JP2010266791A - 結像光学系及びそれを有する電子撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】全ズーム範囲にわたって2次スペクトルが低減され、広角端が広画角で高ズーム比の結像光学系及びそれを有する電子撮像装置を提供すること。
【解決手段】物体側より像側へ順に、正の第1レンズ群と、負の第2レンズ群と、正の像側レンズ群を有し、ズーミング時に第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が変化する結像光学系において、第1レンズ群内に正の屈折力を有する屈折光学素子Aが位置し、以下の条件式(1−1)、条件式(1−2)および条件式(2)を満足する。
νdA<30 …(1−1)
0.54<θgFA<0.9 …(1−2)
|fG1/fG2|>6.4 …(2)
【選択図】図1

Description

本発明は、結像光学系及びそれを有する電子撮像装置に関する。
近年、銀塩フィルムに代わり、デジタルカメラ等の撮像装置が普及してきている。デジタルカメラでは、CCDやCMOSのような固体撮像素子を用いて被写体を撮影するようになっている。このような撮像装置に用いられる撮像レンズには、高ズーム比のズームレンズ(結像レンズ)であることが望まれている。
また、このような撮像レンズには、単色での結像性能(球面収差やコマ収差等)に関係する収差が良好に補正されていることが望まれる。それに加えて、像の解像力や色にじみに関係する色収差の補正が十分行われていることが望まれている。
一方、レンズ全長(光学全長)については短縮化を望まれている。ところが、レンズ全長を短縮し、光学系全体の小型化を図るほど、諸収差、特に色収差が多く発生し、結像性能が低下する傾向にある。特に高ズーム比で望遠端の焦点距離が長いズームレンズには、色収差の補正として1次の色消しに加えて2次スペクトルの低減が求められている。
このような色収差の発生を低減する方法として、異常部分分散比を有する光学材料を用いる方法が知られている(特許文献1から特許文献3参照)。
また、撮像装置に用いるズームレンズには、所定のズーム比を有し、広角端が広画角で、さらに明るく高性能であることが望まれている。ズームレンズの高性能化を行うためには、全ズーム範囲にわたって色収差を良好に補正する必要がある。
特開2007−163964号公報 特開2006−349947号公報 特開2007−298555号公報
従来の異常部分分散比を有する光学材料を用いる光学系では、広角端で広画角を有し低ズーム比のもの、広角端で標準的な画角を有し高ズーム比のものは達成されていた。しかしながら、広角端で広画角かつ高ズーム比を有するものは達成されていない。また、従来の光学系では、1次の色消し、2次スペクトルの低減は行われている。しかしながら、広角端で広画角かつ高ズーム比を有する光学系では、さらなる2次スペクトルの低減が求められるが、実現されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、全ズーム範囲にわたって2次スペクトルが低減され、広角端が広画角で高ズーム比の結像光学系及びそれを有する撮像装置(電子撮像装置)の提供を目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の結像光学系は、物体側より像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する像側レンズ群を有し、ズーミング時に前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化する結像光学系において、前記第1レンズ群内に正の屈折力を有する屈折光学素子Aが位置し、以下の条件式(1−1)、条件式(1−2)および条件式(2)を満足することを特徴とする。
νdA<30 …(1−1)
0.54<θgFA<0.9 …(1−2)
|fG1/fG2|>6.4 …(2)
ここで、
ndA、nCA、nFA、ngAは、各々前記屈折光学素子Aのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
νdAは、前記屈折光学素子Aのアッベ数(ndA-1)/(nFA-nCA)、
θgFAは、前記屈折光学素子Aの部分分散比(ngA−nFA)/(nFA−nCA)、
fG1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
fG2は、前記第2レンズ群の焦点距離、
である。
また、本発明の好ましい態様の結像光学系は、前記第1レンズ群内に接合光学素子Dが設けられ、前記接合光学素子Dは、物体側に位置する光学素子Bと像側に位置する光学素子Cとの間に、前記屈折光学素子Aが位置するように構成されていることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様の結像光学系は、以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
0.4<θhgA<1.2 …(5)
ここで、
θhgAは、前記屈折光学素子Aのh線の部分分散比(nhA−ngA)/(nFA−nCA)、
nhAは、前記屈折光学素子Aのh線に対する屈折率、
である。
また、本発明の好ましい態様の結像光学系は、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力の第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群と、正の屈折力の第5レンズ群を有し、広角端に比して望遠端で、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が大きく、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が小さく、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が大きくなるように、隣接するレンズ群の間隔を変化させてズーミングを行うことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様の結像光学系の前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔は以下の条件式(20)を満足することが望ましい。
0<TG45/WG45<5 …(20)
ここで、
WG45は広角端での第4レンズ群と第5レンズ群の間隔、
TG45は望遠端での第4レンズ群と第5レンズ群の間隔、
である。
また、本発明の好ましい態様の結像光学系は、光学素子Bを備え、以下の条件式(6)を満足することが望ましい。
|fB/fA|>0.15 …(6)
ここで、
fAは、前記屈折光学素子Aの焦点距離、
fBは、前記光学素子Bの焦点距離、
である。
また、本発明の好ましい態様の結像光学系は、光学素子Bを備え、以下の条件式(7)を満足することが望ましい。
0<θgFB−θgFBA<0.25 …(7)
ここで、
ndB、nCB、nFB、ngBは、各々前記光学素子Bのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
νdBは、前記光学素子Bのアッベ数(ndB-1)/(nFB-nCB)、
θgFBは、前記光学素子Bの部分分散比(ngB−nFB)/(nFB−nCB)、
θgFBAは、前記屈折光学素子Aと前記光学素子Bを1枚の光学素子と見なしたときの実効部分分散比であって、下記の式で表され、
θgF BA =fBA×νBA×(θgFA×φA/νdA+θgF B×φB/νdB)、
fBAは、前記光学素子Bと前記屈折光学素子Aとの合成焦点距離であって、下記の式で表され、
1/fBA=1/fA+1/fB
νBAは、前記屈折光学素子Aと前記光学素子Bを1枚の光学素子と見なしたときのアッベ数であって、下記の式で表され、
νBA =1/(fBA×(φA/νdA+φB/νdB))、
φAは、前記屈折光学素子Aの屈折力(φA =1/ fA)、
φBは、前記光学素子Bの屈折力(φB =1/ fB)、
φBAは、前記光学素子Bと前記屈折光学素子Aとの合成屈折力(φBA =1/ fBA)、
である。
また、本発明の好ましい態様の結像光学系は、以下の条件式(8)を満足することが望ましい。
1.0<fA/fG1<8.0 …(8)
ここで、
Aは、前記屈折光学素子Aの焦点距離、
fG1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
である。
また、本発明の好ましい態様の結像光学系は、以下の条件式(9)を満足することが望ましい。
−25<(Ra+Rb)/(Ra-Rb)<−0.5 …(9)
ここで、
Raは、前記屈折光学素子Aの物体側の曲率半径、
Rbは、前記屈折光学素子Aの像面側の曲率半径、
である。
また、本発明の第1の態様の電子撮像装置は、結像光学系と撮像素子を有する電子撮像装置において、前記結像光学系は、物体側より像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する像側レンズ群を有し、ズーミング時に前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、前記第1レンズ群内に正の屈折力を有する屈折光学素子Aが位置し、以下の条件式(3−2)を満足することを特徴とする。
0<(Zb(3.3a)-Za(3.3a))/(Zb(2.5a)-Za(2.5a))<0.895 …(3−2)
ここで、
fwは、前記結像光学系の広角端での焦点距離、
ftは、前記結像光学系の望遠端での焦点距離、
IHは、前記結像光学系の前記撮像素子上での最大像高、
Za(h)は、前記屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、物体側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
Zb(h)は、前記屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、像面側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
aは、次式(3−1)で定義する値、
a={(IH)2×log10(ft/fw)}/fw …(3−1)
である。
また、第2の態様の電子撮像装置は、結像光学系と撮像素子を有する電子撮像装置において、前記結像光学系は上記の何れかの結像光学系であって、以下の条件式(3−3)を満たすことを特徴とする。
0<(Zb(3.3a)-Za(3.3a))/(Zb(2.5a)-Za(2.5a))<0.990 …(3−3)
ここで、
fwは、前記結像光学系の広角端での焦点距離、
ftは、前記結像光学系の望遠端での焦点距離、
IHは前記撮像素子上での最大像高、
Za(h)は、前記屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、物体側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
Zb(h)は、前記屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、像面側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
aは、次式(3−1)で定義する値である。
a={(IH)2×log10(ft/fw)}/ fw …(3−1)
また、本発明の好ましい態様の電子撮像装置は、第1の態様の電子撮像装置において、以下の条件式(1−1)、条件式(1−2)および条件式(2)を満足することが望ましい。
νdA<30 …(1−1)
0.54<θgFA<0.9 …(1−2)
|fG1/fG2|>6.4 …(2)
ここで、
ndA、nCA、nFA、ngAは、各々前記屈折光学素子Aのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
νdAは、前記屈折光学素子Aのアッベ数(ndA-1)/(nFA-nCA)、
θgFAは、前記屈折光学素子Aの部分分散比(ngA−nFA)/(nFA−nCA)、
fG1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
fG2は、前記第2レンズ群の焦点距離、
である。
また、上記の態様の電子撮像装置は、屈折光学素子Aと光学素子Bを備え、以下の条件式(1−1)、条件式(1−2)及び条件式(4−3)を満足することが望ましい。
νdA<30 …(1−1)
0.54<θgFA<0.9 …(1−2)
0.05<(Tnglw(0.7)/Tbasw(0.7))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.75 …(4−3)
ここで、
ndA、nCA、nFA、ngAは、各々前記屈折光学素子Aのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
νdAは、前記屈折光学素子Aのアッベ数(ndA-1)/(nFA-nCA)、
θgFAは、前記屈折光学素子Aの部分分散比(ngA−nFA)/(nFA−nCA)、
Tngl(0)は、前記屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
Tnglw(0.7)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tbas(0)は、前記光学素子Bの軸上の中肉厚、
Tbasw(0.7)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記光学素子B内を通過する長さ、
である。
また、上記の態様の電子撮像装置は、以下の条件式(10−1a)、条件式(10−1b)、条件式(10−1c)、条件式(10−2a)、条件式(10−2b)のいずれかを満足することが望ましい。
0.3<Tngl(0)/Tbas(0)<10 …(10−1a)
0.15<Tnglt(0.7)/Tbast(0.7)<3.0 …(10−1b)
0.1<Tnglt(0.9)/Tbast(0.9)<2.0 …(10−1c)
0.1<(Tnglt(0.7)/Tbast(0.7))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.85 …(10−2a)
0.05<(Tnglt(0.9)/Tbast(0.9))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.75 …(10−2b)
ここで、
Tngl(0)は、前記屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
Tnglt(0.7)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tnglt(0.9)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tbas(0)は、前記光学素子Bの軸上の中肉厚、
Tbast(0.7)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記光学素子B内を通過する長さ、
Tbast(0.9)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記光学素子B内を通過する長さ、
である。
また、上記の態様の電子撮像装置は、以下の条件式(11a)または条件式(11b)を満足することが望ましい。
0.5<(Tnglw(0.7) /(Tngl(0))<0.95 …(11a)
0.3<(Tnglw(0.9)/(Tngl(0))<0.9 …(11b)
ここで、
Tngl(0)は、前記屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
Tnglw(0.7)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tnglw(0.9)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
である。
また、上記の態様の電子撮像装置は、以下の条件式(12a)または条件式(12b)を満足することが望ましい。
0.5<(Tnglt(0.7) /(Tngl(0))<0.95 …(12a)
0.3<(Tnglt(0.9)/(Tngl(0))<0.9 …(12b)
ここで、
Tngl(0)は、前記屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
Tnglt(0.7)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tnglt(0.9)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
である。
また、上記の態様の電子撮像装置は、以下の条件式(13―1a)、条件式(13―1b)、条件式(13―1c)、条件式(13―2)のいずれかを満足することが望ましい。
0.3<Tngl(0)/Tbas(0)<10 …(13―1a)
0.15<Tnglw(0.7)/Tbasw(0.7)<2.0 …(13―1b)
0<Tnglw(0.9)/Tbasw(0.9)<0.9 …(13―1c)
0<(Tnglw(0.9)/Tbasw(0.9))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.5 …(13―2)
ここで、
Tngl(0)は、前記屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
Tnglw(0.7)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tnglw(0.9)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tbas(0)は、前記光学素子Bの軸上の中肉厚、
Tbasw(0.7)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記光学素子B内を通過する長さ、
Tbasw(0.9)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記光学素子B内を通過する長さ、
である。
本発明によれば、全ズーム範囲にわたって2次スペクトルが低減され、広角端が広画角で高ズーム比の結像光学系及びそれを有する撮像装置(電子撮像装置)を提供できるという効果を奏する。
本発明の実施例1にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例1にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例2にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例2にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例3にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例3にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例4にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例4にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例5にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例5にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例6にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例6にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例7にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例7にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例8にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例8にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例9にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例9にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例10にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例10にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例11にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例11にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例12にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例12にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例13にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例13にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例14にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例14にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例15にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例15にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例16にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例16にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例17にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例17にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例18にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例18にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例19にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例19にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例20にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例20にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例21にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例21にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例22にかかるズームレンズの(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例22にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明によるズーム光学系を組み込んだデジタルカメラ40の外観を示す前方斜視図である。 デジタルカメラ40の後方斜視図である。 デジタルカメラ40の光学構成を示す断面図である。 本発明のズーム光学系が対物光学系として内蔵された情報処理装置の一例であるパソコン300のカバーを開いた状態の前方斜視図である。 パソコン300の撮影光学系303の断面図である。 パソコン300の側面図である。 本発明のズーム光学系が撮影光学系として内蔵された情報処理装置の一例である携帯電話を示す図であり、(a)は携帯電話400の正面図、(b)は側面図、(c)は撮影光学系405の断面図である。
以下に、本発明にかかる結像光学系をズーム光学系に適用した実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。なお、実施例の説明に先立ち、本実施形態の結像光学系の作用効果について説明する。
実施例の説明に先立ち、本実施形態の結像光学系の作用効果について説明する。
<実効部分分散比についての説明>
まず、1つの光学素子におけるアッベ数と部分分散比は次の通りである。
νd=(nd-1)/(nF-nC)
θgF=(ng-nF)/(nF-nC)
θhg=(nh-ng)/(nF-nC)
ここで、
nd、nC、nF、ng、nhは、各々光学素子の波長587.6nm(d線)、波長656.3nm(C線)、波長486.1nm(F線)、波長435.8nm(g線)、波長404.7nm(h線)に対する屈折率、
νdは光学素子のアッベ数、
θgFはg線とF線に関する光学素子の部分分散比、
θhgはh線とg線に関する光学素子の部分分散比、
である。
次に、2つの光学素子を接合した接合光学素子について説明する。この接合光学素子(2枚接合)を1枚の光学素子と見なしたときの実効部分分散比θgF21は以下の式から求めることができる。
θgF 21 =f21×ν21×(θgF1×φ1/νd1+θgF 2×φ2/νd2) …(A)
ここで、
f21は2つの光学素子の合成焦点距離、
ν21は2つの光学素子を1つの光学素子と見なした場合のアッベ数、
θgF1は一方の光学素子の部分分散比、
φ1は一方の光学素子のパワー、
νd1は一方の光学素子のアッベ数、
θgF 2は他方の光学素子の部分分散比、
φ2は他方の光学素子のパワー、
νd2は他方の光学素子のアッベ数、
である。なお、
f21、ν21、φ1及びφ2は、それぞれは以下の式で表される。
1/f21=1/f1+1/f2
ν21 =1/(f21×(φ1/νd1+φ2/νd2))、
φ1=1/f1
φ2=1/f2
ここで、
f1は一方の光学素子の焦点距離、
f2は他方の光学素子の焦点距離、
である。
なお、以下の説明において、部分分散比は、特に限定がない限り、g線とF線に関する部分分散比のことである。
第1実施形態の結像光学系は、物体側より像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する像側レンズ群を有し、ズーミング時に第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が変化する結像光学系において、第1レンズ群内に正の屈折力を有する屈折光学素子Aが位置し、以下の条件式(1−1)、条件式(1−2)および条件式(2)を満足することを特徴とする。
νdA<30 …(1−1)
0.54<θgFA<0.9 …(1−2)
|fG1/fG2|>6.4 …(2)
ここで、
ndA、nCA、nFA、ngAは、各々屈折光学素子Aのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
νdAは、屈折光学素子Aのアッベ数(ndA-1)/(nFA-nCA)、
θgFAは、屈折光学素子Aの部分分散比(ngA−nFA)/(nFA−nCA)、
fG1は、第1レンズ群の焦点距離、
fG2は、第2レンズ群の焦点距離、
である。
第1レンズ群が正の屈折力を有する結像光学系にて高倍率を達成するためには、第2レンズ群の負の屈折力を強くする必要がある。一方で、第2レンズ群の負の屈折力を強くすることにより、第1レンズ群で発生した収差が第2レンズ群以降で拡大される。そのため、光学系全体の光学性能が悪化する。特に望遠端では、色収差が悪化する。つまり、光学性能を高く維持もしくは向上しつつズーム比を向上させるためには、第1レンズ群で色収差補正を行うことが重要となる。
そこで、本実施形態の結像光学系では、正の屈折力を有する屈折光学素子Aを第1レンズ群内に配置し、条件式(1−1)と条件式(1−2)を満たすようにしている。このようにすることで、第1レンズ群で発生する色収差、特に2次スペクトルを低減することが可能となる。さらに条件式(2)を満たすことで、色収差が補正された高性能かつ高ズーム比を有する結像光学系を達成することができる。
条件式(1−1)の上限を上回ると、第1レンズ群にて1次の色消しが困難となる。その結果、広角端及び望遠端の解像力が低下し、性能が悪化する。このため、高ズーム比の結像光学系を達成できなくなる。条件式(1−2)の上限を上回ると、第1レンズ群にて2次スペクトルの補正が過剰となる。このため、望遠端で軸上色収差及び倍率色収差が悪化する。その結果、2次スペクトルによる色にじみが発生し、性能が悪化するので、高ズーム比の結像光学系を達成できなくなる。
他方、条件式(1−1)と(1−2)の下限を下回ると、屈折光学素子Aの屈折力が強くなる。このため、望遠端で球面収差、広角端で倍率色収差が悪化する。その結果、解像力の低下及び色にじみが発生し、性能が悪化するので、高ズーム比の結像光学系を達成できなくなる。
条件式(2)の下限を下回ると、第1レンズ群と第2レンズ群の屈折力の比が小さくなる。ここで、第1レンズ群と第2レンズ群は変倍作用を有するレンズ群であるため、変倍比が小さくなる。したがって、高ズーム比を有する結像光学系を達成することが困難となる。さらに、第1レンズ群と第2レンズ群の屈折力の比が小さくなる場合、負の屈折力に関して、第2レンズ群の結像光学系全体に対する寄与が小さくなる。このため、ペッツバール和が結像光学系全体で正となる。したがって、像面湾曲が発生し性能が低下するため望ましくない。
また、上記実施形態の結像光学系では、第1レンズ群内に接合光学素子Dを設け、接合光学素子Dは、物体側に位置する光学素子Bと像側に位置する光学素子Cとの間に屈折光学素子Aが位置するように構成されていることが好ましい。
上記のように、屈折光学素子Aが、光学素子Bと光学素子Cとの間に位置して、全体として3枚接合光学素子Dを構成するのが好ましい。これにより、光学素子Bと光学素子Cにより屈折光学素子Aの面形状が決まる。このようにすると、屈折光学素子Aでは、環境変化による面形状の変化が生じなくなる。このため、3枚接合光学素子Dにおいて安定的に色収差補正を達成することができる。
また、上記実施形態の結像光学系は、以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
0.4<θhgA<1.2 …(5)
ここで、
θhgAは、屈折光学素子Aのh線の部分分散比(nhA−ngA)/(nFA−nCA)、
nhAは、屈折光学素子Aのh線に対する屈折率、
である。
結像性能の向上には色収差の補正が必要となる。アッベ数は1次の色消し、部分分散比は2次スペクトルに関係する。特に、部分分散比は、結像性能のうちの色にじみの発生に関係する。ここで、色にじみとは、輝度差の激しい明暗部の境界に、被写体にない色が発生する現象である
1次の色消し及び色にじみの改善について、最適なアッベ数及び部分分散比を有する光学材料は存在する。このような光学材料を屈折光学素子に用いることで、結像性能を向上させることは可能である。しかし、部分分散比のみを考慮した屈折光学素子を用いるだけでは、色にじみに関して十分な補正はできない。アッベ数及び部分分散比と併せてh線(404nm)の補正も考慮した屈折光学素子でなければ、色にじみを十分に補正できない。
そこで、本実施形態の結像光学系では、条件式(5)を満たすことが望ましい。条件式(5)を満たすことで、色にじみのさらなる低減を行うことできる。その結果、結像光学系において結像性能の向上を達成することができる。
条件式(5)の上限を上回ると、過剰にh線を補正してしまう。この場合、逆に色にじみが目立つ状態となるため望ましくない。他方、条件式(5)の下限を下回ると、h線の補正が不足になる。この場合、色にじみが目立つ状態となるため望ましくない。
また、上述の実施形態の結像光学系は、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力の第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群と、正の屈折力の第5レンズ群を有し、広角端に比して望遠端で、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が大きく、第2レンズ群と第3レンズ群の間隔が小さく、第3レンズ群と第4レンズ群の間隔が大きくなるように、隣接するレンズ群の間隔を変化させてズーミングを行うことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様の結像光学系の前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔は以下の条件式(20)を満足することが望ましい。
0<TG45/WG45<5 …(20)
ここで、
WG45は広角端での第4レンズ群と第5レンズ群の間隔、
TG45は望遠端での第4レンズ群と第5レンズ群の間隔、
である。
条件式(20)の上限を上回ると、変倍に伴う像面変動を補正することが困難になり、結像性能が低下するため望ましくない。一方、条件式(20)の下限は、条件式(20)の分母と分子は共に正の値であることから、下限を下回ることはない。
このように、本実施形態の結像光学系では、光学系を5群で構成し、ズームの際に各レンズ群が移動を行なうようにしている。このようにすることで、各ズーム状態間での明るさの変動を抑えることが可能となる。さらに、第1レンズ群で色収差を主に補正し、第2レンズ群で高ズーム比にすることで、第3レンズ群以降は単色収差の補正を主に行うことが可能となる。
また、上述の実施形態の結像光学系は、光学素子Bを備え、以下の条件式(6)を満足することが望ましい。
|fB/fA|>0.15 …(6)
ここで、
fAは、屈折光学素子Aの焦点距離、
fBは、光学素子Bの焦点距離、
である。
光学素子Bを備える場合、本実施形態の結像光学系では、屈折光学素子Aは光学素子Bと接合され、これにより接合光学素子ABを構成している。さらに、この接合光学素子ABに光学素子Cが接合され、これにより接合光学素子Dを構成している。ここで、接合光学素子ABの実効部分分散比を、光学素子Bの部分分散比より低下させるには、条件式(6)を満たすことが望ましい。条件式(6)を満足することで、接合光学素子ABの実効部分分散比を、光学素子Bの部分分散比より低下させることができる。そして、接合光学素子Dを使用することで、光学素子Bを単独で使用する場合に比べて、より一層2次スペクトルを補正することができる。このため、色収差の改善に伴う性能の向上が達成される。
条件式(6)の下限を下回ると、屈折光学素子Aの正の屈折力が減少する。この場合、光学素子Bの部分分散比に対する2枚接合光学素子ABの実効部分分散比の低下量が小さくなる。そして、これに伴い、接合光学素子Dの実効部分分散比の低下量が小さくなる。その結果、光学素子Bの部分分散比と接合光学素子Dの実効部分分散比との差が少なくなる。この場合、2枚接合光学素子ABを使って3枚接合素子Dを構成しても、3枚接合素子Dによる2次スペクトルの補正効果が小さくなるため、望ましくない。
また、上述の実施形態の結像光学系は、光学素子Bを備え、以下の条件式(7)を満足することが望ましい。
0<θgFB−θgFBA<0.25 …(7)
ここで、
ndB、nCB、nFB、ngBは、各々光学素子Bのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
νdBは、光学素子Bのアッベ数(ndB-1)/(nFB-nCB)、
θgFBは、光学素子Bの部分分散比(ngB−nFB)/(nFB−nCB)、
θgFBAは、屈折光学素子Aと光学素子Bを1枚の光学素子と見なしたときの実効部分分散比であって、下記の式で表され、
θgF BA =fBA×νBA×(θgFA×φA/νdA+θgF B×φB/νdB)、
fBAは、光学素子Bと屈折光学素子Aとの合成焦点距離であって、下記の式で表され、
1/fBA=1/fA+1/fB
νBAは、屈折光学素子Aと光学素子Bを1枚の光学素子と見なしたときのアッベ数であって、下記の式で表され、
νBA =1/(fBA×(φA/νdA+φB/νdB))、
φAは、屈折光学素子Aの屈折力(φA =1/ fA)、
φBは、光学素子Bの屈折力(φB =1/ fB)、
φBAは、光学素子Bと屈折光学素子Aとの合成屈折力(φBA =1/ fBA)、
である。
光学素子Bを備える場合、光学素子Bは単独で使用するよりも、2枚接合光学素子ABとして利用するほうが好ましい。これにより、より一層2次スペクトルが補正される。この結果、色にじみの改善に伴う性能の向上が達成される。
条件式(7)の上限を上回ると、2次スペクトルの過剰補正に伴う色にじみが発生するため望ましくない。一方、条件式(7)の下限を下回ると、光学素子Bの部分分散比(θgFB)よりも2枚接合光学素子ABの実効部分分散比(θgF BA)の方が大きくなる。つまり、屈折光学素子Aにより2次スペクトルを発生させていることになる。このため、結果として接合前より色にじみが増大してしまうので望ましくない。
また、上述の実施形態の結像光学系は、以下の条件式(8)を満足することが望ましい。
1.0<fA/fG1<8.0 …(8)
ここで、
fAは、屈折光学素子Aの焦点距離、
fG1は、第1レンズ群の焦点距離、
である。
結像光学系において高性能を維持もしくは向上させるためには、第1レンズ群で色収差補正を十分に行うことが重要となる。特に、第1レンズ群で2次スペクトルの補正を行い、色にじみを改善するためには条件式(8)を満たすことが望ましい。
条件式(8)の上限を上回ると、屈折光学素子Aでの屈折力が弱くなる。この場合、接合光学素子D(あるいは2枚接合光学素子AB)の実効部分分散比を、光学素子B単体の部分分散比よりも低下させることが困難になる。その結果、2次スペクトルの補正不足に伴う色にじみが生じるため望ましくない。
一方、条件式(8)の下限を下回ると、屈折光学素子Aでの屈折力が強くなる。この場合、接合光学素子D(あるいは2枚接合光学素子AB)の実効部分分散比を、光学素子B単体の部分分散比よりも低下させることができる。しかしながら、これは、2次スペクトルを過剰補正することになる。つまり、屈折光学素子Aにより2次スペクトルを発生させていることになる。このため、結果として色にじみが増大するので望ましくない。
また、上述の実施形態の結像光学系は、以下の条件式(9)を満足することが望ましい。
−25<(Ra+Rb)/(Ra-Rb)<−0.5 …(9)
ここで、
Raは、屈折光学素子Aの物体側の曲率半径、
Rbは、屈折光学素子Aの像面側の曲率半径、
である。
条件式(9)の上限を上回ると、望遠端において球面収差が負の方向に大きくなる。また、条件式(9)の下限を下回ると、球面収差が正の方向に大きくなる。いずれの場合も結像性能が低下するため望ましくない。
また、第1実施形態の電子撮像装置は、結像光学系と撮像素子を有する電子撮像装置において、結像光学系は、物体側より像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する像側レンズ群を有し、ズーミング時に第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が変化し、第1レンズ群内に正の屈折力を有する屈折光学素子Aが位置し、以下の条件式(3−2)を満足することを特徴とする。
0<(Zb(3.3a)-Za(3.3a))/(Zb(2.5a)-Za(2.5a))<0.895 …(3−2)
ここで、
fwは、結像光学系の広角端での焦点距離、
ftは、結像光学系の望遠端での焦点距離、
IHは、撮像素子上での最大像高、
Za(h)は、屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、物体側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
Zb(h)は、屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、像面側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
aは、次式(3−1)で定義する値、
a={(IH)2×log10(ft/fw)}/ fw …(3−1)
である。
本実施形態の電子撮像装置では、正の屈折力を有する屈折光学素子Aが第1レンズ群内に位置している。この屈折光学素子A内を透過する光線は、画角やズーム状態によって素子内を通過する距離や通過位置が異なる。このため、屈折光学素子Aの形状が一定であっても、画角やズーム状態で屈折光学素子Aでの収差補正効果が異なる。そのため、全ズーム範囲にわたって良好な収差の状態にするためには、屈折光学素子Aの形状が画角、ズーム比及び像高を考慮したものであることが必要となる。
絞りからの距離Lにおいて最大像高へ入射する主光線の光線高をaとすると、aは以下のように表される。
a=L×IH/fw
ここで、
tan(画角)=IH/fw、
L∝IH×log10(ft/fw)
とすることができる。
したがって、mを比例係数とすると、aは式(3−1)で表される。
光線高と画角、ズーム比及び像高とは、条件式(3−1)の関係を有する。そこで、本実施形態の結像光学系は、条件式(3−2)を満たすのが望ましい。
ここで、正の屈折力を有する第1レンズ群で求められることは、広角端での倍率色収差及び望遠端での軸上色収差と球面収差とを良好な収差の状態にすることである。これにより、結像光学系において良好な結像性能を実現することができる。
条件式(3−2)の上限を上回ると、屈折光学素子Aの軸上での中肉厚と周辺での中肉厚との比(中肉厚比)の変化が少ない。このため、広角端での倍率色収差の補正が過剰になる。さらに、望遠端での軸上色収差と球面収差の補正が不足する。その結果、良好な結像性能を実現することが困難となるため望ましくない。一方、条件式(3−2)の下限を下回ると、条件式(3−2)の分子部分が負となる。これは、屈折光学素子Aが光学素子としての物理的な形状を実現できないことを意味する。
また、第2実施形態の電子撮像装置は、結像光学系と撮像素子を有する電子撮像装置において、結像光学系が上記の何れかの結像光学系であって、以下の条件式(3−3)を満たすことを特徴とする。
0<(Zb(3.3a)-Za(3.3a))/(Zb(2.5a)-Za(2.5a))<0.990 …(3−3)
ここで、
fwは結像光学系の広角端での焦点距離、
ftは結像光学系の望遠端での焦点距離、
IHは撮像素子上での最大像高、
Za(h)は、屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、物体側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
Zb(h)は、屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、像面側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
aは、次式(3−1)で定義する値、
a={(IH)2×log10(ft/fw)}/ fw …(3−1)
である。
条件式(3−3)についての説明は上記条件式(3−2)で述べたとおりである。
また、第1実施形態の電子撮像装置は、以下の条件式(1−1)、条件式(1−2)および条件式(2)を満足することが好ましい。
νdA<30 …(1−1)
0.54<θgFA<0.9 …(1−2)
|fG1/fG2|>6.4 …(2)
ここで、
ndA、nCA、nFA、ngAは、各々屈折光学素子Aのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
νdAは、屈折光学素子Aのアッベ数(ndA-1)/(nFA-nCA)、
θgFAは、屈折光学素子Aの部分分散比(ngA−nFA)/(nFA−nCA)、
fG1は、第1レンズ群の焦点距離、
fG2は、第2レンズ群の焦点距離、
である。
条件式(1−1)、条件式(1−2)および条件式(2)については、第1の第1実施形態の結像光学系の説明で述べたとおりである。
また、上述の実施形態の電子撮像装置は、屈折光学素子Aと光学素子Bを備え、以下の条件式(1−1)、条件式(1−2)及び条件式(4−3)を満足することが好ましい。
νdA<30 …(1−1)
0.54<θgFA<0.9 …(1−2)
0.05<(Tnglw(0.7)/Tbasw(0.7))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.75 …(4−3)
ここで、
ndA、nCA、nFA、ngAは、各々屈折光学素子Aのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
νdAは、屈折光学素子Aのアッベ数、
θgFAは、屈折光学素子Aの部分分散比、
Tngl(0)は、屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
Tnglw(0.7)は、広角端における撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tbas(0)は、光学素子Bの軸上の中肉厚、
Tbasw(0.7)は、広角端における撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が光学素子B内を通過する長さ、
である。
広角端において軸上色収差と倍率色収差を良好に補正し、さらに軸上色収差と倍率色収差の補正のバランスをとるには条件式(1−1)、条件式(1−2)及び条件式(4−3)を満たすことが望ましい。
条件式(1−1)、条件式(1−2)、条件式(4−3)の上限を上回ると、軸上色収差に対して倍率色収差の補正の方が大きくなる。そして、倍率色収差の補正量が適正な時に軸上色収差の補正量が不足する。この結果、軸上の性能が悪化するため望ましくない。
条件式(1−1)、条件式(1−2)、条件式(4−3)の下限を下回ると、軸上色収差に対して倍率色収差の補正が小さくなる。そして、軸上色収差の補正量が適正なときに倍率色収差の補正量が不足する。この結果、軸外の性能が悪化するため望ましくない。さらに条件式(1−1)、条件式(1−2)、条件式(4−3)の下限は、条件式(1−1)、条件式(1−2)、条件式(4−3)の分母と分子が共に正の値であることから、負になることはない。
また、上述の実施形態の電子撮像装置は、以下の条件式(10−1a)、条件式(10−1b)、条件式(10−1c)、条件式(10−2a)、条件式(10−2b)のいずれかを満足することが好ましい。
0.3<Tngl(0)/Tbas(0)<10 …(10−1a)
0.15<Tnglt(0.7)/Tbast(0.7)<3.0 …(10−1b)
0.1<Tnglt(0.9)/Tbast(0.9)<2.0 …(10−1c)
0.1<(Tnglt(0.7)/Tbast(0.7))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.85 …(10−2a)
0.05<(Tnglt(0.9)/Tbast(0.9))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.75 …(10−2b)
ここで、
Tngl(0)は、屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
Tnglt(0.7)は、望遠端における撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tnglt(0.9)は、望遠端における撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tbas(0)は、光学素子Bの軸上の中肉厚、
Tbast(0.7)は、望遠端における撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が光学素子B内を通過する長さ、
Tbast(0.9)は、望遠端における撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が光学素子B内を通過する長さ、
である。
条件式(10−1a)、条件式(10−1b)、条件式(10−1c)、条件式(10−2a)、条件式(10−2b)のいずれかを満たすと、望遠端において軸上色収差と倍率色収差を良好に補正することができる。さらに、軸上色収差と倍率色収差をバランスよく補正することができる。
条件式(10−1a)、条件式(10−1b)、条件式(10−1c)の上限を上回ると、望遠端の軸上においては軸上色収差が過剰に補正され、軸外において倍率色収差が過剰に補正されてしまう。その結果、光学系全体の結像性能が悪化するため望ましくない。
条件式(10−1a)、条件式(10−1b)、条件式(10−1c)の下限を下回ると、望遠端の軸上においては軸上色収差の補正不足が生じ、軸外では倍率色収差の補正不足が生じる。さらに、最軸外で縁肉が取れず製造が困難となるため望ましくない。
条件式(10−2a)、条件式(10−2b)の上限を上回ると、軸上色収差に対して倍率色収差の補正が大きくなる。この場合、倍率色収差の補正量が適正な時に軸上色収差の補正量が不足してしまう。その結果、軸上の性能が悪化するため望ましくない。
条件式(10−2a)、条件式(10−2b)の下限を下回ると、軸上色収差に対して倍率色収差の補正が小さくなる。この場合、軸上色収差の補正量が適正なときに倍率色収差の補正量が不足してしまう。その結果、軸外の性能が悪化するため望ましくない。なお、条件式(10−2a)、条件式(10−2b)の下限は、条件式(10−2a)、条件式(10−2b)の分母と分子は共に正の値であることから、負になることはない。
また、上述の実施形態の電子撮像装置は、以下の条件式(11a)または条件式(11b)を満足することが望ましい。
0.5<(Tnglw(0.7) /(Tngl(0))<0.95 …(11a)
0.3<(Tnglw(0.9)/(Tngl(0))<0.9 …(11b)
ここで、
Tngl(0)は、屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
Tnglw(0.7)は、広角端における撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tnglw(0.9)は、広角端における撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が屈折光学素子A内を通過する長さ、
である。
条件式(11a)または(11b)を満たすと、広角端において軸上色収差と倍率色収差を良好に補正することができる。さらに、軸上色収差と倍率色収差をバランス良く補正することができる。
条件式(11a)、(11b)の上限を上回ると、屈折光学素子Aにおいて、軸上と軸外との中肉厚の差が無くなる。この場合、軸上色収差に対して倍率色収差の補正が過剰となる。その結果、光学系全体の結像性能が悪化するため望ましくない。一方、条件式(11a)、(11b)の下限を下回ると、軸上色収差に対して倍率色収差の補正が不足する。この場合も、光学系全体の結像性能が悪化するため望ましくない。
また、上述の実施形態の電子撮像装置は、以下の条件式(12a)または条件式(12b)を満足することが望ましい。
0.5<(Tnglt(0.7) /(Tngl(0))<0.95 …(12a)
0.3<(Tnglt(0.9)/(Tngl(0))<0.9 …(12b)
ここで、
Tngl(0)は、屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
Tnglt(0.7)は、望遠端における撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tnglt(0.9)は、望遠端における撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が屈折光学素子A内を通過する長さ、
である。
条件式(12a)または条件式(12b)を満たすと、望遠端において、軸上色収差と倍率色収差を良好に補正することができる。さらに、軸上色収差と倍率色収差をバランス良く補正することができる。
条件式(12a)、条件式(12b)の上限を上回ると、屈折光学素子Aにおいて、軸上と軸外との中肉厚の差が無くなる。この場合、軸上色収差に対して倍率色収差の補正が不足する。その結果、光学系全体の結像性能が悪化するため望ましくない。一方、条件式(12a)、条件式(12b)の下限を下回ると、軸上色収差に対して倍率色収差の補正がを過剰となる。その結果、光学系全体の結像性能が悪化するため望ましくない。
また、上述の実施形態の電子撮像装置は、以下の条件式(13―1a)、条件式(13―1b)、条件式(13―1c)、条件式(13―2)のいずれかを満足することが好ましい。
0.3<Tngl(0)/Tbas(0)<10 …(13―1a)
0.15<Tnglw(0.7)/Tbasw(0.7)<2.0 …(13―1b)
0<Tnglw(0.9)/Tbasw(0.9)<0.9 …(13―1c)
0<(Tnglw(0.9)/Tbasw(0.9))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.5 …(13―2)
ここで、
Tngl(0)は、屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
Tnglw(0.7)は、広角端における撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tnglw(0.9)は、広角端における撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が屈折光学素子A内を通過する長さ、
Tbas(0)は、光学素子Bの軸上の中肉厚、
Tbasw(0.7)は、広角端における撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が光学素子B内を通過する長さ、
Tbasw(0.9)は、広角端における撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が光学素子B内を通過する長さ、
である。
広角端において軸上色収差と倍率色収差を良好に補正し、さらに軸上色収差と倍率色収差の補正のバランスをとるには、条件式(13−1a)、条件式(13−1b)、条件式(13−1c)のいずれかを満たすことが望ましい。
条件式(13−1a)、条件式(13−1b)、条件式(13−1c)の上限を上回ると、広角端の軸上において軸上色収差の補正が過剰になる。また、軸外において倍率色収差の補正が過剰になる。その結果、結像性能が悪化するため望ましくない。一方、条件式(13−1a)、条件式(13−1b)、条件式(13−1c)の下限を下回ると、広角端の軸上において軸上色収差の補正が不足する。また、軸外では倍率色収差の補正が不足する。さらに、最軸外で縁肉が取れない。このため、製造が困難となるため望ましくない。
条件式(13−2)の上限を上回ると、軸上色収差に対して倍率色収差の補正の方が大きくなる。このため、倍率色収差の補正量が適正な時に、軸上色収差の補正量が不足する。その結果、軸上の性能が悪化するため望ましくない。なお、条件式(13−2)の下限に関しては、条件式(13−2)の分母分子共に正の値であることから、下限を下回ることはない。
以下に、本発明にかかる結像光学系及び電子撮像装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。以下の説明において、適宜、光学素子Bは物体側基材光学素子Bと、光学素子Cは像側基材光学素子Cと称している。
以下、本発明のズームレンズ(結像光学系)及びそれを有する電子撮像装置の実施例について説明する。
各実施例のズームレンズ(結像レンズ)はビデオカメラやデジタルカメラそして銀塩フィルムカメラ等の電子撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。
以下の実施例において、広角端と望遠端は変倍用レンズ群が機構上光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
各実施例はいずれも、物体側より像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、そして像側レンズ群を有するズームレンズである。
本発明において、像側レンズ群を構成するレンズ群の数は任意であり、最低限1つのレンズ群を有していれば良い。すなわち、本発明に係るズームレンズは、3以上のレンズ群を有していればよい。
以下に、本発明にかかる結像光学系及び電子撮像装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
実施例1〜実施例14においては、以下の構成、作用が共通している。まず、第1レンズ群G1は、負レンズ(物体側基材光学素子B)、上述した正の屈折力を有する屈折光学素子A、そして2枚の正レンズを有している。前記屈折光学素子A及び第1レンズ群G1の構成により、望遠端で色収差補正を効果的に行っている。
第2レンズ群G2は、負レンズ、負レンズ、正レンズ、負レンズから構成されている。第2レンズ群G2の構成により、高ズーム比を達成している。
また、結像光学系では、広角端に比して望遠端で、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が大きく、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が小さく、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が大きくなるように、隣接するレンズ群の間隔を変化させてズーミングを行う。
また、第4レンズ群G4は、変倍に伴う像面変動を補正しており、その際、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔は条件式(20)を満足する。
次に、本発明の実施例1にかかるズームレンズについて説明する。図1は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図2は実施例1にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。また、FIYは像高を示している。なお、収差図における記号は、後述の実施例においても共通である。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。なお、以下全ての実施例において、レンズ断面図中、CGはカバーガラス、Iは電子撮像素子の撮像面を示している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.668である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
なお、以下の全ての実施例においてL7は接合層である。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
なお、以下の全ての実施例においてL15は接合層である。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例2にかかるズームレンズについて説明する。図3は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図4は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.668である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例3にかかるズームレンズについて説明する。図5は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図6は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.668である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例4にかかるズームレンズについて説明する。図7は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図8は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.668である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例5にかかるズームレンズについて説明する。図9は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図10は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.690である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例6にかかるズームレンズについて説明する。図11は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図12は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.700である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動後、像側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例7にかかるズームレンズについて説明する。図13は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図14は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.700である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例8にかかるズームレンズについて説明する。図15は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図16は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.700である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例9にかかるズームレンズについて説明する。図17は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図18は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と両凸正レンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.738である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は、物体側へ移動した後、移動量は僅かとなりほぼ固定の状態となる。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例10にかかるズームレンズについて説明する。図19は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図20は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.761である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は、物体側へ移動した後、移動量は僅かとなりほぼ固定の状態となる。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例11にかかるズームレンズについて説明する。図21は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図22は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と両凸正レンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.761である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例12にかかるズームレンズについて説明する。図23は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図24は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と両凸正レンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.817である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例13にかかるズームレンズについて説明する。図25は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図26は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と両凸正レンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.817である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は、物体側へ移動した後、移動量は僅かとなりほぼ固定の状態となる。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例14にかかるズームレンズについて説明する。図27は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図28は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL2(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.817である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
次に、実施例15〜実施例18について説明する。実施例15〜実施例18においては、以下の構成、作用が共通している。
実施例15は、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、開口絞り、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群から構成されている。第1レンズ群G1は前述した正の屈折力を有する屈折光学素子A、負レンズ(光学素子B)、そして2枚の正レンズを有している。前記屈折光学素子A及び第1レンズ群の構成により、望遠端で色収差補正を効果的に行っている。
第2レンズ群は負レンズ、負レンズ、正レンズ、負レンズから構成されている。第2レンズ群の構成により、高ズーム比を達成している。
また、結像光学系では、広角端に比して望遠端で、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が大きく、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が小さく、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が大きくなるように、隣接するレンズ群の間隔を変化させてズーミングを行う。
また、第4レンズ群G4は、変倍に伴う像面変動を補正しており、その際、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔は条件式(20)を満足する。
まず、本発明の実施例15にかかるズームレンズについて説明する。図29は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図30は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、両凸正レンズL1(屈折光学素子A)と両凹負レンズL2(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.668である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動後、像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例16にかかるズームレンズについて説明する。図31は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図32は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.690である。なお、非球面作用により正メニスカスレンズL1は軸外で両凸正レンズ、負メニスカスレンズL2は軸外で両凹負レンズとなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動後、像側へ移動する。第3レンズ群G3は、物体側へ移動した後、移動量は僅かとなりほぼ固定の状態となる。第4レンズ群G4は、物体側へ移動した後、移動量は僅かとなりほぼ固定の状態となる。
第5レンズ群は固定している。
まず、本発明の実施例17にかかるズームレンズについて説明する。図33は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図34は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.817である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動後、像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例18にかかるズームレンズについて説明する。図35は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図36は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3との接合レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4で構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.817である。なお、非球面作用により正メニスカスレンズL1は軸外で両凸正レンズ、負メニスカスレンズL2は軸外で両凹負レンズとなる。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
次に、実施例19〜実施例22について説明する。実施例19〜実施例22においては、以下の構成、作用が共通している。実施例19は、物体側から順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、開口絞り、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群から構成されている。第1レンズ群G1は正レンズ、負レンズ(光学素子B)、前述した正の屈折力を有する屈折光学素子A、そして1枚の正レンズを有している。前記屈折光学素子A及び第1レンズ群の構成により、望遠端で色収差補正を効果的に行っている。
第2レンズ群は負レンズ、負レンズ、正レンズ、負レンズから構成されている。第2レンズ群の構成により、高ズーム比を達成している。
また、結像光学系では、広角端に比して望遠端で、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間隔が大きく、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3の間隔が小さく、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4の間隔が大きくなるように、隣接するレンズ群の間隔を変化させてズーミングを行う。
また、第4レンズ群G4は、変倍に伴う像面変動を補正しており、その際、第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔は条件式(20)を満足する。
まず、本発明の実施例19にかかるズームレンズについて説明する。図37は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図38は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4との接合レンズとで構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.668である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動後、物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例20にかかるズームレンズについて説明する。図39は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図40は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4との接合レンズとで構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.668である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
本発明の実施例21にかかるズームレンズについて説明する。図41は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図42は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4との接合レンズとで構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.761である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は像側へ移動後、物体側へ移動する。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
まず、本発明の実施例22にかかるズームレンズについて説明する。図43は本発明の本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での断面図である。
図44は、本実施例にかかるズームレンズの無限遠物点合焦時における球面収差(SA)、非点収差(AS)、歪曲収差(DT)、倍率色収差(CC)を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間焦点距離状態、(c)は望遠端での状態を示している。
本実施例のズームレンズは、物体側より順に、正屈折力の第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、開口絞りSと、正屈折力の第3レンズ群G3と、正屈折力の第4レンズ群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とを有している。
第1レンズ群G1は、物体側より順に、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL1と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2(光学素子B)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL3(屈折光学素子A)と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL4との接合レンズとで構成されており、全体で正の屈折力を有している。ここで、第1レンズ群G1の接合レンズの屈折光学素子Aの部分分散比θgFは0.817である。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL5と、両凹負レンズL6と接合層L7と両凸正レンズL8との接合レンズと、像側に凸面を向けた負メニスカスレンズL9と、で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第3レンズ群G3は、物体側より順に、両凸正レンズL10と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、両凸正レンズL12と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と、で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第4レンズ群G4は、両凸正レンズL14と接合層L15と両凹負レンズL16との接合レンズで構成されており、全体で正の屈折力を有している。
第5レンズ群G5は、両凸正レンズL17で構成され、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は物体側へ移動する。第2レンズ群G2は、像側へ移動した後、移動量は僅かとなりほぼ固定の状態となる。第3レンズ群G3は物体側へ移動する。第4レンズ群G4は物体側へ移動後、像側へ移動する。第5レンズ群は固定している。
次に、上記各実施例のズームレンズを構成する光学部材の数値データを掲げる。なお、各実施例の数値データにおいて、r1、r2、…は各レンズ面の曲率半径、d1、d2、…は各レンズの肉厚または空気間隔、nd1、nd2、…は各レンズのd線での屈折率、νd1、νd2、…は各レンズのアッべ数、Fno.はFナンバー、fは全系焦点距離、D0は物体から第1面までの距離をそれぞれ表している。また、*は非球面を示している。
また、非球面形状は、光軸方向をz、光軸に直交する方向をyにとり、円錐係数をK、非球面係数をA4、A6、A8、A10としたとき、次の式で表される。
z=(y2/r)/[1+{1−(1+K)(y/r)21/2
+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10
また、Eは10のべき乗を表している。なお、これら諸元値の記号は後述の実施例の数値データにおいても共通である。
数値実施例1
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 57.000 1.00 1.80810 22.76 17.50
2 31.922 1.00 1.63387 23.38 16.05
3 39.229 4.40 1.49700 81.54 16.00
4 1466.041 0.10 15.50
5 36.008 3.76 1.65160 58.55 14.42
6 121.871 可変 14.00
7 73.573 1.10 1.88300 40.76 9.19
8 7.653 4.79 6.47
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.37
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.35
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.36
12 -12.684 1.15 6.40
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.63
14 -175.425 可変 5.66
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.60
17 -78.051 0.10 4.61
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.59
19 10.632 1.42 4.29
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.56
21 -36.985 0.64 4.60
22 69.435 1.36 1.53071 55.69 4.58
23 34.607 可変 4.58
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.85
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.72
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.72
27 76.031 可変 4.67
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.16
29 -67.939 1.09 4.07
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.01
31 ∞ 可変 3.85
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

各種データ
ズーム比 17.94
広角 中間 望遠
焦点距離 4.68 19.73 83.85
FNO. 2.66 4.04 4.20
画角2ω 78.04 20.13 4.80
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 83.15 99.31 113.64
BF 4.78 4.68 4.78

d6 1.00 18.10 36.91
d14 25.86 8.76 2.30
d23 1.28 9.91 9.55
d27 5.68 13.31 15.55

入射瞳位置 19.02 62.76 288.40
射出瞳位置A -31.23 -88.71 -95.31
射出瞳位置B -36.01 -93.39 -100.10
前側主点位置 23.09 78.33 302.00
後側主点位置 -3.62 -18.78 -82.80

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -91.42
L2 2 256.77
L3 3 81.02
L4 5 77.10
L5 7 -9.75
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -15.96
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -131.79
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 56.6886 10.2644 1.9306 -4.5773
2 7 -6.8387 13.5160 1.8939 -7.0311
3 15 17.3424 15.6380 1.5104 -9.6395
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1614 -0.2705 -1.0566
3 15 -0.6938 -2.0059 -2.2929
4 24 0.7821 0.6803 0.6483
5 28 0.9418 0.9429 0.9418
数値実施例2
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 62.000 1.00 1.79925 24.62 17.10
2 32.285 0.97 1.63387 23.38 15.66
3 37.493 4.42 1.49700 81.54 15.51
4 5089.283 0.10 15.50
5 35.495 3.22 1.65160 58.55 14.25
6 139.627 可変 14.00
7 72.020 1.10 1.88300 40.76 9.21
8 7.692 4.79 6.51
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.41
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.42
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.42
12 -12.684 1.15 6.47
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.73
14 -100.567 可変 5.78
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.59
17 -78.051 0.10 4.59
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.57
19 10.504 1.42 4.26
20 13.924 3.12 1.49700 81.54 4.53
21 -36.985 0.64 4.57
22 73.125 1.36 1.53071 55.69 4.54
23 35.555 可変 4.55
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.84
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.71
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.71
27 76.031 可変 4.66
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.17
29 -67.939 1.09 4.09
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.02
31 ∞ 1.05 3.86
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

各種データ
ズーム比 17.94
広角 中間 望遠
焦点距離 4.67 19.66 83.74
FNO. 2.63 4.04 4.18
画角2ω 78.21 20.19 4.79
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 82.81 97.59 113.67
BF 4.78 4.67 4.78

d6 1.00 17.41 37.50
d14 26.37 8.20 2.30
d23 1.29 10.69 15.74
d27 5.38 12.61 9.35

入射瞳位置 18.42 57.36 285.45
射出瞳位置A -30.74 -91.92 -127.85
射出瞳位置B -35.52 -96.60 -132.63
前側主点位置 22.48 73.02 316.32
後側主点位置 -3.62 -18.71 -82.69

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -85.56
L2 2 341.89
L3 3 75.98
L4 5 72.16
L5 7 -9.83
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -16.87
L10 16 16.37
L11 18 -21.39
L12 20 20.78
L13 22 -132.06
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85

ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 56.6370 9.7109 2.3763 -3.8229
2 7 -7.2149 13.5160 1.7381 -7.3581
3 15 17.3869 15.6380 1.5315 -9.6365
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1683 -0.2728 -1.1349
3 15 -0.6611 -1.9566 -1.8888
4 24 0.7863 0.6898 0.7324
5 28 0.9418 0.9430 0.9418
数値実施例3
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 63.000 1.80 1.84666 23.78 17.50
2 32.204 1.20 1.63387 23.38 15.68
3 40.265 4.14 1.49700 81.54 15.55
4 27463.875 0.10 15.50
5 37.567 3.28 1.65160 58.55 14.24
6 200.415 可変 14.00
7 74.158 1.10 1.88300 40.76 9.19
8 7.718 4.79 6.50
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.40
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.39
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.39
12 -12.684 1.15 6.43
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.67
14 -109.547 可変 5.70
15(絞り) ∞ 1.30 3.71
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.30
17 -78.051 0.10 4.32
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.31
19 10.557 1.42 4.04
20 14.095 3.12 1.49700 81.54 4.31
21 -36.985 0.64 4.37
22 55.696 1.36 1.53071 55.69 4.34
23 41.000 可変 4.33
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.57
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.43
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.43
27 76.031 可変 4.37
28 10184.593 1.63 1.53071 55.69 4.00
29 -6651.678 1.09 3.90
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 3.88
31 ∞ 0.97 3.82
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=6.14733e-08,
A10=-1.47363e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

各種データ
ズーム比 17.67
広角 中間 望遠
焦点距離 4.69 18.54 82.94
FNO. 2.80 4.35 4.48
画角2ω 77.51 21.36 4.83
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 82.66 96.73 113.93
BF 4.70 4.68 4.77

d6 1.00 15.92 37.92
d14 25.89 8.47 2.30
d23 1.33 16.32 18.37
d27 4.95 6.53 5.77

入射瞳位置 18.85 52.10 283.92
射出瞳位置A -23.33 -52.47 -56.89
射出瞳位置B -28.02 -57.15 -61.66
前側主点位置 22.76 64.62 255.30
後側主点位置 -3.72 -17.58 -81.89

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -79.96
L2 2 239.90
L3 3 81.13
L4 5 70.39
L5 7 -9.83
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -16.69
L10 16 16.37
L11 18 -21.56
L12 20 20.96
L13 22 -302.49
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 7582.04

ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 57.5126 10.5191 2.6843 -3.9664
2 7 -7.1497 13.5160 1.7695 -7.2924
3 15 16.7976 15.6380 2.1778 -9.3324
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 7582.0431 6.7160 0.6430 -4.1461

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1639 -0.2491 -1.0654
3 15 -0.6249 -1.6678 -1.7247
4 24 0.7975 0.7764 0.7854
5 28 0.9993 0.9993 0.9993
数値実施例4
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 62.850 1.80 1.84666 23.78 17.50
2 32.458 0.96 1.63387 23.38 15.81
3 39.959 4.46 1.49700 81.54 15.76
4 64797.253 0.10 15.50
5 36.389 3.26 1.65160 58.55 14.24
6 168.319 可変 14.00
7 79.899 1.10 1.88300 40.76 9.21
8 8.096 4.79 6.60
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.42
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.32
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.32
12 -12.684 1.15 6.32
13 -11.367 0.80 1.77250 49.60 5.34
14 -74.335 可変 5.30
15(絞り) ∞ 1.30 3.71
16 10.473 4.93 1.58913 61.14 4.30
17 -77.941 0.10 4.30
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.29
19 10.091 1.42 4.00
20 13.652 3.12 1.49700 81.54 4.28
21 -36.985 0.64 4.34
22 42.769 1.36 1.53071 55.69 4.32
23 30.853 可変 4.27
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.50
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.37
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.37
27 76.031 可変 4.32
28 49643.204 1.63 1.53071 55.69 3.97
29 -13944.453 1.09 3.88
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 3.86
31 ∞ 可変 3.81
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=9.42847e-07,A8=-3.71864e-08,
A10=9.09734e-11
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.52073e-06,A8=1.18883e-07,
A10=-6.93748e-09,A12=1.46452e-10
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-3.13848e-04,A6=8.15347e-06,A8=-8.59408e-08,
A10=-1.12593e-08,A12=5.16580e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.06308e-04,A6=8.95087e-06,A8=-7.33310e-08,
A10=-1.52174e-08,A12=7.32559e-10
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-3.85528e-06,
A10=1.27474e-07
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-5.99523e-06,
A10=1.80459e-07

各種データ
ズーム比 17.43
広角 中間 望遠
焦点距離 4.78 19.52 83.30
FNO. 2.79 3.95 4.02
画角2ω 76.54 20.31 4.82
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 84.07 96.08 108.53
BF 4.70 4.69 4.77

d6 1.00 19.57 38.43
d14 27.80 9.25 2.30
d23 0.83 8.81 13.76
d27 4.87 8.89 4.41

入射瞳位置 19.51 67.92 312.80
射出瞳位置A -22.11 -38.51 -43.63
射出瞳位置B -26.81 -43.20 -48.39
前側主点位置 23.43 78.62 252.71
後側主点位置 -3.80 -18.56 -82.26

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -81.49
L2 2 259.86
L3 3 80.45
L4 5 70.56
L5 7 -10.28
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -17.47
L10 16 16.00
L11 18 -20.03
L12 20 20.48
L13 22 -217.26
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 2.05E+04


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 57.3912 10.5821 2.6900 -4.0128
2 7 -7.7120 13.5160 1.6628 -7.5497
3 15 16.9982 15.6380 1.7886 -9.5387
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 2.05E+04 6.7160 0.8298 -3.9592

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1793 -0.3156 -1.3830
3 15 -0.5815 -1.4483 -1.3058
4 24 0.7985 0.7442 0.8039
5 28 0.9998 0.9998 0.9998
数値実施例5
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 64.000 1.36 1.84666 23.78 17.50
2 31.380 1.19 1.67000 20.00 15.79
3 39.271 4.40 1.49700 81.54 15.69
4 48375.329 0.10 15.50
5 35.333 3.51 1.64000 60.08 14.34
6 157.375 可変 14.00
7 55.064 1.10 1.88300 40.76 9.08
8 7.466 4.79 6.40
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.32
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.34
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.34
12 -12.684 1.15 6.39
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.71
14 -133.565 可変 5.77
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.60
17 -78.051 0.10 4.61
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.59
19 10.632 1.42 4.28
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.55
21 -36.985 0.64 4.59
22 66.332 1.36 1.53071 55.69 4.56
23 34.607 可変 4.57
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.83
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.70
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.69
27 76.031 可変 4.64
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.16
29 -67.939 1.09 4.07
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.01
31 ∞ 1.03 3.84
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

各種データ
ズーム比 19.45
広角 中間 望遠
焦点距離 4.77 20.74 92.76
FNO. 2.65 3.81 3.96
画角2ω 76.04 19.08 4.32
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 82.79 99.75 114.37
BF 4.76 4.68 4.76

d6 1.00 21.51 39.90
d14 25.22 8.53 2.30
d23 1.28 6.01 14.35
d27 5.70 14.17 8.22

入射瞳位置 18.91 75.26 351.00
射出瞳位置A -31.34 -68.42 -105.46
射出瞳位置B -36.10 -73.10 -110.22
前側主点位置 23.05 90.11 365.70
後側主点位置 -3.74 -19.79 -91.73

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -74.13
L2 2 219.82
L3 3 79.08
L4 5 70.40
L5 7 -9.89
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -16.33
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -138.40
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 58.2076 10.5527 2.6117 -4.0781
2 7 -7.0581 13.5160 1.8626 -7.1411
3 15 17.2879 15.6380 1.5661 -9.6119
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1597 -0.2978 -1.3283
3 15 -0.6965 -1.8984 -1.7028
4 24 0.7822 0.6685 0.7480
5 28 0.9420 0.9429 0.9420
数値実施例6
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 69.000 1.35 1.80810 22.76 17.50
2 31.176 1.25 1.70000 17.00 15.72
3 39.287 4.19 1.49700 81.54 15.59
4 52816.323 0.10 15.50
5 36.779 3.51 1.63246 63.76 15.21
6 159.280 可変 15.00
7 55.190 1.10 1.88300 40.76 8.97
8 7.565 4.79 6.40
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.30
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.30
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.31
12 -12.684 1.15 6.36
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.65
14 -163.454 可変 5.70
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.60
17 -78.051 0.10 4.61
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.59
19 10.632 1.42 4.28
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.55
21 -36.985 0.64 4.59
22 64.763 1.36 1.53071 55.69 4.57
23 34.607 可変 4.57
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.85
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.72
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.72
27 76.031 可変 4.67
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.16
29 -67.939 1.09 4.07
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.01
31 ∞ 1.06 3.85
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

各種データ
ズーム比 19.30
広角 中間 望遠
焦点距離 4.77 20.88 92.05
FNO. 2.66 4.01 3.84
画角2ω 76.38 19.00 4.36
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 82.40 102.94 115.75
BF 4.78 4.75 4.82

d6 1.00 21.82 42.81
d14 24.85 8.49 2.30
d23 1.28 10.67 9.38
d27 5.80 12.51 11.73

入射瞳位置 18.66 72.34 378.60
射出瞳位置A -31.58 -91.68 -79.49
射出瞳位置B -36.37 -96.43 -84.31
前側主点位置 22.81 88.70 370.15
後側主点位置 -3.71 -19.86 -90.96

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -71.52
L2 2 202.83
L3 3 79.10
L4 5 74.78
L5 7 -10.04
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -16.05
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -142.27
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 61.5289 10.4082 2.4688 -4.1231
2 7 -7.0390 13.5160 1.9312 -7.0219
3 15 17.2585 15.6380 1.5961 -9.5971
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1484 -0.2645 -1.2521
3 15 -0.7105 -1.9732 -1.8144
4 24 0.7806 0.6900 0.6995
5 28 0.9417 0.9422 0.9414
数値実施例7
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 69.500 1.25 1.80810 22.76 17.50
2 30.782 1.24 1.70000 17.00 15.72
3 39.414 4.22 1.49700 81.54 15.65
4 54830.052 0.10 15.50
5 36.565 3.57 1.63246 63.76 15.21
6 160.922 可変 15.00
7 53.792 1.10 1.88300 40.76 9.09
8 7.556 4.79 6.45
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.36
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.37
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.37
12 -12.684 1.15 6.42
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.71
14 -163.375 可変 5.76
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.60
17 -78.051 0.10 4.61
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.59
19 10.632 1.42 4.28
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.55
21 -36.985 0.64 4.60
22 65.138 1.36 1.53071 55.69 4.57
23 34.607 可変 4.57
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.84
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.71
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.71
27 76.031 可変 4.66
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.16
29 -67.939 1.09 4.07
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.01
31 ∞ 1.06 3.84
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

各種データ
ズーム比 19.35
広角 中間 望遠
焦点距離 4.73 19.71 91.55
FNO. 2.65 3.86 3.92
画角2ω 76.67 20.09 4.39
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 82.59 101.51 116.35
BF 4.78 4.67 4.64

d6 1.00 21.88 42.48
d14 25.16 9.09 2.30
d23 1.29 8.78 10.30
d27 5.70 12.42 11.96

入射瞳位置 18.68 72.96 365.56
射出瞳位置A -31.42 -78.06 -86.62
射出瞳位置B -36.20 -82.73 -91.26
前側主点位置 22.79 87.98 365.26
後側主点位置 -3.68 -18.76 -90.64

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -69.38
L2 2 189.59
L3 3 79.36
L4 5 73.99
L5 7 -10.07
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -16.05
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -141.31
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 61.3953 10.3740 2.4935 -4.0821
2 7 -7.0582 13.5160 1.9369 -7.0177
3 15 17.2656 15.6380 1.5888 -9.6007
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1492 -0.2670 -1.2089
3 15 -0.7016 -1.8410 -1.8702
4 24 0.7818 0.6924 0.6991
5 28 0.9417 0.9430 0.9434
数値実施例8
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 63.000 1.41 1.90680 21.15 17.50
2 30.257 1.53 1.70000 17.00 15.74
3 40.127 4.38 1.48749 70.23 15.68
4 369345.602 0.10 15.50
5 34.447 3.84 1.63246 63.76 15.21
6 184.902 可変 15.00
7 59.337 1.10 1.88300 40.76 8.85
8 7.463 4.79 6.29
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.18
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.18
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.18
12 -12.684 1.15 6.23
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.55
14 -160.733 可変 5.60
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.60
17 -78.051 0.10 4.61
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.59
19 10.632 1.42 4.29
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.56
21 -36.985 0.64 4.61
22 67.579 1.36 1.53071 55.69 4.58
23 34.607 可変 4.58
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.85
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.73
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.73
27 76.031 可変 4.68
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.14
29 -67.939 1.09 4.06
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.00
31 ∞ 1.03 3.84
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

各種データ
ズーム比 19.17
広角 中間 望遠
焦点距離 4.82 19.29 92.34
FNO. 2.68 3.82 3.99
画角2ω 75.70 20.49 4.35
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 83.26 100.70 115.42
BF 4.76 4.72 4.76

d6 1.00 20.68 39.81
d14 24.65 9.34 2.30
d23 1.33 7.43 11.68
d27 5.98 12.98 11.32

入射瞳位置 19.27 72.20 350.55
射出瞳位置A -31.94 -71.93 -94.43
射出瞳位置B -36.70 -76.65 -99.19
前側主点位置 23.45 86.64 356.93
後側主点位置 -3.79 -18.29 -91.30

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -65.54
L2 2 165.20
L3 3 82.32
L4 5 66.28
L5 7 -9.76
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -16.07
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -135.59
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 58.2790 11.2600 2.8807 -4.2397
2 7 -6.8875 13.5160 1.8912 -7.0591
3 15 17.3103 15.6380 1.5431 -9.6233
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1556 -0.2802 -1.2645
3 15 -0.7243 -1.8324 -1.8839
4 24 0.7785 0.6841 0.7060
5 28 0.9420 0.9424 0.9420
数値実施例9
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 62.800 2.48 1.92286 18.90 18.30
2 30.887 1.51 1.73000 15.00 17.25
3 39.169 5.31 1.51823 58.90 17.14
4 -627.430 0.10 15.50
5 32.048 3.93 1.64000 60.08 15.19
6 122.361 可変 15.00
7 86.349 1.10 1.88300 40.76 8.93
8 7.578 4.79 6.23
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 5.96
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 5.86
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 5.86
12 -12.684 1.15 5.90
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.29
14 -223.647 可変 5.32
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.60
17 -78.051 0.10 4.61
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.59
19 10.632 1.42 4.28
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.55
21 -36.985 0.64 4.60
22 75.399 1.36 1.53071 55.69 4.57
23 34.607 可変 4.58
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.80
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.68
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.68
27 76.031 可変 4.64
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.14
29 -67.939 1.09 4.06
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.00
31 ∞ 0.97 3.84
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

各種データ
ズーム比 19.87
広角 中間 望遠
焦点距離 4.68 19.29 92.93
FNO. 2.69 3.82 3.97
画角2ω 77.36 20.54 4.33
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 86.66 101.23 112.35
BF 4.70 4.69 4.70

d6 1.00 18.85 35.56
d14 26.09 9.99 2.30
d23 1.29 6.60 8.83
d27 5.95 13.47 13.35

入射瞳位置 21.18 73.90 337.46
射出瞳位置A -31.58 -68.65 -80.95
射出瞳位置B -36.28 -73.34 -85.64
前側主点位置 25.25 88.12 329.55
後側主点位置 -3.71 -18.32 -91.96

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -68.41
L2 2 185.77
L3 3 71.34
L4 5 66.71
L5 7 -9.47
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -15.72
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -121.94
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 53.8598 13.3306 3.2158 -5.0784
2 7 -6.5877 13.5160 1.8976 -6.9725
3 15 17.4353 15.6380 1.4155 -9.6864
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1676 -0.3071 -1.3903
3 15 -0.7048 -1.8250 -1.9374
4 24 0.7797 0.6779 0.6795
5 28 0.9427 0.9427 0.9427
数値実施例10
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 65.000 1.24 1.90680 21.15 17.50
2 30.035 1.51 1.70010 17.01 15.79
3 40.312 4.21 1.49700 81.54 15.69
4 906535.175 0.10 15.50
5 34.058 3.95 1.64000 60.08 15.23
6 177.217 可変 15.00
7 56.111 1.10 1.88300 40.76 9.02
8 7.464 4.79 6.37
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.28
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.28
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.28
12 -12.684 1.15 6.33
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.64
14 -167.135 可変 5.69
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.60
17 -78.051 0.10 4.60
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.58
19 10.632 1.42 4.27
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.54
21 -36.985 0.64 4.59
22 75.391 1.36 1.53071 55.69 4.56
23 34.607 可変 4.56
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.82
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.70
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.70
27 76.031 可変 4.65
28147.374 1.63 1.53071 55.69 4.14
29-67.939 1.09 4.05
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 3.99
31 ∞ 1.03 3.84
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

各種データ
ズーム比 19.38
広角 中間 望遠
焦点距離 4.77 19.30 92.38
FNO. 2.70 3.84 4.00
画角2ω 76.06 20.50 4.35
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 83.78 100.95 114.80
BF 4.76 4.70 4.76

d6 1.00 20.75 39.70
d14 25.44 9.73 2.30
d23 1.33 7.55 10.06
d27 5.95 12.92 12.68

入射瞳位置 19.14 72.54 346.58
射出瞳位置A -31.66 -71.85 -86.80
射出瞳位置B -36.42 -76.55 -91.56
前側主点位置 23.29 86.98 345.75
後側主点位置 -3.74 -18.32 -91.35

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -62.63
L2 2 158.66
L3 3 81.11
L4 5 65.17
L5 7 -9.86
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -16.02
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -121.95
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 58.1432 11.0180 2.7809 -4.1469
2 7 -6.9234 13.5160 1.9148 -7.0295
3 15 17.4352 15.6380 1.4156 -9.6863
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1568 -0.2837 -1.2677
3 15 -0.7128 -1.8119 -1.9351
4 24 0.7789 0.6852 0.6876
5 28 0.9420 0.9426 0.9420
数値実施例11
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 58.500 2.40 1.92286 20.88 18.00
2 31.247 1.49 1.70010 17.01 17.33
3 39.455 5.22 1.49700 81.54 17.22
4 -963.692 0.10 15.50
5 32.658 3.81 1.63246 63.76 15.19
6 123.526 可変 15.00
7 80.785 1.10 1.88300 40.76 9.11
8 7.591 4.79 6.33
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.11
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 5.97
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 5.97
12 -12.684 1.15 5.93
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.29
14 -235.968 可変 5.32
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.60
17 -78.051 0.10 4.60
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.58
19 10.632 1.42 4.28
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.55
21 -36.985 0.64 4.59
22 75.823 1.36 1.53071 55.69 4.56
23 34.607 可変 4.57
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.82
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.70
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.70
27 76.031 可変 4.65
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.14
29 -67.939 1.09 4.06
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.00
31 ∞ 1.01 3.84
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

ズーム比 19.83
広角 中間 望遠
焦点距離 4.68 19.29 92.91
FNO. 2.69 3.81 4.06
画角2ω 77.24 20.54 4.33
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 86.39 101.63 113.69
BF 4.74 4.72 4.73

d6 1.00 19.45 36.13
d14 26.13 10.19 2.30
d23 1.31 6.96 9.11
d27 5.90 13.00 14.11

入射瞳位置 21.11 75.92 333.28
射出瞳位置A -31.52 -68.98 -85.70
射出瞳位置B -36.26 -73.70 -90.43
前側主点位置 25.19 90.16 330.73
後側主点位置 -3.67 -18.30 -91.91

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -75.89
L2 2 199.64
L3 3 76.40
L4 5 69.07
L5 7 -9.56
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -15.67
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -121.35
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85

ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 54.9139 13.0201 3.0049 -5.1808
2 7 -6.6219 13.5160 1.9195 -6.9448
3 15 17.4414 15.6380 1.4093 -9.6895
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1648 -0.3045 -1.3073
3 15 -0.7046 -1.7905 -2.0539
4 24 0.7799 0.6838 0.6687
5 28 0.9423 0.9424 0.9423
数値実施例12
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 51.000 2.82 1.92286 18.90 19.00
2 31.584 1.39 1.69952 16.99 18.35
3 37.866 6.13 1.48563 85.20 18.23
4 -590.327 0.10 15.50
5 32.508 3.44 1.63246 63.76 15.02
6 92.463 可変 15.00
7 107.902 1.10 1.88300 40.76 9.32
8 7.686 4.79 6.42
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.21
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.06
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.06
12 -12.684 1.15 6.02
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.33
14 -320.898 可変 5.36
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.60
17 -78.051 0.10 4.62
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.60
19 10.632 1.42 4.29
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.56
21 -36.985 0.64 4.61
22 70.067 1.36 1.53071 55.69 4.58
23 34.607 可変 4.59
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.83
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.71
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.71
27 76.031 可変 4.66
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.15
29 -67.939 1.09 4.07
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.01
31 ∞ 0.97 3.85
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

ズーム比 19.85
広角 中間 望遠
焦点距離 4.68 19.29 92.90
FNO. 2.67 3.73 3.95
画角2ω 77.46 20.55 4.32
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 87.20 100.94 111.62
BF 4.70 4.69 4.69

d6 1.00 18.66 34.27
d14 26.21 10.26 2.30
d23 1.27 5.94 8.37
d27 5.85 13.22 13.81

入射瞳位置 22.41 78.44 337.00
射出瞳位置A -31.48 -64.89 -80.12
射出瞳位置B -36.18 -69.59 -84.82
前側主点位置 26.49 92.39 328.15
後側主点位置 -3.71 -18.32 -91.93

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -96.64
L2 2 249.46
L3 3 73.51
L4 5 77.55
L5 7 -9.42
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -15.46
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -130.59
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 53.3270 13.8792 2.8120 -5.9948
2 7 -6.4665 13.5160 1.9289 -6.8863
3 15 17.3529 15.6380 1.4997 -9.6448
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1705 -0.3188 -1.3855
3 15 -0.6992 -1.7663 -1.9811
4 24 0.7812 0.6813 0.6732
5 28 0.9427 0.9427 0.9427
数値実施例13
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 47.800 2.83 1.94595 17.98 19.00
2 31.497 1.26 1.69952 16.99 18.20
3 37.076 6.21 1.48563 85.20 18.08
4 -523.317 0.10 15.50
5 33.221 3.17 1.63246 63.76 14.96
6 82.844 可変 15.00
7 121.292 1.10 1.88300 40.76 9.24
8 7.694 4.79 6.37
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.15
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.00
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.00
12 -12.684 1.15 5.95
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.30
14 -300.876 可変 5.33
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.61
17 -78.051 0.10 4.63
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.61
19 10.632 1.42 4.31
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.59
21 -36.985 0.64 4.64
22 64.157 1.36 1.53071 55.69 4.61
23 34.607 可変 4.62
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.85
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.73
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.73
27 76.031 可変 4.68
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.15
29 -67.939 1.09 4.07
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.01
31 ∞ 0.97 3.85
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

ズーム比 19.83
広角 中間 望遠
焦点距離 4.68 19.28 92.89
FNO. 2.65 3.68 3.93
画角2ω 77.87 20.54 4.32
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 86.39 100.35 111.73
BF 4.70 4.69 4.70

d6 1.00 18.99 34.70
d14 25.76 10.02 2.30
d23 1.27 5.45 9.04
d27 5.81 13.34 13.14

入射瞳位置 22.22 79.73 345.16
射出瞳位置A -31.59 -63.34 -82.46
射出瞳位置B -36.29 -68.03 -87.16
前側主点位置 26.30 93.55 339.05
後側主点位置 -3.71 -18.31 -91.92

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -106.61
L2 2 273.84
L3 3 71.55
L4 5 85.57
L5 7 -9.35
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -15.50
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -143.87
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 53.9659 13.5660 2.3608 -6.2293
2 7 -6.4373 13.5160 1.9084 -6.9113
3 15 17.2468 15.6380 1.6081 -9.5911
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1677 -0.3155 -1.3719
3 15 -0.7025 -1.7675 -1.9507
4 24 0.7817 0.6796 0.6823
5 28 0.9427 0.9427 0.9427
数値実施例14
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 56.000 2.82 1.90680 21.15 18.20
2 30.840 1.49 1.63336 23.36 17.08
3 39.111 4.97 1.51633 64.14 16.97
4 434092.777 0.10 15.50
5 32.480 3.52 1.64000 60.08 14.28
6 130.730 可変 14.00
7 86.549 1.10 1.88300 40.76 9.14
8 7.559 4.79 6.32
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.11
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 5.98
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 5.98
12 -12.684 1.15 5.94
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.27
14 -204.595 可変 5.30
15(絞り) ∞ 1.30 3.94
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.60
17 -78.051 0.10 4.61
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.59
19 10.632 1.42 4.29
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.56
21 -36.985 0.64 4.61
22 69.022 1.36 1.53071 55.69 4.58
23 34.607 可変 4.59
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.84
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.71
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.71
27 76.031 可変 4.66
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.14
29 -67.939 1.09 4.06
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.00
31 ∞ 0.98 3.84
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.19823e-05,A6=-8.80923e-07,A8=4.39702e-08,
A10=-1.24247e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

ズーム比 19.67
広角 中間 望遠
焦点距離 4.72 19.24 92.91
FNO. 2.67 3.78 3.93
画角2ω 76.87 20.56 4.32
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 85.69 99.20 110.90
BF 4.70 4.69 4.70

d6 1.00 17.99 34.56
d14 25.69 9.59 2.30
d23 1.20 6.07 11.79
d27 5.92 13.68 10.38

入射瞳位置 21.06 71.03 333.07
射出瞳位置A -31.47 -67.01 -91.27
射出瞳位置B -36.18 -71.71 -95.97
前側主点位置 25.17 85.10 336.03
後側主点位置 -3.75 -18.28 -91.94

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 -79.95
L2 2 215.26
L3 3 75.75
L4 5 66.60
L5 7 -9.44
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -15.80
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -132.60
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 52.6191 12.8823 2.9851 -5.0850
2 7 -6.6001 13.5160 1.8794 -7.0058
3 15 17.3354 15.6380 1.5176 -9.6359
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1734 -0.3133 -1.4680
3 15 -0.7039 -1.8346 -1.7731
4 24 0.7801 0.6750 0.7196
5 28 0.9426 0.9427 0.9427
数値実施例15
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 64.222 3.74 1.63387 23.38 18.00
2 -5535.874 0.78 1.63493 23.90 17.30
3 32.530 4.68 1.48749 70.23 14.83
4 69846.338 0.10 14.70
5 39.496 2.73 1.72916 54.68 14.23
6 121.015 可変 14.00
7 69.616 1.10 1.88300 40.76 8.84
8 7.214 4.79 6.17
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.08
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.11
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.11
12 -13.411 1.15 6.18
13 -13.602 0.80 1.77250 49.60 5.61
14 -679.809 可変 5.62
15(絞り) ∞ 1.30 3.78
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.37
17 -78.051 0.10 4.38
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.37
19 10.632 1.42 4.08
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.33
21 -36.985 0.64 4.38
22 84.991 1.36 1.53071 55.69 4.35
23 34.607 可変 4.35
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.78
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.65
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.65
27 76.031 可変 4.60
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.12
29 -67.939 1.09 4.04
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 3.99
31 ∞ 1.08 3.84
像面 ∞

非球面データ
第2面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.71539e-05,A6=-1.44664e-07,A8=3.88441e-10,
A10=-2.90297e-13

第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.39251e-05,A6=-3.55374e-07,A8=3.55597e-09,
A10=-5.33578e-10
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

ズーム比 19.84
広角 中間 望遠
焦点距離 4.69 20.70 92.99
FNO. 2.82 4.67 4.73
画角2ω 77.97 19.19 4.31
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 85.01 104.03 120.31
BF 4.80 4.64 4.78

d6 1.00 16.57 37.69
d14 25.76 8.10 2.30
d23 1.01 15.25 17.36
d27 6.12 13.16 11.85

入射瞳位置 19.87 56.67 308.19
射出瞳位置A -30.98 -142.81 -170.36
射出瞳位置B -35.78 -147.44 -175.15
前側主点位置 23.95 74.46 351.81
後側主点位置 -3.61 -19.79 -91.93

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 100.18
L2 2 -50.93
L3 3 66.76
L4 5 79.29
L5 7 -9.19
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.95
L9 13 -17.98
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -111.04
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 56.9801 12.0287 3.0855 -4.6406
2 7 -6.8221 13.5160 1.6684 -7.4301
3 15 17.5589 15.6380 1.2893 -9.7489
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1592 -0.2501 -1.1084
3 15 -0.7071 -2.2550 -2.2385
4 24 0.7759 0.6830 0.6984
5 28 0.9415 0.9434 0.9417
数値実施例16
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 63.000 4.05 1.67000 20.00 18.00
2 5631.149 0.51 1.63493 23.90 18.00
3 26.252 5.76 1.48749 70.23 14.83
4 116851.672 0.10 14.70
5 33.144 2.85 1.72916 54.68 14.22
6 82.679 可変 14.00
7 72.007 1.10 1.88300 40.76 8.49
8 7.228 4.79 6.02
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 5.85
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 5.82
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 5.82
12 -13.411 1.15 5.86
13 -13.602 0.80 1.77250 49.60 5.25
14 -679.809 可変 5.21
15(絞り) ∞ 1.30 3.78
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.56
17 -78.051 0.10 4.55
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.52
19 10.632 1.42 4.20
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.45
21 -36.985 0.64 4.48
22 99.753 1.36 1.53071 55.69 4.44
23 34.607 可変 4.44
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.75
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.62
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.62
27 76.031 可変 4.58
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.11
29 -67.939 1.09 4.04
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 3.99
31 ∞ 1.55 3.86
像面 ∞

非球面データ
第2面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-6.83931e-06,A6=-3.93410e-10,A8=-1.85984e-11,
A10=3.49310e-14
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.39251e-05,A6=-3.55374e-07,A8=3.55597e-09,
A10=-5.33578e-10
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

ズーム比 19.32
広角 中間 望遠
焦点距離 4.81 20.70 93.03
FNO. 2.84 4.70 4.68
画角2ω 75.93 19.26 4.33
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 86.54 104.76 118.62
BF 5.27 4.61 4.67
d6 1.00 15.61 35.93
d14 25.84 8.55 2.30
d23 1.15 15.54 15.12
d27 5.73 12.89 13.04

入射瞳位置 21.15 56.79 304.35
射出瞳位置A -30.36 -143.87 -138.53
射出瞳位置B -35.63 -148.49 -143.20
前側主点位置 25.31 74.60 336.94
後側主点位置 -3.27 -19.81 -92.08

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 95.07
L2 2 -41.54
L3 3 53.86
L4 5 74.07
L5 7 -9.17
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.95
L9 13 -17.98
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -100.58
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 55.3191 13.2710 3.3877 -5.1255
2 7 -6.8103 13.5160 1.6645 -7.4331
3 15 17.7050 15.6380 1.1401 -9.8226
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1673 -0.2608 -1.1771
3 15 -0.7181 -2.2131 -2.2145
4 24 0.7740 0.6870 0.6841
5 28 0.9362 0.9436 0.9430
数値実施例17
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 64.493 2.67 1.63336 23.36 18.00
2 7553.573 0.89 1.63493 23.90 17.04
3 32.095 4.70 1.48749 70.23 15.18
4 88340.187 0.10 14.70
5 36.513 2.71 1.72916 54.68 14.22
6 98.569 可変 14.00
7 56.969 1.10 1.88300 40.76 8.92
8 7.154 4.79 6.16
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.07
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.10
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.10
12 -13.411 1.15 6.18
13 -13.602 0.80 1.77250 49.60 5.61
14 -679.809 可変 5.63
15(絞り) ∞ 1.30 3.78
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.36
17 -78.051 0.10 4.37
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.35
19 10.632 1.42 4.06
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.31
21 -36.985 0.64 4.35
22 108.705 1.36 1.53071 55.69 4.32
23 34.607 可変 4.32
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.76
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.64
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.63
27 76.031 可変 4.59
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.11
29 -67.939 1.09 4.03
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 3.97
31 ∞ 0.97 3.83
像面 ∞

非球面データ
第2面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=5.27314e-05,A6=-3.41835e-07,A8=1.42488e-09,
A10=-2.27996e-12
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.39251e-05,A6=-3.55374e-07,A8=3.55597e-09,
A10=-5.33578e-10
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

ズーム比 19.48
広角 中間 望遠
焦点距離 4.76 20.52 92.80
FNO. 2.87 4.74 4.83
画角2ω 76.91 19.40 4.33
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 84.81 103.38 119.48
BF 4.69 4.55 4.68

d6 1.00 16.08 37.21
d14 26.32 8.64 2.30
d23 1.03 15.79 16.06
d27 6.41 12.96 13.86

入射瞳位置 19.31 54.37 293.31
射出瞳位置A -31.18 -147.53 -158.87
射出瞳位置B -35.88 -152.08 -163.55
前側主点位置 23.44 72.13 333.45
後側主点位置 -3.80 -19.70 -91.85

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 102.69
L2 2 -50.77
L3 3 65.86
L4 5 78.10
L5 7 -9.36
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.95
L9 13 -17.98
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -96.28
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 56.5316 11.0783 2.7317 -4.3672
2 7 -6.9326 13.5160 1.7002 -7.4050
3 15 17.7750 15.6380 1.0686 -9.8581
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1630 -0.2525 -1.0972
3 15 -0.7087 -2.2160 -2.3581
4 24 0.7736 0.6870 0.6728
5 28 0.9428 0.9444 0.9429
数値実施例18
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 130.000 2.30 1.69952 16.99 18.00
2 354526.768 1.67 1.94595 17.98 18.87
3 87.187 2.68 1.49700 81.54 17.28
4 49777.504 0.10 15.50
5 31.463 4.50 1.49700 81.54 14.24
6 3317.228 可変 14.00
7 34.377 1.10 1.88300 40.76 9.29
8 7.351 4.79 6.47
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.39
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.32
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.32
12 -13.411 1.15 6.33
13 -13.602 0.80 1.77250 49.60 5.74
14 -679.809 可変 5.78
15(絞り) ∞ 1.30 3.78
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.35
17 -78.051 0.10 4.34
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.32
19 10.632 1.42 4.03
20 14.230 3.12 1.49700 81.54 4.27
21 -36.985 0.64 4.30
22 494.568 1.36 1.53071 55.69 4.27
23 34.607 可変 4.28
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.60
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.48
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.48
27 76.031 可変 4.44
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.08
29 -67.939 1.09 4.01
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 3.95
31 ∞ 可変 3.82
像面 ∞

非球面データ
第2面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-4.50349e-06,A6=7.08700e-09,A8=-4.13522e-11,
A10=6.88703e-14
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-9.39251e-05,A6=-3.55374e-07,A8=3.55597e-09,
A10=-5.33578e-10
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

ズーム比 18.28
広角 中間 望遠
焦点距離 4.70 20.22 86.02
FNO. 2.89 4.60 4.96
画角2ω 77.76 19.95 4.75
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 89.00 104.27 121.44
BF 4.65 4.63 4.75

d6 1.00 18.69 41.10
d14 30.79 10.15 2.30
d23 0.85 11.33 5.33
d27 6.17 13.93 22.43

入射瞳位置 20.03 59.54 265.35
射出瞳位置A -29.43 -97.04 -90.20
射出瞳位置B -34.08 -101.67 -94.95
前側主点位置 24.09 75.73 273.44
後側主点位置 -3.78 -19.31 -85.00

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 185.91
L2 2 -92.19
L3 3 175.73
L4 5 63.88
L5 7 -10.79
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.95
L9 13 -17.98
L10 16 16.37
L11 18 -21.82
L12 20 21.10
L13 22 -70.19
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 63.5207 11.2511 3.3463 -3.8243
2 7 -7.8227 13.5160 1.9012 -7.2416
3 15 18.4086 15.6380 0.4215 -10.1782
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1597 -0.2501 -0.8818
3 15 -0.6323 -2.0051 -2.9333
4 24 0.7775 0.6726 0.5557
5 28 0.9432 0.9435 0.9422
数値実施例19
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 60.982 5.35 1.64850 53.02 24.00
2 495.744 0.19 23.38
3 31.172 1.28 1.92286 18.90 17.70
4 22.227 1.77 1.63387 23.38 16.35
5 26.877 5.23 1.49700 81.54 16.31
6 101.913 可変 16.00
7 303.814 1.10 1.88300 40.76 9.68
8 8.312 4.79 6.82
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.71
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.69
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.69
12 -12.684 1.15 6.72
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.72
14 -230.432 可変 5.72
15(絞り) ∞ 1.30 3.39
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 3.96
17 -78.051 0.10 4.06
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.07
19 10.295 1.42 3.87
20 12.826 3.12 1.49700 81.54 4.21
21 -36.985 0.64 4.29
22 39.207 1.36 1.53071 55.69 4.29
23 33.196 可変 4.28
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.60
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.47
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.47
27 76.031 可変 4.41
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.17
29 -67.939 1.09 4.09
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.02
31 ∞ 1.05 3.85
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-7.99095e-05,A6=-9.37486e-07,A8=4.32991e-08,
A10=-1.00218e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=8.15873e-04,A6=4.82675e-06,A8=-2.20386e-06,
A10=4.10510e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.26016e-03,A6=1.60282e-05,A8=-3.90922e-06,
A10=7.56282e-08

ズーム比 17.36
広角 中間 望遠
焦点距離 4.86 20.12 84.44
FNO. 2.83 4.26 5.31
画角2ω 75.01 19.69 4.72
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 84.06 98.77 118.56
BF 4.78 4.67 4.67

d6 1.00 16.79 33.06
d14 24.28 7.94 2.30
d23 1.62 13.90 29.38
d27 4.26 7.36 1.04

入射瞳位置 24.63 73.25 271.77
射出瞳位置A -31.43 -104.20 3257.46
射出瞳位置B -36.21 -108.87 3252.79
前側主点位置 28.84 89.66 358.40
後側主点位置 -3.81 -19.17 -83.49

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 106.71
L2 3 -90.15
L3 4 176.57
L4 5 71.79
L5 7 -9.69
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -15.69
L10 16 16.37
L11 18 -20.69
L12 20 19.57
L13 22 -442.74
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 58.8815 13.8227 -1.3148 -9.6007
2 7 -6.7026 13.5160 1.8901 -6.9662
3 15 16.3471 15.6380 2.4850 -9.1335
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1689 -0.2804 -0.8784
3 15 -0.6482 -1.6981 -2.0449
4 24 0.8014 0.7610 0.8466
5 28 0.9418 0.9430 0.9430
数値実施例20
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 59.963 4.20 1.49700 81.54 18.60
2 2486.142 0.10 17.76
3 41.700 0.99 1.84666 23.78 15.50
4 25.367 0.72 1.63387 23.38 14.76
5 28.640 4.19 1.67790 55.34 14.74
6 111.334 可変 14.50
7 110.422 1.10 1.88300 40.76 9.11
8 8.083 4.79 6.49
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.24
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.10
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.11
12 -12.684 1.15 6.07
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.08
14 -125.405 可変 5.00
15(絞り) ∞ 1.30 3.48
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.07
17 -78.051 0.10 4.16
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.16
19 10.469 1.42 3.94
20 13.611 3.12 1.49700 81.54 4.25
21 -36.985 0.64 4.33
22 63.868 1.36 1.53071 55.69 4.33
23 48.855 可変 4.34
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.65
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.51
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.51
27 76.031 可変 4.46
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.21
29 -67.939 1.09 4.18
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.09
31 ∞ 1.05 3.86
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.14579e-05,A6=-1.15665e-06,A8=6.76342e-08,
A10=-1.49231e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=6.47771e-04,A6=-1.69732e-05,A8=-9.26628e-07,
A10=1.17663e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.08506e-03,A6=-2.70703e-05,A8=-1.53201e-06,
A10=3.10909e-08

ズーム比 17.81
広角 中間 望遠
焦点距離 4.69 19.67 83.55
FNO. 2.80 4.36 5.11
画角2ω 78.31 20.25 4.80
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 80.70 98.74 120.58
BF 4.78 4.68 4.76

d6 1.00 18.72 39.47
d14 24.31 7.57 2.30
d23 1.61 16.43 28.30
d27 4.52 6.85 1.26

入射瞳位置 19.50 63.53 285.65
射出瞳位置A -31.80 -132.93 -3328.09
射出瞳位置B -36.58 -137.61 -3332.85
前側主点位置 23.59 80.39 367.10
後側主点位置 -3.64 -18.72 -82.51

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 123.56
L2 3 -78.69
L3 4 322.68
L4 5 55.74
L5 7 -9.93
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -16.44
L10 16 16.37
L11 18 -21.27
L12 20 20.44
L13 22 -404.32
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 63.1420 10.1987 -0.1462 -6.3764
2 7 -7.1131 13.5160 1.8043 -7.2056
3 15 16.6070 15.6380 2.4030 -9.2287
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1518 -0.2442 -0.8487
3 15 -0.6511 -1.7625 -1.9650
4 24 0.7980 0.7677 0.8423
5 28 0.9418 0.9429 0.9420
数値実施例21
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 59.200 3.83 1.49700 81.54 18.70
2 2576.346 0.10 18.48
3 38.400 0.96 1.90680 21.15 15.50
4 23.902 0.77 1.70010 17.01 14.69
5 27.142 4.40 1.69400 56.30 14.68
6 112.392 可変 14.44
7 124.140 1.10 1.88300 40.76 9.63
8 8.143 4.79 6.79
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.71
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.70
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.70
12 -12.684 1.15 6.74
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.81
14 -141.904 可変 5.83
15(絞り) ∞ 1.30 3.48
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.03
17 -78.051 0.10 4.09
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.09
19 10.545 1.42 3.85
20 13.731 3.12 1.49700 81.54 4.14
21 -36.985 0.64 4.20
22 81.603 1.36 1.53071 55.69 4.19
23 44.028 可変 4.19
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.62
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.50
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.50
27 76.031 可変 4.45
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.18
29 -67.939 1.09 4.22
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.11
31 ∞ 1.00 3.87
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.03282e-05,A6=-9.82748e-07,A8=4.48510e-08,
A10=-9.57444e-10
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.07507e-03,A6=-8.98397e-05,A8=3.30252e-06,
A10=-1.03838e-07
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.64800e-03,A6=-1.03700e-04,A8=1.95605e-06,
A10=-5.18968e-08

ズーム比 19.40
広角 中間 望遠
焦点距離 4.75 21.05 92.07
FNO. 2.88 4.49 5.39
画角2ω 76.84 18.92 4.35
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 82.20 98.86 118.20
BF 4.72 4.70 4.70

d6 1.00 18.05 35.85
d14 25.71 8.05 2.30
d23 1.57 14.67 29.76
d27 4.85 9.04 1.25

入射瞳位置 19.80 66.10 277.19
射出瞳位置A -31.32 -116.75 3184.27
射出瞳位置B -36.05 -121.45 3179.56
前側主点位置 23.92 83.50 371.92
後側主点位置 -3.75 -20.07 -91.09

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 121.85
L2 3 -72.08
L3 4 260.52
L4 5 50.49
L5 7 -9.91
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -16.24
L10 16 16.37
L11 18 -21.52
L12 20 20.57
L13 22 -182.46
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 57.9678 10.0525 -0.1804 -6.2322
2 7 -7.0320 13.5160 1.8345 -7.1369
3 15 16.9660 15.6380 1.9601 -9.4347
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1680 -0.2833 -1.0020
3 15 -0.6511 -1.8427 -1.9939
4 24 0.7943 0.7378 0.8434
5 28 0.9424 0.9427 0.9426
数値実施例22
単位 mm

面データ
面番号 r d nd νd ER
物面 ∞ ∞
1 60.430 4.03 1.49700 81.54 18.70
2 3560.059 0.10 19.11
3 37.900 1.14 1.94595 17.98 15.50
4 24.736 0.73 1.69952 16.99 14.71
5 27.816 4.15 1.72000 43.69 14.69
6 93.987 可変 14.43
7 96.799 1.10 1.88300 40.76 9.61
8 8.027 4.79 6.69
9 -46.254 0.80 1.88300 40.76 6.54
10 12.396 0.01 1.51400 42.83 6.47
11 12.396 4.87 1.78472 25.68 6.47
12 -12.684 1.15 6.48
13 -11.499 0.80 1.77250 49.60 5.45
14 -173.275 可変 5.40
15(絞り) ∞ 1.30 3.48
16 10.743 4.93 1.58913 61.14 4.04
17 -78.051 0.10 4.10
18 28.041 2.77 1.84666 23.78 4.10
19 10.392 1.42 3.87
20 13.283 3.12 1.49700 81.54 4.16
21 -36.985 0.64 4.23
22 77.099 1.36 1.53071 55.69 4.22
23 46.336 可変 4.22
24 19.130 2.68 1.49700 81.54 4.67
25 -119.090 0.01 1.51400 42.83 4.54
26 -119.090 0.82 1.80400 46.57 4.54
27 76.031 可変 4.49
28 147.374 1.63 1.53071 55.69 4.23
29 -67.939 1.09 4.23
30 ∞ 4.00 1.51680 64.20 4.12
31 ∞ 1.03 3.88
像面 ∞

非球面データ
第14面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.03513e-05,A6=-1.67633e-06,A8=9.30749e-08,
A10=-1.83760e-09
第16面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-8.77784e-05,A6=-1.01116e-06,A8=5.64180e-08,
A10=-2.23368e-09,A12=3.59187e-11
第22面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-2.17277e-04,A6=5.36299e-06,A8=-5.28517e-07,
A10=1.10330e-08,A12=-1.37250e-10
第23面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=-1.09771e-04,A6=5.91402e-06,A8=-5.09130e-07,
A10=8.38419e-09,A12=-4.36735e-11
第28面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=6.78553e-04,A6=-1.66161e-05,A8=-1.54939e-06,
A10=2.20507e-08
第29面
K=0.000,A2=0.0000E+00,A4=1.05976e-03,A6=-1.53037e-05,A8=-3.28541e-06,
A10=7.26883e-08

ズーム比 19.92
広角 中間 望遠
焦点距離 4.67 20.84 93.13
FNO. 2.85 4.40 5.15
画角2ω 77.78 19.19 4.33
像高 3.6 3.6 3.6
レンズ全長 81.99 100.29 118.08
BF 4.76 4.75 4.75

d6 1.00 19.61 37.43
d14 25.51 8.65 2.30
d23 1.67 16.59 27.97
d27 4.63 6.26 1.20

入射瞳位置 19.80 72.63 304.09
射出瞳位置A -31.58 -128.41 -1571.95
射出瞳位置B -36.34 -133.16 -1576.70
前側主点位置 23.87 90.21 391.72
後側主点位置 -3.64 -19.82 -92.11

レンズ単体データ

レンズ 始面 焦点距離
L1 1 123.64
L2 3 -78.59
L3 4 291.02
L4 5 53.47
L5 7 -9.97
L6 9 -11.00
L7 10 8.81E+04
L8 11 8.73
L9 13 -15.98
L10 16 16.37
L11 18 -21.01
L12 20 20.08
L13 22 -222.23
L14 24 33.38
L15 25 8.13E+06
L16 26 -57.61
L17 28 87.85


ズームレンズ群データ

群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 59.5217 10.1420 -0.4561 -6.4724
2 7 -6.9701 13.5160 1.9002 -7.0261
3 15 16.8268 15.6380 2.1560 -9.3421
4 24 73.7783 3.5080 -2.0985 -4.2304
5 28 87.8520 6.7160 0.7294 -4.0624

群 始面 広角倍率 中間倍率 望遠倍率
1 1 0.0000 0.0000 0.0000
2 7 -0.1614 -0.2837 -1.0326
3 15 -0.6482 -1.6910 -1.9072
4 24 0.7967 0.7748 0.8434
5 28 0.9420 0.9421 0.9421

以下に各実施例の条件式の値を掲げる。

式番号 条件式
(2) |fG1/fG2|
(3-2),(3-3) (Zb(3.3a)-Za(3.3a))/(Zb(2.5a)-Za(2.5a))
(4-3) (Tnglw(0.7)/Tbasw(0.7))/(Tngl(0)/Tbas(0))
(5) θhgA
(6) |fB/fA|
(7) θgFB−θgFBA
(8) fA/fG1
(9) (Ra+Rb)/(Ra-Rb)
(10-1a) Tngl(0)/Tbas(0)
(10-1b) Tnglt(0.7)/Tbast(0.7)
(10-1c) Tnglt(0.9)/Tbast(0.9)
(10-2a) (Tnglt(0.7)/Tbast(0.7))/(Tngl(0)/Tbas(0))
(10-2b) (Tnglt(0.9)/Tbast(0.9))/(Tngl(0)/Tbas(0))
(11a) (Tnglw(0.7) /(Tngl(0))
(11b) (Tnglw(0.9)/(Tngl(0))
(12a) (Tnglt(0.7) /(Tngl(0))
(12b) (Tnglt(0.9)/(Tngl(0))
(13-1a) Tngl(0)/Tbas(0)
(13-1b) Tnglw(0.7)/Tbasw(0.7)
(13-1c) Tnglw(0.9)/Tbasw(0.9)
(13-2) (Tnglw(0.9)/Tbasw(0.9))/(Tngl(0)/Tbas(0))
(20) 0<TG45/WG45<5

(2) (3-2),(3-3) (4-3) (5) (6)
実施例1 -8.29 0.7574 0.393 0.647 -0.3560
実施例2 -7.85 0.8271 0.438 0.647 -0.2503
実施例3 -8.04 0.7984 0.521 0.647 -0.3333
実施例4 -7.44 0.7708 0.480 0.647 -0.3136
実施例5 -8.25 0.7748 0.455 0.654 -0.3372
実施例6 -8.74 0.7821 0.453 0.695 -0.3526
実施例7 -8.70 0.7511 0.413 0.695 -0.3659
実施例8 -8.46 0.7869 0.452 0.695 -0.3967
実施例9 -8.18 0.7240 0.507 0.726 -0.3683
実施例10 -8.40 0.7629 0.407 0.812 -0.3948
実施例11 -8.29 0.8095 0.524 0.812 -0.3801
実施例12 -8.25 0.8431 0.577 0.900 -0.3874
実施例13 -8.38 0.8426 0.599 0.900 -0.3893
実施例14 -7.97 0.8072 0.562 0.900 -0.3714
実施例15 -8.35 0.8504 0.297 0.647 -0.5084
実施例16 -8.12 0.8722 0.164 0.654 -0.4370
実施例17 -8.15 0.7860 0.371 0.900 -0.4944
実施例18 -8.12 0.8924 0.566 0.900 -0.4959
実施例19 -8.78 0.8273 0.511 0.647 -0.5105
実施例20 -8.88 0.7060 0.485 0.647 -0.2439
実施例21 -8.24 0.6621 0.454 0.812 -0.2767
実施例22 -8.54 0.6675 0.512 0.900 -0.2701

(7) (8) (9)
実施例1 0.0198 4.53 -9.74
実施例2 0.0182 6.04 -13.40
実施例3 0.0244 4.17 -8.99
実施例4 0.0223 4.53 -9.65
実施例5 0.0464 3.78 -8.95
実施例6 0.0776 3.30 -8.69
実施例7 0.0834 3.09 -8.13
実施例8 0.0847 2.83 -7.13
実施例9 0.0762 3.45 -8.46
実施例10 0.1259 2.73 -6.85
実施例11 0.1069 3.64 -8.61
実施例12 0.1269 4.68 -11.06
実施例13 0.1140 5.07 -12.29
実施例14 0.0947 4.09 -8.46
実施例15 0.0379 1.76 -0.98
実施例16 0.0621 1.72 -1.02
実施例17 0.1885 1.82 -1.02
実施例18 0.1798 2.93 -1.00
実施例19 0.0130 3.00 -10.56
実施例20 0.0157 5.11 -16.50
実施例21 0.0684 4.49 -15.75
実施例22 0.0651 4.89 -17.06


(10-1a) (10-1b) (10-1c) (10-2a) (10-2b)
実施例1 1.00 0.52 0.35 0.520 0.346
実施例2 0.97 0.53 0.37 0.545 0.385
実施例3 0.67 0.42 0.30 0.622 0.454
実施例4 0.53 0.29 0.18 0.540 0.346
実施例5 0.87 0.43 0.27 0.494 0.314
実施例6 0.93 0.39 0.22 0.423 0.241
実施例7 0.99 0.41 0.23 0.411 0.230
実施例8 1.08 0.53 0.34 0.491 0.312
実施例9 0.61 0.39 0.29 0.645 0.480
実施例10 1.22 0.56 0.35 0.461 0.285
実施例11 0.62 0.41 0.31 0.663 0.502
実施例12 0.49 0.36 0.29 0.726 0.583
実施例13 0.44 0.32 0.26 0.726 0.579
実施例14 0.53 0.36 0.28 0.684 0.525
実施例15 4.78 1.88 1.25 0.393 0.262
実施例16 7.98 2.06 1.24 0.258 0.156
実施例17 2.99 1.39 1.04 0.466 0.349
実施例18 1.38 1.02 0.85 0.737 0.619
実施例19 1.38 0.94 0.74 0.682 0.537
実施例20 0.72 0.37 0.24 0.513 0.337
実施例21 0.80 0.46 0.33 0.578 0.412
実施例22 0.64 0.38 0.26 0.585 0.412


(11a) (11b) (12a) (12b)
実施例1 0.675 0.420 0.775 0.626
実施例2 0.759 0.568 0.829 0.717
実施例3 0.804 0.675 0.804 0.675
実施例4 0.680 0.428 0.727 0.544
実施例5 0.719 0.499 0.748 0.581
実施例6 0.733 0.528 0.706 0.509
実施例7 0.705 0.476 0.700 0.499
実施例8 0.722 0.507 0.752 0.585
実施例9 0.705 0.469 0.808 0.681
実施例10 0.700 0.467 0.744 0.573
実施例11 0.712 0.483 0.810 0.815
実施例12 0.724 0.503 0.837 0.730
実施例13 0.729 0.511 0.828 0.714
実施例14 0.719 0.494 0.812 0.687
実施例15 0.820 0.636 0.869 0.785
実施例16 0.784 0.550 0.867 0.774
実施例17 0.840 0.779 0.873 0.820
実施例18 0.810 0.583 0.897 0.827
実施例19 0.739 0.561 0.851 0.755
実施例20 0.753 0.570 0.765 0.610
実施例21 0.727 0.527 0.811 0.686
実施例22 0.741 0.547 0.789 0.649


(13-1a) (13-1b) (13-1c) (13-2) (20)
実施例1 1.00 0.39 0.18 0.185 2.736
実施例2 0.97 0.43 0.24 0.246 1.738
実施例3 0.67 0.35 0.20 0.301 1.165
実施例4 0.53 0.26 0.13 0.246 0.905
実施例5 0.87 0.40 0.21 0.246 1.442
実施例6 0.93 0.42 0.23 0.253 2.025
実施例7 0.99 0.41 0.21 0.212 2.098
実施例8 1.08 0.49 0.27 0.248 1.895
実施例9 0.61 0.31 0.17 0.277 2.242
実施例10 1.22 0.49 0.25 0.205 2.132
実施例11 0.62 0.33 0.18 0.296 2.392
実施例12 0.49 0.28 0.17 0.346 2.363
実施例13 0.44 0.27 0.16 0.369 2.264
実施例14 0.53 0.30 0.17 0.330 1.755
実施例15 4.78 1.42 0.71 0.148 1.938
実施例16 7.98 1.31 0.54 0.067 2.277
実施例17 2.99 1.11 0.77 0.257 2.164
実施例18 1.38 0.78 0.43 0.314 3.634
実施例19 1.38 0.70 0.44 0.320 0.244
実施例20 0.72 0.35 0.21 0.290 0.280
実施例21 0.80 0.36 0.21 0.262 0.258
実施例22 0.64 0.33 0.20 0.307 0.259
さて、以上のような本発明の結像光学系は、物体の像をCCDやCMOSなどの電子撮像素子で撮影する撮影装置、とりわけデジタルカメラやビデオカメラ、情報処理装置の例であるパソコン、電話、携帯端末、特に持ち運びに便利な携帯電話等に用いることができる。以下に、その実施形態を例示する。
図45〜図47に本発明による結像光学系をデジタルカメラの撮影光学系41に組み込んだ構成の概念図を示す。図45はデジタルカメラ40の外観を示す前方斜視図、図46は同後方斜視図、図47はデジタルカメラ40の光学構成を示す断面図である。
デジタルカメラ40は、この例の場合、撮影用光路42を有する撮影光学系41、ファインダー用光路44を有するファインダー光学系43、シャッター45、フラッシュ46、液晶表示モニター47等を含む。そして、撮影者が、カメラ40の上部に配置されたシャッター45を押圧すると、それに連動して撮影光学系41、例えば実施例1のズームレンズ48を通して撮影が行われる。
撮影光学系41によって形成された物体像は、CCD49の撮像面上に形成される。このCCD49で受光された物体像は、画像処理手段51を介し、電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター47に表示される。また、この画像処理手段51にはメモリ等が配置され、撮影された電子画像を記録することもできる。なお、このメモリは画像処理手段51と別体に設けてもよいし、フレキシブルディスクやメモリーカード、MO等により電子的に記録書込を行うように構成してもよい。
さらに、ファインダー用光路44上には、ファインダー用対物光学系53が配置されている。このファインダー用対物光学系53は、カバーレンズ54、第1プリズム10、開口絞り2、第2プリズム20、フォーカス用レンズ66からなる。このファインダー用対物光学系53によって、結像面67上に物体像が形成される。この物体像は、像正立部材であるポロプリズム55の視野枠57上に形成される。このポロプリズム55の後方には、正立正像にされた像を観察者眼球Eに導く接眼光学系59が配置されている。
このように構成されたデジタルカメラ40によれば、撮影光学系41の構成枚数を少なくした小型化・薄型化のズームレンズを有する電子撮像装置が実現できる。なお、本発明は、上述した沈胴式のデジタルカメラに限られず、屈曲光学系を採用する折り曲げ式のデジタルカメラにも適用できる。
次に、本発明の結像光学系が対物光学系として内蔵された情報処理装置の一例であるパソコンを図48〜図50に示す。図48はパソコン300のカバーを開いた状態の前方斜視図、図49はパソコン300の撮影光学系303の断面図、図50は図14の側面図である。図48〜図50に示されるように、パソコン300は、キーボード301と、情報処理手段や記録手段と、モニター302と、撮影光学系303とを有している。
ここで、キーボード301は、外部から操作者が情報を入力するためのものである。情報処理手段や記録手段は、図示を省略している。モニター302は、情報を操作者に表示するためのものである。撮影光学系303は、操作者自身や周辺の像を撮影するためのものである。モニター302は、液晶表示素子やCRTディスプレイ等であってよい。液晶表示素子としては、図示しないバックライトにより背面から照明する透過型液晶表示素子や、前面からの光を反射して表示する反射型液晶表示素子がある。また、図中、撮影光学系303は、モニター302の右上に内蔵されているが、その場所に限らず、モニター302の周囲や、キーボード301の周囲のどこであってもよい。
この撮影光学系303は、撮影光路304上に、例えば実施例1のズームレンズからなる対物光学系100と、像を受光する電子撮像素子チップ162とを有している。これらはパソコン300に内蔵されている。
鏡枠の先端には、対物光学系100を保護するためのカバーガラス102が配置されている。
電子撮像素子チップ162で受光された物体像は、端子166を介して、パソコン300の処理手段に入力される。そして、最終的に、物体像は電子画像としてモニター302に表示される、図48には、その一例として、操作者が撮影した画像305が示されている。また、この画像305は、処理手段を介し、遠隔地から通信相手のパソコンに表示されることも可能である。遠隔地への画像伝達は、インターネットや電話を利用する。
次に、本発明の結像光学系が撮影光学系として内蔵された情報処理装置の一例である電話、特に持ち運びに便利な携帯電話を図51に示す。図51(a)は携帯電話400の正面図、図51(b)は側面図、図51(c)は撮影光学系405の断面図である。図51(a)〜(c)に示されるように、携帯電話400は、マイク部401と、スピーカ部402と、入力ダイアル403と、モニター404と、撮影光学系405と、アンテナ406と、処理手段とを有している。
ここで、マイク部401は、操作者の声を情報として入力するためのものである。スピーカ部402は、通話相手の声を出力するためのものである。入力ダイアル403は、操作者が情報を入力するためのものである。モニター404は、操作者自身や通話相手等の撮影像や、電話番号等の情報を表示するためのものである。アンテナ406は、通信電波の送信と受信を行うためのものである。処理手段(不図示)は、画像情報や通信情報、入力信号等の処理を行ためのものである。
ここで、モニター404は液晶表示素子である。また、図中、各構成の配置位置、特にこれらに限られない。この撮影光学系405は、撮影光路407上に配された対物光学系100と、物体像を受光する電子撮像素子チップ162とを有している。対物光学系100としては、例えば実施例1のズームレンズが用いられる。これらは、携帯電話400に内蔵されている。
鏡枠の先端には、対物光学系100を保護するためのカバーガラス102が配置されている。
電子撮影素子チップ162で受光された物体像は、端子166を介して、図示していない画像処理手段に入力される。そして、最終的に物体像は、電子画像としてモニター404に、又は、通信相手のモニターに、又は、両方に表示される。また、処理手段には信号処理機能が含まれている。通信相手に画像を送信する場合、この機能により、電子撮像素子チップ162で受光された物体像の情報を、送信可能な信号へと変換する。
なお、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形例をとることができる。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
L1〜L17 各レンズ
LPF ローパスフィルタ
CG カバーガラス
I 撮像面
E 観察者の眼球
40 デジタルカメラ
41 撮影光学系
42 撮影用光路
43 ファインダー光学系
44 ファインダー用光路
45 シャッター
46 フラッシュ
47 液晶表示モニター
48 ズームレンズ
49 CCD
50 撮像面
51 処理手段
53 ファインダー用対物光学系
55 ポロプリズム
57 視野枠
59 接眼光学系
66 フォーカス用レンズ
67 結像面
100 対物光学系
102 カバーガラス
162 電子撮像素子チップ
166 端子
300 パソコン
301 キーボード
302 モニター
303 撮影光学系
304 撮影光路
305 画像
400 携帯電話
401 マイク部
402 スピーカ部
403 入力ダイアル
404 モニター
405 撮影光学系
406 アンテナ
407 撮影光路

Claims (17)

  1. 物体側より像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する像側レンズ群を有し、ズーミング時に前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化する結像光学系において、
    前記第1レンズ群内に正の屈折力を有する屈折光学素子Aが位置し、
    以下の条件式(1−1)、条件式(1−2)および条件式(2)を満足することを特徴とする結像光学系。
    νdA<30 …(1−1)
    0.54<θgFA<0.9 …(1−2)
    |fG1/fG2|>6.4 …(2)
    ここで、
    ndA、nCA、nFA、ngAは、各々前記屈折光学素子Aのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
    νdAは、前記屈折光学素子Aのアッベ数(ndA-1)/(nFA-nCA)、
    θgFAは、前記屈折光学素子Aの部分分散比(ngA−nFA)/(nFA−nCA)、
    fG1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
    fG2は、前記第2レンズ群の焦点距離、
    である。
  2. 前記第1レンズ群内に接合光学素子Dを設け、
    前記接合光学素子Dは、物体側に位置する光学素子Bと像側に位置する光学素子Cとの間に、前記屈折光学素子Aが位置するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の結像光学系。
  3. 以下の条件式(5)を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の結像光学系。
    0.4<θhgA<1.2 …(5)
    ここで、
    θhgAは、前記屈折光学素子Aのh線の部分分散比(nhA−ngA)/(nFA−nCA)、
    nhAは、前記屈折光学素子Aのh線に対する屈折率、
    である。
  4. 物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力の第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群と正の屈折力の第5レンズ群を有し、
    広角端に比して望遠端で、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が大きく、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が小さく、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が大きくなるように、隣接するレンズ群の間隔を変化させてズーミングを行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の結像光学系。
  5. 物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群と、負の屈折力の第2レンズ群と、開口絞りと、正の屈折力の第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群と正の屈折力の第5レンズ群を有し、
    広角端に比して望遠端で、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間隔が大きく、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群の間隔が小さく、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群の間隔が大きくなるように、隣接するレンズ群の間隔を変化させてズーミングを行い、前記第4レンズ群と前記第5レンズ群の間隔が以下の条件式(20)を満足することを特徴とする請求項1から請求項4いずれか1項に記載の結像光学系。
    0<TG45/WG45<5 …(20)
    ここで、
    WG45は広角端での第4レンズ群と第5レンズ群の間隔、
    TG45は望遠端での第4レンズ群と第5レンズ群の間隔、
    である。
  6. 光学素子Bを備え、
    以下の条件式(6)を満足することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の結像光学系。
    |fB/fA|>0.15 …(6)
    ここで、
    fAは、前記屈折光学素子Aの焦点距離、
    fBは、前記光学素子Bの焦点距離、
    である。
  7. 光学素子Bを備え、
    以下の条件式(7)を満足することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の結像光学系。
    0<θgFB−θgFBA<0.25 …(7)
    ここで、
    ndB、nCB、nFB、ngBは、各々前記光学素子Bのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
    νdBは、前記光学素子Bのアッベ数(ndB-1)/(nFB-nCB)、
    θgFBは、前記光学素子Bの部分分散比(ngB−nFB)/(nFB−nCB)、
    θgFBAは、前記屈折光学素子Aと前記光学素子Bを1枚の光学素子と見なしたときの実効部分分散比であって、下記の式で表され、
    θgF BA =fBA×νBA×(θgFA×φA/νdA+θgF B×φB/νdB)、
    fBAは、前記光学素子Bと前記屈折光学素子Aとの合成焦点距離であって、下記の式で表され、
    1/fBA=1/fA+1/fB
    νBAは、前記屈折光学素子Aと前記光学素子Bを1枚の光学素子と見なしたときのアッベ数であって、下記の式で表され、
    νBA =1/(fBA×(φA/νdA+φB/νdB))、
    φAは、前記屈折光学素子Aの屈折力(φA =1/ fA)、
    φBは、前記光学素子Bの屈折力(φB =1/ fB)、
    φBAは、前記光学素子Bと前記屈折光学素子Aとの合成屈折力(φBA =1/ fBA)、
    である。
  8. 以下の条件式(8)を満足することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の結像光学系。
    1.0<fA/fG1<8.0 …(8)
    ここで、
    Aは、前記屈折光学素子Aの焦点距離、
    fG1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
    である。
  9. 以下の条件式(9)を満足することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の結像光学系。
    −25<(Ra+Rb)/(Ra-Rb)<−0.5 …(9)
    ここで、
    Raは、前記屈折光学素子Aの物体側の曲率半径、
    Rbは、前記屈折光学素子Aの像面側の曲率半径、
    である。
  10. 結像光学系と撮像素子を有する電子撮像装置において、
    前記結像光学系は、物体側より像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群と、負の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する像側レンズ群を有し、ズーミング時に前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化し、
    前記第1レンズ群内に正の屈折力を有する屈折光学素子Aが位置し、
    前記屈折光学素子Aが以下の条件式(3−2)を満足することを特徴とする電子撮像装置。
    0<(Zb(3.3a)-Za(3.3a))/(Zb(2.5a)-Za(2.5a))<0.895 …(3−2)
    ここで、
    fwは、前記結像光学系の広角端での焦点距離、
    ftは、前記結像光学系の望遠端での焦点距離、
    IHは、前記撮像素子上での最大像高、
    Za(h)は、前記屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、物体側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
    Zb(h)は、前記屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、像面側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
    aは、次式(3−1)で定義する値、
    a={(IH)2×log10(ft/fw)}/fw …(3−1)
    である。
  11. 結像光学系と撮像素子を有する電子撮像装置において、
    前記結像光学系は請求項1から請求項9の何れか1項に記載の結像光学系であって、
    以下の条件式(3−3)を満たすことを特徴とする電子撮像装置。
    0<(Zb(3.3a)-Za(3.3a))/(Zb(2.5a)-Za(2.5a))<0.990 …(3−3)
    ここで、
    fwは、前記結像光学系の広角端での焦点距離、
    ftは、前記結像光学系の望遠端での焦点距離、
    IHは、前記撮像素子上での最大像高、
    Za(h)は、前記屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、物体側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
    Zb(h)は、前記屈折光学素子Aの光軸上での物体側面頂と、像面側の高さhでの位置との光軸方向の距離、
    aは、次式(3−1)で定義する値、
    a={(IH)2×log10(ft/fw)} / fw …(3−1)
    である。
  12. 以下の条件式(1−1)、条件式(1−2)および条件式(2)を満足することを特徴とする請求項10記載の電子撮像装置。
    νdA<30 …(1−1)
    0.54<θgFA<0.9 …(1−2)
    |fG1/fG2|>6.4 …(2)
    ここで、
    ndA、nCA、nFA、ngAは、各々前記屈折光学素子Aのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
    νdAは、前記屈折光学素子Aのアッベ数(ndA-1)/(nFA-nCA)、
    θgFAは、前記屈折光学素子Aの部分分散比(ngA−nFA)/(nFA−nCA)、
    fG1は、前記第1レンズ群の焦点距離、
    fG2は、前記第2レンズ群の焦点距離、
    である。
  13. 屈折光学素子Aと光学素子Bを備え、
    以下の条件式(1−1)、条件式(1−2)及び条件式(4−3)を満足することを特徴とする請求項10または11に記載の電子撮像装置。
    νdA<30 …(1−1)
    0.54<θgFA<0.9 …(1−2)
    0.05<(Tnglw(0.7)/Tbasw(0.7))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.75 …(4−3)
    ここで、
    ndA、nCA、nFA、ngAは、各々前記屈折光学素子Aのd線、C線、F線、g線に対する屈折率、
    νdAは、前記屈折光学素子Aのアッベ数(ndA-1)/(nFA-nCA)、
    θgFAは、前記屈折光学素子Aの部分分散比(ngA−nFA)/(nFA−nCA)、
    Tngl(0)は、前記屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
    Tnglw(0.7)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
    Tbas(0)は、前記光学素子Bの軸上の中肉厚、
    Tbasw(0.7)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記光学素子B内を通過する長さ、
    である。
  14. 以下の条件式(10−1a)、条件式(10−1b)、条件式(10−1c)、条件式(10−2a)、条件式(10−2b)のいずれかを満足することを特徴とする請求項10〜13のいずれか一項に記載の電子撮像装置。
    0.3<Tngl(0)/Tbas(0)<10 …(10−1a)
    0.15<Tnglt(0.7)/Tbast(0.7)<3.0 …(10−1b)
    0.1<Tnglt(0.9)/Tbast(0.9)<2.0 …(10−1c)
    0.1<(Tnglt(0.7)/Tbast(0.7))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.85 …(10−2a)
    0.05<(Tnglt(0.9)/Tbast(0.9))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.75 …(10−2b)
    ここで、
    Tngl(0)は、前記屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
    Tnglt(0.7)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
    Tnglt(0.9)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
    Tbas(0)は、前記光学素子Bの軸上の中肉厚、
    Tbast(0.7)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記光学素子B内を通過する長さ、
    Tbast(0.9)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記光学素子B内を通過する長さ、
    である。
  15. 以下の条件式(11a)または条件式(11b)を満足することを特徴とする請求項10〜14のいずれか一項に記載の電子撮像装置。
    0.5<(Tnglw(0.7) /(Tngl(0))<0.95 …(11a)
    0.3<(Tnglw(0.9)/(Tngl(0))<0.9 …(11b)
    ここで、
    Tngl(0)は、前記屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
    Tnglw(0.7)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
    Tnglw(0.9)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
    である。
  16. 以下の条件式(12a)または条件式(12b)を満足することを特徴とする請求項10〜15のいずれか一項に記載の電子撮像装置。
    0.5<(Tnglt(0.7) /(Tngl(0))<0.95 …(12a)
    0.3<(Tnglt(0.9)/(Tngl(0))<0.9 …(12b)
    ここで、
    Tngl(0)は、前記屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
    Tnglt(0.7)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
    Tnglt(0.9)は、望遠端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
    である。
  17. 以下の条件式(13―1a)、条件式(13―1b)、条件式(13―1c)、条件式(13―2)のいずれかを満足することを特徴とする請求項10〜16のいずれか一項に記載の電子撮像装置。
    0.3<Tngl(0)/Tbas(0)<10 …(13―1a)
    0.15<Tnglw(0.7)/Tbasw(0.7)<2.0 …(13―1b)
    0<Tnglw(0.9)/Tbasw(0.9)<0.9 …(13―1c)
    0<(Tnglw(0.9)/Tbasw(0.9))/(Tngl(0)/Tbas(0))<0.5 …(13―2)
    ここで、
    Tngl(0)は、前記屈折光学素子Aの軸上の中肉厚、
    Tnglw(0.7)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
    Tnglw(0.9)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記屈折光学素子A内を通過する長さ、
    Tbas(0)は、前記光学素子Bの軸上の中肉厚、
    Tbasw(0.7)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し70%の光線高の光線が前記光学素子B内を通過する長さ、
    Tbasw(0.9)は、広角端における前記撮像素子上での最大光線高に対し90%の光線高の光線が前記光学素子B内を通過する長さ、
    である。
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