JP2010270785A - 液封入式防振装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1取付具10と第2取付具12を連結するゴム状弾性体からなる防振基体14と、防振基体との間で液体封入室18を形成する第1ダイヤフラム16と、第1ダイヤフラムを挟んで液体封入室18と反対側に配されたアクチュエータ20とを備えた液封入式防振装置において、アクチュエータ20の収容空間40を形成する椀状部材24の壁部24Bに可撓性のゴム状弾性膜からなる第2ダイヤフラム62を設けて、第2ダイヤフラムの撓み変形により、収容空間40内の空気の熱膨張による圧力の上昇を抑える。
【選択図】図1
Description
第1実施形態に係る液封入式防振装置について、図1及び2に基づいて説明する。この液封入式防振装置は、自動車のエンジンマウントとして組付けられる能動型液封入式防振装置である。
第2実施形態に係る液封入式防振装置について、図3及び4に基づいて説明する。この液封入式防振装置は、自動車のエンジンマウントとして組付けられる能動型液封入式防振装置であり、基本的な構造は第1実施形態と同様であり、以下相違点について説明する。
図5は第3実施形態に係る液封入式防振装置を示したものである。第3実施形態は、液体封入室18内に液体を注入するための注入孔66の構成が上記第2実施形態とは異なる。即ちこの例では、注入孔66は、上側の第1取付具10に設けられている。詳細には、第1取付具10は、平板状をなしており、その中央部に注入孔66が設けられ、防振基体14には、注入孔66を主液室18Aに接続するための通路90が陥没形成されている。
上記実施形態では、第1ダイヤフラム16の内側に別途加振板32を設けたが、第1ダイヤフラム16に加振板32を一体に設けてこれをアクチュエータ20により加振駆動するように構成してもよい。また、アクチュエータ20として、鉄心可動形の電磁石式のリニアアクチュエータを用いたが、本発明はこれに限定されず、例えばソレノイド式など、種々のアクチュエータを用いることができる。その他、一々列挙しないが、本発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の変更が可能である。
18…液体封入室、18A…主液室、18B…副液室、20…アクチュエータ
22…筒状部材、22A…開口端部
24…椀状部材、24A…開口端部、24B底壁部
30…ゴム状弾性支持部、32…加振板
36…オリフィス通路、38…オリフィス部材、38B…筒状延設部
40…アクチュエータ収容空間、42…固定子、44…可動軸
62…第2ダイヤフラム、66…注入孔、68…リベット(封止部材)
74…取付部材、74A…リング板状部、74B…折曲筒部
76…保持板、76A…外周端部
80…第1フランジ部、82…嵌合筒部、84…第2フランジ部、86かしめ用筒部
88…シム
X…軸方向、X1…軸方向外方(下方)、X2…軸方向外方(上方)
Y1…軸直角方向外方、L…軸心
Claims (6)
- 第1取付具と、
筒状をなす第2取付具と、
前記第1取付具と前記第2取付具を連結するゴム状弾性体からなる防振基体と、
前記第2取付具の軸方向において前記防振基体と対向した状態に設けられて前記第2取付具の内側に前記防振基体との間で液体封入室を形成する可撓性のゴム状弾性膜からなる第1ダイヤフラムと、
前記第1ダイヤフラムを挟んで前記液体封入室と反対側に配されて可動軸が前記第1ダイヤフラムに連結されたアクチュエータと、
を備えた液封入式防振装置において、
前記第2取付具が、前記液体封入室を内部に持つ筒状部材と、前記アクチュエータを内部に収容する椀状部材とを備えてなり、前記アクチュエータの収容空間を形成する前記椀状部材の壁部に可撓性のゴム状弾性膜からなる第2ダイヤフラムが設けられた
ことを特徴とする液封入式防振装置。 - 前記第2ダイヤフラムが前記第1ダイヤフラムよりも撓み変形しやすく設定された
ことを特徴とする請求項1記載の液封入式防振装置。 - 前記第1取付具と前記第2取付具のいずれか一方に、前記液体封入室に液体を注入するための注入孔が設けられ、前記注入孔が封止部材により閉塞された
ことを特徴とする請求項1又は2記載の液封入式防振装置。 - 前記第2取付具が、前記筒状部材と前記椀状部材を、両者の開口端部同士でかしめ固定してなり、
前記第1ダイヤフラムが、外周部に前記第2取付具に固定されるリング状の取付部材を有し、前記取付部材が、前記軸方向に垂直なリング板部と、前記リング板部の外周縁から軸方向に折曲形成された折曲筒部とを備えてなり、
前記第2取付具の前記筒状部材の開口端部が、軸直角方向外方に張り出した第1フランジ部と、前記第1フランジ部の先端から軸方向外方に延出して前記折曲筒部を内側に嵌合保持する嵌合筒部とからなり、
前記第2取付具の前記椀状部材の開口端部が、軸直角方向外方に張り出した第2フランジ部と、前記第2フランジ部の先端から軸方向外方に延出したかしめ用筒部とからなり、
前記嵌合筒部の内側に前記折曲筒部を嵌合保持し、前記折曲筒部の内側にリング状のシムを配し、更に前記アクチュエータを前記椀状部材内に吊り下げ状態に保持する保持板の外周端部を前記第2フランジ部上に重合配置した状態で、前記かしめ用筒部により前記筒状部材の開口端部を包み込むようにかしめ固定することで、前記アクチュエータの軸方向における位置決めが前記シムによってなされた
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液封入式防振装置。 - 前記防振基体と前記第1ダイヤフラムの間において前記防振基体と前記軸方向に対向した状態にゴム状弾性支持部を介して前記第2取付具側に連結された加振板が設けられ、
前記液体封入室が、前記加振板により、前記防振基体が室壁の一部をなす主液室と、前記第1ダイヤフラムが室壁の一部をなすとともにオリフィス通路を介して前記主液室と連通された副液室とに仕切り構成され、
前記可動軸が、前記第1ダイヤフラムを貫通した状態で前記第1ダイヤフラムに結合されるとともに、前記加振板に連結されて前記加振板を前記軸方向に加振駆動するよう構成された
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液封入式防振装置。 - 前記筒状部材の内周面との間で前記オリフィス通路を形成する環状のオリフィス部材が前記筒状部材の内周面に嵌着され、前記オリフィス部材の内周面に当該内周面間を塞ぐように前記第1ダイヤフラムが設けられ、前記オリフィス部材は前記筒状部材の開口端部を越えて軸方向外方に延設され、このオリフィス部材の筒状延設部に前記アクチュエータの固定子が固定されるとともに、該筒状延設部に前記椀状部材の開口端部が外嵌状態に固定されることで前記筒状部材と前記椀状部材が前記オリフィス部材を介して連結された
ことを特徴とする請求項5記載の液封入式防振装置。
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JP2009121024A JP2010270785A (ja) | 2009-05-19 | 2009-05-19 | 液封入式防振装置 |
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2009
- 2009-05-19 JP JP2009121024A patent/JP2010270785A/ja active Pending
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