JP2010276289A - 厨房用空気処理装置 - Google Patents

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Tokutaro Mase
徳太郎 間瀬
Katsunori Watanabe
克法 渡邉
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Abstract

【課題】調理器から生じる排気を外部に排出できない場合でも作業環境を良好に維持することができる厨房用空気処理装置を提供する。
【解決手段】厨房用空気処理装置1は、除湿手段24及び脱臭手段21を通過した排気を空気処理用送風機26により調理手段23の前方に向けて吹き出すと共に、凝縮器用送風機34により機械室25の前方から放熱ダクト35へ導き、放熱ダクト35の上端から放熱することにより、調理手段23の前方にエアーカーテンを形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レストランなどの厨房に設置されて食材の調理を行う調理手段から発生する排気を処理するための厨房用空気処理装置及び調理装置に関するものである。
従来よりホテルやレストラン、ファーストフード店などの厨房では、茹で麺器やフライヤー、グリドルなどの調理器により食材の調理が行われている。これら調理器からは水分や臭い(特にフライヤーやグリドルの場合)を多く含んだ蒸気或いは湯気(以下、排気と云う)が立ち上り、或いは、飛散するものであるが、従来では例えば特許文献1に示されるようなフードを調理器の上方に配置し、調理器からは生じる排気を送風機によりフード内に収集して外部に排出していた。そして、外部より給気を行って厨房内を換気し、作業者の作業環境維持を図っていた。
特開2004−28493
しかしながら、特にビル地下街などに出店するレストランやファーストフード店では調理器から出る排気を外部に排出することが建物の構造上困難となる場合もあり、係る場合には厨房内に湿気や臭いが充満し、作業環境が劣悪化する問題があった。
本発明は、係る従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、調理器から生じる排気を外部に排出できない場合でも作業環境を良好に維持することができる厨房用空気処理装置を提供するものである。
請求項1の発明は、厨房において食材を調理する調理手段の上方に配置され、当該調理手段から発生する排気中の水分を除去するための除湿手段と、前記調理手段からの排気を前記除湿手段に送給するための空気処理用送風機と、前記調理手段からの排気中の臭気成分を除去するための脱臭手段と、調理手段の下方に配置され、前記除湿手段と共に、冷凍回路を構成する凝縮器と凝縮器用送風機と圧縮機を有する機械室と、機械室の後端から上方に延在する放熱ダクトとを備え、排気を前記空気処理用送風機により調理手段の前方に向けて吹き出すと共に、凝縮器用送風機により機械室の前方から放熱ダクトへ導き、放熱ダクトの上端から放熱することを特徴とする。
請求項2の発明は、上記に加えて、空気処理用送風機により調理手段の前方に向けて吹き出される排気の一部を上方に導くと共に、放熱ダクトの上端に向けて吹き出させる排気用送風機を備えたことを特徴とする。
請求項1の商品陳列装置は、厨房において食材を調理する調理手段の上方に配置され、当該調理手段から発生する排気中の水分を除去するための除湿手段と、前記調理手段からの排気を前記除湿手段に送給するための空気処理用送風機と、前記調理手段からの排気中の臭気成分を除去するための脱臭手段と、調理手段の下方に配置され、前記除湿手段と共に、冷凍回路を構成する凝縮器と凝縮器用送風機と圧縮機を有する機械室と、機械室の後端から上方に延在する放熱ダクトとを備え、排気を前記空気処理用送風機により調理手段の前方に向けて吹き出すと共に、凝縮器用送風機により機械室の前方から放熱ダクトへ導き、放熱ダクトの上端から放熱することにより、調理手段の前方にエアーカーテンを形成して、調理手段からの排気を放熱ダクトへ導くことができるようになるものである。
請求項2の発明は、上記に加えて、空気処理用送風機により調理手段の前方に向けて吹き出される排気の一部を上方に導くと共に、放熱ダクトの上端に向けて吹き出させる排気用送風機を備えたことにより、排気の一部を凝縮器や圧縮機による温度上昇させること無く、放熱ダクトの上端に吹き出させることができ、空調負荷を低減することができるものである。
本発明の一実施例の厨房用空気処理装置の側面図である。 図1の厨房用空気処理装置の拡大断面図である。 本発明のもう一つの実施例の厨房用空気処理装置の側面図である。 図3の厨房用空気処理装置の拡大断面図である。
次に、図1及び図2は本発明の厨房用空気処理装置1の一実施例を示している。即ち、図1は本実施例の厨房用空気処理装置1と調理手段としてのフライヤー23の側面図、図2は厨房用空気処理装置1の拡大断面図をそれぞれ示している。各図において、厨房用空気処理装置1はホテルやレストラン、ファーストフード店などの厨房に設置される調理手段(この実施例ではフライヤー23)の上方に対応する厨房の天井に取り付けられるものであり、略矩形状の外装ケース22内に除湿手段としての冷却装置24、シロッコファンから成る空気処理用送風機26、脱臭手段としての脱臭器21などを取り付けて構成されている。
厨房用空気処理装置1は下方のフライヤー23と所定の間隔を存して配置され、それらの間が作業空間Cとされる。また、係る作業空間Cの上面となる外装ケース22の下面は中央が高く略湾曲し、そこがフード部22Aとされている。そして、前記フライヤー23はこの作業空間Cの下部に位置する。尚、このフライヤー23は、例えばポテトなどの食材をざるごと収容できる容量を有する上面開口の金属製フライ釜と、このフライ釜に誘導渦電流を流して発熱させ、フライ釜内の油を加熱するためのIH加熱装置などから構成されている。また、外装ケース22内の下部には機械室25が構成され、この機械室25内には前記冷却装置24の周知の冷媒サイクルを構成する圧縮機27や凝縮器30及び凝縮器用送風機34が設置されている。また、機械室25の後端から上方に延在する放熱ダクト35が設けられている。
外装ケース22には断熱箱体28が取り付けられており、この断熱箱体28内後部下側に前記冷却装置24の冷媒サイクルを構成するフィンチューブタイプの冷却器(冷却手段)29が収納設置され、その上側にはこれも冷却装置24の冷媒サイクルを構成するフィンチューブタイプの補助凝縮器(加熱手段)41が収納設置されている。
そして、これらの前側の断熱箱体28内に前記送風機26が収納設置されている。また、送風機26の下方には前記脱臭器21が収納設置されている。この脱臭器21は多孔質の例えば活性炭から構成されている。
この場合、作業空間C上部に位置するフード部22A奥側(フライヤー23の上方奥側)には吸気口31が形成されて作業空間Cに臨んでおり、この吸気口31にはグリスフィルタ32が取り付けられている。このグリスフィルタ32も前述同様オイルミストを付着除去するために網状を呈している。
この吸気口31の上方に対応する位置の断熱箱体28下面後部には吸込口28Sが形成されており、脱臭器21の下方に対応する位置の断熱箱体28下面前部には吐出口28Dが形成されている。この吐出口28Dの下方に対応する位置のフード部22Aの前部には、脱臭器21を通過した排気の大部分を厨房用空気処理装置1の前方に吹き出すための吹出口33が形成されている。
尚、図中37はフード部22Aに取り付けられた照明(蛍光灯)である。
以上の構成で次にこの場合の厨房用空気処理装置1の動作を説明する。前記冷却装置24の圧縮機27及び凝縮器用送風機26が運転されると、補助凝縮器41が加熱作用を発揮し、冷却器29が冷却作用を発揮すると共に、吸込口28Sから断熱箱体28内に吸い込まれ、冷却器29、補助凝縮器41、送風機26、脱臭器21と順次通過して吐出口28Dより断熱箱体28外に吹き出される空気の流通が形成される。
一方、フライヤー23からは湿気(湯気)、オイルミスト及び臭いを大量に含んだ排気が作業空間Cに立ち上り、厨房用空気処理装置1のフード部22Aに収集される。収集された排気は、空気処理用送風機26にて構成される負圧により、フード部22Aの奥側の吸気口31に吸い込まれていく。この吸気口31に吸い込まれた排気中のオイルミストは、グリスフィルタ32を通過する過程でそこに付着除去される。尚、グリスフィルタ32に付着したオイル(油分)はグリスフィルタ32の下端に取り付けられた図示しないオイル受けに収集されて廃棄される。
係るグリスフィルタ32を通過した排気は、吸込口28Sから断熱箱体28内に吸い込まれ、やがて冷却器29に至る。冷却器29に至った排気はそこを通過する過程で冷却されるので、排気中に含まれる湿気(水分)は露となって冷却器29の表面に付着する。これにより排気は除湿される。尚、冷却器29に付着した排気はドレン受け39により受容されて廃棄される。
係る冷却器29にて除湿された後の排気は、次に補助凝縮器41に至り、そこを通過する過程で加熱されるので、排気の相対湿度は低下する。係る相対湿度の低下した排気は、送風機26を経て脱臭器21に至り、そこを通過する過程で排気中に含まれる臭気成分が吸着される。この脱臭器21を通過した排気は、最終的に吐出口28Dより断熱箱体28外に吐出され、その後吹出口33から厨房用空気処理装置1の外部(厨房内)に吹き出される。
このとき、吹出口33からの排気は作業空間C及びフライヤー23の前面にエアーカーテンを形成し、厨房内の空気が作業者側から作業空間C内に入り、或いは、フライヤー23からの湯気やオイルミスト、臭いが作業者側に直接流出することを抑制する。係る構成によれば、作業空間Cとその外側との空気の出入りを一層良好に抑制できるようになる。また、この排気は凝縮器用送風機34により、機械室25内に導かれ、凝縮器30及び圧縮機27等を冷却した後、放熱ダクト35に導かれ、放熱ダクト35の上端から上方に排出される。
このように、この場合の実施例の厨房用空気処理装置1では、フライヤー23からの排気を吸引し、冷却器29で除湿して厨房内に排出する個別式循環換気を行うので、厨房の構造上フライヤー23からの排気を厨房外部に排出できない設置状況であっても、厨房内に湿気が充満することがなくなる。また、フライヤー23から立ち上った湯気に含まれる臭気成分もこのとき除去されるので、この段階でも脱臭される。
そして、排気は脱臭器21に送られるので実施例のようなフライヤー23やグリドルなどで調理を行う場合に生じる臭いをこの脱臭器21により除去することができるようになり、厨房内の作業環境をより一層改善することができるようになる。
また、冷却器29の空気下流側の脱臭器21との間に補助凝縮器41を配置し、冷却器29表面に水分を凝結付着させた後の低温の排気を補助凝縮器41にて加熱するようにしているので、脱臭器21には相対湿度の下がった排気が送給されることになる。これにより、多孔質の活性炭から成る脱臭器21に水分が入り込み、湿気を帯びて脱臭作用が低下する不都合も未然に回避することが可能となる。
そして、前述同様に吹出口36から吹き出す排気によってフライヤー23からの排気を吸気口31に誘導するようにしているので、フライヤー23からの排気を円滑に除湿・脱臭することができるようになる。
次に、図3及び図4に基づいてもう一つの本発明の実施形態を詳述する。図3はこの場合の発明の一実施例の調理装置101の側面図、図4は調理装置101上部の拡大断面図である。図3及び図4において、図1及び図2と同じものは同一符号にて対応する。
図3及び図4に示した厨房用空気処理装置100は、図1及び図2に示した厨房用空気処理装置1の上方に排気用送風機36を設け、空気処理用送風機26により吐出口28Dから吹き出される排気の一部を厨房用空気処理装置1の上方に形成された排気ダクト38に導いている。
上記構成により、排気の一部を排気ダクト38に導き、放熱ダクト35の上端に吹き出させることにより、排気全体の温度上昇を抑制しつつ、排気によりフライヤー23の前面にエアーカーテンを形成することができる。また、排気の一部が機械室25内を通過していないために、排気の温度上昇を抑制することができ、空調負荷を低減することができるものである。
1、100 厨房用空気処理装置
21 脱臭器
23 フライヤー
24 冷却装置
25 機械室
26 空気処理用送風機
27 圧縮機
30 凝縮器
34 凝縮器用送風機
35 放熱ダクト
36 排気用送風機
38 排気ダクト

Claims (2)

  1. 厨房において食材を調理する調理手段の上方に配置され、当該調理手段から発生する排気中の水分を除去するための除湿手段と、前記調理手段からの排気を前記除湿手段に送給するための空気処理用送風機と、前記調理手段からの排気中の臭気成分を除去するための脱臭手段と、調理手段の下方に配置され、前記除湿手段と共に、冷凍回路を構成する凝縮器と凝縮器用送風機と圧縮機を有する機械室と、機械室の後端から上方に延在する放熱ダクトとを備え、排気を前記空気処理用送風機により調理手段の前方に向けて吹き出すと共に、凝縮器用送風機により機械室の前方から放熱ダクトへ導き、放熱ダクトの上端から放熱することを特徴とする厨房用空気処理装置。
  2. 空気処理用送風機により調理手段の前方に向けて吹き出された排気の一部を上方に導くと共に、放熱ダクトの上端に向けて吹き出させる排気用送風機を備えたことを特徴とする請求項1記載の厨房用空気処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105352053A (zh) * 2014-08-19 2016-02-24 上海三石岩环境工程有限公司 空气净化器
CN105387525A (zh) * 2014-08-19 2016-03-09 上海三石岩环境工程有限公司 空气净化器

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CN105352053A (zh) * 2014-08-19 2016-02-24 上海三石岩环境工程有限公司 空气净化器
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