JP2010268692A - 防除機の散布量制御装置及び散布量制御方法 - Google Patents

防除機の散布量制御装置及び散布量制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】散布ノズルを交換した場合に散布ノズルの特性情報の設定を作業現場で簡単に行うことができること、特性情報が未知の散布ノズルを採用する場合に信頼性の高い特性情報を得て、散布条件を広範囲に調整しながら精度の高い散布量制御を行うことができること。
【解決手段】散布条件の検出値が設定された目標値になるように検出値と散布ノズルの特性情報に基づいて散布量を制御する制御手段10を備え、制御手段10は、散布装置1に装備された圧力センサ21と流量センサ22の検出値に基づいて散布ノズルの特性情報を設定するノズル情報設定手段11を備え、ノズル情報設定手段11は、散布装置1の異なる作動状態で圧力センサ21と流量センサ22の検出値を同時に取得し、複数の作動状態で取得した圧力センサ21と流量センサ22の同時検出値によって散布ノズルの特性情報を設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、防除機の散布量制御装置及び散布量制御方法に関するものである。
自走しながら圃場面の作物等に薬剤を散布する防除機では、周辺に薬剤が飛散するドリフトの抑止や薬剤散布量を必要最小限に抑えること等を目的として、単位面積当たりの散布量が設定された目標値になるように、防除機の作業速度(スリップ率を考慮した車速)に応じて散布量を制御する速度連動式の散布量制御装置を備えたものが知られている。具体的には、乗用型のブームスプレーヤ等にこのような散布量制御装置が備えられている。
下記特許文献1には、散布条件である車速,散布流量,散布圧力,ブーム長或いは稼働ノズル数等を検知するセンサを防除機に配備し、各センサからの検出信号に基づいて薬液タンクから散布ノズルに供給する薬液流量を制御する制御装置を備え、散布幅と移動速度のいずれかが変化しても単位面積当たりの目標散布量どおりの散布を可能にするものが記載されている。
特開2006−230337号公報
従来の散布量制御装置は、予め制御装置に入力された目標値(単位面積当たりの目標散布量)になるように散布量制御が行われる。この際、散布量制御装置には散布ノズルの特性情報(吐出量データ)が入力されており、散布条件を検出するセンサからの出力と散布ノズルの特性情報によって算出される実散布量が目標散布量になるように散布流量或いは散布圧力の制御が行われている。
このような散布量制御装置では、散布量の制御を行うために散布ノズルの特性情報が予め入力されていることが不可欠であり、この特性情報は散布ノズルの種類によって異なるので、散布ノズルが別の種類に交換された場合には使用する散布ノズルに応じた特性情報を制御装置に入力し直さなければならない。新しく交換した散布ノズルの特性情報が分かっている場合にはそれを制御装置に入力すればよいが、特性情報が分かっていない場合には、散布ノズルを交換した後に防除機の停車状態で散布装置を稼働させて実際に水散布(テスト散布)を行い、散布条件を検出するセンサ(圧力センサと流量センサ)からの出力で吐出量データの測定を行っており、この計測結果を記録して制御装置に手入力することが行われている。この吐出量データの測定・手入力作業は大変手間のかかる作業であり、手入力時の誤入力があると散布量制御に大きな誤差が生じてしまう不具合が生じる。
また、テスト散布を行う場合に、目標値を設定した1つの稼働状態で散布装置を稼働させて圧力センサ又は流量センサの検出値を得て、この検出値と目標値をノズル圧力の平方根とノズル流量が比例することを前提とした関係式に代入して関係式の定数を求め、求めた定数で新たな散布ノズルの特性情報を得ることが行われている。しかしながら、複数のブームに装着された多数のノズル全てに対して個々の圧力を検出することは不経済且つ困難であるため、一般的にはポンプからの配管が各ブームへ分岐する上流側の配管路に単一の圧力センサと流量センサを配設して、ノズル個々の圧力と、各ノズルから圧力検出位置までの配管内の摩擦抵抗による損失圧力とを合算した圧力を検出することがなされている。
このように散布装置の1つの稼働状態で、分岐の上流側に設置した単一の圧力センサと流量センサの検出値を前述した関係式に代入して関係式の定数を求めて散布ノズルの新たな特性情報にすると、散布ノズルの適正使用圧力範囲を最大限に使って散布ノズルを広い圧力範囲で稼働させる場合に、適正使用圧力範囲の最大値,最小値付近では、その中間値付近で設定した散布ノズルの特性情報に基づく圧力・流量関係と実際の圧力・流量関係にずれが生じ、散布圧力を広範囲に調整しながら精度の高い散布量制御を行うことができない問題が生じる。これは、各ノズルから圧力検出位置までの配管内の摩擦抵抗による損失圧力により検出圧力とノズル圧力との間に差があることで、検出圧力と検出流量との関係が前述したノズル圧力の平方根とノズル流量が比例することを前提とした関係式に当てはまらないことに起因している。また、圧力損失によって検出圧力とノズル圧力の乖離が大きくなり、しかもその数値を把握できない場合には、使用ノズル圧力が適正使用圧力範囲内であるか否かも保証できないという問題もある。
そして、散布ノズルは防除する目的(除草、殺虫、殺菌等)によって換える場合や新たに開発されたドリフト低減ノズルを防除機の純正ノズルと交換することもあり、特にドリフト低減ノズルではより目標に沿った精度の高い散布量管理が求められるので、作業現場でより簡単に散布ノズルの特性情報を設定入力でき、しかも精度の高い散布量制御の実現が求められている。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、散布ノズルを交換した場合に散布ノズルの特性情報の設定を作業現場で簡単に行うことができること、特性情報が未知の散布ノズルを採用する場合に信頼性の高い特性情報を得て、散布条件を広範囲に調整しながら精度の高い散布量制御を行うことができること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明による防除機の散布量制御装置及び散布量制御方法は、以下の各独立請求項に係る構成を少なくとも具備するものである。
[請求項1]複数の散布ノズルを備えた散布装置を走行機体に装備した防除機の散布量制御装置であって、散布条件の検出値が設定された目標値になるように前記検出値と前記散布ノズルの特性情報に基づいて散布量を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記散布装置に装備された圧力センサと流量センサの検出値に基づいて前記散布ノズルの特性情報を設定するノズル情報設定手段を備え、該ノズル情報設定手段は、前記散布装置の異なる作動状態のそれぞれで前記圧力センサと前記流量センサの検出値を同時に取得し、複数の前記作動状態で取得した前記圧力センサと前記流量センサの同時検出値によって前記散布ノズルの特性情報を設定することを特徴とする防除機の散布量制御装置。
[請求項8]複数の散布ノズルを備えた散布装置を走行機体に装備した防除機の散布量制御方法であって、散布条件の検出値が設定された目標値になるように前記検出値と前記散布ノズルの特性情報に基づいて散布量を制御するに際して、その準備工程として、前記散布装置に装備された圧力センサと流量センサの検出値に基づいて前記散布ノズルの特性情報を設定するノズル情報設定工程を有し、該ノズル情報設定工程は、前記散布装置の異なる作動状態のそれぞれで前記圧力センサと前記流量センサの検出値を同時に取得し、複数の前記作動状態で取得した前記圧力センサと前記流量センサの同時検出値によって前記散布ノズルの特性情報を設定することを特徴とする防除機の散布量制御方法。
本発明の一実施形態に係る防除機の散布量制御装置の構成を示した説明図である。 本発明の一実施形態に係る防除機の散布量制御装置における更に具体的な構成例を示した説明図である。 散布圧力(P)から散布流量(Q)を求める回帰式(P−Q曲線)を示す説明図である。 ガイダンス機能を利用したノズル情報設定工程を説明する説明図である。 ガイダンス機能を利用したノズル情報設定工程を説明する説明図である。 ガイダンス機能を利用したノズル情報設定工程を説明する説明図である。 設定入力画面の前段のメニュー選択画面の一例を示したものである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る防除機の散布量制御装置の構成を示した説明図である。本発明の実施形態に係る防除機の散布量制御装置は、複数の散布ノズルを備えた散布装置を走行機体に装備した防除機の散布量制御装置であって、散布条件の検出値が設定された目標値になるように検出値と散布ノズルの特性情報に基づいて散布量を制御する制御手段10を備える。
制御手段10は、防除機に備えられる散布条件検出センサ20(圧力センサ21、流量センサ22、車速センサ23等)からの検出信号が入力され、この散布条件に係る検出信号と予め設定されている散布ノズルの特性情報とによって実散布量が求められ、この実散布量が設定入力された目標散布量になるように散布量制御の制御信号を出力する。
そして、制御手段10は、防除機における散布装置に装備された圧力センサ21と流量センサ22の検出値に基づいて散布ノズルの特性情報を設定するノズル情報設定手段11を少なくとも備えている。
散布量制御に用いられる目標値は、表示入力装置(液晶表示入力装置)30からの入力信号によって設定入力されるが、制御手段10はこの表示入力装置30を制御するための表示入力手段12を備えている。表示入力装置30の一例を図示に基づいて説明すると、液晶表示画面31を備えると共に、各種の入力ボタン32(電源ボタン32A,メニューボタン32B,決定ボタン32C,切り替えボタン32D,32E,32F,32G)等を備えている。
また、制御手段10は、更には必要に応じて、ノズル情報設定手段11が設定した散布ノズルの特性情報を散布ノズル毎に保存するノズル情報保存手段13、液晶表示画面31のバックライトを常時オフにして点灯信号入力時に設定時間だけオンにするバックライト点灯制御手段14等を備えている。
このような制御手段10におけるノズル情報設定手段11は、防除機における散布装置の異なる作動状態のそれぞれで圧力センサ21と流量センサ22の検出値を同時に取得し、複数の作動状態で取得した圧力センサ21と流量センサ22の同時検出値によって散布ノズルの特性情報を設定する。
この制御手段10によって実行される防除機の散布量制御方法は、散布条件の検出値が設定された目標値になるように検出値と散布ノズルの特性情報に基づいて散布量を制御するための準備工程として、散布装置に装備された圧力センサ21と流量センサ22の検出値に基づいて散布ノズルの特性情報を設定するノズル情報設定工程を有し、ノズル情報設定工程は、散布装置の異なる作動状態のそれぞれで圧力センサ21と流量センサ22の検出値を同時に取得し、複数の作動状態で取得した圧力センサ21と流量センサ22の同時検出値によって散布ノズルの特性情報を設定するものである。
このような実施形態に係る防除機の散布量制御装置及び散布量制御方法によると、ノズル情報設定手段11の機能(ノズル情報設定工程)によって、散布ノズルを交換した場合に散布ノズルの特性情報の設定を作業現場で簡単に行うことができる。また、特性情報が未知の散布ノズルを採用する場合に、複数の作動状態で取得した圧力センサ21と流量センサ22の同時検出値によって散布ノズルの特性情報を設定するので、信頼性の高い特性情報を得て、散布条件を広範囲に調整しながら精度の高い散布量制御を行うことができる。
図2は、本発明の一実施形態に係る防除機の散布量制御装置における更に具体的な構成例を示した説明図である。ここでは、散布条件として、車速と散布流量と散布圧力を検出し、これらの検出値に基づいて電動調圧弁を制御する例を示している。
防除機は、図示省略の走行機体(自走式の走行機体,トラクタ等を含む)に、散布薬剤を貯留するタンク40、薬剤を圧送するためのポンプ41、供給流量を調整する電動調圧弁43、所定間隔で配置された複数の散布ノズル50が接続された散布管(供給ホース)51、これを備えたブーム42(42A,42B)、等からなる散布装置1が装備されており、この散布装置1は、タンク40からポンプ41を経て、分流器52によって分流されて複数の散布管51に至る配管経路53(53A〜53D)を備えている。
そして、配管経路53(53B)に圧力センサ21と流量センサ22が配備され、図示省略の走行機体の車軸に車速センサ23が配備されており、各センサからの検出信号が前述した制御手段10に入力されて、制御手段10は電動調圧弁43の調整モータ43Aを回転制御する。圧力センサ21は分流器52より上流側でポンプ41より下流側の配管経路53における管内圧力を検出している。この際、制御手段10には散布ノズル50の特性情報が予め設定入力されており、各センサからの検出信号と散布ノズル50の特性情報によって実散布量が求められ、これが目標散布量と一致するように電動調圧弁43の調整モータ43Aが回転制御される。
ノズル情報設定手段11の機能或いは前述したノズル情報設定工程について、更に詳細に説明する。ここでの散布ノズル50の特性情報は、図3に示すように、散布圧力Pから散布流量Qを求める回帰式(P−Q曲線:Q=k・Pα;k,αが回帰定数であり、αは両対数座標における直線の傾きを表す)によって設定される。Q=k・Pαの回帰式は、圧力センサ21による圧力検出位置を分流器52の上流側に設定していることで得ることができる散布圧力と散布流量の関係である。この回帰式を用いることで、ブーム長さ等、散布装置毎に異なる設定を回帰係数(k,α)に含ませて散布圧力と散布流量の関係を正確に求めることができる。すなわち、圧力センサ21による圧力検出位置を分流器52より上流側でポンプ41より下流側にして、散布ノズル50の特性情報を回帰式Q=k・Pαによって設定することで、分流器52より下流側の任意の設定に対して、汎用的に散布圧力Pと散布流量Qの関係を求めて精度の高い散布量制御を行うことができる。
本発明の実施形態に係るノズル情報設定手段11或いはノズル情報設定工程では、散布装置1を複数の作動状態で作動させて水散布(テスト散布)を行い、それぞれの作動状態で取得される圧力センサ21と流量センサ22の同時検出値の座標(P,Q)によって前述した回帰式を求めている。複数の座標(P,Q)によって前述した回帰式Q=k・Pαを求めるので、両対数座標における直線の傾きを固定した(α=1/2)従来方式に較べ、平均値から離れた目標圧力の場合でも、回帰線の傾きの差異に起因するずれを回避できてαの推計精度が高くなり、検出圧力を目標圧力に制御することで散布流量を精度良く制御することが可能になる。求められた回帰式は散布ノズル毎にノズル情報保存手段13によって保存される。
散布ノズル毎に適正使用圧力範囲があり、その範囲の全域で精度の高い散布量制御を行うためには、圧力センサ21と流量センサ22の検出値に基づき両対数座標における直線の傾きを含む回帰式を求めることが不可欠なので、少なくとも適正使用圧力範囲内の3点以上で前述した検出値の座標(P,Q)を取得することが必要になる。より具体的には、各散布ノズルの適正使用圧力範囲の最大値Pmax、最小値Pmin、中間値Pmidで前述した検出値の座標(P,Q)を取得することが望ましい。従来のように、ノズル圧力の平方根とノズル流量が比例することを前提とした関係式を用いて、各散布ノズルから圧力検出位置までの圧力損失を無視して求めたノズル特性では、例え多点計測しても中間値の圧力から離れた圧力域において算出される流量と実際の流量のずれを解消できない。これに対して、前述した回帰式によるノズル特性の推計値は、広い目標圧力範囲において算出流量と実際の流量にずれのない高い精度を保証する。そして、ノズル特性情報が既知のノズルについても水散布(テスト散布)を行うことにより、圧力検出位置からノズルまでの圧力損失特性も正確に補足できるので、使用するノズルの種類に関わらず常に実際のノズル圧力を把握して、確実に適正使用圧力範囲で使用されるように制御できる。
ノズル情報設定工程の設定手順を説明すると、先ず、表示入力手段12を機能させて制御手段10に各散布ノズルの適正使用圧力範囲内の圧力値を目標値として設定入力する。例えば、各散布ノズルの適正使用圧力範囲の最大値Pmax、最小値Pmin、中間値Pmidをそれぞれ目標値として設定する。そして、ポンプ41を定格で作動させて水散布を行いながらノズル情報設定手段11を機能させる。これによって、先ず各散布ノズルの適正使用圧力範囲の最大値Pmax、最小値Pmin、中間値Pmidの一つを目標値とする電動調圧弁43の制御が行われ、例えば、最小値Pminを最初の目標とした場合は、電動調整弁43が開放されて散布装置1が低圧の作動状態になり、圧力センサ21の検出値が目標値である最小値Pminになった時点でそのときの圧力センサ21の検出値(Pmin)と流量センサ22の検出値(Qmin)を一つの座標(Pmin,Qmin)として取得する。同様にして、中間値Pmid、最大値Pmaxをそれぞれ目標値として散布装置1の作動状態を変化させながら、座標(Pmid,Qmid),(Pmax,Qmax)をそれぞれ取得する。そして、取得した座標(Pmin,Qmin),(Pmid,Qmid),(Pmax,Qmax)の3点に基づいて回帰式を求める演算処理を行う。
本発明の実施形態では、表示入力手段12が前述した設定手順を簡易に行うためのガイダンス機能を有している。これによると、散布ノズルを交換した場合に散布ノズルの特性情報の設定を作業現場で簡単に行うことができ、特性情報の設定作業を専門の知識や操作手順を知らなくても容易に行うことができる。図4〜図6に基づいて、このガイダンス機能を利用したノズル情報設定工程を説明する(図示の例では表示項目の文字がカタカナで表示されているが、これは一例であって、かな・漢字等の表示に置き換えることができる)。
メニュー画面(図4(a))で「ノズルデータ設定」を選んで決定ボタン32C又は切り替えボタン32Eを押すと同図(b)で始まるような散布条件入力画面が表示される(この入力画面で切り替えボタン32Dを押すと元のメニュー画面に戻すことができる)。この例では、同図(b)で「ノズル選択」の表示入力が行われ、切り替えボタン32G,32Fを押すことでこれから設定入力される特性情報に対応するノズルを選択する。図示では「ノズル1」にこれから設定入力される特性情報が保存されることになる。
ノズル選択後に切り替えボタン32Eを押すと同図(c)で示すような単位面積当たり散布流量の入力画面(「散布流量選択」)が表示される(この入力画面で切り替えボタン32Dを押すと元のノズル選択画面に戻すことができる)。切り替えボタン32G,32Fを押すことで単位面積当たり散布流量(L/10a)を選択入力できる。図示では「100L/10a」が選択されている。
単位面積当たり散布流量を選択後に切り替えボタン32Eを押すと同図(d)で示すような散布幅Wの入力画面(「散布幅選択」)が表示される(この入力画面で切り替えボタン32Dを押すと元の単位面積当たり散布流量の選択入力画面に戻すことができる)。切り替えボタン32G,32Fを押すことで散布幅W(m)を選択入力できる。図示では「15.6m」が選択されている。
散布幅を選択後に切り替えボタン32Eを押すと同図(e)で示すようなスリップ率SLPの入力画面(「スリップ率選択」)が表示される(この入力画面で切り替えボタン32Dを押すと元の散布幅選択入力画面に戻すことができる)。切り替えボタン32G,32Fを押すことでスリップ率SLP(%)を選択入力できる。図示では「10%」が選択されている。
スリップ率を選択後に切り替えボタン32Eを押すと図5で示すような圧力目標値設定画面が表示される(この画面で切り替えボタン32Dを押すと元のスリップ率選択入力画面に戻すことができる)。
図5に示すような圧力目標値設定画面では、テスト散布を行う際の目標値として散布ノズルの適正使用圧力範囲の最大値Pmax、最小値Pmin、中間値Pmidをそれぞれ設定する。先ず、同図(a)では、最小値の入力画面(「最小圧力選択」)が表示される(この入力画面で切り替えボタン32Dを押すと元の画面に戻すことができる)。切り替えボタン32G,32Fを押すことで最小値Pminを選択入力できる。図示では「1.0MPa」が選択されている。同図(b)では、中間値の入力画面(「中間圧力選択」)が表示される(この入力画面で切り替えボタン32Dを押すと元の画面に戻すことができる)。切り替えボタン32G,32Fを押すことで中間値Pmidを選択入力できる。図示では「1.5MPa」が選択されている。同図(c)では、最大値の入力画面(「最大圧力選択」)が表示される(この入力画面で切り替えボタン32Dを押すと元の画面に戻すことができる)。切り替えボタン32G,32Fを押すことで最大値Pmaxを選択入力できる。図示では「2.0MPa」が選択されている。
圧力目標値を設定後に切り替えボタン32Eを押すと図6で示すようなテスト散布実行画面が表示される(この画面で切り替えボタン32Dを押すと元の画面に戻すことができる)。図6に示すようなテスト散布実行画面では、設定入力された散布条件でテスト散布を行い、散布ノズルの特性情報の基礎となる座標(Pmin,Qmin),(Pmid,Qmid),(Pmax,Qmax)を得る。
先ず、同図(a)では、最初のテスト散布の散布条件が確認表示される(この画面で切り替えボタン32Dを押すと元の圧力目標値設定画面に戻すことができる)。ここでは圧力目標値として最小値Pmin:1.0MPaが設定されている。切り替えボタン32Eを押すことで1回目のテスト散布実行の確認画面(同図(b))が表示され、そこで圧力の再設定を行うことができる(この画面で切り替えボタン32Dを押すと元の画面に戻すことができる)。確認後に決定ボタン32Cを押すと散布圧力が最小値Pmin:1.0MPaとなる第1回目のテスト散布が行われ、散布圧力が最小値Pmin:1.0MPaとなったときの圧力センサ21の検出値と流量センサ22の検出値から座標(Pmin,Qmin)を取得し、これがノズル情報保存手段13によってメモリに読み込まれる(同図(c))。
読み込み完了後の同図(d)では、2回目のテスト散布の散布条件が確認表示される。ここでは圧力目標値として中間値Pmid:1.5MPaが設定されている。切り替えボタン32Eを押すことで2回目のテスト散布実行の確認画面(同図(e))が表示され、そこで圧力の再設定を行うことができる(この画面で切り替えボタン32Dを押すと元の画面に戻すことができる)。確認後に決定ボタン32Cを押すと散布圧力が中間値Pmid:1.5MPaとなる第2回目のテスト散布が行われ、散布圧力が中間値Pmid:1.5MPaとなったときの圧力センサ21の検出値と流量センサ22の検出値から座標(Pmid,Qmid)を取得し、これがノズル情報保存手段13によってメモリに読み込まれる(同図(f))。
読み込み完了後の同図(g)では、3回目のテスト散布の散布条件が確認表示される。ここでは圧力目標値として最大値Pmax:2.0MPaが設定されている。切り替えボタン32Eを押すことで3回目のテスト散布実行の確認画面(同図(h))が表示され、そこで圧力の再設定を行うことができる(この画面で切り替えボタン32Dを押すと元の画面に戻すことができる)。確認後に決定ボタン32Cを押すと散布圧力が最大値Pmax:2.0MPaとなる3回目のテスト散布が行われ、散布圧力が最大値Pmax:2.0MPaとなったときの圧力センサ21の検出値と流量センサ22の検出値から座標(Pmax,Qmax)を取得し、これがノズル情報保存手段13によってメモリに読み込まれる(同図(i))。
読み込み完了後の同図(j),(k)の各画面では、散布条件と取得した座標(Pmin,Qmin),(Pmid,Qmid),(Pmax,Qmax)の確認表示が行われ、切り替えボタン32Eを押すことで座標(Pmin,Qmin),(Pmid,Qmid),(Pmax,Qmax)に基づく回帰式を求める演算処理がなされ(同図(l))、ノズル情報保存手段13は求めた回帰式を「ノズル1」の特性情報としてメモリに保存する。本発明の実施形態では散布ノズルの特性情報を回帰式(P−Q曲線:Q=k・Pα;k,αが回帰定数であり、αは両対数座標における直線の傾きを表す)によって設定するが、この際、少なくとも3点以上の座標を基に回帰式を求めるので、散布ノズルの適正使用圧力範囲の全範囲で精度の高い散布量制御を行うことが可能になる。
また、本発明の実施形態では、実際に使用する散布幅のデータ設定を行ってテスト散布を行うので、ブームの一部を使用してテスト散布を行う場合と比較して精度の高い散布ノズルの特性情報を得ることができる。また、テスト散布においては圧力センサ21の検出値と流量センサ22の検出値を同時に取得して座標(Pmin,Qmin),(Pmid,Qmid),(Pmax,Qmax)を得ているので、P−Q曲線を得る上で散布圧力と散布流量の関係がタイミングずれなく取り込まれており、信頼性の高い特性情報を得ることができる。
図7は、設定入力画面の前段のメニュー選択画面の一例を示したものである。この例では、自動散布モードと手動散布モードを選択することができるようになっている。自動散布モードを選択した場合には表示入力装置30に装備した赤色LEDを点灯させ、手動散布モードを選択した場合には緑色LEDを点灯させる等してモード選択の違いを表示する。自動散布モードは、前述した散布条件検出センサ20の検出信号を設定された目標散布条件に近づける制御を行うモードであり、手動散布モードは、散布条件検出センサ20の検出信号によらず作業者の設定に従って動作するモードである。
何れのモードにおいても、待ち受け画面(同図(a),(b))では選択ノズルとタンク40内の薬剤貯留量が表示されている。自動散布モードの場合(同図(a))には自動散布の完了状況(%)が併せて表示されている。表示入力装置30のメニューボタン32Bを押すとメニュー選択画面(同図(c)〜(e))が表示される。切り替えボタン32F,32Gでメニューの選択を行う。メニューとしては、「表示切り換え」,「タンク設定」,「ノズル変更」,「積算リセット」,「液晶設定」,「LED設定」,「ガイダンス」,「ノズルデータ設定」が例示されており、その一つの「ノズルデータ設定」を選択することで、図4〜図6によって説明したような設定入力ガイダンス機能が実行する。
「液晶設定」メニューを選択することで、図1に示したバックライト点灯制御手段14を作動させて表示入力装置30の液晶表示画面31のバックライトを制御することができる。防除機による散布作業は屋外で行われるので、表示入力装置30は作業中直射日光を受けて温度上昇しやすく、表示入力装置30を長時間屋外で使用すると液晶焼けが発生して表示画面が黒っぽくなり表示性能が低下する問題がある。液晶焼けは液晶パネルの温度上昇によって起こるが、この温度上昇には直射日光だけでなくバックライトの点灯による加熱が大きく寄与している。本発明の実施形態におけるバックライト点灯制御手段14は、温度上昇による液晶焼けを防止するために、バックライトの点灯条件を制御するものである。
バックライト点灯制御手段14の基本動作は、液晶表示画面31のバックライトを常時オフにして点灯信号入力時、すなわち作業者が点灯を必要とする場合にのみ設定時間だけオンにする。表示入力装置30を屋外で使用する場合には、日光の反射を利用してバックライト無しでも十分な表示性能が確保できる。しかしながら、屋外作業後に屋内に入った場合などはバックライト無しでは液晶表示画面31を視認できない場合がある。この場合にスイッチ操作などでバックライトを点灯させる。この際バックライトによる液晶パネルの加熱を防ぐために設定時間点灯させた後バックライトをオフにする制御を行う。設定時間は適宜変更可能であり、使用状況に応じた制御が可能である。
また、応用例としては、昼間であれば屋内外のいずれでもバックライト無しで液晶表示画面31を視認できることが多いので、朝夕、夜間のみバックライトを点灯することも有効である。この場合には制御手段10のタイマー機能によって昼間(例えば8時から16時)はバックライトをオフにする制御を行う。また液晶パネルに温度センサを設けて、液晶焼けが発生する温度になったことを検知してバックライトをオフにする制御を行うようにしても良い。
このようなバックライト点灯制御手段14を備えることで、屋外使用において液晶表示画面31に液晶焼けが発生しないので、作業者は常に正確な散布情報を画面で確認できる。必要な場合だけバックライトを点灯させるので、不必要な電力を削減できる。バックライト点灯による温度上昇に伴う部品劣化が少なくなるといった利点を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:散布装置,
10:制御手段,11:ノズル情報設定手段,12:表示入力手段,
13:ノズル情報保存手段,14:バックライト点灯制御手段,
20:散布条件検出センサ,21:圧力センサ,22:流量センサ,23:車速センサ,
30:表示入力装置(液晶表示入力装置),31:液晶表示画面,
32:入力ボタン,32A:電源ボタン,32B:メニューボタン,32C:決定ボタン,32D〜32G:切り替えボタン,
40:タンク,41:ポンプ,42(42A,42B):ブーム,
43:電動調圧弁,43A:調整モータ,
50:ノズル,51:散布管,52:分流器,53(53A〜53D):配管経路

Claims (8)

  1. 複数の散布ノズル(50)を備えた散布装置(1)を走行機体に装備した防除機の散布量制御装置であって、
    散布条件の検出値が設定された目標値になるように前記検出値と前記散布ノズルの特性情報に基づいて散布量を制御する制御手段(10)を備え、
    前記制御手段(10)は、前記散布装置(1)に装備された圧力センサ(21)と流量センサ(22)の検出値に基づいて前記散布ノズル(50)の特性情報を設定するノズル情報設定手段(11)を備え、
    該ノズル情報設定手段(11)は、前記散布装置(1)の異なる作動状態のそれぞれで前記圧力センサ(21)と前記流量センサ(22)の検出値を同時に取得し、複数の前記作動状態で取得した前記圧力センサ(21)と前記流量センサ(22)の同時検出値によって前記散布ノズル(50)の特性情報を設定することを特徴とする防除機の散布量制御装置。
  2. 前記散布装置(1)は、タンク(40)からポンプ(41)を経て分流器(52)によって分流されて複数の散布管(51)に至る配管経路(53)を備えており、前記圧力センサ(21)は前記分流器(52)より上流側で前記ポンプ(41)より下流側の配管経路における管内圧力を検出することを特徴とする請求項1に記載された防除機の散布量制御装置。
  3. 前記散布ノズルの特性情報は前記圧力センサ(21)によって検出された散布圧力Pから散布流量Qを求めるQ=k・Pα(k,αは回帰定数)の回帰式によって設定されることを特徴とする請求項2に記載された防除機の散布量制御装置。
  4. 複数の前記作動状態は、前記圧力センサ(21)の検出値が前記目標値として設定される散布圧力の最大値と最小値と中間値に対応する少なくとも3つの状態であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載された防除機の散布量制御装置。
  5. 前記制御手段(10)は、前記目標値を表示しながら設定入力可能にする表示入力手段(12)を備え、
    前記ノズル情報設定手段(11)は、前記表示入力手段(12)で設定入力された前記散布圧力の最大値と最小値と中間値に前記圧力センサ(21)の検出値が一致した時に前記同時検出値をそれぞれ取得することを特徴とする請求項4に記載された防除機の散布量制御装置。
  6. 前記制御手段(10)は、前記ノズル情報設定手段(11)が設定した前記散布ノズル(50)の特性情報を散布ノズル毎に保存するノズル情報保存手段(13)を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載された防除機の散布量制御装置。
  7. 前記表示入力手段(12)の出力を表示する液晶表示入力装置(30)を備え、
    該液晶表示入力装置(30)における液晶表示画面(31)のバックライトを常時オフにして点灯信号入力時に設定時間だけオンにするバックライト点灯制御手段(14)を備えることを特徴とする請求項5に記載された防除機の散布量制御装置。
  8. 複数の散布ノズル(50)を備えた散布装置(1)を走行機体に装備した防除機の散布量制御方法であって、
    散布条件の検出値が設定された目標値になるように前記検出値と前記散布ノズルの特性情報に基づいて散布量を制御するに際して、その準備工程として、前記散布装置(1)に装備された圧力センサ(21)と流量センサ(22)の検出値に基づいて前記散布ノズルの特性情報を設定するノズル情報設定工程を有し、
    該ノズル情報設定工程は、前記散布装置(1)の異なる作動状態のそれぞれで前記圧力センサ(21)と前記流量センサ(22)の検出値を同時に取得し、複数の前記作動状態で取得した前記圧力センサ(21)と前記流量センサ(22)の同時検出値によって前記散布ノズルの特性情報を設定することを特徴とする防除機の散布量制御方法。
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