JP2010095180A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Norio Yamazaki
憲雄 山崎
Shigenori Takimoto
繁規 滝本
Masato Yuda
昌人 湯田
Hiroshi Yamanaka
山中  浩
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Abstract

【課題】カント路を直進走行しているときの操舵フィールをより良好にする。
【解決手段】少なくとも操舵トルクに応じてアシストモータ31による操舵アシスト量を制御する電動パワーステアリング装置1において、操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ7と、車両が直進走行中か否かを判定する直進クルーズ走行判定部14と、操舵アシスト量を補正する補正量算出部16と、を備え、補正量算出部16は、直進クルーズ走行判定部14により直進走行中であると判定されている場合に、操舵トルクセンサ7で検出される操舵トルクが予め設定された目標操舵トルク以下になるように操舵アシスト量を補正する。
【選択図】図1

Description

この発明は、カント路における車体の流れを抑制可能な電動パワーステアリング装置に関するものである。
道路には、雨天時の安全走行を目的として路面に雨が溜まらないように路面に横勾配が設けられている場合がある。このような横勾配のある路面(以下、カント路という)を車両が走行しているときには、路面の低い方向へ車両が流されてしまう。以下、この現象を「車体流れ」と称す。
このように車体流れが起こるときに、車両を路面の低い方向へ流されないように直進させるには、運転者にステアリングホイールを介した修正操作が強いられるため、運転者の運転負荷が増大する。
そこで、運転者の運転負荷を低減しつつ車体流れを抑制する車体流れ抑制装置が開発されている。例えば、車体流れを検出したときには、車体流れが生じていないときよりも操舵アシスト量を増大補正する電動パワーステアリング装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−168617号公報
従来の前記車体流れ抑制装置においては、操舵トルクセンサで検出した操舵トルクの大きさに応じて、車体流れ抑制のための操舵アシスト補正量(車体流れ抑制制御量)を設定している。
そのため、操舵アシスト補正量が操舵トルクの変動に過敏に反応し、操舵フィールが低下するという課題があった。
そこで、この発明は、直進走行時における操舵フィールをより良好にすることができる電動パワーステアリング装置を提供するものである。
この発明に係る電動パワーステアリング装置では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、少なくとも操舵トルクに応じて電動アシストモータ(例えば、後述する実施例におけるアシストモータ31)による操舵アシスト量を制御する電動パワーステアリング装置(例えば、後述する実施例における電動パワーステアリング装置1)において、操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ(例えば、後述する実施例における操舵トルクセンサ7)と、車両が直進走行中か否かを判定する直進走行判定手段(例えば、後述する実施例における直進クルーズ走行判定部14)と、前記直進走行判定手段により直進走行中であると判定されている場合に、前記操舵トルクセンサで検出される操舵トルクが予め設定された目標操舵トルク以下になるように前記操舵アシスト量を補正する補正制御部(例えば、後述する実施例における車体流れ抑制補正量算出部16)と、を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記補正制御部は、前記操舵トルクに対する不感帯を設けており、該不感帯の幅を、前記操舵トルクの変動が大きいときほど小さく設定することを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、車両がカント路を直進走行しているときに常に操舵トルクが目標操舵トルク以下に制御されるようになるので、カント路走行時における運転者の運転負荷が軽減され、且つ、良好な操舵フィールを得ることができる。
請求項2に係る発明によれば、操舵トルクの変動が大きいときほど不感帯の幅を小さくすることにより、操舵トルクの変動が大きいときの制御の追従性を高めることができる。
以下、この発明に係る電動パワーステアリング装置の実施例を図1から図10の図面を参照して説明する。
図1のブロック図に示すように、電動パワーステアリング装置1は、車両の左右方向加速度(以下、横加速度という)を検出する横加速度センサ(以下、横Gセンサと略す)2、車両の前後方向加速度(以下、前後加速度という)を検出する前後加速度センサ(以下、前後Gセンサと略す)3、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ4、車両のステアリングシャフトの操舵角を検出する操舵角センサ5、車両のアクセルのアクセル開度を検出するアクセル開度センサ6と、ステアリングシャフトに印加される操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ7と、車両の速度(車速)を検出する車速センサ8と、操舵アシストトルクを発生させる電動アシストモータ(以下、アシストモータと略す)31と、アシストモータ31を駆動するモータ駆動回路32と、電子制御装置(ECU)10と、を備えて構成されている。
横Gセンサ2、前後Gセンサ3、ヨーレートセンサ4、操舵角センサ5、アクセル開度センサ6、操舵トルクセンサ7、車速センサ8は、それぞれ検出値に応じた出力信号LG,AG,YAW,STR,THL,STRT,VをECU10に出力する。
この電動パワーステアリング装置1では、アシストモータ31により発生させたアシストトルクを、ステアリング機構のピニオン軸(図示略)に付与することにより、運転者の操舵力を補助する。
ECU10は、EPS基本制御部(基本制御部)11、車両挙動判定部12、運転操作判定部13、直進クルーズ走行判定部(直進走行判定手段)14、車体流れ抑制補正量算出部(以下、補正量算出部と略す)16、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ17を備えて構成されている。なお、この実施例において、補正量算出部16は補正制御部を構成する。
EPS基本制御部11は、車速センサ8により検出された車速Vと、操舵トルクセンサ7により検出された操舵トルクSTRTとに基づいて、アシストモータ31のEPS基本制御量(基本制御電流)EPS_Baseを算出する。EPS基本制御量EPS_Baseの算出方法は公知の電動パワーステアリング装置と同じであるので詳細説明は省略するが、概略、操舵トルクSTRTが大きくなるにしたがってEPS基本制御量EPS_Baseが大きくなり、車速Vが大きくなるにしたがってEPS基本制御量EPS_Baseが小さくなるように設定される。
車両挙動判定部12は、横Gセンサ2と前後Gセンサ3とヨーレートセンサ4の出力信号に基づいて、車両挙動を判定する。詳述すると、横Gセンサ2とヨーレートセンサ4の出力信号に基づいて車両の直進性を判定し、前後Gセンサ3の出力信号に基づいて車両がクルーズ走行中か否かを判定する。
詳述すると、横Gセンサ2により検出された横加速度LGの絶対値が所定値p(m/s2)未満で、且つ、ヨーレートセンサ4により検出されたヨーレートYAWの絶対値が所定値q(rad/s)未満である場合には車両が直進走行中であると判定し、横加速度LGの絶対値が所定値p(m/s2)以上、あるいは、ヨーレートYAWの絶対値が所定値q(rad/s)以上である場合には車両は直進走行中ではない判定する。
また、前後Gセンサ3により検出された前後加速度AGの絶対値が所定値r(m/s2)未満である場合には車両がクルーズ走行中であると判定し、前後加速度AGの絶対値が所定値r(m/s2)以上である場合には車両がクルーズ走行中ではないと判定する。
クルーズ走行中は、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが低く、クルーズ走行中でないときは、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合い高いと言える。つまり、車両挙動判定部12では、前後Gセンサ3により検出される前後加速度に基づいて、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いを判定する。
そして、車両挙動判定部12は、横加速度LGの絶対値が所定値p(m/s2)未満で、且つ、ヨーレートYAWの絶対値が所定値q(rad/s)未満で、且つ、前後加速度AGの絶対値が所定値r(m/s2)未満である場合には、車両が直進クルーズ走行中(定常走行中)であると判定して、直進クルーズ走行中フラグVD_Fに「1」を立て、横加速度LGの絶対値が所定値p(m/s2)以上であるか、または、ヨーレートセンサ4により検出されたヨーレートYAWの絶対値が所定値q(rad/s)以上であるか、または、前後Gセンサ3により検出された前後加速度AGの絶対値が所定値r(m/s2)以上である場合には、車両が直進クルーズ走行中ではないと判定して、直進クルーズ走行中フラグVD_Fに「0」を立てる。そして、車両挙動判定部12は、直進クルーズ走行中フラグVD_F信号を直進クルーズ走行判定部14へ出力する。
図4に示すフローチャートは、車両挙動判定部12において実行される車両挙動判定処理ルーチンを示し、車両挙動判定処理ルーチンはECU10により繰り返し実行される。
まず、ステップS101において、横Gセンサ2により検出された横加速度LGの絶対値が所定値p(m/s2)未満であるか否かを判定する。
ステップS101における判定結果が「YES」(|LG|<p)である場合には、ステップS102に進み、ヨーレートセンサ4により検出されたヨーレートYAWの絶対値が所定値q(rad/s)未満であるか否かを判定する。
ステップS102における判定結果が「YES」(|YAW|<q)である場合には、ステップS103に進み、前後Gセンサ3により検出された前後加速度AGの絶対値が所定値r(m/s2)未満であるか否かを判定する。
ステップS103における判定結果が「YES」(|AG|<r)である場合には、ステップS104に進み、直進クルーズ走行中フラグVD_Fを「1」として、リターンする。
一方、ステップS101における判定結果が「NO」(|LG|≧p)である場合、および、ステップS102における判定結果が「NO」(|YAW|≧q)である場合、および、ステップS103における判定結果が「NO」(|AG|≧r)である場合には、ステップS105に進み、直進クルーズ走行中フラグVD_Fを「0」として、リターンする。
運転操作判定部13は、操舵角センサ5とアクセル開度センサ6の出力信号に基づいて、運転操作を判定する。詳述すると、操舵角センサ5の出力信号に基づいて直進操作中か否かを判定し、アクセル開度センサ6の出力信号に基づいてクルーズ操作中か否かを判定する。
詳述すると、操舵角センサ5により検出された操舵角STRの絶対値が所定値x(rad)未満である場合には直進操作中であると判定し、操舵角STRの絶対値が所定値x(rad)以上である場合には直進操作中ではないと判定する。
また、アクセル開度センサ6により検出されたアクセル開度THLが所定値y(rad)未満である場合にはクルーズ操作中であると判定し、アクセル開度THLが所定値y(rad)以上である場合にはクルーズ操作中ではないと判定する。
クルーズ操作中は、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが低く、クルーズ操作中でないときは、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合い高いと言える。つまり、運転操作判定部13では、アクセル開度センサ6により検出されるアクセル開度に基づいて、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いを判定する。
なお、アクセル開度の時間的変化、すなわちアクセル開度速度に基づいて車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いを判定することも可能であり、アクセル開度速度が低い場合は運転者の活性度合いが低く、アクセル開度速度が高い場合は運転者の活性度合いが高いと判定することができる。
そして、運転操作判定部13は、操舵角STRの絶対値が所定値x(rad)未満で、且つ、アクセル開度THLが所定値y(rad)未満である場合には、直進クルーズ操作中であると判定して、直進クルーズ操作中フラグDV_Fに「1」を立て、操舵角STRの絶対値が所定値x(rad)以上であるか、または、アクセル開度THLが所定値y(rad)以上である場合には、直進クルーズ操作中ではないと判定して、直進クルーズ操作中フラグDV_Fに「0」を立てる。そして、運転操作判定部13は、直進クルーズ操作中フラグDV_F信号を直進クルーズ走行判定部14へ出力する。
図5に示すフローチャートは、運転操作判定部13において実行される運転操作判定処理ルーチンを示し、運転操作判定処理ルーチンはECU10により繰り返し実行される。
まず、ステップS201において、操舵角センサ5により検出された操舵角STRの絶対値が所定値x(rad)未満であるか否かを判定する。
ステップS201における判定結果が「YES」(|STR|<x)である場合には、ステップS202に進み、アクセル開度センサ6により検出されたアクセル開度THLが所定値y(rad)未満か否かを判定する。
ステップS202における判定結果が「YES」(THL<y)である場合には、ステップS203に進み、直進クルーズ操作中フラグDV_Fを「1」として、リターンする。
一方、ステップS201における判定結果が「NO」(|STR|≧x)である場合、および、ステップS202における判定結果が「NO」(THL≧y)である場合には、ステップS204に進み、直進クルーズ操作中フラグDV_Fを「0」として、リターンする。
直進クルーズ走行判定部14は、車両挙動判定部12から入力した直進クルーズ走行中フラグVD_F信号と、運転操作判定部13から入力した直進クルーズ操作中フラグDV_F信号とに基づいて、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ17をON(制御開始および継続)とするか、OFF(制御終了)とするかを判定する。
詳述すると、直進クルーズ走行中フラグVD_Fが「1」で、且つ、直進クルーズ操作中フラグDV_Fが「1」である場合には、車両は直進クルーズ走行中であり、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが低いと判定し、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していると判断して、制御開始終了フラグSTART_END_Fを「1」とし、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ17をONとする。
一方、直進クルーズ走行中フラグVD_Fが「0」である場合には、車両が直進クルーズ走行中ではなく、直進クルーズ操作中フラグDV_Fが「0」である場合には、直進クルーズ操作中ではないので、いずれの場合も、車両の前後方向の運動に関する運転者の活性度合いが高いと判定し、車体流れ抑制制御の実行を運転者が欲していないと判断して、制御開始終了フラグSTART_END_Fを「0」とし、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ17をOFFとする。
また、直進クルーズ走行判定部14は、制御開始終了フラグ情報を補正量算出部16に出力する。
車両挙動判定部12と運転操作判定部13と直進クルーズ走行判定部14は、車体流れ抑制制御の開始および終了を判定する車体流れ抑制制御開始終了判定部18を構成する。
補正量算出部16は、操舵トルクセンサ7により検出される操舵トルクSTRTと、予め設定された目標操舵力に基づいて、補正量(補正電流)CNT_Vを算出する。この補正量CNT_Vは、車体流れを抑制するための制御量(車体流れ抑制制御量)であり、EPS基本制御部11で算出されたEPS基本制御量EPS_Baseに対する補正量となる。補正量CNT_Vの算出方法については後で詳述する。
そして、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ17がON状態のときには、加算器19において、EPS基本制御量EPS_Baseと補正量CNT_Vとを加算してアシストモータ31の目標電流Ioを算出し(Io=EPS_Base+CNT_V)、この目標電流Ioをモータ駆動回路32へ出力する。
モータ駆動回路32では、アシストモータ31の実電流が前記目標電流Ioと一致するように、フィードバック制御が行われる。
また、車体流れ抑制制御ON/OFFスイッチ17がOFF状態のときには、加算器19には補正量CNT_Vは入力されず、EPS基本制御部11のEPS基本制御量EPS_Baseだけが入力されるので、EPS基本制御量EPS_Baseがモータ駆動回路32へ出力される。つまり、この場合には、補正量CNT_Vは「0」となる。
次に、補正量算出部16について、図2のブロック図、および、図6〜図10のフローチャートを参照して説明する。なお、この補正量算出部16は、車両が直進走行状態にあるときの操舵力が予め設定した目標操舵力T_STRF(例えば、数百グラム程度)以下となるように、EPS基本制御量EPS_Baseに対する補正量CNT_Vを制御する。
図2のブロック図に示すように、補正量算出部16は、制御保舵力算出部21と、目標保舵力調整部22と、保舵力偏差算出部23と、基本制御量算出部24と、符号判別部25と、リセット判別部26と、制御量調整値算出部27と、制御量算出部28と、を備えている。
制御保舵力算出部21は、操舵トルクセンサ7により検出された操舵トルクSTRTに基づいて、制御保舵力CAL_STRFを算出する。
図6に示すフローチャートに従って、制御保舵力算出部21において実行される制御保舵力算出処理を説明する。
まず、ステップS301において、操舵トルクセンサ7により検出された操舵トルクSTRTに係数Kを乗じて、実操舵力STRFを算出する(STRF=STRT・K)。
次に、ステップS302に進み、実操舵力の今回値STRF(n)から実操舵力の前回値STRF(n−1)を減算した値に、所定の一定時間Δtを乗じて、操舵力偏差D_STRFを算出する(D_STRF=(STRF(n)−STRF(n−1))・Δt)。
次に、ステップS303に進み、不感帯マップを参照して、ステップS302で算出した操舵力偏差D_STRFの絶対値に応じた不感帯値Dead_Zを算出する。この実施例における不感帯マップでは、操舵力偏差D_STRFの絶対値が大きくなるにしたがって不感帯値Dead_Zが小さくなるように設定されている。
次に、ステップS304に進み、制御保舵力マップを参照して、ステップS301で算出した実操舵力STRFに応じた制御保舵力CAL_STRFを算出する。
なお、制御保舵力マップは、ステップS303で算出した不感帯値Dead_Zに基づいて作成されるもので、実操舵力STRFが−Dead_Zから+Dead_Zの範囲(つまり不感帯領域)にあるときには制御保舵力CAL_STRFはゼロであり、実操舵力STRFが−Dead_Zよりも小さいときには実操舵力STRFが小さいほど制御保舵力CAL_STRFはマイナス方向(左旋回方向)に絶対値が大きくなり、実操舵力STRFが+Dead_Zよりも大きいときには実操舵力STRFが大きいほど制御保舵力CAL_STRFはプラス方向(右旋回方向)に絶対値が大きくなるように設定されている。また、制御保舵力マップは、不感帯領域が拡縮するだけで、不感帯領域を外れた領域における実操舵力STRFの変化量に対する制御保舵力CAL_STRFの変化量の変化率は、いずれの制御保舵力マップも同じとなっている。
このように、操舵力偏差D_STRFが大きいほど不感帯値Dead_Zを小さく設定し、制御保舵力CAL_STRFの不感帯の幅を小さくしているので、操舵トルクの変動が大きいときにも制御の追従性を高めることができる。
目標保舵力調整部22は、予め設定された目標操舵力T_STRFに基づいて目標保舵力調整値CAL_TSTRFを算出する。
図7に示すフローチャートに従って、目標保舵力調整部22において実行される目標保舵力調整値算出処理を説明する。
まず、ステップS401において、目標操舵力T_STRFから、前述した制御保舵力算出処理におけるステップS303で算出した不感帯値Dead_Zを減算して、A値を算出する(A=T_STRF−Dead_Z)。
次に、ステップS402に進み、目標保舵力調整値マップを参照して、ステップS401で算出したA値に応じた目標保舵力調整値CAL_TSTRFを算出する。
なお、目標保舵力調整値マップは、A値が0以下では目標保舵力調整値CAL_TSTRFは0で一定であり、A値が0より大きくなるにしたがって目標保舵力調整値CAL_TSTRFが徐々に大きくなるように設定されている。
保舵力偏差算出部23は、目標保舵力調整部22で算出された目標保舵力調整値CAL_TSTRFから、制御保舵力算出部21で算出された制御保舵力CAL_STRFの絶対値を減算して、保舵力偏差STRF_DEVを算出する(STRF_DEV=CAL_TSTRF−|CAL_STRF|)。
符号判別部25は、制御保舵力算出部21の出力信号である制御保舵力CAL_STRFの符号を判別し、制御保舵力CAL_STRFがマイナスである場合には符号判別信号として「CAL_STRF−」を、制御保舵力CAL_STRFがプラスである場合には符号判別信号として「CAL_STRF+」を、リセット判別部26および制御量算出部28に出力する。
リセット判別部26は、符号判別部25から入力した符号判別信号(CAL_STRF−、CAL_STRF+)と、前述した直進クルーズ走行判定部14から入力した制御開始終了フラグ情報(START_END_F)に基づいて、リセットオンかリセットオフかを判別する。
詳述すると、リセット判別部26は、直進クルーズ走行判定部14から制御開始終了フラグSTART_END_F=0(すなわち、車体流れ抑制制御終了)を入力したとき、または、符号判別部25から入力した符号判別信号に基づいて制御保舵力CAL_STRFの符号が反転したと判定されたときには、リセットオンと判別し、リセットオン信号を基本制御量算出部24へ出力する。一方、直進クルーズ走行判定部14から制御開始終了フラグSTART_END_F=1(すなわち、車体流れ抑制制御開始および継続)を入力しており、且つ、符号判別部25から入力した符号判別信号に基づいて制御保舵力CAL_STRFが同符号を継続している判定されたときには、リセット判別部26はリセットオフと判別し、リセットオフ信号を基本制御量算出部24へ出力する。
基本制御量算出部24は、保舵力偏差算出部23で算出された保舵力偏差STRF_DEVと、リセット判別部26から入力したリセットオン/オフ信号に基づいて、基本制御量CAL_Baseを算出する。
図8に示すフローチャートに従って、基本制御量算出部24において実行される基本制御量算出処理を説明する。
まず、ステップSステップS501において、B値算出マップを参照して、保舵力偏差STRF_DEVに応じたB値を算出する。なお、この実施例におけるB値算出マップでは、保舵力偏差STRF_DEVが0以下ではB値は0で一定であり、保舵力偏差STRF_DEVが0より大きい場合には保舵力偏差STRF_DEVが大きくなるにしたがってB値が徐々に大きくなるように設定されている。
次に、ステップS502に進み、リセット判別部26から入力した信号がリセットオン信号か否かを判定する。
ステップS502における判定結果が「NO」(リセットオフ)である場合には、ステップS503に進み、B値の前回値B(n−1)にステップS501で算出したB値を加算して得られる和を、B値の今回値B(n)とする(B(n)=B(n−1)+B)。
一方、ステップS502における判定結果が「YES」(リセットオン)である場合には、ステップS504に進み、B値の今回値B(n)を0とする(B(n)=0)。
そして、ステップS503またはS504からステップS505に進み、基本制御量マップを参照して、B値の今回値B(n)に応じた基本制御量CAL_Baseを算出する。なお、この実施例における基本制御量マップでは、B値の今回値B(n)が0から所定値までは基本制御量CAL_Baseは0であり、B値の今回値B(n)が前記所定値を越えると、基本制御量CAL_Baseが徐々に大きくなるように設定されている。この基本制御量CAL_BaseはPID制御における積分項に対応する。
制御量調整値算出部27は、保舵力偏差算出部23で算出された保舵力偏差STRF_DEVに基づいて、制御量調整値CAL_Hoseiを算出する。
図9に示すフローチャートに従って、制御量調整値算出部27において実行される制御量調整値算出処理を説明する。
まず、ステップS601において、P値算出マップを参照して、保舵力偏差STRF_DEVに応じたP値を算出する。尚、この実施例におけるP値算出マップでは、保舵力偏差STRF_DEVが0においてP値は0であり、保舵力偏差STRF_DEVがマイナス所定値からプラス所定値の範囲では保舵力偏差STRF_DEVが大きくなるにしたがってP値が大きくなり、P値の上限値に達すると一定となり、P値の下限値に達すると一定となるように設定されている。このP値はPID制御における比例項に対応する。
次に、ステップS602に進み、保舵力偏差の今回値STRF_DEF(n)から保舵力偏差の前回値STRF_DEF(n−1)を減算した値に、所定の一定時間Δtを乗じて、C値を算出する(C=(STRF_DEF(n)−STRF_DEF(n−1))・Δt)。
次に、ステップS603に進み、D値算出マップを参照して、C値に応じたD値を算出する。なお、この実施例におけるD値算出マップでは、C値がマイナス所定値からプラス所定値の範囲ではD値は0であり、C値が前記マイナス所定値以下になるとC値が小さくなるにしたがって徐々にD値も小さくなり、D値の下限値に達すると一定となり、C値が前記プラス所定値以上になるとC値が大きくなるにしたがって徐々にD値も大きくなり、D値の上限値に達すると一定となるように設定されている。このD値はPID制御における微分項に対応する。
次に、ステップS604に進み、ステップS601で算出したP値とステップS603で算出したD値を加算して、制御量調整値CAL_Hoseiを算出する(CAL_Hosei=P+D)。
制御量算出部28は、基本制御量算出部24で算出した基本制御量CAL_Baseと制御量調整値算出部27で算出した制御量調整値CAL_Hoseiと符号判別部25から入力した信号に基づいて、制御量(EPS基本制御量EPS_Baseに対する補正量)CNT_Vを算出する。
図10に示すフローチャートに従って、制御量算出部28において実行される制御量算出処理を説明する。
まず、ステップS701において、基本制御量CAL_Baseと制御量調整値CAL_Hoseiとを加算して、E値を算出する。
次に、ステップS702に進み、F値算出マップを参照して、E値に応じたF値を算出する。なお、この実施例におけるF値算出マップでは、E値が0以下ではF値は0で一定であり、E値が0より大きい場合にはE値が大きくなるにしたがってF値が徐々に大きくなり、F値が上限値に達すると一定となるように設定されている。
次に、ステップS703に進み、ステップS702で算出したF値に、符号判別部25から入力した信号に対応する符号(+1または−1)を乗じて、その積を制御量(EPS基本制御量EPS_Baseに対する補正量)CNT_Vとする(CNT_V=F・SIGN)。
このようにEPS基本制御量EPS_Baseに対する補正量CNT_Vを制御することにより、車両がカント路を直進走行しているときに常に操舵トルクを目標操舵トルク以下に制御することが可能になるので、カント路走行時における運転者の運転負荷が軽減され、且つ、良好な操舵フィールを得ることができる。
次に、補正量算出部16において実行される前述した制御量算出の一連の処理を、図3のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS01において、横Gセンサ2と前後Gセンサ3とヨーレートセンサ4の出力信号に基づいて、前述した車両挙動判定処理を実行し、直進クルーズ走行中フラグVD_Fを「1」または「0」に設定する。
次に、ステップS02に進み、操舵角センサ5とアクセル開度センサ6の出力信号に基づいて、前述した運転操作判定処理を実行し、直進クルーズ操作中フラグDV_Fを「1」または「0」に設定する。
次に、ステップS03に進み、直進クルーズ走行中フラグVD_Fと直進クルーズ操作中フラグDV_Fとを乗算して、その積を制御開始終了フラグSTART_END_Fとする(START_END_F=VD_F×DV_F)。
次に、ステップS04に進み、制御開始終了フラグSTART_END_F=1か否かを判定する。
ステップS04における判定結果が「NO」(START_END_F=0)である場合には、車体流れ抑制制御を実行しないので、本ルーチンの実行を一旦終了する。
ステップS04における判定結果が「YES」(START_END_F=1)である場合には、ステップS05に進み、制御保舵力CAL_STRFを算出する。
次に、ステップS06に進み、目標保舵力調整値CAL_TSTRFを算出する。
次に、ステップS07に進み、保舵力偏差STRF_DEVを算出する。
次に、ステップS08に進み、基本制御量CAL_Baseを算出する。
次に、ステップS09に進み、制御量調整値CAL_Hoseiを算出する。
次に、ステップS10に進み、制御量(EPS基本制御量EPS_Baseに対する補正量)CNT_Vを算出して、本ルーチンの実行を一旦終了する。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、直進走行判定手段の構成は前述した実施例に限るものではない。
この発明に係る電動パワーステアリング装置の実施例におけるブロック図である。 前記実施例における補正量算出部のブロック図である。 前記実施例における補正量算出処理を示すフローチャートである。 前記実施例において車両挙動判定処理を示すフローチャートである。 前記実施例において運転操作判定処理を示すフローチャートである。 前記実施例において制御保舵力算出処理を示すフローチャートである。 前記実施例において目標保舵力調整値算出処理を示すフローチャートである。 前記実施例において基本制御量算出処理を示すフローチャートである。 前記実施例において制御量調整値算出処理を示すフローチャートである。 前記実施例において制御量算出処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電動パワーステアリング装置
7 操舵トルクセンサ
14 直進クルーズ走行判定部(直進走行判定手段)
16 車体流れ抑制補正量算出部(補正制御部)
31 電動アシストモータ(アシストモータ)

Claims (2)

  1. 少なくとも操舵トルクに応じて電動アシストモータによる操舵アシスト量を制御する電動パワーステアリング装置において、
    操舵トルクを検出する操舵トルクセンサと、
    車両が直進走行中か否かを判定する直進走行判定手段と、
    前記直進走行判定手段により直進走行中であると判定されている場合に、前記操舵トルクセンサで検出される操舵トルクが予め設定された目標操舵トルク以下になるように前記操舵アシスト量を補正する補正制御部と、
    を備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記補正制御部は、前記操舵トルクに対する不感帯を設けており、該不感帯の幅を、前記操舵トルクの変動が大きいときほど小さく設定することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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