーターで混合撹拌し化合物Aを均一に分散させた。これらの化合物を室温まで冷却し、粉砕することにより、本発明の粒状物を得た。
〔実施例5〕
約5ミクロン程度に微粉砕した化合物A4.3部、化合物B3部、鉱物質担体52.7部および石油系パラフィンワックス(融点69〜72℃)40部を、約100℃で溶融しながら、スリーワンモーターで混合撹拌し化合物A、Bを均一に分散させた。これらの化合物を室温まで冷却し、粉砕することにより、本発明の粒状物を得た。
〔実施例6〕
実施例1で得た体積中位径344μmのもの7.2部と参考例1で得た粒状物5.2部を、トリポリリン酸ソーダ1部、ホワイトカーボン5部、ベントナイト30部、クレー34.6部とともに混合し、更に化合物C15.5部を加えて混合した。更に、ジオクチルスルホコハク酸ソーダ1.5部、適量の造粒水を加えて混練し、直径1.0mm の穴を有するスクリーンにて押し出し造粒し、50℃にて2時間乾燥、整粒後、篩分して、710〜1,400μmの粒度を有する化合物A、Bおよび化合物Cを含有する本発明の粒剤を得た。
〔実施例7〕
実施例6において実施例1で得た体積中位径344μmのもの7.2部を、実施例2で得た体積中位径326μmのもの7.2部に代えたこと以外は実施例6と同様に操作して、化合物A、BおよびCを含有する本発明の粒剤を得た。
〔実施例8〕
実施例6において実施例1で得た体積中位径344μmのもの7.2部を、実施例3で得た体積中位径330μmのもの7.2部に代えたこと以外は実施例6と同様に操作して、化合物A、BおよびCを含有する本発明の粒剤を得た。
〔実施例9〕
実施例6において実施例1で得た体積中位径344μmのもの7.2部を、実施例4で得た体積中位径267μmのもの7.2部に代えたこと以外は実施例6と同様に操作して、化合物A、BおよびCを含有する本発明の粒剤を得た。
〔実施例10〕
実施例2で得た粒状物を250μmと500μmの篩で篩分して250μm以下と500μm以上を除去したもの(体積10%径:275μm、体積中位径:402μm)7.2部と参考例1で得た粒状物5.2部を、トリポリリン酸ソーダ1部、ホワイトカーボン5部、ベントナイト30部、クレー34.6部とともに混合し、更に化合物C15.5部を加えて混合した。更に、ジオクチルスルホコハク酸ソーダ1.5部、適量の造粒水を加えて混練し、直径1.0mm の穴を有するスクリーンにて押し出し造粒し、50℃にて2時間乾燥、整粒後、篩分して、710〜1,400μmの粒度を有する化合物A、Bおよび化合物Cを含有する本発明の粒剤を得た。
〔実施例11〕
実施例10において実施例2で得た粒状物を250μmと500μmの篩で篩分して250μm以下と500μm以上を除去したもの7.2部を、106μmと500μmの篩で篩分して106μm以下と500μm以上を除去したたもの(体積10%径:199μm、体積中位径:381μm)7.2部に代えたこと以外は実施例10と同様に操作して、化合物A、BおよびCを含有する本発明の粒剤を得た。
〔実施例12〕
実施例10において実施例2で得た粒状物を250μmと500μmの篩で篩分して250μm以下と500μm以上を除去したもの7.2部を、500μmの篩で篩分して500μm以上を除去したもの(体積10%径:107μm、体積中位径:326μm)7.2部に代えたこと以外は実施例10と同様に操作して、化合物A、BおよびCを含有する本発明の粒剤を得た。
〔実施例13〕
実施例5で得た粒状物を250μmの篩で篩分して250μm以上を除去したもの(体積10%径:40μm、体積中位径:155μm)7.1部をトリポリリン酸ソーダ1部、ホワイトカーボン5部、ベントナイト30部、クレー39.9部とともに混合し、更に化合物C15.5部を加えて混合した。更に、ジオクチルスルホコハク酸ソーダ1.5部、適量の造粒水を加えて混練し、直径1.0mm の穴を有するスクリーンにて押し出し造粒し、50℃にて2時間乾燥、整粒後、篩分して、710〜1,400μmの粒度を有する化合物A、Bおよび化合物Cを含有する本発明の粒剤を得た。
〔比較例1〕
化合物Aの放出を制御していない粒剤を作るために、約5ミクロン程度に微粉砕した化合物Aを0.3部、参考例1で得た粒状物5.2部を、トリポリリン酸ソーダ1部、ホワイトカーボン9部、ベントナイト30部、クレー37.5部とともに混合し、更に化合物C15.5部を加えて混合した。更に、ジオクチルスルホコハク酸ソーダ1.5部、適量の造粒水を加えて混練し、直径1.0mm の穴を有するスクリーンにて押し出し造粒し、50℃にて2時間乾燥、整粒後、篩分して、710〜1,400μmの粒度を有する化合物A、Bおよび化合物Cを含有する粒剤を得た。
〔試験例1〕 化合物Aの水中溶出試験
実施例6〜13および比較例1で製造した粒剤各300mgを、1リットルの10度硬水を入れたビーカーに投入し、経時的にビーカーの中央部から溶液の一部を採取して、HPLC(高速液体クロマトグラフ)により水中に溶出した化合物Aの成分量を定量し、下記の式により、水中溶出率を算定した。その結果を表1、2に示す。
水中溶出率(%) = (X / Y)× 100
X:水中に溶出した化合物A成分量
Y:粒剤中の化合物A成分含有量
表1
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
粒状物 粒状物 粒剤
体積中位径 化合物A:パラフィン量 化合物Aの溶出率(%)
(μm) (重量比) 1日後 7日後 28日後
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
実施例6 344 1:7 56 87 99
実施例7 326 1:9 50 75 100
実施例8 330 1:12 40 56 66
実施例9 267 1:14 41 54 63
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
表2
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
粒状物 粒状物 粒剤
体積中位径 化合物A:パラフィン量 化合物Aの溶出率(%)
(μm) (重量比) 1日後 7日後 28日後
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
実施例10 402 1:9 31 67 94
実施例11 381 1:9 41 79 97
実施例12 326 1:9 47 71 95
実施例13 155 1:9 68 98 100
比較例1 − − 100 100 101
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
表1および表2に示す結果より明らかなように、本発明の放出制御された粒剤はペノキススラムの1日後の放出を抑制し、約1月に亘ってにペノキススラムを除々に放出できることがわかる。また、粒状物に含まれるペノキススラム1重量部に対してパラフィンワックスが10重量部以下である場合には、最終的にペノキススラムのほぼ全量を放出できることがわかる。
〔試験例2〕 薬害試験果試験結果
1/10000アールのワグネルポットに水田土壌を詰め、水を入れて代かきを行い、水深4cmの湛水条件とした。このポットに2葉期の稲の苗を1ポット当たり3本定植し、定植7日後に実施例10、11、12または13で製造した本発明の粒剤を所定量処理した。また、比較試験として、本発明の粒剤の代わりに、化合物Aの5%水和剤、化合物Bの5%水和剤および化合物Cの10%乳濁剤(EW)の水希釈液を所定量処理した。
処理日より3日間にわたって、ポット底部から1日あたり2cmの早さで徐々に水を抜き、それ以後、水深4cmの湛水条件とした。処理後35日目に稲に対する薬害の影響を調べるために稲の地上部の生体重を測定し、無処理区との生体重比(FW)を求めた。
薬害の観察評価と生体重比の結果を表3に示す。
観察評価(0=影響なし〜100=完全枯死)
表3
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
有効成分の処理量(g/ a) 35日後薬害(%) FW
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
実施例10 0.3+0.21+15 38 28
実施例11 0.3+0.21+15 48 23
実施例12 0.3+0.21+15 45 25
実施例13 0.3+0.21+15 65 20
比較試験 0.3+0.21+15 70 12
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
表3に示す結果から明らかなように、放出制御された実施例の粒剤を処理した場合には、比較試験の水和剤および乳濁剤の水希釈液を処理した場合に比べて薬害が軽くなることがわかる。
〔試験例3〕 薬害試験果試験結果
1/10000アールのワグネルポットに水田土壌を詰め、水を入れて代かきを行い、水深4cmの湛水条件とした。このポットに2.6葉期の稲の苗を1ポット当たり3本定植し、定植7日後、所定量の薬剤を処理した。処理日より1日間にわたって、ポット底部から1日あたり2cmの早さで徐々に水を抜き、それ以後、水深4cmの湛水条件とした。処理後37日目に稲に対する薬害の影響を調べるために稲の地上部の生体重を測定し、無処理区との生体重比(FW)を求めた。薬害の観察評価と生体重比の結果を表4に示す。
観察評価(0=影響なし〜100=完全枯死)
表4
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
有効成分の処理量(g/ a) 37日後薬害(%) FW
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
実施例12 0.3+0.21+15 12 70
比較例1 0.3+0.21+15 23 48
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
表4に示す結果から明らかなように、放出制御された実施例12の粒剤は、放出制御されていない比較例1の粒剤と比べて薬害が軽くなることがわかる。
〔試験例4〕 残効試験結果
1/5000アールのワグネルポットに水田土壌を詰め、水を入れて代かきを行い、水深4cmの湛水条件とした。このポットに所定量の粒剤を処理し、それぞれ異なるポットに処理後4週、5週、7週にノビエを播種しその後の生育を観察した。最終調査は薬剤処理後17週に行い、その観察評価の結果を表5に示す。
観察評価(0=影響なし〜100=完全枯死)
表5
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
有効成分の処理量(g/ a) ノビエ効果
処理後4週播種 5週播種 7週播種
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
実施例10 0.3+0.21+15 100 100 98
実施例11 0.3+0.21+15 100 100 100
実施例12 0.3+0.21+15 100 100 100
実施例13 0.3+0.21+15 100 100 100
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
本発明により、除草活性成分の放出制御が可能となり、水稲に対する薬害を軽減し、雑草に対する残効性を向上することができる。

Claims (18)

  1. 除草活性成分であるペノキススラムおよび25℃において固体の疎水性物質を含む粒状物。
  2. さらにペノキススラム以外の除草活性成分を含有する請求項1記載の粒状物。
  3. さらに補助剤を含む請求項1または2記載の粒状物。
  4. 補助剤が、固体粉末である請求項3記載の粒状物。
  5. 25℃において固体の疎水性物質が、ワックス、脂肪酸、脂肪酸エステルおよび樹脂から選ばれる1種以上である請求項1〜4のいずれか1項記載の粒状物。
  6. ワックスがパラフィンワックスである請求項5記載の粒状物。
  7. 除草活性成分の総重量と25℃において固体の疎水性物質の重量との比が、1:20から1:1の範囲にある請求項1〜6のいずれか1項記載の粒状物。
  8. 除草活性成分の総重量と25℃において固体の疎水性物質の重量との比が、1:10から1:5の範囲にある請求項1〜6のいずれか1項記載の粒状物。
  9. 粒状物の体積中位径が100〜700μmである請求項1〜8のいずれか1項記載の粒状物。
  10. 体積10%径が150μm以上である請求項9記載の粒状物。
  11. 体積10%径が250μm以上である請求項9記載の粒状物。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項記載の粒状物および固体担体を含む固型除草製剤。
  13. さらにペノキススラム以外の除草活性成分を含有する請求項12記載の固型除草製剤。
  14. さらに補助成分を含有する請求項12または13記載の固型除草製剤。
  15. 固型除草製剤が粒剤である請求項12〜14のいずれか1項記載の固型除草製剤。
  16. ペノキススラムの1日後の水中溶出率が60%以下である請求項12〜15のいずれか1項記載の固型除草製剤。
  17. 加温溶融した25℃において固体の疎水性物質とペノキススラムを混合し造粒して粒状物を得て、次いで該粒状物と固体担体を混合し造粒することを特徴とする固型除草製剤の製造方法。
  18. 25℃において固体の疎水性物質およびペノキススラムを混合し加熱溶融した後、造粒して粒状物を得て、次いで該粒状物と固体担体を混合し造粒することを特徴とする固型除草製剤の製造方法。
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