JP2010274861A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】
圃場などの泥濘地の走行に適し、内圧が低い場合から通常の場合まで十分なトラクションを発揮できるラグを備えた空気入りタイヤの提供。
【解決手段】本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ回転方向D1と交差する方向に延在するラグ100を備え、ラグ100は、トレッドの表面からタイヤ径方向外側に突出し、トレッドセンター部寄りに位置するセンター側ラグ部110と、トレッドショルダー部寄りに位置するショルダー側ラグ部120とを有する。ショルダー側配置角度αsは、センター側配置角度αcと異なり、センター側端112における踏面中心112cと、ショルダー側端122における踏面中心122cとを通過する直線をラグ中心線100CLとした場合、センター側配置角度αcからショルダー側配置角度αsへの変曲点Pは、ラグ中心線100CLよりもタイヤ回転方向D1寄りに位置する。
【選択図】図2

Description

本発明は、トレッドセンター部からトレッドショルダー部に向けて、タイヤ周方向と交差する方向に延在するラグを備え、ラグは、トレッドの表面からタイヤ径方向外側に向かって突出する空気入りタイヤに関する。
従来、トラクタなどの農業機械用の空気入りタイヤでは、泥濘地でのトラクションを確保するため、タイヤ周方向と交差する方向に延在するラグ状の凸状部(以下、ラグ)をトレッドに設けた形状が広く用いられている。ラグは、トレッドの表面からタイヤ径方向外側に向かって突出し、タイヤ回転方向に対向するような壁面を形成する。
このようなラグが設けられた空気入りタイヤに関して、トラクションなどの性能を向上するため、様々なラグの形状が提案されている。例えば、本願発明者は、空気入りタイヤの回転に伴ってトレッドショルダー側の端部がセンター側の端部よりも先に接地するラグの形状を既に提案している(特許文献1参照)。このラグによれば、ラグが接地するとトレッドショルダー側からセンター側に向けて泥土が移動するため、荷重によるタイヤ径方向の圧縮力に加えて、泥土の移動に伴うトレッド幅方向の圧縮力を利用でき、結果的にトラクションが向上する。
特開2008−24271号公報(第5頁、第1図)
ところで、近年、トラクタなど、圃場を走行する農業機械用の空気入りタイヤでは、内圧を低くすることが慣用されている実態がある。内圧を低くする狙いは、走行に伴う圃場の踏み固め度合いの低減と、圃場でのトラクションの向上とされている。圃場の踏み固め度合いが低減されれば、作物の収穫量が増大すると期待されているためである。
しかしながら、本願発明者は、上述したような従来のラグでは、内圧を低くしても必ずしも圃場でのトラクションが向上しないことを見出した。ここで、一般的に、トラクションは、以下の式によって示すことができる。
Figure 2010274861
通常内圧(正規内圧)の場合、土のせん断強度による推進力(ST)の寄与率が高い。このため、従来、農業機械用の空気入りタイヤの開発では、STの向上と、走行抵抗(MR)の低下とを目的としたアプローチが採られてきた。一方、内圧が低い場合、空気入りタイヤの平均接地圧が低下するため、STは低下する。また、空気入りタイヤの接地面からの沈下量も低下するため、MRの低下によるトラクションの向上効果も小さくなる。
つまり、従来のアプローチとは異なり、内圧が低い場合に適合したラグの形状が求められていた。さらに、このような圃場での使用が主な空気入りタイヤであっても、通常内圧で使用される状況も勿論あり得るため、通常内圧であっても十分なトラクションを発揮できる必要もある。
そこで、本発明は、圃場などの泥濘地の走行に適し、内圧が低い場合から通常の場合まで十分なトラクションを発揮できるラグを備えた空気入りタイヤの提供を目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、トレッドセンター部(トレッドセンター部A1)からトレッドショルダー部(トレッドショルダー部A2及びトレッドショルダー部A3)に向けて、タイヤ回転方向(タイヤ回転方向D1)と交差する方向に延在するラグ(例えば、ラグ100)を備え、ラグは、トレッド(トレッド20)の表面からタイヤ径方向外側に向かって突出する空気入りタイヤ(例えば、空気入りタイヤ10)であって、ラグは、トレッドセンター部寄りに位置するセンター側ラグ部(例えば、センター側ラグ部110)と、センター側ラグ部に連なり、トレッドショルダー部寄りに位置するショルダー側ラグ部(例えば、ショルダー側ラグ部120)とを有し、ショルダー側ラグ部のトレッド幅方向(トレッド幅方向W)を基準としたショルダー側配置角度αsは、センター側ラグ部のトレッド幅方向を基準としたセンター側配置角度αcと異なり、センター側ラグ部のセンター側端(センター側端112)における踏面中心(踏面中心112c)と、ショルダー側ラグ部のショルダー側端(ショルダー側端122)における踏面中心(踏面中心122c)とを通過する直線をラグ中心線(ラグ中心線100CL)とした場合、センター側配置角度αcからショルダー側配置角度αsへの変曲点(変曲点P)は、ラグ中心線よりもタイヤ回転方向寄りに位置することを要旨とする。
かかる特徴によれば、ラグは、トレッドセンター部からトレッドショルダー部に向けて、タイヤ回転方向と交差する方向に延在し、トレッドセンター部寄りに位置するセンター側ラグ部と、センター側ラグ部に連なり、トレッドショルダー部寄りに位置するショルダー側ラグ部120とを有し、センター側配置角度αcからショルダー側配置角度αsへの変曲点Pは、ラグ中心線100CLよりもタイヤ回転方向寄りに位置する。このため、ショルダー側配置角度αsは、センター側配置角度αcよりも大きくなり、ショルダー側ラグ部120は、タイヤ回転方向に沿って長くなり、泥土との延べ接触面積は、広くなる。つまり、ショルダー側ラグ部120は、泥土との表面摩擦力を向上することで、推進力を向上できる。
このような空気入りタイヤによれば、内圧が低い場合であっても、ショルダー側ラグ部120で得られる摩擦力による推進力(FT)を発揮することで、トラクションを向上できる。
また、センター側配置角度αcをショルダー側配置角度αsよりも小さくすることにより、トレッドセンター部側からトレッドショルダー部側に向けて泥土を移動させる。つまり、センター側ラグ部110は、泥土の排出効果を高め、空気入りタイヤ10の接地面からの沈下量を増加させる。このため、ラグの泥土との延べ接触面積が広くなり、ラグの泥土との表面摩擦力を向上できる。
また、この空気入りタイヤによれば、センター側配置角度αcが小さいことにより、通常内圧の場合における、土のせん断強度による推進力(ST)を発揮することができ、トラクションを向上できる。
従って、このような空気入りタイヤによれば、圃場などの泥濘地の走行に適し、内圧が低い場合から通常の場合まで十分なトラクションを発揮できる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、変曲点は、ラグのトレッド幅方向に沿ったラグ幅を100とした場合、ラグ幅の中心を基準として±40の範囲内に位置することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1または2の特徴に係りセンター側配置角度αcは、0度よりも大きく、かつ、平均配置角度αaveの95%よりも小さいことを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至3の何れか一つの特徴に係り、センター側ラグ部(センター側ラグ部110A)は、センター側ラグ部の踏み込み側に位置するセンター踏み込み側壁面(センター踏み込み側壁面114)を有し、ショルダー側ラグ部(ショルダー側ラグ部120A)は、ショルダー側ラグ部の踏み込み側に位置するショルダー踏み込み側壁面(ショルダー踏み込み側壁面124)を有し、ショルダー踏み込み側壁面は、タイヤ径方向内側に行くに連れて踏み込み側に向けて傾斜するとともに、センター踏み込み側壁面よりも大きく傾斜することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第4の特徴に係り、タイヤ周方向に沿ったラグの断面において、ショルダー踏み込み側壁面のタイヤ径方向(タイヤ径方向D2)を基準としたショルダー踏み側傾斜角度βsは、センター踏み込み側壁面のタイヤ径方向を基準としたセンター踏み側傾斜角度βcよりも大きいことを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第4または5の何れかの特徴に係り、センター側ラグ部は、センター側ラグ部の蹴り出し側に位置するセンター蹴り出し側壁面(センター蹴り出し側壁面116)を有し、センター踏み込み側壁面は、センター蹴り出し側壁面よりも小さく傾斜することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第4乃至6の何れか一つの特徴に係り、ショルダー側ラグ部は、ショルダー側ラグ部の蹴り出し側に位置するショルダー蹴り出し側壁面(ショルダー蹴り出し側壁面126)を有し、ショルダー蹴り出し側壁面は、ショルダー踏み込み側壁面よりも小さく傾斜することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、圃場などの泥濘地の走行に適し、内圧が低い場合から通常の場合まで十分なトラクションを発揮できるラグを備えた空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤにおけるトレッドの展開図である。 本発明の第1実施形態に係るラグを示す正面図である。 本発明の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いた評価結果を示すものである。 本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤにおけるトレッドの展開図である。 本発明の第2実施形態に係るラグを示す正面図である。 本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤにおけるラグのタイヤ回転方向に沿った断面図であり、図5のA−A断面図である。 本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤにおけるラグのタイヤ回転方向に沿った断面図であり、図5のB−B断面図である。 本発明のその他の実施形態に係る空気入りタイヤにおけるトレッドの展開図である。 本発明のその他の実施形態に係る空気入りタイヤにおけるトレッドの展開図である。 本発明のその他の実施形態に係る空気入りタイヤにおけるトレッドの展開図である。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの第1実施形態、第2実施形態、その他の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤについて説明する。具体的には、(1)空気入りタイヤの構成、(2)ラグの詳細構成、(3)比較評価、(4)作用・効果、及び[その他の実施形態]について説明する。
(1)空気入りタイヤの構成
第1実施形態に係る空気入りタイヤ10の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ10におけるトレッドの展開図である。
図1に示すように、空気入りタイヤ10は、トラクタなど、圃場を走行する農業機械用の空気入りタイヤである。なお、空気入りタイヤ10は、空気が所定の圧力で充填されたタイヤであるが、空気の代わりに窒素ガスなどの不活性ガスを充填してもよい。空気入りタイヤ10は、トレッドセンター部A1からトレッドショルダー部A2、トレッドショルダー部A3に向けて、タイヤ回転方向D1と交差する方向に延在するラグ100を備える。ラグ100は、トレッド20の表面からタイヤ径方向外側に向かって突出する。ラグ100は、タイヤ赤道線CLを介して、トレッド幅方向Wにおける両側に位置する。ラグ100は、タイヤ赤道線CLを軸として、トレッド幅方向Wに対称な形状であり、タイヤ回転方向D1に沿って、交互に位置する。ラグ100は、センター側ラグ部110と、センター側ラグ部110に連なるショルダー側ラグ部120とを有する。
(2)ラグの詳細構成
第1実施形態に係る空気入りタイヤ10のラグ100について、図面を参照しながら説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係るラグ100を示す正面図である。具体的には、(2.1)ラグの形状、(2.2)ラグの配置について説明する。
(2.1)ラグの形状
図2に示すように、ラグ100は、トレッドセンター部A1寄りに位置するセンター側ラグ部110と、センター側ラグ部110に連なり、トレッドショルダー部A2寄りに位置するショルダー側ラグ部120とを有する。
ラグ100は、トレッド20の表面からタイヤ径方向外側に向かって突出する壁面130と、壁面130のタイヤ径方向外側端に連なり、トレッド20と略平行に形成される踏面132とを形成する。
(2.2)ラグの配置
ショルダー側ラグ部120のトレッド幅方向Wを基準としたショルダー側配置角度αsは、センター側ラグ部110のトレッド幅方向Wを基準としたセンター側配置角度αcと異なる。センター側配置角度αcは、0度よりも大きく、かつ、平均配置角度αaveの95%よりも小さい。これに伴い、ショルダー側配置角度αsは、平均配置角度αaveよりも大きい。
具体的には、センター側配置角度αcは、センター側ラグ部110のセンター側端112における踏面中心112cとセンター側配置角度αcからショルダー側配置角度αsへの変曲点Pとを通過する直線と、トレッド幅方向Wに沿った直線とにより形成される角度である。同様にして、ショルダー側配置角度αsは、ショルダー側ラグ部120のショルダー側端122における踏面中心122cと変曲点Pとを通過する直線と、トレッド幅方向Wに沿った直線とにより形成される角度である。
平均配置角度αaveとは、センター側端112における踏面中心112cとショルダー側端122における踏面中心112cとを通過する直線と、トレッド幅方向Wに沿った直線とにより形成される角度である。
センター側ラグ部110のセンター側端112における踏面中心112cと、ショルダー側ラグ部120のショルダー側端122における踏面中心122cとを通過する直線をラグ中心線100CLとした場合、センター側配置角度αcからショルダー側配置角度αsへの変曲点Pは、ラグ中心線100CLよりもタイヤ回転方向D1寄りに位置する。変曲点Pは、ラグ100のトレッド幅方向Wに沿ったラグ幅を100とした場合、ラグ幅の中心を基準として±40の範囲内に位置する。
(3)比較評価
次に、本発明の効果を更に明確にするために、以下の比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いて行った比較評価について説明する。具体的には、(2.1)ラグの形状、3.2)評価結果について説明する。なお、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。
(3.1)評価方法
比較例及び実施例の空気入りタイヤを用いて、(3.1.1)トラクション性能評価を行った。比較評価に用いた比較例及び実施例に係る空気入りタイヤについて、具体的に説明する。なお、空気入りタイヤに関するデータは、以下に示す条件において測定された。
・ タイヤサイズ :540/65R30
・ リムサイズ : 16×30
・ 内圧条件 :
(1)通常内圧; 240kPa
(2)低内圧; 160kPa
・ 荷重条件 : 2725kg
・ 車種 : 農業機械用のトラクタ
各空気入りタイヤは、ラグの形状、配置と、内圧条件がそれぞれ異なり、ラグの形状、配置以外の構成を実施形態に係る空気入りタイヤ10と同一とした。以下、各空気入りタイヤの特徴を示す。
比較例に係る空気入りタイヤは、トレッドセンター部からトレッドショルダー部に向けて、タイヤ回転方向と交差する方向に略直線状に延在するラグを備える点で、実施形態に係る空気入りタイヤ10と異なる。
実施例に係る空気入りタイヤは、実施形態に係る空気入りタイヤ10と同一である。
(3.1.1)トラクション性能評価
評価方法;各空気入りタイヤを車両に装着して、圃場を所定距離に至るまで走行し、トラクション性能を評価した。具体的には、車速、タイヤ回転角速度、タイヤ径によりスリップ率を測定し、あわせてトラクションを測定した。
(3.2)評価結果
上述した比較例及び実施例に係る空気入りタイヤを用いた評価結果について、図3を参照しながら説明する。
図3に示すように、実施例に係る空気入りタイヤは、比較例に係る空気入りタイヤに比べて、通常内圧、低内圧どちらの内圧条件においても十分なトラクションを発揮した。また、実施例に係る空気入りタイヤは、通常内圧に比べて低内圧条件において、優れたトラクションを発揮した。
(4)作用・効果
以上説明したように、本実施形態に係るラグ100は、トレッドセンター部A1からトレッドショルダー部A2(又はトレッドショルダー部A3以下、省略)に向けて、タイヤ回転方向D1と交差する方向に延在し、トレッドセンター部A1寄りに位置するセンター側ラグ部110からセンター側ラグ部110に連なり、トレッドショルダー部A2寄りに位置するショルダー側ラグ部120とを有する。センター側配置角度αcからショルダー側配置角度αsへの変曲点Pは、ラグ中心線100CLよりもタイヤ回転方向D1寄りに位置する。
このため、ショルダー側配置角度αsは、センター側配置角度αcよりも大きくなり、ショルダー側ラグ部120は、センター側ラグ部110よりも、タイヤ回転方向D1に沿って長くなり、泥土との延べ接触面積が広くなる。つまり、ショルダー側ラグ部120は、泥土との表面摩擦力を向上させることで、推進力を向上できる。
また、センター側配置角度αcをショルダー側配置角度αsよりも小さくすることにより、センター側ラグ部110は、ショルダー側ラグ部120よりもトレッド幅方向Wに沿った形状となり、踏面下にある泥土の排出効果を高め、空気入りタイヤ10の接地面からの沈下量を増加させる。このため、ラグ100の泥土との延べ接触面積が広くなり、ラグ100の泥土との表面摩擦力を向上させる。
つまり、ラグ100によれば、センター側ラグ部110で、泥土の排出効果を高め、空気入りタイヤ10の接地面からの沈下量を増加させるとともに、ショルダー側ラグ部120で、泥土との表面摩擦力を向上させることで、推進力を向上できる。
従って、本実施形態に係る空気入りタイヤ10によれば、圃場などの泥濘地の走行に適し、内圧が低い場合から通常の場合まで十分なトラクションを発揮できるラグ100を備えることができる。
本実施形態によれば、変曲点Pは、ラグ100のトレッド幅方向Wに沿ったラグ幅を100とした場合、ラグ幅の中心を基準として±40の範囲内に位置するため、センター側ラグ部110で泥土の排出効果を十分に確保し、空気入りタイヤ10の接地面からの沈下量を効果的に増加させる。また、ショルダー側ラグ部120で泥土との表面摩擦力を十分に確保し、推進力を向上できる。従って、ラグ100は、内圧が低い場合から通常の場合まで効果的にトラクションを発揮できる。
本実施形態によれば、センター側配置角度αcは、0度よりも大きく、かつ、平均配置角度αaveの95%よりも小さい。このため、ショルダー側ラグ部120は、タイヤ回転方向D1に更に長くなり、泥土との延べ接触面積は、更に広くなる。つまり、ショルダー側ラグ部120で泥土との表面摩擦力を十分に確保し、推進力を更に向上できる。
[第2実施形態]
上述した第1実施形態では、ラグ100の壁面130が、タイヤ回転方向D1に対して、形成する傾斜角度は、一律であった。これに対して、第2実施形態では、ラグ100Aの壁面130の形状がそれぞれ異なる。以下、本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤについて説明する。具体的には、(1)ラグの詳細構成、(2)作用・効果について説明する。
なお、以下の第2実施形態においては、第1実施形態と異なる点を主に説明し、重複する説明を省略する。
(1)ラグの詳細構成
第2実施形態に係る空気入りタイヤ10Aのラグ100Aについて、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1.1)ラグの構成、(1.2)踏み側壁面の詳細構成、(1.3)センター側ラグ部の詳細構成、(1.4)ショルダー側ラグ部の詳細構成、(1.5)壁面の位置関係について説明する。
(1.1)ラグの構成
図4は、本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤ10Aにおけるトレッド20の展開図である。図5は、本発明の第2実施形態に係るラグ100Aを示す正面図である。
図4に示すように、ラグ100Aは、センター側ラグ部110Aと、ショルダー側ラグ部120Aとを有する。
図5に示すように、ラグ100Aは、トレッド20の表面からタイヤ径方向外側に向かって突出する壁面130Aと、壁面130Aのタイヤ径方向外側端に連なり、トレッド20と略平行に形成される踏面132とを形成する。
壁面130には、センター踏み込み側壁面114、センター蹴り出し側壁面116、センター側壁面118、ショルダー踏み込み側壁面124、ショルダー蹴り出し側壁面126、ショルダー側壁面128が含まれる。
(1.2)踏み側壁面の詳細構成
センター側ラグ部110Aは、センター側ラグ部110Aの踏み込み側に位置するセンター踏み込み側壁面114を有する。更に、センター踏み込み側壁面114は、タイヤ回転方向D1に対して、略垂直に対向するセンター踏み込み側壁面114aと、センター踏み込み側壁面114aに連なり、センター踏み込み側壁面114aよりもショルダー側ラグ部120A側に位置するセンター踏み込み側壁面114bとを含む。
ショルダー側ラグ部120Aは、ショルダー側ラグ部120Aの踏み込み側に位置するショルダー踏み込み側壁面124を有する。ショルダー踏み込み側壁面124は、タイヤ径方向内側に行くに連れて踏み込み側に向けて傾斜するとともに、センター踏み込み側壁面114よりも大きく傾斜する。
(1.3)センター側ラグ部の詳細構成
センター側ラグ部110Aは、センター踏み込み側壁面114と、センター側ラグ部110Aの蹴り出し側に位置するセンター蹴り出し側壁面116と、センター側壁面118とを有する。センター踏み込み側壁面114は、センター蹴り出し側壁面116よりも小さく傾斜する。
センター蹴り出し側壁面116は、センター側ラグ部110Aにおいて、タイヤ回転方向D1に対向し、センター踏み込み側壁面114よりもタイヤ回転方向D1反対寄りに位置する。センター側壁面118は、タイヤ回転方向D1に沿って、形成される。センター側壁面118は、センター側ラグ部110Aにおいて、タイヤ回転方向D1寄りの端部でセンター踏み込み側壁面114に連なり、タイヤ回転方向D1反対寄りの端部でセンター蹴り出し側壁面116に連なる。
(1.4)ショルダー側ラグ部の詳細構成
ショルダー側ラグ部120Aは、ショルダー踏み込み側壁面124と、ショルダー側ラグ部120Aの蹴り出し側に位置するショルダー蹴り出し側壁面126と、ショルダー側壁面128とを有する。ショルダー蹴り出し側壁面126は、ショルダー踏み込み側壁面124よりも大きく傾斜する。
ショルダー踏み込み側壁面124は、ショルダー側ラグ部120Aにおいて、タイヤ回転方向D1に対向し、ラグ中心線100CLよりもタイヤ回転方向D1寄りに位置する。ショルダー蹴り出し側壁面126は、ショルダー側ラグ部120Aにおいて、タイヤ回転方向D1に対向し、ショルダー踏み込み側壁面124よりもタイヤ回転方向D1反対寄りに位置する。ショルダー側壁面128は、タイヤ回転方向D1に沿って形成される。ショルダー側壁面128は、ショルダー側ラグ部120Aにおいて、タイヤ回転方向D1寄りの端部でショルダー踏み込み側壁面124に連なり、タイヤ回転方向D1反対寄りの端部でショルダー蹴り出し側壁面126に連なる。
(1.5)壁面の位置関係
図6は、本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤ10Aにおけるラグ100Aのタイヤ回転方向D1に沿った断面図であり、図5のA−A断面図である。図7は、本発明の第2実施形態に係る空気入りタイヤ10Aにおけるラグ100Aのタイヤ回転方向D1に沿った断面図であり、図5のB−B断面図である。なお、図6及び図7は、壁面130Aの位置関係を明瞭にするために、ハッチングを省略する。また、図7は、ショルダー側壁面128の側面図に相当する。
図6に示すように、センター踏み込み側壁面114は、センター蹴り出し側壁面116よりもタイヤ径方向D2に沿うように位置する。
図7に示すように、タイヤ回転方向D1に沿ったラグ100Aの断面において、ショルダー踏み込み側壁面124のタイヤ径方向D2を基準としたショルダー踏み側傾斜角度βsは、センター踏み込み側壁面114のタイヤ径方向D2を基準としたセンター踏み側傾斜角度βcよりも大きい。
例えば、ショルダー踏み側傾斜角度βsは、10度以上、70度以下に設定される。また、センター踏み側傾斜角度βc0度以上、45度以下に設定される。
(2)作用・効果
以上説明したように、本実施形態に係るセンター側ラグ部110Aは、センター側ラグ部110Aの踏み込み側に位置するセンター踏み込み側壁面114を有する。ショルダー側ラグ部120Aは、ショルダー側ラグ部120Aの踏み込み側に位置するショルダー踏み込み側壁面124を有する。ショルダー踏み込み側壁面124は、タイヤ径方向内側に行くに連れて踏み込み側に向けて傾斜するとともに、センター踏み込み側壁面114よりも大きく傾斜する。このため、ショルダー側ラグ部120Aのタイヤ径方向D2に沿った高さが同じである場合、ショルダー踏み込み側壁面124は、面積が大きくなる。つまり、空気入りタイヤ10Aは、泥土との接地面積を更に大きくし、表面摩擦力による推進力(FT)を更に向上できる。また、センター踏み込み側壁面114で、泥土の排出効果を高め、空気入りタイヤ10Aの接地面からの沈下量を増加させるとともに、ショルダー踏み込み側壁面124で、泥土との表面摩擦力を向上させることで、推進力(FT)を向上できる。
本実施形態によれば、タイヤ回転方向D1に沿ったラグ100Aの断面において、ショルダー踏み込み側壁面124のタイヤ径方向D2を基準としたショルダー踏み側傾斜角度βsは、センター踏み込み側壁面114のタイヤ径方向D2を基準としたセンター踏み側傾斜角度βcよりも大きい。
本実施形態によれば、センター側ラグ部110Aは、センター側ラグ部110Aの蹴り出し側に位置するセンター蹴り出し側壁面116を有し、センター踏み込み側壁面114は、センター蹴り出し側壁面116よりも小さく傾斜する。このため、センター踏み込み側壁面114は、センター側ラグ部110Aが接地する際、泥土から受ける抵抗が小さくなるため、センター側ラグ部110Aによる泥土の排出効果を更に向上できる。
本実施形態によれば、ショルダー側ラグ部120Aは、ショルダー側ラグ部120Aの蹴り出し側に位置するショルダー蹴り出し側壁面126を有し、ショルダー蹴り出し側壁面126は、ショルダー踏み込み側壁面124よりも小さく傾斜する。このため、空気入りタイヤ10Aの転動に伴い、接地していたラグ100Aが路面から離れる際に生じる抵抗を抑制できる。
[その他の実施形態]
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。上述した実施形態におけるラグ100Aは、壁面130Aと、ショルダー蹴り出し側壁面126のタイヤ径方向外側端に連なり、トレッド20と略平行に形成される踏面132とを形成する。本発明は、これに限らず、例えば、ラグは、踏面132を含まずにトレッドの表面からタイヤ径方向外側に向かって突出する壁面130Aのみによって形成されてもよい。また、壁面130Aは、タイヤ径方向D2を基準とした角度を段階的に大きくしてもいい。
上述した実施形態における変曲点Pは、ラグ100において、一つ設けられているが、これに限らず、例えば複数の変曲点Pを設けてもよい。例えば、図8乃至図10に示すように、ラグ100において、2つの変曲点を設けてもよい。以下、図8乃至図10に示すその他の実施形態について説明する。図8は、本発明のその他の実施形態に係る空気入りタイヤにおけるトレッドの展開図である。図9は、本発明のその他の実施形態に係る空気入りタイヤにおけるトレッドの展開図である。図10は、本発明のその他の実施形態に係る空気入りタイヤにおけるトレッドの展開図である。
図8に示すように、空気入りタイヤ10Bのラグ100Bは、センター側ラグ部110Bと、センター側ラグ部110Bに連なるショルダー側ラグ部120Bと、第2ショルダー側ラグ部140Bとを有する。第2ショルダー側ラグ部140Bは、センター側ラグ部110Bにおいて、ショルダー側ラグ部120Bと反対側に連なる。ラグ100Bには、ショルダー側配置角度αsと、センター側配置角度αcとに加えて、第2ショルダー側ラグ部140Bのトレッド幅方向Wを基準とした第2センター側配置角度α2sが形成される。ラグ100Bには、変曲点P1と、変曲点P2とが設けられる。変曲点P1は、第2センター側配置角度α2sからセンター側配置角度αcへの変曲点である。変曲点P2は、センター側配置角度αcからショルダー側配置角度αsへの変曲点である。変曲点P1は、ラグ中心線よりもタイヤ回転方向寄りに位置する。変曲点P2は、ラグ中心線よりもタイヤ回転方向反対寄りに位置する。
第2センター側配置角度α2sをセンター側配置角度αcよりも大きくすることにより、第2ショルダー側ラグ部140Bは、センター側ラグ部110Bよりも、タイヤ回転方向D1に沿って長くなり、泥土に対して延べ接触面積が広くなる。つまり、ショルダー側ラグ部120は、泥土との表面摩擦力を向上させることで、推進力を向上できる。
図9に示すように、空気入りタイヤ10Cのラグ100Cは、ラグ100Bと同様に、センター側ラグ部110Cと、ショルダー側ラグ部120Cと、第2ショルダー側ラグ部140Cとを有する。また、ラグ100Cには、ショルダー側配置角度αsと、センター側配置角度αcと、第2センター側配置角度α2sとが形成される。ラグ100Cには、変曲点P1と、変曲点P2とが設けられる。ラグ100Cのショルダー踏み込み側壁面は、タイヤ径方向内側に行くに連れて踏み込み側に向けて傾斜するとともに、センター踏み込み側壁面よりも大きく傾斜する。このため、空気入りタイヤ10Cは、泥土との接地面積を更に大きくし、表面摩擦力による推進力(FT)を更に向上できる。
図10に示すように、空気入りタイヤ10Dのラグ100Dは、ラグ100Bと同様に、センター側ラグ部110Dと、ショルダー側ラグ部120Dと、第2ショルダー側ラグ部140Dとを有する。また、ラグ100Dには、ショルダー側配置角度αsと、センター側配置角度αcと、第2センター側配置角度α2sとが形成される。ラグ100Dには、変曲点P1と、変曲点P2とが設けられる。ラグ100Dの踏面は、タイヤ回転方向寄りに行くに連れて細くなる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
αave…平均配置角度、αc…センター側配置角度、αs…ショルダー側配置角度、βc…センター側傾斜角度、βs…ショルダー踏み側傾斜角度、A1…トレッドセンター部、A2、A3…トレッドショルダー部、CL…タイヤ赤道線、D1…タイヤ回転方向、D2…タイヤ径方向、P、P1、P2…変曲点、W…トレッド幅方向、10、10A…空気入りタイヤ、20…トレッド、100、100A…ラグ、100CL…ラグ中心線、110、110A、140…センター側ラグ部、112、112…センター側端、112c…踏面中心、114、114a、114b、116…側壁面、118…センター側壁面、120、120A…ショルダー側ラグ部、122…ショルダー側端、122c…踏面中心、124、126…側壁面、128…ショルダー側壁面、130…壁面、132…踏面、140…第2ショルダー側ラグ部

Claims (7)

  1. トレッドセンター部からトレッドショルダー部に向けて、タイヤ回転方向と交差する方向に延在するラグを備え、
    前記ラグは、トレッドの表面からタイヤ径方向外側に向かって突出する空気入りタイヤであって、
    前記ラグは、
    前記トレッドセンター部寄りに位置するセンター側ラグ部と、
    前記センター側ラグ部に連なり、前記トレッドショルダー部寄りに位置するショルダー側ラグ部と
    を有し、
    前記ショルダー側ラグ部のトレッド幅方向を基準としたショルダー側配置角度αsは、前記センター側ラグ部のトレッド幅方向を基準としたセンター側配置角度αcと異なり、
    前記センター側ラグ部のセンター側端における踏面中心と、前記ショルダー側ラグ部のショルダー側端における踏面中心とを通過する直線をラグ中心線とした場合、前記センター側配置角度αcから前記ショルダー側配置角度αsへの変曲点は、前記ラグ中心線よりもタイヤ回転方向寄りに位置する空気入りタイヤ。
  2. 前記変曲点は、前記ラグのトレッド幅方向に沿ったラグ幅を100とした場合、前記ラグ幅の中心を基準として±40の範囲内に位置する請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記センター側配置角度αcは、
    0度よりも大きく、かつ、
    平均配置角度αaveの95%よりも小さい請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記センター側ラグ部は、前記センター側ラグ部の踏み込み側に位置するセンター踏み込み側壁面を有し、
    前記ショルダー側ラグ部は、前記ショルダー側ラグ部の踏み込み側に位置するショルダー踏み込み側壁面を有し、
    前記ショルダー踏み込み側壁面は、タイヤ径方向内側に行くに連れて前記踏み込み側に向けて傾斜するとともに、前記センター踏み込み側壁面よりも大きく傾斜する請求項1乃至3の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記タイヤ回転方向に沿った前記ラグの断面において、前記ショルダー踏み込み側壁面のタイヤ径方向を基準としたショルダー踏み側傾斜角度βsは、前記センター踏み込み側壁面のタイヤ径方向を基準としたセンター踏み側傾斜角度βcよりも大きい請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記センター側ラグ部は、前記センター側ラグ部の蹴り出し側に位置するセンター蹴り出し側壁面を有し、
    前記センター踏み込み側壁面は、前記センター蹴り出し側壁面よりも小さく傾斜する請求項4または5に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記ショルダー側ラグ部は、前記ショルダー側ラグ部の蹴り出し側に位置するショルダー蹴り出し側壁面を有し、
    前記ショルダー蹴り出し側壁面は、前記ショルダー踏み込み側壁面よりも小さく傾斜する請求項4乃至6の何れか一項に記載の空気入りタイヤ。
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