JP2010266792A5 - - Google Patents

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観察光学系及び画像表示装置
本発明は、複数の表示素子からの光を合成して1つの合成拡大像を観察させる観察光学系に関し、特にヘッドマウントディスプレイ(HMD)等の画像表示装置に好適な観察光学系に関する。
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)等の画像表示装置に用いられる観察光学系としては、自然な観察を可能とし、かつ臨場感を増すために、広画角での画像提示が望まれている。また、観察者の頭部に装着される画像表示装置は、小型で薄型であることが望ましい。
小型かつ薄型であり、広画角の画像提示が可能な観察光学系には、表示素子を複数用い、それらに互いに異なる視野に対応する原画を表示させ、それらの原画から1つの合成像を形成してこれを観察させるものがある。複数の表示素子を用いることで、それぞれの表示素子に対応する光学系の大きさを小型かつ薄型にすることができるので、広画角でありながらも全体として小型で薄型の観察光学系を実現できる。このような観察光学系の例としては、特許文献1〜5にて開示されたものがある。
特許文献1,2に開示された観察光学系では、観察光学系内に視軸に対して対称にV字型のミラーを設け、1つの表示素子に表示された原画からの光をV字型ミラーの一方の反射面で反射して射出瞳に向かわせる。また、他の1つの表示素子に表示された原画からの光を、V字型ミラーの他方の反射面で反射して射出瞳に向かわせる。
特許文献3にて開示された観察光学系では、視軸に対して対称な形状のプリズムを設けている。1つの表示素子に表示された原画からの光は、該表示素子に対向配置された入射面からプリズム内に導かれ、該プリズムの透過面兼内部全反射面である第1面で反射された後、別の反射面で反射され、第1面を透過して射出瞳に向かう。また、他の1つの表示素子に表示された原画からの光も同様に、該他の表示素子に対向配置された入射面からプリズム内に導かれ、第1面で反射された後、別の反射面で反射され、第1面を透過して射出瞳に向かう。
特許文献4にて開示された観察光学系でも、視軸に対して対称な形状のプリズムを設けている。この観察光学系では、それぞれの表示素子に対向配置されたプリズムの入射面が、他方の表示素子からの光を反射して射出瞳に向かわせる2つの反射面としても用いられている。
特許文献5にて開示された観察光学系では、視軸上の前後にプリズムを設けている。射出瞳に近い側のプリズムは、1つの表示素子に表示された原画からの光を2回反射して射出瞳に導き、射出瞳から遠い側のプリズムは、他の1つの表示素子に表示された原画からの光を2回反射した後に、射出瞳に近い側のプリズムを介して射出瞳に導く。
特開平07−274097号公報 特許第3524569号公報 特開平11−326820号公報 特開平10−246865号公報 特開平09−166759号公報
しかしながら、特許文献1〜4にて開示された観察光学系では、合成像における原画の境界部分にて、各原画からの光を重ね合わせられない。このため、観察者の眼球が回転した場合に、境界部分において原画の継ぎ目が目立ってしまい、自然な観察が行えない。
また、特許文献5にて開示された観察光学系では、射出瞳から遠い側のプリズムからのすべての光が射出瞳に近い側のプリズムを透過するため、射出瞳に近い側のプリズムが大型化し、観察光学系全体の大型化を招く。
本発明は、複数の原画(表示素子)からの光を合成して1つの合成拡大像を観察させる観察光学系であって、広画角化とともに小型化及び薄型化を達成し、自然な観察が行えるようにした観察光学系を提供する。
本発明の一側面としての観察光学系は、第1の原画を表示する第1の表示素子と第2の原画を表示する第2の表示素子からの光を射出瞳に導いて、該第1及び第2の原画の合成拡大像を提示する。該観察光学系は、第1の表示素子からの光が入射する第1の光学素子と、第2の表示素子からの光が入射する第2の光学素子と、第3の光学素子とを有する。そして、該観察光学系は、第2の表示素子における第1の表示領域からの光を、第2の光学素子と、第1及び第3の光学素子のうち少なくとも第1の光学素子を介して射出瞳に導き、第2の表示素子における第1の表示領域とは異なる第2の表示領域からの光を、第1の光学素子を介さずに、第2の光学素子と第3の光学素子を介して射出瞳に導くことを特徴とする。
なお、上記第1及び第2の表示素子と上記観察光学系とを有する画像表示装置も、本発明の他の一側面を構成する。
本発明では、第2の表示素子における第1の表示領域からの光を第1の光学素子を介して射出瞳に導き、同じ第2の表示素子における第2の表示領域からの光を第1の光学素子を介さずに射出瞳に導く。このため、本発明によれば、第1の光学素子の大きさを小さくすることができ、この結果、広画角で合成拡大像を提示する観察光学系(及び画像表示装置)の小型化及び薄型化を実現することができる。しかも、第2の表示素子からの光のうち第1の光学素子を介して射出瞳に導かれる光と第1の光学素子を介さずに第3の光学素子を介して射出瞳に導かれる光との間の光路差を小さくする(なくす)ことができ、良好な画質の合成拡大像を提示することができる。
本発明の実施例1である観察光学系の構成を示す図。 本発明の実施例2である観察光学系の構成を示す図。 本発明の数値例1の光学断面図。 数値例1における不要光除去に関する説明図。 本発明の数値例2の光学断面図。 実施例2の観察光学系が薄型化されていることを示す図。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1には、本発明の実施例1である画像表示装置に搭載された観察光学系を示している。1は第1の表示素子であり、2は第2の表示素子である。3は第1の光学素子であり、4は第2の光学素子である。5は第3の光学素子である。
6は接眼レンズであり、7は観察者の眼球である。眼球は、観察光学系の射出瞳の位置又はその近傍に配置される。
第1及び第2の表示素子1,2としては、有機EL等の自発光型2次元画像表示素子や、透過型液晶パネル(LCD)等のディスプレイデバイスが用いられる。
第1の表示素子1に表示された第1の原画からの光は、ハーフミラー面により構成される第1の光学素子3に入射してこれにより反射され、接眼レンズ6を介して図中の上側の画角を形成する光として眼球(射出瞳)7に導かれる。
第2の表示素子2に表示された第2の原画からの光は、第2の光学素子4に入射してこれにより反射される。該反射光のうち第2の表示素子2における第1の表示領域(図中の左側の領域)からの光は、第1の光学素子3を介して(透過して)、接眼レンズ6により眼球(射出瞳)7に導かれる。また、上記反射光のうち第2の表示素子2における第2の表示領域(第1の表示領域とは異なる領域:図中の右側の領域)からの光は、第1の光学素子3を介さずに第3の光学素子5を透過して、接眼レンズ6により眼球(射出瞳)7に導かれる。これら第2の表示素子2からの光は、図中の下側の画角を形成する光として眼球7に導かれる。
このような構成により、第1の原画に対応する拡大像と第2の原画に対応する拡大像とが合成された合成拡大像(第1及び第2の原画の合成拡大像)を射出瞳にて提示することができる。
そして、上記のような構成を採用することで、第2の表示素子2からの光のすべてが第1の光学素子3を介して眼球7に導かれる場合に比べて、観察光学系の全体を小型化及び薄型化することができる。
第3の光学素子5は、第1の光学素子3と同じ屈折率と同じ厚みを有する光学透明体である。これにより、第2の表示素子2からの光のうち第1の光学素子3を透過する光と第1の光学素子3を透過せずに第3の光学素子5を透過する光との間の光路差を小さくする(なくす)ことができる。
ここで、第1及び第2の表示素子1,2からの光を同程度の明るさで眼球7に導くために、第の光学素子3は、透過と反射の強度が等しいハーフミラーであることが望ましい。
また、第2の表示素子2からの光のうち第1の光学素子3を透過する光と第1の光学素子3を透過せずに第3の光学素子5を透過する光との間で明るさの違いが生じる場合がある。この場合は、後者の光の光路(第2の表示領域から前記射出瞳に至る光路)に、光量を減少させるフィルタや膜等の減光部材(減光手段)を設けるとよい。減光部材は、光学素子5の面に設けることができる。また、減光部材は、50%の透過率であることがさらに望ましい。
さらに、図1では、第1の光学素子3と第3の光学素子5は互いに近接して配置されているが、これらを一体の光学素子として形成してもよい。このとき、2つの表示素子1,2からの光が重なり合う領域の像は、その明るさが他の領域の像の明るさに比べて2倍になる。このため、第1及び第2の表示素子1,2に表示される原画の輝度を低くするとよい。
図2には、本発明の実施例2である画像表示装置に搭載された観察光学系を示している。1は第1の表示素子であり、2は第2の表示素子である。13は第1の光学素子であり、14は第2の光学素子である。15は第3の光学素子である。
7は観察者の眼球である。眼球は、観察光学系の射出瞳の位置又はその近傍に配置される。
第1及び第2の表示素子1,2としては、実施例1と同様のディスプレイデバイスが用いられる。
本実施例では、第1の光学素子13と第2の光学素子14のそれぞれに設けられた複数の偏心反射曲面を用いて光路を折り畳むことによって、観察光学系を実施例1よりもさらに薄型化している。また、第1の光学素子13と第2の光学素子14の間に、第3の光学素子15を配置している。第1〜第3の光学素子13,14,15はいずれも、屈折率が1より大きいガラスやプラスチック等の光学媒質で内部が満たされた透明体(プリズム素子)により構成される。
第1の表示素子1に表示された第1の原画からの光は、第1の光学素子13の面11で1回反射された後に、ハーフミラー面である光学面9でさらに反射し、面11を透過して図中の上側の画角を形成する光として眼球(射出瞳)7に導かれる。
第2の表示素子2に表示された第2の原画からの光は、第2の光学素子14の面12と面16で2回反射された後に、第3の光学素子15を透過する。第3の光学素子15を透過する光のうち、第2の表示素子2における第1の表示領域(図中の右側の領域)からの光は、第1の光学素子13を介して(透過して)、眼球(射出瞳)7に導かれる。このとき、第1の表示領域からの光は、第1の光学素子13の光学面9を透過する。
また、第3の光学素子15を透過する光のうち、第2の表示素子2における第2の表示領域(図中の左側の領域)からの光は、第1の光学素子13を介さずに第3の光学素子15(面10)を透過して眼球(射出瞳)7に導かれる。これら第2の表示素子2からの光は、図中の下側の画角を形成する光として眼球7に導かれる。
このような構成により、第1の原画に対応する拡大像と第2の原画2に対応する拡大像とが合成された合成拡大像(第1及び第2の原画の合成拡大像)を射出瞳にて提示することができる。
本実施例でも、実施例1と同様に、第2の表示素子2からの光に、第1の光学素子13を透過する光と該第1の光学素子13を透過しない光とがあることで、観察光学系の全体を薄型化することができる。
図6(a)には、第2の表示素子からの光のすべてが第1の光学素子を介して射出瞳に導かれるように構成した観察光学系の厚さT1を示している。また、図6(b)には、本実施例の観察光学系の厚さT2を示している。T1>T2となっており、本実施例により観察光学系の全体を薄型化することができていることが分かる。
また、本実施例では、第1の光学素子13と第2の光学素子14との間に第3の光学素子15を配置して、第1の光学素子13と第の光学素子15を接合している。これにより、射出瞳において、第2の表示素子2からの光のうち第1の光学素子13を透過する光により形成される拡大像と該第1の光学素子13を透過しない光により形成される拡大像との不連続性を軽減することができる。したがって、第2の原画に対応する拡大像の不自然さを軽減又はなくすことができる。
さらに、本実施例では、実施例1に比べて、観察光学系を構成する光学面の数が多いので、収差補正に対して有利となる。
本実施例でも、第1及び第2の表示素子1,2からの光を同程度の明るさで眼球7に導くために、光学面9は透過と反射の強度が等しいハーフミラー面であることが望ましい。また、第2の表示素子2からの光のうち第1の光学素子13を透過する光と透過しない光との間で明るさの違いができる場合は、後者の光の光路内(例えば、第3の光学素子15の面10)に、光量を低下させるフィルタや膜等の減光部材を設けるとよい。減光部材は、50%の透過率を有することがさらに望ましい。
また、実施例1と同様に、2つの表示素子1,2からの光が重なる領域の像は、その明るさが他の領域の像の明るさに比べて2倍になる。このため、第1及び第2の表示素子1,2に表示される原画のうち該重なる領域の輝度を低くするとよい。
また、第1の光学素子13における面11での反射と第2の光学素子14の面12での反射は、内部全反射とすることが望ましい。これにより、光量のロスがほとんどないように光を反射することが可能である。
第1〜第3の光学素子13,14,15の全ての面を曲面で構成した場合には、全ての面が集光、発散又は収差補正に寄与するので、不要な面を減らして、観察光学系のコスト削減の効果が期待できる。
さらに、第1〜第3の光学素子13,14,15を構成する全ての面を回転非対称形状を有する面(回転非対称面)とすることで、偏心収差補正の自由度が増し、良好な画質の合成拡大像を提示することが可能となる。
このとき、各回転非対称面を、後述するローカル母線断面を唯一の対称面とするローカル子線断面方向に面対称な形状とすると、対称性のない場合に比較して、加工と製作を容易にすることができる。
以上説明した実施例1,2の観察光学系によれば、第1及び第2の表示素子1,2に表示された第1及び第2の原画の合成拡大像を、良好な画質で提示することができる。
以下、上記実施例1,2の数値例を説明する。
まず、数値例における母線断面、子線断面、ローカル母線断面及びローカル子線断面の定義について説明する。偏心系に対応していない従来系の定義では、各面頂点座標系でz軸を光軸とすると、yz断面が従来の母線断面(メリジオナル断面)、xz断面が子線断面(サジタル断面)となる。実施例の光学系は偏心系であるので、偏心系に対応したローカル母線断面、ローカル子線断面を新たに定義する。中心画角主光線(観察光学系においては表示素子に表示される原画の中心から射出瞳の中心に至る光線)の各面でのヒットポイント上で、中心画角主光線の入射光と射出光を含む面をローカル母線断面とする。また、ヒットポイントを含みローカル母線断面と垂直で、各面頂点座標系の子線断面(通常の子線断面)と平行な面をローカル子線断面とする。
(数値例1)
図3には、図2に示した実施例2の数値例1の光学断面を示している。実施例2で説明したように、この数値例でも上下方向にて第1及び第2の原画を合成している。なお、本数値例及び後述する他の数値例では、各表示素子を像面とした射出瞳からの逆光線追跡により説明する。
第1〜第3の光学素子23,24,25はそれぞれ、3つの面を有した透明体(プリズム素子)として形成されている。第1の光学素子23と第3の光学素子25は、面S3で接合されている。面S2と面S4は同一面であり、面S4’と面S6’は同一面である。面SIと面SI’はそれぞれ、第1及び第2の表示素子1,2の画像表示面であり、S1は射出瞳である。
実施例2で説明したように、画角ごとの光量を等しくするために、第1の光学素子23の面S3は、第1の表示素子1からの光を反射し、第2の表示素子2からの光を透過するハーフミラーとしている。第3の光学素子25の面S2には、50%の透過率を有する減光部材が設けられている。
第1の表示素子1に表示された第1の原画からの光は、面S5から第1の光学素子23に入射し、面S4と面S3で反射された後に、面S2を通って第1の光学素子23から射出し、射出瞳S1に導かれる。
第2の表示素子2に表示された第2の原画からの光は、面S7’から第2の光学素子24に入射し、面S6’と面S5’で反射された後に、面S4’を通って第2の光学素子24から射出する。そして、面S3’から第3の光学素子25に入射した光のうち第2の表示素子2の第1の表示領域からの光は、接合面である面S3から第1の光学素子23に入射し、面S2を通って第1の光学素子23から射出して射出瞳S1に導かれる。また、第2の表示素子2の第2の表示領域からの光は、第1の光学素子23には入射せずに面S2を通って第3の光学素子25から射出し、射出瞳S1に導かれる。
第1の光学素子23の面S4と第2の光学素子24の面S6’での反射は、内部全反射とすることが望ましい。このようにすることで、光量ロスを少なくしつつ光を反射することができる。
本数値例において、面S2〜S5、S3’〜S7’はそれぞれ回転非対称面であり、図の紙面(yz断面)を唯一の対称面として持つ面対称形状を有する。本数値例の光学データを表1に示す。
光学データのうち最も左の項目SURFは面番号を示している。また、X,Y,Zは、第1面S1の中心を原点(0,0,0)として、図中に示したy軸とz軸と紙面の奥向き方向にとったx軸を有する座標系における各面の面頂点の位置(x,y,z)である。Aは図中で反時計回り方向を正方向とするx軸回りの回転角度(単位:度)である。
Rxはx方向の曲率半径であり、Ryはy方向の曲率半径である。TYPの項は、面形状の種類を表す。FFS1は以下の式(1)に従う回転非対称面であり、FFS2は以下の式(2)に従う回転非対称面である。
(式1)
FFS1:
z=(1/R)*(x2+y2)/(1+(1-(1+c1)*(1/R)2*(x2+y2))(1/2))+c2+c4*y+c5*(x2-y2)+
c6*(-1+2*x2+2*y2)+c10*(-2*y+3*x2*y+3*y3)+c11*(3*x2*y-y3)+c12*(x4-6*x2*y2
+y4)+c13*(-3*x2+4*x4+3*y2-4*y4)+c14*(1-6*x2+6*x4-6*y2+12*x2*y2+6*y4)+c20
*(3*y-12*x2*y+10*x4*y-12*y3+20*x2*y3+10*y5)+c21*(-12*x2*y+15*x4*y+4*y3+1
0*x2*y3-5*y5)+c22*(5*x4*y-10*x2*y3+y5)+c23*(x6-15*x4*y2+15*x2*y4-y6)+c24
*(-5*x4+6*x6+30*x2*y2-30*x4*y2-5*y4-30*x2*y4+6*y6)+c25*(6*x2-20*x4+15*x6
-6*y2+15*x4*y2+20*y4-15*x2*y4-15*y6)+c26*(-1+12*x2-30*x4+20*x6+12*y2-60*
x2*y2+60*x4*y2-30*y4+60*x2*y4+20*y6) +・・・・・・
(式2)
FFS2:
z=((1/Rx)*x2+(1/Ry)*y2)/(1+(1-(1+cx1)*(1/Rx)2*x2-(1+cy1)*(1/Ry)2*y2)(1/2))+c2+c4*y+
c5*(x2-y2)+c6*(-1+2*x2+2*y2)+c10*(-2*y+3*x2*y+3*y3)+c11*(3*x2*y-y3)+c12*(x4-6*x2*y2+y4)+c13*(-3*x2+4*x4+3*y2-4*y4)+c14*(1-6*x2+6*x4-6*y2+12*x2*y2+6*y4)+c20
*(3*y-12*x2*y+10*x4*y-12*y3+20*x2*y3+10*y5)+c21*(-12*x2*y+15*x4*y+4*y3+1
0*x2*y3-5*y5)+c22*(5*x4*y-10*x2*y3+y5)+c23*(x6-15*x4*y2+15*x2*y4-y6)+c24
*(-5*x4+6*x6+30*x2*y2-30*x4*y2-5*y4-30*x2*y4+6*y6)+c25*(6*x2-20*x4+15*x6
-6*y2+15*x4*y2+20*y4-15*x2*y4-15*y6)+c26*(-1+12*x2-30*x4+20*x6+12*y2-60*
x2*y2+60*x4*y2-30*y4+60*x2*y4+20*y6) +・・・・・・
TYPの欄でFFS1とFFS2の横に記された数値は、その面形状が同表の下側に記載された非球面係数ciに対応する回転非対称形状であることを示している。Ndとνdはそれぞれ、その面以降の媒質のd線波長での屈折率とアッベ数を示している。屈折率Nの符号の変化は、その面で光が反射されることを示している。また、媒質が空気層の場合は、屈折率Ndのみを1.000として表示している。「e±M」は、「×10±M」を意味する。
(表1)
SURF X Y Z A Rx Ry TYP Nd νd
1 0.000 0.000 0.000 0.000
2 0.000 -27.919 20.000 0.275 1310 1310 FFS1-1 1.5709 33.8
3 0.000 -22.306 8.661 -47.775 -58.43 -80.51 FFS2-2 -1.5709 33.8
4 0.000 -27.919 20.000 0.275 1310 1310 FFS1-1 1.5709 33.8
5 0.000 20.623 26.896 57.723 -34.86 -646.0 FFS2-3 1.0000
I 0.000 26.464 29.419 45.698

3’ 0.000 -27.950 7.063 -55.671 -48.83 -48.82 FFS2-4 1.0000
4’ 0.000 -21.692 20.540 -22.253 -614.8 -614.8 FFS1-5 1.5709 33.8
5’ 0.000 6.930 32.230 20.159 -68.57 -78.06 FFS2-6 -1.5709 33.8
6’ 0.000 -21.692 20.540 -22.253 -614.8 -614.8 FFS1-5 1.5709 33.8
7’ 0.000 -19.358 28.686 -71.107 -24.12 -74.81 FFS2-7 1.0000
I’ 0.000 -22.894 29.673 -68.865

FFS1-1 c 1:-1.6072e+003 c 5:1.2911e-004 c 6:1.0450e-004 c10:6.8738e-008
c11:8.1945e-007 c12:-3.3135e-009 c13:-9.1303e-010 c14:-1.1523e-009
c20:-1.0754e-011 c21:-4.4678e-011 c22:8.9558e-011 c23:-4.5454e-012
c24:1.1801e-012 c25:-1.0965e-013 c26:-1.7406e-013
FFS2-2 cx 1:-5.0067e-001 cy 1:5.4643e-002 c 5:-2.2107e-004 c 6:-2.2667e-004
c10:-7.5746e-007 c11:-1.6442e-006 c12:1.2177e-008 c13:2.7833e-009
c14:-1.3709e-009 c20:-9.1838e-012 c21:5.8068e-011 c22:4.4163e-011
c23:1.5326e-012 c24:-1.0868e-012 c25:3.9577e-013 c26:7.9185e-015
FFS2-3 cx 1:-4.6807e+000 cy 1:6.1769e+002 c 5:-3.5424e-003 c 6:-5.7313e-004
c10:-3.2335e-006 c11:9.3110e-005 c12:-1.4743e-006 c13:1.6000e-006
c14:1.1402e-006 c20:-1.4455e-007 c21:-1.2287e-007 c22:-4.9476e-007
c23:-1.7099e-008 c24:5.5496e-009 c25:5.3428e-009 c26:3.5017e-009
FFS2-4 cx 1:-5.0067e-001 cy 1:5.4643e-002 c 5:-2.2107e-004 c 6:-2.2667e-004
c10:1.6305e-005 c11:-2.5414e-006 c12:1.2177e-008 c13:2.7833e-009
c14:-1.3709e-009 c20:-4.8734e-010 c21:-4.2932e-010 c22:1.3825e-009
c23:-2.0236e-011 c24:-1.0868e-012 c25:3.9577e-013 c26:7.9185e-015
FFS1-5 c 1:-1.5135e+001 c 5:2.0899e-005 c 6:-1.6000e-005 c10:1.3212e-007
c11:5.1321e-007 c12:-2.1383e-008 c13:-7.4011e-009 c14:7.2614e-010
c20:2.1701e-011 c21:-2.0697e-010 c22:-9.3903e-010 c23:2.5658e-011
c24:2.1476e-012 c25:-2.2187e-012 c26:-1.7320e-013
FFS2-6 cx 1:-4.3863e-001 cy 1:5.4179e-001 c 5:-9.4479e-005 c 6:-7.8025e-005
c10:7.0458e-007 c11:6.4470e-007 c12:-9.1055e-009 c13:-2.8171e-009
c14:-2.7106e-009 c20:-5.8316e-011 c21:9.3022e-011 c22:6.7366e-010
c23:6.3149e-011 c24:1.1174e-011 c25:1.0475e-011 c26:6.2739e-012
FFS2-7 cx 1:-8.1495e-001 cy 1:-4.9826e+001 c 5:-4.7651e-003 c 6:-5.1509e-004
c10:1.9672e-005 c11:-4.8811e-005 c12:6.7100e-008 c13:2.0749e-006
c14:1.3524e-006 c20:1.5466e-007 c21:1.1843e-007 c22:-3.1718e-008
c23:1.3222e-009 c24:1.6312e-008 c25:1.7659e-008 c26:9.3199e-009
本数値例の観察光学系は、射出瞳径Φが12mm、第1及び第2の表示素子1,2の表示サイズが0.58インチ(7.2mm×12.8mm)程度、水平画角が50度、垂直画角が38度の画像を、z軸の正方向無限遠方に表示する。本数値例では、垂直方向の画角を2つの表示素子で分割表示しているため、各表示素子は垂直画角の19度ずつを表示する。水平画角については分割していないため、50度のままである。
図4には、第2の表示素子2からの光が、面S3で反射される場合を示す。ここでは、第2の光学素子24の入射面における第2の表示素子2からの光の入射角をθ1とし、第1の光学素子23と第3の光学素子25との接合面で反射した光の該入射面からの射出角をθ2とする。
図4(a)に示す光学系では、|θ1−θ2|の値が小さいため、第2の表示素子2からの光が面S3で反射して第2の表示素子2に戻ってくる。このため,観察者には、第2の表示素子2に表示された第2の原画に対応する拡大像だけではなく、不要なフレアやゴーストも観察されてしまう。
しかし、図4(b)に示すように、面S7’の偏心角度を変化させて、
|θ1−θ2|>20°
なる条件を満足している。これにより、第2の表示素子2からの光のうち、面S3で反射して面S7’から射出する光が第2の表示素子2に戻らなくなり、不要なフレアやゴーストが観察されなくなる。
(数値例2)
図5は、図2に示した実施例2の数値例2の光学断面を示す。本数値例でも、数値例1と同様に、上下方向にて第1及び第2の原画を合成している。
第1〜第3の光学素子33,34,35はそれぞれ、3つの面を有する透明体(プリズム素子)により構成されており、第1の光学素子33と第3の光学素子35は面S3で接合されている。面S2と面S4は同一面であり、面S4’と面S6’は同一面である。面SIと面SI’はそれぞれ第1及び第2の表示素子1,2の画像表示面であり、S1は射出瞳である。
実施例2で説明したように、画角ごとの光量を等しくするために、第1の光学素子33の面S3は、第1の表示素子1からの光を反射し、第2の表示素子2からの光を透過するハーフミラー面としている。また、第3の光学素子35の面S2には、50%の透過率を有する減光部材が設けられている。光路及び光学作用については数値例1と同様であるので、説明を省略する。
第1の光学素子33の面S4と第2の光学素子34の面S6’での反射は、内部全反射とすることが望ましい。これにより、光量ロスを少なくして光を反射することができる。
本数値例では、合成される原画(つまりは原画に対応する拡大像)に、画角にして2度の重なりを持たせている。このように合成される拡大像に互いに重なって提示される領域を持たせることで、プリズム素子の製造誤差や表示素子とプリズム素子と間の位置ずれによる拡大像の境界部分のずれを、該重なって提示される領域で調整することができる。このため、高い精度で観察光学系や画像表示装置を製作しなくても、合成される拡大像の境界部分の継ぎ目が目立たない自然な合成拡大像を提示することが可能となる。
なお、重ねる画角を大きくしすぎると、光学系が大型化し、収差補正の点でも不利になる。このため、重ねる画角はできるだけ小さい方がよい。このとき、合成拡大像において2つの原画に対応する拡大像が重なる領域は、明るさが他の領域に比べて2倍になる。このため、2つの表示素子に表示される原画のうち該重なる領域の輝度を低くするとよい。
本数値例において、面S2〜S5、S3’〜S7’は回転非対称面であり、図の紙面(yz断面)を唯一の対称面として持つ面対称形状を有する。本数値例の光学データを表2に示す。
(表2)
SURF X Y Z A Rx Ry TYP Nd νd
1 0.000 0.000 0.000 0.000
2 0.000 47.741 20.000 -0.510 4.855e-8 4.855e-8 FFS1-1 1.5709 33.8
3 0.000 -22.652 6.766 -49.356 -58.18 -78.02 FFS2-2 -1.5709 33.8
4 0.000 47.741 20.000 -0.510 4.855e-8 4.855e-8 FFS1-1 1.5709 33.8
5 0.000 21.405 27.938 59.420 -37.86 -76.63 FFS2-3 1.0000
I 0.000 25.464 28.912 41.078

3’ 0.000 -29.672 6.999 -51.616 -54.18 -47.20 FFS2-4 1.0000
4’ 0.000 -22.321 19.215 -21.766 -652.3 -652.3 FFS1-5 1.5709 33.8
5’ 0.000 7.891 30.255 20.308 -68.80 -77.90 FFS2-6 -1.5709 33.8
6’ 0.000 -22.321 19.215 -21.766 -652.3 -652.3 FFS1-5 1.5709 33.8
7’ 0.000 -18.400 29.431 -71.354 -42.54 -66.88 FFS2-7 1.0000
I’ 0.000 -23.636 28.817 -61.797

FFS1-1 c 1:-3.8632e+004 c 5:9.8936e-005 c 6:6.7270e-006 c10:-8.7328e-008
c11:-9.8172e-007 c12:-1.0934e-008 c13:-3.9013e-009 c14:1.1774e-009
c20:-4.0889e-012 c21:3.4930e-011 c22:2.5488e-010 c23:5.5199e-012
c24:6.1278e-013 c25:-3.5315e-013 c26:9.9712e-014
FFS2-2 cx 1:-7.5180e-001 cy 1 4:8.3077e-002 c 5:-1.5202e-004 c 6:-1.4030e-004
c10:-1.5728e-006 c11:-1.7149e-006 c12:2.0762e-008 c13:9.7694e-009
c14:-4.7706e-009 c20:-5.4497e-011 c21:1.1546e-010 c22:2.7749e-010
c23:-3.3384e-012 c24:-1.8585e-012 c25:8.9223e-013 c26:-2.6149e-013
FFS2-3 cx 1:-4.4941e+000 cy 1 4:7.6181e+001 c 5:-3.4537e-003 c 6:-6.4701e-004
c10:2.5594e-005 c11:2.9559e-005 c12:-1.1825e-006 c13:-1.1886e-007
c14:8.0994e-007 c20:3.6017e-008 c21:-2.8198e-008 c22:-5.1463e-007
c23:-2.0316e-008 c24:3.8124e-009 c25:3.7861e-009 c26:2.5645e-009
FFS2-4 cx 1:-7.5180e-001 cy 1:8.3077e-002 c 5:-1.5202e-004 c 6:-1.4030e-004
c10:3.6096e-005 c11:7.5573e-006 c12:2.0762e-008 c13:9.7694e-009
c14:-4.7706e-009 c20:2.2601e-010 c21:3.7002e-010 c22:1.1130e-009
c23:-5.1862e-011 c24:-1.8585e-012 c25:8.9223e-013 c26:-2.6149e-013
FFS1-5 c 1:5.5970e+001 c 5:1.5402e-004 c 6:1.6787e-006 c10:-7.1209e-008
c11:1.1183e-006 c12:-2.5534e-008 c13:-5.0523e-009 c14:-3.6832e-010
c20:-2.2807e-013 c21:-1.4790e-010 c22:-8.4666e-010 c23:3.7664e-011
c24:1.0226e-012 c25:-1.2603e-012 c26:-4.9234e-013
FFS2-6 cx 1:-1.0380e+000 cy 1:6.1739e-001 c 5:-8.2491e-005 c 6:-8.6735e-005
c10:7.3831e-007 c11:3.0047e-007 c12:-1.7596e-009 c13:1.1976e-008
c14:1.0588e-008 c20:-4.8560e-010 c21:-2.9775e-010 c22:1.1537e-009
c23:1.4570e-010 c24:-6.1971e-012 c25:6.2147e-012 c26:1.8085e-011
FFS2-7 cx 1:-2.9070e+000 cy 1:3.7648e+001 c 5:-4.0145e-003 c 6:-1.1541e-003
c10:1.7462e-005 c11:-4.4927e-005 c12:3.3404e-007 c13:-1.6126e-007
c14:1.7055e-007 c20:2.2283e-008 c21:2.4062e-008 c22:6.3459e-009
c23:4.4746e-009 c24:4.4012e-009 c25:5.4961e-009 c26:1.8224e-009
本数値例の観察光学系は、射出瞳径Φが12mm、第1及び第2の表示素子1,2の表示サイズが0.6インチ(7.2mm×14mm)程度、水平画角が50度、垂直画角が38度の画像を、z軸の正方向無限遠方に表示する。本数値例では、垂直方向の画角を、2度の重なりを持たせて2つの表示素子で分割表示しているため、各表示素子は垂直画角の21度ずつを表示する。水平画角については分割していないため、50度のままである。
以上説明したように、上記各実施例によれば、第2の表示素子からの光に、第1の光学素子を通過する光と通過しない光を設けることで、第1の光学素子の大きさを小さくして観察光学系を小型化及び薄型化することができる。しかも、第3の光学素子を有することで、第2の光学素子からの光のうち第1の光学素子を通過する光と通過しない光の光路長をほぼ等しくすることができ、射出瞳にて提示される合成拡大像の不連続性を軽減することができる。さらに、第3の光学素子を設けることで、光学面の数が増えるため、観察光学系で発生する収差をより良好に補正することができる。
また、第1の光学素子が、透過作用と反射作用を持つ光学面を有するため、第1及び第2の表示素子からの光を合成する際に、一部の画像を重ねることができる。このため、観察者の眼球が回転した場合でも、両表示素子からの光を眼球の瞳に入射させることができ、合成境界部分の継ぎ目を目立たなくすることができ、自然な画像を観察することができる。
また、第2の表示素子から第1の光学素子を通過せずに射出瞳に導かれる光の光路に減光部材を配置することにより、第2の表示素子からの光のうち第1の光学素子を通過する光と通過しない光の明るさを同程度とすることができる。
また、第1、第2の光学素子が、少なくとも2つの反射面を有するプリズムであることを特徴とする観察光学系である。
また、第2の表示素子から第1の光学素子を通過し射出瞳に導かれる光の光路において、第1の光学素子と第3の光学素子を接合している。すなわち、第1の光学素子と第3の光学素子の間に空気層が形成されないようにしている。これにより、第1の光学素子と第3の光学素子とが向かい合う面での屈折作用の影響がほとんどなくなる。このため、第2の光学素子からの光のうち第1の光学素子を通過する光と通過しない光により形成される拡大像の不連続性がより軽減される。また、2つの光学素子を接合して1つにすることで、光学系の構成要素の数が減り、光学素子の取り扱いも容易になる。
また、
|θ1−θ2|>20°
を満足することで、フレアやゴーストが発生することを防ぐことができる。
そして、上記のような観察光学系を用いることで、頭部への装着に適した小型で薄型の画像表示装置を実現することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記各実施例では、第2の表示素子の第1の表示領域からの光を、第2の光学素子、第1の光学素子及び第3の光学素子を介して射出瞳に導く場合について説明した。しかし、該第1の表示領域からの光を、第2の光学素子と第1の光学素子を介して射出瞳に導くようにしてもよい。すなわち、第3の光学素子を必ずしも通過させる必要はない。言い換えれば、第1の表示領域からの光を、第2の光学素子と、第1の光学素子及び第3の光学素子のうち少なくとも第1の光学素子を介して射出瞳に導くようにすればよい。
また、上記各実施例では、2つの表示素子からの光を射出瞳に導く場合について説明したが、3つ以上の表示素子からの光を射出瞳に導く場合でも、本発明を適用することができる。
1 第1の表示素子
2 第2の表示素子
3、13,23、33 第1の光学素子
4,14,24,34 第2の光学素子
5,15,25,35 第3の光学素子
6 接眼レンズ
7 眼球
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