JP2010275715A - 屋根面への機能パネルの取付構造 - Google Patents

屋根面への機能パネルの取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010275715A
JP2010275715A JP2009127021A JP2009127021A JP2010275715A JP 2010275715 A JP2010275715 A JP 2010275715A JP 2009127021 A JP2009127021 A JP 2009127021A JP 2009127021 A JP2009127021 A JP 2009127021A JP 2010275715 A JP2010275715 A JP 2010275715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base plate
ridge
crosspiece
eaves
roof surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009127021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5081196B2 (ja
Inventor
Masatoshi Sekoguchi
雅利 世古口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2009127021A priority Critical patent/JP5081196B2/ja
Publication of JP2010275715A publication Critical patent/JP2010275715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5081196B2 publication Critical patent/JP5081196B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】製造コストを低減させるとともに輸送コストや梱包材のコストも低減させることのできる機能パネルの取付構造を提供する。
【解決手段】上面に横桟2を配置したベース板3を、屋根面1の少なくとも勾配方向に複数敷設し、勾配方向に隣合う横桟2間に機能パネル5を架け渡す。上記横桟2は、棟側に向けて突設した棟側突片7の突先に、ベース板3の棟側端縁に係止するフック片10を形成したものとする。そして、該フック片10の係止により上記横桟2をベース板3の上面に位置決めした状態で、固着具4により上記横桟2とベース板3とを屋根面1に固着させ、棟側に位置する別のベース板3の軒側端部を、上記横桟2の棟側突片7に重複させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根面への機能パネルの取付構造に関し、詳しくは、太陽電池モジュールのような機能パネルを屋根面に取付けるための技術に関する。
太陽電池モジュールのような機能パネルを屋根面に取付ける構造として、特許文献1に記載の取付構造が公知である。
特許文献1に記載の取付構造は、上面に横桟を固定してなる専用のベース板を用い、このベース板を屋根面の少なくとも勾配方向に複数敷設したうえで、勾配方向に隣合う横桟間に機能パネルを架け渡すといったものである。
上記した公知の取付構造にあっては、工場内において、ベース板の所定箇所に横桟を固定させたうえで、出荷する必要がある。そのため、製造コストが増大するといった問題や、出荷時の梱包が大掛かりとなって輸送コストや包装材のコストが増大するといった問題がある。
特開2006−193976号公報
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであり、工場内ではなく施工段階において、ベース板に横桟を正確且つ容易に固定させることができ、これにより製造コストや輸送コスト、梱包材のコスト等を低減させることのできる機能パネルの取付構造を提供することを、課題とする。
上記課題を解決することのできる本発明は、上面に横桟2を配置したベース板3を、屋根面1の少なくとも勾配方向に複数敷設し、勾配方向に隣合う横桟2間に機能パネル5を架け渡して成る機能パネルの取付構造である。上記横桟2は、棟側に向けて突設した棟側突片7の突先に、ベース板3の棟側端縁に係止するフック片10を形成したものである。そして、該フック片10の係止により上記横桟2をベース板3の上面に位置決めした状態で、固着具4により上記横桟2とベース板3とを屋根面1に固着させ、棟側に位置する別のベース板3の軒側端部を、上記横桟2の棟側突片7に重複させる。
上記構成とすることで、横桟2は施工段階においてベース板3上の所定位置に正確且つ容易に配置させることができる。したがって、従来のように、工場内においてベース板3の所定箇所に横桟2を固定させておき、ベース板3に横桟2を固定した状態で出荷するといった必要がない。
本発明は、工場内においてベース板と横桟を固定させた状態で出荷する必要がないので、製造コストを低減させるとともに、輸送コストや梱包材のコストも低減させることができるという効果を奏する。
本発明の機能パネルの取付け構造を示す側断面図である。 同上の軒側部分の側断面図である。 同上の棟側部分の側断面図である。 (a)〜(g)は施工順序を示す斜視図である。 (a)〜(e)は同上の主要部材をそれぞれ示す斜視図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
本発明は、機能パネル5を屋根面1に取り付けるためのものであって、図4に施工手順を示すように、上面に横桟2を配置したベース板3を、屋根面1の少なくとも勾配方向に複数敷設し、勾配方向に隣合う横桟2間に機能パネル5を架け渡す構造となっている。
図5には、本発明の取付構造の主要部品であるベース板3、横桟2、機能パネル1をそれぞれ示している。図5(a)、(b)に示すように、ベース板3は平板状の金属板で形成してある。そのうち最も軒先側のベース板3(以下「軒先ベース板3´」という。)については、図5(a)に示すように、他のベース板3よりも勾配方向(軒棟方向)の巾が狭い帯状金属板で形成してある。
図5(c)、(d)に示すように、横桟2は、例えばアルミニウムの成形品で形成している。横桟2の棟側の側面部の下端からは、棟側に向けて複数(図示例では一対)の棟側突片7を突設しており、横桟2の左右方向中央部には、棟側および軒側に開口する排水空間8を形成している。
横桟2のうち、軒先ベース板3´に配置するための横桟2(以下「軒先横桟2´」という。)を除くものにおいては、図5(d)に示すように、上記軒側突片7と対応する部位において、横桟2の軒側の側面部の下端から軒側に向けて複数(図示例では一対)の軒側突片6を突設している。
また、図1〜図3に断面で示すように、横桟2の棟側突片7の突先には、ベース板3の棟側端縁に対して上方から係止するフック片10を形成している。フック片10は側面視にてL字状を成すように下方に屈曲させたものである。
施工にあたっては、以下のようにして行う。
まず、図4(a)に示すように、屋根面1の軒先側端部に沿って軒先ベース板3´を敷設する。そして、図2のように、各軒先ベース板3´の棟側端縁に軒先横桟2´のフック片10を係止させることで、図4(b)に示すように、各軒先ベース板3´の上面の所定箇所に軒先横桟2´を位置決めさせる。ここで、軒先横桟2´の棟側突片7から軒先ベース板3´を通して屋根面1に固着具4を打設することで、軒先ベース板3´と軒先横桟2´を屋根面1に固着させる。
図示例では、軒先に沿って複数の軒先ベース板3´を一列に敷設している。この場合、軒先と平行な方向に沿って隣接する一方の軒先ベース板3’の端部上に他方の軒先ベース板3’の端部を重ねるとともに、隣接する両軒先横桟2´の長手方向の端部同士を突き合わせて配置する。
次に、図4(c)に示すように、1段目のベース板3の軒側端部を軒先ベース板3´の棟側端部に重ねる。この場合、図2のように、1段目のベース板3の軒側端部は、軒先ベース板3´に係止する棟側突片7を上方から覆うように重ねる。これにより、軒先横桟2´の棟側突片7に打ち込んだ固着具4を覆い隠す。
この状態で、図4(d)や図1に示すように、1段目の各ベース板3の棟側端縁に1段目の横桟2のフック片10を係止させ、各ベース板3の棟側端部に横桟2を位置決めさせる。ここで、横桟2の軒側突片6からベース板3を通して屋根面1に固着具4を打設することで、1段目のベース板3と1段目の横桟2を屋根面1に固着させる。
図示例では、1段目のベース板3についても軒と平行に複数一列に敷設している。この場合、隣接する両横桟2の長手方向の端部同士を突き合わせて配置する。
次に、屋根面1に載設固着した1段目のベース板3の棟側端部の上に、2段目のベース板3の軒側端部を重ねる。この場合、2段目のベース板3の軒側端部は1段目の横桟2の棟側突片7を覆うように重ねる。この状態で、2段目の各ベース板3の棟側端縁に2段目の横桟2のフック片10を係止させ、図4(e)に示すように、2段目の各ベース板3の棟側端部に2段目の横桟2を位置決めさせる。ここで、横桟2の軒側突片6からベース板3を通して屋根面1に固着具4を打設することで、2段目のベース板3と2段目の横桟2を屋根面1に固着させる。
図4(e)には、2段目までベース板3を敷設した場合を示しているが、ベース板3や横桟2は3段目以上を順に敷設していくことができ、その際の手順は上記した1段目、2段目の手順と同様である。
ベース板3と横桟2を上記手順で屋根面1上の所定位置に固着させると、次いで、図4(f)のように、各段のベース板3のうち軒と平行な方向の端部上に、一端部に水返し構造を有する捨て水切板16を載置する。捨て水切板16の片側半部は、ベース板3端部上面と横桟2の端部との間に差し込む。
次に、図4(g)のように、軒先横桟2´に上方から横桟カバー11を被せ、仮止めする。そして、軒先ベース板3´に設けた軒先横桟2´と、1段目のベース板3に設けた横桟2との間に、横桟カバー11を介して機能パネル5を載設支持させる。その後、横桟カバー11を軒先横桟2´に本固定する。
同様にして、次々と機能パネル5、横桟カバー11を取付けてゆき、その後、軒と平行な方向の端部に位置する機能パネル5の端部と、捨て水切板16との間の隙間を側カバー(図示せず)により塞ぐ。
また、図3に示すように、最上段に位置するベース板3に配設した横桟2上には、ジャンプ台13の軒側端部を固着させる。ジャンプ台13の棟側端部は屋根面1上に載設され、このジャンプ台13の棟側端部の上に、後工事で屋根材14が載設される。
上述したように、本発明の機能パネルの取付構造にあっては、横桟2の棟側突片7に形成してあるフック片10を用い、施工段階において、ベース板3上の所定位置に横桟2を正確且つ容易に配置させることができる。したがって、従来のように、工場内においてベース板3の所定箇所に横桟2を固定させたうえで出荷する必要がない。そのため、製造コストを低減させるとともに、輸送コストや梱包材のコストも低減させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更を行うことが可能である。例えば、機能パネル5としては太陽電池モジュールが代表的であるが、屋根面1上に載設するものであれば機能パネル5として他のものを用いてもよい。また、図示例では、屋根材14を葺いていない状態(つまり、構造用合板のような屋根下地材18の上に防水シート19を葺設した状態)の屋根面1にベース板3を敷設しているが、屋根材14を葺設した状態でベース板3を敷設してもよい。
1 屋根面
2 横桟
3 ベース板
4 固着具
5 機能パネル
7 棟側突片
10 フック片

Claims (1)

  1. 上面に横桟を配置したベース板を、屋根面の少なくとも勾配方向に複数敷設し、勾配方向に隣合う横桟間に機能パネルを架け渡して成る機能パネルの取付構造であって、上記横桟は、棟側に向けて突設した棟側突片の突先に、ベース板の棟側端縁に係止するフック片を形成したものであり、該フック片の係止により上記横桟をベース板の上面に位置決めした状態で、固着具により上記横桟とベース板とを屋根面に固着させ、棟側に位置する別のベース板の軒側端部を、上記横桟の棟側突片に重複させて成ること特徴とする屋根面への機能パネルの取付構造。
JP2009127021A 2009-05-26 2009-05-26 屋根面への機能パネルの取付構造 Active JP5081196B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009127021A JP5081196B2 (ja) 2009-05-26 2009-05-26 屋根面への機能パネルの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009127021A JP5081196B2 (ja) 2009-05-26 2009-05-26 屋根面への機能パネルの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010275715A true JP2010275715A (ja) 2010-12-09
JP5081196B2 JP5081196B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=43422927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009127021A Active JP5081196B2 (ja) 2009-05-26 2009-05-26 屋根面への機能パネルの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5081196B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020091850A1 (en) 1992-10-23 2002-07-11 Cybex Corporation System and method for remote monitoring and operation of personal computers

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10231591A (ja) * 1997-02-20 1998-09-02 Daido Steel Sheet Corp 横葺き屋根への付設構築物用の取付金具と横葺き屋根への付設構築物の取付構造
JP2003184246A (ja) * 2001-12-20 2003-07-03 Matsushita Electric Works Ltd 太陽電池瓦施工構造
JP2003278333A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Kubota Corp 太陽電池パネル取付用の支持金具
JP2007239446A (ja) * 2006-02-10 2007-09-20 Toho Sheet & Frame Co Ltd 横葺き段付金属屋根部材
JP2008274647A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Matsushita Electric Works Ltd 太陽電池パネルの取付構造
JP2009057710A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Chuo Co Ltd 屋根上設置物の取付け用金物

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10231591A (ja) * 1997-02-20 1998-09-02 Daido Steel Sheet Corp 横葺き屋根への付設構築物用の取付金具と横葺き屋根への付設構築物の取付構造
JP2003184246A (ja) * 2001-12-20 2003-07-03 Matsushita Electric Works Ltd 太陽電池瓦施工構造
JP2003278333A (ja) * 2002-03-26 2003-10-02 Kubota Corp 太陽電池パネル取付用の支持金具
JP2007239446A (ja) * 2006-02-10 2007-09-20 Toho Sheet & Frame Co Ltd 横葺き段付金属屋根部材
JP2008274647A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Matsushita Electric Works Ltd 太陽電池パネルの取付構造
JP2009057710A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Chuo Co Ltd 屋根上設置物の取付け用金物

Also Published As

Publication number Publication date
JP5081196B2 (ja) 2012-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5202430B2 (ja) 太陽電池モジュールの固定構造
JP5213977B2 (ja) 太陽電池モジュールの架台、その施工方法、及びそれを備えた太陽光発電システム
JP2012119369A (ja) 太陽電池モジュール、太陽電池支持構造、太陽電池支持構造の施工方法、及び太陽光発電システム
JP5081196B2 (ja) 屋根面への機能パネルの取付構造
JP2007231514A (ja) 太陽電池モジュール及びその取り付け構造
JP6224389B2 (ja) 機器設置用部材及び機器設置屋根
JP6366171B2 (ja) 屋根用支持装置
JP2016158379A (ja) パネル材支持構造
JP6692074B2 (ja) 太陽光発電装置
JP6449006B2 (ja) 屋根構造
WO2012043703A1 (ja) 太陽電池モジュール及び太陽電池システム
JP5405631B2 (ja) 太陽電池モジュールの設置構造、太陽電池モジュールの設置方法、及び太陽光発電システム
JP6062686B2 (ja) 太陽電池パネルの雪止め構造
JP5890662B2 (ja) 屋根材の葺設構造
JP2019019501A (ja) 固定具及び被設置物構造体
JP6976068B2 (ja) 側方部材、パネルアレイ構造体及び側方部材の設置方法
JP2007231539A (ja) 太陽電池モジュール一体型屋根材
WO2017138251A1 (ja) 固定金具及び太陽光発電装置
JP6671014B2 (ja) 太陽光発電装置
JP6474185B2 (ja) 太陽光発電パネルの施工方法
JP2018040229A (ja) 太陽光発電装置
JPWO2016199336A1 (ja) 太陽電池モジュールフレーム及び太陽電池モジュール
JP5567771B2 (ja) 屋根面への機能パネルの取付け構造
JP6755004B2 (ja) 太陽光発電装置及び太陽光発電装置付き屋根
JP6678344B2 (ja) 太陽光発電装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110418

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120831

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5081196

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150