JP2010273761A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の演出が発生する場合における特定の演出以外の演出を遊技者が予め選択可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】遊技球が始動入賞口に入賞することを契機に大当たり抽選を行い、大当たり抽選結果を示唆する演出を演出装置により行う遊技機において、
複数の演出の中から何れかの演出を遊技者が選択することができる選択手段と、演出装置にて実行される演出の組合せを示す複数の演出パターンと、始動入賞口への入賞を契機に制御装置による抽選によって取得される演出パターンの中に選択手段により選択された演出と一致する演出が存在するか否かを判定する判定手段とを備え、大当たり抽選により大当たりと判定され、且つ取得された演出パターンの中に選択された演出と一致する演出が存在すると判定された場合に、その取得された演出パターンに加えて、大当たり確定を示唆する特定の演出を大当たり抽選結果の確定報知前に行なう。
【選択図】図3

Description

本発明は、特定の演出(プレミア演出)が発生する場合に特定の演出以外の演出を遊技者が選択可能な遊技機に関する。
従来、遊技機として一般的なパチンコ機では、遊技球が始動入賞口(「始動口」ともいう)に入賞することを契機に抽選が行なわれて図柄表示装置の表示部に3列の装飾図柄(数字、キャラクター等)が変動表示され、停止表示した2列の装飾図柄が同じ所定図柄の組み合わせのときにリーチ状態となり、その状態から停止表示した3列の装飾図柄が同じ所定図柄である場合に特定遊技状態(大当たり)が発生して大入賞装置(いわゆる「アタッカー」)の大入賞口を開放することにより、遊技者に多量の遊技球を獲得する機会を付与するようにされている。かかるパチンコ機では、遊技球を遊技領域に打ち込んで入賞口に入賞させる球落としゲームと、遊技球が始動入賞口に入賞することにより開始される図柄組み合わせゲームとが一連の遊技として行なわれる。
最近のパチンコ機では、遊技の興趣を高めるために、図柄表示装置の表示部に表示される多様な装飾図柄、画像やシーンを遊技状態や遊技の進行状況に合わせて変動表示する演出が行なわれている。大当たりまでの遊技の進行状況については、例えば、変動表示の開始からリーチ(ノーマルリーチ)、リーチからスーパーリーチ、スーパーリーチから大当たりへと展開する場合などがある。また、各々のリーチが生起する前兆となる予告演出を行なう機種もある。スーパーリーチは、ノーマルリーチよりも大当たりの期待度が高いリーチをいうが、大当たりが確定している場合であってもよい。
特許文献1の遊技機においては、遊技者が遊技演出の予告(発生頻度、内容)を予告選択手段により選択可能とし、選択された予告と演出用パターンを統括制御基板により読み出し、その演出用パターンに基づいて図柄表示やランプ等による遊技の演出を行うという技術が開示されている。この遊技機では、リーチ予告、大当たり予告、スーパーリーチ予告等の遊技演出の予告演出の態様を選択することになるが、あくまでもどの予告演出を行なうか否かの選択行為に過ぎず、遊技上の意外性に欠けると思われる。
特許文献2の遊技機においては、通常の大当たり終了後の演出において、遊技者により携帯電話等により撮影される画像(プレミアムキャラクタ)の表示をするか否かを遊技者にスイッチ操作によって選択させる機能を備えており、Yesの場合には、撮影画像の表示を行い、Noの場合には、プレミアム用の大当たり終了演出を行なうことなく通常の遊技に移行させるという技術が開示されている。撮影可能期間と撮影画像の表示については、大当たり終了後の演出に限定され、表示手段により表示される撮影対象画像も所定数に限られることから、何度か遊技をする内に興味が減退してしまい、撮影や送信などの操作が煩わしくなる。他方、Noを選択した場合には、プレミアム用の大当たり終了演出が行なわれないため遊技が単調になるきらいがある。また、この遊技機においては、遊技者が携帯電話を所持していないときには全く機能しないので、遊技者の意思が遊技に反映されないという不都合を有する。
特開2004−195020号公報 特開2005−27897号公報
本発明の目的は、特定の演出が発生する場合における特定の演出以外の演出を遊技者が予め選択可能な遊技機を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、遊技球が始動入賞口に入賞することを契機に大当たり抽選を行い、大当たり抽選結果を示唆する演出を演出装置により行う遊技機において、
複数の演出の中から何れかの演出を遊技者が選択することができる選択手段と、
前記演出装置にて実行される演出の組合せを示す複数の演出パターンと、
前記始動入賞口への入賞を契機に制御装置による抽選によって取得される前記演出パターンの中に前記選択手段により選択された演出と一致する演出が存在するか否かを判定する判定手段とを備え、
前記大当たり抽選により大当たりと判定され、且つ取得された演出パターンの中に前記選択された演出と一致する演出が存在すると判定された場合に、その取得された演出パターンに加えて、大当たり確定を示唆する特定の演出を大当たり抽選結果の確定報知前に行なうことを特徴とする。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記大当たり抽選結果を示唆する演出が、複数の図柄の変動表示を用いて構成され、
前記演出パターンが図柄の変動表示態様を表す変動パターンであり、
前記選択手段により選択される演出が図柄リーチ演出であることを特徴とするものである。
(請求項1の発明)
この遊技機は、大当たり確定を示唆する特定の演出(プレミア演出)が発生した場合における前記特定の演出以外の演出を、特定の演出が実行される前までに遊技者が選択手段によって選択可能に設けられており、大当たりとなる変動において遊技者の好みに合わせた演出の展開を実行することができ、遊技の興趣を高めることが可能である。
(請求項2の発明)
この遊技機は、大当たり確定を示唆する特定の演出(プレミア演出)が発生した場合におけるリーチ演出を、特定の演出が実行される前までに遊技者が選択手段によって選択可能に設けられており、大当たりとなる変動において遊技者の好みに合わせた演出の展開を実行することができ、遊技の興趣を高めることが可能である。
本発明に係るパチンコ機の遊技盤正面図 電子制御部のブロック図 演出表示装置における初期画面の表示例 特別図柄処理を示すフローチャート 変動パターン選択処理を示すフローチャート 変動パターンテーブル 特定の演出に用いる図柄
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。
本発明に係るパチンコ機の遊技盤1を図1に示す。遊技盤1にほぼ渦巻状に配置した誘導レール2,3により囲まれる遊技領域rには、中央に配置した演出表示装置5の液晶表示部(表示部)6、誘導釘10、風車11、普通入賞口12、アウト球口13等が設けられている。液晶表示部6の左方には、遊技球が通過可能なゲート14を配置している。ゲート14には、遊技球の通過を検出する検出スイッチ(図示せず)を備えている。
演出表示装置5の前面下部には、左方に配置された入球口8に流入してワープ通路7から飛び出した遊技球を転動させて下方へ落下させるように誘導するステージ9を設けている。ステージ9の上面はやや前方に緩やかに傾斜するように形成され、その中央に誘導された遊技球が真下に落下したときに第1始動口(始動入賞口)16に入賞し易いように設けられている。
液晶表示部6の下方には、遊技球が入賞可能な第1始動口16が配置されている。第1始動口16は、後記第1特別図柄表示器27の特別図柄を変動表示させる契機となる入賞口であり、入賞した遊技球の通過を検出する検出スイッチ(図示せず)を備えている。第1始動口16の直下方には、始動入賞装置(いわゆる「電動チューリップ」)18が配置されている。
始動入賞装置18は、図示しないソレノイドの駆動により左右一対の羽根19を起立させて遊技球を入りにくくする閉じた状態と、一対の羽根19を逆ハ字形に傾動して遊技球を入り易くする開放状態とに可変するように設けられている。始動入賞装置18は、後記第2特別図柄表示器29の特別図柄を変動表示させる契機となる第2始動口(始動入賞口)18aでもあり、入賞した遊技球の通過を検出する検出スイッチ(図示せず)を備えている。
21は始動入賞装置18の下方に配置された大入賞装置である。大入賞装置21は、図示しないソレノイドの駆動により横長矩形状の扉22を前後方向に揺動して大入賞口21aを開閉作動するように設けられ、通常時には扉22を起立させて大入賞口21aを閉鎖するように設けられている。他方、遊技中に特定遊技状態(大当たり)が発生した場合には、ソレノイドの駆動により扉22を前方へ傾動させて大入賞口21aを開放し、遊技領域に打ち込まれて流下した遊技球が扉22の上面で受け止められた場合に大入賞口21aの内方に形成した誘導室(図示せず)に当該遊技球を誘導するように設けられている。その誘導室に連通する排出通路(図示せず)には、入賞した遊技球の通過を検出する検出スイッチ(図示せず)を備えている。
遊技領域rの外側の右下隅には、普通図柄表示器25、第1特別図柄表示器27及び第2特別図柄表示器29を設けている。
普通図柄表示器25は、ゲート14での遊技球の通過を契機として後記メイン制御基板50で行なわれる普通図柄当否抽選に基づいて、例えば、「〇」(当り図柄)又は「×」(ハズレ図柄)の普通図柄を変動表示可能に設けられている。普通図柄表示器25の上方には、普通図柄保留ランプ26を設けている。ゲート14への遊技球の通過数は後記メイン制御基板50のRAM50cに4個を上限として記憶され、普通図柄保留ランプ26は、RAM50cに記憶される数が増える度に点灯数を1ずつ増やし、普通図柄表示器25での変動表示が開始されるごとに保留記憶数を1ずつ減らし、点灯数も1ずつ減らすように設けられている。なお、この実施例では、3個のランプ26の点灯状態を変更することにより0〜4個の保留記憶数を表示可能に設けられている。因みに、保留記憶数が記憶上限の4個である場合には、ランプ26が全灯状態とされる。
普通図柄表示器25における図柄が当り図柄「〇」の場合には、始動入賞装置18の羽根19を所定回数(例えば、1回)、所定時間(例えば、0.15秒)だけ逆ハ字形に開いて遊技球が第2始動口18aに入賞する機会を付与するように制御される。
第1特別図柄表示器27は、第1始動口16での遊技球の入賞を契機としてメイン制御基板50で行なわれる大当たり抽選に基づいて、例えば、7セグメントLEDにより0〜9の数字を変動表示可能に設けられている。第1特別図柄表示器27で特別図柄の変動表示が行なわれているとき、これと同期して演出表示装置5で演出表示を実行させることにより遊技の進行状況を遊技者に理解し易くすると共に遊技を盛り上げるようにしている。そして、第1特別図柄表示器27において大当たり図柄(例えば、「7」)が停止表示されたときに、演出表示装置5の液晶表示部6に大当たりを想起させるような装飾図柄の組み合わせ(例えば、「7,7,7」)が停止表示される。
第1特別図柄表示器27から左方へ少し離れた箇所には、第1始動口16に入賞した遊技球の保留記憶数を表示する第1特別図柄保留ランプ28が設けられている。第1始動口16への遊技球の入賞数は後記メイン制御基板50のRAM50cに4個を上限として記憶され、第1特別図柄保留ランプ28は、RAM50cに記憶される数が増える度に点灯数を1つずつ増やし、第1特別図柄表示器27での特別図柄の変動表示が開始されるごとに保留記憶数を1つずつ減らし、点灯数も1つずつ減るように設けられている。なお、この実施例では、3個のランプ28の点灯状態を変更することにより0〜4個の保留記憶数を表示可能に設けられている。
第2特別図柄表示器29は、第2始動口18aでの遊技球の入賞を契機としてメイン制御基板50で行なわれる大当たり抽選に基づいて、例えば、7セグメントLEDにより0〜9の数字を変動表示可能に設けている。第2特別図柄表示器29にて特別図柄の変動表示が行なわれているとき、これと同期して演出表示装置5において装飾図柄の変動表示を開始させることなどに関しては前記第1特別図柄表示器27における作用と同じである。
第1特別図柄保留ランプ28の下方には、第2始動口18aに入賞した遊技球の保留記憶数を表示する第2特別図柄保留ランプ30が設けられている。第2特別図柄保留ランプ30の構成と作用については、第1特別図柄保留ランプ28の構成と作用に準ずるので説明を省略する。
本発明に係るパチンコ機は、上記構成になるパチンコ機を前提として更に本発明の要旨である選択手段、判定手段を設けている。それらの手段については、パチンコ機の制御装置と関連して説明する。
このパチンコ機の前面には、遊技者待ち状態において液晶表示部6の初期画面に表示される複数のリーチの中から何れかのリーチを遊技者が選択することができる選択手段としての押釦(図示せず)を設ける。この押釦は、装飾図柄の変動表示中において、大当たり確定を示唆する特定の演出(プレミア)が発生した場合に遊技者の好むリーチ演出を実行するために予め何れかのリーチを選択指定させる役割を有する。なお、この押釦については、他の演出動作を行なうものと兼用した構造のもの、又は十字キーであってもよい。
上記初期画面については、図3に示すように、例えば、「Aリーチ」、「Bリーチ」、「Cリーチ」の指定部分と、リーチの指定を促すフレーズ「どれか選んでね!」を表す。
遊技者に対して大当たり確定を示唆する特定の演出としては、例えば、図7に示すマーク、図柄、人物や動物等のキャラクターを液晶表示部6に表示する方法、音声若しくはそれらを組み合わせる方法などがあげられる。
因みに、リーチ演出とは、図柄表示装置5の液晶表示部6における装飾図柄の変動中に実行する演出のうち、特に前記リーチ状態において行う演出のことをいう。リーチ演出の例として、例えば演出表示装置5の液晶表示部6に人物や動物等のキャラクターや背景画像を表示し、また、通常と異なるランプの点滅作動や効果音、音声の発生などを実行させることが考えられる。
つぎに、本発明のかかるパチンコ機の電子制御部と遊技制御の一部について説明する。
(電子制御部)
図2に示すように、電子制御部は、ハード及びソフトウェアーの制御を司る基本回路が設けられたメイン制御基板50と、同制御基板50にインターフェースを介して接続されたサブ制御基板60とからなる。メイン制御基板50は、CPU50a、CPU50aが実行する大当たり乱数・大当たり図柄乱数・リーチ乱数等の各種乱数発生手段、大当たり判定制御・大当たり動作制御・判定手段等の各種制御プログラム、図6に示す変動パターンテーブルを記憶させたROM50b、CPU50aにより制御プログラムが実行されるときに適宜書き換えられる各種乱数値等の情報を記憶させるRAM50cから構成されている。
メイン制御基板50には、第1始動口16、第2始動口18aに入賞した遊技球を検出する各検出スイッチ、ゲート14への遊技球の通過を検出する検出スイッチ、大入賞口21aへの遊技球の通過を検出する検出スイッチ、第1特別図柄表示器27、第1特別図柄保留ランプ28、第2特別図柄表示器29、第2特別図柄保留ランプ30、普通図柄表示器25、普通図柄保留ランプ26等がインターフェース(図示せず)を介して接続されている。
なお、リーチの種類としては、前述したようにノーマルリーチ、スーパーリーチ、プレミアリーチがあり、スーパーリーチはノーマルリーチよりも大当たり期待度が高いリーチである。また、プレミアリーチは、極めて稀に発生する大当たり確定を示唆するリーチである。
「変動パターン」とは、特別図柄及び装飾図柄の変動表示における遊技演出の基本となるパターンを示し、遊技演出時間を特定することができるものをいう。本実施例に使用する図6に示す変動パターンのテーブルは、メイン制御基板50のROM50bに記憶されている。
図6に示す変動パターンテーブルには1〜6の変動パターンを表しており、変動パターン毎に演出内容と変動時間とが設定されている。それによれば、変動パターン3では、演出内容:Bリーチ→ハズレ、変動時間:30秒、変動パターン4では、演出内容:Aリーチ→大当たり、変動時間:40秒、変動パターン6では、演出内容:Cリーチ→大当たり、変動時間:50秒とされている。
因みに、変動パターンは、CPU50aにより抽選される変動パターン振り分け用乱数に基づいて決定される。
サブ制御基板60には、遊技球が各種入賞口に入賞した場合に景品球を払い出す賞球払出モータを制御する払出制御基板61、画像制御基板63、音声制御基板64とランプ制御基板65を制御する演出制御基板62を備え、画像制御基板63により制御される図柄表示装置5の液晶表示部6、音声制御基板64により制御されるスピーカ、ランプ制御基板65により制御される報知ランプ・装飾ランプが接続されている。また、演出制御基板62には、所望のリーチを遊技者により選択指定するための前記押釦を接続している。
そして、それらの制御基板には、図示しないCPU、ROM及びRAMを夫々備えており、図柄表示、リーチ演出等の遊技に伴う処理制御を適時に行うように設けられている。
(遊技制御)
メイン制御基板50のCPU50aにより特別図柄処理が行なわれ、その特別図柄処理のサブルーチンプログラムにおいて変動パターン選択処理が行なわれる。これらの処理の実行に先立ち、CPU50aにより始動口スイッチ処理のサブルーチンプログラムが実行される。始動口スイッチ処理では、第1始動口16及び/又は第2始動口18aへの遊技球の入賞を契機に大当たり乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数が夫々取得されてメイン制御基板50のRAM50cに格納される。
(特別図柄処理)
図4は、特別図柄処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。
ステップS(以下、「S」という)71において、CPU50aにより現在進行中の遊技状態が大当たり状態であるか否かが判定される。大当たり状態でない場合にはS72に進み(S71,No)、特別図柄が変動表示中であるか否かが判定される。他方、大当たり状態であれば(S71,Yes)、特別図柄処理が実行されずにサブルーチンプログラムは終了する。
特別図柄が変動表示中でない場合には(S72,No)、S73において、RAM50cに記憶された第2始動口18aへの入賞に伴う保留記憶数が1以上であるか否かがCPU50aにより判定され、保留記憶数が1以上であれば(S73,Yes)、RAM50cの保留記憶数を1減らしてS77に進む。他方、RAM50cに第2始動口18aの保留記憶がない場合には(S73,No)、S75に進んで第1始動口16の保留記憶数が1以上であるか否かがCPU50aにより判定される。第1始動口16の保留記憶数が1以上であれば(S75,Yes)、RAM50cの保留記憶数を1減らしてS77に進む。他方、第1始動口16の保留記憶がない場合には(S75,No)、サブルーチンプログラムは終了する。
S77では、前述した第1始動口16及び/又は第2始動口18aへの遊技球の入賞を契機に取得された大当たり乱数に基づきCPU50aにより大当たりの判定処理が行なわれる。この大当たりの判定処理については、図示しない別途に設けられるサブルーチンプログラムに基づき実行される。
なお、第1始動口16と第2始動口18aの何れについてもRAM50cに保留記憶がある場合には、第2始動口18a、言い換えれば第2特別図柄表示器29の方から特別図柄の変動表示が優先して行なわれる。そして、第2始動口18aの保留記憶数に基づく変動表示動作が全て消化された後に、第1始動口16に対応する第1特別図柄表示器27の特別図柄の変動表示を開始するように処理制御される。
S78では、CPU50aにより抽選される変動パターン振り分け用乱数に基づいて図6に示す変動パターンテーブルの中から変動パターンを決定し、その決定された変動パターンがRAM50cに記憶される。S79において、CPU50aはS78により決定された変動パターンを実行開始すべく変動開始コマンドをセットし、演出制御基板62に変動開始コマンドを出力する。
ついで、決定された変動パターンに基づいて特別図柄表示器においては特別図柄の変動表示、液晶表示部6においては装飾図柄の変動表示がそれぞれ同期して開始され(S80)、その変動表示時間の計測が図示しないタイマーによって開始される(S81)。
他方、特別図柄が変動表示中である場合には(S72,Yes)、S82において変動時間が終了したか否かが判定される。
そして、変動時間が終了しておれば(S82,Yes)、メイン制御基板50のCPU50aが変動停止コマンドをセットし、これを演出制御基板62に出力する。その変動停止コマンドの指令により特別図柄表示器及び液晶表示部6における変動表示が停止される(S84)。ついで、S85においてRAM50cに記憶された変動時間がリセットされ、S86において、変動停止に伴う処理が実行される。
他方、変動時間が終了していない場合には(S82,No)、サブルーチンプログラムは終了する。
図5は、サブ演出選択処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャートである。
S91において、特別図柄処理のS78にて取得された変動パターンを示すコマンドが演出制御基板62に受信されているか否かが判定される。そして、変動パターンのコマンドが受信されている場合には(S91,Yes)、S92に進み当該変動パターンが大当たり変動パターンであるか否かが判定される。大当たり変動パターンであれば(S92,Yes)、S93において、遊技状態が通常遊技であるか否かが判別される。
他方、大当たり変動パターンでない場合には(S92,No)、S98に進み、演出制御基板62のROMに格納された通常テーブルから液晶表示部6に表示する画像、音声制御基板64で実行する音声パターンを選択し、S99に進む。
S94において、遊技者により遊技者待ち状態において液晶表示部6の初期画面に表示される複数のリーチの中から何れかのリーチが押釦操作によって選択され、その選択されたことを示すリーチ選択フラグが立てられているか否かが判定される。そして、リーチ選択フラグが立てられている場合には(S94,Yes)、CPU50aの判定手段により前記抽選によって取得された乱数・変動パターンの中に選択されたリーチと一致するリーチが存在するか否かが比較・判定される。他方、リーチ選択フラグが立てられていない場合には(S94,No)、S98に進み、通常テーブルから液晶表示部6に表示する画像、音声制御基板64で実行する音声パターンが選択されてS99に進む。
S96において、遊技者によって選択されたリーチと一致するリーチが、取得された変動パターンの中に存在する場合には、S97に進んで演出制御基板62のROMに格納された特別テーブルから液晶表示部6に表示する画像、音声制御基板64で実行する音声パターンが選択される。ついで、大当たりが発生するリーチパターン、即ち、図6の変動パターンテーブル中の変動パターン4又は変動パターン6により、液晶表示部6においてAリーチ又はCリーチの装飾図柄変動表示が開始され(S99)、その図示しないタイマーにより変動時間の計測が開始される。
しかして、図7に示すマークを液晶表示部6に適時に出現させる特定の演出(プレミア)が、演出制御基板のCPUの指令により装飾図柄の変動停止前に適時に行なわれる。このマークが突然出現することにより、遊技者は大当たりが生起することを確信し、以後の遊技の展開にますます興味を駆り立てられることとなる。
また、メイン制御基板50のRAM50cに記憶された変動パターンのコマンドが演出制御基板62に受信されていない場合には(S91,No)、サブルーチンプログラムは終了する。
S96において、取得された変動パターンの中に選択されたリーチと一致するリーチが存在しない場合には、通常テーブルから液晶表示部6に表示する画像、音声制御基板64で実行する音声パターンが選択されてS99に進む。
また、本実施形態では、大当たり当選時に実行するリーチ演出のみを選択可能な構成としたが、例えば大当たりに当選するまでに展開されるリーチ演出を複数選択可能な構成としてもよい。この変形例によれば、大当たり当選までに展開されるリーチ演出が遊技者の予め選択していたリーチ演出と合致していた場合において、大当たり当選時に特定の演出(プレミア)を行うことになり、より遊技者の好みに合わせた演出の展開を実行することができて、遊技の興趣を高めることが可能である。
以上の通り、このパチンコ機によれば、プレミア演出が発生した場合のリーチ演出を遊技者がリーチ演出前に押釦を操作することにより選択可能に設けられており、大当たりとなる変動において遊技者の好みに合わせた遊技の展開をすることができ、遊技の興趣を高めることが可能である。
5・・・演出表示装置
6・・・液晶表示部
16・・・第1始動口(始動入賞口)
18a・・・第2始動口(始動入賞口)
50・・・メイン制御基板
60・・・サブ制御基板
62・・・演出制御基板

Claims (2)

  1. 遊技球が始動入賞口に入賞することを契機に大当たり抽選を行い、大当たり抽選結果を示唆する演出を演出装置により行う遊技機において、
    複数の演出の中から何れかの演出を遊技者が選択することができる選択手段と、
    前記演出装置にて実行される演出の組合せを示す複数の演出パターンと、
    前記始動入賞口への入賞を契機に制御装置による抽選によって取得される前記演出パターンの中に前記選択手段により選択された演出と一致する演出が存在するか否かを判定する判定手段とを備え、
    前記大当たり抽選により大当たりと判定され、且つ取得された演出パターンの中に前記選択された演出と一致する演出が存在すると判定された場合に、その取得された演出パターンに加えて、大当たり確定を示唆する特定の演出を大当たり抽選結果の確定報知前に行なうことを特徴とする遊技機。
  2. 前記大当たり抽選結果を示唆する演出が、複数の図柄の変動表示を用いて構成され、
    前記演出パターンが図柄の変動表示態様を表す変動パターンであり、
    前記選択手段により選択される演出が図柄リーチ演出であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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