JP2010275941A - 排気ガス再循環装置 - Google Patents

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貴樹 稲垣
Yukiya Kato
弓記也 加藤
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邦雄 高木
Ken Kiyonaga
建 清永
Kazuma Nakajima
一真 中島
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Abstract

【課題】電磁コイルへの配線を簡素化して配線の断線等を確実に防止することができる排気ガス再循環装置を提供すること。
【解決手段】導入口12と排出口13とを連通する連通路14と、連通路14に設けられたシート15と、シート15に当接または離間するバルブ20が一端に取り付けられたバルブシャフト20sと、モータ30により進退されるロッド21と、バルブシャフト20sとロッド21との間に配置された電磁クラッチ40と、ロッド21とバルブシャフト20sとの間に設けられ、バルブ20をシート15に当接する方向に付勢する閉弁用スプリング44とを備えるEGRバルブ10において、電磁クラッチ40は、閉弁用スプリング44の付勢方向とは逆方向に電磁力を発生させる電磁コイル41と、ロッド側に設けられた磁性体42と、バルブシャフト側に設けられた磁性体43とを有し、電磁コイル41がバルブボディ16に固定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アクチュエータによりバルブを開閉させて、エンジンから排出される排気ガスの一部を吸気系に再循環させる排気ガス再循環装置に関する。
従来より、エンジンシステムにおいて、エンジンから排出される排気ガスの一部を吸気系に再循環させることが行われている。そして、吸気系への排気ガスの循環量等を制御するために排気ガス再循環装置が使用されている。このような排気ガス再循環装置では、アクチュエータの雌ネジ部に螺合する雄ネジ部が形成された駆動軸の一端にバルブを設け、アクチュエータの駆動を制御することにより、駆動軸の一端に設けられたバルブを上下動させ、その開度を調節して、吸気系に戻す排気ガスの循環量等を制御するようになっている。
ところが、上記したような排気ガス再循環装置では、スロットルバルブが急激に閉じられた場合など、バルブを瞬時に閉じることができないため、排気ガスの再循環量が必要量以上になってしまうという問題があった。そのため、必要に応じてバルブを瞬時に閉じるために、電磁クラッチを用いた排気ガス再循環装置が開発されつつある。
この種の排気ガス再循環装置では、電磁クラッチに備わる電磁コイルを駆動軸に固定し、電磁コイルを駆動軸とともに進退させてバルブの開閉を行い、必要に応じて電磁コイルへの通電をオフすることにより電磁力を消滅させて、閉弁用のスプリングの付勢力によってバルブを瞬時に閉弁するようになっている。しなしながら、この種の排気ガス再循環装置では、バルブの開閉に伴って電磁コイルが移動してしまうため、電磁コイルの配線をうまく行わなければ、配線が断線等するおそれがあった。
そのため、電磁クラッチを用いてバルブを瞬時に閉じる装置において、電磁コイルの配線が断線しないようにする技術が、例えば、特許文献1に記載されている。ここに開示されたモータ安全弁では、電磁コイルが固定されている可動部材と、ケーシングに固定されているブラケットとの間にバネ状の連結線を縮設し、連結線を介して電磁コイルに外部から給電を行うようにして、配線の断線等を防止している。
特開2006−322494号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載の技術でも配線の断線等を確実に防止することができないという問題があった。すなわち、この従来技術では、電磁コイルが可動部材に固定され、連結線と電磁コイルとの間を接続する配線が固定されておらず動くため、電磁コイルの移動により、配線に無理な力がかかったり、配線が部品間に挟まったりするなどして、配線が断線等するおそれがあった。
そこで、本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであり、電磁コイルへの配線を簡素化して配線の断線等を確実に防止することができる排気ガス再循環装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、エンジンから排出される排気ガスを導入する導入口と、排気ガスの一部を吸入空気に混入するためにエンジンの吸気系に排出する排出口と、前記導入口と前記排出口とを連通する連通路と、前記連通路に設けられたシートと、前記シートに当接または離間するバルブが一端に取り付けられたバルブシャフトと、モータにより進退される駆動軸と、前記バルブシャフトと前記駆動軸との間に配置された電磁クラッチとを備える排気ガス再循環装置において、前記電磁クラッチは、前記駆動軸側に設けられた駆動軸側磁性体と、前記バルブシャフト側に設けられたバルブシャフト側磁性体と、前記駆動軸側磁性体と前記バルブシャフト側磁性体との間に前記バルブを前記シートから離間させる方向に電磁力を発生させる電磁コイルとを有し、前記電磁コイルが装置本体に固定されていることを特徴とする。
この排気ガス再循環装置では、モータ及び電磁クラッチの駆動を制御することにより、バルブを可動させてシートに当接または離間させ、連通路を遮断または開放する。これにより、導入口から導入される排気ガスが排出口から吸気系に排出される。このとき、アクチュエータの動作を制御することにより、バルブの開閉時期や開度を制御して排気ガス還流制御が行われる。そして、電磁クラッチの電磁コイルへの通電をオフして電磁力(吸引力あるいは反撥力)を消滅させることにより、バルブを瞬時に閉弁することができる。
ここで、この排気ガス再循環装置では、電磁クラッチに備わる電磁コイルが装置本体に固定されているため、電磁コイルへの配線が簡素化され、配線に無理な力がかかったり、配線が部品間に挟まったりすること等がないので、配線の断線等を確実に防止することができる。
本発明に係る排気ガス再循環装置においては、前記電磁クラッチは、前記電磁コイルへ通電することにより、前記バルブを前記シートに当接させる方向に付勢する閉弁用スプリングの付勢力に抗して前記駆動軸側磁性体と前記バルブシャフト側磁性体とが吸着するように電磁力を発生させるようにすればよい。
電磁クラッチをこのように構成することにより、内開弁式の排気ガス再循環装置を実現することができる。
そして、この場合には、前記駆動軸側磁性体と前記バルブシャフト側磁性体は、前記電磁コイルの内側に配置されており、両磁性体の移動範囲が、前記電磁コイルからの磁束が両磁性体に流れる範囲内に制限されていることが望ましい。
このように駆動軸側磁性体とバルブシャフト側磁性体の移動範囲が制限されるよう両磁性体を配置することにより、電磁コイルからの磁束が両磁性体に確実に流れるため、両磁性体が対極に磁化される結果、電磁コイルからの漏洩磁束を低減することができる。従って、電磁コイルの小型化、ひいては排気ガス再循環装置の小型化を図ることができる。
また、電磁クラッチを介して駆動軸とバルブシャフトが連結されるため、モータの駆動制御によって駆動軸の進退量を調整することにより、バルブの開度調整を行うことができる。これにより、排気ガス再循環装置での流量調整が可能となる。
あるいは、本発明に係る排気ガス再循環装置においては、前記電磁クラッチは、前記電磁コイルへ通電することにより、前記駆動軸側磁性体と前記バルブシャフト側磁性体との間に作用する吸引力に抗して前記駆動軸側磁性体と前記バルブシャフト側磁性体とが反撥するように電磁力を発生させるようにしてもよい。
電磁クラッチをこのように構成することにより、外開弁式の排気ガス再循環装置を実現することができる。
そして、この場合には、前記バルブシャフト側磁性体は永久磁石を備えていることが望ましい。
これにより、電磁コイルへ通電した際に、駆動軸側磁性体とバルブシャフト側磁性体との間に発生する電磁力(反撥力)を強めて安定させることができる。その結果、駆動軸側磁性体とバルブシャフト側磁性体との距離を安定して一定に保つことができる。一方、電磁コイルへの通電を停止した際に、駆動軸側磁性体にバルブシャフト側磁性体を引き寄せて確実に吸着させることができる。これらのことにより、バルブの開閉を精度良く行うとともにバルブ遮断時の応答性も確保することができる。また、永久磁石をバルブシャフト側磁性体に内蔵することにより、磁石の損傷を確実に防止することができる。
本発明に係る排気ガス再循環装置のいずれかにおいては、前記駆動軸と前記駆動軸側磁性体との間に調芯機構が設けられていることが望ましい。
このような調芯機構により、駆動軸が軸ずれしたり傾いた場合であっても、バルブシャフトに軸ずれや傾きが発生することを確実に防止することができる。従って、バルブシャフトの摺動性を向上させることができるため、バルブがスムーズに開閉するので流量精度を向上させることができる。また、閉弁時にはバルブがシートに隙間なく当接するので、閉弁時の漏れ量をなくすことができる。
また、本発明に係る排気ガス再循環装置のいずれかにおいては、前記モータのコイルと前記電磁コイルとが直列に配置されていることが望ましい。
このような構成にすることにより、モータのコイルへ通電する際には、電磁コイルを介してモータ側へ通電されるため、電磁クラッチ用の制御回路を不要にすることができる。つまり、モータと電磁クラッチとの駆動を制御するための制御回路を簡素化することができる。また、電磁クラッチの制御がモータへの通電に連動させて行うことができるため、電磁クラッチの制御を簡素化することができる。
本発明に係る排気ガス再循環装置によれば、上記した通り、電磁クラッチに備わる電磁コイルが装置本体に固定されているため、配線に無理な力がかかったり、配線が部品間に挟まったりすること等がないので、配線の断線等を確実に防止することができる。
第1の実施の形態に係るEGRバルブの概略構成を示す断面図であり、バルブ全閉時におけるEGRバルブの状態を示している。 電磁クラッチに備わる各磁性体のバルブ全閉時における位置を示す図である。 電磁クラッチに備わる各磁性体のバルブ全開時における位置を示す図である。 EGRバルブの制御回路の回路図である。 EGRバルブに備わるコネクタ端子の配置図である。 バルブ全開時におけるEGRバルブの状態を示す図である。 電磁コイルへの通電をオフしてバルブが閉じられたEGRバルブの状態を示す図である。 第2の実施の形態に係るEGRバルブの概略構成を示す断面図であり、バルブ全閉時におけるEGRバルブの状態を示している。 バルブ全開時におけるEGRバルブの状態を示す図である。 電磁コイルへの通電をオフしてバルブが閉じられたEGRバルブの状態を示す図である。
以下、本発明の排気ガス再循環装置を具体化した実施の形態について、図面に基づき詳細に説明する。以下の実施の形態は、本発明をEGRガスをエンジンの吸気系に戻すためのEGRバルブに適用したものである。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。そこで、第1の実施の形態に係るEGRバルブについて、図1〜図5を参照しながら説明する。図1は、第1の実施の形態に係るEGRバルブの概略構成を示す断面図である。図2は、電磁クラッチに備わる各磁性体のバルブ全閉時における位置を示す図である。図3は、電磁クラッチに備わる各磁性体のバルブ全開時における位置を示す図である。
図1に示すように、第1の実施の形態に係るEGRバルブ10は、内開弁タイプのEGRバルブであり、ハウジング11と、ハウジング11内に移動可能に設けられたバルブ20と、バルブ20を進退(上下動)させるためのパルスモータ30及び電磁クラッチ40とを備えている。これらパルスモータ30及び電磁クラッチ40は、ハウジング11の上方に配置されたバルブボディ16内に収容されている。
ハウジング11には、EGRガスが導入される導入口12と、EGRガスが排出される排出口13と、導入口12と排出口13とを連通する連通路14とが形成されている。そして、連通路14の途中に、バルブ20が当接または離間するシート15が形成されている。なお、バルブ20が当接するシート15のシート面は、連通路14側に形成されている。
バルブ20は、電磁クラッチ40側(上方)に延設されたバルブシャフト20sを有している。このバルブシャフト20sは、電磁クラッチ40を介してパルスモータ30により進退させられるロッド21と接続されている。このロッド21が、本発明の駆動軸に相当する。ロッド21の下側には、雄ねじ部22が形成されている。また、ロッド21の途中(雄ねじ部22の上端付近)には、スプリング受け23が形成されている。このスプリング受け23は、上面がスプリング24の受け面になっている。そして、スプリング受け23とバルブボディ16との間に、スプリング24が縮設されており、ロッド21は、このスプリング24によって電磁クラッチ40側(下方)に付勢されている。これにより、ロッド21が進退する際に、雄ねじ部22におけるバックラッシュをなくして、ロッド21の移動量(バルブ開度に相当する)を精度良く制御するようになっている。また、ロッド21の上側は、断面が小判状(二面幅形状)に形成されており、この部分に二面幅のブッシュ25が嵌め込まれている。これにより、ロッド21が進退する際に回転しないようにされている。
バルブ20は逆円錐形状をなしており、この円錐面がシート15のシート面に当接または離間するようになっている。このようなバルブ20は、基本的にはパルスモータ30によりロッド21を駆動(上下動)させることで、シート15に対して当接または離間して連通路14が遮断または開放されるようになっている。
パルスモータ30には、コイル31及びマグネットロータ32が備わっている。これにより、パルスモータ30では、コイル31に通電されると、マグネットロータ32を所定ステップ数だけ回転するようになっている。マグネットロータ32には、ロッド21の雄ねじ部22に螺合する雌ねじ部33が形成されている。これにより、雌ねじ部33とロッド21の雄ねじ部22とが螺合した状態において、マグネットロータ32の回転運動がロッド21のストローク運動に変換されるようになっている。このようにして、パルスモータ30の回転を制御することにより、ロッド21の移動量を制御することができる。
電磁クラッチ40は、ロッド21とバルブシャフト20sとの間に配置されており、電磁コイル41と、ロッド21に接続する磁性体42と、バルブシャフト20sに接続する磁性体43と、磁性体42,43間に縮設された閉弁用スプリング44とを備えている。これにより、電磁クラッチ40では、電磁コイル41に通電されると、磁性体42と磁性体43とが吸引する方向に電磁力が発生して磁性体42と磁性体43とを吸着させる。この状態で、ロッド21を移動させることにより、バルブ20をシート15に対して当接または離間させることができる。一方、電磁コイル41への通電がオフされると、閉弁用スプリング44が磁性体42と磁性体43とを離間させようとする。このとき、バルブ20が開かれていると、閉弁用スプリング44の付勢力により磁性体43を介してバルブ20が下方へ移動してシート15に当接し、バルブ20が瞬時に閉じられるようになっている。
電磁コイル41は、バルブボディ16に固定され、磁性体42,43は移動可能に電磁コイル41の内側に配設されている。これら磁性体42,43の移動範囲は、電磁コイル41からの磁束が両磁性体42,43に流れる範囲内に制限されている。具体的には、磁性体42,43は、バルブ全閉時には図2に示す位置に存在し、バルブ全開時には図3に示す位置に存在する。つまり、両磁性体42,43はバルブ20の開閉に伴って、図2に示す下限位置から図3に示す上限位置の範囲内を移動する。そして、図2に示す下限位置あるいは図3に示す上限位置のいずれにおいても、図中矢印で示すように、電磁コイル41から磁束が両磁性体42,43に流れるようになっている。従って、バルブ20の開閉制御中において、電磁コイル41から磁束が両磁性体42,43に流れている。
このように電磁コイル41がバルブボディ16に固定されているため、電磁コイル41への配線46をバルブボディ16内に固定することができる。これにより、電磁コイル41への配線46を簡素化することができるとともに、配線46に無理な力がかかったり、配線46が部品間に挟まったりすること等がないので、配線46の断線等を確実に防止することができる。
また、磁性体42,43の移動範囲が上記のように制限されているので、電磁コイル41からの磁束が両磁性体42,43に確実に流れ、両磁性体42,43が確実に対極に磁化されるので、電磁コイル41からの漏洩磁束を低減することができる。従って、電磁コイル41の小型化、ひいてはEGRバルブ10の小型化を図ることができる。
そして、電磁クラッチ40を介してロッド21とバルブシャフト20sが連結されるため、パルスモータ30の駆動制御によってロッド21の移動量を調整することにより、バルブ20の開度調整を行うことができる。このため、EGRバルブ10では、EGRガスの流量調整が可能となっている。
図1に戻って、磁性体42の上面(ロッド21側)には凹部47が形成されており、この凹部47にロッド21の先端部が配置されている。つまり、ロッド21の先端面と磁性体42の凹部47の底面とが当接しており、ロッド21に対して磁性体42は固定されていない。すなわち、磁性体42とロッド21とは別体となっている。これにより、ロッド21の軸ずれや傾きが、磁性体42ひいてはバルブシャフト20sに伝わらないようになっている。つまり、このような構成が、バルブシャフト20sの調芯機構として作用している。なお、磁性体42に凹部47を設けなくても、バルブシャフト20sの調芯を行うことはできるが、磁性体42に凹部47を設けることにより、ロッド21の軸ずれの発生を防止することができる。
ここで、パルスモータ30及び電磁クラッチ40の制御系について、図4及び図5を参照しながら簡単に説明する。図4は、EGRバルブの制御回路の回路図である。図5は、EGRバルブに備わるコネクタ端子の配置図である。
EGRバルブ10では、図4に示すように、電磁クラッチ40に備わる電磁コイル41をパルスモータ30と直列に接続している。具体的には、パルスモータ30の電源供給配線(+B配線)途中に電磁コイル41を設けている。これにより、電磁コイル41への通電は、パルスモータ30のコイル31への通電に連動して行われるため、電磁コイル41への通電を制御するためのトランジスタを不要にすることができる。従って、EGRバルブ10の制御回路にはパルスモータ30の駆動を制御する(モータ各相への通電制御を行う)ための4つのトランジスタT1〜T4を設ければよい。よって、EGRバルブ10の制御回路の構成を簡素化することができる。
そして、EGRバルブ10と制御回路及び電源との電気的接続は、バルブボディ16に設けられたコネクタ17を介して行われる。このコネクタ17には、図5に示すように、6本の端子が配置されている。具体的には、図中左上にトランジスタT2に接続する端子S2、図中左下にトランジスタT3に接続する端子S3、図中中央上下に電源に接続する端子+B、図中右上にトランジスタT4に接続する端子S4、図中右下にトランジスタT1に接続する端子S1が配置されている。そして、上記したようにEGRバルブ10の制御回路では、電磁コイル41への通電を制御するためのトランジスタをなくしたので、コネクタ17の端子数も削減されている。このこともEGRバルブ10の小型化に貢献する。
続いて、上記した構成を有するEGRバルブ10の動作について、図1、図6及び図7を参照しながら説明する。図1は、バルブ全閉時におけるEGRバルブの状態を示している。図6は、バルブ全開時におけるEGRバルブの状態を示している。図7は、電磁コイルへの通電をオフしてバルブが閉じられたEGRバルブの状態を示している。
まず、エンジンから排出された排気ガスの一部がEGRガスとして導入口12に導入される。そして、EGRガスをエンジンの吸気系に還流させる場合には、パルスモータ30のコイル31に通電され、トランジスタT1〜T4のスイッチング制御によってマグネットロータ32が時計回りに回転する。そうすると、図6に示すように、マグネットロータ32の雌ねじ部33に螺合している雄ねじ部22を介してロッド21が上方へ移動する。なお、ロッド21は、その形状(断面小判形状)とブッシュ25の働きによって回転しない。このとき、電磁コイル41にも通電されているため、磁性体42と磁性体43とが吸着している。そのため、ロッド21の移動に伴ってバルブ20が上方へ移動してシート15から離間する。つまり、EGRバルブ10は、バルブ20が装置内側に向かって引き込まれて開く内開弁として作動する。これにより、連通路14が開放されて導入口12と排出口13とが連通するので、EGRガスがEGRバルブ10から排出されてエンジンの吸気系に還流される。なお、エンジンの吸気系に還流させるEGRガスの流量は、ロッド21のストローク量を変化させることにより、バルブ20とシート15との距離(バルブ開度)を制御して調整する。
その後、エンジンの吸気系へのEGRガスの還流を停止する場合には、トランジスタT1〜T4のスイッチング制御によってマグネットロータ32が反時計回りに回転する。そうすると、図1に示すように、マグネットロータ32の雌ねじ部33に螺合している雄ねじ部22を介してロッド21がスプリング24の付勢力によって、ロッド21が下方へ移動する。このときも、磁性体42と磁性体43とが吸着しているため、ロッド21の移動に伴ってバルブ20が下方へ移動してシート15に当接する。これにより、連通路14が遮断されて導入口12と排出口13とが連通しなくなるので、EGRガスがEGRバルブ10から排出されなくなってエンジンの吸気系への還流が停止する。
ここで、ロッド21は送りネジ機構により進退するため傾くおそれがあるが、磁性体42とロッド21とが別体となっているため、ロッド21が傾いたとしても、磁性体42及びバルブシャフト20sが傾くことがない。このため、バルブシャフト20sの摺動性をよくすることができるのでバルブ20sがスムーズに開閉することができ、EGRガスの流量制御の精度を向上させることができる。また、閉弁時にはバルブ20sがシート15に隙間なく当接するので、閉弁時の漏れ量をなくすことができる。
そして、スロットルバルブが急激に閉じられた場合など、バルブ20を瞬時に閉じる必要がある場合には、電磁コイル41への通電をオフする。そうすると、電磁クラッチ40において磁性体42と磁性体43とが吸引する電磁力が消滅するため、図7に示すように、閉弁用スプリング44の付勢力によって磁性体43が下方へ瞬時に移動する。この磁性体43はバルブシャフト20sに固定されているため、磁性体43の移動に伴ってバルブ20が下方へ瞬時に移動してシート15に当接する。このように電磁コイル41への通電をオフすることにより、バルブ20を瞬時に閉じることができる。
以上、詳細に説明した通り、第1の実施の形態に係るEGRバルブ10によれば、電磁クラッチ40に備わる電磁コイル41をバルブボディ16に固定しているため、電磁コイル41への配線46をバルブボディ16内に固定することができる。従って、電磁コイル41への配線46が簡素化されるとともに配線46の断線等を確実に防止することができる。
また、磁性体42とロッド21とを別体で構成しているため、ロッド21が傾いたとしても、磁性体42及びバルブシャフト20sが傾くことがない。従って、バルブシャフト20sの摺動性が向上するので、バルブ20がスムーズに開閉するため、EGRガスの流量制御の精度を向上させることができる。また、閉弁時にはバルブ20がシート15に隙間なく当接するので、閉弁時の漏れ量をなくすことができる。
さらに、電磁クラッチ40に備わる電磁コイル41をパルスモータ30と直列に接続しているため、電磁コイル41への通電を制御するためのトランジスタを不要にすることができる。従って、EGRバルブ10の制御回路の構成を簡素化することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態に係るEGRバルブは、外開弁タイプのものである。そこで、第2の実施の形態に係るEGRバルブについて、相違点を中心に図8〜図10を参照しながら説明する。図8は、第2の実施の形態に係るEGRバルブの概略構成を示す断面図であり、バルブ全閉時におけるEGRバルブの状態を示している。図9は、バルブ全開時におけるEGRバルブの状態を示している。図10は、電磁コイルへの通電をオフしてバルブが閉じられたEGRバルブの状態を示している。なお、第1の実施の形態との共通点については図面に同一符号を付しその説明を適宜省略する。
図8に示すように、第2の実施の形態に係るEGRバルブ10aでは、第1の実施の形態と比較して、バルブ、シート及びロッドの形状、電磁クラッチの構成が異なっている。
すなわち、バルブ20aは円錐形状をなしている。そして、バルブ20aが当接するシート15aは、シート面が導入口12側に形成されている。また、ロッド21aは、上側に雄ねじ部22が形成され、ロッド21aの途中(雄ねじ部22の下端付近)に、スプリング受け23が形成されている。このスプリング受け23は、下面がスプリング24の受け面になっている。そして、スプリング受け23とバルブボディ16との間に、スプリング24が縮設されており、ロッド21aは、このスプリング24によってパルスモータ30側(上方)に付勢されている。このロッド21aの下側にはブッシュ25が嵌め込まれており、第1の実施の形態と同様にしてロッドが回転しないようにされている。
また、電磁クラッチ40aは、電磁コイル41と、ロッド21aに接続する磁性体42aと、バルブシャフト20sに接続する磁性体43aと、磁性体42aから下方へ延設された断面形状が略逆Y字状の非磁性体45と、非磁性体45とハウジング11との間に縮設された当接用スプリング49とを備えている。この当接用スプリング49は、磁性体42aをロッド21aに当接させるためのものである。そして、磁性体43aには、永久磁石48が設けられている。非磁性体45は、磁性体43aが鉛直方向へ移動するようにガイド機能も担っている。
このような電磁クラッチ40aでは、電磁コイル41に通電されると、磁性体42aと磁性体43aとが反撥する方向に電磁力が発生して磁性体42aと磁性体43aとを離間させる。具体的には、非磁性体45のY字状先端部内側に当接するまで磁性体43aが下方へ移動して、磁性体42aと磁性体43aとが離間した状態となる。この状態で、ロッド21aを移動させることにより、バルブ20aをシート15aに対して当接または離間させることができる。一方、電磁コイル41への通電がオフされると、永久磁石48の磁力により、磁性体43aが上方へ移動して磁性体42aに吸着する。このとき、バルブ20aが開かれていると、磁性体43aの移動に伴ってバルブ20aが上方へ移動してシート15に当接し、バルブ20aが瞬時に閉じられるようになっている。
ここで、電磁コイル41は、バルブボディ16に固定され、磁性体42a,43aは移動可能に配置されている。本実施の形態では、磁性体42aは電磁コイル41の内側に配設されているが、磁性体43aは電磁コイル41の外側(下方)に配置されている。これにより、磁性体43aには、電磁コイル41からの磁束が流れないようになっている。また、永久磁石48を磁性体43aに内蔵しているため、永久磁石48が損傷すること等を確実に防止することができる。
このように本実施の形態でも、電磁コイル41がバルブボディ16に固定されているため、電磁コイル41への配線46をバルブボディ16内に固定することができる。これにより、電磁コイル41への配線46が簡素化され配線46の断線等を確実に防止することができる。
また、磁性体42aとロッド21aとが別体となっている。これにより、ロッド21aの軸ずれや傾きが、磁性体42aひいてはバルブシャフト20sに伝わらないようになっている。なお、パルスモータ30及び電磁クラッチ40aの制御系は、第1の実施の形態と同様であるから、EGRバルブ10aの制御回路においても構成の簡素化が図られている。
そして、EGRバルブ10aにおいて、EGRガスをエンジンの吸気系に還流させる場合には、パルスモータ30のコイル31に通電され、トランジスタT1〜T4のスイッチング制御によってマグネットロータ32が反時計回りに回転する。そうすると、図9に示すように、マグネットロータ32の雌ねじ部33に螺合している雄ねじ部22を介してロッド21aが下方へ移動する。このとき、電磁コイル41にも通電されているため、磁性体42aと磁性体43aとが反撥して両磁性体42a,43aが所定の間隔で離間している。この状態で、ロッド21aが移動すると、電磁クラッチ40aを介してバルブ20aも下方へ移動してシート15aから離間する。つまり、EGRバルブ10aは、バルブ20aが装置外側に向かって押し出されて開く外開弁として作動する。これにより、連通路14が開放されて導入口12と排出口13とが連通するので、EGRガスがEGRバルブ10aから排出されてエンジンの吸気系に還流される。
このとき、エンジンの吸気系に還流させるEGRガスの流量は、ロッド21aのストローク量を変化させることにより、バルブ20aとシート15aとの距離(バルブ開度)を制御して調整する。そして、本実施の形態では、磁性体43aに永久磁石48を組み込んでいるため、両磁性体42a,43a間に生じる反撥力(電磁力)を強めて安定させることができる。そのため、電磁コイル41へ通電が行われている間、両磁性体42a,43a間の距離を安定して一定に保つことができる。これにより、EGRバルブ10aにおいてEGRガスの流量調整を精度良く行うことができる。
その後、エンジンの吸気系へのEGRガスの還流を停止する場合には、トランジスタT1〜T4のスイッチング制御によってマグネットロータ32が時計回りに回転する。そうすると、図8に示すように、マグネットロータ32の雌ねじ部33に螺合している雄ねじ部22を介してスプリング24の付勢力によって、ロッド21aが上方へ移動する。このときも、磁性体42aと磁性体43aとが反撥し合っているため、ロッド21aの移動に伴ってバルブ20aが上方へ移動してシート15aに当接する。これにより、連通路14が遮断されて導入口12と排出口13とが連通しなくなるので、EGRガスがEGRバルブ10aから排出されなくなってエンジンの吸気系への還流が停止する。
ここで、ロッド21aも送りネジ機構により進退するため傾くおそれがあるが、磁性体42aとロッド21aとが別体となっているため、ロッド21aに軸ずれや傾きが発生したとしても、磁性体42a及びバルブシャフト20sが傾くことがない。このため、バルブシャフト20sの摺動性が向上するのでバルブ20aがスムーズに開閉するため、EGRガスの流量制御の精度を向上させることができる。また、閉弁時にはバルブ20aがシート15aに隙間なく当接するので、閉弁時の漏れ量をなくすことができる。
そして、スロットルバルブが急激に閉じられた場合など、バルブ20aを瞬時に閉じる必要がある場合には、電磁コイル41への通電をオフする。そうすると、電磁クラッチ40aにおいて磁性体42aと磁性体43aとを反撥させる電磁力が消滅するため、図10に示すように、永久磁石48の磁力によって、磁性体43aが上方へ瞬時に移動して磁性体42aに吸着する。この磁性体43aはバルブシャフト20sに固定されているため、磁性体43aの移動に伴ってバルブ20aが上方へ瞬時に移動してシート15aに当接する。このように電磁コイル41への通電をオフすることにより、バルブ20aを瞬時に閉じることができる。
以上、詳細に説明した通り、第2の実施の形態に係るEGRバルブ10aによれば、電磁コイル41への配線46が簡素化されるとともに配線46の断線等を確実に防止することができる外開弁タイプのEGRバルブを構成することができる。そして、このEGRバルブ10aにおいても、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。例えば、上記した実施の形態では、導入口12から排出口13へEGRガスが流れるようにしているが、これとは逆に排出口13から導入口12へEGRガスを流すこともできる。
また、上記した実施の形態では、マグネットローラ32の回転方向は、時計回りで説明しているが、もちろんこれとは逆方向つまり反時計回りであってもよい。
10 EGRバルブ
15 シート
16 バルブボディ
20 バルブ
20s バルブシャフト
21 ロッド
22 雄ねじ部
30 パルスモータ
31 コイル
33 雌ねじ部
40 電磁クラッチ
41 電磁コイル
42 磁性体
43 磁性体
44 閉弁用スプリング
46 配線

Claims (7)

  1. エンジンから排出される排気ガスを導入する導入口と、排気ガスの一部を吸入空気に混入するためにエンジンの吸気系に排出する排出口と、前記導入口と前記排出口とを連通する連通路と、前記連通路に設けられたシートと、前記シートに当接または離間するバルブが一端に取り付けられたバルブシャフトと、モータにより進退される駆動軸と、前記バルブシャフトと前記駆動軸との間に配置された電磁クラッチとを備える排気ガス再循環装置において、
    前記電磁クラッチは、前記駆動軸側に設けられた駆動軸側磁性体と、前記バルブシャフト側に設けられたバルブシャフト側磁性体と、前記駆動軸側磁性体と前記バルブシャフト側磁性体との間に前記バルブを前記シートから離間させる方向に電磁力を発生させる電磁コイルとを有し、
    前記電磁コイルが装置本体に固定されている
    ことを特徴とする排気ガス再循環装置。
  2. 請求項1に記載する排気ガス再循環装置において、
    前記電磁クラッチは、前記電磁コイルへ通電することにより、前記バルブを前記シートに当接させる方向に付勢する閉弁用スプリングの付勢力に抗して前記駆動軸側磁性体と前記バルブシャフト側磁性体とが吸着するように電磁力を発生させる
    ことを特徴とする排気ガス再循環装置。
  3. 請求項2に記載する排気ガス再循環装置において、
    前記前記駆動軸側磁性体と前記バルブシャフト側磁性体は、前記電磁コイルの内側に配置されており、両磁性体の移動範囲が、前記電磁コイルからの磁束が両磁性体に流れる範囲内に制限されている
    ことを特徴とする排気ガス再循環装置。
  4. 請求項1に記載する排気ガス再循環装置において、
    前記電磁クラッチは、前記電磁コイルへ通電することにより、前記駆動軸側磁性体と前記バルブシャフト側磁性体との間に作用する吸引力に抗して前記駆動軸側磁性体と前記バルブシャフト側磁性体とが反撥するように電磁力を発生させる
    ことを特徴とする排気ガス再循環装置。
  5. 請求項4に記載する排気ガス再循環装置において、
    前記バルブシャフト側磁性体は永久磁石を備えている
    ことを特徴とする排気ガス再循環装置。
  6. 請求項1から請求項5に記載するいずれか1つの排気ガス再循環装置において、
    前記駆動軸と前記駆動軸側磁性体との間に調芯機構が設けられている
    ことを特徴とする排気ガス再循環装置。
  7. 請求項1から請求項6に記載するいずれか1つの排気ガス再循環装置において、
    前記モータのコイルと前記電磁コイルとが直列に配置されている
    ことを特徴とする排気ガス再循環装置。
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