JP2010264801A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者の技能に応じて制御介入の起こり易さを調整することが可能な制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置12は、操作者が操作する操作子14と、操作子14が取り付けられ、操作子14の操作に応じて作動する所定の物体10と、所定の物体10に加わる外力Feを判定する外力判定装置24とを備え、外力Feが閾値THls以上である場合、操作子14の操作に応じた所定の制御に対して制御介入を行う。制御装置12は、外力Feに対する操作子14の変動が所定範囲内であれば、閾値THlsを増大する、又は、外力Feに対する操作子14の変動が所定範囲外であれば、閾値THlsを減少する。
【選択図】図1

Description

この発明は、操作子の操作に応じた所定の制御を行う制御装置に関し、より詳細には、物理的な外力に応じて前記所定の制御に対する制御介入を行う制御装置に関する。
アクチュエータによりアクセルペダルに対して反力を付与することで、車両の運転を補助する反力装置が存在する(特許文献1)。特許文献1では、車両に作用する外力の大きさに応じてアクセルペダルの開度に対する反力の増加勾配を変化させる(例えば、特許文献1の要約参照)。具体的には、車体振動に起因するアクセルペダル踏力の変化量を推定し、その推定した変化量の絶対値が所定の閾値より大きい場合、アクセルペダルの反力特性を一時的に大きくする(特許文献1の段落[0034]、[0035])。
また、アクチュエータによりアクセルペダルに反力を付与する構成において、学習処理を行うものが知られている(特許文献2)。特許文献2では、「走行学習制御」や「個人差学習制御」といった反力の付与特性に関する学習処理が行われる(例えば、特許文献2の段落[0042]〜[0045]参照)。これらの学習処理は、アクセルペダルのストローク量(S)が設定ストローク量(SA)よりも所定値(ΔS)以上踏み込まれたとき、中止される(例えば、特許文献2の段落[0045]参照)。
特開2006−117102号公報 特開2003―025870号公報
特許文献1では、車両に作用する外力に応じてアクセルペダルの反力を調整することで、運転者が意図しないアクセルペダルの操作を防止することが企図されている一方、アクセルペダルの反力調整により運転者に違和感を与えるおそれがある。例えば、熟達した運転者であれば、路面状態が悪くなり、車両に作用する外力が大きくなっても、自らのアクセルペダルの操作によりアクセルペダルの踏込み量を一定に保つことができる。それにもかかわらず、特許文献1のように所定の閾値を超えた場合に一律にアクセルペダルの反力を大きくしてしまうと、却ってアクセルペダル操作の妨げになりかねない。
このようなことは、運転者によるアクセルペダル操作に限らず、操作者が操作子を用いて所定の制御を行う構成一般に言えることである。すなわち、制御装置に作用する物理的な外力に応じて当該所定の制御に対して制御介入(制御特性の変更や学習の中止、制御の切替え等)を行う場合、操作者の熟練度によっては、不要な制御介入となるおそれがある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、操作者の技能に応じて制御介入の起こり易さを調整することが可能な制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係る制御装置は、操作者が操作する操作子と、前記操作子が取り付けられ、前記操作子の操作に応じて作動する所定の物体と、前記所定の物体に加わる外力を判定する外力判定装置とを備え、前記外力が閾値以上である場合、前記操作子の操作に応じた所定の制御に対して制御介入を行うものであって、前記外力に対する前記操作子の変動が所定範囲内であれば、前記閾値を増大する、又は前記外力に対する前記操作子の変動が前記所定範囲外であれば、前記閾値を減少することを特徴とする。
この発明によれば、所定の物体に加わる外力に対する操作子の変動が所定範囲内であれば、外力の閾値を増大する。従って、外力が増加しても操作子の変動が所定範囲内であれば、外力の閾値を増大する結果、所定の制御に対する制御介入は行われ難くなる。或いは、所定の物体に加わる外力に対する操作子の変動が所定範囲外であれば、外力の閾値を減少する。従って、外力が増加することで操作子の変動が所定範囲外になれば、外力の閾値を減少する結果、所定の制御に対する制御介入は行われ易くなる。このため、操作者の技能に応じて制御介入の起こり易さを調整することが可能となる。
前記所定の物体は、例えば、車体とすることができる。この場合、前記操作子は、例えば、アクセルペダル又はステアリングとすることができる。
前記所定の物体が車体であり、前記操作子がアクセルペダルである場合、前記制御装置を、アクチュエータにより前記アクセルペダルに反力を付与する車両用の反力装置とし、前記外力判定装置により、前記車体に加わる外力を判定してもよい。
この場合、前記制御装置は、前記車両の目標車速と、当該目標車速に対応する反力付与特性及び前記アクセルペダルの目標開度とを設定し、前記車両が定速走行中に前記アクセルペダルの実開度が前記目標開度と異なるとき、新たな反力付与特性を設定する学習処理を実施し、前記学習処理の中止を判定する前記外力の閾値を、単位時間当たりの前記実開度の変化量に応じて変更してもよい。
この発明によれば、所定の物体に加わる外力に対する操作子の変動が所定範囲内であれば、外力の閾値を増大する。従って、外力が増加しても操作子の変動が所定範囲内であれば、外力の閾値を増大する結果、所定の制御に対する制御介入は行われ難くなる。或いは、所定の物体に加わる外力に対する操作子の変動が所定範囲外であれば、外力の閾値を減少する。従って、外力が増加することで操作子の変動が所定範囲外になれば、外力の閾値を減少する結果、所定の制御に対する制御介入は行われ易くなる。このため、操作者の技能に応じて制御介入の起こり易さを調整することが可能となる。
この発明の一実施形態に係る制御装置としての反力装置を搭載した車両のブロック図である。 アクセルペダルの踏込み量とアクセルペダルに付与される反力との関係を示す説明図である。 反力付与特性の学習処理の可否を判定するフローチャートである。 外力に応じた学習処理の可否を示す説明図である。 学習処理中止判定閾値を設定するフローチャートである。 図4において、学習処理中止判定閾値を増加させた場合の学習処理の可否を示す説明図である。 反力付与特性の学習処理の行い易さについて上記実施形態と比較例とを比較した説明図である。
A.一実施形態
以下、この発明の一実施形態に係る制御装置としての反力装置を搭載した車両について図面を参照して説明する。
1.車両10の構成
図1は、この実施形態に係る反力装置12(制御装置)を搭載した車両10のブロック図である。車両10は、例えば、四輪車である。車両10は、反力装置12に加え、アクセルペダル14と、アクセルペダル14に反力Fr_sp[N]を付与するリターンスプリング16とを備える。
反力装置12は、開度センサ18と、車速センサ20と、反力付与開始スイッチ22と、外力センサ24と、ECU(electronic control unit)26と、アクチュエータ28と、電流センサ30(踏力センサ)とを備える。
開度センサ18は、アクセルペダル14の原位置からの踏込み量(実開度θ)[度]を検出し、ECU26に出力する。車速センサ20は、車両10の車速V[km/時]を測定し、ECU26に出力する。
反力付与開始スイッチ22(以下、「スイッチ22」とも称する。)は、運転者の操作により、アクチュエータ28からアクセルペダル14に対する反力Fr[N]の付与の開始をECU26に対して指令するものである。すなわち、運転者がスイッチ22をオンにすると、スイッチ22から反力付与の開始を指示する反力付与開始信号SsがECU26に送信される。ECU26は、受信した反力付与開始信号Ssを契機として反力Frの付与を開始する。
外力センサ24は、車両10(車体)にかかる外力Feを判定するものである。外力センサ24としては、例えば、車両10の上下方向の加速度Δaf[m/s/s]を検出するGセンサを用いることができる。本実施形態では、加速度Δafにより外力Feを推定する。
ECU26は、車速Vの目標値である目標車速Vtgt[km/時]に応じて、反力Frを付与する特性(反力付与特性Cfr)を設定し、この反力付与特性Cfrと実開度θを用いて、アクチュエータ28からアクセルペダル14に付与する反力Fr[N]を算出する。そして、算出した反力Frを示す制御信号Srをアクチュエータ28に送信する。反力付与特性Cfrは、目標車速Vtgt毎に実開度θと反力Frとの関係を規定したものであり、ECU26のメモリ32に記憶されている。
アクチュエータ28は、アクセルペダル14に連結された図示しないモータからなり、ECU26から受信した制御信号Srに応じた反力Frをアクセルペダル14に付与する。これにより、アクセルペダル14には、リターンスプリング16による反力Fr_spに加えてアクチュエータ28からの反力Frが付加される。アクチュエータ28は、その他の駆動力生成手段(例えば、空気圧アクチュエータ)であってもよい。
電流センサ30は、アクチュエータ28が消費する電流(消費電流Ia)[A]を検出してECU26に通知する。この電流Iaは、アクチュエータ28の出力に応じて変化するものであり、ECU26は、電流Iaに基づいてアクチュエータ28が生成した反力Frを判定することができる。なお、本実施形態では、ECU26は、電流Iaを用いて判定した反力Frに基づいて反力付与特性Cfrを更新する学習処理を行うことができる(詳細は後述する。)。
2.反力付与特性Cfr
図2には、アクセルペダル14の実開度θと、リターンスプリング16による反力Fr_spとアクチュエータ28による反力Frとの関係が示されている。図2に示すように、リターンスプリング16による反力Fr_spは、実開度θの増加に応じて上昇する。また、アクチュエータ28による反力Frは、実開度θがθ1になるまでは下限値{反力下限値Fmin(図2の状態では、ゼロ)}であり、実開度θ1から実開度θ2の間は、反力Frが増加する。以下では、実開度θ1から実開度θ2まで領域を反力増大領域Rfrという。そして、実開度θがθ2になると、反力Frは上限値(反力上限値Fmax)となり、実開度θがθ2を超えると、反力上限値Fmaxを維持し続ける(或いは、反力Frを徐々に減少させてもよい。)。
反力付与特性Cfrは、目標車速Vtgtに応じて変化させる。例えば、目標車速Vtgtが高くなった場合、反力増大領域Rfrを図2中右側に移動させ、目標車速Vtgtが低くなった場合、反力増大領域Rfrを図2中左側に移動させる。
本実施形態では、車両10の定速走行時における反力Frの目標値(目標反力Ftgt)[N]を設定する。目標反力Ftgtは、例えば、運転者が楽に足を添えておけると感じる反力Frであり、車両10の定速走行中における反力Frと一致するように調整する。また、目標反力Ftgtに対応するアクセルペダル14の開度を目標開度θtgt[度]と呼ぶ。
3.反力付与特性Cfrの学習処理
本実施形態において、ECU26は、反力付与特性Cfrの学習処理を行うことができる。すなわち、車両10が定速走行をしているにもかかわらず、その際の車速Vが目標車速Vtgtと異なる場合、反力付与特性Cfrを変更する。
車両10が定速走行をしているにもかかわらず、その際の車速Vが目標車速Vtgtと異なる場合としては、例えば、次の2つの場合が考えられる。1つ目は、運転者が求めている車速Vと目標車速Vtgtとが異なる場合であり、2つ目は、運転者は目標車速Vtgtで走行することを求めているが、付与されている反力Frが適切ではないため、実開度θと目標開度θtgtとが異なり、その結果、車速Vと目標車速Vtgtとが異なっている場合である。いずれの場合であっても、現時点の実開度θを新たな目標開度θtgtとすることで解消することが容易となる。そこで、本実施形態では、車両10が定速走行をしているにもかかわらず、その際の車速Vが目標車速Vtgtと異なる場合、現時点の実開度θを新たな目標開度θtgtとし、これに応じて反力付与特性Cfrを変化させる。
なお、路面状態が悪く(すなわち、路面の凹凸が激しく)、車両10に加わる外力Feが学習処理を行うには適していないものとなったとき、学習処理を行わない。
図3は、反力付与特性Cfrの学習処理の可否を判定するフローチャートである。ステップS1において、ECU26は、車両10が定速走行中であるかどうかを判定する。車両10が定速走行中でない場合(S1:NO)、ECU26は、学習処理を行わずに今回の処理を終了する。車両10が定速走行中である場合(S1:YES)、ステップS2において、外力センサ24は、車両10の車体にかかる外力Feを判定し、ECU26に通知する。
ステップS3において、ECU26は、外力Feが学習処理中止判定閾値THls(以下「閾値THls」ともいう。)以下であるかどうかを判定する。図4に示すように、学習処理中止判定閾値THlsは、学習処理を中止するかどうかを判定する外力Feの閾値であり、後述するように、外力Feとアクセルペダル14の操作とに応じて変更する。
外力Feが閾値THlsより大きい場合(S3:NO)、ステップS4において、ECU26は、学習処理を行わない(又は学習処理を中止する)。外力Feが閾値THls以下である場合(S3:YES)、ステップS5において、ECU26は、学習処理を実行(続行)する。
4.学習処理中止判定閾値THlsの設定
上記の通り、本実施形態では、外力Feとアクセルペダル14の操作とに応じて閾値THlsを変更する。図5には、閾値THlsを設定するフローチャートが示されている。
ステップS11において、ECU26は、所定の閾値(外力判定閾値THfe)以上の外力Feが車体に加わっているかどうかを判定する。外力判定閾値THfe(以下「閾値THfe」ともいう。)は、例えば、運転者に加減速意図がないにもかかわらず、当該外力Feの影響によってアクセルペダル14の加減速操作が行われるおそれがある外力Feの閾値である。閾値THfe以上の外力Feが車体に加わっていない場合(S11:NO)、ECU26は、閾値THlsを変化させずに今回の処理を終了する。閾値THfe以上の外力Feが車体に加わっている場合(S11:YES)、ステップS12に進む。
ステップS12において、ECU26は、外力Feに対するアクセルペダル14の操作が小さいかどうかを判定する。アクセルペダル14の操作が小さいかどうかの判定は、単位時間当たりの実開度θの変化量(実開度変化量Δθ)[度/s]の絶対値が所定の閾値(ペダル安定判定閾値THps)以下であるかどうかにより行う。ペダル安定判定閾値THps(以下「閾値THps」ともいう。)は、アクセルペダル14の操作が安定しているかどうかを判定するための閾値である。
アクセルペダル14の操作が小さい場合(S12:YES)、ステップS13において、ECU26は、閾値THlsを増加させる。これにより、例えば、図6に示すように、学習処理が可能な時間を増加させることができる。アクセルペダル14の操作が小さくない場合(S12:NO)、ステップS14において、ECU26は、閾値THlsをそのまま維持する。或いは、閾値THlsをより正確に設定するため、閾値THlsを減少させてもよい。
5.本実施形態の効果
以上のように、本実施形態によれば、外力Feに対する実開度変化量Δθの絶対値がペダル安定判定閾値THps以下であれば、学習処理中止判定閾値THlsを増加させる(図5のS12:YES→S13)。従って、外力Feが増加しても実開度変化量Δθの絶対値がペダル安定判定閾値THps以下であれば、学習処理の中止(学習処理に対する制御介入)は行われ難くなるため、運転者の技能に応じて学習処理の中止の起こり易さを調整することが可能となる。このため、例えば、車両10が凹凸のある路面を走行することが多い場合であっても、学習処理の頻度を増加させることが可能となり、目標開度θtgtを適切に設定し易くなる。
図7には、反力付与特性Cfrの学習処理の行い易さについて本実施形態と比較例とを比較した説明図である。
図7の左側に示すように、路面が平坦であり外力Feがゼロである場合、本実施形態及び比較例いずれも反力付与特性Cfrの学習処理が可能である。また、図7の右側に示すように、路面の凹凸が激しく外力Feが大きい且つアクセルペダル14の操作が不安定である場合、本実施形態及び比較例いずれも反力付与特性Cfrの学習処理が許可されない。
一方、図7の真ん中に示すように、路面の凹凸が緩やかであり外力Feが小さい場合、比較例では、アクセルペダル14の操作が安定していても、反力付与特性Cfrの学習処理が許可されないが、本実施形態では、アクセルペダル14の操作が安定していれば、当該学習処理が許可される。
B.変形例
なお、この発明は、上記実施形態に限らず、この明細書の記載内容に基づき、種々の構成を採り得ることはもちろんである。例えば、以下の構成を採用することができる。
上記実施形態では、車両10の上下方向の加速度Δafにより外力Feを推定したが、外力Feの判定方法はこれに限られず、アクセルペダル14の振動を判定することができればよい。上下方向の加速度Δaf以外にも、例えば、車両10の前後方向の加速度、横方向の加速度、車輪速度の変動、ヨーレート、車速Vを用いて外力Feを判定してもよい。或いは、車両10に進行方向の路面状態を検出可能なカメラを設け、カメラの出力に基づいて外力Frを判定することもできる。或いは、車両10にナビゲーション装置を設け、ナビゲーション装置から路面情報を得て、当該路面情報に基づいて外力Frを推定することも可能である。
上記実施形態では、アクセルペダル14の反力付与特性Cfrの学習処理の可否を判定する学習処理中止判定閾値THlsの設定について述べたが、これに限られない。例えば、特許文献1に記載のように、反力付与特性Cfrのばね特性成分や粘性特性成分の一時的な変化の要否を判定する閾値を、実開度変化量Δθに応じて変更してもよい。或いは、特許文献2に記載の「走行状況学習制御」や「個人差学習制御」(特許文献2の段落[0042]〜[0045])の可否を判定する閾値(ΔS)を、実開度変化量Δθに応じて変更することもできる(特許文献2の図6のステップS310参照)。
また、アクセルペダル14の反力制御以外にもこの発明を適用することが可能である。例えば、いわゆるドライブ・バイ・ワイヤの車両であれば、凹凸のある道路では、アクセルペダル14の実開度θの変化に対するスロットル開度の反応を遅くする(感度を鈍らせる)構成において、実開度変化量Δθに応じて当該感度を変更することもできる。同様に、ステアリング・バイ・ワイヤの車両であれば、凹凸のある道路では、ステアリングの舵角の変化に対する車輪の向きの変化の反応を遅くする(感度を鈍らせる)構成において、実開度変化量Δθに応じて当該感度を変更することもできる。
10…車両 12…反力装置(制御装置)
14…アクセルペダル(操作子) 16…リターンスプリング
18…開度センサ 20…車速センサ
24…外力センサ(外力判定装置) 26…ECU
28…アクチュエータ 30…電流センサ
Cfr…反力付与特性 Fe…物理的な外力
Fr…反力 Ftgt…目標反力
THls…学習処理中止判定閾値 THps…ペダル安定判定閾値
V…車速 Vtgt…目標車速
θ…アクセルペダルの実開度 θtgt…アクセルペダルの目標開度
Δθ…単位時間当たりの実開度の変化量

Claims (2)

  1. 操作者が操作する操作子と、
    前記操作子が取り付けられ、前記操作子の操作に応じて作動する所定の物体と、
    前記所定の物体に加わる外力を判定する外力判定装置と
    を備え、
    前記外力が閾値以上である場合、前記操作子の操作に応じた所定の制御に対して制御介入を行う制御装置であって、
    前記外力に対する前記操作子の変動が所定範囲内であれば、前記閾値を増大する、又は前記外力に対する前記操作子の変動が前記所定範囲外であれば、前記閾値を減少する
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1記載の制御装置において、
    前記所定の物体は車体であり、
    前記操作子はアクセルペダルであり、
    前記制御装置は、アクチュエータにより前記アクセルペダルに反力を付与する車両用の反力装置であり、
    前記外力判定装置は、前記車体に加わる外力を判定し、
    前記制御装置は、
    前記車両の目標車速と、当該目標車速に対応する反力付与特性及び前記アクセルペダルの目標開度とを設定し、
    前記車両が定速走行中に前記アクセルペダルの実開度が前記目標開度と異なるとき、新たな反力付与特性を設定する学習処理を実施し、
    前記学習処理の中止を判定する前記外力の閾値を、単位時間当たりの前記実開度の変化量に応じて変更する
    ことを特徴とする制御装置。
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