JP2008122874A - 撮影光学系及びこの撮影光学系を備えた撮像装置 - Google Patents

撮影光学系及びこの撮影光学系を備えた撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】撮影光学系及びこの撮影光学系を備えた撮像装置において、薄型化と高変倍化を実現する。
【解決手段】撮像光学系において、少なくともレンズ素子Aとレンズ素子Bの2枚のレンズ素子を含み、いずれか一方が正のパワーを有し、他方が負のパワーを有し、以下の条件式を満足する。
2.39<(Na+0.01125νa)<2.6 (1)
35<νa<70 (2)
但し、Naは前記レンズ素子Aの587.56nmでの屈折率、νaは前記レンズ素子Aのアッベ数である。
【選択図】図1

Description

本発明は撮影光学系及び撮像撮像装置に関する。
近年、屈折率が1.9を越え、且つアッベ数が25を下回るレンズが提案されている。これらは高屈折率高分散のレンズ硝材として撮影光学系の高性能化や高機能化へ貢献が期待されている。
特開2006−227516号公報
これら高屈折率高分散ガラスレンズと従来の光学レンズを組み合わせた光学系は、結像性能を高いレベルで維持したまま、薄型化や高変倍化を達成できる可能性がある。しかしながら、これらのレンズ硝材を含めた光学系の検討は、十分されていなかった。
本発明の目的は、薄型化と高変倍化を実現した撮影光学系、及びこの撮影光学系を備えた撮像装置を提案するものである。
上記課題を解決するため、本発明の撮像光学系は、少なくともレンズ素子Aとレンズ素子Bを含み、いずれか一方が正のパワーを有し、他方が負のパワーを有し、以下の条件式を満足することを特徴とする。
2.39<(Na+0.01125νa)<2.6 (1)
35<νa<70 (2)
但し、Naは前記レンズ素子Aの587.56nmでの屈折率、νaは前記レンズ素子Aのアッベ数である。
また、上記撮影光学系において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
2.07<(Nb+0.021νb)<2.48 (3)
10<νb<40 (4)
−2<φb/φa<0 (5)
0.02<(1/νb−1/νa)<0.045 (6)
但し、φaは前記レンズ素子Aのパワー、φbは前記レンズ素子Bのパワー、Nbは前記レンズ素子Bの587.56nmでの屈折率、νbは前記レンズ素子Bのアッベ数である。
また、上記撮影光学系において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
190nm<Ca<350nm (7)
但し、Caは前記レンズ素子Aの短波長側における透過率が70%となる波長(単位nm)であって、厚さが2mm、コートティングをしない状態での値である。
また、上記撮影光学系において、前記撮影光学系はズーム光学系であり、前記レンズ素子Aと前記レンズ素子Bは、変倍時に、その位置関係が変わらないように構成されることを特徴とする。
また、上記撮影光学系において、前記レンズ素子Aと前記レンズ素子Bで接合レンズを構成することを特徴とする。
また、上記撮影光学系において、以下の条件式を満足することを特徴とする。
0.01 <Db/Da < 0.3 (8)
−0.8<φb/φa <0 (5’)
但し、Daは前記レンズ素子Aの中肉厚、Dbは前記レンズ素子Bの中肉厚である。
また、上記撮影光学系において、物体側より 全体として負のパワーを持ち変倍時一体で移動する第1レンズ群と、全体として正のパワーを持ち変倍時一体で移動する第2レンズ群と、全体として正のパワーを持ち変倍時少なくともその1部が一移動する第3レンズ群とから撮影光学系を構成し、前記第2レンズ群の最も物体側のレンズを前記レンズ素子Aとし、前記レンズ素子Aより像側に前記レンズ素子Bを配置し、前記レンズ素子Aが正のパワーを持ち、前記レンズ素子Bが負のパワーを持つことを特徴とする。
また、上記撮影光学系において、前記第2レンズ群は、物体側より前記レンズ素子A、正レンズ素子P、前記レンズ素子Bから構成され、下記の条件式を満足することを特徴とする。
νa <νp < νb (9)
但し、νpは前記正レンズ素子Pのアッベ数である。
また、本発明の撮像装置は、上記のいずれかの撮影光学系と撮像素子を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、撮影光学系において、薄型化と高変倍化を実現できる。また、撮像装置において、薄型化と高変倍化を実現できる。
本実施形態の撮影光学系について説明する。撮影光学系は、少なくともレンズ素子Aとレンズ素子Bを含み、いずれか一方が正のパワーを有し、他方が負のパワーを有し、以下の条件式を満足することが好ましい。
2.39<(Na+0.01125νa)<2.6 (1)
35<νa<70 (2)
但し、Naはレンズ素子Aの587.56nmでの屈折率、νaはレンズ素子Aのアッベ数である。
条件式(1)(2)を満足するレンズ硝材で構成されるレンズ素子Aと、レンズ素子Aと異なる符合のパワーをもつレンズ素子Bを撮影光学系に含ませることにより、効果的に高分散ガラスレンズの作用を引き出し、レンズの薄型化や撮影光学系(ズーム光学系)における高変倍化を実現することができる。
条件式(1)の下限を下回るとレンズ素子Aとレンズ素子Bの特性の屈折率とアッベ数を組み合わせた特性が近くなり好ましくない。条件式(1)の上限を超えるとレンズ素子Aとレンズ素子Bの特性の屈折率とアッベ数を組み合わせた特性が遠くなるが、像面の湾曲等への悪影響がでてくる。
また、条件式(2)は高分散ガラスと組み合わせるときに色消し効果を出す為の条件である。条件式(2)の下限を下回るか、あるいは上限を上回ると色収差の補正が困難になる。
尚 好ましくは、条件式(1')又は条件式(2')を満足するとさらに良い。
2.42<(Na+0.01125νa)<2.55 (1')
35<νa<60 (2')
又、好ましくは、レンズ素子Bは 屈折率が1.65を越え、アッベ数が35を下回る高分散ガラスであることが望ましい。
また、撮影光学系は、以下の条件式を満足することが好ましい。
2.07<(Nb+0.021νb)<2.48 (3)
10<νb<40 (4)
−2<φb/φa<0 (5)
0.02<(1/νb−1/νa)<0.045 (6)
但し、φaはレンズ素子Aのパワー、φbはレンズ素子Bのパワー、Nbはレンズ素子Bの587.56nmでの屈折率、νbはレンズ素子Bのアッベ数である。
条件式(3)(4)(5)(6)は、レンズ素子Aとレンズ素子Bを組み合わせて使用する場合の条件である。条件(3)(4)(5)(6)を満足すると、色収差と像面湾曲等の収差を良好に補正することができる。
特に、条件式(1)から(6)を組み合わせたことにより レンズの薄型化や撮影光学系における高変倍化を実現できる。これらの条件式を満足させることによる撮影光学系での薄型化や高変倍化は、各レンズ群自体を薄肉化することにより、各群のパワーを強くすることなく、レンズ沈胴時の全長短縮や、ズーム群可動域の拡大による高変倍化がはかれる。
各群のパワーを強くしないということは、レンズやレンズ群の偏芯による性能劣化への影響を小さくしやすいことを意味しており、生産性の向上や実使用場面での安定した高性能を実現しやすく好ましい。
また、上記撮影光学系において、以下の条件式を満足することが好ましい。
190nm<Ca<350nm (7)
但し、Caはレンズ素子Aの短波長側における透過率が70%となる波長(単位nm)であって、厚さが2mm、コートティングをしない状態での値である。
条件式(7)を満足することにより、紫外線を使ったレンズ系の調整や評価を行うことができるので好ましい。例えば、可視光に対応した光学系の場合、レンズの表面には、可視光域での反射を低くするためのコーティーングが施されている。ところで、鏡筒に組み込んだ後、レンズの状態を評価又は調整する場合、レンズ表面で反射する光を利用する。このとき、可視光の光線を使うことが望ましい。しかしながら、上述のように、レンズの表面には、可視光域での反射を低くするためのコーティーングが施されている。そのため、可視光域を使った調整は困難になる。
そこで、可視光以外の光、例えば、赤外光や紫外光を使用することになる。ところが、赤外光は波長が長いため精度が落ちる。よって、紫外域の光を使う方が、精度の高い評価又は調整を行えるので好ましい。そこで、条件式(7)を満足することにより、レンズ素子Aよりも像側にレンズが存在しても、これらのレンズに紫外光を到達させることができる。
尚、これら評価又は調整は通常の製造工程で行われるが、それだけでなく、撮像装置の使用開始後も含めて必要に応じて行うこともある。よって、このような場合にも、精度の高い評価又は調整を行えるので好ましい。又、条件式(3)(4)を満足するレンズ素子Bは短波長側の透過率が低い傾向がある。そこで、レンズ素子Aが条件式(7)を満足する、すなわち短波長側の透過率の高いレンズ素子Aを用いることにより、レンズ素子Bやそれに続くレンズに関して、精度の高い評価又は調整を行える。
尚 このようなレンズ素子Aを実現する方法として、透明多結晶セラミックを用いる方法がありイットリウム・アルミニウム・ガーネットセラミックやアルミナセラミックを材料とした透明セラミックがある。
又、条件式(7')を満足すると、より精度の高い評価又は調整を行えるので好ましい。
190nm<Ca<300nm (7')
また、撮影光学系において、撮影光学系はズーム光学系であり、レンズ素子Aとレンズ素子Bは、変倍時に、その位置関係が変わらないように構成されることが好ましい。
変倍時にレンズ素子Aとレンズ素子Bの位置関係が変わると、収差変動が大きくなる。この収差変動を防ぐためには、レンズの枚数や全長を長くすることが生じる。これは薄型化という観点からすると、このましくない。そこで、上記のように構成することが好ましい。
又、変倍時にレンズ素子Aとレンズ素子Bの位置関係を一定に保つという点からすると、レンズ素子Aとレンズ素子Bじは同一レンズ群内にあることが好ましい。
また、その際、レンズ素子Aとレンズ素子Bで接合レンズを構成することが好ましい。
レンズ素子Aとレンズ素子Bを鏡筒に組み込んだ後 両者を紫外線硬化型の接合剤(接着剤)で接合レンズとする。このようにすれば、レンズ素子Aとレンズ素子Bの組み込み精度を上げることができる。尚、レンズ素子Aとレンズ素子Bは、組み込み前に接合剤をある程度硬化させておくことで、仮固定しておくようにしても良い。このようにすると、レンズ素子Aとレンズ素子Bを鏡筒に組み込む際、組み込みが容易になる。
また、上記撮影光学系において、以下の条件式を満足することが好ましい。
0.01 <Db/Da < 0.3 (8)
−0.8<φb/φa <0 (5’)
但し、Daはレンズ素子Aの中肉厚、Dbはレンズ素子Bの中肉厚である。
条件式(8)と(5')を満足することで、レンズ素子Aで接合レンズのパワーの多くを負担しながら、肉厚を厚くすることができる。これにより、収差補正を容易とし、かつ紫外線透過率の良好さを生かした良質な接合レンズを得ることができる。なお、中肉厚とは、レンズの中心肉厚(光軸に沿う方向)のことである。
また、上記撮影光学系を、物体側より 全体として負のパワーを持ち変倍時一体で移動する第1レンズ群と、全体として正のパワーを持ち変倍時一体で移動する第2レンズ群と、全体として正のパワーを持ち変倍時少なくともその1部が一移動する第3レンズ群とから構成し、第2レンズ群の最も物体側のレンズをレンズ素子Aとし、レンズ素子Aより像側にレンズ素子Bを配置し、レンズ素子Aが正のパワーを持ち、レンズ素子Bが負のパワーを持つことが好ましい。
負パワー・正パワー・正パワーの3つのレンズ群で構成された光学系では、収差補正の負担が最も高くなるのは、第2レンズ群である。そこで、この第2レンズ群に、レンズ素子Aとレンズ素子Bを配置することで効率的な収差補正を実現することができる。ここで、レンズ素子Aは、低分散性と高屈折率性のバランスのとれたレンズ素子である。そこで、特に球面収差やコマ収差への影響の大きい第2レンズ群の物体側にレンズ素子Aを配置することで、少ないレンズ群で高品質(薄型で高変倍)な撮影光学系を実現しやすくなる。
レンズ素子Aとレンズ素子Bで接合レンズを構成することは、先に述べたとおりである。この、負パワー・正パワー・正パワーの3つのレンズ群で構成された光学系においても、レンズ素子Aとレンズ素子Bで接合レンズを構成することは有効である。特に、第2レンズ群を物体側よりレンズ素子Aとレンズ素子Bの接合レンズで構成することが、収差を良好に補正できる点で好ましい。
また、このとき、条件式(8)、(5’)を満足することが好ましい。
このようにすると、第2レンズ群を最も簡素にすると共に、収差補正能力の高いレンズ群にすることができる。条件式(8)(5’)を満足すると、さらに収差補正能力を向上させることができる。また、生産性等も良好にすることができる。また、例えば、レンズ素子Aの厚みを増やすことができ、これにより非点隔差等を良好に補正できる。
また、上記撮影光学系において、第2レンズ群は、物体側よりレンズ素子A、正レンズ素子P、レンズ素子Bから構成され、下記の条件式を満足することが好ましい。
νa <νp < νb (9)
但し、νpは正レンズ素子Pのアッベ数である。
レンズ素子Aとレンズ素子Bの間のアッベ数が条件式(10)を満足する正レンズPを配置することで、第2レンズ群の色収差補正能力を高くすることができる。これは、第1レンズ群や第3レンズ群において、ある程度の色収差が発生するのを許容できることになる。つまり、この効果により、第1レンズ群や第2レンズ群の構成を簡易にでき、全体としてコンパクトにできる。そして、第1レンズ群、第2レンズ群及び第3レンズ群全体で、色収差を良好に補正できる。
また、本発明の撮像装置は、上記のいずれかの撮影光学系と撮像素子を備えることが好ましい。ここで、撮像素子は、波長450nmから600nm の間に受光感度を有することが好ましい。
次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。
撮影光学系としては、物体側から、負屈折力(負パワー)の第1レンズ群、正屈折力(正パワー)の第2レンズ群を備えた光学系が考えられる。より具体的には、3群構成あるいは4群構成の光学系が考えられる。
3群構成の撮影光学系では、物体側から、負屈折力(負パワー)の第1レンズ群、正屈折力(正パワー)の第2レンズ群、正屈折力(正パワー)の第3レンズ群という順で、各レンズ群を配置することが好ましい。
また、4群構成の撮影光学系では、物体側から、負屈折力(負パワー)の第1レンズ群、正屈折力(正パワー)の第2レンズ群、負屈折力(負パワー)の第3レンズ群、正屈折力(正パワー)の第4レンズ群という順で、各レンズ群を配置することが好ましい。
ここで、第1レンズ群G1は、正レンズと負レンズを有するのが好ましい。特に、1つの正レンズと1つの負レンズで第1レンズ群G1を構成する場合、物体側から負レンズ、正レンズの順で、各レンズを配置するのが好ましい。
また、第2レンズ群G2は、正レンズと負レンズの接合レンズを有するのが好ましい。この場合、正レンズが物体側に位置するように接合レンズを配置するのが好ましい。特に、1つの接合レンズ、あるいは1つの正レンズと1つの接合レンズで、第2レンズ群G2を構成するのが好ましい。1つの正レンズと1つの接合レンズで第2レンズ群G2を構成する場合、物体側から正レンズ、接合レンズの順で、各レンズを配置するのが好ましい。
また、第3レンズ群G3は、3群構成の場合は正レンズ、4群構成の場合は負レンズを有するのが好ましい。特に、3群構成の場合は1つの正レンズ、4群構成の場合は1つの負レンズで第3レンズ群G3を構成するのが好ましい。
また、第4レンズ群G4は、正レンズを有するのが好ましい。特に、1つの正レンズで第4レンズ群G4を構成するのが好ましい。
なお、4群構成においては、第3レンズ群G3と第4レンズG4群が別々に移動するが、この2つのレンズ群を1つのレンズ群として見なすこともできる。この場合、屈折力構成は、負屈折力、正屈折力、正屈折力となる。
なお、1つのレンズの屈折力を、2つのレンズに分散することができる。よって、上記の各レンズ群において、1つのレンズを2つのレンズに置き換えることもできる。ただし、小型化・薄型化の観点から、2つのレンズに置き換えるレンズの個数は、各レンズ群で1つのみとするのが好ましい。
図1は実施例1にかかる撮影光学系(ズーム光学系)における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図で、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。
また、図2は実施例1にかかる撮影光学系の無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。
実施例1の撮影光学系は、図1に示すように、物体側より順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3を有している。なお、図中、LPFはローパスフィルター、CGはカバーガラス、Iは撮像素子の撮像面である。
第1レンズ群G1は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL21と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL22で構成されており、全体で正の屈折力を有している。物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL21はレンズ素子Aであり、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL22はレンズ素子Bである。物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL21と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL22は、接合レンズとなっている。開口絞りSは、正メニスカスレンズL21の物体側面に設けられている。
第3レンズ群G3は、両凸レンズL31で構成されており、全体で正の屈折力を有している。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は一旦像側に移動した後、物体側に移動し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3は単調に物体側に移動する。開口絞りSは、第2レンズ群と一緒に移動する。
非球面は、第1レンズ群G1中の物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11の像側の面、第2レンズ群G2中の物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL21の物体側の面、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL22の像側の面、第3レンズ群G3中の両凸レンズL31の物体側の面に設けられている。
次に、実施例1の撮影光学系を構成する光学部材の数値データを示す。
なお、実施例1の数値データにおいて、各面番号におけるrの値は各レンズ面の曲率半径、dの値は各レンズの肉厚または空気間隔、ndの値は各レンズのd線での屈折率、νの値は各レンズのアッべ数、Fno.はFナンバー、BFはバックフォーカス、*(アスタリスク)は非球面が設けられていることをそれぞれ表している。また、曲率半径、肉厚または空気間隔、焦点距離等の単位はmmである。
また、非球面形状は、光軸方向をz、光軸に直交する方向をyにとり、円錐係数をk、非球面係数をA4、A6、A8、A10としたとき、次の式で表される。
z=(y2/r)/[1+{1-(1+K)(y/r)21/2
+A4y4+A6y6+A8y8+A10y10
また、eは10のべき乗を表している。また、非球面係数の数値が記載されていない場合は、係数の値はゼロである。なお、これら諸元値の記号は後述の実施例の数値データにおいても共通である。
次に、本実施例の数値データを掲げる。
数値データ1
面番号 r d nd vd
物面 ∞ ∞
1 20.560 0.90 1.80610 40.92
2* 4.275 1.56
3 6.526 1.63 2.00069 25.46
4 10.037 可変
5(絞り) ∞ -0.45
6* 4.689 2.99 1.83215 52.60
7 20.346 0.50 1.94595 17.98
8* 7.319 可変
9* 14.326 1.20 1.52542 55.78
10 -164.586 可変
11 ∞ 0.70 1.51633 64.14
12 ∞ 0.50
13 ∞ 0.50 1.51633 64.14
像面(14) ∞ 0.60
非球面データ
第3面
k =-1.119
A4=1.22277e-03
A6=8.39528e-06
A8=6.20246e-07
A10=-3.47320e-09
第7面
k =-0.392
A4=7.46306e-04
A6=1.12657e-04
A8=-1.41252e-05
A10=1.10769e-06
第9面
k =-5.679
A4=4.71962e-03
A6=4.84125e-04
A8=-6.51064e-05
A10=1.37134e-05
第11面
k=0.000
A4=-3.10605e-04
A6=1.06049e-05
ズームデータ
ズーム比 2.88
広角 中間 望遠
焦点距離 6.50 10.79 18.72
FNO. 3.43 4.29 5.73
画角(2ω) 63.75 39.61 23.25
像高 3.84 3.84 3.84
レンズ全長 31.90 28.73 30.04
BF 0.6 0.6 0.6
可変面間隔
d5 12.71 5.80 0.90
d10 3.65 5.07 5.38
d12 4.90 7.22 13.12
図3は実施例2にかかる撮影光学系(ズーム光学系)における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図で、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。
また、図4は実施例2にかかる撮影光学系の無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。
実施例2の撮影光学系は、図3に示すように、物体側より順に、第1レンズ群G1と、開口絞りSと、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3を有している。なお、図中、LPFはローパスフィルター、CGはカバーガラス、Iは撮像素子の撮像面である。
第1レンズ群G1は、両凹レンズL11と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12で構成されており、全体で負の屈折力を有している。
第2レンズ群G2は、両凸レンズL21と、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL22と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL23で構成されており、全体で正の屈折力を有している。両凸レンズL21はレンズ素子Aであり、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL23はレンズ素子Bである。物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL22と物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL23は、接合レンズとなっている。開口絞りSは、両凸レンズL21の物体側面に設けられている。
第3レンズ群G3は、両凹レンズL31と両凸レンズL32で構成されており、全体で正の屈折力を有している。なお、両凹レンズL31と両凸レンズL32は、口述するように、変倍時にそれぞれ移動する。よって、両凹レンズL31を第3レンズ群G3、両凸レンズL32を第4レンズ群G4と見なすこともできる。
広角端から望遠端へと変倍する際には、第1レンズ群G1は一旦像側に移動した後、物体側に移動し、第2レンズ群G2は単調に物体側に移動する。第3レンズ群G3のうち、両凹レンズL31は一旦像側に移動した後、物体側に移動し、両凸レンズL32は、単調に像側に移動する。開口絞りSは、第2レンズ群と一緒に移動する。
非球面は、第1レンズ群G1中の両凹レンズL11の物体側、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL12の像側の面、第2レンズ群G2中の両凸レンズL21の両面、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL22の物体側の面、第3レンズ群G3中の両凹レンズL31の物体側の面、両凸レンズL32の物体側の面に設けられている。
次に、本実施例の数値データを掲げる。
数値データ2
面番号 r d nd vd
物面 ∞ ∞
1* -13.844 0.80 1.49700 81.54
2 11.281 0.52 1.63494 23.22
3* 18.222 可変
4(絞り) ∞ 0.30
5* 8.740 1.82 1.83215 52.60
6* -27.187 0.08
7* 6.695 1.63 1.83481 42.71
8 20.587 0.40 1.80810 22.76
9 3.892 可変
10* -48.238 0.50 1.52542 55.78
11 15.500 可変
12* 50.029 1.38 1.83481 42.71
13 -9.800 可変
14 ∞ 0.50 1.54771 62.84
15 ∞ 0.50
16 ∞ 0.50 1.51633 64.14
像面(17) ∞ 0.5
非球面データ
第1面
k =-2.887
第3面
k =-1.889
A4=2.29644e-05
A6-6.28689e-06
A8=-7.12664e-08
第5面
k =-2.048
A4=-3.60304e-04
A6=-2.13555e-05
A8=1.48652e-07
第6面
k =-2.502
A4=-3.93842e-04
A6=-1.68594e-07
A8=-2.28436e-07
第7面
k =0.229
A4=7.18916e-05
A6=2.23217e-05
A8=4.66642e-07
第10面
k =0.000
A4=-5.59708e-04
A6=8.53166e-06
第12面
k =0.000
A4=-2.69711e-04
ズームデータ
ズーム比 2.88
広角 中間 望遠
焦点距離 6.42 11.01 18.49
FNO. 1.86 2.47 3.44
画角(2ω) 70.14 37.64 22.45
像高 3.84 3.84 3.84
レンズ全長 32.00 28.02 28.54
BF 0.5 0.5 0.5
可変面間隔
D3 14.53 7.29 3.09
D9 1.98 6.46 10.85
D11 2.49 2.32 3.56
D13 3.56 2.52 1.60
各条件式の値を以下に示す。
条件式 実施例1 実施例2
(1)Na+0.0115νa 2.437 2.437
(2)νa 52.60 52.60
(3)Nb+0.0115νb 2.153 2.070
(4)νb 17.98 22.76
(5)φb/φa -0.547 -1.356
(6)1/νb−1/νa 0.037 0.025
(7)Ca(nm) 240 240
(8)Db/Da 0.167 0.220
(9)νp 42.710
さて、以上のような本発明の撮影光学系は、物体の像をCCDやCMOSなどの電子撮像素子で撮影する撮影装置、とりわけデジタルカメラやビデオカメラ、情報処理装置の例であるパソコン、電話、携帯端末、特に持ち運びに便利な携帯電話等に用いることができる。以下に、その実施形態を例示する。
図5〜図7に本発明による撮影光学系をデジタルカメラの撮影光学系41に組み込んだ構成の概念図を示す。図5はデジタルカメラ40の外観を示す前方斜視図、図6は同後方斜視図、図7はデジタルカメラ40の光学構成を示す断面図である。
デジタルカメラ40は、この例の場合、撮影用光路42を有する撮影光学系41、ファインダー用光路44を有するファインダー光学系43、シャッター45、フラッシュ46、液晶表示モニター47等を含む。そして、撮影者が、カメラ40の上部に配置されたシャッター45を押圧すると、それに連動して撮影光学系41、例えば実施例1の撮影光学系を通して撮影が行われる。
撮影光学系41によって形成された物体像は、CCD49の撮像面上に形成される。このCCD49で受光された物体像は、画像処理手段51を介し、電子画像としてカメラ背面に設けられた液晶表示モニター47に表示される。また、この画像処理手段51にはメモリ等が配置され、撮影された電子画像を記録することもできる。なお、このメモリは画像処理手段51と別体に設けてもよいし、フロッピー(登録商標)ディスクやメモリーカード、MO等により電子的に記録書込を行うように構成してもよい。
さらに、ファインダー用光路44上には、ファインダー用対物光学系53が配置されている。このファインダー用対物光学系53は、カバーレンズ54、第1プリズム10、開口絞り2、第2プリズム20、フォーカス用レンズ66からなる。このファインダー用対物光学系53によって、結像面67上に物体像が形成される。この物体像は、像正立部材であるポロプリズム55の視野枠57上に形成される。このポリプリズム55の後方には、正立正像にされた像を観察者眼球Eに導く接眼光学系59が配置されている。
このように構成されたデジタルカメラ40によれば、撮影光学系41の構成枚数を少なくした小型化・薄型化の撮影光学系を有する電子撮像装置が実現できる。
次に、本発明の撮影光学系が対物光学系として内蔵された情報処理装置の一例であるパソコンを図8〜図10に示す。図8はパソコン300のカバーを開いた状態の前方斜視図、図9はパソコン300の撮影光学系303の断面図、図10は図8の側面図である。図8〜図10に示されるように、パソコン300は、キーボード301と、情報処理手段や記録手段と、モニター302と、撮影光学系303とを有している。
ここで、キーボード301は、外部から操作者が情報を入力するためのものである。情報処理手段や記録手段は、図示を省略している。モニター302は、情報を操作者に表示するためのものである。撮影光学系303は、操作者自身や周辺の像を撮影するためのものである。モニター302は、液晶表示素子やCRTディスプレイ等であってよい。液晶表示素子としては、図示しないバックライトにより背面から照明する透過型液晶表示素子や、前面からの光を反射して表示する反射型液晶表示素子がある。また、図中、撮影光学系303は、モニター302の右上に内蔵されているが、その場所に限らず、モニター302の周囲や、キーボード301の周囲のどこであってもよい。
この撮影光学系303は、撮影光路304上に、例えば実施例1の撮影光学系からなる対物光学系100と、像を受光する電子撮像素子チップ162とを有している。これらはパソコン300に内蔵されている。
鏡枠の先端には、対物光学系100を保護するためのカバーガラス102が配置されている。
電子撮像素子チップ162で受光された物体像は、端子166を介して、パソコン300の処理手段に入力される。そして、最終的に、物体像は電子画像としてモニター302に表示される、図8には、その一例として、操作者が撮影した画像305が示されている。また、この画像305は、処理手段を介し、遠隔地から通信相手のパソコンに表示されることも可能である。遠隔地への画像伝達は、インターネットや電話を利用する。
次に、本発明の撮影光学系が内蔵された情報処理装置の一例である電
話、特に持ち運びに便利な携帯電話を図11に示す。図11(a)は携帯電話400の正面図、図11(b)は側面図、図11(c)は撮影光学系405の断面図である。図11(a)〜(c)に示されるように、携帯電話400は、マイク部401と、スピーカ部402と、入力ダイアル403と、モニター404と、撮影光学系405と、アンテナ406と、処理手段とを有している。
ここで、マイク部401は、操作者の声を情報として入力するためのものである。スピーカ部402は、通話相手の声を出力するためのものである。入力ダイアル403は、操作者が情報を入力するためのものである。モニター404は、操作者自身や通話相手等の撮影像や、電話番号等の情報を表示するためのものである。アンテナ406は、通信電波の送信と受信を行うためのものである。処理手段(不図示)は、画像情報や通信情報、入力信号等の処理を行ためのものである。
ここで、モニター404は液晶表示素子である。また、図中、各構成の配置位置、特にこれらに限られない。この撮影光学系405は、撮影光路407上に配された対物光学系100と、物体像を受光する電子撮像素子チップ162とを有している。対物光学系100としては、例えば実施例1の撮影光学系が用いられる。これらは、携帯電話400に内蔵されている。
鏡枠の先端には、対物光学系100を保護するためのカバーガラス102が配置されている。
電子撮影素子チップ162で受光された物体像は、端子166を介して、図示していない画像処理手段に入力される。そして、最終的に物体像は、電子画像としてモニター404に、又は、通信相手のモニターに、又は、両方に表示される。また、処理手段には信号処理機能が含まれている。通信相手に画像を送信する場合、この機能により、電子撮像素子チップ162で受光された物体像の情報を、送信可能な信号へと変換する。
なお、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形例をとることができる。
デジタルカメラ、パソコン、携帯電話等の撮影光学系、及びデジタルカメラ、パソコン、携帯電話等。
本発明の実施例1にかかる撮影光学系の広角端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例1にかかる撮影光学系の無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明の実施例2にかかる撮影光学系の広角端における無限遠物点合焦時の光学構成を示す光軸に沿う断面図である。 実施例2にかかる撮影光学系の無限遠物点合焦時における球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す図であり、(a)は広角端、(b)は中間、(c)は望遠端での状態を示している。 本発明による撮影光学系を組み込んだデジタルカメラ40の外観を示す前方斜視図である。 デジタルカメラ40の後方斜視図である。 デジタルカメラ40の光学構成を示す断面図である。 本発明の撮影光学系が対物光学系として内蔵された情報処理装置の一例であるパソコン300のカバーを開いた状態の前方斜視図である。 パソコン300の撮影光学系303の断面図である。 パソコン300の側面図である。 本発明の撮影光学系が内蔵された情報処理装置の一例である携帯電話を示す図であり、(a)は携帯電話400の正面図、(b)は側面図、(c)は撮影光学系405の断面図である。
符号の説明
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
L111〜L242 各レンズ
CG カバーガラス
I 撮像面
E 観察者の眼球
40 デジタルカメラ
41 撮影光学系
42 撮影用光路
43 ファインダー光学系
44 ファインダー用光路
45 シャッター
46 フラッシュ
47 液晶表示モニター
49 CCD
50 撮像面
51 処理手段
53 ファインダー用対物光学系
55 ポロプリズム
57 視野枠
59 接眼光学系
66 フォーカス用レンズ
67 結像面
100 対物光学系
102 カバーガラス
162 電子撮像素子チップ
166 端子
300 パソコン
301 キーボード
302 モニター
303 撮影光学系
304 撮影光路
305 画像
400 携帯電話
401 マイク部
402 スピーカ部
403 入力ダイアル
404 モニター
405 撮影光学系
406 アンテナ
407 撮影光路





Claims (9)

  1. 少なくともレンズ素子Aとレンズ素子Bを含み、いずれか一方が正のパワーを有し、他方が負のパワーを有し、以下の条件式を満足することを特徴とする撮影光学系。
    2.39<(Na+0.01125νa)<2.6 (1)
    35<νa<70 (2)
    但し、Naは前記レンズ素子Aの587.56nmでの屈折率、νaは前記レンズ素子Aのアッベ数である。
  2. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮影光学系。
    2.07<(Nb+0.021νb)<2.48 (3)
    10<νb<40 (4)
    −2<φb/φa<0 (5)
    0.02<(1/νb−1/νa)<0.045 (6)
    但し、φaは前記レンズ素子Aのパワー、φbは前記レンズ素子Bのパワー、Nbは前記レンズ素子Bの587.56nmでの屈折率、νbは前記レンズ素子Bのアッベ数である。
  3. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮影光学系。
    190nm<Ca<350nm (7)
    但し、Caは前記レンズ素子Aの短波長側における透過率が70%となる波長(単位nm)であって、厚さが2mm、コートティングをしない状態での値である。
  4. 前記撮影光学系はズーム光学系であり、前記レンズ素子Aと前記レンズ素子Bは、変倍時に、その位置関係が変わらないように構成されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮影光学系。
  5. 前記レンズ素子Aと前記レンズ素子Bで接合レンズを構成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮影光学系。
  6. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の撮影光学系。
    0.01 <Db/Da < 0.3 (8)
    −0.8<φb/φa <0 (5’)
    但し、Daは前記レンズ素子Aの中肉厚、Dbは前記レンズ素子Bの中肉厚である。
  7. 物体側より 全体として負のパワーを持ち変倍時一体で移動する第1レンズ群と、全体として正のパワーを持ち変倍時一体で移動する第2レンズ群と、全体として正のパワーを持ち変倍時少なくともその1部が一移動する第3レンズ群とからなり、
    前記第2レンズ群の最も物体側のレンズを前記レンズ素子Aとし、前記レンズ素子Aより像側に前記レンズ素子Bを配置し、
    前記レンズ素子Aが正のパワーを持ち、前記レンズ素子Bが負のパワーを持つことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮影光学系。
  8. 前記第2レンズ群は、物体側より前記レンズ素子A、正レンズ素子P、前記レンズ素子Bから構成され、下記の条件式を満足することを特徴とする請求項8に記載の撮影光学系。
    νa <νp < νb (9)
    但し、νpは前記正レンズ素子Pのアッベ数である。
  9. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮影光学系と撮像素子を備えた撮像装置。


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