JP2010277655A - 半導体メモリ、システムおよび半導体メモリの動作方法 - Google Patents

半導体メモリ、システムおよび半導体メモリの動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 リフレッシュ要求の生成周期を切り替える半導体メモリにおいて、消費電力を削減する。
【解決手段】 リフレッシュタイマは、ダイナミックメモリセルをリフレッシュするためのリフレッシュ要求信号を周期的に生成するとともに、周期制御信号に応じてリフレッシュ要求信号の生成周期を変更する。温度比較回路は、温度検出回路により検出されたチップ温度が、予め設定された複数の基準温度のうち一度も超えていない基準温度を超える毎に、最大温度の検出を示す検出信号を出力する。リフレッシュ制御回路は、検出信号を受ける毎に、リフレッシュ要求信号の生成周期を短くするために周期制御信号の値を変更し、チップ温度が低下したときに周期制御信号の値を維持する。これにより、リフレッシュ要求信号の生成周期の切り替えの頻度を下げることができ、切り替えに必要な消費電力を削減できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チップ温度の変化に応じて内部回路の動作仕様を変更する機能を有する半導体メモリに関する。
DRAM等の半導体メモリは、メモリセルに書き込まれたデータを保持するためにリフレッシュ動作が必要である。
一般に、DRAMのメモリセルのデータ保持時間は、温度が低くなるほど長くなる。このため、温度が低いときに、リフレッシュ要求の生成周期を長くし、消費電流を削減する手法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特開2004−294117号公報 特開2005−158222号公報
半導体メモリのチップ温度の最大値は、例えば、半導体メモリとともにシステムに搭載される機能ブロックの動作に依存して決まる。機能ブロックの動作および停止が繰り返して行われるとき、チップ温度は上昇および下降を繰り返す。リフレッシュ要求の生成周期をチップ温度の上下に応じて切り替える場合、切り替え頻度が高くなる。これにより、半導体メモリの消費電力は増加する。
本発明の目的は、リフレッシュ要求の生成周期を切り替える半導体メモリにおいて、消費電力を削減するとともに、システム毎に適したリフレッシュ要求を実行することである。
本発明の一観点によれば、ダイナミックメモリセルと、ダイナミックメモリセルをリフレッシュするためのリフレッシュ要求信号を周期的に生成するとともに、周期制御信号に応じてリフレッシュ要求信号の生成周期を変更するリフレッシュタイマと、チップ温度を検出する温度検出回路と、温度検出回路により検出されたチップ温度が、予め設定された複数の基準温度のうち一度も超えていない基準温度を超える毎に、最大温度の検出を示す検出信号を出力する温度比較回路と、検出信号を受ける毎に、リフレッシュ要求信号の生成周期を短くするために周期制御信号の値を変更し、チップ温度が低下したときに周期制御信号の値を維持するリフレッシュ制御回路とを備える半導体メモリが提供される。
リフレッシュ要求信号の生成周期を、チップ温度がこれまでの最大温度を超えたときのみ変更することで、生成周期の切り替えの頻度を下げることができ、切り替えに必要な消費電力を削減できる。また、チップ温度の最大値に合わせてリフレッシュ要求信号の生成周期を設定できるため、半導体メモリが使用される環境に応じて最適な生成周期を設定できる。この結果、半導体メモリの消費電力を最小限にできる。
一実施形態における半導体メモリを示している。 図1に示した温度検出回路、基準電圧生成回路およびシフト制御回路の例を示している。 図1に示したシフトレジスタの例を示している。 図1に示した分周回路および周期セレクタの例を示している。 図1に示した半導体メモリが搭載されるシステムの例を示している。 図1に示した半導体メモリの動作の例を示している。 別の実施形態における半導体メモリの例を示している。 図7に示した温度検出回路、基準電圧生成回路およびシフト制御回路の例を示している。 図7に示した分周回路および周期セレクタの例を示している。 図7に示した半導体メモリの動作の例を示している。 別の実施形態における半導体メモリの例を示している。 図11に示したシフト制御回路の例を示している。 図11に示したリフレッシュアドレスカウンタの例を示している。 図11に示した分周回路および周期セレクタの例を示している。 図7に示した半導体メモリの動作の例を示している。 別の実施形態における半導体メモリの例を示している。 図16に示したシフト制御回路の例を示している。 図16に示した周期セレクタの例を示している。 図16に示した半導体メモリの動作の例を示している。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。図中、太線で示した信号線は、複数本を示す。また、太線が接続されているブロックの一部は、複数の回路を有する。信号が伝達される信号線には、信号名と同じ符号を使用する。末尾に”Z”が付いている信号は、正論理を示している。末尾に”X”が付いている信号は、負論理を示している。図中の二重の四角丸は、外部端子を示している。外部端子は、例えば、半導体チップ上のパッド、あるいは半導体チップが収納されるパッケージのリードである。外部端子を介して供給される信号には、端子名と同じ符号を使用する。
図1は、一実施形態における半導体メモリMEMを示している。半導体メモリMEMは、例えば、疑似SRAMである。疑似SRAMは、DRAMのメモリセルを有し、SRAMのインタフェースを有する。疑似SRAMは、内部で発生するリフレッシュ要求信号RREQZに応答して自動的にリフレッシュ動作を実行する機能を有している。半導体メモリMEMは、クロック信号に同期して動作するが、クロック信号に非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、システムLSI等に搭載されるメモリマクロ(IP)として設計されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として設計されてもよい。
半導体メモリMEMは、例えば、シリコン基板上にCMOSプロセスを使用して形成される。半導体メモリMEMは、コマンド入力回路10、コマンドデコーダ12、コア制御回路14、アドレス入力回路16、アドレスセレクタ18、リフレッシュアドレスカウンタ20、発振回路22、分周回路24、周期セレクタ26、温度検出回路28、基準電圧生成回路30、シフト制御回路32、シフトレジスタ34、データ入出力回路36およびメモリコア38を有している。
コマンド入力回路10は、コマンド端子を介してコマンド信号CMDを受け、受けたコマンド信号CMDを内部コマンド信号ICMDとして出力する。特に限定されないが、コマンド信号CMDは、チップイネーブル信号、ライトイネーブル信号およびアウトプットイネーブル信号を含む。コマンドデコーダ12は、内部コマンド信号ICMDをデコードし、メモリコア38を動作させるため読み出し制御信号RDZまたは書き込み制御信号WRZを出力する。
コア制御回路14は、読み出し制御信号RDZ、書き込み制御信号WRZおよび周期セレクタ26からのリフレッシュ要求信号RREQZに応じて、読み出し動作、書き込み動作またはリフレッシュ動作を実行するための制御信号CTL(タイミング信号)を出力する。コア制御回路14は、読み出し制御信号RDZまたは書き込み制御信号WRZと、リフレッシュ要求信号RREQZとが競合したときに、その優先順を決めるアービタARBを有している。コア制御回路14は、リフレッシュ動作を実行するときに、リフレッシュ信号REFZを活性化する。
アドレス入力回路16は、例えば、ロウアドレス信号RAおよびコラムアドレス信号CAをアドレス端子ADで受ける。半導体メモリMEMは、アドレスノンマルチプレクス方式を採用しており、ロウアドレス信号RAおよびコラムアドレス信号CAを異なるアドレス端子ADで同時に受ける。なお、半導体メモリMEMは、ロウアドレス信号RAおよびコラムアドレス信号CAを共通のアドレス端子ADで順次に受けてもよい(アドレスマルチプレクス方式)。
アドレスセレクタ18は、リフレッシュ信号REFZが非活性化されているときにロウアドレス信号RAを選択し、内部ロウアドレス信号IRAとして出力する。アドレスセレクタ18は、リフレッシュ信号REFZが活性化されているときにリフレッシュアドレス信号REFAを選択し、内部ロウアドレス信号IRAとして出力する。
リフレッシュアドレスカウンタ20は、リフレッシュ信号REFZに応答してカウント動作し、リフレッシュアドレス信号REFAを順次に生成する。リフレッシュアドレス信号REFAのビット数は、ロウアドレス信号RAのビット数に等しい。
発振回路22は、所定の周期で発振信号OSCを生成する。分周回路24は、発振信号OSCの周波数を分周し、周期が異なる5種類の発振信号OSC1−5として出力する。分周回路24は、周期が異なる複数の発振信号OSC1−5を生成する発振信号生成回路として動作する。周期セレクタ26は、選択信号SEL1−5に応じて発振信号OSC1−5の1つを選択し、リフレッシュ要求信号RREQZとして出力する。発振回路22、分周回路24および周期セレクタ26は、リフレッシュ要求信号RREQZを周期的に生成するとともに、選択信号SEL1−5に応じてリフレッシュ要求信号RREQZの生成周期を変更するリフレッシュタイマの機能を有する。選択信号SEL1−5は、リフレッシュ要求信号RREQZの生成周期を変更するための周期制御信号である。
温度検出回路28は、半導体メモリMEMのチップ温度を計測し、チップ温度に依存して変化する検出電圧VMを生成する。すなわち、検出電圧VMはチップ温度を示す。基準電圧生成回路30は、外部電源電圧に依存しない6種類の基準電圧VN1−6を生成する。シフト制御回路32は、選択信号SEL1−5に応じて選択される2つの基準電圧VN(例えば、VN6、VN5)と検出電圧VMとの差に応じてシフト信号SFTを出力する。基準電圧VN1−6は、チップ温度をモニタするための基準温度を示す。
シフトレジスタ34は、半導体メモリMEMのパワーオン時に生成されるリセット信号RSTによりリセットされる。シフトレジスタ34は、リセットされた初期状態において、選択信号SEL5のみを高レベルに活性化し、他の選択信号SEL1−4を低レベルに非活性化する。このとき、選択信号SEL5−1の値は、16進数で”10”である。シフトレジスタ34は、シフト信号SFTを受ける毎に、選択信号SEL4、SEL3、SEL2、SEL1を順次に高レベルに活性化する。このとき、選択信号SEL5−1の値は、16進数で順次”08”、”04”、”02”、”00”に変化する。
データ入出力回路36は、読み出し動作時に、メモリコア38からデータバスDBを介して転送される読み出しデータをデータ端子DQに出力する。データ入出力回路36は、書き込み動作時に、データ端子DQを介して書き込みデータを受信し、受信したデータをデータバスDBを介してメモリコア38に転送する。
メモリコア38は、メモリセルアレイARY、ロウデコーダRDEC、ワードドライバWDRV、プリチャージ回路PRE、センスアンプSA、コラムスイッチCSW、コラムデコーダCDEC、リードアンプRAおよびライトアンプWAを有している。
メモリセルアレイARYは、例えば、マトリックス状に配置された複数のダイナミックメモリセルMCと、図の横方向に並ぶメモリセルMCの列に接続された複数のワード線WLと、図の縦方向に並ぶメモリセルMCの列に接続された複数のビット線対BL、/BLとを有している。メモリセルMCは、データを電荷として保持するためのキャパシタと、このキャパシタの一端をビット線BL(または/BL)に接続するためのトランスファトランジスタとを有している。キャパシタの他端は、基準電圧線に接続されている。基準電圧線に供給される基準電圧は、例えば、プリチャージ電圧と同じである。
ロウデコーダRDECは、ロウアドレス信号RAをデコードし、ロウデコード信号を生成する。ワードドライバWDRVは、ロウデコード信号に応じてワード線WLのいずれかを高レベルに駆動する。プリチャージ回路PREは、動作していないセンスアンプSAに接続されたビット線対BL、/BLをプリチャージ電圧に設定する。センスアンプSAは、読み出し動作、書き込み動作およびリフレッシュ動作時に動作し、メモリセルMCからビット線BLまたは/BLに読み出される電圧を増幅する。
コラムデコーダCDECは、読み出し動作および書き込み動作においてアクセスされるメモリセルMCに接続されたビット線対BL、/BLを選択するために、コラムアドレス信号CAをデコードする。コラムスイッチCSWは、コラムデコーダCDECからのデコード信号に応じて、ビット線対BL、/BLをリードアンプRAまたはライトアンプWAに接続する。
リードアンプRAは、読み出しアクセス動作時に、コラムスイッチCSWを介して出力される相補の読み出しデータを増幅する。ライトアンプWAは、書き込みアクセス動作時に、データバスDBを介して供給される相補の書き込みデータを増幅し、ビット線対BL、/BLに供給する。
図2は、図1に示した温度検出回路28、基準電圧生成回路30およびシフト制御回路32の例を示している。温度検出回路28は、内部電源線VIIと接地線VSとの間に直列に接続された抵抗R0およびトランジスタTRを有している。トランジスタTRのベースは、接地線VSSに接続されている。内部電源電圧VIIは、半導体メモリMEMの内部に形成される内部電圧生成回路により生成される。内部電圧生成回路は、外部端子に供給される外部電源電圧を用いて、外部電源電圧の変動の影響を受けない固定の内部電源電圧VIIを生成する。温度検出回路28は、抵抗R0およびトランジスタTRの接続ノードからチップ温度TEMPを示す検出電圧VMを生成する。検出電圧VMは、チップ温度TEMPが低いときに高く、チップ温度TEMPが高いときに低くなる。
基準電圧生成回路30は、内部電源線VIIと接地線VSSとの間に直列に接続された抵抗R7−R1を有している。基準電圧生成回路30は、2つの抵抗(例えば、R7とR6)の接続ノードから抵抗分割により生成される基準電圧VN(例えば、VN6)を出力する。各基準電圧VN6−1は、基準温度を示し、チップ温度TEMPがどの温度範囲にあるかを検出するために使用される。基準電圧VNは、VN6、VN5、VN4、VN3、VN2、VN1の順で、値が徐々に小さくなり、対応する基準温度は高くなる。
例えば、温度検出回路28と基準電圧生成回路30は、電源線の負荷等により内部電源電圧VIIの値がずれることを防止するために、互いに隣接する位置にレイアウトされる。なお、後述する比較器CMPB、CMPAは、検出電圧VMと基準電圧VNとの電圧差(相対値)を比較する。このため、外部電源電圧に変動が少ないことが予め分かっているときには、温度検出回路28と基準電圧生成回路30は、内部電源電圧VIIの代わりに外部電源電圧を受けてもよい。
シフト制御回路32は、セレクタSELB、SELA、比較器CMPB、CMPAおよびシフト生成部SFTGENを有している。セレクタSELBは、選択信号SEL1−5に応じて基準電圧VN2−6のいずれかを選択し、比較器CMPBの+端子に比較電圧として出力する。セレクタSELAは、選択信号SEL1−5に応じて基準電圧VN1−5のいずれかを選択し、比較器CMPAの+端子に比較電圧として出力する。このように、セレクタSELB、SELAは、基準電圧VNの2つを選択し、比較電圧として出力する。セレクタSELB、SELAは、初期状態において選択信号SEL5を受ける。この後、セレクタSELB、SELAは、選択信号SEL4−1を順次に受ける。セレクタSELB、SELAは、図中の表に示しているように、選択する2つの基準電圧VNを、選択信号SELの番号が小さくなる毎に温度が高い側に切り替える。
比較器CMPBは、−端子で受ける検出電圧VMがセレクタSELBからの基準電圧VNより低いときに検出信号DETBを高レベルに活性化する。比較器CMPBは、検出電圧VMがセレクタSELBからの基準電圧VNより高いときに検出信号DETBを低レベルに非活性化する。比較器CMPAは、−端子で受ける検出電圧VMがセレクタSELAからの基準電圧VNより低いときに検出信号DETAを高レベルに活性化する。比較器CMPAは、検出電圧VMがセレクタSELAからの基準電圧VNより高いときに検出信号DETAを低レベルに非活性化する。このように、比較器CMPB、CMPAは、検出電圧VMが示すチップ温度TEMPが、2つの基準電圧VNが示す基準温度の両方を超えたときに検出信号DETB、DETAをともに活性化する。
シフト生成部SFTGENは、検出信号DETB、DETAがともに高レベルに変化したときに、高レベルのパルスを有するシフト信号SFTを生成する論理回路を有している。後述するように、シフト信号SFTは、検出信号DETBが高レベルに変化された後、検出信号DETAの高レベルへの変化に同期して高レベルに活性化される。シフト信号SFTは、チップ温度TEMPが2つの基準温度の両方を超えたことを示す検出信号として機能する。シフト信号SFTを2つの比較器CMPB、CMPAからの検出信号DETB、DETAのアンド論理に応じて生成することで、ノイズ等により誤ってシフト信号SFTが生成され、半導体メモリMEMが誤動作することを防止できる。
図3は、図1に示したシフトレジスタ34の例を示している。シフトレジスタ34は、例えば、直列に接続された5つの記憶段STG(STG5−1)を有している。各記憶段STGは、シフト信号SFTをクロック端子で受け、リセット信号RSTをリセット端子RSTで受ける。記憶段STG5は、リセット信号RSTを受けたときに高レベルにリセットされ、出力端子SEL5から高レベルを出力する。記憶段STG4−1は、リセット信号RSTを受けたときに低レベルにリセットされ、出力端子SEL4−1から低レベルを出力する。記憶段STG5の入力端子は接地線VSS(論理0)に接続されている。シフトレジスタ34は、パワーオンリセット後に選択信号SEL5のみを高レベルに活性化し、他の選択信号SEL4−1を低レベルに非活性化する。シフトレジスタ34は、シフト信号SFTに同期して選択信号SEL5を非活性化し、選択信号SEL4を活性化する。この後、シフトレジスタ34は、シフト信号SFTを受ける毎にシフト動作し、活性化する選択信号SEL(SEL3−1)を順次に切り替える。このように、シフトレジスタ34は、検出信号DETAに同期して生成されるシフト信号SFTに応答してシフト動作し、選択信号SEL5−1の値を順次に切り替える。
図4は、図1に示した分周回路24および周期セレクタ26の例を示している。分周回路24は、例えば、直列に接続された10個の分周器DIV(DIV01−05、DIV1−5)を有している。各分周器DIVは、受けた信号の周波数を2分の1に分周して出力する。分周器DIV01は、発振信号OSCを受ける。分周器DIV1−5は、発振信号OSC1−5をそれぞれ出力する。発振信号OSC1−5は、数値が大きいほど周期が長い。例えば、発振信号OSC2の周期は、発振信号OSC1の2倍である。
周期セレクタ26は、発振信号OSC1−5のいずれか1つを選択し、リフレッシュ要求信号RREQZとして出力するためのスイッチ回路SW1−5を有している。各スイッチ回路SW1−5は、CMOS伝達ゲートを有している。スイッチSW1−5は、対応する選択信号SEL1−5が高レベルに活性化されているときにそれぞれオンする。このように、周期セレクタ26は、選択信号SEL1−5の値に応じて発振信号OSC1−5の1つを選択する。
図5は、図1に示した半導体メモリMEMが搭載されるシステムSYSの例を示している。システムSYS(ユーザシステム)は、例えば、携帯電話や携帯ゲーム等の携帯機器の少なくとも一部を示している。なお、システムSYSは、ビデオレコーダやパーソナルコンピュータ等のコンピュータ装置の少なくとも一部でもよい。なお、後述する実施形態においても、半導体メモリMEMは、図5と同様のシステムSYSに搭載される。
システムSYSは、システムオンチップSoCを有している。あるいは、システムSYSは、マルチチップパッケージMCP、システムインパッケージSiP、チップオンチップCoC、パッケージオンパッケージPoPあるいはプリント基板の形態でもよい。
例えば、SoCは、半導体メモリMEM、半導体メモリMEMをアクセスするメモリコントローラMCNT、ASICおよびシステム全体を制御するCPU(メインコントローラ)を有している。CPUおよびメモリコントローラMCNT、ASICは、システムバスSBUSにより互いに接続されている。SoCは、外部バスSCNTを介して上位のシステムに接続される。システムバスSBUSには、他の周辺回路チップが接続されてもよい。
CPUは、半導体メモリMEMをアクセスするために、読み出しパケット(読み出しアクセス要求)および書き込みパケット(書き込みアクセス要求)をメモリコントローラMCNTに出力する。メモリコントローラMCNTは、CPUからの指示に基づいて、半導体メモリMEMにコマンド信号CMD、アドレス信号ADおよび書き込みデータ信号DQを出力し、半導体メモリMEMから読み出しデータ信号DQを受ける。半導体メモリMEMがDRAMのとき、メモリコントローラMCNTは、リフレッシュコマンドを半導体メモリMEMに周期的に出力する。
特に限定されないが、ASICは、ユーザが設計したロジック回路を有している。例えば、ASICは、画像処理機能を有しており、画像処理中に高温になる。なお、システムSYSにメモリコントローラMCNTを設けることなく、コマンド信号CMDおよびアドレス信号ADを、CPUから半導体メモリMEMに直接出力してもよい。また、システムSYSは、CPUと半導体メモリMEMのみを有していてもよい。このとき、ASICは、CPU内のユーザロジック領域に形成される。また、CPUは、メモリコントローラの機能を有する。
図6は、図1に示した半導体メモリMEMの動作の例を示している。動作の前半では、図5に示したASICは動作せず、半導体メモリMEMのチップ温度TEMPは比較的低い。動作の後半では、ASICが動作し、チップ温度TEMPは、シリコン基板を介してASICから伝達される熱により一時的に上昇する。期間P1は、ASICの動作期間を表している。例えば、検出電圧VMが基準電圧VN6に等しいとき、チップ温度TEMPは摂氏40度である。すなわち、基準電圧VN6は、摂氏40度を示す。例えば、同様に、基準電圧VN5、VN4、VN3、VN2、VN1は、それぞれ、摂氏50度、摂氏60度、摂氏70度、摂氏80度、摂氏90度を示す。なお、図5に示したSoCでは、パッケージによる放熱により、チップ温度TEMPは、摂氏90度を超えないように設計されている。
初期状態において、チップ温度TEMPは摂氏40度以下である(図6(a))。初期状態では、選択信号SEL5が活性化されており(図6(b))、図2に示したセレクタSELB、SELAは、基準電圧VN6、VN5をそれぞれ比較器CMPB、CMPAに出力する。検出電圧VMは、基準電圧VN6、VN5より高いため、比較器CMPB、CMPAは、ともに低レベルの検出信号DETB、DETAを出力する(図6(c))。
図4に示した周期セレクタ26は、発振信号OSC5をリフレッシュ要求信号RREQZとして周期的に出力する(図6(d))。このため、リフレッシュ周期は最も遅い値に設定される。低温時には、メモリセルMCのデータ保持特性がよいため、リフレッシュ周期を長くしてもメモリセルMC内のデータを保持できる。なお、図6では、比較器CMPB、CMPAに供給される2つの基準電圧VN(比較電圧)の間の領域を網掛けで示している。すなわち、網掛けの領域は、比較器CMPB、CMPAによる検出領域を示している。
チップ温度TEMPが上昇し、検出電圧VMが基準電圧VN6以下になると、比較器CMPBは、検出信号DETBを高レベルに変化する(図6(e))。チップ温度TEMPがさらに上昇し、検出電圧VMが基準電圧VN5以下になると、比較器CMPAは、検出信号DETAを高レベルに変化する(図6(f))。図2に示したシフト生成部SFTGENは、検出信号DETB、DETAの高レベルにより、シフト信号SFTを一時的に活性化する(図6(g))。図3に示したシフトレジスタ34は、シフト信号SFTに同期して選択信号SEL5を非活性化し、選択信号SEL4を活性化する(図6(h))。このように、シフトレジスタ34は、シフト信号SFTを受ける毎に、リフレッシュ要求信号RREQZの生成周期を短くするために選択信号SEL1−5の値を変更する。図2に示したセレクタSELB、SELAは、基準電圧VN5、VN4をそれぞれ比較器CMPB、CMPAに出力する(図6(i))。すなわち、セレクタSELB、SELAは、選択する2つの基準電圧VNを、シフト信号SFTの出力毎に温度が高い側に切り替える。
基準電圧VNの切り替えにより、検出電圧VMは、比較器CMPB、CMPAにより比較される基準電圧VN5、VN4の間に入る(図6(j))。すなわち、検出電圧VMは、基準電圧VN4より高くなる。このため、比較器CMPAは、検出信号DETAを低レベルに変化する(図6(k))。選択信号SEL4の活性化により、周期セレクタ26は、発振信号OSC4をリフレッシュ要求信号RREQZとして周期的に出力する(図6(l))。このように、リフレッシュ周期は、チップ温度TEMPの上昇によるデータ保持特性の低下に合わせて短く設定される。
チップ温度TEMPが低下し、検出電圧VMは、基準電圧VN5より高くなる(図6(m))。比較器CMPBは、検出信号DETBを低レベルに変化する(図6(n))。しかし、選択信号SEL4の活性化は維持され、リフレッシュ要求信号RREQZの周期も維持される。チップ温度TEMPがさらに低下し、検出電圧VMは、基準電圧VN6より高くなる(図6(o))。このときも、選択信号SEL4の活性化は維持され、リフレッシュ要求信号RREQZの周期も維持される。このように、リフレッシュ要求信号RREQZは、チップ温度TEMPが上昇したときのみ短い周期に切り替えられ、チップ温度TEMPが下降したとき周期を維持する。これにより、リフレッシュ要求信号RREQZの周期の切り替えの頻度を下げることができ、切り替えに必要な消費電力を削減できる。また、シフトレジスタ34を一方向にのみシフト動作すればよいため、リフレッシュ要求信号RREQZの周期を切り替えるための制御回路を簡易にできる。
この後、チップ温度TEMPが再び上昇し、検出電圧VMは、徐々に低下する(図6(p))。比較器CMPB、CMPAは、基準電圧VN5、VN4を比較電圧として受けて動作している。このため、検出電圧VMが基準電圧VN5以下になったときに、検出信号DETBが活性化される(図6(q))。しかし、チップ温度TEMPは、半導体メモリMEMのパワーオン後に、基準電圧VN5が示す温度に到達済みである。このため、検出信号DETBおよびシフト信号SFTは活性化されない。
チップ温度TEMPがさらに上昇し、検出電圧VMが基準電圧VN4以下になったときに、検出信号DETAが活性化される(図6(r))。検出信号DETAの高レベルにより、シフト信号SFTが一時的に活性化され、選択信号SEL3が活性化される(図6(s、t))。すなわち、シフト制御回路32は、半導体メモリMEMのパワーオン後に、チップ温度TEMPが一度も超えていない温度を超える毎に、最大のチップ温度TEMPの検出を示す検出信号DETAおよびシフト信号SFTを活性化する。
セレクタSELB、SELAは、基準電圧VN4、VN3をそれぞれ比較器CMPB、CMPAに出力する(図6(u))。選択信号SEL3の活性化により、発振信号OSC4がリフレッシュ要求信号RREQZとして周期的に出力される(図6(v))。このように、リフレッシュ周期は、チップ温度TEMPの上昇によるデータ保持特性の低下に合わせて短く設定される。
ASICの動作により、チップ温度TEMPはさらに上昇し、検出電圧VMはさらに低下する。これにより、検出信号DETAが活性化される毎にシフト信号SFTが出力される(図6(w、x))。選択信号SEL2、SEL1が順次にa活性化され、リフレッシュ要求信号RREQZは、発振信号OSC2、OSC1に順次切り替えられる(図6(y、z))。このように、リフレッシュ動作の周期は、チップ温度TEMPが設定された最高温度を超える毎に短く設定される。例えば、最高温度は、基準電圧VN5、VN4、VN3またはVN2に対応する摂氏50度、摂氏60度、摂氏70度または摂氏80度である。チップ温度TEMPが高くなるときのみリフレッシュ動作の周期を短い側に切り替えることで、切り替え頻度を最小限にしながら、チップ温度TEMPの最大値に合わせてリフレッシュ動作の周期を最適に設定できる。この結果、半導体メモリMEMの消費電力の増加を最小限に抑えながら、メモリセルMC内のデータを確実に保持できる。
この後、ASICの動作が停止し、チップ温度TEMPが低下すると、検出電圧VMは、基準電圧VN2より高くなる(図6(z1))。比較器CMPBは、検出信号DETBを低レベルに変化する(図6(z2))。しかし、選択信号SEL1の活性化は維持され、発振信号OSC1がリフレッシュ要求信号RREQZとして出力される(図6(z3))。すなわち、リフレッシュ要求信号RREQZの周期も維持される。
以上、この実施形態では、リフレッシュ要求信号RREQZの生成周期を、チップ温度TEMPがこれまでの最大温度を超えたときのみ変更することで、生成周期の切り替えの頻度を下げることができる。これにより、リフレッシュ要求信号RREQZの生成周期の切り替えに必要な消費電力を削減できる。また、チップ温度TEMPの最大値に合わせてリフレッシュ要求信号RREQZの生成周期を設定できる。このため、半導体メモリMEMが搭載されるシステムSYSの仕様に応じて最適な生成周期でリフレッシュ要求信号RREQZを生成でき、最適な頻度でリフレッシュ動作を実行できる。この結果、半導体メモリMEMの消費電力を最小限にできる。
図7は、別の実施形態における半導体メモリMEMの例を示している。図1と同じ要素については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。この実施形態では、半導体メモリMEMは、図1の周期セレクタ26およびシフト制御回路32の代わりに周期セレクタ26Aおよびシフト制御回路32Aを有している。その他の構成は、図1と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、例えば、疑似SRAMである。
半導体メモリMEMは、クロック信号に同期して動作するが、クロック信号に非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、システムLSI等に搭載されるメモリマクロ(IP)として設計されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として設計されてもよい。例えば、半導体メモリMEMは、図5に示したシステムSYSに搭載される。
周期セレクタ26Aは、低温検出信号DETLZを受けたときにリフレッシュ要求信号RREQZの周期を長くする機能を、図1に示した周期セレクタ26に追加している。シフト制御回路32Aは、検出電圧VMが基準電圧VN6を超えている間、低温検出信号DETLZを高レベルに活性化する。すなわち、チップ温度TEMPが基準電圧VN6に対応する温度(例えば、摂氏40度)より低くなったときに、低温検出信号DETLZが活性化される。
図8は、図7に示した温度検出回路28、基準電圧生成回路30およびシフト制御回路32Aの例を示している。シフト制御回路32Aは、図2に示したシフト制御回路32に比較器CMPCを追加している。比較器CMPCは、+端子で受ける検出電圧VMが基準電圧VN6より低いときに、低温検出信号DETLZを低レベルに非活性化する。比較器CMPCは、検出電圧VMが基準電圧VN6以上の高いときに、低温検出信号DETLZを高レベルに活性化する。すなわち、比較器CMPCは、チップ温度TEMPが基準電圧VN6に対応する最も低い基準温度以下(例えば、摂氏40度)以下になったときに低温検出信号DETLZを出力する低温比較器として動作する。
図9は、図7に示した分周回路24および周期セレクタ26Aの例を示している。周期セレクタ26Aは、図4に示した周期セレクタ26にスイッチSW6、SW7を追加している。各スイッチ回路SW6−7は、CMOS伝達ゲートを有している。スイッチSW6は、発振信号OSC5をリフレッシュ要求信号RREQZとして出力するために、低温検出信号DETLZが活性化されているときにオンする。スイッチSW7は、発振信号OSC1−5のいずれかを選択信号SEL1−5に応じてリフレッシュ要求信号RREQZとして出力するために、低温検出信号DETLZが非活性化されているときにオンする。このように、周期セレクタ26Aは、低温検出信号DETLZを受けたときに、選択信号SEL1−5の値に拘わりなくリフレッシュ要求信号RREQZの生成周期を最も長い値(OSC5)に設定する。
図10は、図7に示した半導体メモリMEMの動作の例を示している。図6と同じ動作については、詳細な説明は省略する。この例では、図6と同様に、検出電圧VMが低くなるにつれて、比較器CMPB、CMPAにより検出電圧VMと比較される基準電圧VNが低い側に切り替えられる。すなわち、図6に網掛けで示すように、比較器CMPB、CMPAによる検出領域は、チップ温度TEMPの最大値が更新される毎に低い側に切り替えられる。セレクタSELB、SELA、比較器CMPB、CMPAおよびシフト生成部SFTGENの動作は、図6と同じである。
一方、検出電圧VMが基準電圧VN6より高くなったとき、低温検出信号DETLZが活性化される(図10(a、b、c))。このとき、活性化されている選択信号SEL(SEL1−5のいずれか)に拘わりなく、発振信号OSC5がリフレッシュ要求信号RREQZとして出力される(図10(d、e、f))。すなわち、チップ温度TEMPが、例えば摂氏40度より低くなったとき、リフレッシュ周期は、最も長い値に設定される。これにより、チップ温度TEMPが高温と低温とを繰り返し変化するときに、低温時にリフレッシュ周期を長くすることでリフレッシュ動作に必要な消費電力を削減できる。この実施形態では、チップ温度TEMPが最大値を更新したときのみリフレッシュ周期を短い側に切り替えながら、チップ温度TEMPが低下したときに、リフレッシュ周期を現在設定されている短周期から長周期に切り替えできる。これにより、低温時にリフレッシュ動作に必要な消費電力を削減しながら、高温時にチップ温度TEMPの最大値に合わせてリフレッシュ動作の消費電力の増加を最小限にできる。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、低温時にリフレッシュ動作に必要な消費電力を削減しながら、高温時にチップ温度TEMPの最大値に合わせてリフレッシュ動作の消費電力の増加を最小限にできる。したがって、半導体メモリMEMが搭載されるシステムSYSの仕様にそれぞれ応じて、半導体メモリMEMの消費電力を最適に設定できる。
特に、高温時のリフレッシュ要求信号RREQZの周期は、パワーオンからしばらく経過した後に、複数の周期OSC1−4(短周期)のいずれか1つに設定される。これ以降、リフレッシュ要求信号RREQZの周期は、チップ温度TEMPの変化に応じて、長周期(OSC5)または短周期に切り替えられる。小さい消費電力を有するASICが搭載されるシステムSYSでは、リフレッシュ要求信号RREQZは、パワーオンからしばらく経過した後に、例えば、発振信号OSC5とOSC3とのいずれかに切り替えられる。大きい消費電力を有するASICが搭載されるシステムSYSでは、リフレッシュ要求信号RREQZは、パワーオンからしばらく経過した後に、例えば、発振信号OSC5とOSC1とのいずれかに切り替えられる。したがって、システムSYSの仕様に応じて、リフレッシュ要求信号RREQZの生成周期を最適に設定でき、かつリフレッシュ要求信号RREQZの切り替え頻度を最小限にできる。この結果、半導体メモリMEMの消費電力を、システムSYSの仕様に応じて最小限にできる。
図11は、別の実施形態における半導体メモリMEMの例を示している。図1と同じ要素については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。この実施形態では、半導体メモリMEMは、図1のリフレッシュアドレスカウンタ20、周期セレクタ26およびシフト制御回路32の代わりに、リフレッシュアドレスカウンタ20B、周期セレクタ26Bおよびシフト制御回路32Bを有している。その他の構成は、図1と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、例えば、疑似SRAMである。
半導体メモリMEMは、クロック信号に同期して動作するが、クロック信号に非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、システムLSI等に搭載されるメモリマクロ(IP)として設計されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として設計されてもよい。例えば、半導体メモリMEMは、図5に示したシステムSYSに搭載される。
リフレッシュアドレスカウンタ20Bは、集中リフレッシュ信号CREFXが低レベルに活性化されている間に、リフレッシュアドレス信号REFAが所定の値に2回設定されたときに、停止信号STOPZを高レベルに活性化する。周期セレクタ26Bは、集中リフレッシュ信号CREFXの活性化を受けたときにリフレッシュ要求信号RREQZの周期を短くする機能を、図1に示した周期セレクタ26に追加している。シフト制御回路32Bは、集中リフレッシュ信号CREFXをシフト信号SFTに応答して活性化し、停止信号STOPZに応答して非活性化する。シフト制御回路32Bのその他の機能は、図1に示したシフト制御回路32と同じである。
図12は、図11に示したシフト制御回路32Bの例を示している。図2に示したシフト制御回路32に集中リフレッシュ生成部CRGENを追加している。集中リフレッシュ生成部CRGENは、シフト信号SFTの立ち上がりエッジに同期して高レベルにセットされ、停止信号STOPZの立ち上がりエッジに同期して低レベルにリセットされるフリップフロップFFを有している。集中リフレッシュ生成部CRGENは、フリップフロップFFがセットされているとき集中リフレッシュ信号CREFXを低レベルに活性化し、フリップフロップFFがリセットされているときに集中リフレッシュ信号CREFXを高レベルに非活性化する。なお、フリップフロップFFは、半導体メモリMEMのパワーオンリセット時にリセットされる。
図13は、図11に示したリフレッシュアドレスカウンタ20Bの例を示している。リフレッシュアドレスカウンタ20Bは、アドレスカウンタ部ACNT、アドレス検出部ADDETおよび周期カウンタCYCCNTを有している。なお、図1に示したリフレッシュアドレスカウンタ20は、アドレスカウンタ部ACNTのみを有している。
アドレスカウンタ部ACNTは、直列に接続された複数のバイナリカウンタCNTを有している。アドレスカウンタACNTは、発振信号OSCを初段のバイナリカウンタCNTで受け、各バイナリカウンタCNTからリフレッシュアドレス信号REFA(REFA0−10のいずれか)を出力する。この例では、11ビットのアドレスカウンタACNTが形成されているが、ワード線WLの数に合わせて他のビット数に設定されてもよい。
アドレス検出部ADDETは、集中リフレッシュ信号CREFXが活性化されている間、リフレッシュアドレス信号REFA0−10が最大値(オール1)になったときに一巡信号RNDを出力する。周期カウンタCYCCNTは、一巡信号RNDを2回検出したときに停止信号STOPZを一時的に活性化する。このように、アドレス検出部ADDETは、集中リフレッシュ信号CREFXが活性化されている間に、リフレッシュアドレス信号REFA0−10が一巡した後に停止信号STOPZを出力する。集中リフレッシュ信号CREFXは、停止信号STOPZの活性化に応答して非活性化される。したがって、集中リフレッシュ信号CREFXの活性化期間は、全てのメモリセルMCがリフレッシュされる期間より長い。
なお、アドレス検出部ADDETは、リフレッシュアドレス信号REFA0−10の所定の値を2回検出したときに一巡信号RNDを出力してもよい。リフレッシュアドレス信号REFA0−10の所定値を2回検出することにより、リフレッシュアドレス信号REFA0−10が少なくとも一巡したことを検出できる。
図14は、図11に示した分周回路24および周期セレクタ26Bの例を示している。周期セレクタ26Bは、図4に示した周期セレクタ26にスイッチSW8、SW9を追加している。各スイッチ回路SW8−9は、CMOS伝達ゲートを有している。スイッチSW8は、発振信号OSCをリフレッシュ要求信号RREQZとして出力するために、集中リフレッシュ信号CREFXが低レベルに活性化されているときにオンする。すなわち、集中リフレッシュ信号CREFXが活性化されている間、リフレッシュ要求信号RREQZは、最も短い周期(OSC)で生成される。スイッチSW9は、発振信号OSC1−5のいずれかを選択信号SEL1−5に応じてリフレッシュ要求信号RREQZとして出力するために、集中リフレッシュ信号CREFXが高レベルに非活性化されているときにオンする。このように、周期セレクタ26Bは、集中リフレッシュ信号CREFXを受けたときに、選択信号SEL1−5の値に拘わりなくリフレッシュ要求信号RREQZの生成周期を最も短い値(OSC)に設定する。
図15は、図7に示した半導体メモリMEMの動作の例を示している。図6と同じ動作については、詳細な説明は省略する。検出電圧VMの変化(すなわち、チップ温度TEMPの変化)と、セレクタSELB、SELA、比較器CMPB、CMPAおよびシフト生成部SFTGENの動作は、図6と同じである。
この例では、シフト信号SFTが活性化される毎に、集中リフレッシュ信号CREFXが所定の期間活性化される(図15(a、b、c、d))。集中リフレッシュ信号CREFXの活性化期間に、周期セレクタ26Bは、選択信号SEL1−5に拘わりなく、発振信号OSCをリフレッシュ要求信号RREQZとして出力する。これにより、図15に斜線の領域で示すように、全てのメモリセルMCは、最短の周期の発振信号OSCに同期して短期間でリフレッシュされる(図15(e、f、g、h))。
以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、リフレッシュ周期が短い側に切り替わるときに、保持している電荷量の少ないメモリセルMCに対して迅速にリフレッシュ動作を実行することで、メモリセルMC内のデータを失うことなく確実に保持できる。
図16は、別の実施形態における半導体メモリMEMの例を示している。図1および図11と同じ要素については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。この実施形態では、半導体メモリMEMは、図11の周期セレクタ26Bおよびシフト制御回路32Bの代わりに、周期セレクタ26Cおよびシフト制御回路32Cを有している。その他の構成は、図11と同じである。すなわち、半導体メモリMEMは、例えば、疑似SRAMである。
半導体メモリMEMは、クロック信号に同期して動作するが、クロック信号に非同期で動作してもよい。半導体メモリMEMは、システムLSI等に搭載されるメモリマクロ(IP)として設計されてもよく、パッケージに封入された半導体記憶装置として設計されてもよい。例えば、半導体メモリMEMは、図5に示したシステムSYSに搭載される。
図17は、図16に示したシフト制御回路32Cの例を示している。シフト制御回路32Cは、図8に示したシフト制御回路32Aに、図12に示した集中リフレッシュ生成部CRGENを追加している。比較器CMPCおよび集中リフレッシュ生成部CRGENの機能は、図8および図12と同じである。シフト制御回路32Cは、低温検出信号DETLZおよび集中リフレッシュ信号CREFXを出力し、停止信号STOPZを受ける。
図18は、図16に示した周期セレクタ26Cの例を示している。周期セレクタ26Cは、図9に示した周期セレクタ26Aに、図14に示したスイッチSW8、SW9を追加している。このため、周期セレクタ26Cは、低温検出信号DETLZ、集中リフレッシュ信号CREFXおよび発振信号OSCを受ける。
周期セレクタ26Cは、集中リフレッシュ信号CREFXが活性化されているときに、選択信号SEL1−5および低温検出信号DETLZに拘わりなく、発振信号OSCをリフレッシュ要求信号RREQZとして出力する。周期セレクタ26Cは、低温検出信号DETLZが活性化され、集中リフレッシュ信号CREFXが非活性化されているときに、選択信号SEL1−5に拘わりなく、発振信号OSC5をリフレッシュ要求信号RREQZとして出力する。周期セレクタ26Cは、低温検出信号DETLZおよび集中リフレッシュ信号CREFXがともに非活性化されているときに、発振信号OSC1−5のいずれかを選択信号SEL1−5に応じてリフレッシュ要求信号RREQZとして出力する。
図19は、図16に示した半導体メモリMEMの動作の例を示している。図10と同じ動作については、詳細な説明は省略する。検出電圧VMの変化(すなわち、チップ温度TEMPの変化)と、セレクタSELB、SELA、比較器CMPB、CMPA、CMPCおよびシフト生成部SFTGENの動作は、図10と同じである。
この例では、図15と同様に、シフト信号SFTが活性化される毎に、集中リフレッシュ信号CREFXが所定の期間活性化される(図19(a、b、c、d))。集中リフレッシュ信号CREFXの活性化期間に、周期セレクタ26Bは、選択信号SEL1−5に拘わりなく、発振信号OSCをリフレッシュ要求信号RREQZとして出力する。これにより、図19に斜線の領域で示すように、全てのメモリセルMCは、最短の周期の発振信号OSCに同期して短期間でリフレッシュされる(図19(e、f、g、h))。以上、この実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した実施形態は、擬似SRAMに適用される例について述べた。しかし、例えば、上述した実施形態は、セルフリフレッシュモードを有するDRAMに適用してもよい。DRAMはクロック信号に同期して動作してもよく、クロック信号に非同期で動作してもよい。セルフリフレッシュモードは、DRAMに外部アクセスコマンドが供給されないスタンバイモード(あるいは低消費電力モード)中に、メモリセルのリフレッシュ動作を内部で自動的に実行する動作モードである。
セルフリフレッシュモードを有するDRAMでは、外部からの読み出しコマンドおよび書き込みコマンドと、内部リフレッシュ要求信号RREQZは、競合しない。このため、DRAMは、図1、図7、図11および図16に示したアービタARBを有していない。また、発振回路OSCは、セルフリフレッシュモード中のみ発振信号OSCを生成する。コマンドデコーダ12は、コマンド端子CMDを介して供給される外部リフレッシュコマンドをデコードしたときに、コア制御回路14に外部リフレッシュ制御信号を出力する。
セルフリフレッシュモードを有するDRAMでは、図6、図10、図15および図19に示した動作は、セルフリフレッシュモード中の動作を示す。このため、図1等に示したシフト制御回路32、32A、32B、32Cは、セルフリフレッシュモード中のみ動作する。
また、上述した実施形態では、チップ温度TEMPに応じてリフレッシュ動作を制御する内部回路の動作仕様(すなわち、リフレッシュ要求信号RREQZの生成周期)を変更する例について述べた。しかし、例えば、チップ温度TEMPの変化に応じて他の内部回路の動作仕様を変化させてもよい。
さらに、上述した実施形態では、シフト信号SFTを2つの比較器CMPB、CMPAからの検出信号DETB、DETAのアンド論理に応じて生成する例について述べた。しかし、例えば、シフト信号SFTをCMPAからの検出信号DETAのみに応答して生成してもよい。
以上の実施形態において説明した発明を整理して、付記として開示する。
(付記1)
ダイナミックメモリセルと、
前記ダイナミックメモリセルをリフレッシュするためのリフレッシュ要求信号を周期的に生成するとともに、周期制御信号に応じて前記リフレッシュ要求信号の生成周期を変更するリフレッシュタイマと、
チップ温度を検出する温度検出回路と、
前記温度検出回路により検出されたチップ温度が、予め設定された複数の基準温度のうち一度も超えていない基準温度を超える毎に、最大温度の検出を示す検出信号を出力する温度比較回路と、
前記検出信号を受ける毎に、前記リフレッシュ要求信号の生成周期を短くするために前記周期制御信号の値を変更し、前記チップ温度が低下したときに前記周期制御信号の値を維持するリフレッシュ制御回路と
を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
(付記2)
前記温度検出回路は、前記チップ温度に依存して変化する検出電圧を生成し、
前記温度比較回路は、
前記複数の基準温度を示す複数の基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
前記基準電圧の2つを選択し、比較電圧として出力するセレクタと、
前記検出電圧が示すチップ温度が、前記比較電圧が示す基準温度の両方を超えたときに前記検出信号を出力する比較器と
を備えていることを特徴とする付記1記載の半導体メモリ。
(付記3)
前記セレクタは、選択する2つの前記基準電圧を、前記検出信号の出力毎に基準温度が高い側に切り替えること
を特徴とする付記2記載の半導体メモリ。
(付記4)
前記リフレッシュタイマは、
周期が異なる複数の発振信号を生成する発振信号生成回路と、
前記周期制御信号に応じて前記発振信号の1つを選択し、前記リフレッシュ要求信号として出力する周期セレクタと
を備えていること
を特徴とする付記1ないし付記3のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記5)
前記リフレッシュ制御回路は、直列に接続された複数の記憶段を有し、前記検出信号に応答してシフト動作し、前記記憶段から出力される選択信号の値を順次に切り替えるシフトレジスタを備え、
前記周期セレクタは、前記選択信号を前記周期制御信号として受け、前記選択信号の値に応じて前記発振信号の1つを選択すること
を特徴とする付記4記載の半導体メモリ。
(付記6)
前記温度比較回路は、前記チップ温度が前記基準温度のうち最も低い基準温度以下になったときに低温検出信号を出力する低温比較器を備え、
前記リフレッシュタイマは、前記低温検出信号を受けたときに、前記周期制御信号の値に拘わりなく前記リフレッシュ要求信号の生成周期を最も長い値に設定すること
を特徴とする付記1ないし付記5のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記7)
前記検出信号に応答して、集中リフレッシュ信号を所定期間出力する集中リフレッシュ生成部を備え、
前記リフレッシュタイマは、前記集中リフレッシュ信号を受けている間、前記周期制御信号の値に拘わりなく前記リフレッシュ要求信号の生成周期を最も短い値に設定すること
を特徴とする付記1ないし付記6のいずれか1項記載の半導体メモリ。
(付記8)
前記所定期間は、全ての前記ダイナミックメモリセルがリフレッシュされる期間より長いこと
を特徴とする付記7記載の半導体メモリ。
(付記9)
前記リフレッシュ要求信号に応答してリフレッシュするダイナミックメモリセルを選択するためのリフレッシュアドレス信号を順次に生成するアドレスカウンタ部と、
前記集中リフレッシュ信号が出力されている間、前記リフレッシュアドレス信号が所定の値になったときに一巡信号を出力するアドレス検出部と、
前記一巡信号を所定の回数検出したときに、停止信号を出力する周期カウンタと
を備え、
前記集中リフレッシュ生成部は、前記停止信号に応答して前記集中リフレッシュ信号の出力を停止すること
を特徴とする付記7または付記8記載の半導体メモリ。
(付記10)
付記1ないし付記9のいずれか1項記載の半導体メモリと、
前記半導体メモリのアクセスを制御するコントローラと
を備えていることを特徴とするシステム。
(付記11)
チップ温度を検出し、
前記チップ温度が、予め設定された複数の基準温度のうち一度も超えていない基準温度を超える毎に、ダイナミックメモリセルのリフレッシュ間隔を順次に短く設定し、
前記チップ温度が低下したときに、設定されているリフレッシュ間隔を維持すること
を特徴とする半導体メモリの動作方法。
(付記12)
前記チップ温度が前記基準温度のうち最も低い基準温度以下になったときに、設定されているリフレッシュ間隔に拘わらずリフレッシュ間隔を最も長い値に設定し、
前記チップ温度が前記最も低い基準温度を超えたときに、前記リフレッシュ間隔を元の短い値に戻すこと
を特徴とする付記11記載の半導体メモリの動作方法。
(付記13)
前記チップ温度が、予め設定された複数の基準温度のうち一度も超えていない基準温度を超える毎に、前記ダイナミックメモリセルのリフレッシュ間隔を短く設定する前に、全ての前記ダイナミックメモリセルを最短のリフレッシュ間隔でリフレッシュすること
を特徴とする付記11または付記12記載の半導体メモリの動作方法。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲がその精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物に拠ることも可能である。
10‥コマンド入力回路;12‥コマンドデコーダ;14‥コア制御回路;16‥アドレス入力回路;18‥アドレスセレクタ;20、20B‥リフレッシュアドレスカウンタ;22‥発振回路;24‥分周回路;26、26A、26B、26C‥周期セレクタ;28‥温度検出回路;30‥基準電圧生成回路;32、32A、32B、32C‥シフト制御回路;34‥シフトレジスタ;36‥データ入出力回路;38‥メモリコア;ACNT‥アドレスカウンタ部;ADDET‥アドレス検出部;CMPA、CMPB、CMPC‥比較器;CREFX‥集中リフレッシュ信号;CRGEN‥集中リフレッシュ生成部;CYCCNT‥周期カウンタ;DETA、DETB‥検出信号;DETLZ‥低温検出信号;OSC、OSC1−5‥発振信号;RREQZ‥リフレッシュ要求;SEL1−5‥選択信号;SELB、SELA‥セレクタ;SFT‥シフト信号;SFTGEN‥シフト生成部;STOPZ‥停止信号;TEMP‥チップ温度;VM‥検出電圧;VN1−6‥基準電圧

Claims (7)

  1. ダイナミックメモリセルと、
    前記ダイナミックメモリセルをリフレッシュするためのリフレッシュ要求信号を周期的に生成するとともに、周期制御信号に応じて前記リフレッシュ要求信号の生成周期を変更するリフレッシュタイマと、
    チップ温度を検出する温度検出回路と、
    前記温度検出回路により検出されたチップ温度が、予め設定された複数の基準温度のうち一度も超えていない基準温度を超える毎に、最大温度の検出を示す検出信号を出力する温度比較回路と、
    前記検出信号を受ける毎に、前記リフレッシュ要求信号の生成周期を短くするために前記周期制御信号の値を変更し、前記チップ温度が低下したときに前記周期制御信号の値を維持するリフレッシュ制御回路と
    を備えていることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 前記温度比較回路は、前記チップ温度が前記基準温度のうち最も低い基準温度以下になったときに低温検出信号を出力する低温比較器を備え、
    前記リフレッシュタイマは、前記低温検出信号を受けたときに、前記周期制御信号の値に拘わりなく前記リフレッシュ要求信号の生成周期を最も長い値に設定すること
    を特徴とする請求項1記載の半導体メモリ。
  3. 前記検出信号に応答して、集中リフレッシュ信号を所定期間出力する集中リフレッシュ生成部を備え、
    前記リフレッシュタイマは、前記集中リフレッシュ信号を受けている間、前記周期制御信号の値に拘わりなく前記リフレッシュ要求信号の生成周期を最も短い値に設定すること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体メモリ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載の半導体メモリと、
    前記半導体メモリのアクセスを制御するコントローラと
    を備えていることを特徴とするシステム。
  5. チップ温度を検出し、
    前記チップ温度が、予め設定された複数の基準温度のうち一度も超えていない基準温度を超える毎に、ダイナミックメモリセルのリフレッシュ間隔を順次に短く設定し、
    前記チップ温度が低下したときに、設定されているリフレッシュ間隔を維持すること
    を特徴とする半導体メモリの動作方法。
  6. 前記チップ温度が前記基準温度のうち最も低い基準温度以下になったときに、設定されているリフレッシュ間隔に拘わらずリフレッシュ間隔を最も長い値に設定し、
    前記チップ温度が前記最も低い基準温度を超えたときに、前記リフレッシュ間隔を元の短い値に戻すこと
    を特徴とする請求項5記載の半導体メモリの動作方法。
  7. 前記チップ温度が、予め設定された複数の基準温度のうち一度も超えていない基準温度を超える毎に、前記ダイナミックメモリセルのリフレッシュ間隔を短く設定する前に、全ての前記ダイナミックメモリセルを最短のリフレッシュ間隔でリフレッシュすること
    を特徴とする請求項5または請求項6記載の半導体メモリの動作方法。
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