JP2010270322A - 水性インクジェット記録インク及び画像形成方法 - Google Patents
水性インクジェット記録インク及び画像形成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010270322A JP2010270322A JP2010098721A JP2010098721A JP2010270322A JP 2010270322 A JP2010270322 A JP 2010270322A JP 2010098721 A JP2010098721 A JP 2010098721A JP 2010098721 A JP2010098721 A JP 2010098721A JP 2010270322 A JP2010270322 A JP 2010270322A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- ink
- image
- water
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
【解決手段】顔料、樹脂、有機溶剤及び界面活性剤を含有する水性インクジェット記録インクにおいて、該樹脂は、アルキル基の炭素数が2〜8のメタクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸メチル及び酸モノマーをコモノマーとする共重合性高分子であり、該アルキル基の炭素数が2〜8のメタクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸メチル及び酸モノマーの総質量が、樹脂全質量の80〜100質量%であり、酸価が50mgKOH/g以上、200mgKOH/g未満であり、ガラス転移温度(Tg)が20℃以上、100℃未満であり、かつ重量平均分子量(Mw)が20000以上、10万未満であることを特徴とする水性インクジェット記録インク。
【選択図】なし
Description
以下、本発明に係る樹脂の必要要件と本発明の目的との関係について説明する。
500ml四つ口フラスコに、メカニカルスターラー、窒素導入管、コンデンサー、滴下ロートをセットし、イソプロピルアルコール185gをフラスコに加え、窒素ガスをバブリングしながら加熱還流する。次いで、滴下ロートに、メタクリル酸メチル46g、メタクリル酸n−ブチル39g、メタクリル酸15g及び開始剤として、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.5gを混合溶解したものを入れ、約2時間かけ加熱還流させた状態で、滴下した。滴下後、さらに6時間加熱還流し、更に、AIBN0.05gのイソプロピルアルコール溶液を、15分かけ滴下する。この後、更に5時間加熱還流する。
本発明のインクにおいては、色材として顔料を用いる。
次に、本発明のインクに用いる溶剤について説明する。
次に、本発明のインクに用いることが好ましいシリコーン系もしくはフッ素系の界面活性剤について説明する。
次に、本発明の画像形成方法について説明する。
〔樹脂1の合成:アンモニア塩〕
500ml四つ口フラスコに、メカニカルスターラー、窒素導入管、コンデンサー、滴下ロートをセットし、イソプロピルアルコール185gをフラスコに加え、窒素ガスをバブリングしながら加熱還流した。滴下ロートに、メタクリル酸メチル46g、メタクリル酸n−ブチル39g、メタクリル酸15g及び開始剤として、アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)0.5gを混合溶解したものを入れ、約2時間かけ加熱還流させた状態で、滴下した。滴下後、さらに6時間加熱還流し、更に、AIBN0.05gのイソプロピルアルコール溶液を、15分かけ滴下した。この後さらに5時間加熱還流した。
樹脂10gを300mlの三角フラスコに秤量し、エタノール:ベンゼン=1:2の混合溶媒約50ml加えて樹脂を溶解した。次いで、フェノールフタレイン指示薬を用い、あらかじめ標定された0.1mol/Lの水酸化カリウムエタノール溶液で滴定し、滴定に用いた水酸化カリウムエタノール溶液の量から、下記計算式(1)で酸価(mgKOH/g)を求めた。なお、樹脂によって、エタノール:ベンゼン=1:2の混合溶媒約50mlに溶解しないものは、エタノール50ml、あるいは、エタノール/純水=1:1の混合溶媒約50mlのどちらか溶解するほうを選択して、他は同じ操作にて滴定を行った。
A=(B×f×5.611)/S
式中、Aは樹脂の酸価(mgKOH/g)、Bは滴定に用いた0.1mol/L水酸化カリウムエタノール溶液の量(ml)、fは0.1mol/リットル水酸化カリウムエタノール溶液のファクター、Sは、樹脂の質量(g)、5.611は、水酸化カリウムの式量(56.11/10)である。
DSC−7示差走査カロリメータ(パーキンエルマー社製)、TAC7/DX熱分析装置コントローラ(パーキンエルマー社製)を用いてTgを測定した。
重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィーを用いて測定した。
カラム: 東ソー製TSKgel G4000+2500+2000HXL
カラム温度:40℃
注入量: 100μl
検出器: RI Model 504(GLサイエンス社製)
ポンプ: L6000(日立製作所(株)製)
流量: 1.0ml/min
校正曲線: 標準ポリスチレンSTK standard ポリスチレン(東ソー(株)製)Mw=1000000〜500迄の13のサンプルによる校正曲線を使用した。13のサンプルは、ほぼ等間隔に用いる。
上記樹脂1の調製において、アルカリ中和塩基として、28%アンモニア水12.4gに代えて、N,N−ジメチルアミノエタノールを18.2gを用いた以外は同様にして、ジメチルアミノエタノール塩である樹脂1Aを調製した。
上記樹脂1の調製において、モノマー組成を表1に記載の様に変更した以外は同様にして、樹脂2〜16を調製した。なお、表1に記載の重量平均分子量となる様に、重合条件を適宜調整した。
nBMA:n−ブチルメタクリレート
2EHMA:2−エチルヘキシルメタクリレート
tBMA:t−ブチルメタクリレート
EMA:エチルメタクリレート
HEMA:2−ヒドロキシエチルメタクリレート
St:スチレン
2EHA:2−エチルヘキシルアクリレート
〈アルカリ中和塩基〉
A:アンモニア塩
B:ジメチルアミノエタノール塩
《顔料分散体の調製》
〔ブラック顔料分散体Bk〕
カーボンブラック 10.0部
顔料分散剤(efka4570:高分子分散剤efka4570(EFKA社製))
5.0部
ジエチレングリコールモノブチルエーテル 5.0部
イオン交換水 80.0部
上記各添加剤を混合、撹拌した後、平均粒径が1.5mmのジルコニアビーズをペイント缶の50体積%となるように添加し、ペイントコンディショナーにて6時間振蓋した後、ビーズを除き、ブラック顔料分散体Bkを調製した。
上記ブラック顔料分散体Bkの調製において、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントブルー15:3に変更した以外は同様にして、イエロー顔料分散体Y、マゼンタ顔料分散体M、シアン顔料分散体Cを調製した。
《インクの調製》
〔インク1の調製〕
顔料分散体:ブラック顔料分散体Bk 顔料固形分として2.0部
樹脂:樹脂1 3.5部
溶剤1:ジエチレングリコールモノブチルエーテル(DEGBE) 5.0部
溶剤2:ジエチレングリコールモノエチルエーテル(DEGEE) 15.0部
溶剤3:1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DMID) 8.0部
界面活性剤:KF−351A(シリコーン系界面活性剤、信越化学工業製)0.8部
イオン交換水で、100部となる様に仕上げた。
上記インク1の調製において、樹脂の種類を表2に記載の各樹脂に変更した以外は同様にして、インク2〜18を調製した。
Bk:ブラック顔料分散体
〈溶剤〉
DEGBE:ジエチレングリコールモノブチルエーテル
DEGEE:ジエチレングリコールモノエチルエーテル
DMID:1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン
〈界面活性剤〉
KF351A:シリコーン系界面活性剤、KF351A(信越化学工業製)
《インクの評価》
上記調製した各インクを用いて、下記の方法に従って画像形成し、各評価を行った。
ピエゾ型のインクジェットヘッド(解像度:720dpi(dpiとは、2.54cmあたりのドット数を表す)、インク液滴量14pl)4基を並列に配置した4色のプリントが可能なインクジェットプリント装置を用いて評価を行った。インクジェットプリント装置には、記録媒体を下方より接触式ヒーターにて任意に加温できる機能を備え、インクジェットヘッドの格納ポジションには、水性インクの空打ちポジションとブレードワイプ式のメンテナンスユニットを備え、任意の頻度でヘッドクリーニングができる。
次いで、下記に示す各評価を行った。
上記プリント条件により、20℃、相対湿度30%の環境下で連続5回プリントした。その後、5回目の100%Duty画像について目視観察し、下記の基準に従って射出安定性を評価した。
2:画像の書き出し部(数mm)に、極僅かのかすれが認められる
1:作成画像において、インク射出不良に起因する画像欠陥が多数認められる
(メンテナンス適性の評価)
上記プリント条件により、20℃、相対湿度30%の環境下で連続5回プリントしたのち、キャップをせずに1時間放置した。次いで、ブレードワイプ式のメンテナンスユニットでメンテナンスを行った直後に、同じく、20℃、相対湿度30%の環境下で上記と同様にしてベタ画像を1回プリントし、得られた画像を目視観察し、下記の基準に従って、メンテナンス適性を評価した。
2:作成画像において、メンテナンス不良に起因する画像欠陥が僅かに認められる
1:作成画像において、メンテナンス不良に起因する画像欠陥が多数認められる
(インク混じり耐性の評価)
30℃、相対湿度60%の環境下で、上記画像を1回プリントした。得られたプリント物の10%Dutyから100%Dutyまで10%Duty刻みの各画像を目視及びマイクロスコープで観察し、隣接ドットの合一(インク混じり)の有無を観察し、下記の基準に従って、インク混じり耐性を評価した。
2:目視でドット合一によるマダラ模様がみえる部分が僅かにあり、またマイクロスコープ観察でも各ドットの合一が僅かに認められる
1:目視での観察により、ドット合一によるマダラ模様が明確に認められ、実用上問題となる品質である
(光沢の評価)
20℃、相対湿度30%の環境下で、上記画像を1回プリントした後、100%Dutyで作成した画像の20°光沢度を測定した。光沢度の測定は、日本電色工業株式会社製変角光沢度計(VGS−1001DP)を用いて20度光沢度を測定した。
4:20度光沢度が、85%以上、100%未満である
3:20度光沢度が、55%以上、85%未満である
2:20度光沢度が、30%以上、55%未満である
1:20度光沢度が、30%未満である
(耐擦性の評価)
上記方法で作成した画像表面を、綿布(カナキン3号)を用い9Nの荷重をかけてこすり、画像表面の傷発生、塗膜はがれの状態を目視観察し、下記の基準に従って耐擦性を評価した。
4:10往復では傷の発生は認められないが、30往復では表面に僅かに傷が発生が認められる
3:10往復では表面に傷の発生が認められ、30往復では画像膜に剥がれが発生する
2:10往復で、画像膜に剥がれが生じる
1:5往復で、画像膜のはがれが認められる
(接着性の評価)
上記方法で作成した画像について、基盤目テープ剥離試験を行った。基盤目テープ剥離試験は、JIS K 5600(塗料一般試験法)の第5部(塗膜の機械的性質)第6節(付着性:クロスカット法)に規定する方法に従った。そして、1mm間隔で相互に直交するよう、11本ずつ切り込み線を付けた後、その基盤目上にセロハン製粘着テープ(ニチバン社製LP−24)を粘着させ、直ちにテープを引き剥がし、画像膜の剥離状態を目視観察し、下記の基準に従って接着性の評価を行った。
3:画像膜の一部で僅かに剥離が認められる
2:画像膜の一部で、明らかな剥離の発生が認められる
1:画像膜の大部分で、剥離を生じている
以上により得られた結果を、表3に示す。
《インクの調製》
〔インク19〜27の調製〕
実施例1に記載のインク1の調製において、樹脂の種類と添加量、溶剤組成、界面活性剤の種類と添加量、加えてアルカノールアミン類の種類と添加量を、表4に記載の様に変更した以外は同様にして、インク19〜27を調製した。
DPGM:ジプロピレングリコールモノメチル
HD:1,2−ヘキサンジオール
SP:スルホラン
Pyd:2−ピロリドン
BL:乳酸ブチル
〈界面活性剤〉
BYK347:シリコーン系界面活性剤、BYK−347(ビックケミー・ジャパン社製)
BYK348:シリコーン系界面活性剤、BYK−348(ビックケミー・ジャパン社製)
E1010:ノニオン系界面活性剤、オルフィンE1010(日信化学社製)
《インクの評価》
上記調製した各インクを用いて、下記の方法に従って画像形成し、各評価を行った。
実施例1に記載のインクジェットプリント装置のKインク用インクジェットヘッドに、表5に記載のインクを装填し、溶剤インクジェットインクプリンタ用の軟質塩化ビニルシートに、各インクを100%Dutyで、50cm×50cmの長方形ベタ画像および格子状細線画像をプリントした。プリント時には、記録媒体の下方より、接触式ヒーターにて、軟質塩化ビニルシートの表面温度が47℃となる条件で加熱した。
次いで、下記に記載の方法に従って、各インクの射出安定性2と、形成画像の乾燥性を評価した。加えて、実施例1に記載の方法と同様にして耐擦性の評価を行った。
上記プリント条件で、上記画像を連続10枚プリントし、最後の1枚の100%Dutyベタ画像と、細線画像を目視観察し、下記の基準に従って射出安定性2の評価を行った。
2:ベタ画像部には画像欠陥の発生は認められないが、細線画像に若干乱れが生じ、ミストの発生もやや認められる
1:ベタ画像部に部分的な画像欠陥が発生し、細線画像にも明らかな乱れが発生している
(乾燥性の評価)
プリント直後の画像を、60℃の温風乾燥機で乾燥した。乾燥後、綿布帛を当ててインクで汚れなくなるまでの時間(分)を計測し、この時間を乾燥性の尺度とした。数値が小さいほど、乾燥性に優れていることを表す。
《インクセットの調製》
〔インク28〜35の調製〕
実施例1に記載のインク1の調製において、顔料分散体の種類と顔料の含有量、樹脂の種類と添加量を、表6に記載の様に変更した以外は同様にして、インク28〜35の各色インクを調製した。
M:マゼンタ顔料分散体M
C:シアン顔料分散体C
Bk:ブラック顔料分散体Bk
〔インクセット1〕
上記調製したインク28(Y)、29(M)、30(C)、31(Bk)を組み合わせ、これをインクセット1とした。
上記調製したインク32(Y)、33(M)、34(C)、35(Bk)を組み合わせ、これをインクセット2とした。
上記調製した各インクを用いて、下記の方法に従って画像形成し、各評価を行った。
実施例1に記載のインクジェットプリント装置のYインク用インクジェットヘッド、Mインク用インクジェットヘッド、Cインク用インクジェットヘッド、Bkインク用インクジェットヘッドに、それぞれインクを充填し、実施例1に記載の方法と同様にして、10cm×10cmの高精細カラーデジタル標準画像を印字した。
次いで、下記に記載の方法に従って、インク混じり耐性2を評価した。加えて、実施例1に記載の方法と同様にして、光沢及び耐擦性の評価を行った。
印字した高精細カラーデジタル標準画像における各色間のカラーブリードの発生や、インク量の多い2次色でのビーディングによるまだら発生の有無を目視観察し、下記の基準に従って、インク混じり耐性2の評価を行った。
2:カラーブリード、まだらの部分的な発生が認められる
1:カラーブリード、まだら発生が著しい
以上により得られた結果を、表7に示す。
実施例3で使用したインクセットを用いて実施例3と同様にしてプリントをした後、プリント後の乾燥を室温(25℃)で24時間するかわりに、プリント直後に表8、9に記載の温度で3分間乾燥後さらに室温で6時間乾燥させたプリント記録画像を作製した。なお、プリント後の加熱乾燥は温風乾燥機で行った。
記録画像の100%Dutyベタ画像部分について、画像を乾いた木綿(カナキン3号)で18Nの荷重をかけて擦り、画像表面の傷の発生、塗膜の剥がれの状態を目視観察し、下記基準に従って耐擦性を評価した。
4:10往復では傷の発生は認められないが、30往復では表面に僅かに傷が発生する
3:10往復で表面に傷の発生が認められ、30往復では画像面に剥がれが発生する
2:10往復で画像面に剥がれが発生する
1:5往復で画像面に剥がれが発生する
上記評価ランクにおいて、3〜5が実用上好ましいランクと判断した。
記録画像の100%Dutyベタ画像部分にセロファンテープを3cm貼り付け、その後はがすという操作を同じ場所で5回繰り返し、その後の画像表面状態を観察した。
3:わずかに跡が残る
2:画像の一部がわずかにはがれて一部濃度が低下する
1:画像の大部分がはがれて、基材の白地が見える
上記評価ランクにおいて、3〜4が実用上好ましいランクと判断した。
Claims (6)
- 顔料、樹脂、有機溶剤及び界面活性剤を含有する水性インクジェット記録インクにおいて、該樹脂は、アルキル基の炭素数が2〜8のメタクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸メチル及び酸モノマーをコモノマーとする共重合性高分子であり、該アルキル基の炭素数が2〜8のメタクリル酸アルキルエステル、メタクリル酸メチル及び酸モノマーの総質量が、樹脂全質量の80質量%以上、100質量%以下であり、酸価が50mgKOH/g以上、200mgKOH/g未満であり、ガラス転移温度(Tg)が20℃以上、100℃未満であり、かつ重量平均分子量(Mw)が20000以上、10万未満であることを特徴とする水性インクジェット記録インク。
- 前記界面活性剤がシリコーン系もしくはフッ素系界面活性剤であることを特徴とする請求項1に記載の水性インクジェット記録インク。
- 前記アルキル基の炭素数が2〜8のメタクリル酸アルキルエステルが、メタクリル酸エチル、メタクリル酸n−ブチル、メタクリル酸i−ブチル、メタクリル酸t−ブチル及びメタクリル酸2−エチルヘキシルから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1または2に記載の水性インクジェット記録インク。
- 前記アルキル基の炭素数が2〜8のメタクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸メチルの総質量が、前記樹脂全質量の80%以上、90%未満であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の水性インクジェット記録インク。
- 水溶性アルカノールアミン類を、0.3質量%以上、2.0質量%以下含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の水性インクジェット記録インク。
- 疎水性記録媒体を35℃以上、55℃未満の温度に加熱しながら、請求項1〜5のいずれか1項に記載の水性インクジェット記録インクをインクジェットヘッドより該疎水性記録媒体上に吐出して画像記録を行った後、該画像記録を行った疎水性記録媒体を、55℃以上、90℃未満の温度条件で加熱乾燥することを特徴とする画像形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010098721A JP2010270322A (ja) | 2009-04-23 | 2010-04-22 | 水性インクジェット記録インク及び画像形成方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009105066 | 2009-04-23 | ||
JP2010098721A JP2010270322A (ja) | 2009-04-23 | 2010-04-22 | 水性インクジェット記録インク及び画像形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010270322A true JP2010270322A (ja) | 2010-12-02 |
Family
ID=43418596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010098721A Pending JP2010270322A (ja) | 2009-04-23 | 2010-04-22 | 水性インクジェット記録インク及び画像形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010270322A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013095078A (ja) * | 2011-11-02 | 2013-05-20 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法 |
EP2617780A1 (en) | 2012-01-20 | 2013-07-24 | Fujifilm Corporation | Image forming method and image recorded material |
JP2014094517A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Seiko Epson Corp | 記録方法及び被記録媒体 |
JP2017008319A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 花王株式会社 | 水性インク |
JPWO2016013644A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2017-06-15 | コニカミノルタ株式会社 | 箔画像形成方法 |
JP2020147641A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | セイコーエプソン株式会社 | 水系インク組成物、記録方法、及び記録装置 |
CN112279956A (zh) * | 2019-07-25 | 2021-01-29 | 阜阳师范大学 | 水性丙烯酸树脂及其制备方法 |
CN114316682A (zh) * | 2020-09-30 | 2022-04-12 | 精工爱普生株式会社 | 油墨组合物及记录方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000191974A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-11 | Dainippon Ink & Chem Inc | 水性顔料分散体ならびに水性記録液 |
JP2006008797A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Dainippon Ink & Chem Inc | 水性顔料記録液およびインクジェット記録方法 |
-
2010
- 2010-04-22 JP JP2010098721A patent/JP2010270322A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000191974A (ja) * | 1998-12-28 | 2000-07-11 | Dainippon Ink & Chem Inc | 水性顔料分散体ならびに水性記録液 |
JP2006008797A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Dainippon Ink & Chem Inc | 水性顔料記録液およびインクジェット記録方法 |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013095078A (ja) * | 2011-11-02 | 2013-05-20 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法 |
EP2617780A1 (en) | 2012-01-20 | 2013-07-24 | Fujifilm Corporation | Image forming method and image recorded material |
US9290673B2 (en) | 2012-01-20 | 2016-03-22 | Fujifilm Corporation | Image forming method and image recorded material |
JP2014094517A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-05-22 | Seiko Epson Corp | 記録方法及び被記録媒体 |
JPWO2016013644A1 (ja) * | 2014-07-25 | 2017-06-15 | コニカミノルタ株式会社 | 箔画像形成方法 |
JP2022107611A (ja) * | 2015-06-25 | 2022-07-22 | 花王株式会社 | 水性インク |
JP2017008319A (ja) * | 2015-06-25 | 2017-01-12 | 花王株式会社 | 水性インク |
JP7129019B2 (ja) | 2015-06-25 | 2022-09-01 | 花王株式会社 | インクジェット記録用インクセット |
JP7326534B2 (ja) | 2015-06-25 | 2023-08-15 | 花王株式会社 | 水性インク |
JP2020147641A (ja) * | 2019-03-12 | 2020-09-17 | セイコーエプソン株式会社 | 水系インク組成物、記録方法、及び記録装置 |
JP7451874B2 (ja) | 2019-03-12 | 2024-03-19 | セイコーエプソン株式会社 | 記録方法、及び記録装置 |
CN112279956A (zh) * | 2019-07-25 | 2021-01-29 | 阜阳师范大学 | 水性丙烯酸树脂及其制备方法 |
CN114316682A (zh) * | 2020-09-30 | 2022-04-12 | 精工爱普生株式会社 | 油墨组合物及记录方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5433863B2 (ja) | インクジェットインク及び記録方法 | |
WO2010123064A1 (ja) | インクジェットインク及びインクジェット記録方法 | |
JP5720679B2 (ja) | インクジェットインク及びインクジェット記録方法 | |
JP5504890B2 (ja) | 水性インクジェットインク及び記録方法 | |
JP5927752B2 (ja) | インクジェットインク及びインクジェット記録方法 | |
JP5402626B2 (ja) | 水性のインクジェット記録インク | |
JP2010270322A (ja) | 水性インクジェット記録インク及び画像形成方法 | |
JP5771922B2 (ja) | 水性インク | |
JP2012052042A (ja) | インクジェットインク | |
JP5151221B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2008208153A (ja) | 水性インクジェットインク | |
JP2013056454A (ja) | インクジェット記録装置用洗浄液セット、インクジェット記録装置用インクセット及びインクジェット記録装置の洗浄方法 | |
JP5417731B2 (ja) | 水系インクジェット記録用インクとそれを用いたインクジェット画像形成方法 | |
WO2010122994A1 (ja) | 水性インクジェットインクとそれを用いたインクジェットプリント物の製造方法、及び水性インクジェットインクの製造方法 | |
JP2011245670A (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2012052041A (ja) | インクジェットインク及びインクジェット記録方法 | |
JP2009226764A (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2013203850A (ja) | インクジェットインク | |
JP5779841B2 (ja) | 水性インクジェット記録インク | |
JP5343366B2 (ja) | 水性インクジェット記録インク | |
JP2011144303A (ja) | 水性インクジェット記録インク及びそれを用いるインクジェットインク画像形成方法 | |
JP2011006657A (ja) | 水性インクジェットインクとそれを用いたインクジェットプリント物製造方法、及び水性インクジェットインク製造方法 | |
JP2011116859A (ja) | 水性インクジェット記録インク | |
JP5482437B2 (ja) | 水性インクジェット記録インク | |
JP2009235322A (ja) | 水性インクジェットインク |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121101 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20130212 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20130417 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20131118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140225 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140715 |