JP2010277516A - 円板体貯留装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】硬貨収容穴12内に収容された硬貨の形状、又は/及び、材質が既定の形状、又は/及び、材質と一致しているか否かを検知する金種センサ(円板体検知手段)16を備え、ディスク10を逆方向に回転させる過程で、金種センサ16が検知した硬貨35の形状、又は/及び、材質に基づいて硬貨35が正規のものであるか否かを判定する。
【選択図】図2
Description
例えば、自動販売機にあっては、円板体としての硬貨を収容する硬貨貯留装置を金種別に装備しておき、利用者が投入した硬貨を金種別に仕分けして各貯留装置内に収容する一方で、釣銭として硬貨を払い出す場合には各貯留装置から必要枚数だけ排出するように構成している。実際の運用においては、始業前に各貯留装置に所定枚数の硬貨をセットし、終業後に各貯留装置内の硬貨を回収して、売上データとの照合を行なうのが一般的である。しかし、終業前は多忙であることから、係員が各貯留装置内に硬貨をセットする際に、異なる金種をセットするミスを起こす可能性があり、その結果、間違った金額を払い出してしまい、顧客の信頼を損ねるといった問題がある。
特許文献1には、コイン通過路を横断する複数の光線により、コイン通過路を通過したコインの形状をセンサにより検出するコイン識別機について開示されている。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、円板体を一枚ずつ収容する円板体収容穴を周方向に沿って複数個有したディスクを備え、円板体収容穴内に収容された円板体が正規の円板体であるか否かを検知することにより、不正規の円板体の排出を未然に防止することができる円板体貯留装置を提供することを目的とする。
従来の円板体貯留装置は、円板体の枚数が所定の枚数正確に払い出されたか否かをセンサにより検知している。従って、ホッパー内に間違った円板体(例えば硬貨)が収容されていても、枚数は確認できるが金種まで確認することができなかった。本発明の円板体貯留装置の大きな特徴は、ディスクが順方向に回転する過程で円板体を円板体排出口からホッパー外部に排出すると共に、ディスクが逆方向に回転する際には円板体排出口から円板体を排出しない構成を備えている。そして、逆回転時に円板体の形状、又は/及び、材質を検知して正規の円板体であるか否かを判定する。これにより、正規なものでない円板体の排出を未然に防止することができる。
円板体が硬貨の場合は、異なる金種が混在していると利用者に損害を与える場合がある。例えば、500円硬貨が排出されなければならない場合に、50円硬貨が排出された場合、利用者に450円の損害を与えることになり、信用を落とす結果となる。従って、円板体が予め設定した形状、又は/及び、材質と不一致の場合は、払い出しを停止してその旨を報知することが重要である。これにより、利用者への対応を迅速に行なえると共に、信用の失墜を防止することができる。
請求項3は、前記円板体検知手段は、前記ディスクが有する前記円板体収容穴内の全ての円板体が予め設定した形状、又は/及び、材質と一致した場合は、前記ディスクを停止して通常運用モードに移行することを特徴とする。
ディスクには所定数の円板体収容穴しかないため、その円板体収容穴に収容されている円板体が全て正規のものである場合は、それ以上一度に検査できないため、とりあえず通常運用モードに移行する。そして、通常運用モードが終了した時点で再度ディスクを逆回転させて円板体が正規のものであるか否かを検査する。これにより、通常運用モードごとに少なくともディスクに収容されている円板体を正規の円板体として払い出すことができる。
例えば円板体検知手段が反射型光センサにより構成されている場合、円板体収容穴の移動軌跡内で、且つ円板体収容穴の下側から光を照射する必要がある。これにより、円板体を円板体収容穴に収容する際の邪魔にならずに、且つ確実に円板体の形状と材質を検知することができる。
請求項5は、円板体収容穴の移動軌跡の上方に該円板体検知手段が検知不能な材質により構成された円板体除去手段を備えたことを特徴とする。
例えば円板体検知手段が反射型光センサにより構成されている場合、円板体収容穴に収容された円板体の形状は光の反射の有無で形状を判定している。従って、円板体が重なった状態では正確な形状を判定することができない。そこで本発明では、円板体収容穴の移動軌跡の上方に円板体検知手段が検知不能な材質により構成された円板体除去手段を備える。これにより、重なった円板体を分離して円板体の形状を正確に判定することができる。
請求項6は、前記円板体検知手段は、光センサまたは電磁気センサにより構成されていることを特徴とする。
円板体の形状を判定するには、反射型又は透過型の光センサにより受光した信号から判定することは可能である。また、例えば、硬貨の金種を識別するには、各金種ごとに材質が異なることを利用して磁気センサにより発生する磁界の変化から識別することが可能である。これにより、ホッパーの構成に適したセンサを選択することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る円板体貯留装置の外観斜視図、図2(a)はディスク上面の構成を示す上面図、図2(b)はその側面図である。以下の説明においては、本発明の円板体貯留装置1を、自動券売機に装備される硬貨貯留装置2に適用した場合について説明する。
硬貨貯留装置2は、同一金種の硬貨(円板体)をランダムに収容すると共に硬貨排出口20を備えたホッパー3と、ホッパー3の底部4に配置されて回転軸部回りに回転自在に軸支されると共に硬貨を一枚ずつ収容する硬貨収容穴(円板体収容穴)12を周方向に沿って複数個有したディスク10と、ディスク10を正逆二方向に切替えて回転させるモータ(ディスク駆動機構)15と、を備え、ディスク10が順方向に回転する過程で硬貨収容穴12が硬貨排出口20に達したときに硬貨収容穴12内に収容された硬貨を硬貨排出口20からホッパー外部に排出すると共に、ディスク10が順方向とは逆方向に回転する際には硬貨排出口20から硬貨を排出しない構成を備えている。
また、硬貨収容穴12内に収容された硬貨の形状、又は/及び、材質が既定の形状、又は/及び、材質と一致しているか否かを検知する金種センサ(円板体検知手段)16を備え、ディスク10を逆方向に回転させる過程で、金種センサ16が検知した硬貨35の形状、又は/及び、材質に基づいて硬貨35が正規のものであるか否かを判定する。
即ち、従来の硬貨貯留装置は、硬貨の枚数が所定の枚数正確に払い出されたか否かをセンサにより検知している。従って、ホッパー3内に間違った硬貨が収容されていても、枚数は確認できるが金種まで確認することができなかった。本実施形態の硬貨貯留装置2の大きな特徴は、ディスク10が順方向に回転する過程で硬貨を硬貨排出口20からホッパー外部に排出すると共に、ディスク10が逆方向に回転する際には硬貨排出口20から硬貨を排出しない構成を備えている。そして、逆回転時に硬貨の形状、又は/及び、材質を検知して正規の硬貨であるか否かを判定する。これにより、不正規の硬貨の排出を未然に防止することができる。
上記で説明したとおり、各硬貨貯留装置に本来セットすべき金種とは異なる金種の硬貨をセットしてしまうと利用者に損害を与えることになる。例えば、500円硬貨が排出されなければならない場合に、50円硬貨が排出された場合、利用者に450円の損害を与えることになり、信用を落とす結果となる。従って、硬貨が予め設定した形状、又は/及び、材質と不一致の場合は、払い出しを停止してその旨を報知することが重要である。これにより、利用者への対応を迅速に行なえると共に、信用の失墜を防止することができる。
また、金種センサ16が反射型光センサにより構成されている場合、硬貨収容穴12の移動軌跡内で、且つ硬貨収容穴12の下側から光を照射する必要がある。これにより、硬貨を硬貨収容穴12に収容する際の邪魔にならずに、且つ確実に硬貨の形状と材質を検知することができる。
また、硬貨の形状を判定するには、反射型又は透過型の光センサにより受光した信号から判定することは可能である。また、例えば、硬貨の金種を識別するには、各金種ごとに材質が異なることを利用して磁気センサにより発生する磁界の変化から識別することが可能である。これにより、ホッパーの構成に適したセンサを選択することができる。
例えば金種センサ16が反射型光センサにより構成されている場合、硬貨収容穴12に収容された硬貨の形状は光の反射の有無で判定している。従って、硬貨が重なった状態では正確な形状を判定することができない。そこで本実施形態では、硬貨収容穴12の移動軌跡の上方に金種センサ16が検知不能な材質により構成された硬貨除去板18を備える。これにより、重なった硬貨35aを分離して硬貨の形状を正確に判定することができる。
Claims (6)
- 複数枚の円板体をランダムに収容すると共に円板体排出口を備えたホッパーと、該ホッパーの底部に配置されて回転軸部回りに回転自在に軸支されると共に前記円板体を一枚ずつ収容する円板体収容穴を周方向に沿って複数個有したディスクと、該ディスクを正逆二方向に切替えて回転させるディスク駆動機構と、制御手段と、を備え、該ディスクが順方向に回転する過程で前記円板体収容穴が前記円板体排出口に達したときに該円板体収容穴内に収容された円板体を該円板体排出口からホッパー外部に排出すると共に、該ディスクが前記順方向とは逆方向に回転する際には前記円板体排出口から該円板体を排出しない構成を備えた円板体貯留装置であって、
前記円板体収容穴内に収容された円板体の形状、又は/及び、材質が既定の形状、又は/及び、材質と一致しているか否かを検知する円板体検知手段を備え、
前記制御手段は、前記ディスクを前記逆方向に回転させる過程で、前記円板体検知手段が検知した前記円板体の形状、又は/及び、材質に基づいて該円板体が正規のものであるか否かを判定することを特徴とする円板体貯留装置。 - 前記円板体検知手段により検知した円板体が予め設定した形状、又は/及び、材質と不一致の場合は、前記ディスクを停止してその旨を報知することを特徴とする請求項1に記載の円板体貯留装置。
- 前記円板体検知手段は、前記ディスクが有する前記円板体収容穴内の全ての円板体が予め設定した形状、又は/及び、材質と一致した場合は、前記ディスクを停止して通常運用モードに移行することを特徴とする請求項1に記載の円板体貯留装置。
- 前記円板体検知手段は、前記円板体収容穴の移動軌跡内にある前記ホッパー底部に少なくとも一つ配置されていることを特徴とする請求項1に記載の円板体貯留装置。
- 円板体収容穴の移動軌跡の上方に該円板体検知手段が検知不能な材質により構成された円板体除去手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の円板体貯留装置。
- 前記円板体検知手段は、光センサまたは電磁気センサにより構成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の円板体貯留装置。
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JP2006048509A (ja) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Aisin Kiko Co Ltd | コインセレクタ |
JP2006178850A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Aruze Corp | 遊技機におけるホッパー装置 |
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