JP2010267433A - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2010267433A
JP2010267433A JP2009116331A JP2009116331A JP2010267433A JP 2010267433 A JP2010267433 A JP 2010267433A JP 2009116331 A JP2009116331 A JP 2009116331A JP 2009116331 A JP2009116331 A JP 2009116331A JP 2010267433 A JP2010267433 A JP 2010267433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pan
temperature
amount
cooking
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009116331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5047222B2 (ja
Inventor
Hiroyasu Shiichi
広康 私市
Hiroshi Yamazaki
博史 山崎
Shigeyuki Nagata
滋之 永田
Akihiko Kobayashi
昭彦 小林
Akira Morii
彰 森井
Shota Kamiya
庄太 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009116331A priority Critical patent/JP5047222B2/ja
Publication of JP2010267433A publication Critical patent/JP2010267433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5047222B2 publication Critical patent/JP5047222B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/06Control, e.g. of temperature, of power
    • H05B6/062Control, e.g. of temperature, of power for cooking plates or the like
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2213/00Aspects relating both to resistive heating and to induction heating, covered by H05B3/00 and H05B6/00
    • H05B2213/07Heating plates with temperature control means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Abstract

【課題】調理鍋内の油量に関係なく油温を精度良く温度制御する電磁調理器を提供する。
【解決手段】赤外線センサー5によって受光された赤外線量に基づいて鍋側面温度を算出する鍋温度算出部と、揚げ物調理モードが開始されると、所定時間、所定電力となるように駆動回路6を制御し、所定時間のうち第1の所定時間において、その間の鍋側面温度の変化値を求めて調理鍋と加熱コイル4の位置関係を判定し、その後、所定時間のうち第2の所定時間において、その間の鍋側面温度の変化値を求めて基本油量を判定し、かつ先に判定した調理鍋1と加熱コイル4の位置関係から基本油量を補正して調理鍋1内の油量を算出し、その油量に基づいて温度フィードバック制御のゲインを選定する制御回路7とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、揚げ物調理時の油温を制御する電磁調理器に関するものである。
従来の電磁調理器は、鍋を保持するガラス天板と、鍋からの赤外線をガラス天板を介して検出する赤外線検出手段と、赤外線検出手段の出力から鍋の温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段の出力および操作部での設定温度により油の予熱工程において予め設定された温度で加熱コイルの出力を下方向に切替え、油が設定温度になるように制御する制御手段と、第1の温度判定値から第2の温度判定値までの立ち上がり温度に応じて鍋内の油量を判定する油量判定手段とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−92177号公報(請求項1、3、図1)
ところで、前述のガラス天板は、2.5μm以上の波長は通さず、また、2.5μm以下の波長では500K(227℃)以下の温度の波長はガラス天板によりカットされるため、揚げ物調理の油温180℃付近の温度でしか検出できなかった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、調理鍋内の油量に関係なく、また、鍋底の反り状態に関係なく油温を精度良く温度制御する電磁調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る電磁調理器は、調理鍋が載置されるトッププレートと、トッププレートの下に設置され、トッププレートに載置された調理鍋を加熱する加熱コイルと、交流電圧を高周波電圧に変換して加熱コイルに高周波電流を供給する駆動回路と、加熱コイルの出力電力を検知し、当該電力が設定電力になるように駆動回路を制御する制御回路と、トッププレートより上側に設けられ、調理鍋の側面から放射される赤外線を受光する赤外線センサーと、赤外線センサーによって受光された赤外線量に基づいて鍋側面温度を算出する鍋温度算出部とを備え、制御回路は、揚げ物調理モードが開始されると、所定時間、所定電力となるように駆動回路を制御し、所定時間のうち第1の所定時間において、その間の赤外線量あるいは鍋側面温度の変化値を求めて調理鍋と加熱コイルの位置関係を判定し、その後、所定時間のうち第2の所定時間において、その間の赤外線量あるいは鍋側面温度の変化値を求めて基本油量を判定し、かつ先に判定した調理鍋と加熱コイルの位置関係から基本油量を補正して調理鍋内の油量を算出し、その油量に基づいて温度フィードバック制御のゲインを選定する。
本発明においては、揚げ物調理モードが開始されると、所定時間、所定電力となるように駆動回路を制御し、所定時間のうち第1の所定時間において、その間の赤外線量あるいは鍋側面温度の変化値を求めて調理鍋と加熱コイルの位置関係を判定し、その後、所定時間のうち第2の所定時間において、その間の赤外線量あるいは鍋側面温度の変化値を求めて基本油量を判定し、かつ先に判定した調理鍋と加熱コイルの位置関係から基本油量を補正して調理鍋内の油量を算出し、その油量に基づいて温度フィードバック制御のゲインを選定するようにしたので、調理鍋内の油量、鍋底の反り状態に関係なく油温のオーバーシュートがなくなり、精度良く温度制御ができる。
本発明の実施の形態1に係る電磁調理器の構成を示すブロック図である。 調理鍋が加熱口内に載置されたときの調理鍋と加熱コイルの位置関係を示す断面図である。 調理鍋が赤外線センサー側にズレて加熱口に載置されたときの調理鍋と加熱コイルの位置関係を示す断面図である。 調理鍋と加熱コイルの位置関係及び調理鍋内の油量に応じて変化する鍋側面温度の曲線図である。 第1の所定時間t1の微分値と補正係数Kとの相関を示す図である。 第2の所定時間t2の微分値と基本油量Lとの相関を示す図である。 調理鍋内の油量(基本油量×K)とフィードバックゲインFGとの相関を示す図である。 実施の形態2における調理鍋の油量(基本油量L×補正係数K)としきい値との相関を示す図である。 調理鍋の油量(基本油量L×K)と投入電力との相関を示す図である。 本発明の実施の形態4に係る電磁調理器の構成を示すブロック図である。 第1の所定時間t1の微分値と鍋側面温度及びサーミスタ温度の温度差との相関を示す鍋底の反り量の線図である。 鍋底の反り量とサーミスタ温度の補正係数Ks との相関を示す図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る電磁調理器の構成を示すブロック図である。
図1において、本体11の上部に取り付けられたトッププレート3は、耐熱強化ガラスとそのガラスの外周に取り付けられた金属の枠体(図示せず)とにより構成されている。トッププレート3の耐熱強化ガラスの表面には、調理鍋1の加熱位置を示す円形の加熱口(図示せず)が表示されている。また、トッププレート3の下には、前述の加熱口に対向して設けられた環状の加熱コイル4が設置されている。加熱コイル4は、後述する駆動回路6からの高周波電流に基づいてトッププレート3上の調理鍋1を誘導加熱する。
トッププレート3の上側に設けられた赤外線センサー5は、例えば、前述の枠体に調理鍋1の側面と対向するように取り付けられ、調理鍋1の側面から放射される赤外線を受光する。駆動回路6は、インバータ回路を備え、後述する制御回路7からの制御に基づいてインバータ回路を駆動し、交流電圧8を高周波電圧に変換させて高周波電流を加熱コイル4に供給する。制御回路7は、例えばカレント・トランスで構成された電流検出器9により検出された入力電流と電圧検出器10により検出された入力電圧とから入力電力を算出し、操作部により設定された加熱電力となるように駆動回路6を制御する。
次に、調理鍋1と加熱コイル4の位置関係及び調理鍋1内の油量に応じて変化する鍋側面温度について説明する。
図2は調理鍋が加熱口内に載置されたときの調理鍋と加熱コイルの位置関係を示す断面図、図3は調理鍋が赤外線センサー側にズレて加熱口に載置されたときの調理鍋と加熱コイルの位置関係を示す断面図、図4は調理鍋と加熱コイルの位置関係及び調理鍋内の油量に応じて変化する鍋側面温度の曲線図である。なお、図4に示すt1は第1の所定時間、t2は第2の所定時間で、曲線は加熱開始から第2の所定時間t2経過するまでの鍋側面温度を示している。
図3に示すように調理鍋1の赤外線センサー5側の側面が加熱コイル4からはみ出している場合は、加熱コイル5からの磁束により、先ず鍋底aと赤外線センサー5の反対側の鍋側面bが直接加熱され、その熱が調理鍋1の油2を介して赤外線センサー5側の鍋側面に伝わる。そのため、赤外線センサー5側の鍋側面の温度上昇は小さい。一方、図2に示すように調理鍋1が加熱コイル4の内側にある場合は、点線で囲まれた鍋側面bが鍋底aと共に加熱コイル4からの磁束により直接加熱されるため、赤外線センサー5側の鍋側面の温度上昇は大きい。図4に示すように、第1の所定時間t1の加熱では、油2の熱伝達係数よりも調理鍋1の熱伝達係数の方が大きいので、先ず調理鍋1が加熱される。この場合、油量よりも調理鍋1と加熱コイル4との位置関係の影響が大きく、加熱が進むにつれて油2に熱が伝わっていき、油量に応じて温度上昇の傾きが変わる。また、同じ油量であっても、調理鍋1が加熱コイル4の内側にある方が温度上昇の傾きが大きい。
そこで、実施の形態1においては、所定時間、所定電力となるように駆動回路6を制御すると共に、所定時間のうち第1の所定時間t1において、その間の鍋側面温度の変化値を求めて調理鍋1と加熱コイル4の位置関係を判定し、その後、所定時間のうち第2の所定時間t2において、その間の鍋側面温度の変化値を求めて基本油量を判定し、かつ先に判定した調理鍋1と加熱コイル4の位置関係とから調理鍋1内の油量を算出し、その油量に基づいて温度フィードバック制御のゲインを選定し、加熱コイル4の電力を制御するようにしている。
次に、前述した一連の処理について図5乃至図7を用いて詳述する。
図5は第1の所定時間t1の微分値と補正係数Kとの相関を示す図、図6は第2の所定時間t2の微分値と基本油量Lとの相関を示す図、図7は調理鍋内の油量(基本油量×K)とフィードバックゲインFGとの相関を示す図である。
前述の処理は、本調理器の制御回路7によって行われる。この制御回路7は、赤外線センサー5によって受光された赤外線量に基づいて鍋側面温度を算出する鍋温度算出部を備え、揚げ物調理スイッチがオンされたときに、所定時間、所定電力となるように駆動回路6を制御する。この時、所定時間のうち第1の所定時間t1において、その間の鍋側面温度を時間微分して微分値(変化値)を算出する。次いで、図5に示すように、その微分値が所定値T1以上かどうかを判定し、微分値が所定値T1以下のときは調理鍋1が赤外線センサー5側にズレていると判定して、補正係数Kを1.0とする。また、微分値が所定値T1より大きいときは調理鍋1が加熱コイル4の内側あるいは赤外線センサー5の反対側にズレて載置されていると判定して、その微分値に応じて設定された補正係数K(1.0より小さい値)を選定する。
その後、制御回路7は、所定時間のうち第2の所定時間t2において、その間の鍋側面温度を時間微分して微分値(変化値)を算出し、その微分値に応じて設定された基本油量Lを選定する(図6参照)。そして、その基本油量Lに先に選定した補正係数Kを乗算して調理鍋1内の油量を求め、図7に示すようにその油量に応じて設定されたフィードバックゲインFGを選定し、温度フィードバック制御のゲインとする。フィードバックゲインFGは、油量が多くなるにつれ大きくなり、少なくなるにつれ小さくなる。
なお、鍋温度算出部により算出された鍋側面温度を時間微分するようにしたが、これに代えて、赤外線センサーによって受光された赤外線量を時間微分するようにしても良い。また、鍋側面温度の微分値の算出については、動作説明の際に詳述する。
前記のように構成された電磁調理器においては、操作部により電源を「入」にし、揚げ物調理スイッチをオンして揚げ物調理モードが開始されると、制御回路7は、所定時間、所定電力となるように駆動回路6を制御する。この時、赤外線センサー5が受ける調理鍋1の側面からの赤外線量P、赤外線センサー5自体の温度TO を読み込んで、調理鍋1の赤外線放射率をε、ステファン・ボルツマン定数をσ、鍋側面温度をTaとする下記の(1)式から鍋側面温度Taを算出する。
P=σ(εTa4 −εTo4 )…(1)
その後、加熱開始から第1の所定時間t1を経過したときに、調理鍋1の側面から放射される赤外線量Pを赤外線センサー5を介して受光し、赤外線センサー5自体の温度TO を読み込んで、前述の(1)式から鍋側面温度Taを算出する。次いで、先に算出した鍋側面温度Taとで時間微分し、鍋側面温度Taの微分値を算出する。
次いで、制御回路7は、算出した微分値が予め設定された所定値T1より大きいかどうかを判定し(図5参照)、微分値が所定値T1以下のときは、調理鍋1が赤外線センサー5側にズレていると判定して、補正係数Kを1.0とする。また、微分値が所定値T1より大きいときは調理鍋1が加熱コイル4の内側あるいは赤外線センサー5の反対側にズレて載置されていると判定して、その微分値に応じて設定された補正係数K(1.0より小さい値)を選定する。
その後、制御回路7は、第2の所定時間t2の測定に入った際に、前記と同様に調理鍋1の側面から放射される赤外線量Pを赤外線センサー5を介して受光し、赤外線センサー5自体の温度TO を読み込んで、前述の(1)式から鍋側面温度Taを算出する。そして、第2の所定時間t2が経過したとき、調理鍋1の側面から放射される赤外線量Pを赤外線センサー5を介して受光し、赤外線センサー5自体の温度TO を読み込んで、前述の(1)式から鍋側面温度Taを算出する。次いで、先に算出した鍋側面温度Taとで時間微分し、鍋側面温度Taの微分値を算出し、その微分値に応じて設定された基本油量Lを選定する(図6参照)。そして、その基本油量Lに先に選定した補正係数Kを乗算して調理鍋1内の油量を算出する。
例えば、調理鍋1が加熱コイル4の内側にある場合、第1の所定時間t1での微分値は油量が少ないほど大きくなるので、補正係数Kが小さくなる。第2の所定時間t2での微分値は第1の所定時間t1のときと比べ傾きが小さくなるものの油量が少ないほど大きくなるので、基本油量Lが少なくなる。このため、調理鍋1内の油量は少なく推定される。また、第1の所定時間t1での微分値は油量が多いほど小さくなるので、補正係数Kが大きくなる。第2の所定時間t2での微分値は第1の所定時間t1のときと比べ傾きが小さくなるものの油量が多いほど小さくなるので、基本油量Lが多くなる。このため、調理鍋1内の油量は多く推定される。
また、調理鍋1が赤外線センサー5側にある場合において、第1の所定時間t1での微分値により補正係数Kを1.0とした場合、第2の所定時間t2での微分値は油量が多くなるほど小さくなるので、基本油量Lが多くなり、調理鍋1内の油量は多く推定される。逆に、第2の所定時間t2での微分値は油量が少なくなるほど大きくなるので、基本油量Lは微分値が小さいときと比べ少なくなり、調理鍋1内の油量は少なく推定される。
調理鍋1内の油量を推定した後は、その油量に応じて設定されたフィードバックゲインFGを選定し(図7参照)、温度フィードバック制御のゲインとする。そして、揚げ物調理の目標温度Tobj と鍋側面温度Taとを比較し、鍋側面温度Taが低いときは、第2の所定時間t2経過後、加熱コイル4に電力を投入する。このときの電力は、FG(Tobj −Ta)に比例したものである。
以上のように実施の形態1によれば、揚げ物調理スイッチのオンにより揚げ物調理モードが開始されると、所定時間、所定電力となるように駆動回路6を制御すると共に、所定時間のうち第1の所定時間t1において、その間の鍋側面温度Taを時間微分して微分値を求め、その微分値から補正係数Kを選定し、その後、所定時間のうち第2の所定時間t2において、その間の鍋側面温度Taを時間微分して微分値を求め、その微分値から基本油量Lを選定し、かつ先に選定した補正係数Kとから調理鍋1内の油量を算出し、その油量に基づいて温度フィードバック制御のゲインFGを選定するようにしたので、調理鍋1内の油量、鍋底の反り状態に関係なく油温のオーバーシュートがなくなり、精度良く温度制御ができる。
なお、実施の形態1では、第1の所定時間t1で求めた鍋側面温度Taの微分値から補正係数Kを選定し、第2の所定時間t2で求めた鍋側面温度Taの微分値から基本油量Lを選定し、その基本油量Lに先の補正係数Kを乗算して調理鍋1内の油量を求めるようにしたが、その油量が例えば200g(所定量)以下のときに揚げ物調理モードの制御を中止して、液晶表示部やLEDあるいは音声により、使用者に調理鍋1内の油量が少ない旨を報知するようにしても良い。このように構成した場合、調理鍋1内の油量が少ないときに油温が上がりすぎるのを防止でき、より安全性が向上する。
実施の形態2.
実施の形態2は、前述した実施の形態1の電磁調理器において、揚げ物調理に最適な温度(例えば180℃)に達しているときに、食材の投入により鍋側面温度Taが急激に下がった場合、現在の電力に所定電力を加算して加熱を行うようにしたものである。
図8は実施の形態2における調理鍋の油量(基本油量L×補正係数K)としきい値との相関を示す図、図9は調理鍋の油量(基本油量L×K)と投入電力との相関を示す図である。なお、図8に示す油投入しきい値は、後述する実施の形態3で説明する。また、実施の形態2の電磁調理器の構成は、実施の形態1と同様であるため、図1を用いて説明する。
実施の形態2における電磁調理器の制御回路7は、調理鍋1の油温が揚げ物調理に最適な温度である所定温度(例えば180℃)に達すると、所定間隔毎にその間の鍋側面温度Taを時間微分して微分値(変化値)を算出し、かつその微分値が油量(基本油量L×補正係数K)に応じて設定された食材投入しきい値(第1しきい値)以上マイナス方向に変化したかどうかを判定する。微分値が食材投入しきい値以上マイナス方向に変化したときは、調理鍋1内に食材が投入されたと判定して、油量に応じて設定された電力を現在の電力に加えて加熱する。その食材投入しきい値は、図8に示すように、調理鍋1内の油量が多くなるにつれ小さくなり、油量が少なくなるにつれ大きくなる。
鍋側面温度Taは、実施の形態1で述べたように(1)式から求めたものである。また、前述の油量は、実施の形態1と同様に、第1の所定時間t1で求めた鍋側面温度Taの微分値から補正係数Kを選定し、第2の所定時間t2で求めた鍋側面温度Taの微分値から基本油量Lを選定し、その基本油量Lに先の補正係数Kを乗算して得たものである。なお、鍋温度算出部により算出された鍋側面温度を時間微分するようにしたが、これに代えて、赤外線センサーによって受光された赤外線量を時間微分するようにしても良い。
以上のように実施の形態2によれば、調理鍋1内の油量が多いときに食材投入しきい値を小さくするので、油量が多くても食材の投入を確実に検知でき、また、調理鍋1内の油量が少ないときはそのしきい値を上げるようにしているので、箸の投入などによる誤判定を防止できる。また、食材が投入された際の電力の加算を油量に応じて変えるようにしているので、食材投入による温度低下状態からの温度復帰がオーバーシュートすることなく行われ、揚げ物調理に最適な温度を維持でき、美味しい調理が可能になる。
実施の形態3.
実施の形態3は、前述した実施の形態2の電磁調理器において、揚げ物調理に最適な温度(例えば180℃)に達しているときに、油2が追加投入された場合、調理鍋1内の油量を再度算出するようにしたものである。油2が追加投入されたかどうかの判定については、前述の図8を用いて説明する。なお、実施の形態3の電磁調理器の構成は、実施の形態1と同様であるため、図1を用いて説明する。
実施の形態3における電磁調理器の制御回路7は、所定間隔毎に算出した鍋側面温度Taの微分値(変化値)が油量に応じて設定された食材投入しきい値(第1しきい値)より大きい油投入しきい値以上マイナス方向に変化したかどうかを判定する。前述の微分値が油量に応じて設定された食材投入しきい値以上マイナス方向に変化したときは、前述の如く調理鍋1内に食材が投入されたと判定するが、微分値が油投入しきい値以上マイナス方向に変化したときは、調理鍋1内に油2が投入されたと判定して、油量の算出を再度行う。その油投入しきい値は、図8に示すように、食材投入しきい値より高く、調理鍋1内の油量が多くなるにつれ小さくなり、油量が少なくなるにつれ大きくなる。
油量の再算出は、例えば調理鍋1内に油2が投入された際、実施の形態1で述べた第1の所定時間t1及び第2の所定時間t2に相当する各期間を設けて、それぞれ鍋側面温度Taの微分値(時間微分)を算出する。そして、最初の期間の微分値から補正係数を判定し、次の期間の微分値から基本油量を判定し、次いで、その基本油量に先の補正係数を乗算して新たな油量を求める。その後、新たな油量に応じて設定された電力を現在の電力に加えて加熱する。
以上のように実施の形態3によれば、調理鍋1内の油量が多いときに油投入しきい値を小さくするので、油量が多くても油2の投入を確実に検知でき、また、調理鍋1内の油量が少ないときはそのしきい値を上げるようにしているので、誤判定を防止できる。また、油2が投入された際の電力の加算を新たな油量に応じて変えるようにしているので、油投入による温度低下状態からの温度復帰がオーバーシュートすることなく行われ、揚げ物調理に最適な温度を維持でき、美味しい調理が可能になる。
実施の形態4.
図10は本発明の実施の形態4に係る電磁調理器の構成を示すブロック図、図11は第1の所定時間t1の微分値と鍋側面温度及びサーミスタ温度の温度差との相関を示す鍋底の反り量の線図、図12は鍋底の反り量とサーミスタ温度の補正係数Ks との相関を示す図である。なお、図10においては、図1で説明した実施の形態1と同様の部分に同じ符号を付している。
実施の形態4の電磁調理器は、図10に示すように、赤外線センサー5の他にサーミスタ21を備えている。サーミスタ21は、加熱コイル4の中央空間部にトッププレート3の裏面に接触して設置され、後述する制御回路7と接続されている。
前述の制御回路7は、サーミスタ21を介してトッププレート3上の調理鍋1の鍋底温度を検出する鍋温度検出部を備え、揚げ物調理スイッチのオンにより揚げ物調理モードが開始されると、調理鍋1の温度が揚げ物調理に最適な所定温度(例えば180℃)になるように駆動回路6を制御する。この時、加熱開始から所定時間t1の間の鍋側面温度Taを時間微分して微分値(変化値)を算出する。次いで、サーミスタ21を介してトッププレート3上の調理鍋1の鍋底温度Tsを検出し、鍋側面温度Taから鍋底温度Tsを減算して温度差を算出する。その後、図11に示すように、前述の微分値と温度差とから鍋底に反りがあるかどうかを判定する。
微分値と温度差とから鍋底に反りなしと判定したときは、サーミスタ21の検出による鍋底温度Tsを調理鍋1の温度としてフィードバック制御を行う。また、微分値と温度差とから鍋底に反り有りと判定したときはその反り量を判定し(図11参照)、かつ反り量に応じて設定された補正係数Ksを選定する(図12参照)。そして、サーミスタ21の検出による鍋底温度Tsに補正係数Ksを乗算し、調理鍋1の温度としてフィードバック制御を行う。
以上のように実施の形態4によれば、鍋側面温度Taの微分値と鍋側面温度Taから鍋底温度Tsを減算した温度差とから鍋底の反り量を判定したとき、その反り量に応じて設定された補正係数Ksでサーミスタ21の検出の鍋底温度Tsを補正(乗算)するようにしたので、鍋底に反りのある調理鍋1であっても、サーミスタ21で正確な調理鍋1の温度を検出でき、精度良く温度制御ができる。
なお、実施の形態4では、鍋側面温度Taの微分値と鍋側面温度Taから鍋底温度Tsを減算した温度差とから鍋底の反り量を判定するようにしたが、赤外線センサー5の検出による鍋側面温度Taとサーミスタ21の検出による鍋底温度Tsとの両者の温度差を算出し、その温度差が第1の所定値以上乖離しているとき揚げ物調理モードの制御を中止して、例えば液晶表示部やLED、あるいは音声によって使用者にその旨を報知するようにしても良い。これは、鍋底の反りが極端に大きい調理鍋1によって揚げ物調理が行われた場合である。この構成により、反りの大きい調理鍋1使用時に油温が極端に上昇するのを防止でき、安全性が向上する。
また、赤外線センサー5の検出による鍋側面温度Ta、あるいはサーミスタ21の検出による鍋底温度Tsを補正して得られた調理鍋1の温度の何れか一方が油の例えば250℃(第2の所定値)以上に上昇したときに揚げ物調理モードの制御を中止して、加熱コイル4による調理鍋1の加熱を停止させるようにしても良い。この場合も、前述したように液晶表示部やLED、あるいは音声にて使用者にその旨を報知する。この構成により、油温が異常に高温となることを防止でき、より安全性が向上する。
前述した各実施の形態では、鍋側面温度Taの算出に前述の(1)式を用いたことを述べたが、式の中の赤外線放射率εに例えば0.2を用いて演算するようにしても良い。この0.2は、本調理器の専用調理鍋の赤外線放射率εである。鍋側面温度Taの算出にその赤外線放射率εを用いることで、正確な温度算出が可能になる。
1 調理鍋、2 油、3 トッププレート、4 加熱コイル、5 赤外線センサー、6 駆動回路、7 制御回路、9 電流検出器、10 電圧検出器、21 サーミスタ。

Claims (9)

  1. 調理鍋が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの下に設置され、当該トッププレートに載置された調理鍋を加熱する加熱コイルと、
    交流電圧を高周波電圧に変換して前記加熱コイルに高周波電流を供給する駆動回路と、 前記加熱コイルの出力電力を検知し、当該電力が設定電力になるように前記駆動回路を制御する制御回路と、
    前記トッププレートより上側に設けられ、調理鍋の側面から放射される赤外線を受光する赤外線センサーと、
    前記赤外線センサーによって受光された赤外線量に基づいて鍋側面温度を算出する鍋温度算出部とを備え、
    前記制御回路は、揚げ物調理モードが開始されると、所定時間、所定電力となるように前記駆動回路を制御し、前記所定時間のうち第1の所定時間において、その間の前記赤外線量あるいは前記鍋側面温度の変化値を求めて調理鍋と前記加熱コイルの位置関係を判定し、その後、前記所定時間のうち第2の所定時間において、その間の前記赤外線量あるいは前記鍋側面温度の変化値を求めて基本油量を判定し、かつ先に判定した調理鍋と前記加熱コイルの位置関係から前記基本油量を補正して調理鍋内の油量を算出し、その油量に基づいて温度フィードバック制御のゲインを選定することを特徴とする電磁調理器。
  2. 前記制御回路は、算出した油量が所定量以下のときに揚げ物調理モードの制御を中止して、使用者に油量が少ない旨を報知することを特徴とする請求項1記載の電磁調理器。
  3. 前記制御回路は、油温が所定温度に達すると、所定間隔毎にその間の前記赤外線量あるいは前記鍋側面温度の変化値を算出し、かつその変化値が前記油量に応じて設定された第1しきい値以上マイナス方向に変化したかどうかを判定し、前記変化値が第1しきい値以上マイナス方向に変化したときは、調理鍋内に食材が投入されたと判定して、前記油量から電力を選定して現在の電力に加えて加熱することを特徴とする請求項1又は2記載の電磁調理器。
  4. 前記制御回路は、前記変化値が前記油量に応じて設定された前記第1しきい値より高い第2しきい値以上マイナス方向に変化したかどうかを判定し、前記変化値が第2しきい値以上マイナス方向に変化したときは、調理鍋内に油が投入されたと判定して、前記油量の算出を再度行うことを特徴とする請求項3記載の電磁調理器。
  5. 調理鍋が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの下に設置され、当該トッププレートに載置された調理鍋を加熱する加熱コイルと、
    交流電圧を高周波電圧に変換して前記加熱コイルに高周波電流を供給する駆動回路と、 前記加熱コイルの出力電力を検知し、当該電力が設定電力になるように前記駆動回路を制御する制御回路と、
    前記トッププレートより上側に設けられ、調理鍋の側面から放射される赤外線を受光する赤外線センサーと、
    前記赤外線センサーによって受光された赤外線量に基づいて鍋側面温度を算出する鍋温度算出部と、
    前記加熱コイルに対向する前記トッププレートの裏面に接触して設けられたサーミスタと、
    前記サーミスタを介して前記トッププレート上の調理鍋の鍋底温度を検出する鍋温度検出部とを備え、
    前記制御回路は、揚げ物調理モードが開始されると、揚げ物調理に最適な所定温度となるように前記駆動回路を制御すると共に、加熱開始から所定時間の間の前記鍋側面温度の変化値を算出し、その変化値と前記鍋側面温度及び前記鍋底温度とから鍋底の反り量を判定し、その反り量に応じて前記鍋底温度を補正し、調理鍋温度として温度フィードバック制御を行うことを特徴とする電磁調理器。
  6. 前記制御回路は、前記鍋側面温度と前記調理鍋温度との差を算出し、その差が第1の所定値以上のときは揚げ物調理モードの制御を中止して、使用者にその旨を報知することを特徴とする請求項5記載の電磁調理器。
  7. 前記制御回路は、前記鍋側面温度と前記調理鍋温度の何れか一方が第2の所定値以上に上昇したとき揚げ物調理モードの制御を中止して、前記加熱コイルによる加熱を停止させることを特徴とする請求項5又は6記載の電磁調理器。
  8. 前記第2の所定値は、油の上限温度以下であることを特徴とする請求項7記載の電磁調理器。
  9. 前記鍋温度算出部は、前記赤外線センサーによって受光された赤外線量から鍋側面温度を算出する際、予め用意された調理鍋の赤外線放射率を用いることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の電磁調理器。
JP2009116331A 2009-05-13 2009-05-13 電磁調理器 Active JP5047222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009116331A JP5047222B2 (ja) 2009-05-13 2009-05-13 電磁調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009116331A JP5047222B2 (ja) 2009-05-13 2009-05-13 電磁調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010267433A true JP2010267433A (ja) 2010-11-25
JP5047222B2 JP5047222B2 (ja) 2012-10-10

Family

ID=43364239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009116331A Active JP5047222B2 (ja) 2009-05-13 2009-05-13 電磁調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5047222B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011087351A1 (de) 2010-11-30 2012-05-31 Kabushiki Kaisha Takehiro Heckablagenbaugruppe für einen kofferraum eines fahrzeugs
JP2012178300A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Sanyo Electric Co Ltd 加熱調理器
JP2013093210A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Hitachi Appliances Inc 誘導加熱調理器
JP2013247088A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2014026772A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器及び加熱調理プログラム
WO2018104989A1 (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04341785A (ja) * 1991-05-16 1992-11-27 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2002299029A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
JP2008269912A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器およびそのプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04341785A (ja) * 1991-05-16 1992-11-27 Toshiba Corp 加熱調理器
JP2002299029A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
JP2008269912A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器およびそのプログラム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011087351A1 (de) 2010-11-30 2012-05-31 Kabushiki Kaisha Takehiro Heckablagenbaugruppe für einen kofferraum eines fahrzeugs
JP2012178300A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Sanyo Electric Co Ltd 加熱調理器
JP2013093210A (ja) * 2011-10-26 2013-05-16 Hitachi Appliances Inc 誘導加熱調理器
JP2013247088A (ja) * 2012-05-29 2013-12-09 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2014026772A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器及び加熱調理プログラム
WO2018104989A1 (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5047222B2 (ja) 2012-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5253557B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4965648B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5047222B2 (ja) 電磁調理器
JP4910667B2 (ja) 加熱調理器
JP4393799B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4123108B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4120536B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5062013B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5747178B2 (ja) 誘導加熱調理器およびそのプログラム
JP5047225B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4497196B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP4357938B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2005078993A5 (ja)
JP2010170784A (ja) 加熱調理器
JP4823152B2 (ja) 加熱調理器
JP2008060088A5 (ja)
JP5182172B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2008262722A (ja) 誘導加熱調理器
JP2008135201A (ja) 誘導加熱調理器
JP5865010B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2009140638A (ja) 加熱調理器
JP2013097936A (ja) 誘導加熱調理器
JP5579101B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2007335233A (ja) 加熱調理器
JP2010282861A (ja) 誘導加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120717

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5047222

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250