JP2010274630A - 基板分割方法及び基板分割装置 - Google Patents

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佑介 村山
Hirotaka Fujita
博孝 藤田
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勝久 林
Kenichi Yokochi
健一 横地
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Abstract

【課題】分割して得られたチップにヒビや欠けなどのチッピングが生じにくく、形状の揃ったチップを歩留まり良く製造する。
【解決手段】第1方向αに沿って複数本の分割予定線2が形成された基板1を、分割予定線2にて分割する分割方法において、基板1の第1方向αに直交する第2方向βの一端から数えて2のn乗の整数倍番目(nは2以上の整数)の分割予定線にて基板1を分割する第1分割工程と、基板1の第2方向βの一端から数えて2のm乗の整数倍番目(mは1以上であってnより小さい整数)の分割予定線にて基板1を分割する第2分割工程とを少なくとも備えることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、例えば、サファイア、シリコン、インジウムリン、ガリウム砒素などを含み半導体ウエハ、ガラス基板、セラミックス基板等の脆性材料からなる基板を分割する基板分割方法及び基板分割装置に関する。
例えば、半導体装置の製造工程では、半導体ウエハやサファイア基板等の基板の一方面がダイヤモンドブレードやレーザ等により格子状に形成された分割予定線によって複数領域に区画され、そして、基板を分割予定線にて分割することにより個々のチップを製造する。
基板の分割予定線にて分割する方法として、粘着シートの下面に分割予定線を形成した他方面と反対側の一方面を貼着して基板を固定し、受け台の上面に基板の他方面を載置した後、粘着シートの上方から降下されるブレードを分割予定線と対応する基板の一方面に押し当てて基板に曲げ応力を付与することにより基板を分割予定線に沿って切断するものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
このような基板の分割方法では、分割される基板に、反りや、厚さのばらつきや、分割予定線の罫書スジの深さのばらつき等が存在するため、分割して得られたチップにヒビや欠けなどのチッピングが生じやすく、形状の揃ったチップを歩留まり良く製造することが困難であるという問題がある。
そこで、特許文献1には、基板を左右対称の位置で劈開により分割する分割方法が記載されている。
特許文献1に記載の分割方法であると、分割された左右の分割片の剛性が等しくなるため、ブレードから応力を受けた際に左右の分割片の変位が等しくなり、分割される位置が分割予定線からずれにくくなり、形状の揃ったチップを歩留まり良く製造することができる。
また、特許文献2には、基板を第一方向に沿って分割して、素子部が第一方向に少なくとも2列配列されてなる第一短冊ウエハとする第1分割工程と、第一短冊ウエハを第二方向に沿って分割して、素子部が第二方向に一列配列されてなる第二短冊ウエハとする第2分割工程と、第二短冊ウエハを素子部毎に分割して素子部を備えた化合物半導体素子を形成する第3分割工程とを備えた分割方法が記載されている。
特許文献2に記載の分割方法であると、2分割工程で分割される第一短冊ウエハは、前記素子部が第一方向に少なくとも2列配列されてなるものであるので、素子部が第一方向に1列配列されてなる帯状の素子ブロックと比較して、第二方向の寸法が長い幅広のものとなる。このため、第一短冊ウエハでは、第一方向の基板の歪みが、第二方向に延在している部分によって分散されて逃がされる。したがって、特許文献2に記載の分割方法では、第2分割工程で分割される第一短冊ウエハの反りが緩和され、分割工程の全工程において反りの少ない状態でウエハを分割することができ、ウエハを精度良く分割できる。その結果、形状の揃った化合物半導体素子が得られ、分割工程における歩留まりを向上できる。
しかしながら、特許文献1に記載の分割方法では、分割予定線が偶数本存在する場合、つまり、奇数個の分割片に分割する場合、基板を左右対称の位置で分割することができないという問題がある。
また、特許文献2に記載の分割方法では、第2分割工程において、素子部が第一方向に複数列配列され第二方向に多数列配列された細長い第一短冊ウエハを第二方向に沿って分割して、素子部が第二方向に一列配列されてなる第二短冊ウエハとする。そのため、第2分割工程において、分割される位置が分割予定線からずれやすくなり、形状不良のチップが得られやすいという問題がある。
特開2004−221392号公報 特開2008−198845号公報
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、分割して得られたチップにヒビや欠けなどのチッピングが生じにくく、形状の揃ったチップを歩留まり良く製造することができる基板分割方法及び基板分割装置を提供することを目的とする。
本発明は、所定方向に沿って複数本の分割予定線が形成された基板を、前記分割予定線にて分割する分割方法において、前記基板の端から数えて2のn乗の整数倍番目(nは2以上の整数)の分割予定線にて前記基板を分割するステップと、前記基板の一端から数えて2のm乗の整数倍番目(mは1以上であってnより小さい整数)の分割予定線にて前記基板を分割するステップとを備えることを特徴とする。
前記の発明において、前記基板の端から数えて2の整数倍番目の分割予定線にて前記基板を分割するステップを備えてもよい。
また、前記の発明において、既に分割された分割予定線を飛ばして前記基板を分割してもよい。
さらにまた、前記の発明において、前記基板は、第1方向に沿って形成された複数の第1分割予定線と、前記第1方向に直交する第2方向に沿って形成された複数の分割予定線とを備え、前記基板の前記第2方向の一端から数えて2のn乗の整数倍番目(nは2以上の整数)の前記第1分割予定線にて前記基板を分割するステップと、前記基板の前記第2方向の一端から数えて2のm乗の整数倍番目(mは1以上であってnより小さい整数)の前記第1分割予定線にて前記基板を分割するステップと、前記基板の前記第1方向の一端から数えて2のp乗の整数倍番目(pは2以上の整数)の前記第2分割予定線にて前記基板を分割するステップと、前記基板の前記第1方向の一端から数えて2のq乗の整数倍番目(qは1以上であってpより小さい整数)の前記第2分割予定線にて前記基板を分割するステップとを備えてもよい。
また、本発明は、第1方向に沿って形成された複数の第1分割予定線と、前記第1方向に直交する第2方向に沿って形成された複数の第2分割予定線とを備える基板を、前記第1分割予定線及び前記第2分割予定線にて分割してチップにする基板分割方法において、前記基板を第1分割予定線にて分割し、その後、前記基板を第2分割予定線にて分割して、前記第1方向及び前記第2方向の長さが前記チップより大きい中間チップを形成するステップと、前記中間チップを前記チップに分割するステップとを備えることを特徴とする。
さらにまた、本発明は、第1方向に沿って複数本の分割予定線が形成された基板を、前記分割予定線にて分割する基板分割装置において、前記基板の前記分割予定線を押圧して、押圧した前記分割予定線にて前記基板を分割するブレードと、前記基板を前記ブレードに対して相対的に前記第1方向に直交する第2方向に移動させる基板移動部と、前記ブレードを前記基板に対して相対的に近接離隔させるブレード移動部と、前記基板移動部と前記ブレード移動部との移動動作を制御する移動制御部とを備え、前記移動制御部は、前記基板の前記第2方向の一端から数えて2のn乗の整数倍番目(nは2以上の整数)の前記分割予定線にて前記基板を分割し、前記基板の前記第2方向の一端から数えて2のm乗の整数倍番目(mは1以上であってnより小さい整数)の前記分割予定線にて前記基板を分割するように、前記基板移動部と前記ブレード移動部との移動動作を制御することを特徴とする。
本発明によれば、分割して得られたチップにヒビや欠けなどのチッピングが生じにくく、形状の揃ったチップを歩留まり良く製造することができる。
本発明の第1実施形態にかかる基板分割装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる基板分割装置によって分割される基板の平面図である。 本発明の第1実施形態にかかる基板分割装置を概略的に示す断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる基板分割装置の制御構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態にかかる基板分割装置の動作を示すフロー図である。 本発明の第1実施形態にかかる基板分割装置の分割工程を示すフロー図である。 本発明の第1実施形態にかかる基板分割装置の分割工程により分割された基板を示す平面図である。 本発明の第2実施形態にかかる基板分割装置の分割工程を示すフロー図である。 本発明の第2実施形態にかかる基板分割装置の分割工程により分割された基板を示す平面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態にかかる基板分割装置10は、例えば、レーザダイオード、LEDなどの半導体素子や、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)などが格子状に複数形成された基板1を素子(チップ)C毎に切り分ける装置である。
この基板分割装置10は、図1及び図4に示すように、基板保持部20、支持台30、ブレード駆動部50、切断検出部70と、これらを駆動制御する制御部90とを備える。
基板保持部20は、粘着シート22と円環状のシート保持枠24とを備え、シート保持枠24の内側に粘着シート22が張設されている。
粘着シート22は、ビニールシートやポリエステルシート等の合成樹脂等の伸縮性を材料からなるシート材を備え、シート材の片側表面に粘着剤が塗布されている。粘着剤によって基板1の一方面1aが粘着シート22に貼着されることで、基板1が基板保持部20に固定される。シート保持枠24は水平配置されたベース部11に対して移動可能に設けられた移動テーブル12上に着脱可能に固定される。また、基板1の一方面1aに対向する基板1の他方面1b側には透明な樹脂製の保護シート26が配されており、支持台30に基板1が保護シート26を介して接触するようになっている。
基板保持部20に固定する基板1は、ダイヤモンド針、ダイヤモンドブレード、レーザ等のスクライバによって基板1の他方面1bに分割予定線2としての格子状の罫書スジが形成されている。
詳細には、図2に示すように、基板1の他方面1bに形成された分割予定線2は、矢符αで示される第1方向に沿って互いに平行に設けられた複数個の第1分割予定線2aと、矢符βで示され第1方向αに直交する第2方向に沿って互いに平行に設けられた複数個の第2分割予定線2bとからなる。
本実施形態では、例えば、基板1の他方面1bには、第1分割予定線2aが第2方向βに沿って所定間隔をあけて38本設けられ、第2分割予定線2bが第1方向αに沿って所定間隔をあけて38本設けられている。なお、図2及び本明細書において、符号2a−i(ただし、本実施形態ではiは1から38までの整数)は、基板1の第2方向βの一端(図2では基板1の上端)から数えてi番目の第1分割予定線(以下、i番目の第1分割予定線という)を示し、符号2b−j(ただし、本実施形態ではjは1から38までの整数)は、基板1の第1方向αの一端(図2では基板1の左端)から数えてj番目の第2分割予定線(以下、j番目の第2分割予定線という)を示す。
基板保持部20が固定される移動テーブル12は、ベース部11上に設置されたXテーブル13と、Xテーブル13に設置された円筒状のθテーブル14とを備える。
Xテーブル13は、ベース部11上において図1及び図3に示すX軸方向に延びるガイドレール15に摺動可能に設けられ、Xテーブル駆動モータ16によりX軸方向に往復移動可能に構成されている。また、Xテーブル13には貫通孔17が設けられており、θテーブル14がこの貫通孔17に挿入されている。
θテーブル14は、基板保持部20を着脱可能に固定する部材であって、本実施形態では粘着シート22に貼着された基板1を下方に向けて基板保持部20がθテーブル14に固定される。θテーブル14は、基板保持部20を装着した状態においてシート保持枠24の内側に対応する中空部14aを備えている。θテーブル14は、θテーブル駆動モータ18の駆動軸にギア18aを介して連結されており、θテーブル駆動モータ18の回転によってXテーブル13に対して鉛直方向に相当するZ軸回りに回転可能に設けられている。
これにより、θテーブル14上に固定された基板保持部20がベース部11に対してX軸方向及びθ軸周りに移動可能になっている
θテーブル14の中空部14aの下方には、ベース部11に取付台32を介して固定された一対の支持台30,30がX軸方向に所定間隔の隙間34をあけて配設されている。
一対の支持台30は、基板保持部20をθテーブル14に固定すると、基板保持部20に貼着された基板1の他方面1bと対向する。
一対の支持台30は、ブレード駆動部50に配設されたブレード52から曲げ応力が付与された時に基板1の他方面1bを支持するもので、Y軸方向(X軸及びZ軸と直交する方向)に沿った長さが、分割対象となる基板1より大きく設けられている。
一対の支持台30の間には、レンズを上方に向けたカメラ78が配設されている。このカメラ78は、粘着シート22に貼着された基板1に形成された分割予定線2が隙間34を通して視野に入るように調整されている。
ブレード駆動部50は、刃先52aが基板保持部20の粘着シート22からZ軸方向に所定離隔だけ離れた待機位置と、刃先52aが粘着シート22を介して基板1に当接する位置より更に所定距離(例えば80μm)だけ下方に位置する押し込み位置と、の間を移動するようにブレード52をZ軸(上下)方向に移動させる。
詳細には、ブレード駆動部50は、図1及び図3に示すように、ブレード52が固定されたブレード保持部54と、Z軸方向に延びるガイドレール56に摺動可能に設けられたスライドベース57と、を備える。
ブレード52の刃先52aは、Y軸方向に沿って延びており、その長さが分割対象となる基板1より大きく設けられている。
ブレード保持部54は、スライドベース57に配設されたガイドローラ60によって、スライドベース57に対してX軸及びY軸方向への移動を制限されつつZ軸方向のみに摺動可能に配設されている。これにより、ブレード52が基板1に対して相対的に近接離隔される。
スライドベース57は、ベース駆動モータ58の駆動軸に接続されたボールネジ59に連結され、ベース駆動モータ58がボールネジ59を回転制御することでZ軸方向に変位量を制御して往復移動可能に設けられている。
また、スライドベース57には、ブレード保持部54を押圧しブレード52に荷重を付与する荷重付与部62と、ブレード保持部54に保持されたブレード52に作用する荷重を測定する荷重測定部64と、が配設されている。
詳細には、スライドベース57の上部には、ボールネジ59から離れる方向(本実施形態では基板分割装置10の前方に相当するX軸方向前方X1)にツバ部61が突設されている。ツバ部61の下面には、例えば電空レギュレータにより圧力制御された空圧式シリンダなどからなる荷重付与部62が配設されている。荷重付与部62はブレード保持部54の上部からX軸方向前方X1に突設した凸部63の上面に当接している。なお、荷重付与部62は空圧式シリンダに限られず、電圧素子(ピエゾ素子)など所定値に設定された一定大きさの荷重をブレード保持部54に付与し得るものであればよい。
スライドベース57の下部にはX軸方向前方X1に延びるツバ部65が突設されている。このツバ部65はブレード保持部54に設けられた貫通孔69を通ってブレード保持部54よりX軸方向前方X1に突出している。ツバ部65の先端部上面にはロードセルなどからなる荷重測定部64が配設されており、ブレード保持部54からX軸方向前方X1に突設した凸部67の下面に当接している。
また、ブレード保持部54の下端部には、荷重付与部62と荷重測定部64とブレード52の刃先52aとのX軸方向の位置が上下に一致するようにブレード52がネジ止めなどにより固定されている。
このような構成のブレード駆動部50では、ベース駆動モータ58の動作によってスライドベース57が下降すると、荷重付与部62に設定された一定大きさの下向きの荷重F1がブレード保持部54を介してブレード52に付与される。
ブレード52の刃先52aが基板保持部20からZ軸方向に離隔している場合、基板保持部20に保持された基板1からブレード52に対して荷重が付与されることがないため、下向きの荷重F1がブレード保持部54より荷重測定部64に入力される。
ブレード52の刃先52aが粘着シート22を介して基板1に当接し、ブレード52が基板1に下向きの荷重を付与し曲げ応力を付与している場合、ブレード52が基板1に付与する荷重と等しい大きさF2の上向きの反作用力が基板1よりブレード52に付与される。つまり、ブレード52には、荷重付与部62より下向きの荷重F1が付与されるとともに、基板1より上向きの荷重F2が付与される。そのため、荷重測定部64には、荷重付与部62がブレード52に付与する荷重F1と、基板1がブレード52に付与する荷重F2と、の合力F1−F2が、ブレード保持部54より付与される。
切断検出部70は、ブレード52より曲げ応力が付与された基板1の切断を検出するものであって、本実施形態では、荷重測定部64の測定値に基づいて基板1の切断を検出する荷重処理部72を備える。
荷重処理部72には、ブレード52が待機位置に有る状態から、ブレード52が下降し粘着シート22を介して基板1と当接し曲げ応力を付与する状態を経て、ブレード52が上昇し再び待機位置に戻るまでの間、荷重測定部64で測定された荷重付与部62がブレード52に付与する荷重と、基板1がブレード52に付与する荷重と、の合力F1−F2の測定値が入力される。荷重処理部72は、時間変化に対する合力F1−F2の変化のプロファイルに基づいて基板1の切断を検出する。
なお、切断検出部70は、荷重処理部72のような荷重測定部64の測定値に基づいて基板1の切断を検出するものに限られず、例えば、カメラにより撮像された画像データに基づいて基板1の切断を検出するものであってもよい。
そして、荷重処理部72は検出結果を制御部90に入力するとともに、荷重測定部64より得られた時間変化に対する合力F1−F2の変化に関する測定データを制御部90に入力する。
制御部90は、コンピュータを備え、図4に示すように、荷重処理部72やカメラ78から入力される各種データに基づいて、Xテーブル駆動モータ16、θテーブル駆動モータ18、ベース駆動モータ58、荷重付与部62等を駆動制御して基板分割装置10の動作を制御し、また、荷重処理部72から入力される各種データを不図示の表示部や外部装置に出力する。
次に、基板分割装置10による基板1の分割動作について、図5〜図7を参照して説明する。
まず、ステップS1において、粘着シート22に基板1の一方面1aを貼着した基板保持部20を移動テーブル12のθテーブル14にセットし、基板1の他方面1bを保護シート26を介して支持台30と対向させる。
次いで、ステップS2において、基板1に形成された分割予定線2をカメラ78によって撮像し、基板1の第1分割予定線2aとブレード52の刃先52aとの位置合わせを行う。
この位置合わせは、制御部90が移動テーブル12を駆動制御することで、第1分割予定線2aの延びる方向(すなわち、第1方向α)がブレード52の刃先52aの延びる方向(すなわち、Y軸方向)に対して平行となる位置に基板1を移動させて行う。
次いで、ステップS3では、第1分割予定線2aにて基板1を分割する分割工程を実行する。
分割工程では、図6に示すように、ステップS301において、移動テーブル12をX軸方向に所定速度で移動させながら基板1をカメラ78にて撮像することで、制御部90が基板1に形成された第1分割予定線2aの本数Naを測定する。
次いで、ステップS302では、第1分割予定線2aの本数Na(本実施形態では38本)より、制御部90が、複数存在する第1分割予定線2a−1〜2a−38の中から次のステップで行う第1分割工程において分割する第1分割予定線2aを決定する。
本実施形態では、2の累乗数、つまり、2のn乗(nは整数)のうち、第1分割予定線2aの本数Naを2で除した時の値(本実施形態では19)に最も近い2の累乗数(本実施形態では16=2)を第1分割値D1とする。
なお、第1分割予定線2aの本数Naを2で除した時の値に最も近い値が2つ存在する場合は、いずれか一方の2の累乗数を第1分割値D1に設定してもよい。
また、本実施形態では、第1分割値D1を第1分割予定線2aの本数Naを2で除した時の値に最も近い2の累乗数としたが、本発明はこのような第1分割値D1の決定方法に限定されず、例えば、予め第1分割予定線2aの本数Naに対応する第1分割値D1が記録されたデータテーブルを制御部90等に記録させておき、このデータテーブルに基づいて第1分割値D1を決定してもよい。
そして、基板1の第2方向βの一端から数えて第1分割値D1の整数倍番目の第1分割予定線2a、つまり、本実施形態では、16の整数倍番目の第1分割予定線2aを第1分割工程において分割する分割予定線2aに決定する。ここで、基板1には、第1分割予定線2aが38本形成されているため、16番目の第1分割予定線2a−16及び32番目の第1分割予定線2a−32が、16の整数倍番目の第1分割予定線2aに該当する。
次いで、ステップS303では、ステップS302において決定した分割予定線2a、つまり、本実施形態では、16番目、32番目の第1分割予定線2a−16、2a−32にて基板1を分割する第1分割工程を実行する。
具体的には、16番目の第1分割予定線2a−16とブレード52の刃先52aとが上下に一致するように、制御部90は、Xテーブル駆動モータ16及びθテーブル駆動モータ18を駆動制御して、移動テーブル12をX軸方向及びθ方向に移動させる。ここで、基板1に形成された第1分割予定線2aの延びる第1方向αが基板分割装置10のY軸方向に一致しているため、X軸方向に基板1を移動させる移動テーブル12は、第1方向αに直交する第2方向βに基板1をブレード52に対して相対的に移動させる移動部となる。
そして、制御部90は、荷重付与部62の圧力を所定値に設定した後、ベース駆動モータ58を駆動制御することで、ブレード保持部54を介してスライドベース57に配設されたブレード52の刃先52aを待機位置から所定の押し込み位置に到達するまで降下させる。これにより、ブレード52が、基板1における16番目の第1分割予定線2a−16の上方位置を下方に押圧して、16番目の第1分割予定線2a−16にて基板1を分割する。
そして、16番目の第1分割予定線2a−16にて基板1を分割した後、32番目の第1分割予定線2a−32とブレード52の刃先52aとが上下に一致するように、制御部90は、Xテーブル駆動モータ16及びθテーブル駆動モータ18を駆動制御して、移動テーブル12をX軸方向及びθ方向に移動させる。
そして、上記した16番目の第1分割予定線2a−16にて基板1を分割する場合と同様、制御部90が、ベース駆動モータ58を駆動制御することで、基板1における32番目の第1分割予定線2a−32の上方位置をブレード52によって下方に押圧して、32番目の第1分割予定線2a−32にて基板1を分割する。
上記した本実施形態の第1分割工程によって、基板1は、図7に示すように、1番目〜15番目の第1分割予定線2a−1〜2a−15が形成され第2方向βにチップCが16列配列された基板片1−1aと、17番目〜31番目の第1分割予定線2a−17〜2a−31が形成され第2方向βにチップCが16列配列された基板片1−1aと、33番目〜38番目の第1分割予定線2a−33〜2a−38が形成され第2方向βにチップCが7列配列された基板片1−1bとに分割される。つまり、第1分割工程では、第2方向βにチップCが16列配列された基板片1−1aが2個形成され、基板1の第2方向βの他端側(図7における基板1の下端側)に第2方向βにチップCが7列配列された基板片1−1bが1個形成される。
そして、ステップS302において決定した分割予定線2a−16,2a−32を全て分割すると第1分割工程を終了してステップS304に進む。
なお、第1分割工程において、第1分割予定線2aの分割する順番は、特に限定されず、32番目の第1分割予定線2a−32にて基板1を分割した後に16番目の第1分割予定線2a−16にて基板1を分割してもよい。
ステップS304では、複数存在する第1分割予定線2a−1〜2a−38の中から次のステップで行う第2分割工程において分割する第1分割予定線2aを決定する。
具体的には、2以上であって第1分割値D1より小さい2の累乗数、つまり、2のm乗(mは1以上であってnより小さい整数)から選択した1つの値(本実施形態では、8)を第2分割値D2とする。
そして、第2分割値D2の整数倍番目の第1分割予定線2a、つまり、本実施形態では、8番目、16番目、24番目、32番目の第1分割予定線2a−8、2a−16、2a−24、2a−32のうち、第1分割工程において既に分割された16番目及び32番目の第1分割予定線2a−16、2a−32を除いた8番目、24番目の第1分割予定線2a−8、2a−24を第2分割工程において分割する分割予定線2aに決定する。
次いで、ステップS305では、ステップS304において決定した分割予定線2a、つまり、本実施形態では、8番目、24番目の第1分割予定線2a−8、2a−24にて基板1を分割する第2分割工程を実行する。
第2分割工程は、上記した第1分割工程と同様、制御部90が、Xテーブル駆動モータ16及びθテーブル駆動モータ18を駆動制御することで、ステップS304において決定した分割予定線2aとブレード52の刃先52aとを上下に一致させ、その後、ベース駆動モータ58を駆動制御することで、ブレード52によって基板1を下方に押圧して、8番目、24番目の第1分割予定線2a−8、2a−24にて基板1を順次分割する。
上記した本実施形態の第2分割工程によって、基板1は、図7に示すように、1番目〜7番目の第1分割予定線2a−1〜2a−7が形成され第2方向βにチップCが8列配列された基板片1−2aと、9番目〜15番目の第1分割予定線2a−9〜2a−15が形成され第2方向βにチップCが8列配列された基板片1−2aと、17番目〜23番目の第1分割予定線2a−17〜2a−23が形成され第2方向βにチップCが8列配列された基板片1−2aと、25番目〜31番目の第1分割予定線2a−25〜2a−31が形成され第2方向βにチップCが8列配列された基板片1−2aとに分割される。つまり、第2分割工程では、第1分割工程によって分割形成された第2方向βにチップCが16列配列された基板片1−1aが第2方向βの中央で2分割され、第2方向βにチップCが8列配列された基板片1−2aが4個分割形成される。
そして、ステップS304において決定した分割予定線2a−8、2a−24を全て分割すると第2分割工程を終了してステップS306に進む。
なお、第2分割工程において、第1分割予定線2aの分割する順番は、特に限定されず、8番目の第1分割予定線2a−8にて基板1を分割した後に24番目の第1分割予定線2a−24にて基板1を分割してもよく、また、24番目の第1分割予定線2a−24にて基板1を分割した後に8番目の第1分割予定線2a−8にて基板1を分割してもよい。
次いで、ステップS306では、複数存在する第1分割予定線2a−1〜2a−38の中から次のステップで行う第3分割工程において分割する第1分割予定線2aを決定する。
具体的には、2以上であって第2分割値D2より小さい2の累乗数から選択した1つの値(本実施形態では、4)を第3分割値D3とする。
そして、第3分割値D3の整数倍番目の第1分割予定線2a、つまり、本実施形態では、4番目、8番目・・・、32番目の第1分割予定線2a−4、2a−8・・・、2a−36のうち、第1分割工程及び第2分割工程において既に分割された第1分割予定線2aを除いた4番目、12番目・・・、36番目の第1分割予定線2a−4、2a−12・・・、2a−36を第3分割工程において分割する分割予定線2aに決定する。
次いで、ステップS307では、ステップS306において決定した分割予定線2a、つまり、本実施形態では、4番目、12番目・・・、36番目の第1分割予定線2a−4、2a−12・・・、2a−36にて基板1を分割する第3分割工程を実行する。
第3分割工程は、上記した第1分割工程及び第2分割工程と同様、制御部90が、Xテーブル駆動モータ16及びθテーブル駆動モータ18を駆動制御することで、ステップS8において決定した分割予定線2aとブレード52の刃先52aとを上下に一致させ、その後、ベース駆動モータ58を駆動制御することで、ブレード52によって基板1を下方に押圧して、4番目、12番目・・・、36番目の第1分割予定線2a−4、2a−12・・・、2a−36にて基板1を順次分割する。
上記した本実施形態の第3分割工程では、第2分割工程によって分割形成された第2方向βにチップCが8列配列された4つの基板片1−2aが、第2方向βの中央でそれぞれ2分割され、第2方向βにチップCが4列配列された基板片1−3aが8個分割形成される。さらに、本実施形態の第3分割工程では、第1分割工程によって分割形成された第2方向βにチップCが7列配列された基板片1−1bが、36番目の第1分割予定線2a−34にて分割され、第2方向βにチップCが4列配列された基板片1−3aと、第2方向βにチップCが3列配列された基板片1−3bとに分割される。第4分割工程では、第2方向βに素子が4列配列された基板片1−3aが9個形成され、第2方向βに素子が3列配列された基板片1−3bが1個形成される。第2方向βに素子が3列配列された基板片1−3bは、基板1の第2方向βの他端側(図7における基板1の下端側)に形成される。
そして、ステップS306において決定した第1分割予定線2a−4、2a−12・・・、2a−36を全て分割すると第3分割工程を終了してステップS308に進む。
なお、第3分割工程において、第1分割予定線2aの分割する順番は、特に限定されないが、4番目、12番目・・・、36番目の第1分割予定線2aの順序、あるいはその逆の順序で順次分割するといったように、X軸方向の同じ向きに移動テーブル12を順次移動させ、基板1の第2方向βの一端側あるいは他端側の第1分割予定線2aから他端側あるいは一端側の第1分割予定線2aに向かって順次分割することが好ましい。このように分割することで、移動テーブル12の移動距離を短くすることができ、第3分割工程に要する時間を短縮することができる。
次いで、ステップS308では、複数存在する第1分割予定線2a−1〜2a−38の中から次のステップで行う第4分割工程において分割する第1分割予定線2aを決定する。
具体的には、2以上であって第3分割値D3より小さい2の累乗数から選択した1つの値(本実施形態では、2)を第4分割値D4とする。
そして、第4分割値D4の整数倍番目の第1分割予定線2aのうち、第1分割工程ないし第3分割工程において既に分割された第1分割予定線2aを除いた2番目、6番目・・・、38番目の第1分割予定線2a−2、2a−6・・・、2a−38を第4分割工程において分割する分割予定線2aに決定する。
次いで、ステップS309では、ステップS308において決定した分割予定線2a、つまり、本実施形態では、2番目、6番目・・・、38番目の第1分割予定線2a−2、2a−6・・・、2a−38にて基板1を分割する第4分割工程を実行する。
なお、第4分割工程は、上記した第3分割工程と同様、第1分割予定線2aを分割する順番は、特に限定されないが、X軸方向の同じ向きに移動テーブル12を順次移動させ、基板1の第2方向βの一端側あるいは他端側の第1分割予定線2aから他端側あるいは一端側の第1分割予定線2aに向かって順次分割することが好ましい。
上記した本実施形態の第4分割工程では、第3分割工程によって分割形成された第2方向βにチップCが4列配列された9個の基板片1−3aが、第2方向βの中央でそれぞれ2分割され、第2方向βにチップCが2列配列された基板片1−4aが18個分割形成される。さらに、本実施形態の第4分割工程では、第3分割工程によって分割形成された第2方向βにチップCが3列配列された基板片1−3bが、38番目の第1分割予定線2a−38にて分割され、第2方向βにチップCが2列配列された基板片1−4aと、第2方向βにチップCが1列配列された基板片1sとに分割される。つまり、第4分割工程では、第2方向βにチップCが2列配列された基板片1−4aが19個形成され、第2方向βにチップCが1列配列された基板片1sが1つ形成される。第2方向βに素子が1列配列された基板片1sは、基板1の第2方向βの他端側(図7における基板1の下端側)に形成される。
そして、ステップS308において決定した第1分割予定線2aを全て分割すると第4分割工程を終了してステップS310に進む。
次いで、ステップS310では、複数存在する第1分割予定線2a−1〜2a−38の中から次のステップで行う第5分割工程において分割する第1分割予定線2aを決定する。
具体的には、2以上であって第4分割値D4より小さい2の累乗数から選択した1つの値(本実施形態では、1)を第4分割値D5とする。
そして、基板1の第2方向βの一端から数えて第5分割値D5の整数倍番目の第1分割予定線2aのうち、第1分割工程ないし第4分割工程において既に分割された第1分割予定線2aを除いた1番目、3番目・・・、37番目の第1分割予定線2a−1、2a−3・・・、2a−37を第5分割工程において分割する分割予定線2aに決定する。つまり、第1分割予定線2aのうち未だ分割されておらず残存する第1分割予定線2aの全てにて基板1を分割する。
次いで、ステップS311では、ステップS310において決定した分割予定線2a、つまり、本実施形態では、1番目、3番目・・・、37番目の第1分割予定線2a−1、2a−3・・・、2a−37にて基板1を分割する第5分割工程を実行する。
なお、第5分割工程は、上記した第3分割工程及び第4分割工程と同様、第1分割予定線2aを分割する順番は、特に限定されないが、X軸方向の同じ向きに移動テーブル12を順次移動させ、基板1の第2方向βの一端側あるいは他端側の第1分割予定線2aから他端側あるいは一端側の第1分割予定線2aに向かって順次分割することが好ましい。
上記した本実施形態の第5分割工程では、第4分割工程によって分割形成された第2方向βにチップCが2列配列された19個の基板片1−4aが、第2方向βの中央でそれぞれ2分割され、第2方向βにチップCが1列配列された基板片1sが38個分割形成される。
そして、ステップS310において決定した第1分割予定線2aを全て分割すると第5分割工程を終了する。第5分割工程が終了すると、基板1は全ての第1分割予定線2a−1〜2a−38にて分割され、第2方向βにチップCが1列配列された基板片1sが39個形成され、第1分割予定線2aにて基板1を分割する分割工程(ステップS3)を終了する。
次いで、ステップS4では、次のステップS5において第2分割予定線2bにて基板1を分割するため、基板1に形成された分割予定線2をカメラ78によって撮像し、基板1の第2分割予定線2bとブレード52の刃先52aとの位置合わせを行う。
この位置合わせは、制御部90が移動テーブル12を駆動制御することで、第2分割予定線2bの延びる方向(すなわち、第2方向β)がブレード52の刃先52aの延びる方向(すなわち、Y軸方向)に対して平行となる位置に基板1を移動させて行う。
次いで、ステップS5では、第2分割予定線2bにて基板1を分割する分割工程を実行する。
分割工程は、第1分割予定線2aにて基板1を分割する前記したステップS3の分割工程と同様であるため、詳細な説明を省略しステップS3の分割工程との相違点を説明すると、次のとおりである。
ステップS301において、制御部90が基板1に形成された第2分割予定線2bの本数Nbを測定する。
次いで、ステップS302では、第2分割予定線2bの本数Nb(本実施形態では38本)より、制御部90が、複数存在する第2分割予定線2b−1〜2b−38の中から次のステップで行う第1分割工程において分割する第2分割予定線2bを決定する。
本実施形態では、2の累乗数、つまり、2のp乗(pは整数)のうち、第2分割予定線2bの本数Nbを2で除した時の値(本実施形態では19)に最も近い2の累乗数(本実施形態では16=2)を第1分割値D1とする。そして、第1分割値D1(D1=16)の整数倍番目の第2分割予定線2bを第1分割工程において分割する第2分割予定線2bに決定する。
次いで、ステップS303では、ステップS302において決定した第1分割値D1の整数倍番目(本実施形態では、16番目、32番目)の第2分割予定線2bにて基板1を分割する第1分割工程を実行する。
次いで、ステップS304では、2以上であって第1分割値D1より小さい2の累乗数、つまり、2のq乗(qは1以上であってpより小さい整数)から選択した1つの値(本実施形態では、8)を第2分割値D2とする。そして、第2分割値D2の整数倍番目の第2分割予定線2bから第1分割工程において分割された第2分割予定線2bを除いた第2分割予定線2b(本実施形態では8番目、24番目の分割予定線2b−8,2b−24)を第2分割工程において分割する第2分割予定線2bに決定する。
次いで、ステップS305では、ステップS304において決定した第2分割予定線2bにて基板1を分割する第2分割工程を実行する。
次いで、ステップS306では、2以上であって第2分割値D2より小さい2の累乗数から選択した1つの値(本実施形態では、4)を第3分割値D3とする。そして、第3分割値D3の整数倍番目の第2分割予定線2bから第1分割工程及び第2分割工程において分割された第2分割予定線2bを除いた第2分割予定線2b(本実施形態では4番目、12番目・・・、36番目の第2分割予定線2b−4、2b−12・・・、2b−36)を第3分割工程において分割する第2分割予定線2bに決定する。
次いで、ステップS307では、ステップS306において決定した第2分割予定線2bにて基板1を分割する第3分割工程を実行する。
次いで、ステップS308では、2以上であって第3分割値D3より小さい2の累乗数から選択した1つの値(本実施形態では、2)を第4分割値D4とする。そして、第4分割値D4の整数倍番目の第2分割予定線2bから第1分割工程ないし第3分割工程において分割された第2分割予定線2bを除いた第2分割予定線2b(本実施形態では2番目、6番目・・・、36番目の分割予定線2b−2,2b−4・・・,2b−36)を第4分割工程において分割する第2分割予定線2bに決定する。
次いで、ステップS309では、ステップS308において決定した第2分割予定線2bにて基板1を分割する第4分割工程を実行する。
次いで、ステップS310では、第4分割値D4より小さい2の累乗数から選択した1つの値(本実施形態では、1)を第5分割値D5とする。そして、第5分割値D5の整数倍番目の第2分割予定線2bから第1分割工程ないし第4分割工程において既に分割された第2分割予定線2bを除いた第2分割予定線2b(本実施形態では1番目、3番目・・・、37番目の分割予定線2b−1,2b−3・・・,2b−37)を第5分割工程において分割する第2分割予定線2bに決定する。
次いで、ステップS311では、ステップS310において決定した第2分割予定線2bにて基板1を分割する第5分割工程を実行する。
そして、ステップS310において決定した第2分割予定線2bを全て分割すると第5分割工程(ステップS311)を終了する。ステップS5における第5分割工程が終了すると、基板1は、全ての第1分割予定線2a−1〜2a−34及び第2分割予定線2b−1〜2b−34にて分割され、各チップCに切り分けられ、基板分割装置10による基板1の分割を終了する。
以上のように、本実施形態の基板分割装置10では、まず第1分割工程において、第1分割値D1(D1=2のn乗)の整数倍番目の分割予定線2を分割することで、分割予定線に直交する幅方向に素子が2のn乗列配列された基板片を分割形成することができる。チップCが2のn乗列配列された基板片では、分割予定線にて更に分割する際、該基板片の幅方向中央に位置する分割予定線2にて分割することができるため、得られたチップにヒビや欠けなどのチッピングが生じにくい。
また、本実施形態では、基板1に形成された分割予定線2の本数を2で除した時の値に最も近い2の累乗数を第1分割値D1としているため、第1分割工程においても、基板1の分割予定線2に直交する幅方向の中央あるいはその近傍に位置する分割予定線2にて基板1を分割することができ、得られたチップにヒビや欠けなどのチッピングが生じにくい。
しかも、基板1に形成された分割予定線2の本数によっては、分割工程の中で、幅方向に2の累乗数個のチップCが配列された基板片より細幅の基板片が生じる場合があるが、そのような場合であっても、本実施形態では、今回の分割工程で採用した2の累乗数の分割値より小さい2の累乗数の分割値を採用して次回の分割工程を行うため、細幅の基板片1−1b、1−3b、1sを常に基板1の端部側に形成することができる。そのため、円形状などの基板1では、端部に位置するチップCは中央部に比べ少ないことから、たとえ、細幅の基板片を分割形成する際にヒビや欠けなどのチッピングが生じても、歩留まりを低下させにくい。
なお、本実施形態では、分割工程の前に、分割予定線2の本数を測定するように構成したが、本発明はこれに限定されず、例えば、予め、外部より分割予定線2の本数を入力するように構成してもよい。
また、本実施形態では、第1分割値D1を分割予定線2の本数を2で除した時の値に最も近い2の累乗数(すなわち、16)としたが、本発明は、この値以外の2の累乗数、例えば、32、8、4を第1分割値D1にしてもよい。
さらにまた、本実施形態では、第2分割工程〜第5分割工程が、分割値として前回の分割工程で採用した分割値を2で除した値を採用するように、つまり、第2分割値D2、第3分割値D3、第4分割値D4、及び第5分割値D5のそれぞれをD2=8、D3=4、D4=2、D5=1としたが、本発明は、今回の分割工程で採用する分割値が、前回の分割工程で採用した分割値より小さい2の累乗数を分割値として採用すればよく、例えば、第2分割値D2=8、第3分割値D2=2、第4分割値D4=1としたり、あるいは、第2分割値D2=4、第3分割値D3=1としてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図8及び図9を参照して説明する。上記した第1実施形態と同一又は対応する要素について同一符号を付し、重複する説明は省略する。本実施形態と上記した第1実施形態との相違点は、基板分割装置10による基板1の分割動作にある。
本実施形態において分割される基板1は、例えば、図2に示すように、第1分割予定線2aが第2方向βに所定間隔をあけて38本設けられ、第2分割予定線2bが第1方向αに所定間隔をあけて38本設けられている。つまり、基板1には、第1方向α及び第2方向βに最大39個のチップCが設けられている。
このような基板1を本実施形態の基板分割装置10によって分割するために、まず、ステップS51において、粘着シート22に基板1の一方面1aを貼着した基板保持部20を移動テーブル12のθテーブル14にセットし、基板1の他方面1bを保護シート26を介して支持台30と対向させる。
次いで、ステップS52において、制御部90が基板1に形成された第1分割予定線2a及び第1分割予定線2aの本数Na、Nbを測定する。
次いで、ステップS53では、基板1に形成された分割予定線2をカメラ78によって撮像し、基板1の第1分割予定線2aとブレード52の刃先52aとの位置合わせを行う。この位置合わせは、制御部90が移動テーブル12を駆動制御することで、第1分割予定線2aの延びる方向(すなわち、第1方向α)がブレード52の刃先52aの延びる方向(すなわち、Y軸方向)に対して平行となる位置に基板1を移動させて行う。
次いで、ステップS54では、1又は複数の第1分割予定線2aにて基板1を分割し、第2方向βにチップCが複数列配列した基板片を複数個分割形成する(第1分割工程)。例えば、本実施形態では、13番目、26番目の第1分割予定線2a−13、2a−26にて基板1を分割し、第2方向βに最も幅広な位置においてチップCが13列配列された基板片1−1を3つ分割形成する。
次いで、ステップS55では、次のステップS56において第2分割予定線2bにて基板1を分割するため、基板1に形成された分割予定線2をカメラ78によって撮像し、基板1の第2分割予定線2bとブレード52の刃先52aとの位置合わせを行う。
この位置合わせは、制御部90が移動テーブル12を駆動制御することで、第2分割予定線2bの延びる方向(すなわち、第2方向β)がブレード52の刃先52aの延びる方向(すなわち、Y軸方向)に対して平行となる位置に基板1を移動させて行う。
次いで、ステップS56では、1又は複数の第2分割予定線2bにて基板1を分割し、第1方向αにチップCが複数列配列した基板片を複数個分割形成する(第2分割工程)。例えば、本実施形態では、13番目、26番目の第2分割予定線2b−13、2b−26にて基板1を分割する。これにより、第1方向α及び第2方向βにチップCが最大で13列ずつ配列され、第1方向及び前記第2方向の長さがチップCより大きい中間チップ1mが9つ分割形成される。
次いで、ステップS57では、ステップS53と同様、基板1に形成された分割予定線2をカメラ78によって撮像し、基板1の第1分割予定線2aとブレード52の刃先52aとの位置合わせを行う。
次いで、ステップS58では、ステップS54において分割した13番目、26番目の第1分割予定線2a−13、2a−26を除く全ての第1分割予定線2aにて基板1を順次分割する(第3分割工程)。これにより、9つの中間チップ1mは、第1方向αにチップCが最大で13列配列され第2方向βに素子が1列配列された基板片に分割される。
次いで、ステップS59では、ステップS55と同様、基板1に形成された分割予定線2をカメラ78によって撮像し、基板1の第2分割予定線2bとブレード52の刃先52aとの位置合わせを行う。
次いで、ステップS60では、ステップS55において分割した13番目、26番目の第2分割予定線2b−13、2b−26を除く第2分割予定線2bにて基板1を順次分割する(第4分割工程)。これにより、ステップS58において分割形成された第1方向αにチップCが最大で13列配列され第2方向βにチップCが1列配列された基板片は各チップCに切り分けられる。
以上のように本実施形態では、ステップS54において基板1を1又は複数の第1分割予定線2aにて分割した後、ステップS56において基板1を1又は複数の第2分割予定線2bにて分割して中間チップ1mを形成する。この中間チップ1mは、第1方向α及び第2方向βの長さが、基板1より小さく、かつ、チップCより大きいため、基板1の歪みを第1方向α及び第2方向βに分散して中間チップ1mの反りを緩和することができる。そのため、分割工程の全工程において反りの少ない状態で基板1を分割することができ、基板を精度良く分割でき、分割工程における歩留まりを向上することができる。
なお、上記のステップS58及びS60において、分割予定線2を分割する順番は、特に限定されないが、1番目、2番目・・・38番目の分割予定線2の順序、あるいはその逆の順序で順次分割するといったように、X軸方向の同じ向きに移動テーブル12を順次移動させ、基板1の一端側あるいは他端側の第2分割予定線2bから他端側あるいは一端側の分割予定線2に向かって順次分割することが好ましい。このように分割することで、移動テーブル12の移動距離を短くすることができ、ステップS57及びS59に要する時間を短縮することができる。
1…基板
2…分割予定線
10…基板分割装置
11…ベース部
12…移動テーブル
20…基板保持部
22…粘着シート
24…シート保持枠
30…支持台
32…取付台
50…ブレード駆動部
52…ブレード
54…ブレード保持部
70…切断検出部
72…荷重処理部
78…カメラ
90…制御部
α…第1方向
β…第2方向

Claims (6)

  1. 所定方向に沿って複数本の分割予定線が形成された基板を、前記分割予定線にて分割する分割方法において、
    前記基板の一端から数えて2のn乗の整数倍番目(nは2以上の整数)の分割予定線にて前記基板を分割するステップと、前記基板の一端から数えて2のm乗の整数倍番目(mは1以上であってnより小さい整数)の分割予定線にて前記基板を分割するステップとを備えることを特徴とする基板分割方法。
  2. 前記基板の一端から数えて2の整数倍番目の分割予定線にて前記基板を分割するステップを備えることを特徴とする請求項1に記載の基板分割方法。
  3. 既に分割された分割予定線を飛ばして前記基板を分割することを特徴とする請求項1又は2に記載の基板分割方法。
  4. 前記基板は、第1方向に沿って形成された複数の第1分割予定線と、前記第1方向に直交する第2方向に沿って形成された複数の分割予定線とを備え、
    前記基板の前記第2方向の一端から数えて2のn乗の整数倍番目(nは2以上の整数)の前記第1分割予定線にて前記基板を分割するステップと、前記基板の前記第2方向の一端から数えて2のm乗の整数倍番目(mは1以上であってnより小さい整数)の前記第1分割予定線にて前記基板を分割するステップと、前記基板の前記第1方向の一端から数えて2のp乗の整数倍番目(pは2以上の整数)の前記第2分割予定線にて前記基板を分割するステップと、前記基板の前記第1方向の一端から数えて2のq乗の整数倍番目(qは1以上であってpより小さい整数)の前記第2分割予定線にて前記基板を分割するステップとを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の基板分割方法。
  5. 第1方向に沿って形成された複数の第1分割予定線と、前記第1方向に直交する第2方向に沿って形成された複数の第2分割予定線とを備える基板を、前記第1分割予定線及び前記第2分割予定線にて分割してチップにする基板分割方法において、
    前記基板を第1分割予定線にて分割し、その後、前記基板を第2分割予定線にて分割して、前記第1方向及び前記第2方向の長さが前記チップより大きい中間チップを形成するステップと、前記中間チップを前記チップに分割するステップとを備えることを特徴とする基板分割方法。
  6. 第1方向に沿って複数本の分割予定線が形成された基板を、前記分割予定線にて分割する基板分割装置において、
    前記基板の前記分割予定線を押圧して、押圧した前記分割予定線にて前記基板を分割するブレードと、
    前記基板を前記ブレードに対して相対的に前記第1方向に直交する第2方向に移動させる基板移動部と、
    前記ブレードを前記基板に対して相対的に近接離隔させるブレード移動部と、
    前記基板移動部と前記ブレード移動部との移動動作を制御する移動制御部と
    を備え、
    前記移動制御部は、前記基板の前記第2方向の一端から数えて2のn乗の整数倍番目(nは2以上の整数)の前記分割予定線にて前記基板を分割し、前記基板の前記第2方向の一端から数えて2のm乗の整数倍番目(mは1以上であってnより小さい整数)の前記分割予定線にて前記基板を分割するように、前記基板移動部と前記ブレード移動部との移動動作を制御することを特徴とする基板分割装置。
JP2009132340A 2009-06-01 2009-06-01 基板分割方法及び基板分割装置 Pending JP2010274630A (ja)

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