JP2010273919A - パチンコ機 - Google Patents

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JP2010273919A JP2009130417A JP2009130417A JP2010273919A JP 2010273919 A JP2010273919 A JP 2010273919A JP 2009130417 A JP2009130417 A JP 2009130417A JP 2009130417 A JP2009130417 A JP 2009130417A JP 2010273919 A JP2010273919 A JP 2010273919A
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Kenichi Kojima
建一 小島
Naohiro Suzuki
直広 鈴木
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Abstract

【課題】 一度大当りが発生したパチンコ機の稼働率を高めること。
【解決手段】 大当りが発生し、大当り遊技が開始され(t1)、当該大当り遊技期間中に第1始動口への入賞が発生し(t3,t5,t7,t8)、第1保留数U1が4になっている(t8)。また、4回目の始動口入賞時の大当たり判定の結果が確変大当りになっている。第1保留数U1が4になると、大当りの予告内容および予告タイミングを抽選し(t9)、その抽選により決定した予告内容を抽選により決定した予告タイミングにて表示する(t11)。その予告内容を見た遊技者は、大当り遊技が終了した以降に再度大当りが発生することを期待して大当り遊技が終了した以降も遊技を継続する可能性が高くなる。
【選択図】 図10

Description

この発明は、大当り図柄が確定表示されると大当りが発生し、大入賞口が複数回開閉する大当り遊技が実行されるパチンコ機に関する。
図11は、従来のパチンコ機の正面説明図である。従来のパチンコ機100は、発射ハンドル107と、遊技盤101と、始動口102と、図柄表示器103と、保留数表示装置109と、入賞装置104と、上皿108とを備える。そして、遊技者が発射ハンドル107を操作して発射された遊技球が始動口102に入賞すると、所定数の賞球が上皿108へ払い出され、図柄表示器103が複数の連続数字からなる図柄列を画面上の横方向3箇所で変動表示(スクロール表示ともいう)する。
また、図柄表示器103が図柄列を変動表示しているときに遊技球が始動口102に入賞したときは、その入賞による図柄列の変動表示は保留され、その保留された変動表示は当該変動表示の終了後に行われる。また、保留数は、所定数を上限としてデータ格納装置に格納され、その保留数は保留数表示装置109によって表示される。
そして、変動表示が終了したときに3箇所で確定表示された図柄の組合せが大当り図柄(たとえば、図示のような777などの同一数字の並び)であった場合は、大当りが発生する。大当りが発生すると、入賞装置104が作動し、開閉部材105が開作動し、大入賞口106が開口する。そして、大入賞口106に規定数(たとえば、10個)以上の遊技球が入賞したか、あるいは、大入賞口の開口時間が規定時間(たとえば、30秒)に達したかのいずれかの条件が満足されると、大入賞口106が閉口する。そして、大入賞口106の開口から閉口までを1ラウンドとし、複数のラウンド(たとえば、14ラウンド)が実行され、その間に遊技者は多量の賞球を獲得することができる。
また、第1ラウンドの開始から最終ランドの終了までの期間(以下、大当り遊技期間という)中は、図柄表示器103によって、大当りの発生を祝福する動画などが表示される。また、大当り遊技期間中に遊技球が始動口102に入賞したときは、その入賞による変動表示は保留され、その保留された変動表示は大当り遊技期間が終了した後に行われる。
特開2002−315918号公報
しかし、従来のパチンコ機は、大当りの発生確率が低いため、大当り遊技期間中に保留数が1以上になっても、大当り遊技期間が終了すると、遊技を中止する遊技者が多い。また、一度大当りが発生したパチンコ機は、当分大当りが発生することはないとして短時間の内に再度遊技されることは敬遠されている。
つまり、従来のパチンコ機は、一度大当りが発生したパチンコ機の稼働率が低いという問題がある。
そこでこの発明は、上述の諸問題を解決するためになされたものであり、一度大当りが発生したパチンコ機の稼働率を高めることを目的とする。
上記の目的を達成するため、この発明の第1の特徴は、遊技領域が形成された遊技盤(5)と、前記遊技盤に設けられた始動口(53,59)と、遊技球を前記遊技領域へ発射する発射装置(87)と、前記発射装置により発射された遊技球が前記始動口を通過したことを検出するスイッチ(53a,59a)と、前記スイッチがオンしたときに大当りか否かを判定する判定手段(12)と、前記スイッチがオンしたときに複数の図柄の変動表示を開始し、その変動表示が終了したときに前記判定手段の判定結果に対応する図柄を確定表示する表示装置(52)と、前記表示装置が前記複数の図柄の変動表示を終了したときに大当り図柄を確定表示した場合に大入賞口(57a)を開閉する入賞装置(57)と、前記表示装置が前記複数の図柄を変動表示しているときおよび前記入賞装置が前記大入賞口を開閉する動作を行っているときに前記スイッチがオンした場合は、そのオンした回数(U1,U2)を格納し、かつ、オンした順位と前記判定手段の判定結果とを対応付けて格納する格納手段(14)と、を備えており、前記表示装置は、前記複数の図柄の変動表示を開始してから終了するまでを1回の変動表示とした場合に前記格納手段に格納されている回数分の変動表示を可能であり、かつ、前記入賞装置が前記大入賞口を開閉する動作を行っている期間は前記変動表示を行わないで所定の演出画像を表示するように構成されてなるパチンコ機(1)において、
前記入賞装置が前記大入賞口を開閉する動作を行っている期間を大当り遊技期間とし、前記表示装置が前記大当り図柄を確定表示する可能性を示唆する画像を予告画像とすると、
前記大当り遊技期間中に前記格納手段に格納されている前記回数が1以上の場合に、前記予告画像を当該大当り遊技期間中に表示するか否かを抽選する第1の抽選手段(S55,S58)と、
前記第1の抽選手段により、前記予告画像を当該大当り遊技期間中に表示すると抽選された場合に、前記予告画像を複数種類の予告画像の中から抽選で選択し、かつ、前記予告画像を表示するタイミングを複数のタイミングの中から抽選で選択する第2の抽選手段(S56,S57,S59,S60)と、を備えており、
前記表示装置は、
当該大当り遊技期間中に前記第2の抽選手段により抽選された種類の予告画像を前記第2の抽選手段により抽選されたタイミングで表示することにある。
この発明の第2の特徴は、前述の第1の特徴において、前記第1の抽選手段により、前記予告画像を当該大当り遊技期間中に表示すると抽選される確率が、前記格納手段に大当りの判定結果が少なくとも1つ以上格納されている場合の方が、前記大当りの判定結果が1つも格納されていない場合よりも高くなるように設定されてなることにある。
この発明の第3の特徴は、前述の第1または第2の特徴において、前記複数種類の予告画像は、前記表示装置が前記大当り図柄を確定表示する確率の高い高確率予告画像と、前記表示装置が前記大当り図柄を確定表示する確率の低い低確率予告画像とを含んでおり、前記第2の抽選手段は、前記格納手段に大当りの判定結果が少なくとも1つ以上格納されている場合は、前記高確率予告画像の中から所定の高確率予告画像を抽選で選択し、かつ、前記格納手段に前記大当りの判定結果が1つも格納されていない場合は、前記低確率予告画像の中から所定の低確率予告画像を抽選で選択することにある。
この発明の第4の特徴は、前述の第1ないし第3のいずれか1つの特徴において、前記第2の抽選手段は、前記格納手段に大当りの判定結果が少なくとも1つ以上格納されている場合は、前記予告画像を表示するタイミングとして当該大当り遊技期間の終盤のタイミングを選択することにある。
この発明の第5の特徴は、前述の第1ないし第4のいずれか1つの特徴において、前記第1の抽選手段は、当該大当り遊技期間が実行されることになった契機となる大当りが、連続して大当りとなる確率の高い大当りであったときに前記抽選を行うことにある。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
この発明は、大当り遊技期間中に予告画像を表示することができるため、大当り遊技期間が終了した後に再度大当りが発生することを遊技者に期待させることができる。
したがって、大当り遊技期間が終了したときに遊技者に遊技を中止させないようにすることができるため、大当りの発生したパチンコ機の稼働率を高めることができる。
特に、第2の特徴によれば、格納手段に大当りの判定結果が少なくとも1つ以上格納されている場合の方が、大当りの判定結果が1つも格納されていない場合よりも予告画像が大当り遊技期間中に表示される確率が高いため、そのことを学習している遊技者は、その予告画像が大当り遊技期間中に表示されると、大当り遊技期間が終了した以降に再度大当りが発生することを期待し、大当り遊技期間が終了しても遊技を継続する可能性が高くなる。
また、第3の特徴によれば、高確率予告画像が大当り遊技期間中に表示されたときは、大当り遊技期間が終了した以降に再度大当りが発生する確率が高いため、そのことを学習している遊技者は、その予告画像が大当り遊技期間中に表示されると、大当り遊技期間が終了した以降に再度大当りが発生することを期待し、大当り遊技期間が終了しても遊技を継続する可能性が高くなる。
さらに、第4の特徴によれば、格納手段に大当りの判定結果が少なくとも1つ以上格納されている場合は、大当り遊技期間の終盤に予告画像を表示することができるため、そのことを学習している遊技者は、その予告画像が大当り遊技期間の終盤に表示されると、大当り遊技期間が終了した以降に再度大当りが発生することを期待し、大当り遊技期間が終了しても遊技を継続する可能性が高くなる。
また、大当り遊技期間の早い期間に予告画像を表示すると、終盤になったころには、予告画像を見たことを忘れがちになるが、予告画像を終盤に表示することにより、大当り遊技期間が終了したときに予告画像が記憶に残っているため、遊技を継続する可能性を高めることができる。
さらに、第5の特徴によれば、当該大当り遊技期間が実行されることになった契機となる大当りが、連続して大当りとなる確率の高い大当りであったときに、予告画像を表示する可能性が出るため、そのことを学習している遊技者は、その予告画像が表示されると、大当り遊技期間が終了した以降に再度大当りが高い確率で発生することを期待し、大当り遊技期間が終了しても遊技を継続する可能性が高くなる。
この発明の実施形態に係るパチンコ機を正面から見た説明図である。 図1に示す遊技盤5の構成を示す説明図であり、(a)は遊技盤の全体の説明図、(b)は(a)においてAで示す領域を拡大して示す説明図、(c)は普通電動役物を拡大して示す説明図である。 パチンコ機1の主な電気的構成をブロックで示す説明図である。 主制御用RAM14に格納される内容を示す説明図である。 主制御用CPU12が実行する始動口処理の流れを示すフローチャートである。 主制御用CPU12が実行する図柄処理の流れを示すフローチャートである。 演出制御用CPU22が実行する演出処理の流れを示すフローチャートである。 演出制御用CPU22が実行する大当り遊技中演出処理の流れを示すフローチャートである。 演出制御用CPU22が実行する大当り遊技中予告処理の流れを示すフローチャートである。 大当り遊技中の予告例を示すタイミングチャートである。 従来のパチンコ機の正面説明図である。
〈第1実施形態〉
[主要構成]
この第1実施形態に係るパチンコ機の主要構成について図を参照して説明する。図1は、この第1実施形態に係るパチンコ機を正面から見た説明図である。
図1に示すように、この第1実施形態に係るパチンコ機1には、外殻を構成する前枠2が設けられており、その前枠2にはガラス枠3が開閉可能に取付けられている。ガラス枠3の内側には遊技盤5が設けられており、前枠2の前面右下方には、遊技盤5へ遊技球を発射する発射装置を操作する発射ハンドル4が取付けられている。遊技盤5の下方には、払出された賞球や貸球を収容する上受け皿6が設けられており、上受け皿6の下方には、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球を収容する下受け皿7が設けられている。
[遊技盤の主要構成]
次に、遊技盤5の主要構成について図を参照して説明する。図2は、遊技盤5の構成を示す説明図であり、(a)は遊技盤の全体の説明図、(b)は(a)においてAで示す領域を拡大して示す説明図、(c)は普通電動役物を拡大して示す説明図である。
遊技盤5の盤面には、多数の遊技釘50が打ち込まれており、遊技釘50によって遊技球の流下経路が形成されている。遊技盤5の盤面の周囲には、発射装置によって発射された遊技球を遊技領域に案内するためのレールセット71が設けられている。レールセット71の終端であって、遊技領域の右上角部には、矢印F2で示す起動で飛んできた遊技球を跳ね返すための返しゴム63が設けられている。
遊技盤5の中央には、センター飾り51が設けられている。このセンター飾り51は、大仏を模した飾りであり、盤面から前方へ突出する立体形状に形成されており、遊技領域の中央においてかなりの面積を占めている。センター飾り51自身の下部には、演出表示装置52が設けられている。この第1実施形態では、演出表示装置52は、複数のLEDを縦横に配置したドットマトリクスにより構成されている。センター飾り51自身の左端には、遊技球が通過可能な左通過口58が開口形成されている。盤面の左側には、レールセット71の内周に沿って左サイド飾り68が設けられている。左サイド飾り68とセンター飾り51との間には、遊技球が流下する左寄り遊技領域が形成されている。
その左遊技領域には、風車69が回転自在に設けられている。また、図2(b)に示すように、左サイド飾り68には、普通図柄表示装置54と、普通図柄保留数表示装置54aと、第1特別図柄表示装置55と、第2特別図柄表示装置56とが設けられている。普通図柄表示装置54、第1特別図柄表示装置55および第2特別図柄表示装置56は、それぞれLEDにより構成されている。普通図柄表示装置54は、1個のLEDにより構成されており、そのLEDが点灯したときの発光色および消灯したときのLEDの色が普通図柄を構成する。
また、普通図柄表示装置54がLEDを点滅させている状態が、普通図柄が変動表示している状態であり、変動表示が終了したときにLEDが点灯している状態が、普通図柄の当りを示す。普通図柄保留数表示装置54aは、4個のLEDにより構成されており、その点灯数により、普通図柄の保留数を最大4個表示する。
第1特別図柄表示装置55は4個のLEDにより構成されており、第2特別図柄表示装置56は2個のLEDにより構成されている。第1特別図柄表示装置55および第2特別図柄表示装置56において、LEDが点灯したときの発光色および消灯したときのLEDの色が特別図柄を構成する。また、LEDを点滅させている状態が、特別図柄が変動表示している状態である。第1特別図柄表示装置55は、各LEDをランダムに点滅させ、その点滅が停止したときの点灯しているLEDの組合せが特定の組合せであるときに大当りが発生し、その組合せの種類によって大当りの種類が異なる。
たとえば、4個のLEDが点滅を繰り返した後、4個のLEDが総て点灯した状態になった場合は、最大14ラウンドまで大当り遊技を行うことができ、かつ、大当り遊技終了後の遊技状態が確変に変化する大当りが発生し、2個のLEDが点灯した状態になった場合は、最大2ラウンドまで大当り遊技を行うことができ、かつ、大当り遊技終了後の遊技状態が確変に変化する大当りが発生する。ここで、確変とは、特別図柄および普通図柄が変動表示を開始してから変動表示を終了するまでに要する時間(以下、変動時間という)が短縮され(時短)、かつ、普通電動役物60の開閉翼片60aの開放時間が通常時よりも長くなることにより、単位時間当りに大当りの発生する確率が通常時よりも高い遊技状態のことをいう。
また、第2特別図柄表示装置56は、各LEDをランダムに点滅させ、その点滅が停止したときに少なくとも1個のLEDが点灯しているときの大当りが発生し、点灯しているLEDの数によって大当りの種類が異なる。たとえば、2個のLEDが点滅を繰り返した後、2個のLEDが総て点灯した状態になった場合は、最大14ラウンドまで大当り遊技を行うことができ、かつ、大当り遊技終了後の遊技状態が時短に変化する大当りが発生し、1個のLEDが点灯した状態になった場合は、最大2ラウンドまで大当り遊技を行うことができ、かつ、時短に変化する大当りが発生する。
第1特別図柄表示装置55または第2特別図柄表示装置56が特別図柄を変動表示している間、演出表示装置52が演出図柄を変動表示する。たとえば、演出表示装置52は、連続した複数の数字(たとえば、0〜9)を示す演出図柄を横方向の3箇所において上下方向に変動表示する。また、演出表示装置52は、大当り発生を祝福する演出画像や大当り遊技期間中の演出画像などを表示する。
演出表示装置52の左側には、第1特別図柄表示装置55の保留数を表示する第1保留数表示装置55aが設けられており、右側には第2特別図柄表示装置56の保留数を表示する第2保留数表示装置56aが設けられている。第1保留数表示装置55aおよび第2保留数表示装置56aは、それぞれ4個のLEDにより構成されており、その点灯数により、各特別図柄表示装置の保留数を最大4個ずつの計8個表示する。第1特別図柄表示装置55および第2特別図柄表示装置56が同時に特別図柄を変動表示することはなく、第2特別図柄表示装置56の保留が1以上存在する場合は、第1特別図柄表示装置55は、特別図柄を変動表示しないようになっている。
また、左サイド飾り68には、左袖上入賞口64と、左袖入賞口65と、左下入賞口66とが設けられている。センター飾り51の直下には、第1始動口53が設けられている。この第1始動口53に遊技球が入賞すると、第1特別図柄表示装置55が特別図柄を変動表示する。第1特別図柄表示装置55が特別図柄を変動表示しているときに遊技球が第1始動口53に入賞したときは、その入賞による特別図柄の変動表示は保留され、その保留数は第1保留数表示装置55aにより表示される。
第1始動口53の下方には、大当りが発生したときに、大当り遊技期間に実行される最大のラウンド数を演出により表示するための演出判定表示装置72が設けられている。センター飾り51と盤面の右端との間には、遊技球が流下する右寄り遊技領域が形成されている。その右寄り遊技領域には、右肩入賞口62が設けられており、その下方には、ゲート61が設けられている。
このゲート61を遊技球が通過すると、普通図柄表示装置54が普通図柄を変動表示する。また、普通図柄表示装置54が普通図柄を変動表示しているときに遊技球がゲート61を通過したときは、その通過による普通図柄の変動表示が保留され、その保留数は普通図柄保留数表示装置54aにより表示される。
ゲート61の下方には、普通電動役物60が設けられている。普通電動役物60は、図2(c)に示すように、一対の開閉翼片60aを備えている。各開閉翼片60aは、その基部が回動可能に軸支されており、その基部の回動によって先端を外方へ開いたり内方へ閉じたりする。図2(c)は、各開閉翼片60aが開いた状態である。普通電動役物60の直上には、遊技釘が存在するため、各開閉翼片60aが閉じた状態では、第2始動口59は遊技球が入賞できない大きさになり、各開閉翼片60aが開くと、第2始動口59が拡張され、遊技球が容易に入賞できる大きさになる。
普通電動役物60の下方には、右サイド飾り70が設けられており、その右サイド飾り70には、開閉部材を有する変動入賞装置57が設けられている。変動入賞装置57は、大当りが発生したときに開閉部材を作動させることにより、大入賞口57aを開口し、所定時間経過後に大入賞口57aを閉口する。遊技盤5自身の下部には、どこにも入賞などしなかった遊技球を回収するためのアウト口67が開口形成されている。
また、遊技盤5は、左寄り遊技領域を流下する遊技球が第1始動口53に入賞し易いように構成されている。このため、遊技者は、通常、遊技球が左寄り遊技領域を流下するように矢印F1で示す領域を狙って遊技球を発射する。また、確変になると、普通電動役物60の開閉翼片60aが開放している時間が通常よりも長くなり、遊技球が第2始動口59に入賞し易くなるため、遊技者は、遊技球が右寄り遊技領域を流下するように矢印F2で示す領域を狙って遊技球を発射する。いわゆる右打ちをする。
[主な電気的構成]
次に、パチンコ機1の主な電気的構成についてそれをブロックで示す図3を参照して説明する。
パチンコ機1には、主制御基板10が設けられており、その主制御基板10には、主制御用MPU11が搭載されている。主制御用MPU11は、主制御用CPU12と、主制御用ROM13と、主制御用RAM14とを備える。主制御用CPU12は、大当りか否か(ハズレか)の判定(以下、大当り判定という)、大当り図柄の抽選、抽選した大当り図柄が確変図柄(遊技状態が確変になることが約束された大当り図柄)か否かの判定(以下、確変大当り判定という)、特別図柄および普通図柄の変動時間の抽選、入賞の検出、賞球の払出命令など、遊技における重要な処理を実行する。
主制御用ROM13には、主制御用CPU12が上記の処理を実行するためのコンピュータプログラム、各制御基板へ送信する制御コマンド、大当りか否かの判定を行う際に参照する大当り値などが読出し可能に格納されている。主制御用RAM14は、主制御用CPU12が上記のコンピュータプログラムを実行することにより発生する処理結果および判定結果などを読出しおよび書換え可能に格納する。
主制御基板10には、払出制御基板30が電気的に接続されている。払出制御基板30には、遊技球の払出しを制御する払出制御用MPU31が搭載されており、その払出制御用MPU31は、払出制御用CPU32と、払出制御用ROM33と、払出制御用RAM34とを備える。
払出制御用ROM33には、払出制御用CPU32が実行するコンピュータプログラムなどが読出し可能に格納されている。払出制御用RAM34は、払出制御用CPU32が上記のコンピュータプログラムを実行することにより発生する処理結果および判定結果などを読出しおよび上書き可能に格納する。
払出制御基板30には、遊技球を払出す部材を駆動するための払出モータ83と、この払出モータ83によって払出された遊技球を検出するための払出センサ85と、払出す遊技球がなくなった状態を検出するための球切れスイッチ86と、下皿7が遊技球で満杯になった状態を検出するための下皿満杯スイッチ(下皿満杯SW)84と、ガラス枠3が開放された状態を検出するための扉開放スイッチ(扉開放SW)90と、遊技球を発射するロータリソレノイドなどの発射装置87とが電気的に接続されている。発射装置87には、発射ハンドル4の回動量に応じて発射装置の発射強度を調節するための発射ボリューム88と、遊技者が発射ハンドル4に触れたことを検出して発射装置87を駆動させるためのタッチセンサ89とが接続されている。
主制御基板10には、盤面中継端子板80が電気的に接続されており、その盤面中継端子板80には、変動入賞装置57を作動させるための大入賞口ソレノイド57bと、普通電動役物60の開閉翼片60aを開閉動作させるための普通電動役物ソレノイド60bと、大入賞口57aに入賞した遊技球を検出するための大入賞口スイッチ(大入賞口SW)57cと、第1始動口53に入賞した遊技球を検出するための第1始動口スイッチ(第1始動口SW)53aと、第2始動口59に入賞した遊技球を検出するための第2始動口スイッチ(第2始動口SW)59aと、ゲート61を通過した遊技球を検出するためのゲートスイッチ(ゲートSW)61aと、左袖上入賞口64に入賞した遊技球を検出するための入賞口スイッチ(入賞口SW)64aと、左袖入賞口65に入賞した遊技球を検出するための入賞口スイッチ(入賞口SW)65aと、左下入賞口66に入賞した遊技球を検出するための入賞口スイッチ(入賞口SW)66aと、普通図柄保留数表示装置54aと、第1保留数表示装置55aと、第2保留数表示装置56aとが電気的に接続されている。
主制御基板10には、演出制御基板20が電気的に接続されている。演出制御基板20には、演出制御用MPU21が搭載されており、その演出制御用MPU21は、演出制御用CPU22と、演出制御用ROM23と、演出制御用RAM24とを備える。演出制御基板20には、第1特別図柄表示装置55と、第2特別図柄表示装置56と、普通図柄表示装置54と、演出判定表示装置72と、演出表示装置52と、パチンコ機1に設けられた装飾用LEDの点灯を制御するランプ制御基板81と、遊技中に効果音を出力する音声出力装置(図示せず)を制御する音声制御基板82とが電気的に接続されている。
[保留発生時の格納内容]
次に、保留が発生したときに主制御用RAM14に格納される内容について図を参照して説明する。図4は、主制御用RAM14に格納される内容を示す説明図である。なお、以下の説明では、大当り図柄とは、大当たり判定の結果が大当りのときに、特別図柄の変動表示が終了したときに表示される大当り図柄のことであり、ハズレ図柄とは、大当たり判定の結果がハズレのときに、特別図柄の変動表示が終了したときに表示されるハズレ図柄のことである。また、確定図柄とは、大当り図柄およびハズレ図柄の両方を指す。さらに、演出大当り図柄とは、大当たり判定の結果が大当りのときに、演出表示装置52が演出図柄の変動表示を終了したときに表示する演出用の大当り図柄のことであり、演出ハズレ図柄とは、大当たり判定の結果がハズレのときに、演出表示装置52が演出図柄の変動表示を終了したときに表示する演出用のハズレ図柄のことである。また、確定演出図柄とは、演出大当り図柄および演出ハズレ図柄の両方を指す。
第1保留テーブル14aおよび第2保留テーブル14bは、主制御用RAM14に設定されている。第1保留テーブル14aは、遊技球が第1始動口53に入賞したときに発生したデータを格納し、第2保留テーブル14bは、遊技球が第2始動口59に入賞したときに発生したデータを格納する。図中、「保留順位」は、保留が発生した順番である。また、「判定結果」は、遊技球が始動口に入賞したときに主制御用CPU12が行った大当りかハズレの判定の結果である。
「確定図柄」は、遊技球が始動口に入賞したときに主制御用CPU12が抽選により決定した確定図柄である。「変動時間」は、遊技球が始動口に入賞したときに主制御用CPU12が抽選により決定した変動時間である。また、図示しないが、第1保留テーブル14aには、第1特別図柄表示装置55の確定特別図柄(点灯するLEDの組合せ)が各保留順位と対応付けて格納されており、第2保留テーブル14bには、第2特別図柄表示装置56の確定特別図柄(点灯するLEDの組合せ)が各保留順位と対応付けて格納されている。
図示の例では、第1保留テーブル14aの保留順位4番目(※)には、「確変大当り」の判定結果と、「777」の確定図柄と、「60秒」の変動時間とが格納されている。また、第1保留テーブル14aおよび第2保留テーブル14bは、それぞれ保留順位1〜4まで総てデータが格納されているため、第1保留数U1および第2保留数U2は、それぞれ上限の4になっている。
[主な遊技の流れ]
次に、主な遊技の流れについて図を参照して説明する。
(始動口処理)
図5は、主制御用CPU12が実行する始動口処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、第1始動口53に入賞したときの始動口処理を代表に説明する。
主制御用CPU12は、第1始動口スイッチ53aがオンしたか否か、つまり遊技球が第1始動口53に入賞したか否かを判定する(ステップ(以下、Sと略す)1)。ここで、肯定判定すると(S1:Yes)、第1保留テーブル14aの第1保留数U1を参照し(S2)、第1保留数U1が上限の4未満であるか否かを判定する(S3)。
ここで、肯定判定すると(S3:Yes)、このとき大当り抽選カウンタがカウントした大当り抽選カウンタ値を取得する(S4)。ここで、大当り抽選カウンタとは、主制御用CPU12が大当り判定を行う基準となる大当り抽選カウンタ値をカウントするものであり、複数の数値(たとえば、0〜3490の計3491個の数値)をカウントするリングカウンタである。
続いて、主制御用CPU12は、大当り値を参照し、通常大当りか否かを判定する(S5)。ここで、大当り値とは、通常大当り値(たとえば、3、7、77、333および777)および確変大当り値(たとえば、1111および2222)により構成されている。つまり、先のS4において大当り抽選カウンタから取得した大当り抽選カウンタ値が通常大当り値のいずれかと同一である場合は通常大当りと判定する。ここで、通常大当りと判定した場合は(S5:Yes)、通常大当りの発生を示す通常大当りフラグをオンし(S6)、通常大当り図柄を抽選により決定する(S7)。
通常大当り図柄とは、通常大当り時の大当り図柄および演出大当り図柄を意味する。また、主制御用CPU12は、通常大当りではないと判定した場合は(S5:No)、確変大当りか否かを判定する(S8)。つまり、先のS4において大当り抽選カウンタから取得した大当り抽選カウンタ値が確変大当り値のいずれかと同一である場合は確変大当りと判定する。ここで、確変大当りと判定した場合は(S8:Yes)、確変大当りの発生を示す確変大当りフラグをオンし(S9)、確変大当り図柄を抽選により決定する(S10)。確変大当り図柄とは、確変大当り時の大当り図柄および演出大当り図柄を意味する。
通常大当り図柄および確変大当り図柄は、大当り図柄抽選カウンタを用いて決定する。大当り図柄抽選カウンタは、演出大当り図柄の種類の数と対応する複数の数値(例えば、0〜9の計10個の数値)をカウントするリングカウンタである。主制御用ROM13には、大当り図柄抽選カウンタの各カウンタ値と演出大当り図柄(例えば、000、111〜999の計10種類の大当り図柄)とを対応付けた大当り図柄テーブルが格納されており、主制御用CPU12は、大当り図柄抽選カウンタから取得したカウンタ値と対応付けられている演出大当り図柄を選択する。また、各演出大当り図柄には、大当り図柄も対応付けられており、大当り図柄は演出大当り図柄と共に決定される。
また、演出大当り図柄には、確変演出大当り図柄(たとえば、111、222、333、555、666、777、999)と、通常演出大当り図柄(例えば、000、444、888)とが設定されており、確変大当り判定されているときに通常演出大当り図柄を選択した場合は、いずれかの確変演出大当り図柄を選択するまで演出大当り図柄の選択を繰り返し、通常大当りと判定されているときに確変演出大当り図柄を選択した場合は、いずれかの通常演出大当り図柄を選択するまで演出大当り図柄の選択を繰り返す。たとえば、確変大当りと判定されているときに大当り図柄抽選カウンタから取得したカウンタ値が7であった場合は、確変演出大当り図柄777と、この確変演出大当り図柄と対応付けられている確変大当り図柄とを選択する。
また、主制御用CPU12は、確変大当りではないと判定した場合は(S8:No)、通常大当りフラグがオンしているか否かを判定し(S11)、オンしていないと判定した場合は(S11:No)、ハズレ図柄を抽選により決定する(S12)。ハズレ図柄は、ハズレ図柄抽選カウンタを用いて決定する。ハズレ図柄抽選カウンタは、ハズレ図柄の種類の数と対応する複数の数値(たとえば、0〜9の計10個の数値)をカウントするリングカウンタである。主制御用ROM13には、ハズレ図柄抽選カウンタの各カウンタ値とハズレ図柄(たとえば、0〜9の計10種類のハズレ図柄)とを対応付けたハズレ図柄テーブルが格納されており、主制御用CPU12は、ハズレ図柄抽選カウンタから取得したカウンタ値と対応付けられているハズレ図柄を選択する。
ハズレ図柄の選択は、演出表示装置52に表示すべきハズレ図柄の数だけ繰り返し行い、選択された各ハズレ図柄が大当り図柄と同一になった場合は、大当り図柄と同一でなくなるまでハズレ図柄の選択を繰り返す。なお、ハズレの場合は、第1特別図柄表示装置55および第2特別図柄表示装置56は、総てのLEDを消灯した状態にする。
続いて、主制御用CPU12は、特別図柄および演出図柄の変動時間を抽選により決定する(S13)。特別図柄および演出図柄の変動時間は、変動時間抽選カウンタを用いて決定する。変動時間抽選カウンタは、変動時間の種類の数と対応する複数の数値をカウントするリングカウンタである。主制御用ROM13には、変動時間抽選カウンタの各カウンタ値と変動時間とを対応付けた変動時間テーブルが格納されており、主制御用CPU12は、変動時間抽選カウンタから取得したカウンタ値と対応付けられている変動時間を選択する。
また、変動時間テーブルには、変動時間の長い大当り用と、変動時間の比較的短いハズレ用とが設定されており、大当りのときは大当り用の変動時間テーブルから、ハズレのときはハズレ用の変動時間テーブルからそれぞれ変動時間を選択する。続いて、主制御用CPU12は、第1保留数U1に1を加算する(S14)。なお、第2始動口59に対する処理は、第2保留テーブル14bを用いて実行され、上記のS1〜S14と同じ流れである。
(図柄処理)
図6は、主制御用CPU12が実行する図柄処理の流れを示すフローチャートである。主制御用CPU12は、変動時間がタイムアップしたか否かを判定し(S20)、肯定判定すると(S20:Yes)、第1保留数U1を参照する(S21)。続いて、主制御用CPU12は、第1保留数U1が1以上か否かを判定し(S22)、肯定判定すると(S22:Yes)、第1保留数U1から1を減算し(S23)、第1保留テーブル14aの保留順位1に格納されている判定結果、確定演出図柄および変動時間などの変動内容をコマンドとして演出制御基板20へ送信し(S27)、その送信した変動時間の計測を行うタイマーをスタートさせる(S28)。なお、コマンドとして送信する変動内容には、第1保留テーブル14aに格納されているデータであることを特定するデータが含まれている。
また、第1保留数U1が1以上ないと判定した場合は(S22:No)、第2保留数U2を参照し(S24)、第2保留数U2が1以上か否かを判定する(S25)。ここで、肯定判定すると(S25:Yes)、第2保留数U2から1を減算し(S26)、第2保留テーブル14bの保留順位1に格納されている判定結果、確定演出図柄および変動時間などの変動内容をコマンドとして演出制御基板20へ送信し(S27)、その送信した変動時間の計測を行うタイマーをスタートさせる(S28)。なお、コマンドとして送信する変動内容には、第2保留テーブル14bに格納されているデータであることを特定するデータが含まれている。
(演出処理)
図7は、演出制御用CPU22が実行する演出処理の流れを示すフローチャートである。演出制御用CPU22は、主制御用CPU12が送信した変動内容を示すコマンドを受信し(S30)、大当り遊技中か否かを判定する(S31)。ここで、否定判定すると(S31:No)、特別図柄および演出図柄の変動パターンを抽選する(S32)。ここで、特別図柄の変動パターンとは、特別図柄表示装置を構成するLEDの点滅パターンであり、演出図柄の変動パターンとは、演出図柄の変動表示開始から終了までにおける演出図柄の変動の仕方や変動速度などである。
演出図柄の変動パターンには、リーチパターンと、リーチパターンではない通常変動パターンとが含まれる。リーチパターンとは、演出図柄が変動中にリーチの状態になる変動パターンである。ここで、リーチとは、演出図柄を変動表示する複数の表示領域のうち、1つの表示領域以外の表示領域において演出大当り図柄が確定表示されており、残る1つの表示領域で演出図柄が変動表示している状態のことである。
変動パターンの抽選は、受信した変動内容に含まれる判定結果および変動時間に基いて行う。演出制御用ROM23には、各変動時間毎に複数種類の変動パターン(特別図柄の変動パターンおよび演出図柄の変動パターン)を対応付てなる変動パターンテーブルが、大当り用およびハズレ用に分けて格納されており、演出制御用CPU22は、受信した判定結果に対応する変動パターンテーブルを参照し、その変動パターンテーブルの中から変動時間に対応する変動パターンを抽選で選択する。
続いて、演出制御用CPU22は、特別図柄および演出図柄が変動表示中か否かを判定し(S33)、否定判定すると(S33:No)、受信した変動内容が第1保留テーブル14aに格納されているデータであった場合は、S32において決定した変動パターンに基いて第1特別図柄表示装置55に特別図柄の変動表示を開始させ、受信した変動内容が第2保留テーブル14bに格納されているデータであった場合は、S32において決定した変動パターンに基いて第2特別図柄表示装置56に特別図柄の変動表示を開始させ(S34)る。続いて、演出制御用CPU22は、S32において決定した変動パターンに基いて演出表示装置52に演出図柄の変動表示を開始させる(S35)。
続いて、特別図柄および演出図柄の変動時間を計測するタイマーをスタートさせる(S36)。また、演出制御用CPU22は、特別図柄および演出図柄が変動表示中であると判定した場合は(S33:Yes)、S36においてスタートしたタイマーがタイムアップしたか否かを判定し(S37)、肯定判定すると(S37:Yes)、特別図柄表示装置に特別図柄の変動表示を終了させて確定特別図柄を表示させ(S38)、演出表示装置52に演出図柄の変動表示を終了させて確定演出図柄を表示させる(S39)。
続いて、演出判定表示装置72を作動させ、大当り判定結果に対応した演出内容を表示させる(S40)。たとえば、演出判定表示装置72は、大当たり判定結果が大当りであった場合は、大当り遊技において実行可能な最大のラウンド数(たとえば、14ラウンド、2ラウンド)を表示する。また、演出制御用CPU22は、S31において大当り遊技中であると判定した場合は(S31:Yes)、大当り遊技中演出処理を実行する(S41)。
(大当り遊技中演出処理)
図8は、演出制御用CPU22が実行する大当り遊技中演出処理の流れを示すフローチャートである。
演出制御用CPU22は、大当り遊技が開始されたか否かを判定し(S50)、肯定判定すると(S50:Yes)、大当り遊技期間中に表示する演出画像を演出表示装置52に表示する(S51)。この演出画像は、大当り遊技期間中、遊技者を視覚で楽しませるための静止画および動画により構成されており、たとえば、大当りの発生時は、大当りの発生を祝福するような動画であり、第1ラウンドの開始以降は、ストーリー性のある動画である。
続いて、演出制御用CPU22は、第1保留数U1が4か否かを判定し(S52)、肯定判定すると(S52:Yes)、第1保留テーブル14aを参照し(S54)、いずれかの保留順位に通常大当りの判定結果が格納されているか否かを判定する(S55)。ここで、肯定判定すると(S55:Yes)、通常大当り用予告内容を抽選により決定する(S56)。つまり、第1保留数U1のいずれかの保留順位に通常大当りの判定結果が格納されている場合は、通常大当り予告を100%の確率で行う。ここで、通常大当り用予告とは、大当り遊技中に4個の保留数が存在する場合に、いずれかの保留順位に通常大当りの判定結果が対応付けられていることを遊技者に大当り遊技期間中に画像で示唆することをいう。
つまり、当該大当り遊技が終了した後に再度通常大当りが発生する可能性のあることを示唆することをいう。また、通常大当り用予告画像とは、通常大当り予告を行うために演出表示装置52に表示する静止画または動画のことである。
通常大当り予告内容の抽選は、通常大当り予告内容抽選カウンタを用いて決定する。通常大当り予告内容抽選カウンタは、通常大当り予告内容の種類の数と対応する複数の数値をカウントするリングカウンタである。演出制御用ROM23には、通常大当り予告内容抽選カウンタの各カウンタ値と通常大当り予告内容とを対応付けた通常大当り予告内容テーブルが格納されており、演出制御用CPU22は、通常大当り予告内容抽選カウンタから取得したカウンタ値と対応付けられている通常大当り予告内容を選択する。
続いて、演出制御用CPU22は、通常大当り予告内容を表示するタイミングを抽選により決定する(S57)。つまり、通常大当り予告内容を大当り遊技期間のどのタイミングで表示するかを決定する。通常大当り予告内容を表示するタイミングの抽選は、第1表示タイミング抽選カウンタを用いて決定する。第1表示タイミング抽選カウンタは、表示タイミングの種類(たとえば、第1ラウンド開始時、第2ラウンド開始時、・・・最終ラウンド開始時など)の数と対応する複数の数値(たとえば、0〜13)をカウントするリングカウンタである。
演出制御用ROM23には、第1表示タイミング抽選カウンタの各カウンタ値と表示タイミングとを対応付けた第1表示タイミングテーブルが格納されており、演出制御用CPU22は、第1表示タイミング抽選カウンタから取得したカウンタ値と対応付けられている表示タイミングを選択する。たとえば、第1表示タイミング抽選カウンタから取得したカウンタ値が13であった場合は、それと対応付けられている最終ラウンド開始時という表示タイミングを選択する。また、選択した表示タイミングが既に経過している場合は、経過していない表示タイミングを選択するまで選択を繰り返す。
続いて、演出制御用CPU22は、大当り遊技中に予告を行うことが決定したことを示す予告フラグをオンする(S61)。また、演出制御用CPU22は、S55において通常大当りが存在しないと判定した場合は(S55:No)、確変大当りが存在するか否かを判定し(S58)、肯定判定すると(S58:Yes)、確変大当り用予告内容を抽選により決定する(S59)。つまり、第1保留数U1のいずれかの保留順位に確変大当りの判定結果が格納されている場合は、確変大当り予告を100%の確率で行う。ここで、確変大当り用予告とは、大当り遊技中に4個の保留数が存在する場合に、いずれかの保留順位に確変大当りの判定結果が対応付けられていることを遊技者に大当り遊技期間中に画像で示唆することをいう。
つまり、当該大当り遊技が終了した後に再度確変大当りが発生する可能性のあることを示唆することをいう。また、確変大当り用予告画像とは、確変大当り予告を行うために演出表示装置52に表示する静止画または動画のことである。
確変大当り予告内容の抽選は、確変大当り予告内容抽選カウンタを用いて決定する。確変大当り予告内容抽選カウンタは、確変大当り予告内容の種類の数と対応する複数の数値をカウントするリングカウンタである。演出制御用ROM23には、確変大当り予告内容抽選カウンタの各カウンタ値と確変大当り予告内容とを対応付けた確変大当り予告内容テーブルが格納されており、演出制御用CPU22は、確変大当り予告内容抽選カウンタから取得したカウンタ値と対応付けられている確変大当り予告内容を選択する。
続いて、演出制御用CPU22は、確変大当り予告内容を表示するタイミングを抽選により決定する(S60)。つまり、確変大当り予告内容を大当り遊技期間のどのタイミングで表示するかを決定する。確変大当り予告内容を表示するタイミングの抽選には、前述した通常大当り予告内容を表示するタイミングの抽選と同じ手法を用いても良いし、大当り遊技期間の後半とか、終盤の表示タイミングのみが選択されるようにすることもできる。続いて、演出制御用CPU22は、大当り遊技中に予告を行うことが決定したことを示す予告フラグをオンする(S61)。
また、演出制御用CPU22は、S52において第1保留数U1が4ではないと判定した場合は(S52:No)、第2保留数U2が4か否かを判定し(S53)、肯定判定した場合は(S53:Yes)、前述したS54〜S61を実行する。つまり、第1保留数U1が4個でない場合であっても第2保留数U2が4個の場合において、第2保留テーブル14bに通常大当りの判定結果が格納されている場合は、通常大当り予告を100%の確率で行い、確変大当りの判定結果が格納されている場合は、確変大当り予告を100%の確率で行う。また、S53において第2保留数U2も1以上ではないと判定した場合は(S53:No)、大当り遊技期間中の予告は行わない。
(大当り遊技中予告処理)
図9は、演出制御用CPU22が実行する大当り遊技中予告処理の流れを示すフローチャートである。演出制御用CPU22は、前述した大当り遊技中演出処理(図8)のS61を実行することにより、予告フラグがオンしているか否かを判定し(S70)、肯定判定すると(S70:Yes)、予告を開始するタイミングであるか否かを判定する(S71)。この判定の基準は、前述の大当り遊技中演出処理(図8)のS57またはS60において抽選により決定した表示タイミングである。
そして、予告を開始するタイミングであると判定すると(S71:Yes)、演出表示装置52に予告を開始させる(S72)。この予告の内容は、前述した大当り遊技中演出処理(図8)のS56またはS59において抽選により決定した予告内容である。そして、予告を終了するタイミングか否かを判定し(S73)、肯定判定すると(S73:Yes)、演出表示装置52に予告を終了させ(S74)、予告フラグをオフにする(S75)。
また、演出制御用CPU22は、S58において確変大当りが存在しないと判定した場合は(S58:No)、つまり、第1保留テーブル14aおよび第2保留テーブル14bの何れもハズレの判定結果しか格納されていないと判定した場合は、予告をするか否かを判定する(S62)。たとえば、複数の数値(たとえば、0〜9)をカウントする予告決定抽選カウンタから取得したカウンタ値が所定値(たとえば、3,7)であった場合は、予告を行うと判定し、その所定値以外であった場合は、予告を行わないと判定する。
ここで、予告を行うと判定した場合は(S62:Yes)、通常予告内容を抽選により決定し、通常予告内容を表示するタイミングを抽選により決定する(S63)。通常予告内容は、前述した通常大当り用予告内容または確変大当り予告内容と同じ予告内容でも良いし、その予告内容に他の予告内容を加えた予告内容でも良い。つまり、遊技者が予告内容を見て、大当り判定結果が明らかにハズレであると分からないような内容であれば良い。このように、大当たり判定結果がハズレしか存在しない場合にも予告画像を表示することにより、予告画像が表示されれば大当り遊技終了後に100%大当りが発生するという現象が生じないようにしている。また、そのように設定することにより、大当り遊技終了後に大当りが発生するか否かという、遊技者のドキドキ感を高めることができる。
(大当り遊技中の予告例)
図10は、大当り遊技中の予告例を示すタイミングチャートである。図示の例では、時刻t1にて大当りが発生し、演出表示装置52により、大当りの演出が開始されている。そして、時刻t2にて大当り遊技、つまり第1ラウンドが開始されている。そして、大当り遊技期間中の時刻t3にて第1始動口53に入賞して第1保留数U1が1になっている。ただし、その入賞時の大当り判定の結果はハズレである。
その後、時刻t5,t7,t8にて第1始動口53に入賞し、第1保留数U1が4に増加している。時刻t5,t7における入賞時の大当り判定の結果はそれぞれハズレであったが、時刻t8における入賞時の大当り判定の結果は確変大当りであった。そして、第1保留数U1が4に達した時点で予告内容および予告タイミングの抽選が行われ(時刻t9)、大当り遊技の終盤における最終の第14ラウンドが行われているときに、演出表示装置52が、確変大当りの予告を示唆する静止画または動画を表示している(時刻t11)。そして、その後、大当り遊技が終了している(時刻t12)。
[第1実施形態の効果]
(1)以上のように、上述した第1実施形態のパチンコ機1を実施すれば、大当り遊技期間中に予告画像を表示することができるため、大当り遊技期間が終了した後に再度大当りが発生することを遊技者に期待させることができる。
したがって、大当り遊技期間が終了したときに遊技者に遊技を中止させないようにすることができるため、大当りの発生したパチンコ機の稼働率を高めることができる。
(2)特に、第1保留テーブル14aおよび第2保留テーブル14bに判定結果として少なくとも1つ以上の大当りが格納されている場合の方が、1つも大当りが格納されていない(総てハズレ)の場合よりも、予告画像が大当り遊技期間中に表示される確率が高いため、そのことを学習している遊技者は、その予告画像が大当り遊技期間中に表示されると、大当り遊技期間が終了した以降に再度大当りが発生することを期待し、大当り遊技期間が終了しても遊技を継続する可能性が高くなる。
(3)また、第1保留テーブル14aおよび第2保留テーブル14bに大当りの判定結果が少なくとも1つ以上格納されている場合は、予告画像を表示するタイミングとして当該大当り遊技期間の終盤のタイミングを選択することができる。
したがって、そのことを学習している遊技者は、その予告画像が大当り遊技期間の終盤に表示されると、大当り遊技期間が終了した以降に再度大当りが発生することを期待し、大当り遊技期間が終了しても遊技を継続する可能性が高くなる。
また、大当り遊技期間の早い期間に予告画像を表示すると、終盤になったころには、予告画像を見たことを忘れがちになるが、予告画像を終盤に表示することにより、大当り遊技期間が終了したときに予告画像が記憶に残っているため、遊技を継続する可能性を高めることができる。
〈第2実施形態〉
次に、この発明の第2実施形態について説明する。この実施形態のパチンコ機は、予告画像の種類および抽選方法以外は、前述の第1実施形態のパチンコ機1と同一であるため、同一部分の説明を省略する。
演出制御用CPU22が大当り遊技中演出処理(図8)のS56において抽選で選択可能な通常大当り用予告内容を、大当りの発生する確率の高い高確率予告画像と、大当りの発生する確率の低い低確率予告画像とを含むように構成する。たとえば、高確率予告画像を2種類の予告画像で構成する場合、全体の80%が予告画像Aで残りの20%が予告画像Bとなるように構成する。一方、低確率予告画像は、全体の80%が予告画像Bで残りの20%が予告画像Aとなるように構成する。
このように構成すれば、演出制御用CPU22がS56において高確率予告画像の中から1つの予告画像を選択する場合、予告画像Aを選択する確率が予告画像Bを選択する確率よりも高くなる。また、逆に、S63において低確率画像の中から1つの予告画像を選択する場合、予告画像Bを選択する確率が予告画像Aを選択する確率よりも高くなる。つまり、何れかの保留テーブルに通常大当りの判定結果が格納されている場合は、予告画像Aが選択される確率が高くなり、実際に大当り遊技が終了した以降に再度通常大当りが発生するため、遊技者は、大当り遊技期間中に予告画像Aを見ることにより、大当り遊技終了以降の再度通常大当りが発生する確率が高いことを学習することになる。
また、演出制御用CPU22がS59において抽選で選択可能な確変大当り用予告内容についても上記の通常大当り用予告内容と同じように確変用の高確率予告画像および低確率予告画像の構成比率を設定することができ、大当り遊技期間中に表示された確変用の高確率予告画像を見た遊技者は、大当り遊技終了以降の再度確変大当りが発生する確率が高いことを学習することになる。
上述したように、第2実施形態のパチンコ機を実施すれば、高確率予告画像が大当り遊技期間中に表示されたときは、大当り遊技期間が終了した以降に再度大当りが発生する確率が高いため、そのことを学習している遊技者は、その予告画像が大当り遊技期間中に表示されると、大当り遊技期間が終了した以降に再度大当りが発生することを期待し、大当り遊技期間が終了しても遊技を継続する可能性が高くなる。
なお、上述した第2実施形態のパチンコ機が、この特許出願の請求項3に係るパチンコ機に対応する。
〈第3実施形態〉
次に、この発明の第3実施形態について説明する。この実施形態のパチンコ機は、予告画像の種類および抽選方法以外は、前述の第1実施形態のパチンコ機1と同一であるため、同一部分の説明を省略する。
演出制御用CPU22は、当該大当り遊技期間が実行されることになった契機となる大当りが、連続して大当りとなる確率の高い大当りであったときに、大当り遊技期間中に予告画像を表示するか否かの抽選を行うようにすることもできる。たとえば、大当りの種類が、実行可能な最大のラウンド数が2ラウンドであり、かつ、確変であるような場合は、実行可能な最大のラウンド数が多い(たとえば、14ラウンドなど)大当りよりも連続して大当りが発生する確率が高くなるように設定される。
このように設定されている場合、遊技者は、当該大当り遊技期間中に予告画像が表示され、かつ、第2ラウンドで大当り遊技が終了すると、当該大当り遊技期間中に見た予告画像は、連続大当りの発生を予告するものではないかと容易に推測することができる。
したがって、遊技者は、大当り遊技期間が終了した以降に再度大当りが高い確率で発生することを期待し、大当り遊技期間が終了しても遊技を継続する可能性が高くなる。
〈他の実施形態〉
(1)大当り遊技中演出処理(図8)のS52において判定の対象となる第1保留数U1は、3個でも良いし2個でも良い。また、1個以上か否かを判定しても良い。S53において判定の対象となる第2保留数U2についても同様である。
(2)大当り遊技中演出処理(図8)のS52において判定の対象となる第1保留数U1およびS53において判定の対象となる第2保留数U2は、大当り遊技期間中に発生したものだけを対象にしても良い。
1・・パチンコ機、12・・主制御用CPU、14・・主制御用RAM、
14a・・第1保留テーブル、14b・・第2保留テーブル、53・・第1始動口、
59・・第2始動口、52・・演出表示装置、55・・第1特別図柄表示装置、
56・・第2特別図柄表示装置、57・・変動入賞装置、57a・・大入賞口、
U1・・第1保留数、U2・・第2保留数。

Claims (5)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技盤に設けられた始動口と、
    遊技球を前記遊技領域へ発射する発射装置と、
    前記発射装置により発射された遊技球が前記始動口を通過したことを検出するスイッチと、
    前記スイッチがオンしたときに大当りか否かを判定する判定手段と、
    前記スイッチがオンしたときに複数の図柄の変動表示を開始し、その変動表示が終了したときに前記判定手段の判定結果に対応する図柄を確定表示する表示装置と、
    前記表示装置が前記複数の図柄の変動表示を終了したときに大当り図柄を確定表示した場合に大入賞口を開閉する入賞装置と、
    前記表示装置が前記複数の図柄を変動表示しているときおよび前記入賞装置が前記大入賞口を開閉する動作を行っているときに前記スイッチがオンした場合は、そのオンした回数を格納し、かつ、オンした順位と前記判定手段の判定結果とを対応付けて格納する格納手段と、を備えており、
    前記表示装置は、前記複数の図柄の変動表示を開始してから終了するまでを1回の変動表示とした場合に前記格納手段に格納されている回数分の変動表示を可能であり、かつ、前記入賞装置が前記大入賞口を開閉する動作を行っている期間は前記変動表示を行わないで所定の演出画像を表示するように構成されてなるパチンコ機において、
    前記入賞装置が前記大入賞口を開閉する動作を行っている期間を大当り遊技期間とし、前記表示装置が前記大当り図柄を確定表示する可能性を示唆する画像を予告画像とすると、
    前記大当り遊技期間中に前記格納手段に格納されている前記回数が1以上の場合に、前記予告画像を当該大当り遊技期間中に表示するか否かを抽選する第1の抽選手段と、
    前記第1の抽選手段により、前記予告画像を当該大当り遊技期間中に表示すると抽選された場合に、前記予告画像を複数種類の予告画像の中から抽選で選択し、かつ、前記予告画像を表示するタイミングを複数のタイミングの中から抽選で選択する第2の抽選手段と、を備えており、
    前記表示装置は、
    当該大当り遊技期間中に前記第2の抽選手段により抽選された種類の予告画像を前記第2の抽選手段により抽選されたタイミングで表示することを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記第1の抽選手段により、前記予告画像を当該大当り遊技期間中に表示すると抽選される確率が、前記格納手段に大当りの判定結果が少なくとも1つ以上格納されている場合の方が、前記大当りの判定結果が1つも格納されていない場合よりも高くなるように設定されてなることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 前記複数種類の予告画像は、前記表示装置が前記大当り図柄を確定表示する確率の高い高確率予告画像と、前記表示装置が前記大当り図柄を確定表示する確率の低い低確率予告画像とを含んでおり、
    前記第2の抽選手段は、
    前記格納手段に大当りの判定結果が少なくとも1つ以上格納されている場合は、前記高確率予告画像の中から所定の高確率予告画像を抽選で選択し、かつ、前記格納手段に前記大当りの判定結果が1つも格納されていない場合は、前記低確率予告画像の中から所定の低確率予告画像を抽選で選択することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパチンコ機。
  4. 前記第2の抽選手段は、
    前記格納手段に大当りの判定結果が少なくとも1つ以上格納されている場合は、前記予告画像を表示するタイミングとして当該大当り遊技期間の終盤のタイミングを選択することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載のパチンコ機。
  5. 前記第1の抽選手段は、
    当該大当り遊技期間が実行されることになった契機となる大当りが、連続して大当りとなる確率の高い大当りであったときに前記抽選を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載のパチンコ機。
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