JP2010274452A - 木質板 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い抗アレルゲン性能を有するとともに、人間やペットの歩行に配慮した優れた防滑性も有する木質板を提供する。
【解決手段】アレルゲン物質を抑制する極性部位を化学構造として有する抗アレルゲン剤を含有する硬化性樹脂組成物により形成された塗膜を有し、塗膜の表面粗さ(Ra)が0.5〜2.5μmであり、平均波長(Sm)が0.04mm以下であることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、木質板に関するものである。
近年、我が国では3人に1人がアトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎等のアレルギー疾患を患っていると言われている。アレルギー疾患の原因としては、ダニ、花粉、カビ、ペットの毛等が挙げられる。
特に、室内から検出されるダニの70%以上を占めるチリダニのアレルゲン(以下「ダニアレルゲン」という。)が問題となっている。このチリダニは、虫体、死骸、抜け殻、フン等の全てがアレルゲンになると言われている。中でもフン由来のダニアレルゲンはアレルゲン活性が高く、しかも粒子が非常に小さく舞い上がり易いため人体に接触することが多いことから、最も問題とされている。
一般に、室内のフローリング床はカーペットや畳に比べて、ダニアレルゲンはほとんど存在しないと考えられている。しかし近年、フローリング床においても厚生労働省が示すガイドラインを大きく上回るダニアレルゲンが存在することが報告されている。また、フローリング床に存在するダニアレルゲンは、非常に舞い上がり易いことから、微量でもダニで汚染されたカーペットと同じぐらい人体にとって危険であることが報告されており、フローリング床からアレルゲン粒子を除去することは、アレルギー疾患予防に大変有効である。
また、室内の壁面にも、非常に小さく舞い易いダニアレルゲンやペット由来のアレルゲン物質が付着しており、掃除時等に非常に舞い上がり易いことから問題視されている。
フローリング床や壁面に集積、付着したダニアレルゲンを低減、駆除する方法としては、掃除機やモップ等でダニアレルゲンを除去する方法が挙げられる。しかし、ダニアレルゲンは非常に小さくかつ舞い上がり易いため、完全に除去することは事実上不可能であった。
一方、室内に存在するアレルゲンを抑制する方法として、建築材料にジルコニウム塩等の抗アレルゲン剤を塗布する方法が提案されている(特許文献1参照)。
また、室内のフローリング床に存在するアレルゲンを抑制する方法として、抗アレルゲン剤を含有する床用艶出し剤を塗布する方法が提案されている(特許文献2参照)。この方法によれば、抗アレルゲン剤を含有する床用艶出し剤を定期的に塗布することでアレルゲンを抑制することができる。
しかしながら、特許文献2に記載の方法では、床用艶出し剤自体の耐磨耗性、あるいは耐薬品性や耐アルカリ性等の耐汚染性に乏しく、ペットのし尿、アルコール、酢等の調味料、洗剤、漂白剤等が付着した場合、容易に剥離、溶出、白化現象等を起こしてしまい、必ずしもアレルゲン抑制に対する十分な対策とは成り得なかった。
この問題点を解決するために、抗アレルゲン剤としてフェノール性水酸基を有する非水溶性高分子を用いて、これを含有する紫外線、電子線等の活性エネルギー線による硬化性樹脂組成物を木質基材に塗布し硬化することにより、抗アレルゲン剤を含有する塗膜を表面に形成した床材が提案されている(特許文献3)。この床材によれば、抗アレルゲン剤を含有する塗膜に耐擦傷性や耐汚染性等の耐久性を付与することができる。
特開2001−212806号公報 特開2001−214130号公報 特開2008−239721号公報
しかしながら、特許文献3に記載の床材によれば、抗アレルゲン性能と塗膜の耐久性との両立は可能であるが、防滑性に関しては特別な考慮はされていない。この床材は抗アレルゲン剤が分子量の大きいポリマーであるため、人間が日常生活を送る上では満足する防滑性を有しているが、近年では室内でペットを飼う家庭が増加しており、ペットが滑らず安全に歩行できるレベルには必ずしも達していない。
本発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、高い抗アレルゲン性能を有するとともに、人間やペットの歩行に配慮した優れた防滑性も有する木質板を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下のことを特徴としている。
第1に、本発明の木質板は、アレルゲン物質を抑制する極性部位を化学構造として有する抗アレルゲン剤を含有する硬化性樹脂組成物により形成された塗膜を有し、塗膜の表面粗さ(Ra)が0.5〜2.5μmであり、平均波長(Sm)が0.04mm以下である。
第2に、上記第1の木質板において、硬化性樹脂組成物は、平均粒径10〜30μmの樹脂ビーズを含有する。
第3に、上記第1または第2の木質板において、硬化性樹脂組成物は、活性エネルギー硬化型樹脂組成物である。
上記第1の発明によれば、塗膜表面にはアレルゲン物質を抑制する極性部位が存在するため、塗膜に防滑性が発現する。そしてさらに、塗膜の表面粗さ(Ra)と平均波長(Sm)を上記の特定の範囲内とすることで、抗アレルゲン剤の極性部位による防滑性と相俟って、人間やペットの歩行に配慮し、特にペットが安全に歩行できる優れた防滑性を得ることができる。また、木質板に必要な意匠性や塗膜の耐久性も確保することができる。
さらに、上記の表面粗さ(Ra)と平均波長(Sm)を有する塗膜表面では、抗アレルゲン剤と塗膜表面に存在するアレルゲン物質との接触確率が向上するため、効率良くアレルゲン物質を抑制することができ、抗アレルゲン性能も向上する。
上記第2の発明によれば、硬化性樹脂組成物に平均粒径10〜30μmの樹脂ビーズを含有することで、塗膜の表面粗さ(Ra)と平均波長(Sm)を容易に上記の特定の範囲内とすることができる。
上記第3の発明によれば、硬化性樹脂組成物として活性エネルギー硬化型樹脂組成物を用いることで、上記第1および第2の発明の効果に加え、抗アレルゲン剤の極性部位を変性することなく、短時間で容易に耐久性の高い塗膜を有する木質板を製造することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる硬化性樹脂組成物には、アレルゲン物質を抑制する極性部位を化学構造として有する抗アレルゲン剤が配合される。
本発明に用いられる抗アレルゲン剤としては、例えば、フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子が挙げられる。フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子は、そのフェノール性水酸基によりアレルゲン物質を吸着捕捉し、そのエネルギー活性を不活化(抑制)する。また、非水溶性高分子であるため、水の存在下や高湿度条件におけるブリードや溶け出しを防止できる。
フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子としては、例えば、ポリ(3,4,5−ヒドロキシ安息香酸ビニル)、ポリ(4−ビニルフェノール)等のポリビニルフェノール、ポリチロシン、ポリ(1−ビニル−5−ヒドロキシナフタレン)、ポリ(1−ビニル−6−ヒドロキシナフタレン)、ポリ(1−ビニル−5−ヒドロキシアントラセン)等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。中でも、ポリビニルフェノールは、モノフェノールであるため着色レベルが低く、素地の外観を損ねることがなく、加工性が高く、市販品として容易に入手できる点から好ましく用いられる。
また本発明では、抗アレルゲン剤として、アニオン系界面活性剤、水酸基を有する化合物または高分子、金属塩等を無機担体に担持して用いることもできる。
抗アレルゲン剤としてのアニオン系界面活性剤としては、例えば、ベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリルジフェニルエーテルスルホン酸ジナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、塩化ヘキサデシルピリジニウム、臭化ヘキサデシルピリジニウム、臭化オクタデシルピリジニウム、臭化ドデシルピコリニウム、塩化ドデシルピリジニウム、塩化ベンジルピリジニウム、塩化ブチルピリジニウム、アンモニウム塩、トリエタノールアミンやオクタデシルトリメチルアミン等のアミン、アミン塩等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
抗アレルゲン剤としての水酸基を有する化合物または高分子としては、例えば、没食子酸、ポリビニルアルコール、ポリ(4−ビニルフェノール)、ポリチロシン、リグノフェノール誘導体、セルロース、スターチ、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、イヌリン、キトサン、クラスターデキストリン、グアーガム、タンニン酸、カテキン、キチン、キトサン、植物抽出物等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
抗アレルゲン剤としての金属塩としては、例えば、銅、亜鉛、ジルコニウム、錫、鉛、アルミニウム等の2〜4価の金属の硫酸塩、酢酸塩、リン酸塩や、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、フランシウム等のアルカリ金属の炭酸塩、およびこれらを含む複塩等を挙げることができ、例えば、硫酸亜鉛、明礬、酢酸鉛等を用いることができる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記した抗アレルゲン剤としてのアニオン系界面活性剤、水酸基を有する化合物または高分子、および金属塩としては、着色レベルが低く、素地の外観を損ねることがなく、市販され容易に入手可能であり、安全性が高いものが好ましく用いられる。そしてこれらの抗アレルゲン剤は、無機担体に担持して無機粒子として用いられる。
無機担体としては、従来より知られている無機担体を特に制限なく用いることができ、通常は表面積の大きいものが好ましい。具体的には、無機酸化物、すなわちAl、La、Ce、Si、Ti、Zr、Th、V、Nb、Ta、Cr等の酸化物や、これらを2種以上複合させたもの、例えば、シリカ、シリカゲル、シリカアルミナ、シリカマグネシア、シリカチタニア、アルミナチタニア、ヒドロキシアパタイト、ゼオライト、燐酸ジルコニウム、多孔質セラミックス等を用いることができ、あるいはモンモリロナイト、カオリン等の粘土鉱物や珪藻土等の天然物を用いることもできる。中でも、物理的、化学的に長期間安定なものが好ましく、特にシリカ、シリカゲル、燐酸ジルコニウム等が好ましい。
そして無機担体としては、上記に例示したような無機担体に銀イオンまたは銅イオンを担持させたものが好ましく用いられる。
無機担体に抗アレルゲン剤を担持させる方法は、特に制限はなく、例えば、従来より知られている方法を用いることができる。例えば、粉末状、ペレット状等に成型した無機担体に、所望の抗アレルゲン剤の水溶液を含浸させ、余分な水分を濾過または蒸発により除去し、乾燥した後、必要に応じて焼成することにより無機担体に抗アレルゲン剤を担持させることができる。あるいは、無機担体のヒドロゾルまたはスラリーに所望の抗アレルゲン剤の水溶液を加え、混練した後乾燥し、必要に応じて焼成することにより無機担体に抗アレルゲン剤を担持させることができる。
無機担体への抗アレルゲン剤の担持量は、特に制限はなく、無機担体や抗アレルゲン剤の種類によって異なるが、余り多過ぎると無機担体の長期安定性が発揮されず、少な過ぎると抗アレルゲン剤の性能が発揮されない。無機担体への抗アレルゲン剤の担持量は、通常は無機担体に対して0.1〜80質量%、好ましくは1〜60質量%である。
抗アレルゲン剤の含有量は、上記に例示したフェノール性水酸基を有する非水溶性高分子、アニオン系界面活性剤、水酸基を有する化合物または高分子、および金属塩等のいずれの抗アレルゲン剤を用いた場合においても、硬化性樹脂組成物の全量に対して好ましくは5〜50質量%、より好ましくは10〜30質量%である。当該含有量が少な過ぎると抗アレルゲン性能が十分に発揮されない場合がある。一方、当該含有量が多過ぎると塗膜の耐久性が不十分となる場合がある。
抗アレルゲン剤は、アレルゲン物質を抑制する極性部位、例えば水酸基等の極性基を化学構造として有するため、抗アレルゲン剤を含有する塗膜は優れた防滑性を発現する。特に、フェノール性水酸基を有する非水溶性高分子は、分子量の大きいポリマーであるため、高い防滑性を発現することができる。
本発明に用いられる硬化性樹脂組成物には、抗アレルゲン剤に加えて、好ましくは樹脂ビーズが配合される。
本発明に用いられる樹脂ビーズは、例えば、従来より知られている方法、すなわちホモポリマーを重合して製造する方法や、高分子量ポリマーを分解して製造する方法等により得ることができる。
樹脂ビーズとしては、例えば、ウレタン樹脂系、アクリル樹脂系、ポリスチレン樹脂系、およびシリコン樹脂系の樹脂ビーズ等が挙げられる。中でも、安価で耐汚染性が高いアクリル樹脂系の樹脂ビーズや、触感が優れるウレタン樹脂系の樹脂ビーズが好ましい。また、真球度が高く、シャープな粒度分布を有する球状の樹脂ビーズが好ましい。真球度が高いことで、表面粗さ(Ra)が0.5〜2.5μm、かつ平均波長(Sm)が0.04mm以下の塗膜を少ない樹脂ビーズの配合量で容易に得ることができる。また、シャープな粒度分布を有することで、塗膜の艶消しに寄与しない粒子の量が少なくなり、透明感が向上して意匠性を高めることができる。このような点から、球状の樹脂ビーズの粒度分布は、平均粒径の±5%の範囲内が好ましい。
本発明に用いられる樹脂ビーズの平均粒径は、10〜30μm、好ましくは10〜25μmである。なお、本発明において「平均粒径」は体積基準メジアン径(d50)を意味する。平均粒径が10μm未満であると、塗膜の表面形状に寄与しない粒子の量が増大し、優れた防滑性を得ることができず、意匠性や耐汚染性も低下する。また、硬化性樹脂組成物中で凝集し易くなるため、分散が困難になり硬化性樹脂組成物の粘度が上昇してしまう。一方、平均粒径が30μmを超えると、塗膜外観が粗くなり、表面粗さ(Ra)が0.5〜2.5μm、かつ平均波長(Sm)が0.04mm以下の塗膜を得ることが困難になり、特に平均波長(Sm)が0.04mm以下の塗膜を得ることが困難になる。また、硬化性樹脂組成物中で樹脂ビーズが沈降し易くなり、ハンドリング性が低下する。
硬化性樹脂組成物における樹脂ビーズの含有量は、硬化性樹脂組成物の固形分に対して好ましくは10〜70質量%である。当該含有量がこの範囲外であると、表面粗さ(Ra)が0.5〜2.5μm、かつ平均波長(Sm)が0.04mm以下の塗膜を得ることが得られにくくなり、防滑性を満足することが困難になる場合があり、さらに意匠性、および耐汚染性や耐擦傷性等の塗膜の耐久性を満足することも困難になる場合がある。
本発明に用いられる硬化性樹脂組成物は、架橋により樹脂を硬化させて塗膜を形成するものである。このような硬化性樹脂組成物を用いることで、塗膜耐久性を向上させることができる。硬化性樹脂組成物としては、例えば、硬化性樹脂として活性エネルギー線硬化型樹脂、熱硬化型樹脂等を用いたものが挙げられる。
活性エネルギー線硬化型樹脂としては、例えば、紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂等が挙げられる。
熱硬化型樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等が挙げられる。
本発明では、抗アレルゲン剤の極性部位を変性することなく、短時間で容易に耐久性の高い塗膜を有する木質板を製造することができる点から、活性エネルギー線硬化型樹脂が好ましく用いられる。
以下、活性エネルギー線硬化型樹脂を用いた硬化性樹脂組成物(活性エネルギー線硬化型樹脂組成物)について説明する。この硬化性樹脂組成物は、抗アレルゲン剤(以下、抗アレルゲン剤を前述の無機担体に担持した無機粒子も含むものとして「抗アレルゲン剤」と記述する。)と共に、活性エネルギー線硬化型樹脂として反応性オリゴマーおよび反応性モノマーから選ばれる少なくとも1種を含有する。
上記の反応性オリゴマーは、これを硬化性樹脂組成物に配合することで、耐汚染性や耐擦傷性等の塗膜の耐久性を向上させることができる。反応性オリゴマーは、好ましくは1分子中に2個以上のアクリロイル基またはメタクリロイル基を有する光硬化性(メタ)アクリレートモノマーを重合して得られる樹脂である。反応性オリゴマーとしては、例えば、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、ポリブタジエン(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート、アクリル酸エステル共重合体の側鎖にアクリロイル基またはメタクリロイル基を導入した共重合系(メタ)アクリレート等が挙げられる。また、フッ素含有オレフィンから誘導されるユニット、重合性不飽和基含有シリコーンから誘導されるユニット、または水酸基含有不飽和エーテルから誘導されるユニットを含有する共重合体であってもよい。
上記の反応性オリゴマーは、1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。好ましくは、1分子中に3個以上のアクリロイル基を有するウレタンアクリレートまたはエステル変性されたエポキシアクリレートが用いられる。
反応性オリゴマーの分子量(Mw)は、好ましくは500〜4000の範囲内である。分子量が小さ過ぎると、塗膜の耐久性が不十分となる場合がある。分子量が大き過ぎると、硬化性樹脂組成物の粘度と、耐汚染性と、抗アレルゲン性能との良好なバランスを得ることが困難となる場合がある。
硬化性樹脂組成物における反応性オリゴマーの含有量は、硬化性樹脂組成物全量に対して好ましくは10〜70質量%、より好ましくは20〜50質量%である。当該含有量が少な過ぎると、塗膜の耐久性が不十分となる場合がある。当該含有量が多過ぎると、塗膜が硬過ぎて脆くなる場合がある。
上記の反応性モノマーは、反応性希釈剤や架橋剤として用いられる。反応性モノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタアクリル酸、アクリロイルモルフォリン、N−ビニルホルムアミド、2−エチルヘキシルアクリレート、ラウリルアクリレート、イソボニルアクリレート、3−メトキシジブチルアクリレート、エチルカルビトールアクリレート、メトキシトリプロピレングリコールアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、フェノキシポリエチレングリコールアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールアクリレート、2−(2−エトキシエトキシ)エチルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−フェノキシエチルアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、テトラエチレングリコールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、1,10−デカンジオールジアクリレート、トリシクロデカンジメタノールジアクリレート、グリセリントリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(ヘキサ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール#400アクリレート、イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性ジアクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
上記の反応性モノマーの中でも、1〜3個の(メタ)アクリロイル基を有するTg(ガラス転移温度)100℃以上のモノマーは、これを硬化性樹脂組成物に配合することで、塗膜の耐汚染性、耐擦傷性、耐クラック性を共に向上させることができる。このようなTg100℃以上のモノマーとしては、例えば、イソボニルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、アクリロイルモルフォリン、トリシクロデカンジメチロールジ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性ジアクリレート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレート等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
また、上記の反応性モノマーの中でも、1〜2個の(メタ)アクリロイル基を有する脂肪族炭化水素系モノマーは、これを配合することで、抗アレルゲン性能を低下することなく硬化性樹脂組成物を低粘度化することができる。
抗アレルゲン剤は、通常、水素結合能力の高い官能基を持つため、カルボニル基やエーテル基を有するポリマーとの間に相互作用が働く。しかし、アレルゲン物質を不活化する活性点である水素結合能力の高い官能基とポリマーとの間に水素結合による相互作用が働くと、十分な抗アレルゲン性能が発現しにくくなる場合がある。これに対して、抗アレルゲン剤を分散可能な脂肪族炭化水素系モノマーを用いることにより、抗アレルゲン性能を低下することなく硬化性樹脂組成物を低粘度化することができる。
脂肪族炭化水素系モノマーとしては、例えば、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、1,10−デカンジオールジアクリレート、グリセリントリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート等が挙げられる。これらは1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
硬化性樹脂組成物における脂肪族炭化水素系モノマーの含有量は、抗アレルゲン性能を低下することなく硬化性樹脂組成物の低粘度化を実現すると共に、他の塗膜物性も確保する点からは、硬化性樹脂組成物の固形分に対して好ましくは3〜45質量%、より好ましくは5〜40質量%である。
硬化性樹脂組成物には、抗アレルゲン剤、樹脂ビーズ、反応性オリゴマー、および反応性モノマーに加えて、本発明の効果を損なわない範囲内において光重合開始剤を配合することができる。
光重合開始剤としては、水素引き抜き型あるいは分子内開裂型のものを用いることができる。
水素引き抜き型の光重合開始剤としては、例えば、ベンゾフェノン/アミン系、ミヒラーケトン/ベンゾフェノン系、チオキサントン/アミン系の光重合開始剤等が挙げられる。
分子内開裂型の光重合開始剤としては、例えば、ベンゾイン型、アセトフェノン型、ベンゾフェノン型、チオキサントン型、アシルフォスフィンオキサイド型の光重合開始剤等が挙げられる。中でも、反応性が高いアセトフェノン型の2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−〔4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル〕−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン、フェニルグリオキシリックアシッドメチルエステル、長波長まで吸収端が伸びているアシルフォスフィンオキサイド型のモノアシルフォスフィンオキサイド、ビスアシルフォスフィンオキサイドが好ましい。
硬化性樹脂組成物における光重合開始剤の含有量は、反応性を高め、かつ塗膜物性等も損なわないようにする点からは、硬化性樹脂組成物の樹脂固形分に対して好ましくは1〜10質量%、より好ましくは3〜6質量%である。
硬化性樹脂組成物には、本発明の効果を損なわない範囲内において、抗アレルゲン剤、樹脂ビーズ、反応性オリゴマー、反応性モノマー、および光重合開始剤以外の他の添加剤を配合することができる。このような添加剤としては、例えば、ワックス、抗菌剤、防黴剤、非反応性希釈剤、重合禁止剤、艶消し材、消泡剤、沈降防止剤、レベリング剤、分散剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、有機溶剤等が挙げられる。有機溶剤としては、例えば、アルコール、ケトン、エステル類、アミン等が挙げられる。中でも、アルコール、ケトン、エステル類等の電子供与性の高い溶剤は、溶解し易く好適である。
本発明では、以上に説明したような硬化性樹脂組成物を木質基材に塗工し、次いで塗膜を硬化することで、木質板を得ることができる。木質板としては、例えば、フローリング床等の床材、室内の壁材、階段、框、ドア、カウンター、家具の側面板・前面板等が挙げられる。
硬化性樹脂組成物を塗工する木質基材は、突き板貼りであってもよく、印刷シート貼りであってもよく、無垢材であってもよい。また、木質基材は、必要に応じて従来より知られている目止処理、着色処理等を予め表面に施すことができる。また、汎用の下塗り塗料、さらには中塗り塗料を塗工することもできる。
木質基材の表面形状としては、平滑面でもよいが、インクジェット等で表面に樹脂を供給して凹凸を着けたもの、サンドブラスト等で表面を削って凹凸を着けたもの、印刷シートに加圧して凹凸を着けたもの等、表面に凹凸を有するものであってもよい。このような木質基材を用いた場合は、樹脂ビーズを含有しない硬化性樹脂組成物を用いても、塗膜の表面粗さ(Ra)が0.5〜2.5μmであり、平均波長(Sm)が0.04mm以下の表面形状を形成することができる。
硬化性樹脂組成物は、例えば、フローコーター、ロールコーター、吹き付け法、エアレススプレー法、エアスプレー法、刷毛塗り、コテ塗り、浸漬法、引き上げ法、ノズル法、巻き取り法、流し法、盛り付け、パッチング法、グラビアコート法等により、木質基材に塗工することができる。木質基材への塗工は、自動化により、あるいは手動により行うことができる。また、塗工回数は特に制限はなく、1回でも2回以上でもよい。
硬化性樹脂組成物を木質基材に塗工した後、紫外線、電子線等の活性エネルギー線を照射することにより塗膜を硬化することができる。経済的観点からは、紫外線を用いることが好ましい。例えば高圧水銀ランプを用いた場合、照射量250〜400mJ/cm2で塗膜を硬化することができる。また、電子線を用いる場合には、例えば窒素雰囲気下、加速電圧200kV、電子線量30kGyの条件で電子線を照射し塗膜を硬化することができる。
また、熱硬化型樹脂を用いた硬化性樹脂組成物は、常法に従って、例えば常温または加温下にて硬化反応を進行させて塗膜を硬化することができる。
このようにして形成される塗膜の厚みは、硬化後において、好ましくは1〜200μm、より好ましくは5〜100μmである。塗膜の厚みをこの範囲内とすることで、高い抗アレルゲン性能を確保し、かつ耐久性、硬度等の塗膜特性も確保することができる。
本発明の木質基板における塗膜の表面粗さ(Ra)は0.5〜2.5μm、そして平均波長(Sm)は0.04mm以下である。これらのRaおよびSmは、市販の表面粗さ計で測定できる。RaおよびSmがこの範囲外であると、ペットの歩行にも特に適する程度の優れた防滑性を得ることができなくなる。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
実施例および比較例で用いた配合成分は以下の通りである。
1) 抗アレルゲン剤
・マルカリンカーS−2P、丸善石油化学(株)製、ポリ(4−ビニルフェノール)
2) 反応性オリゴマー
・UA−6LPA、新中村化学工業(株)製、ウレタンアクリレート
3) 反応性モノマー
・アロニックスM−215、東亞合成(株)製、Tg100℃以上のモノマー
・ACMO、(株)興人製、Tg100℃以上のモノマー
・L−C9A、第一工業製薬(株)製、脂肪族炭化水素系モノマー
・アロニックスM−309、東亞合成(株)製
・アロニックスM−220、東亞合成(株)製
・4−HBA、大阪有機化学工業(株)製
4) 球状の樹脂ビーズ
・ガンツパールGM−2001、ガンツ化成(株)製、平均粒径20μm
・FH−S−20、東洋紡績(株)製、平均粒径20μm、単一粒径
・ガンツパールGM−1001、ガンツ化成(株)製、平均粒径10μm
・ガンツパールGB−2201、ガンツ化成(株)製、平均粒径22μm
・ガンツパールGM−0401、ガンツ化成(株)製、平均粒径4μm
・ガンツパールGM−4001、ガンツ化成(株)製、平均粒径40μm
5) 光重合開始剤
・IRGACURE184、Ciba社製
6) 溶剤
・MEK(メチルエチルケトン)
上記の配合成分を表1に示す配合量(質量部)で配合し、均一に混合することにより硬化性樹脂組成物を調製した。
この硬化性樹脂組成物を用いて、次の方法により木質板を作製した。木質基材として厚さ12mmのラワン合板の表面に厚さ0.3mmのナラ材の突き板を貼着した突き板貼り合板を用い、この突き板表面に着色ステインをロールコーターで塗工し、80℃で1分乾燥後、汎用の下塗り塗料および中塗り塗料を固形分換算で合計70g/m2塗工してUV硬化させた。
次いで、上塗り塗料として、上記のようにして得られた硬化性樹脂組成物をロールコーターにて固形分換算で10g/m2塗工し、無電極紫外線照射ランプ(出力 120mW/cm、照射線量 350mJ/cm2)により硬化させ、木質基材に硬化性樹脂組成物による塗膜が形成された木質板を得た。
このようにして得られた実施例および比較例の木質板について、下記の評価を行った。
[抗アレルゲン性能]
予め調製したダニ抗原(アサヒビール(株)製、精製ダニ抗原Derf 2)の水溶液0.4mlを木質板の塗膜に滴下した(初期濃度 C=T、C:コントロールライン、T:テストライン)。24時間後、木質板上のダニ抗原液を回収し、ダニ抗原濃度Tを免疫クロマトグラフィー(ダニスキャン、アサヒフードアンドヘルスケア社製)により、抗体とアレルゲン不活化処理した抗原との抗原抗体反応に基づき測定した。測定結果に基づき下記の基準により抗アレルゲン性能を評価した。
○: C>T (初期のダニ抗原濃度に比較して、24時間後にダニ抗原濃度の低下が見られた。)
×: C=T (初期のダニ抗原濃度に比較して、24時間後にダニ抗原濃度の低下は見られなかった。)
[防滑性]
JIS A5705付属書に定める「床材の滑り試験方法(斜め引張型)」に従って靴下で歩行した場合の「滑り抵抗係数(C.S.R)」を測定し、下記の基準により防滑性を評価した。
○: C.S.Rが0.32〜0.40の範囲内
×: C.S.Rが0.32未満または0.40超
[表面粗さ(Ra)、平均波長(Sm)]
表面粗さ計(サーフテスト301、ミツトヨ(株)製)を用いて、測定曲線縦倍率200倍の条件にて木質板の塗膜表面の表面粗さ(Ra)、平均波長(Sm)を測定した。
[耐汚染性]
(耐アルカリ性試験)
木質板の塗膜に5%水酸化ナトリウム水溶液を滴下し、水分が蒸発しないように時計皿を被せて24時間保持した。24時間後、水洗いし、外観状態より下記の基準により評価した。
○: 外観異常なし
×: 塗膜に白化あり
(耐酸性試験)
木質板の塗膜に1%塩酸%水溶液を滴下し、水分が蒸発しないように時計皿を被せて24時間保持した。24時間後、水洗いし、外観状態より下記の基準により評価した。
○: 外観異常なし
×: 塗膜に白化あり
評価結果を表1に示す。
Figure 2010274452
表1より、抗アレルゲン剤を配合しなかった比較例1の木質板は、塗膜が抗アレルゲン性能を有していなかった。また、ペットの歩行にも特に適する程度の優れた防滑性は得られなかった。
球状の樹脂ビーズの配合量が少なく平均波長(Sm)が0.04mmを超えた比較例2の木質板は、ペットの歩行にも特に適する程度の優れた防滑性は得られなかった。
球状の樹脂ビーズの平均粒径が10μm未満であり、平均波長(Sm)が0.04mmを超えた比較例3の木質板は、ペットの歩行にも特に適する程度の優れた防滑性は得られなかった。
球状の樹脂ビーズの平均粒径が30μmを超え、塗膜の表面粗さ(Ra)が2.5μmを超えた比較例4の木質板は、ペットの歩行にも特に適する程度の優れた防滑性は得られなかった。
これに対して、アレルゲン物質を抑制する極性部位として水酸基を有する抗アレルゲン剤と、平均粒径10〜30μmの球状の樹脂ビーズとを含有し、塗膜の表面粗さ(Ra)が0.5〜2.5μmであり、平均波長(Sm)が0.04mm以下である実施例1〜4の木質板では、塗膜が優れた抗アレルゲン性能を有し、さらにペットの歩行にも特に適する程度の優れた防滑性を得ることができた。

Claims (3)

  1. アレルゲン物質を抑制する極性部位を化学構造として有する抗アレルゲン剤を含有する硬化性樹脂組成物により形成された塗膜を有し、塗膜の表面粗さ(Ra)が0.5〜2.5μmであり、平均波長(Sm)が0.04mm以下であることを特徴とする木質板。
  2. 硬化性樹脂組成物は、平均粒径10〜30μmの樹脂ビーズを含有することを特徴とする請求項1に記載の木質板。
  3. 硬化性樹脂組成物は、活性エネルギー硬化型樹脂組成物であることを特徴とする請求項1または2に記載の木質板。
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