JP2001242412A - 虚像視光学系 - Google Patents

虚像視光学系

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JP2001242412A
JP2001242412A JP2000051324A JP2000051324A JP2001242412A JP 2001242412 A JP2001242412 A JP 2001242412A JP 2000051324 A JP2000051324 A JP 2000051324A JP 2000051324 A JP2000051324 A JP 2000051324A JP 2001242412 A JP2001242412 A JP 2001242412A
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Masahito Kikuchi
雅仁 菊地
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネル等の映像表示素子の映像を、
例えば、使用者の眼球内網膜上に投影する虚像視光学系
において、各種光学性能を向上させて、高品質な映像を
得る。 【解決手段】 映像表示素子2の映像を使用者の眼球内
網膜上に投影して目前に虚像を作り出すための虚像視光
学系3を、映像表示素子の映像表示面S9に照明光を導
光すると共に映像表示素子の映像に適宜な補正を行う機
能を併せ持った第1のプリズム4と、反射コーティング
が施された面と全反射面とを有する第2のプリズム5
と、接眼レンズ6とによって構成し、第1のプリズム及
び第2のプリズムはそれぞれ少なくとも1面を自由曲面
とし、第1のプリズムはハーフミラーコーティングが施
された面、又は、ホログラフィックミラー等の反射部材
を有するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、液晶表示パネル等
の映像表示素子の映像を、例えば、使用者の眼球内網膜
上に投影する光学系、所謂虚像視光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、虚像視光学系としては、例えば、
使用者の頭部に装着、又は、眼鏡のように装着して使用
し、液晶表示パネル等の映像表示素子の映像を眼球内網
膜上に投影する頭部装着型又は眼鏡型と称される映像表
示装置に使用されているものがある。
【0003】従来の虚像視光学系の一例aは、図4に示
すように、非球面によって構成されたミラーbと平面で
構成されたハーフミラーcによって、映像表示素子dに
映出された映像を所定の方向に反射して投影するように
したものである。上記虚像視光学系aでは、ミラーbと
ハーフミラーcの光軸が偏心していない所謂共軸系であ
るため、ミラーbの反射面eは通常の非球面とされてい
る。
【0004】また、従来の虚像視光学系の別の一例f
は、図5に示すように、1個のプリズムgによって構成
され、映像表示素子hに映出された映像を所定の方向に
反射して投影するようにしたものである。上記プリズム
gの1面には増反射コーティングが施されて反射面iと
されている。また、プリズムgの各面の光軸が偏心した
所謂偏心系であるため、2面若しくは3面が自由曲面と
されている。
【0005】ところで、上記したような形式の光学系を
有する虚像視光学系a及びfにおいては、以下に示すよ
うな問題点があった。
【0006】即ち、虚像視光学系aにおいては、ミラー
bとハーフミラーcとを間に空気間隙を空けて配置する
という構造であるため、収差も良好で瞳径も大きく採れ
るという利点はあるが、映像表示素子dに映出された映
像がハーフミラーcを2回通過して投影されるという構
造であるため、光量損失が大きく、また、映像の拡大率
も小さいという問題があった。
【0007】また、虚像視光学系fにおいては、ハーフ
ミラーを使用していないので映像の光量損失が少ないと
いう利点があるが、プリズムgの各面の光軸が偏心した
所謂偏心系であるため、収差補正が困難であること、縦
方向の瞳径が小さくなってしまうことや、倍率色収差が
大きく表示解像度が低いという諸問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、各種光学性能を向上させて、高品質な映像を得
ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明虚像視光学系は、映像表示素子の映像表示面
に照明光を導光すると共に映像表示素子の映像に適宜な
補正を行う機能を併せ持った第1のプリズムと、反射コ
ーティングが施された面と全反射面とを有する第2のプ
リズムと、接眼レンズとを備え、第1のプリズム及び第
2のプリズムはそれぞれ少なくとも1面を自由曲面で構
成し、第1のプリズムはハーフミラーコーティングが施
された面、又は、ホログラフィックミラー等の反射部材
を有するものである。
【0010】従って、高性能な虚像視光学系を得ること
が可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明虚像視光学系の実
施の形態について、添付図面を参照して説明する。
【0012】尚、本実施の形態は、本発明を頭部に恰も
眼鏡のように装着して使用し、映像表示素子の映像を使
用者の眼球内網膜上に投影する装置である頭部装着型又
は眼鏡型表示装置、即ち、所謂ヘッドマウンテッドディ
スプレイ(以下、HMDと略記)の光学系に適用したも
のである。
【0013】また、以下の説明において、HMDの使用
者の眼球内網膜が位置する映像表示素子の映像の光束の
出射側の位置を観察位置S0というものとする。
【0014】HMD1は、図1に示すように、映像表示
素子2と、該映像表示素子2の映像を観察位置S0、即
ち、使用者の眼球内網膜上に投影し、目前に虚像を作り
出すための虚像視光学系3を有するものである。上記虚
像視光学系3は、第1のプリズム4、第2のプリズム5
及び接眼レンズ6から成る。尚、以下の説明において、
虚像視光学系の各面は上記のように観察位置をS0、映
像表示素子の映像表示面(像面)をS9として順に、S
1乃至S8の符号によって表すものとする。
【0015】映像表示素子2としては、最も一般的な背
後のバックライトによって照明される透過型の液晶表示
パネル(LCD)ではなく、映像表示面S9の表面側か
ら第1のプリズム4によって導光された適宜な照明手段
による光によって照明され、その映像表示面S9に映出
される映像に対応した反射光束を映像として射出する所
謂反射型のLCDが用いられている。この反射型のLC
Dの使用は、近年、LCDの高画質化(画素数の増加)
と映像光束の光線利用効率の増大に対する要求によるも
のである。
【0016】虚像視光学系3を構成する各光学要素の詳
細は以下の通りである。
【0017】第1のプリズム4は、図示しない適宜な照
明ランプによる照明光束を映像表示面S9に導光する機
能を有すると共に映像表示面S9から出射した映像の光
束の各種収差を補正する機能を有するものである。
【0018】即ち、第1のプリズム4は、映像表示面S
9と対向し、自由曲面によって構成された入射面S8
と、ハーフミラーコーティングが施されるか又はホログ
ラフィックミラー等の反射部材から成り、前記照明手段
からの照明光を反射すると共に入射面S8からの映像の
光束を外部に出射する機能を有し、自由曲面によって構
成される出射/反射面S7によって構成される。また、
第1のプリズム4は、照明手段の光を映像表示面S9に
導光する機能も有するので、前記照明手段の照明光が入
射される照明光入射面4aも有する。
【0019】第2のプリズム5は、上記第1のプリズム
4からの光束を内部で2回反射させて光路を変更させる
と共に各種収差補正を行って接眼レンズ6に向けて出射
するものである。
【0020】即ち、第2のプリズム5は、第1のプリズ
ム4の反射面S7と対向した入射面S6と、適宜な反射
コートが施され、上記入射面S6から入射した光束を反
射させる反射面S5と、増反射コーティングが施され、
上記反射面S5で反射された光束を再度反射させる全反
射面S4と、該反射面S4で反射された光束を外部に出
射する面S3によって構成される。また、上記入射面S
6、反射面S5、全反射面S4及び出射面S3は、自由
曲面によって構成されている。
【0021】接眼レンズ6は、上記第2のプリズム5か
ら出射した映像の光束に対し、各種収差補正と観察面S
0への集光を行わせるものである。
【0022】即ち、単レンズによって構成される接眼レ
ンズ6は、第2のプリズム5の出射面S3と対向した入
射面S2と、観察面S0側の出射面S1とによって構成
される。そして、上記入射面S2は自由曲面によって構
成されている。
【0023】また、虚像視光学系3は、上記と一部重複
するが、以下に示すような特徴を有するものである。
【0024】即ち、第2のプリズム5及び接眼レンズ6
はそれぞれ、自由曲面によって構成された面を少なくと
も1面有する(条件1)。
【0025】接眼レンズ6は、d線(波長587.6nm)に
おいて、屈折率が1.55以上でアッベ数が35以下で
あること(条件2)。
【0026】第1のプリズム4は、ハーフミラーコーテ
ィングが施されるか又はホログラフィックミラー等の反
射部材から成る面を有すること(条件3)。
【0027】第2のプリズム5は、d線において、屈折
率が1.48以上でアッベ数が35以上であること(条
件4)。
【0028】条件1は、虚像視光学系3においては、メ
インミラーである第2のプリズム5の全反射面S4が偏
心して配置された偏心光学系であるため、各種収差の補
正上、全反射面S4を自由曲面とし、全反射面S4での
偏心による各種収差を補正するための自由曲面を、最低
限もう1面必用とすることを表した条件である。
【0029】条件2は、接眼レンズ6の役割と関係した
条件である。即ち、本発明において接眼レンズ6の主な
役割は倍率色収差の補正であるので、その材質をフリン
トガラス的な性質を有するものに限定するための条件で
ある。条件2を満足させることによって、接眼レンズに
よる倍率色収差の補正を良好に行うことができるように
なる。
【0030】条件3は、適宜な照明ランプによる照明光
束を映像表示面S9に導光する機能を有すると共に映像
表示面S9から出射した映像の光束の各種収差を補正す
る機能を有する第1のプリズム1に関するものである。
即ち、第1のプリズム4に適宜な照明ランプによる照明
光束を映像表示面S9に導光する機能を持たせるため、
出射/反射面S7に、ハーフミラーコーティング又はホ
ログラフィックミラー等の反射部材をコーティング若し
くは貼り付けて一体化することを示すものである。
【0031】条件4は、第2のプリズム5の材質を、屈
折率が高く、且つ、アッベ数が低めのものに限定するた
めの条件である。屈折率が高いということは、単純に各
種収差補正に対して有利であると共に、反射面S5や全
反射面S4による全反射条件を達成することが容易にな
り、これによって各種収差補正も良好になるからであ
る。また、プリズムを用いることによって、色収差によ
る性能低下が生じがちであることから、アッベ数が大き
めな材質に限定するための条件でもある。この条件4を
満足させること、即ち、第2のプリズムの屈折率を高く
することとアッベ数を大きくすることによって、各種収
差が良好に補正された良質の画像を得ることができるよ
うになる。
【0032】以下の表1に虚像視光学系3を構成する各
面S1乃至S8と、観察位置S0及び映像表示面S9の
諸数値を示す。尚、上記面S1乃至S8は、前記したよ
うに、接眼レンズ6の観察位置S0側から映像表示装置
2の映像表示面S9側へと順に、光軸に沿ってS1乃至
S8の符号を付記したものである。
【0033】
【表1】
【0034】上記表1において、「R」は基準曲率半
径、「Nd」はd線での屈折率、「νd」はd線でのア
ッベ数、「Y−DEC」は図1の上下方向における面の
偏心、「Z−DEC」は図1の左右方向における面の偏
心、「A−TIL」は面の傾き(光軸方向からのずれ
量)である。尚、偏心は観察位置S0を基準とし、傾き
は観察位置S0を位置基準とする主光線方向を基準とす
るものである。
【0035】また、第1のプリズム4の各面、第2のプ
リズム5の各面及び接眼レンズ6の面S2は、自由曲面
にて構成されるものである。
【0036】尚、自由曲面形状は、 Z=c・r/[1+√{1−(1+K)c2・r2}]+
Σ(Cj・Xm・Yn) で表されるものとする。尚、j={(m+n)2+m+
3n}/2+1である。
【0037】但し、上記式において、Z:面頂点からの
サグ量、c:近軸曲率(1/曲率半径)、r:面頂点か
らの距離、K:コーニック定数、X:光軸に対する水平
方向の距離、Y:光軸に対する垂直方向の距離、Cj
m+Ynの係数とする。
【0038】以下の表2乃至表8に面S2乃至面S8の
非球面係数をそれぞれ示す。
【0039】
【表2】
【0040】
【表3】
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】
【表6】
【0044】
【表7】
【0045】
【表8】
【0046】以上に記載したような構成を有する虚像視
光学系3は、図2及び図3に示すように、コマ収差が良
好に補正され、HMD1に使用する光学系として最適で
あることが明らかである。尚、図2は上から順に、映像
表示素子2の対角上方向の7割、10割、5割及び2.
5割位置での収差を異なる波長毎(実線はC線、破線は
g線、一点鎖線はd線)に示し、同様に図3は、映像表
示素子2の対角下方向の7割、10割、5割及び2.5
割位置での収差を異なる波長毎に示すものである。
【0047】しかして、図示しない照明手段から発した
照明光束は、第1のプリズム4に入射し、出射/反射面
S7の内面側で反射され、映像表示素子2の映像表示面
S9を照明する。この照明光束は、映像表示面S9で反
射されると共に、映像表示面S9に映出された映像の情
報を加えらた映像光束となって、図1に示すように、第
1のプリズム4を通過し、第2のプリズム5で2回反射
されて接眼レンズ6で倍率色収差の補正が行われた後、
観察位置S0に所定の倍率で結像するように投影され
る。
【0048】このように、虚像視光学系3においては、
映像表示素子2に反射型のLCDを用いることによっ
て、映像光束の光線利用効率を高めると共に、映像表示
素子2の画素数の増大による映像の高画質化に対応する
ために、接眼レンズ6を配置して倍率色収差の低減を図
った設計としたものである。
【0049】従って、映像表示素子2の映像表示面S9
を照明するための照明系に、映像光束を投影するための
虚像視光学系3の構成要素の一つである第1のプリズム
4を併用したので、この照明系専用の導光部材等を別に
使用する必用が無くコスト的にも有利となると共に、プ
リズムの使用によって、その屈折率分虚像視光学系3の
バックフォーカスを短くしたのと同じ効果を生じ、例え
ば、プリズムではなく、照明光を反射させるだけの単な
るハーフミラー等を使用した場合と比べても、焦点距離
を短くすることが可能となって、観察位置S0に投影さ
れる映像の増倍率(拡大率)も大きくすることが可能と
なる。また、第1のプリズム4の各面を収差補正の役割
に使用することができ、よりHMD1の高性能化を図る
ことができるようになる。
【0050】また、虚像視光学系3に接眼レンズ6を用
いることによって、倍率色収差の補正を効果的に行うこ
とが可能となり、これによってもHMD1の高性能化を
図ることができるようになる。
【0051】更に、虚像視光学系3は各面の光軸が偏心
した偏心系であるにもかかわらず、収差補正能力に優
れ、縦方向の瞳径を大きくすることができるものであ
る。
【0052】尚、前記実施の形態において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに当
たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ことがあってはならないものである。
【0053】
【発明の効果】以上に説明したように本発明虚像視光学
系は、映像表示素子の映像表示面に照明光を導光すると
共に映像表示素子の映像に適宜な補正を行う機能を併せ
持った第1のプリズムと、反射コーティングが施された
面と全反射面とを有する第2のプリズムと、接眼レンズ
とを備え、第1のプリズム及び第2のプリズムはそれぞ
れ少なくとも1面を自由曲面で構成し、第1のプリズム
はハーフミラーコーティングが施された面、又は、ホロ
グラフィックミラー等の反射部材を有するので、照明光
の画像表示面への導光にプリズムを使用することによっ
てバックフォーカスを短くすることができるようになっ
て、投影映像の増倍率を大きくすることができると共
に、各種収差の補正も良好に行うこともできる。
【0054】請求項2に記載された発明にあっては、N
Lを接眼レンズのd線における屈折率、νdLを接眼レ
ンズのd線におけるアッベ数とすると、NdL>1.5
5、νdL<35の各条件を満足するようにしたので、
接眼レンズによる倍率色収差の補正を良好に行うことが
できる。
【0055】請求項3及び請求4に記載した発明にあっ
ては、NdP2を第2のプリズムのd線における屈折率、
νdP2を第2のプリズムのd線におけるアッベ数とする
と、NdP2>1.48、νdP2>35の各条件を満足す
るようにしたので、第2のプリズムの屈折率を高くする
ことアッベ数を大きくすることによって、各種収差が良
好に補正された良質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3と共に、本発明虚像視光学系の実
施の形態を示すものであり、本図は、光学系を構成する
各面の配置及び光路を概略的に示す図である。
【図2】対角上方向の7割、10割、5割及び2.5割
位置でのコマ収差を異なる波長毎に示す収差図である。
【図3】対角下方向の7割、10割、5割及び2.5割
位置でのコマ収差を異なる波長毎に示す収差図である。
【図4】従来の虚像視光学系の一例を示す概略図であ
る。
【図5】従来の虚像視光学系の別の例を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
2…映像表示素子、3…虚像視光学系、4…第1のプリ
ズム、5…第2のプリズム、6…接眼レンズ、S9…映
像表示面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像表示素子の映像を使用者の眼球内網
    膜上に投影して目前に虚像を作り出すための虚像視光学
    系であって、 映像表示素子の映像表示面に照明光を導光すると共に映
    像表示素子の映像に適宜な補正を行う機能を併せ持った
    第1のプリズムと、反射コーティングが施された面と全
    反射面とを有する第2のプリズムと、接眼レンズとを備
    え、 上記第1のプリズム及び第2のプリズムはそれぞれ、少
    なくとも1面が自由曲面で構成され、 上記第1のプリズムはハーフミラーコーティングが施さ
    れた面、又は、ホログラフィックミラー等の反射部材を
    有することを特徴とする虚像視光学系。
  2. 【請求項2】 以下の各条件を満足するようにされたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の虚像視光学系。 NdL>1.55 νdL<35 但し、 NdL:接眼レンズのd線における屈折率、 νdL:接眼レンズのd線におけるアッベ数、 とする。
  3. 【請求項3】 以下の各条件を満足するようにされたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の虚像視光学系。 NdP2>1.48 νdP2>35 但し、 NdP2:第2のプリズムのd線における屈折率、 νdP2:第2のプリズムのd線におけるアッベ数、 とする。
  4. 【請求項4】 以下の各条件を満足するようにされたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の虚像視光学系。 NdP2>1.48 νdP2>35 但し、 NdP2:第2のプリズムのd線における屈折率、 νdP2:第2のプリズムのd線におけるアッベ数、 とする。
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