JP2010273761A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技球が始動入賞口に入賞することを契機に大当たり抽選を行い、大当たり抽選結果を示唆する演出を演出装置により行う遊技機において、
複数の演出の中から何れかの演出を遊技者が選択することができる選択手段と、演出装置にて実行される演出の組合せを示す複数の演出パターンと、始動入賞口への入賞を契機に制御装置による抽選によって取得される演出パターンの中に選択手段により選択された演出と一致する演出が存在するか否かを判定する判定手段とを備え、大当たり抽選により大当たりと判定され、且つ取得された演出パターンの中に選択された演出と一致する演出が存在すると判定された場合に、その取得された演出パターンに加えて、大当たり確定を示唆する特定の演出を大当たり抽選結果の確定報知前に行なう。
【選択図】図3
Description
複数の演出の中から何れかの演出を遊技者が選択することができる選択手段と、
前記演出装置にて実行される演出の組合せを示す複数の演出パターンと、
前記始動入賞口への入賞を契機に制御装置による抽選によって取得される前記演出パターンの中に前記選択手段により選択された演出と一致する演出が存在するか否かを判定する判定手段とを備え、
前記大当たり抽選により大当たりと判定され、且つ取得された演出パターンの中に前記選択された演出と一致する演出が存在すると判定された場合に、その取得された演出パターンに加えて、大当たり確定を示唆する特定の演出を大当たり抽選結果の確定報知前に行なうことを特徴とする。
前記演出パターンが図柄の変動表示態様を表す変動パターンであり、
前記選択手段により選択される演出が図柄リーチ演出であることを特徴とするものである。
この遊技機は、大当たり確定を示唆する特定の演出(プレミア演出)が発生した場合における前記特定の演出以外の演出を、特定の演出が実行される前までに遊技者が選択手段によって選択可能に設けられており、大当たりとなる変動において遊技者の好みに合わせた演出の展開を実行することができ、遊技の興趣を高めることが可能である。
この遊技機は、大当たり確定を示唆する特定の演出(プレミア演出)が発生した場合におけるリーチ演出を、特定の演出が実行される前までに遊技者が選択手段によって選択可能に設けられており、大当たりとなる変動において遊技者の好みに合わせた演出の展開を実行することができ、遊技の興趣を高めることが可能である。
普通図柄表示器25は、ゲート14での遊技球の通過を契機として後記メイン制御基板50で行なわれる普通図柄当否抽選に基づいて、例えば、「〇」(当り図柄)又は「×」(ハズレ図柄)の普通図柄を変動表示可能に設けられている。普通図柄表示器25の上方には、普通図柄保留ランプ26を設けている。ゲート14への遊技球の通過数は後記メイン制御基板50のRAM50cに4個を上限として記憶され、普通図柄保留ランプ26は、RAM50cに記憶される数が増える度に点灯数を1ずつ増やし、普通図柄表示器25での変動表示が開始されるごとに保留記憶数を1ずつ減らし、点灯数も1ずつ減らすように設けられている。なお、この実施例では、3個のランプ26の点灯状態を変更することにより0〜4個の保留記憶数を表示可能に設けられている。因みに、保留記憶数が記憶上限の4個である場合には、ランプ26が全灯状態とされる。
(電子制御部)
図2に示すように、電子制御部は、ハード及びソフトウェアーの制御を司る基本回路が設けられたメイン制御基板50と、同制御基板50にインターフェースを介して接続されたサブ制御基板60とからなる。メイン制御基板50は、CPU50a、CPU50aが実行する大当たり乱数・大当たり図柄乱数・リーチ乱数等の各種乱数発生手段、大当たり判定制御・大当たり動作制御・判定手段等の各種制御プログラム、図6に示す変動パターンテーブルを記憶させたROM50b、CPU50aにより制御プログラムが実行されるときに適宜書き換えられる各種乱数値等の情報を記憶させるRAM50cから構成されている。
因みに、変動パターンは、CPU50aにより抽選される変動パターン振り分け用乱数に基づいて決定される。
そして、それらの制御基板には、図示しないCPU、ROM及びRAMを夫々備えており、図柄表示、リーチ演出等の遊技に伴う処理制御を適時に行うように設けられている。
メイン制御基板50のCPU50aにより特別図柄処理が行なわれ、その特別図柄処理のサブルーチンプログラムにおいて変動パターン選択処理が行なわれる。これらの処理の実行に先立ち、CPU50aにより始動口スイッチ処理のサブルーチンプログラムが実行される。始動口スイッチ処理では、第1始動口16及び/又は第2始動口18aへの遊技球の入賞を契機に大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数が夫々取得されてメイン制御基板50のRAM50cに格納される。
図4は、特別図柄処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。
ステップS(以下、「S」という)71において、CPU50aにより現在進行中の遊技状態が大当たり状態であるか否かが判定される。大当たり状態でない場合にはS72に進み(S71,No)、特別図柄が変動表示中であるか否かが判定される。他方、大当たり状態であれば(S71,Yes)、特別図柄処理が実行されずにサブルーチンプログラムは終了する。
そして、変動時間が終了しておれば(S82,Yes)、メイン制御基板50のCPU50aが変動停止コマンドをセットし、これを演出制御基板62に出力する。その変動停止コマンドの指令により特別図柄表示器及び液晶表示部6における変動表示が停止される(S84)。ついで、S85においてRAM50cに記憶された変動時間がリセットされ、S86において、変動停止に伴う処理が実行される。
S91において、特別図柄処理のS78にて取得された変動パターンを示すコマンドが演出制御基板62に受信されているか否かが判定される。そして、変動パターンのコマンドが受信されている場合には(S91,Yes)、S92に進み当該変動パターンが大当たり変動パターンであるか否かが判定される。大当たり変動パターンであれば(S92,Yes)、S93において、遊技状態が通常遊技であるか否かが判別される。
6・・・液晶表示部
16・・・第1始動口(始動入賞口)
18a・・・第2始動口(始動入賞口)
50・・・メイン制御基板
60・・・サブ制御基板
62・・・演出制御基板
Claims (2)
- 遊技球が始動入賞口に入賞することを契機に大当たり抽選を行い、大当たり抽選結果を示唆する演出を演出装置により行う遊技機において、
複数の演出の中から何れかの演出を遊技者が選択することができる選択手段と、
前記演出装置にて実行される演出の組合せを示す複数の演出パターンと、
前記始動入賞口への入賞を契機に制御装置による抽選によって取得される前記演出パターンの中に前記選択手段により選択された演出と一致する演出が存在するか否かを判定する判定手段とを備え、
前記大当たり抽選により大当たりと判定され、且つ取得された演出パターンの中に前記選択された演出と一致する演出が存在すると判定された場合に、その取得された演出パターンに加えて、大当たり確定を示唆する特定の演出を大当たり抽選結果の確定報知前に行なうことを特徴とする遊技機。 - 前記大当たり抽選結果を示唆する演出が、複数の図柄の変動表示を用いて構成され、
前記演出パターンが図柄の変動表示態様を表す変動パターンであり、
前記選択手段により選択される演出が図柄リーチ演出であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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