JP4921081B2 - 画像表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像表示装置に関し、例えば画像表示素子に表示された画像情報を拡大して観察するヘッドマウントディスプレイ(HMD)やメガネ型ディスプレイ等に好適なものである。
従来、液晶表示素子等の画像表示素子に表示した画像情報を拡大した虚像として観察する頭部装着型の画像観察装置(画像表示装置)、所謂ヘッドマウントディスプレイ(HMD)が種々と提案されている。
この頭部装着型の画像表示装置に対しては、広画角で臨場感のある画像を観察することができ、かつ、装置全体が小型で軽いこと等が要望されている。
このうち照明手段から発せられた光が反射型の液晶表示素子で反射され、その後、眼球に導かれて液晶表示素子で表示された画像情報の拡大像を観察するようにしたHMDが知られている(特許文献1〜5)。
特許文献1では反射型の液晶表示素子と、液晶表示素子に光を導く照明光学系と、観察者に液晶表示素子からの光を導く表示光学系からなり、表示光学系に非回転対称面からなる偏心プリズムを用いている。
これによって観察者の視軸方向に光学系の厚さを薄くして観察者に画像を表示している。また、特許文献1では反射型の液晶表示素子に発光素子からの光を導く照明光学系を構成する三角プリズムが、表示光学系の一部とを兼ねることで光学系の更なる小型化を図っている。
特許文献2〜4では屈折力のある自由曲面プリズムと反射型の液晶表示素子を組み合わせた小型のHMDを開示している。
特許文献5では反射型の液晶表示素子を用い、装置全体の小型化を図るため照明光学系にシリンドリカル曲面を用い、そのシリンドリカル曲面で照明手段からの光を集光させて照明光量を向上したHMDを開示している。
特開2001−166252号公報 特開平11−125791号公報 特開平11−337863号公報 特開2000−010041号公報 特開2002−244076号公報
HMDに用いられる画像表示素子として、CRTや反射型液晶表示素子や透過型液晶表示素子(LCD)等がある。
近年、LCDの高精細化が進み、従来と同程度又はそれ以上の画素数を有しながらも、従来に比べ小型化されたLCDが開発されている。
小型なLCDを使用して、広画角を達成し臨場感のある画像を表示し、かつ高解像な画像を表示するためには、表示光学系の倍率を高くする必要がある。しかしながら、倍率を高くすると光学系が大型し、必然的に装置全体が大型化する傾向にある。
光学系の小型化及び広画角を達成し、かつ高解像な画像を表示するためには、非回転対称面からなる光学素子を含む、偏心光学系を用いることが有効である。
又、明るくコントラストの良い画像を観察するには、反射型の液晶表示素子を用いることが有効である。
しかしながら反射型の液晶表示素子を用いた場合には、照明手段からの光を照明光学系によって液晶表示素子に斜方向から斜入射させて入射させねばならず、照明が難しくなり、かつ構成が複雑になる。又、偏心光学系を用いて反射型の液晶表示素子からの光を観察側の射出瞳に導光するとき、偏心した光学素子により偏心収差が大きく発生すると、観察される画像の画質が大きく低下してくる。
このため、偏心光学系を用いるときには偏心収差の発生が少なくなるようにすることが重要になってくる。
又、偏心光学系を用いて画像表示素子を表示すると偏心した光学素子の影響により、表示光学系の射出瞳位置で観察される画像に輝度ムラが発生しやすくなる。
更に、照明手段から出射し、液晶表示素子で光変調された光のうち観察側の射出瞳に入射する光の割合が少なくなり、照明効率が低下しやすくなる。
このため、光学系全体の小型化を図りつつ、広画角で高解像度の画像を観察するには、液晶表示素子を照明する為の照明光学系や液晶表示素子からの光を観察側の射出瞳に導光する表示光学系の構成を適切に設定することが重要になってくる。
本発明は、装置全体の小型化を図りつつ、照明光量の損失を減らし、画像情報を均一な輝度で良好なる画質で観察することができる画像表示装置及びそれを用いたヘッドマウントディスプレイの提供を目的とする。
本発明の画像表示装置は、反射型の画像表示手段と、該画像表示手段を照明する照明手段と、該照明手段からの光を前記画像表示手段に導く照明光学系と、前記画像表示手段からの光を観察側の射出瞳に導く表示光学系を有する画像表示装置において、前記表示光学系は、前記画像表示手段の中心から前記射出瞳の中心に到る光線に対して偏心した非回転対称面から成る光学素子を含む偏心光学系であり、前記照明手段は、発光素子と、該発光素子からの光が出射する光学面を有し、該光学面上における輝度分布が、前記射出瞳における輝度ムラを低減する輝度分布となるように、前記射出瞳から前記光学面へ光線追跡したとき、前記光学面上での入射光線が多い領域の輝度が、少ない領域の輝度に比べて高くなるように構成されていることを特徴としている。
この他本発明の画像表示装置は、反射型の画像表示手段と、該画像表示手段を照明する照明手段と、該照明手段からの光を前記画像表示手段に導く照明光学系と、前記画像表示手段からの光を観察側の射出瞳に導く表示光学系を有する画像表示装置において、前記表示光学系は、前記画像表示手段の中心から前記射出瞳の中心に到る光線に対して偏心した非回転対称面から成る光学素子を含む偏心光学系であり、前記照明手段は、発光素子と、該発光素子からの光が出射する光学面を有し、前記光学面は拡散面であり、前記光学面から前記射出瞳へ出射する拡散光が、前記射出瞳から前記光学面へ光線追跡したときの前記光学面上の各位置への光線入射方向に指向性を有するように構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、装置全体の小型化を図りつつ、照明光量の損失を減らし、画像情報を均一な輝度で良好なる画質で観察することができる画像表示装置が得られる。
図1(a)は、ヘッドマウントディスプレイ等に用いられる、本発明の画像表示装置の実施例1の要部概略図である。
実施例1の光学データを(数値実施例1)に示す。
図1において、光学素子1は材料の屈折率が1より大きい透明媒質上に3つ以上の光学面を有するプリズム体より成っている。光学素子1は面(光学面)A(面S2、面S4、面S6は同一面)、面B(面S3、面S7は同一面)、面C(面S5)で形成される。
面A、面B、面Cは曲率を有した屈折面又は/及び反射面である。面S3はハーフミラー面である。
光学素子2は材料の屈折率が1より大きい透明媒質上に2つの光学面を有するプリズム体で、面S8、面S9で形成される。面S8、面S9は曲率を有した屈折面である。プリズム体1とプリズム体2は面7と面8で接合されている。
レンズ(光学素子)3は面S10、面S11から成っている。レンズ(光学素子)4は面S12、面S13から構成されている。レンズ3とレンズ4は面S11と面S12で張り合わされて貼り合わせレンズ34を構成している。
レンズ(光学素子)5は面S14、面S15から構成されている。6は平板(面S16、面S17は平面)である。
偏光板7は平板6に接着されている。偏心したシリンドリカルレンズ8は面S18、面S19(後述する面S23と同一面)から構成される。シリンドリカルレンズ8の面S19(面S23)は透過反射兼用面(ハーフミラー)である。
画像を表示する画像表示手段10は、反射型のLCD(液晶表示素子)を用いている。面S20(面S22)面S21間はLCD10のカバーガラスである。面S21がLCD10の表示面である。
照明装置(照明手段)30は、照明装置30内にある発光面から照明光を発している。照明装置30の拡散面から成る光学面S24から発せられた光が偏光板14を通過し面S19で反射した後、LCD10に入射する。
このとき、シリンドリカルレンズ8の面19は照明装置30からの光を反射してLCD10へ入射させる反射面S23と作用している。このため反射面S23は照明光学系としての役割も果たしている。
S1は表示光学系の観察側に位置する射出瞳であり、観察者の眼球に対応する位置である。張り合わせレンズ34とシリンドリカルレンズ8を除く部材1、2、5の全ての面は紙面(yz断面)を唯一の対称面として持つ面対称形状(非回転対称面)をしている。
照明装置30の光学面S24から発せられた光は、偏光板14を透過し直線偏光化され、シリンドリカルレンズ8の面S23で反射されて反射光がLCD10に向かう。反射型のLCD10の面S20に斜めに入射し、面S21でLCD10で斜め方向に反射された光は、面S22を通過しシリンドリカルレンズ8の面S19より入射し、面S18から射出する。そして、偏光板7を透過し、平板6の面S17より入射し、面S16より射出して光学素子5に向かう。
この時、偏光板14で直線偏光化された偏光方向が液晶内部で回転するため、偏光板7は偏光方向が回転した光と通す方向に設定されている。偏光板7の直線偏光方向が偏光板14の直線偏光方向と約90°ずれている場合(液晶内部の偏光方向の回転が90°)は、偏光板14で直線偏光化された光が、面S19で反射せずに透過していく光(ゴースト光)がある。しかしながら、このゴースト光は偏光板7でカットされるため、眼球S1にゴースト光が入ることはない。
光学素子5の面S15より入射した光は面S14より射出し、面S13より光学素子4に入射する。接合された光学素子4の面S12と光学素子3の面S11を透過し、面S10より射出して光学素子2に向かう。
光学素子2の面S9より入射した光は、接合された光学素子2の面S8と光学素子1の面S7を透過して光学素子1に入射する。光学素子1の面B(面S7)より入射した光は、面A(面S6)で反射された後、面C(面S5)に導かれる。面C(面S5)に入射した光はほぼ反対側に折り返し反射(後で述べる)され、面Cでの反射前の光と逆向きに進む。面Cで反射(面S5)された光は面A(面S4)で再度反射され面B(面S3)で再反射され、面A(面S2)より射出して、射出瞳S1に向かう。
この時、光学素子1内の位置1aで画像表示面(S21)の両端から発した光線が交わっており、表示された画像の中間結像面が形成されている。
本構成例おいては面S4の反射から面S5の反射の間に中間像が形成されているが、必ずしもこの間にある必要はない。
また、中間結像面1aからの光を略平行光として、射出瞳S1に導く接眼光学系部分(面S5、S4、S3、S2)の収差補正を容易にしている。
具体的には中間像1aは接眼光学系部分での像面湾曲や非点収差の発生する状況に合わせて、適宜湾曲したり非点隔差を有したりするように結像されている。
また光束が中間結像面1a以降の面S5における反射から面S2を射出するまでに寄与する面(面S5、面S4、面S3、面S2)は接眼光学系部分(接眼系)相当する。光学素子1でのそれ以外の部分(面S7、面S6)とLCD10のカバーガラス間(S20、S21)で置かれている光学系(部材2〜8)とがリレー光学系に該当している。
表示光学系は照明光学系(S19)、リレー光学系(2〜8)、接眼光学系より構成されている。ここでハーフミラー面S19は照明光学系と表示光学系で互いに共有している。
最終反射面として作用する面S3は、射出面として作用する面S2に対して(画像表示素子側に対して)凹形状であり、強いパワーを有する凹面鏡となっている。接眼光学系部分では収差を完全に補正することは困難であり、リレー光学系部分が接眼光学系での収差をキャンセルするような形の中間結像面1aが出来るように中間像を形成している。これによって最終的な像観察における画質を向上させている。
面S4における反射は光学素子1内での内部全反射とすると、光量ロスが少なくなり好ましい。少なくとも面S2での射出光束と面S4での反射光束とが共用する領域においては、反射光束が内部全反射とするのが良い。これによれば、反射光束全てを内部全反射とする場合に対して設計の自由度を上げつつ同程度の明るさを確保できる。この場合、面S4において内部全反射を行わない反射は反射膜(AlやAg膜)による反射としている。また、面S5における反射は反射膜による反射としている。
また、光学素子1において、光は面B(S7)→面A(S6)→面C(S5)→面A(S4)→面B(S3)(→面A(S2))の順に各面を通過する。面Cの反射を境に、最終反射面Bに至るまで、それまでの光路を逆にたどり、往路 面B(S7)→面A(S6)→面C(S5)と、復路 面C(S5)→面A(S4)→面B(S3)を形成している。
面Cのように往路と復路に変える折り返し反射作用を持つ面を「折り返し面」と呼ぶ。
このように、複数の偏心反射面A、B、Cで光路を折り返し、往路と復路をほぼ重複させることにより、長い光路長を小型な光学素子1に収めている。これにより、表示光学系全体をも小型にしている。
また折り返し面Cに入射した光線が反射され射出される時、折り返し面Cの前後で光線が所定の角度θを成して入射・反射される場合、角度θは
|θ|<60° (1)
を満たすことが望ましい。
この条件を外れると、折り返し反射後の光路(復路)が往路を逆戻りせず、往復光路というよりジグザグ光路になってしまい光学素子1が大型化する。この他角度θが
|θ|<30° (2)
とするのが良い。
条件式(2)の条件を外れると、光の逆戻りは出来るが、往路と復路が重ならず光学素子1が大型化し、表示光学系全体又は撮像光学系全体を小型化にすることが難しくなる。更に好ましくは、角度θが
|θ|<20° (3)
とするのが良い。
条件式(3)を満たすと更なる小型化が容易になる。
偏心系に対応していない従来系の定義では各面頂点を基準とした座標系で表され、z軸を光軸としyz断面が従来の母線断面(メリジオナル断面)、xz断面が子線断面(サジタル断面)となる。
実施例1は偏心系なので、偏心系に対応したローカル母線断面、ローカル子午線断面を新たに定義する。
中心画角主光線の各面のヒットポイント上(入射位置)で、中心画角主光線の入射光と射出光を含む面をローカル母線断面とする。ヒットポイントを含みローカル母線断面と垂直で、各面頂点座標系の子線断面(通常の子線断面)と平行な面をローカル子線断面として定義する。各面における中心画角主光線のヒットポイント上近傍の曲率を計算し、各面の中心画角主光線に対するローカル母線断面における曲率半径をry、ローカル子線断面における曲率半径をrxと定義する。
以下、表1の光学データの見方を説明する。
最も左の項目SURFはLCD10からの光の通過順の面番号を示している。
X,Y,Z及びAは、第1面S1の中心を原点(0,0,0)としている。そして図中に示したy軸,z軸と紙面奥向きにx軸をとった座標系における各面の面頂点の位置(x,y,z)、並びに、図面上で反時計まわりを正方向とするx軸まわりの回転角度a(単位:度)である。typの項は面形状の種類を表し、typにおいてSPHは球面、FFSは非回転対称面、CYLは母線断面のみ屈折力を持つシリンドリカルレンズ面である。実施例の非回転対称面は下記のFFSの式に従う。
Rの項は曲率半径を表し、シリンドリカルレンズ面に関しては母線断面曲率半径ryの値を表記してある。
FFS:
z=(1/R)*(x2+y2)/(1+(1-(1+k)*(1/R)2*(x2+y2))(1/2))+c2+c4*y+c5*(x2-y2)+
c6*(-1+2*x2+2*y2)+c10*(-2*y+3*x2*y+3*y3)+c11*(3*x2*y-y3)+c12*(x4-6*x2*y2
+y4)+c13*(-3*x2+4*x4+3*y2-4*y4)+c14*(1-6*x2+6*x4-6*y2+12*x2*y2+6*y4)+c20
*(3*y-12*x2*y+10*x4*y-12*y3+20*x2*y3+10*y5)+c21*(-12*x2*y+15*x4*y+4*y3+1
0*x2*y3-5*y5)+c22*(5*x4*y-10*x2*y3+y5)+c23*(x6-15*x4*y2+15*x2*y4-y6)+c24
*(-5*x4+6*x6+30*x2*y2-30*x4*y2-5*y4-30*x2*y4+6*y6)+c25*(6*x2-20*x4+15*x6
-6*y2+15*x4*y2+20*y4-15*x2*y4-15*y6)+c26*(-1+12*x2-30*x4+20*x6+12*y2-60*
x2*y2+60*x4*y2-30*y4+60*x2*y4+20*y6) +・・・・・・
また、typの欄でFFSの横に記された数値は,その面の形状が同表の下側に記載された非球面係数k及びc**に対応する非回転対称形状であることを示している。但し、記載されていないc**の値は0である。
Nd,νdはそれぞれその面以降の媒質のd線波長での屈折率とアッベ数を示しており、屈折率Nの符号の変化はその面で光が反射されることを示している。
また、媒質が空気層の場合は、屈折率Ndのみを1.0000として表示し、アッベ数νdは省略している。
実施例1では、射出瞳S1中心から射出瞳面S1のz軸を通る光線を中心画角主光線と定義する。
また図1(a)に示す表示光学系において、表示面(LCD10)上のローカル母線断面上での最周辺画像のうち、射出瞳S1から遠い方側の最周像高f3と射出瞳中心S1aを通る光線をf3中心光線とする。又、射出瞳S1から近い方側の最周像高f2と射出瞳中心S1aとを通る光線をf2中心光線とする。
射出瞳S1から中間の像高f1と射出瞳中心S1aとを通る光線をf1中心光線とする。
このとき、LCD10より遠い方にある貼り合わせレンズ34の光学面xy平面に平行で、f3中心光線とf2中心光線が交差する点Pを通る面を瞳結像面とする。
これは全ての実施例においても同様である。絞り60は瞳結像面に配置されている。
本実施例の偏心光学系において、観察者の瞳位置における射出瞳径と、射出瞳径に入射する光束を、観察者の瞳側S1から照明手段30の光学面(発光素子からの光が入射する拡散板等の光学面S24)までの逆光線追跡を行う。
そうすると、光学系の偏心と非回転対称面の影響により、画像表示素子(LCD)10上の位置によって、入射する光束の入射角度や、Fno(Fナンバー)が異なる。
更に、画像表示素子10から照明手段30の光学面S24まで逆光線追跡を行う。そうすると、表示光学系の偏心と非回転対称面の影響と、偏心して配置された光学素子によって、光学面S24上での光束は略瞳結像を行わず、光学面S24上での光束密度や、光束の角度にはばらつきが生じてくる。
そのため、照明手段30の発光素子30aからの光を拡散させて、一様な輝度を持って光学面S24を形成すると、照明光学系によっては、画像表示素子10に光が導かれた時点で、画像表示素子10上で輝度ムラが発生する。画像表示素子10上で発生した輝度ムラが表示光学系によって、観察者の瞳S21に導かれると、観察者は表示された画像に輝度ムラを感じる。また、このような照明光学系では光学面S24を射出する光束の拡散指向特性も場所に寄らず一様なため、射出瞳S1に到達しない方向にも光が光学面より射出されるため、照明光束の無駄が発生する。
このため本実施例では、射出瞳S1から照明装置30の光学面S24へ所定の角度ピッチで逆光線追跡する。照明装置30の光学面S24上での単位面積あたりの入射光線本数に応じて輝度分布を変化させている。これにより、射出瞳S1に到達した光束を観察者が観察すると、輝度ムラが非常によく低減された画像を観察することができるようにしている。
この他、射出瞳S1から照明装置30の光学面S24へ所定の角度ピッチで逆光線追跡する。このとき、照明装置30の光学面S24上での各位置への光線入射角度分布に応じて光学面S24の拡散指向特性を変化させることで、射出瞳S1に到達しない方向への光の射出を低減し照明光束の効率化を図っている。
又、表示光学系はLCD10の中心から射出瞳S1中心S1aに到達する光線に対し偏心して配置された少なくとも1つの光学素子と、少なくとも1つの面が非回転対称面から形成している。非回折対称面を1以上含む光学素子を有することにより画像表示装置全体を小型にしつつも、輝度ムラのない快適な画像を観察することが出来る。
後述する数値実施例の長さのディメンジョンを有する数値をmmとする。このとき実施例1は画像サイズ約18mm×14mm程度で水平画角60°の画像をz軸方向無限遠方に表示する表示光学系となる。
水平画角60°が任意の観察者が観察できるために瞳径は14mmとする。
射出瞳径14mmと射出瞳S1に入射する光線(本実施例では、中心画角主光線、f2中心光線、f3中心光線)の角度(水平画角60°、垂直画角47°)から定められる光束内を等角度ピッチで逆光線追跡する。この場合、光は照明装置30の光学面S24上に図1(b)のように入射する。逆光線追跡の考え方は、全ての実施例において同様である。
即ち、照明装置30を構成する発光素子30aより出た光が拡散板30b上で拡散して光学面S24を射出する時に、図1(b)で示されている方向の光しか射出瞳S1に光線が導かれないと言える。
図1(b)の領域30b1は光線本数が多く、光束が密になっており、領域30b2は領域30b1より粗になっている。
今、仮に発光素子からの光が拡散して光学面S24上を射出する時、光学面S24上で均一な輝度分布が発生し、照明装置を用いたとする。そうすると光束が密になっている領域30b1の光束が、表示光学系によって射出瞳S1に導かれた時に、観察者は暗い画像を観察する。また、光束が粗になっている領域30b2の光束が射出瞳S1に導かれた時は、観察者は明るい画像を観察する。このため、全体的に輝度ムラがある不快な画像を観察する事になる。
そのため、実施例1では輝度ムラのない快適な画像を観察するために照明装置30の光学面S24上での輝度分布を変化させる。例えば照明装置30を図1(c)のように構成する。図1(c)は照明装置30を横から見た図である。
発光素子30aと、拡散板30bとして作用する光学面S24を囲む照明装置30の枠30cを図5(a)のような形状から、図1(c)のc−1の如く枠30cへと斜めとする。又は図5(b)のような枠30dから、図1(c)のc−2のように曲面30c1を持った形状にする。
これによって、光学面S24上での輝度分布を変化させている。発光素子30aは1つもしくは複数用いても構わず、また平面光源などを使用してもよい。
更に、光学面S24上での輝度を変化させるのに発光素子を複数用いて図1(d)のような構成にしても構わない。
図1(d)の(d−1)〜(d−4)は発光素子面の正面図を表している。このように複数の発光素子30aの間隔や配置をランダムにすることで光学面S24での輝度を変化させることができる。
このような構成にすることで、光学面S24上で光束が密な(30b1)ところの輝度を高くし、光束が粗な(30b2)ところの輝度を低くすることで、射出瞳S1上で輝度ムラが非常によく低減された快適な画像を観察することが出来る。
図1(b)において、光学面S24上での領域30b1は光学面S24の法線方向に対し、偏った方向に光線が射出している。
そのため、領域30b1の輝度を高くし、図1(e)のような照明装置30にしてもよい。
図6のような照明装置30は光学面S24からの射出した光束が一様な拡散指向性を持っている。これに対し、本実施例では、図1(e)のように領域30b1においては射出光束が射出瞳に無駄なく到達するように拡散指向性をつけて光学面S24を射出するように構成している。
尚、領域30b2においても、射出光束が光学系の射出瞳S1に無駄なく到達するために、拡散板30bを湾曲させた図1(f)のような照明装置30にしてもよい。
このような構成にすることで、照明装置30を射出した光束が全て観察者の瞳S1に到達するので、同じ発光素子を用いても、輝度ムラが発生せず、且つ画像を明るく表示することができる。
また、観察像が同じ明るさであれば、発光素子の数を減らしたりすることが出来る。また、発光素子を光らせるため光源用の電流値を低く抑えることができるため、装置の熱の発生を抑えることができ、放熱するための特別な手段の負担が軽くなり、装置の軽量化ができるという効果が得られる。
更に発光素子30aと光学面S24の間に、開口角を制限する周期的な構造を持つ素子、例えばプリズムシートやフレネルレンズ、ホログラムシート等を用いても良い。これによれば、更に拡散指向性を制御した光束が光学面S24から射出するように構成することが出来る。
これら照明装置は本構成に限らず、表示光学系と照明光学系の逆光線追跡における光学面での光束の密度や拡散指向性に応じて、形状を変えることが望ましい。
図2(a)は、本発明の画像表示装置の実施例2の要部概略図である。実施例2の光学データを(数値実施例2)に示す。
図1において、光学素子1は材料の屈折率が1より大きい透明媒質上に3つ以上の光学面を有するプリズム体より成っている。光学素子2は材料の屈折率が1より大きい透明媒質上に2つの光学面を有するプリズム体より成っている。
光学素子1、2の各面の光学作用は図1(a)の光学素子1、2と同じである。
3、4、5、9は各2面から構成されるレンズ(光学素子)である。8は偏心シリンドリカルレンズである。10は画像を表示する画像表示手段である。
本実施例では、画像表示手段10として反射型LCDを用いた構成と成っているが、その他の画像表示素子として用いても良い。
またシリンドリカルレンズ8の反射型LCD10に近い側の面は透過反射兼用面(ハーフミラー)である。30は照明装置で、照明装置30の光学面S24から発せられた光がLCD10に入射する際に、シリンドリカルレンズ8の面S19(S23)は照明光学系としての役割も果たしている。
本実施例では、光学素子1、2、5を形成する全ての面は紙面(yz断面)を唯一の対称面として持つ面対称形状をしている。
図2(a)の実施例2は図1(a)の実施例1に比べて次の点が大きく異なっている。
射出瞳S1と光学素子1の面Aとの間に負の屈折力の光学素子9を設けたこと、
光学素子3、4を接合せず分離したこと、
照明装置30とLCD10との位置が入れ替わったこと、
である。
次に照明装置30から発せられた光の進行光路について説明する。
照明装置30から発せられた光は面S24、偏光板14を透過し直線偏光化され、シリンドリカルレンズ8の面23で反射されて反射光は反射型LCD10に向かう。反射型LCD10に斜めに入射し、反射型LCD10で斜め方向に反射された光は、シリンドリカルレンズ8を通り、偏光板7を透過し、光学素子5に入射する。この時、偏光板14で直線偏光化された偏光方向が液晶内部で回転するため、偏光板7は偏光方向が回転した光と通す方向に設定されている。
偏光板7の直線偏光方向が偏光板14の直線偏光方向と約90°ずれている場合(液晶内部の偏光方向の回転が90°)は、偏光板14で直線偏光化された光が、面S19で反射せずに透過していく光(ゴースト光)がある。
しかしながら、偏光板7でこのゴースト光をカットされるため、眼球S1にゴースト光が入ることはない。
光学素子5を射出した光は、光学素子4と、光学素子3を透過し、光学素子2に入射する。接合された光学素子2と光学素子1の面を透過して光学素子1に入射し、光学素子1の面Bより入射した光は、面Aで反射された後、面Cに導かれる。
面Cに入射した光はほぼ反対側に折り返し反射され、面Cでの反射前の光と逆向きに進む。面Cで反射された光は面Aで再度反射され面Bで再反射され、面Aより光学素子1射出して、光学素子S9通り射出瞳S1に向かう。
後述する数値実施例の長さのディメンジョンを有する数値をmmとする。このとき、画像サイズ約18mm×14mm程度で水平画角60°の画像をz軸方向無限遠方に表示する表示光学系となる。
水平画角60°が任意の観察者が観察できるために、瞳径は14mmとする。
実施例2を逆光線追跡した場合、照明装置30の光学面S24上より図2(b)のように射出する。
特に領域30bは光線本数が多く光束が密になってため、照明装置30の形状や、発光素子30aの配置を最適化することで、照明装置30の光学面S24上での輝度を変化させている。
具体的には領域30b1は輝度を高く、それ以外の領域30b2は低くなるように構成している。このような構成にすることで表示光学系全体としての輝度ムラが非常によく低減された快適な画像を観察することが出来る。
更には、図2(b)において光学面S24上で考えた場合、全ての領域で光学面S24の法線方向に対し偏った方向に光線が射出している。
そのため、光学面S24を射出する光束の拡散指向性と、射出瞳から光学面S24へ光線追跡したときの光学面S24上の各位置への光線入射方向が一致するように構成する。このような構成にすることで、照明装置30を射出した光束が全て観察者の瞳S1に到達するので、同じ発光素子を用いても、観察者には輝度ムラが発生せず、且つ明るい画像を観察することができる。
また、同じ明るさの画像を提供するのであれば、発光素子の数を減らしたりすることが出きる。また、発光素子30aと光学面S24の間に、開口角を制限する周期的な構造を持つ素子、例えばプリズムシートやフレネルレンズ、ホログラムシート等を用いても良い。これによれば、更に拡散指向性を制御した光束が光学面S24から射出するように構成することが出来る。
図3(a)は、本発明の画像表示装置の実施例3の要部概略図である。
実施例3の光学データを(数値実施例3)に示す。
図1において、光学素子1は材料の屈折率が1より大きい透明媒質上に3つ以上の光学面を有するプリズム体より成っている。光学素子2は材料の屈折率が1より大きい透明媒質上に2つの光学面を有するプリズム体より成っている。
光学素子1、2の各面の光学作用は図1(a)の実施例1と同じである。3、4はレンズ(光学素子)であり、双方で貼り合わせレンズ34を構成している。5は各2面から構成されるレンズ(光学素子)、8は偏心シリンドリカルレンズである。10は画像を表示する画像表示手段であり、本実施例では、反射型LCDを用いた構成と成っているが、その他の画像表示素子として用いても良い。
またシリンドリカルレンズ8の反射型LCD10に近い側の面S19(S23)は透過反射兼用面(ハーフミラー)である。30は照明手段で、本実施例では平面照明光源より成っている。平面照明光源30から発せられた光がLCD10に入射する際に、シリンドリカルレンズ8の面S19(S23)は照明光学系としての役割も果たしている。
本実施例では、光学素子1、2、5を形成する全ての面は紙面(yz断面)を唯一の対称面として持つ面対称形状をしている。
図3(a)の実施例3は図1の実施例1に比べて次の点が大きく異なっている。
平板6がないこと、
照明光学系30とLCD10との位置が入れ替わっていること、
である。
次に照明装置30から発せられた光の進行光路について説明する。
平面照明光源30から発せられた光は、偏光板14を透過し直線偏光化され、シリンドリカルレンズ8の面S23で反射されて反射型LCD10に向かう。反射型LCD10に斜めに入射し、反射型LCD10で斜め方向に反射された光は、シリンドリカルレンズ8を通り、偏光板7を透過し、光学素子5に入射する。
この時、偏光板14で直線偏光化された偏光方向が液晶内部で回転するため、偏光板7は偏光方向が回転した光と通す方向に設定されている。
偏光板7の直線偏光方向が偏光板14の直線偏光方向と約90°ずれている場合(液晶内部の偏光方向の回転が90°)は、偏光板14で直線偏光化された光が、面S19で反射せずに透過していく光(ゴースト光)がある。しかしながら、偏光板7でこのゴースト光をカットできるため、眼球にゴースト光が入ることはない。
光学素子5を射出した光は、接合された光学素子4、3を透過し、光学素子2より入射する。接合された光学素子2と光学素子1の面を透過して光学素子1に入射し、光学素子1の面Bより入射した光は、面Aで反射された後、面Cに導かれる。
面Cに入射した光はほぼ反対側に折り返し反射され、面Cでの反射前の光と逆向きに進む。面Cで反射された光は面Aで再度反射され面Bで再反射され、面Aより光学素子1射出して、射出瞳S1に向かう。
このような構成にすることにより、中間結像を形成する光学系全体でも小型な表示光学系を得ている。
後述する数値実施例の長さのディメンジョンを有する数値をmmとする。このとき、画像サイズ約18mm×14mm程度で水平画角60°の画像をz軸方向無限遠方に表示する表示光学系となる。
水平画角60°が任意の観察者が観察できるために、瞳径は14mmとする。
実施例3を逆光線追跡した場合、照明装置10の光学面S24上より図3(b)のように射出する。
特に領域30bは光線本数が多く光束が密になっている。このため、照明装置30の形状や、発光素子の配置を最適化することで、光学面S24上での輝度を変化させ、領域30bは輝度を高く、それ以外の領域は低くなるように構成する。
このような構成にすることで画像を観察した時の輝度ムラが非常によく低減された快適な画像を観察することが出来る。
更には、図3(b)において光学面S24上で考えた場合、全ての領域で光学面S24の法線方向に対し偏った方向に光線が射出している。そのため、逆光線追跡で定められる光束の拡散指向性に沿うように、発光素子からの光が光学面S24から拡散指向性を持って発光するように構成する。
このような構成にすることで、照明装置30を射出した光束が全て観察者の瞳S1に到達するので、同じ発光素子を用いても、輝度ムラが発生せず、且つ画像を明るく表示することができる。
また、同じ明るさであれば、発光素子の数を減らしたりすることが出来る。また、発光素子30aと光学面S24の間に、開口角を制限する周期的な構造を持つ素子、例えばプリズムシートやフレネルレンズ、ホログラムシート等を用いても良い。これによれば更に拡散指向性を制御した光束が光学面S24から射出するように構成することができる。
また同じ表示光学系であっても、照明装置の配置を図3(c)のように置くと、逆光線追跡した場合、照明装置30の光学面上S24では光束の密度分布は図3(b)に対し変化し、図3(c)の領域30bの密度が高くなっている。
また、光束の拡散指向特性も大きく異なり、実施例3では領域30bにおける拡散指向特性が図3(b)に対し大きく異なっている。そのため、照明装置30を射出した光束が全て観察者の瞳S1に到達するように、図3(b)とは異なった照明装置を構成することで、観察者には輝度ムラのない快適な画像を観察することができる。
このような構成にすることで、照明装置30を射出した光束が全て観察者の瞳S1に到達するので、同じ発光素子を用いても、輝度ムラが発生せず、且つ画像を明るく表示することができる。
また、同じ明るさであれば、発光素子の数を減らしたりすることが出来る。また、発光素子30aと光学面S24の間に、開口角を制限する周期的な構造を持つ素子、例えばプリズムシートやフレネルレンズ、ホログラムシート等を用いても良い。これによれば、更に拡散指向性を制御した光束を光学面から射出することが出来る。
図4(a)は、本発明の画像表示装置の実施例4の要部概略図である。実施例4の光学データを(数値実施例4)に示す。
図4において、光学素子1は材料の屈折率が1より大きい透明媒質上に3つ以上の光学面を有するプリズム体で面A、面B、面C、面Dより形成される。
光学素子2、3は材料の屈折率が1より大きい透明媒質上に2つの光学面を有するプリズム体である。
レンズ(光学素子)4、5は各2面から構成されている。レンズ4と5は張り合わされている。11はハーフミラー面である。10は画像を表示する画像表示手段である。
本実施例では、画像表示手段10として反射型LCDを用いた構成と成っているが、その他の画像表示素子として用いても良い。
本実施例では、光学素子1、2、3を形成する全ての面は紙面(yz断面)を唯一の対称面として持つ面対称形状をしている。
次に照明装置30から発せられる光の進行光路について説明する。
照明装置30から発せられた光は、偏光板14を透過し直線偏光化され、ハーフミラー面11で反射されて反射型LCD10に向かう。反射型LCD10に斜めに入射し、反射型LCD10で斜め方向に反射された光は、ハーフミラー面11を透過し、偏光板7を透過し、光学素子5に向かう。
光学素子5に入射した光は、光学素子4、3、2を透過し、光学素子1の面Dより入射する。光学素子1に入射した光は、面Cで反射された後、面Aで反射され、更に面Bで反射され、面Aより光学素子1射出して、射出瞳S1に向かう。
後述する数値実施例の長さのディメンジョンを有する数値をmmとする。このとき、画像サイズ約18mm×14mm程度で水平画角60°の画像をz軸方向無限遠方に表示する表示光学系となる。
水平画角60°が任意の観察者が観察できるために、瞳径は14mmとする。実施例4を逆光線追跡した場合、照明装置30の光学面S24上より図4(b)のように射出する。特に領域30bは光線本数が多く光束が密になってため、照明装置30の形状や、発光素子の配置を最適化することで、光学面S24上での輝度を変化させ、領域30bは輝度を高く、それ以外の領域は低くなるように構成する。
このような構成にすることで観察した時の輝度ムラが非常によく低減された快適な画像を観察することが出来る。更には、図4(b)において光学面S24上で考えた場合、全ての領域で光学面S24の法線方向に対し偏った方向に光線が射出している。
そのため、逆光線追跡で定められる光束の拡散指向性に沿うように、発光素子からの光が光学面S24から拡散指向性を持って発光するように構成する。
このような構成にすることで、照明装置30を射出した光束が全て観察者の瞳S1に到達するので、同じ発光素子を用いても、輝度ムラが発生せず、且つ画像を明るく表示することができる。また、同じ明るさであれば、発光素子の数を減らしたりすることが出来る。また、発光素子30aと光学面S24の間に、開口角を制限する周期的な構造を持つ素子、例えばプリズムシートやフレネルレンズ、ホログラムシート等を用いても良い。これによれば更に拡散指向性を制御した光束が光学面S24から射出するように構成することができる。
(数値実施例1)
SURF X Y Z A R typ Nd νd
1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.0000 SPH 1.0000 0.0
2 0.000 9.365 21.886 -0.529 -284.2114 FFS1 1.5300 55.8
3 0.000 -2.638 34.455 -31.052 -72.0536 FFS2 -1.5300 55.8
4 0.000 9.365 21.886 -0.529 -284.2114 FFS1 1.5300 55.8
5 0.000 30.738 47.306 48.060 -189.3367 FFS3 -1.5300 55.8
6 0.000 9.365 21.886 -0.529 -284.2114 FFS1 1.5300 55.8
7 0.000 -2.638 34.455 -31.052 -72.0536 FFS2 1.5300 55.8
8 0.000 -2.638 34.455 -31.052 -72.0536 FFS2 1.5300 55.8
9 0.000 -5.791 39.117 -46.389 -56.9404 FFS4 1.0000
10 0.000 -7.538 37.525 -53.721 18.2091 SPH 1.4875 70.2
11 0.000 -16.105 43.813 -53.721 -21.5267 SPH 1.7618 26.5
12 0.000 -17.556 44.878 -53.721 66.0282 SPH 1.0000
13 0.000 -18.692 44.573 -50.460 20.6510 FFS5 1.5300 55.8
14 0.000 -32.859 25.439 -88.990 -118.4382 FFS6 1.0000
15 0.000 -49.433 29.812 -45.448 ∞ SPH 1.5230 58.6
16 0.000 -50.288 30.654 -45.448 ∞ SPH 1.0000
17 0.000 -32.898 51.561 -24.427 25.6080 CYL 1.7618 26.5
18 0.000 -30.463 55.740 -38.300 21.8260 CYL 1.0000
19 0.000 -38.215 64.167 -66.742 ∞ SPH 1.5500 52.0
20 0.000 -38.858 64.443 -66.742 ∞ SPH 1.0000
21 0.000 -38.858 64.443 -66.742 0.0000 SPH 1.0000 0.0
FFS1
c 1: 4.7708e+001 c 5:-2.2635e-003 c 6:-2.6964e-004 c10:-3.5045e-006
c11:-1.8961e-005 c12:-2.5872e-007 c13:-3.5080e-007 c14:-1.8809e-007
c20:-8.5708e-010 c21:-5.5035e-010 c22:-4.8677e-010 c23: 1.7886e-011
c24: 2.5426e-011 c25: 1.2297e-011 c26: 6.2276e-012
FFS2
c 1:-8.0283e-001 c 5:-1.3225e-003 c 6:-3.2740e-004 c10:-1.0438e-005
c11:-4.7937e-007 c12:-5.0068e-008 c13:-6.2302e-008 c14: 4.5234e-008
c20: 1.9842e-009 c21:-5.0837e-010 c22: 1.1409e-009 c23: 1.8477e-011
c24:-1.7819e-011 c25: 1.2831e-011 c26:-2.0655e-011
FFS3
c 1: 2.6924e+001 c 5: 2.4531e-004 c 6:-1.2389e-003 c10:-4.7294e-005
c11: 3.6501e-005 c12: 2.1833e-006 c13:-2.0621e-006 c14: 1.3400e-006
c20:-3.4331e-008 c21: 2.1762e-008 c22:-5.5534e-009 c23:-2.7291e-010
c24:-2.2240e-010 c25:-2.8204e-010 c26: 2.0643e-011
FFS4
c 1:-2.0112e+000 c 5:-1.1439e-003 c 6:-7.0182e-003 c10: 6.6323e-005
c11: 3.7827e-005 c12:-3.0764e-007 c13:-1.2255e-007 c14: 2.8074e-007
c20:-4.8304e-008 c21:-6.8627e-009 c22: 1.4540e-008 c23: 1.9275e-010
c24:-2.0887e-010 c25:-6.5050e-010 c26: 1.3565e-010
FFS5
c 1: 8.3170e-001 c 5: 2.2565e-003 c 6:-1.7932e-003 c10: 4.9769e-005
c11: 5.8833e-005 c12:-1.8053e-006 c13: 3.0888e-007 c14:-2.4892e-006
c20:-1.1149e-008 c21:-5.0541e-008 c22: 3.6852e-008 c23: 1.3332e-009
c24:-1.1902e-009 c25:-7.4560e-011 c26:-9.7807e-009
FFS6
c 1: 5.0873e-001 c 5: 1.7979e-003 c 6: 1.0845e-003 c10:-4.0100e-005
c11:-2.0713e-004 c12: 3.9779e-006 c13: 1.4457e-006 c14:-2.9702e-007
c20:-5.7229e-009 c21: 2.9933e-008 c22:-3.2629e-008 c23:-5.6700e-011
c24:-1.7802e-010 c25:-2.0885e-010 c26:-3.8998e-011
(数値実施例2)
SURF X Y Z A R typ Nd νd
1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.0000 SPH 1.0000 0.0
2 0.000 0.354 18.405 1.469 -136.7211 SPH 1.7618 26.5
3 0.000 0.406 20.404 1.469 ∞ SPH 1.0000
4 0.000 9.259 21.177 2.214 -469.1111 FFS1 1.5300 55.8
5 0.000 5.022 38.481 -23.133 -75.5610 FFS2 -1.5300 55.8
6 0.000 9.259 21.177 2.214 -469.1111 FFS1 1.5300 55.8
7 0.000 34.209 54.410 55.179 -180.1511 FFS3 -1.5300 55.8
8 0.000 9.259 21.177 2.214 -469.1111 FFS1 1.5300 55.8
9 0.000 5.022 38.481 -23.133 -75.5610 FFS2 1.5300 55.8
10 0.000 5.022 38.481 -23.133 -75.5610 FFS2 1.5300 55.8
11 0.000 0.345 46.831 -31.122 -107.1944 FFS4 1.0000
12 0.000 -9.458 40.330 -64.394 19.9021 SPH 1.4875 70.2
13 0.000 -15.667 42.631 -60.135 -51.7320 SPH 1.0000
14 0.000 -16.654 42.682 -60.413 -40.0596 SPH 1.7618 26.5
15 0.000 -17.814 44.691 -63.011 65.9693 SPH 1.0000
16 0.000 -21.067 47.028 -63.163 18.8246 FFS5 1.5300 55.8
17 0.000 -36.301 33.494 -74.884 -77.6795 FFS6 1.0000
18 0.000 -34.770 53.842 -89.719 36.9295 CYL 1.4875 70.4
19 0.000 -36.670 53.819 -87.760 38.5518 CYL 1.0000
20 0.000 -49.906 54.337 -46.389 ∞ SPH 1.5500 52.0
21 0.000 -50.606 54.364 -46.389 ∞ SPH 1.0000
22 0.000 -50.606 54.364 -46.389 0.0000 SPH 1.0000 0.0
FFS1
c 1:-3.5142e+000 c 5:-1.1224e-003 c 6: 3.0047e-004 c10: 1.6178e-006
c11:-2.3024e-006 c12:-1.0174e-007 c13:-1.3665e-007 c14:-8.2428e-008
c20: 6.4444e-011 c21:-4.5295e-010 c22:-3.8790e-010 c23: 3.3132e-013
c24: 2.2972e-013 c25: 6.0295e-013 c26: 1.4337e-012
FFS2
c 1: 1.2950e+000 c 5:-1.4032e-003 c 6:-2.7965e-004 c10: 7.0382e-006
c11: 5.5439e-007 c12:-1.7720e-008 c13: 5.3552e-009 c14: 1.8816e-007
c20:-8.0878e-010 c21: 5.5724e-010 c22:-5.6967e-010 c23:-3.8603e-013
c24:-1.7807e-011 c25:-1.8045e-012 c26:-9.2497e-012
FFS3
c 1:-5.9895e+000 c 5:-8.9010e-004 c 6:-6.3693e-005 c10: 1.8175e-006
c11: 9.7146e-006 c12: 1.1339e-007 c13: 4.2958e-009 c14: 2.5671e-008
c20: 9.3576e-011 c21:-3.8979e-010 c22: 3.1680e-009 c23:-2.7038e-011
c24: 7.7717e-012 c25:-1.0598e-011 c26: 5.4081e-012
FFS4
c 1: 3.2848e+000 c 5:-1.3584e-003 c 6:-3.6912e-003 c10: 6.8912e-005
c11: 4.0703e-005 c12: 6.8456e-007 c13:-3.2043e-007 c14:-3.3292e-007
c20:-3.8440e-009 c21:-2.6745e-009 c22: 1.3757e-009 c23:-1.6929e-010
c24:-2.3522e-010 c25:-1.0763e-010 c26:-4.0575e-011
FFS5
c 1:-5.3753e-001 c 5: 1.5035e-003 c 6:-1.7174e-004 c10:-1.5884e-005
c11: 1.3331e-004 c12:-2.1151e-006 c13: 9.6711e-007 c14:-1.4211e-006
c20:-6.6002e-008 c21: 3.6230e-008 c22:-1.6300e-008 c23: 1.1167e-010
c24:-1.1552e-009 c25: 5.5383e-010 c26:-2.7815e-009
FFS6
c 1: 6.7826e-001 c 5:-3.6616e-003 c 6: 6.1230e-005 c10:-9.0367e-006
c11:-2.6342e-005 c12: 5.1808e-007 c13: 3.3044e-007 c14:-1.0194e-007
c20:-1.5907e-009 c21: 7.6035e-009 c22: 2.5169e-009 c23: 2.9829e-010
c24:-2.3108e-010 c25: 5.8907e-012 c26: 1.9299e-011
(数値実施例3)
SURF X Y Z A R typ Nd νd
1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.0000 SPH 1.0000 0.0
2 0.000 10.841 21.436 -0.604 -352.9905 FFS1 1.5300 55.8
3 0.000 -2.791 33.876 -30.275 -75.8089 FFS2 -1.5300 55.8
4 0.000 10.841 21.436 -0.604 -352.9905 FFS1 1.5300 55.8
5 0.000 33.879 41.433 53.462 -197.0908 FF -1.5300 55.8
6 0.000 10.841 21.436 -0.604 -352.9905 FF 1.5300 55.8
7 0.000 -2.791 33.876 -30.275 -75.8089 FFS2 1.5300 55.8
8 0.000 -2.791 33.876 -30.275 -75.8089 FFS2 1.5300 55.8
9 0.000 -7.196 41.839 -43.971 -63.4555 FFS4 1.0000
10 0.000 -11.638 37.392 -58.707 18.6660 SPH 1.4875 70.2
11 0.000 -22.246 43.841 -58.707 -22.2689 SPH 1.7618 26.5
12 0.000 -23.785 44.776 -58.707 61.7075 SPH 1.0000
13 0.000 -25.783 43.765 -48.028 21.0144 FFS5 1.5300 55.8
14 0.000 -41.494 26.775 -81.743 -92.5180 FFS6 1.0000
15 0.000 -38.685 45.914 -82.594 41.2870 CYL 1.4875 70.2
16 0.000 -40.878 44.746 -80.774 41.2870 CYL 1.0000
17 0.000 -55.794 47.169 -54.561 ∞ SPH 1.5500 52.0
18 0.000 -56.485 47.281 -54.561 ∞ SPH 1.0000
19 0.000 -56.485 47.281 -54.561 0.0000 SPH 1.0000 0.0
FFS1
c 1: 7.2184e+001 c 5:-1.6665e-003 c 6:-7.2422e-005 c10:-4.6772e-006
c11:-1.2027e-005 c12:-2.5677e-007 c13:-4.8083e-007 c14:-2.5025e-007
c20:-2.3618e-010 c21: 6.1664e-011 c22: 3.8390e-010 c23: 4.3369e-011
c24: 6.6350e-011 c25: 8.8166e-011 c26: 4.8625e-011
FFS2
c 1:-2.6318e-001 c 5:-1.1855e-003 c 6:-3.6956e-004 c10:-6.9695e-006
c11:-1.0001e-006 c12:-1.6620e-009 c13:-1.1802e-007 c14: 2.9418e-008
c20: 8.8307e-010 c21: 5.1973e-010 c22:-4.6161e-010 c23: 2.1291e-013
c24:-1.7111e-012 c25: 6.2447e-012 c26:-4.4093e-012
FFS3
c 1:-6.6986e+001 c 5: 1.0045e-004 c 6:-1.1422e-003 c10: 7.4597e-006
c11:-2.2377e-005 c12: 1.7250e-006 c13:-1.5586e-006 c14: 9.6682e-007
c20:-4.4616e-008 c21: 3.7490e-008 c22:-2.3601e-008 c23:-3.7207e-010
c24: 9.9407e-011 c25:-3.6052e-010 c26: 7.2921e-011
FFS4
c 1:-6.5653e+000 c 5:-2.1549e-004 c 6:-6.3543e-003 c10: 6.1509e-005
c11: 5.1806e-005 c12:-2.6789e-007 c13: 1.5006e-008 c14:-6.0216e-007
c20:-1.9440e-008 c21:-7.7214e-009 c22: 2.8584e-009 c23: 1.5916e-010
c24: 4.7203e-010 c25:-4.3913e-010 c26:-1.4201e-010
FFS5
c 1:-2.2697e-001 c 5: 5.5284e-004 c 6:-8.9698e-005 c10:-3.5449e-005
c11: 7.2729e-005 c12:-2.1230e-006 c13: 1.4771e-006 c14:-2.5204e-006
c20: 2.2693e-008 c21:-5.3195e-008 c22:-2.1732e-009 c23: 4.1626e-010
c24:-5.0053e-010 c25: 1.1931e-009 c26:-2.8094e-009
FFS6
c 1:-2.5783e+001 c 5: 1.9452e-003 c 6: 1.2450e-003 c10:-2.5389e-005
c11:-1.6737e-004 c12: 4.7165e-006 c13: 1.5333e-006 c14:-9.3819e-008
c20:-3.2552e-009 c21: 3.1982e-008 c22: 1.3708e-008 c23: 3.2537e-010
c24:-2.7285e-010 c25:-1.2959e-010 c26: 3.0139e-011
(数値実施例4)
SURF X Y Z A R typ Nd νd
1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.0000 SPH 1.0000 0.0
2 0.000 6.001 22.661 -3.015 -244.6358 FFS1 1.5300 55.8
3 0.000 -5.783 35.586 -34.841 -63.4009 FFS2 -1.5300 55.8
4 0.000 6.001 22.661 -3.015 -244.6358 FFS1 1.5300 55.8
5 0.000 33.742 51.816 16.395 -134.9399 FFS3 -1.5300 55.8
6 0.000 52.536 20.599 -6.691 59.4225 FFS4 -1.0000
7 0.000 61.922 14.511 -11.271 62.2478 FFS5 -1.5709 33.8
8 0.000 60.404 2.242 -14.204 143.5896 FFS6 -1.0000
9 0.000 64.966 -2.985 -14.247 -37.9321 FFS7 -1.5300 55.8
10 0.000 72.989 -18.039 -11.670 54.1602 FFS8 -1.0000
11 0.000 69.302 -20.684 -11.670 -25.7628 SPH -1.6125 60.7
12 0.000 72.478 -31.079 -11.670 22.2050 SPH -1.7552 27.6
13 0.000 72.838 -32.824 -11.670 183.0353 SPH -1.0000
15 0.000 73.229 -39.800 -45.137 -33.0000 SPH -1.0000
16 0.000 77.668 -56.210 -15.137 ∞ SPH 1.0000
FFS1
c 1: 2.5709e+001 c 5:-2.2951e-003 c 6:-1.2671e-003 c10:-9.0272e-006
c11:-2.6018e-005 c12: 2.6016e-007 c13:-1.8366e-007 c14:-1.1967e-007
c20:-1.5225e-009 c21: 1.5850e-010 c22: 3.4085e-009 c23: 2.9938e-012
c24:-2.2093e-011 c25:-1.6024e-011 c26: 8.0489e-012
FFS2
c 1:-2.7121e-001 c 5:-1.1914e-003 c 6:-5.1007e-004 c10: 3.3657e-006
c11:-2.4642e-006 c12:-3.2679e-008 c13:-2.4434e-008 c14:-3.3506e-008
c20: 6.6519e-010 c21:-4.4056e-010 c22: 4.4458e-010 c23: 4.3419e-012
c24:-3.1794e-012 c25:-5.4346e-013 c26:-3.8402e-012
FFS3
c 1: 6.0381e-001 c 5:-1.0115e-004 c 6: 2.0574e-004 c10: 2.3999e-007
c11:-7.8454e-006 c12: 2.5931e-008 c13: 2.0375e-009 c14: 1.9470e-009
c20:-2.2269e-012 c21: 1.5218e-010 c22:-9.4066e-010 c23:-2.6234e-011
c24:-3.0703e-012 c25: 3.0102e-012 c26:-8.9320e-013
FFS4
c 1:-2.7539e+000 c 5: 7.1799e-004 c 6:-2.6347e-003 c10: 5.5003e-006
c11:-1.7782e-006 c12:-1.3269e-007 c13:-5.0486e-007 c14:-2.0578e-007
c20:-4.5659e-009 c21:-1.2435e-008 c22:-1.5262e-008 c23: 6.1551e-010
c24:-1.2093e-010 c25: 4.7333e-010 c26:-2.1595e-010
FFS5
c 1: 7.2268e-001 c 5: 9.7360e-004 c 6: 1.4458e-003 c10:-8.9127e-005
c11: 4.1840e-005 c12:-2.3570e-006 c13:-1.1168e-006 c14: 6.5803e-007
c20:-6.8198e-008 c21:-5.3553e-009 c22:-1.1075e-007 c23: 8.3682e-010
c24: 4.3730e-010 c25: 4.8670e-010 c26: 3.9744e-010
FFS6
c 1:-1.1040e+001 c 5:-3.7530e-004 c 6:-5.7247e-004 c10: 3.5336e-006
c11:-3.4104e-005 c12:-1.0482e-007 c13: 5.3276e-007 c14:-2.8062e-007
c20: 8.5614e-009 c21: 2.1113e-011 c22:-3.9668e-008 c23:-2.9025e-010
c24: 3.9761e-010 c25:-1.7519e-011 c26:-4.7418e-011
FFS7
c 1: 1.7736e-001 c 5:-2.0250e-003 c 6: 1.0966e-004 c10: 4.7470e-005
c11:-3.9099e-005 c12: 9.8450e-008 c13: 2.2094e-007 c14: 2.9521e-007
c20: 2.6216e-008 c21:-2.3300e-009 c22: 1.8448e-008 c23:-6.4972e-010
c24: 2.4594e-010 c25:-5.1593e-010 c26: 1.8772e-010
FFS8
c 1:-2.7775e+000 c 5:-4.0966e-004 c 6: 3.3381e-004 c10:-1.0575e-005
c11:-1.2205e-005 c12: 2.9793e-007 c13:-1.4652e-006 c14: 5.6747e-007
c20: 6.8063e-008 c21:-1.0022e-008 c22: 2.0087e-008 c23:-2.5509e-010
c24: 1.3135e-010 c25:-1.5838e-010 c26: 5.5155e-010
本発明の画像表示装置の実施例1の光学系の概念図 図1(a)の一部分の説明図 図1(a)の一部分の他の形態の説明図 図1(a)の一部分の他の形態の説明 図1(a)の一部分の他の形態の説明 図1(a)の一部分の他の形態の説明 本発明の画像表示装置の実施例2の光学系の概念図 図2(a)の一部分の説明図 本発明の画像表示装置の実施例3の光学系の概念図 図3(a)の一部分の説明図 図3(a)の一部分の説明図 本発明の画像表示装置の実施例4の光学系の概念図 図4(a)の一部分の説明図 本発明に係る照明手段と比較するための説明図 本発明に係る照明手段と比較するための説明図 本発明に係る照明手段と比較するための説明図
符号の説明
1、2、3、4、5、6、9・・・光学素子
7、14・・・偏光板
8、偏心シリンドリカルレンズ
11 ハーフミラー面
10・・・画像表示手段
30・・・照明装置(照明手段)
30a・・・発光素子
1a・・・中間像
S1・・・射出瞳
S1a・・・射出瞳中心
S24・・・光学面

Claims (4)

  1. 反射型の画像表示手段と、該画像表示手段を照明する照明手段と、該照明手段からの光を前記画像表示手段に導く照明光学系と、前記画像表示手段からの光を観察側の射出瞳に導く表示光学系を有する画像表示装置において、前記表示光学系は、前記画像表示手段の中心から前記射出瞳の中心に到る光線に対して偏心した非回転対称面から成る光学素子を含む偏心光学系であり、前記照明手段は、発光素子と、該発光素子からの光が出射する光学面を有し、該光学面上における輝度分布が、前記射出瞳における輝度ムラを低減する輝度分布となるように、前記射出瞳から前記光学面へ光線追跡したとき、前記光学面上での入射光線が多い領域の輝度が、少ない領域の輝度に比べて高くなるように構成されていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 反射型の画像表示手段と、該画像表示手段を照明する照明手段と、該照明手段からの光を前記画像表示手段に導く照明光学系と、前記画像表示手段からの光を観察側の射出瞳に導く表示光学系を有する画像表示装置において、前記表示光学系は、前記画像表示手段の中心から前記射出瞳の中心に到る光線に対して偏心した非回転対称面から成る光学素子を含む偏心光学系であり、前記照明手段は、発光素子と、該発光素子からの光が出射する光学面を有し、前記光学面は拡散面であり、前記光学面から前記射出瞳へ出射する拡散光が、前記射出瞳から前記光学面へ光線追跡したときの前記光学面上の各位置への光線入射方向に指向性を有するように構成されていることを特徴とする画像表示装置。
  3. 非回転対称面であるハーフミラー面を有し、該ハーフミラー面はローカル母線断面において、前記画像表示素子側に凹形状であり、前記照明手段から出射した光線は、前記ハーフミラー面で反射して前記画像表示手段を照明し、前記画像表示手段で反射した光線は、前記ハーフミラー面を透過し前記表示光学系によって前記射出瞳へ導かれることを特徴とする請求項1または2の画像表示装置。
  4. 請求項1からのいずれか1項の画像表示装置を有することを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。
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