JP2000289638A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2000289638A
JP2000289638A JP10430599A JP10430599A JP2000289638A JP 2000289638 A JP2000289638 A JP 2000289638A JP 10430599 A JP10430599 A JP 10430599A JP 10430599 A JP10430599 A JP 10430599A JP 2000289638 A JP2000289638 A JP 2000289638A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】モータ始動音やモータのトルクリップルに起因
する振動の発生を抑制できる電動パワーステアリング装
置を提供すること。 【解決手段】操舵速度が比較的高速であり、かつ、操舵
トルクがトルク中立点を超えずに不感帯のしきい値+T
1,−T1付近で変動するようなステアリング操作が行
われた場合には、モータ回転速度Nに基づいて係数α
(0≦α<1)が設定されて、アシスト特性線の不感帯
の幅が、初期値Wに係数αを乗じた値αWに変更され
る。また、変更後の不感帯幅αWに応じて、1次関数
L,Mが平行移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モータの回転力
を利用してステアリング操作を補助する電動パワーステ
アリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ステアリング操作によって入
力される操舵トルクに応じた操舵補助力をモータから発
生させ、このモータから発生した操舵補助力をステアリ
ング機構に与えることにより操舵補助を行う電動パワー
ステアリング装置が知られている。
【0003】このような電動パワーステアリング装置の
多くでは、予め作成されたアシスト特性線に従って、ス
テアリング機構に入力される操舵トルクの大きさに応じ
たモータ電流目標値が設定されるようになっている。モ
ータ電流目標値とは、モータに供給すべき電流値であ
り、このモータ電流目標値とモータに実際に流れる電流
値とが一致するようにモータ駆動回路を制御することに
よって、操舵トルクに応じた操舵補助力をモータから発
生させることができる。
【0004】このモータ制御において参照される上記ア
シスト特性線には、図5に示すように、操舵補助を行わ
ない操舵トルクの範囲(不感帯)が予め設定されてい
る。そして、ステアリング機構に入力される操舵トルク
が不感帯内であれば、モータへの給電を停止して操舵補
助を行わないようになっている。これにより、車両の直
進時などにおいて、所望しない操舵補助が行われること
による車両のふらつきなどを防止でき、操舵安定感を向
上させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、操舵トルク
が不感帯の境界付近において変動を繰り返すような左右
方向への急操舵が行われると、モータのオン/オフが頻
繁に繰り返されるために、モータ始動音やモータのトル
クリップルに起因する振動が頻繁に生じるおそれがあっ
た。
【0006】そこで、この発明の目的は、上述の技術的
課題を解決し、モータ始動音やモータのトルクリップル
に起因する振動の発生を抑制できる電動パワーステアリ
ング装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、モータ電
流目標値に基づいてモータを駆動し、このモータの駆動
力をステアリング機構に伝達して操舵補助を行う電動パ
ワーステアリング装置において、上記ステアリング機構
に入力される操舵トルクを検出するための操舵トルク検
出手段と、この操舵トルク検出手段によって検出される
操舵トルクに基づいてモータ電流目標値を設定する電流
目標値設定手段と、上記ステアリング機構の操舵態様が
所定の条件を満たしているか否かを判断する判断手段
と、この判断手段によって操舵態様が所定の条件を満た
していると判断された場合に、上記電流目標値設定手段
によってモータ電流目標値が零に設定される操舵トルク
の範囲である不感帯の幅を変更する不感帯幅変更手段と
を含むことを特徴とする電動パワーステアリング装置で
ある。
【0008】この発明によれば、車両の運転者による操
舵の態様が所定の条件を満たしている場合には、操舵ト
ルクに対するモータ電流目標値が零に設定される不感帯
の幅が変更される。これにより、たとえば、操舵トルク
が不感帯の境界付近において変動を繰り返すような左右
方向への急操舵が行われた場合に、それまでよりも不感
帯の幅を狭く変更することにより、モータのオン/オフ
が繰り返されることを防止できる。その結果、モータ始
動音の発生やモータのトルクリップルに起因する振動の
発生を抑制することができる。
【0009】なお、請求項2のように、上記ステアリン
グ機構の操舵速度を検出するための操舵速度検出手段を
さらに含み、上記判断手段は、上記操舵速度検出手段に
よって検出される操舵速度が予め定める基準値以上であ
るか否かを判断する操舵速度判断手段を含むことが好ま
しい。また、請求項3のように、上記判断手段は、上記
操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルクに基
づいて操舵方向が切り替わったか否かを判断する方向切
替判断手段を含むものであることが好ましい。さらに、
上記判断手段が、上記操舵速度判断手段および上記方向
切替判断手段の両方を含んでいれば、操舵トルクが不感
帯の境界付近において変動を繰り返すような左右方向へ
の急操舵が行われたか否かを良好に判断することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の
電気的構成をステアリング機構の断面構造とともに示す
ブロック図である。ステアリング機構1は、車幅方向に
沿って配置されたラック11と、このラック11にギア
ボックス17内において噛合するピニオン部を先端に有
するピニオン軸12と、ラック11の両端に回動自在に
結合されたタイロッド13と、このタイロッド13の先
端に回動自在に結合されたナックルアーム14とを備え
ている。
【0011】ナックルアーム14は、キングピン15ま
わりに回動自在に設けられており、このナックルアーム
14に操舵輪16が取り付けられている。ピニオン軸1
2の基端部は、ユニバーサルジョイントを介してステア
リング軸に結合されており、このステアリング軸の一端
には、たとえばステアリングホイール(図示せず)が固
定されている。この構成により、ステアリングホイール
を回転させることによって、ラック11がその長手方向
に変位し、ナックルアーム14がキングピン15まわり
に回動して、操舵輪16の方向が変化する。
【0012】電動パワーステアリング装置2は、ラック
11の途中部に関連して設けられた三相ブラシレスモー
タMを有している。このモータMは、車両に固定された
ケース21を備えており、ケース21内には、ラック1
1を取り囲むようにロータ22が配置され、さらに、ロ
ータ22を取り囲むようにステータ23が配置されてい
る。
【0013】ロータ22の一端部には、ボールナット3
1が連結されている。このボールナット31は、ラック
11の途中部に形成されたねじ軸部32に複数個のボー
ルを介して螺合していて、これによりボールねじ機構3
0が形成されている。また、ボールナット31とモータ
Mのケース21との間には、軸受け33,34が介装さ
れており、ケース21とロータ22の他端部付近との間
には、軸受け35が介装されている。
【0014】この構成により、モータMへの通電が行わ
れて、ロータ22にトルクが与えられると、その与えら
れたトルクは、ロータ22に連結されたボールナット3
1に伝達される。ボールナット31に伝達されたトルク
は、ボールねじ機構30によってラック11の車幅方向
への駆動力に変換される。こうして、モータMから発生
する力がステアリング機構1に与えられる。
【0015】操舵補助力の大きさは、モータMの駆動電
流を制御することによって調整される。モータMの駆動
電流は、コントローラ40によりモータドライバ50を
介して制御されるようになっている。コントローラ40
には、車速を検出するための車速センサ61、操舵トル
クを検出するためのトルクセンサ62、モータMの回転
角を検出するためのモータ回転角センサ63、およびモ
ータMに流れる電流の大きさを検出するためのモータ電
流検出回路70の出力信号が入力されている。コントロ
ーラ40は、上記各出力信号に基づいてモータMに供給
すべきモータ電流目標値を設定し、このモータ電流目標
値に基づいてモータドライバ50を制御する。
【0016】車速センサ61は、たとえば、車輪に関連
して設けられ、車輪の回転速度に対応した周期でパルス
信号を出力する車輪速センサによって実現される。この
場合、パルス信号の周期または周波数を計測することに
よって、車両の速さである車速を求めることができる。
トルクセンサ62は、ピニオン軸12をステアリングホ
イール側の入力軸とラック11側の出力軸とに分割して
おき、入力軸と出力軸との間をトーションバーで結合す
るとともに、このトーションバーのねじれ量を検出する
構成によって実現される。つまり、ステアリングホイー
ルに加えられたトルクとトーションバーのねじれ量が一
対一に対応するので、このねじれ量をポテンショメータ
などの適当な検出機構で検出することによって操舵トル
クを検出できる。
【0017】モータ回転角センサ63は、ロータリエン
コーダなどで構成され、ロータ22に関連して設けられ
ている。ロータリエンコーダから出力されるパルス信号
に基づいて、ロータ22の回転位置、つまりモータMの
回転角を検出することができる。図2は、操舵トルクT
に応じたモータ電流目標値Dを設定するためのアシスト
特性線を示す図である。コントローラ40は、この図2
に示すアシスト特性線に従って、トルクセンサ62で検
出される操舵トルクTに応じたモータ電流目標値Dを設
定する。なお、この図2において、左方向に操舵された
時の操舵トルクTには負の符号(−)を付し、右方向に操
舵された時の操舵トルクTには正の符号(+)を付すこと
とする。
【0018】アシスト特性線には、操舵トルクTに対す
るモータ電流目標値Dが零である不感帯が設けられてい
る。すなわち、トルクセンサ62で検出される操舵トル
クTの絶対値が予め定めるしきい値+T1,−T1の絶
対値以下であり、不等式−T1≦T≦+T1の関係を満
たしている場合には、モータ電流目標値Dが零に設定さ
れて、モータMの駆動は行われないようになっている。
【0019】コントローラ40は、運転者によって右方
向または左方向への操舵が行われ、この時に入力される
操舵トルクTの絶対値が上記しきい値+T1,−T1の
絶対値を超えると、1次関数L,Mに従って、操舵トル
クTの絶対値が大きいほど、モータ電流目標値Dを大き
な値に設定する。また、コントローラ40は、操舵トル
クTの絶対値が予め定める上限値+T2,−T2の絶対
値を超えると、モータ電流目標値Dを一定値D1に設定
する。
【0020】さらに、コントローラ40は、車両の運転
者によるステアリング操作の態様が所定の条件を満たせ
ば、上述のアシスト特性線を図2に二点鎖線で示すよう
に変更する。すなわち、不感帯の幅を初期値Wに係数α
(0≦α<1)を乗じた値αWに変更するとともに、こ
れに応じて、1次関数L,Mを操舵トルクTの座標軸に
沿う原点方向に平行移動させる。これにより、操舵トル
クTの絶対値がしきい値+T1,−T1に係数αを乗じ
て得られる変更後のしきい値+αT1,−αT1の絶対
値を超えると、二点鎖線で示す平行移動後の1次関数
L,Mに従って、操舵トルクTの絶対値が大きいほど、
モータ電流目標値Dは大きな値に設定される。また、操
舵トルクTの絶対値が上限値+T2,−T2に係数αを
乗じて得られる変更後の上限値+αT2,−αT2を超
えると、モータ電流目標値Dは一定値D1に設定され
る。
【0021】図3は、アシスト特性線の変更に関するコ
ントローラ40の動作を説明するためのフローチャート
である。このフローチャートで示す動作は、運転者によ
るステアリング操作が行われたことに応答して開始され
る。運転者によるステアリング操作が行われると、コン
トローラ40は、トルクセンサ62の出力を参照して、
ステアリング操作による操舵方向が切り替わったか否か
を調べる(ステップS1)。操舵方向が切り替わらない
場合は(ステップS1でNO)、不感帯の幅を変更する
ための係数αを1に設定し(ステップS5)、アシスト
特性線の変更は行わない。そして、コントローラ40
は、未変更のアシスト特性線(図2で実線で示す。)に
従ってモータ電流目標値を設定し、このモータ電流目標
値に基づいてモータMの駆動を制御する(ステップS
6)。
【0022】一方、操舵方向が切り替わった場合には
(ステップS1でYES)、次に、トルク中立点を超え
るような操舵が行われたか否かを判断する(ステップS
2)。すなわち、コントローラ40は、トルクセンサで
検出される操舵トルクTが、−Tから+T、または+T
から−Tに切り替わったか否かを判断する。そして、ト
ルク中立点を超えるような操舵が行われた場合には(ス
テップS2でYES)、コントローラ40は、係数αを
1に設定して(ステップS5)、アシスト特性線の変更
は行わずに、未変更のアシスト特性線に従ってモータM
の駆動を制御する(ステップS6)。
【0023】トルク中立点を超えるような操舵が行われ
ていない場合には(ステップS2でNO)、コントロー
ラ40は、モータ回転角センサ63から入力されるパル
ス信号に基づいてモータ回転速度Nを算出し、その算出
したモータ回転速度Nが、予め実験を行うことによって
車両の種類ごとに適当に定められた基準値B以上である
か否かを判断する(ステップS3)。言い換えれば、運
転者による操舵速度が高速であるか低速であるかを判断
する。そして、モータ回転速度Nが基準値B未満であ
り、操舵速度が比較的低速である場合には、コントロー
ラ40は、係数αを1に設定して(ステップS5)、未
変更のアシスト特性線に従ってモータMの駆動を制御す
る(ステップS6)。
【0024】モータ回転角センサ63からのパルス信号
に基づいて算出したモータ回転速度Nが基準値B以上で
あり、操舵速度が比較的高速であれば、コントローラ4
0は、そのモータ回転速度Nに基づいて係数α(0≦α
<1)を設定し(ステップS4)、アシスト特性線の不
感帯の幅をαWに変更する。また、変更後の不感帯幅α
Wに応じて、1次関数L,Mを平行移動させる。たとえ
ば、係数αは、モータ回転速度Nの関数f(N)により定
められる。具体的には、モータ回転速度Nに定数aを乗
じることによって係数αを設定してもよく、この場合、
f(N)=aNとなる。これにより、アシスト特性線の変
更が達成され、コントローラ40は、この変更後のアシ
スト特性線に従ってモータMの駆動を制御する(ステッ
プS6)。
【0025】なお、この実施形態では、ステップS1が
方向切替判断手段の機能に相当しており、ステップS3
が操舵速度判断手段の機能に相当している。以上のよう
に、この実施形態によれば、操舵速度が比較的高速であ
り、かつ、操舵トルクTがトルク中立点を超えずに不感
帯の境界であるしきい値+T1,−T1付近で変動を繰
り返すようなステアリング操作が行われた場合、言い換
えれば、操舵トルクTが不感帯の境界付近において変動
を繰り返すような左右方向への急操舵が行われた場合に
は、アシスト特性線の不感帯の幅Wが幅αWに変更され
る。これにより、不感帯の幅が狭くなるから、操舵トル
クTが不感帯の境界付近において変動を繰り返すような
左右方向への急操舵が行われても、モータMのオン/オ
フが繰り返し行われることを防止でき、モータ始動音の
発生やモータのトルクリップルに起因する振動の発生を
抑制することができる。
【0026】なお、上述の実施形態では、不感帯の幅W
が幅αWに変更されたことに応じて、1次関数L,Mが
平行移動されるとしている。しかしながら、図4に示す
ように、1次関数L,Mは、予め定めるモータ電流目標
値D2(操舵トルク+T3,−T3)に対応する点で屈
曲している屈曲線P,Qに変更されてもよい。具体的に
説明すると、屈曲線P,Qは、いずれも1次関数部分U
1,U2を有しており、1次関数部分U2は、変更前の
1次関数L,Mにおける所定値+T3,−T3の絶対値
以上の操舵トルクTに対応する部分と一致している。一
方、1次関数部分U1は、操舵トルクTが変更後のしき
い値+αT1,−αT1の絶対値よりも大きく、かつ、
所定値+T3,−T3の絶対値よりも小さい場合に参照
される部分であり、1次関数部分U2よりも傾きが小さ
く設定されている。
【0027】これにより、アシスト特性線の変更後は、
操舵トルクTの絶対値が変更後のしきい値+αT1,−
αT1の絶対値より大きければ、モータ電流目標値D
が、傾きの小さい1次関数部分U1に従って設定され
る。また、操舵トルクTの絶対値が上記所定値+T3,
−T3の絶対値以上であれば、モータ電流目標値Dは傾
きの大きい1次関数部分U2に従って設定される。
【0028】以上、この発明の実施形態について説明し
たが、この発明は、上述の実施形態に限定されるもので
はない。たとえば、上述の実施形態では、不感帯の幅W
が幅αWに変更されたことに応じて、1次関数L,M
が、平行移動または1つの屈曲点を有する屈曲線P,Q
に変更されるとしたが、所定のモータ電流目標値以下の
領域において複数の屈曲点を有する屈曲線に変更されて
もよい。
【0029】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲内で種々の設計変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る電動パワーステア
リング装置の電気的構成をステアリング機構の断面構造
とともに示すブロック図である。
【図2】操舵トルクに応じたモータ電流目標値を設定す
るためのアシスト特性線を示す図である。
【図3】アシスト特性線(不感帯幅)を変更する処理に
ついて説明するためのフローチャートである。
【図4】この発明の他の実施形態について説明するため
の図である。
【図5】従来のモータ制御について説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 ステアリング機構 2 電動パワーステアリング装置 40 コントローラ(電流目標値設定手段、判断手
段、不感帯幅変更手段) 50 モータドライバ 62 トルクセンサ(操舵トルク検出手段) 63 モータ回転角センサ(操舵速度検出手段) 70 モータ電流検出回路 M モータ W 不感帯幅 αW 変更後の不感帯幅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータ電流目標値に基づいてモータを駆動
    し、このモータの駆動力をステアリング機構に伝達して
    操舵補助を行う電動パワーステアリング装置において、 上記ステアリング機構に入力される操舵トルクを検出す
    るための操舵トルク検出手段と、 この操舵トルク検出手段によって検出される操舵トルク
    に基づいてモータ電流目標値を設定する電流目標値設定
    手段と、 上記ステアリング機構の操舵態様が所定の条件を満たし
    ているか否かを判断する判断手段と、 この判断手段によって操舵態様が所定の条件を満たして
    いると判断された場合に、上記電流目標値設定手段によ
    ってモータ電流目標値が零に設定される操舵トルクの範
    囲である不感帯の幅を変更する不感帯幅変更手段とを含
    むことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】上記ステアリング機構の操舵速度を検出す
    るための操舵速度検出手段をさらに含み、 上記判断手段は、上記操舵速度検出手段によって検出さ
    れる操舵速度が予め定める基準値以上であるか否かを判
    断する操舵速度判断手段を含むものであることを特徴と
    する請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】上記判断手段は、上記操舵トルク検出手段
    によって検出される操舵トルクに基づいて操舵方向が切
    り替わったか否かを判断する方向切替判断手段を含むも
    のであることを特徴とする請求項1または2記載の電動
    パワーステアリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005108187A1 (ja) 2004-05-11 2005-11-17 Jtekt Corporation 電動パワーステアリング装置
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