JP2001171543A - 電動操舵装置 - Google Patents

電動操舵装置

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JP2001171543A
JP2001171543A JP36163599A JP36163599A JP2001171543A JP 2001171543 A JP2001171543 A JP 2001171543A JP 36163599 A JP36163599 A JP 36163599A JP 36163599 A JP36163599 A JP 36163599A JP 2001171543 A JP2001171543 A JP 2001171543A
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Japan
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steering
reaction force
driving
unit
vehicle speed
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JP36163599A
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English (en)
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Koichiro Yonekura
光一郎 米倉
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モーターを大容量化せずに最大転舵角におい
て大きな操舵反力を得る。 【解決手段】 転舵機構5,6がその移動端に達したと
きに、操舵軸2と転舵軸3とを連結するとともに、操舵
反力と転舵駆動力を0にする。これにより、操舵反力発
生モーター12およびその駆動回路19を大容量化せず
に、最大転舵角において大きな操舵反力を得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者のステアリ
ング操作に応じてアクチュエーターにより転舵を行う電
動操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】運転者が操舵するステアリングホイール
と車輪の転舵機構とが機械的に切り離された操舵装置で
あって、エンコーダーなどの検出器によりステアリング
ホイールの操舵角を検出し、操舵角検出値に応じてモー
ターなどのアクチュエーターにより車輪を転舵する電動
操舵装置が知られている。この種の装置はステアバイワ
イヤーと呼ばれており、車速に応じて運転者の操舵量と
実際の転舵量との比、すなわち操舵ゲインを可変にでき
るなどの多くの長所がある。
【0003】ところが、この種の電動操舵装置では、運
転者が操舵するステアリングホイールが機械的に車輪と
連結されていないために、ステアリングホイールを操舵
しても運転者に操舵反力が伝わらず、運転者に違和感を
与える。
【0004】この問題を解決するために、ステアリング
ホイールにモーターと捩りバネから構成される操舵反力
発生装置を設け、これにより運転者の操舵量と車速に応
じた操舵反力をステアリングホイールに作用させるよう
にした電動操舵装置が提案されている(例えば、特開平
10−278826号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電動操舵装置では、車輪の転舵機構が一方の移
動端に達した状態、すなわち車輪が最大転舵角まで転舵
された状態では、運転者にステアリングホイールをそれ
以上回転させないように、操舵反力発生装置のモーター
から反力トルクを発生させる必要がある。この反力トル
クは、運転者が出し得る最大操舵トルクと同等以上とす
る必要があり、そのためには操舵反力発生装置のモータ
ーに大きな電流を流し続ける必要がある。その結果、モ
ーターの消費電力が増大する上に、モーターおよび駆動
回路の過負荷を避けるためにそれらを大容量のものにし
なければならないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、モーターを大容量化せず
に最大転舵角において大きな操舵反力を得ることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】一実施の形態の構成を示
す図1に対応づけて本発明を説明すると、 (1) 請求項1の発明は、運転者が操舵を行うための
操舵手段1と、操舵手段1に連結される操舵軸2と車輪
の転舵機構5,6に連結される転舵軸3との間に設けら
れ、操舵軸2と転舵軸3との連結と切り離しを行う断続
手段14と、操舵手段1に操舵反力を作用させる操舵反
力発生手段12,19と、転舵機構5,6を駆動して車
輪9を転舵する転舵駆動手段16,21と、操舵手段1
の操舵量を検出する操舵量検出手段10,13と、操舵
量検出値に基づいて転舵駆動手段16,21と操舵反力
発生手段12,19を制御する制御手段18とを備えた
電動操舵装置であって、制御手段18は、転舵機構5,
6がその移動端に達したときに、断続手段14を接続す
るとともに、操舵反力発生手段12,19の操舵反力と
転舵駆動手段16,21の駆動力を0にする。 (2) 請求項2の発明は、運転者が操舵を行うための
操舵手段1と、操舵手段1に連結される操舵軸2と車輪
の転舵機構5,6に連結される転舵軸3との間に設けら
れ、操舵軸2と転舵軸3との連結と切り離しを行う断続
手段14と、操舵手段1に操舵反力を作用させる操舵反
力発生手段12,19と、転舵機構5,6を駆動して車
輪9を転舵する転舵駆動手段16,21と、操舵手段1
の操舵量を検出する操舵量検出手段10,13と、操舵
量検出値に基づいて転舵駆動手段16,21と操舵反力
発生手段12,19を制御する制御手段18とを備えた
電動操舵装置であって、車速を検出する車速検出手段2
2を備え、制御手段18は、転舵機構5,6がその移動
端に達し、且つ車速検出値が所定値より低いときに、断
続手段14を接続するとともに、操舵反力発生手段1
2,19の操舵反力と転舵駆動手段16,21の駆動力
を0にする。 (3) 請求項3の発明は、運転者が操舵を行うための
操舵手段1と、操舵手段1に連結される操舵軸2と車輪
の転舵機構5,6に連結される転舵軸3との間に設けら
れ、操舵軸2と転舵軸3との連結と切り離しを行う断続
手段14と、操舵手段1に操舵反力を作用させる操舵反
力発生手段12,19と、転舵機構5,6を駆動して車
輪9を転舵する転舵駆動手段16,21と、操舵手段1
の操舵量を検出する操舵量検出手段10,13と、操舵
量検出値に基づいて転舵駆動手段16,21と操舵反力
発生手段12,19を制御する制御手段18とを備えた
電動操舵装置であって、車速を検出する車速検出手段2
2と、車輪9の転舵量を検出する転舵量検出手段15,
17とを備え、制御手段18は、車速検出値が所定値以
下のときは操舵量検出値と転舵量検出値の比が一定値と
なるように転舵駆動手段16,21を制御するととも
に、転舵機構5,6がその移動端に達し、且つ車速検出
値が前記所定値より低いときに、断続手段14を接続す
るとともに、操舵反力発生手段12,19の操舵反力と
転舵駆動手段16,21の駆動力を0にする。 (4) 請求項4の発明は、運転者が操舵を行うための
操舵手段1と、操舵手段1に連結される操舵軸2と車輪
の転舵機構5,6に連結される転舵軸3との間に設けら
れ、操舵軸2と転舵軸3との連結と切り離しを行う断続
手段14と、操舵手段1に操舵反力を作用させる操舵反
力発生手段12,19と、転舵機構5,6を駆動して車
輪9を転舵する転舵駆動手段16,21と、操舵手段1
の操舵量を検出する操舵量検出手段10,13と、操舵
量検出値に基づいて転舵駆動手段16,21と操舵反力
発生手段12,19を制御する制御手段18とを備えた
電動操舵装置であって、制御手段18は、転舵機構5,
6がその移動端に達した状態で所定時間が経過したとき
に、断続手段14を接続するとともに、操舵反力発生手
段12,19の操舵反力と転舵駆動手段16,21の駆
動力を0にする。 (5) 請求項5の発明は、運転者が操舵を行うための
操舵手段1と、操舵手段1に連結される操舵軸2と車輪
の転舵機構5,6に連結される転舵軸3との間に設けら
れ、操舵軸2と転舵軸3との連結と切り離しを行う断続
手段14と、操舵手段1に操舵反力を作用させる操舵反
力発生手段12,19と、転舵機構5,6を駆動して車
輪9を転舵する転舵駆動手段16,21と、操舵手段1
の操舵量を検出する操舵量検出手段10,13と、操舵
量検出値に基づいて転舵駆動手段16,21と操舵反力
発生手段12,19を制御する制御手段18とを備えた
電動操舵装置であって、操舵反力発生手段12,19の
アクチュエーターの温度を検出する温度検出手段を備
え、制御手段18は、転舵機構5,6がその移動端に達
し、且つ温度検出値が所定値以上になったときに、断続
手段14を接続するとともに、操舵反力発生手段12,
19の操舵反力と転舵駆動手段16,21の駆動力を0
にする。
【0008】上述した課題を解決するための手段の項で
は、説明を分かりやすくするために一実施の形態の図を
用いたが、これにより本発明が一実施の形態に限定され
るものではない。
【0009】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明によれば、転舵
機構がその移動端に達したときに、操舵軸と転舵軸とを
連結するとともに、操舵反力と転舵駆動力を0にするよ
うにしたので、操舵反力発生手段のモーターおよびその
駆動回路を大容量化せずに、最大転舵角において大きな
操舵反力を得ることができる。 (2) 請求項2の発明によれば、転舵機構がその移動
端に達し、且つ車速検出値が所定値より低いときに、操
舵軸と転舵軸とを連結するとともに、操舵反力と転舵駆
動力を0にするようにしたので、請求項1の上記効果に
加え、車速が高いときには操舵軸と転舵軸とを連結しな
いので、操舵反力と転舵駆動力を0にする特別な制御が
不要になる上に、高車速時の車両の挙動を安定にするた
めの高速応答の断続手段が不要になる。 (3) 請求項3の発明によれば、車速検出値が所定値
以下のときは操舵量検出値と転舵量検出値の比が一定値
となるように転舵駆動手段を制御するとともに、転舵機
構がその移動端に達し、且つ車速検出値が所定値より低
いときに、操舵軸と転舵軸とを連結するとともに、操舵
反力と転舵駆動力を0にするようにしたので、請求項1
の上記効果に加え、車速が所定値以下では車速が変化し
ても断続手段が解放と接続とを繰り返すようなことがな
く、断続手段に起因する振動と音を防止することができ
る。 (4) 請求項4の発明によれば、転舵機構がその移動
端に達した状態で所定時間が経過したときに、操舵軸と
転舵軸とを連結するとともに、操舵反力と転舵駆動力を
0にするようにしたので、請求項1の上記効果に加え、
瞬間的に最大転舵角まで操舵してもその都度断続手段が
接続されず、断続手段に起因した振動と音を防止するこ
とができる。 (5) 請求項5の発明によれば、転舵機構がその移動
端に達し、且つ温度検出値が所定値以上になったとき
に、操舵軸と転舵軸とを連結するとともに、操舵反力と
転舵駆動力を0にするようにしたので、請求項1の上記
効果に加え、転舵機構が移動端に達したときの断続手段
の接続を最少限にし、断続手段に起因した振動と音を防
止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】《発明の第1の実施の形態》図1
は第1の実施の形態の構成を示す。運転者が操舵するス
テアリングホイール1の回転中心部にはコラムシャフト
2が連結されている。コラムシャフト2には操舵角セン
サー10,13、操舵トルクセンサー11および反力発
生モーター12が取り付けられている。操舵角センサー
10,13はエンコーダーなどから構成され、コラムシ
ャフト2の回転角、すなわち操舵角θ1、θ2を検出して
コントロールユニット18へ出力する。操舵トルクセン
サー11は、運転者が発生している操舵トルクを検出し
てコントロールユニット18へ出力する。反力発生モー
ター12は駆動回路19により駆動され、運転者がステ
アリングホイール1に加えている操舵力と反対方向に操
舵反力を発生する。
【0011】コラムシャフト2のステアリングホイール
1と反対側の端部は、電磁クラッチ14を介してステア
リングシャフト3と連結されている。電磁クラッチ14
は駆動回路20により断続駆動され、接続時はコラムシ
ャフト2とステアリングシャフト3とが機械的に連結さ
れ、ステアリングホイール1の操舵により両者が一体に
回転する。一方、解放時はコラムシャフト2とステアリ
ングシャフト3とが機械的に切り離され、両者が独立に
回転可能となる。
【0012】ステアリングシャフト3の反対側の端部に
はピニオンギア5が設けられており、このピニオンギア
5はラック軸6のラック部と噛合する。このピニオンギ
ア5とラック軸6により、ステアリングシャフト3の回
転運動がラック軸6の往復直線運動に変換される。ステ
アリングシャフト3の中間部分には、転舵角センサー1
5と転舵モーター16が取り付けられている。転舵角セ
ンサー15は、ステアリングシャフト3の回転角、すな
わち転舵角θtを検出してコントロールユニット18へ
出力する。転舵モーター16は駆動回路21により駆動
され、ステアリングシャフト3を回転させて車輪9を転
舵する。なお、4はラック・ピニオン機構部のケースで
ある。
【0013】ラック軸6の往復直線運動は、タイロッド
7とナックルアーム8により車輪9の転舵運動に変換さ
れる。タイロッド7にはポテンショメーターなどの変位
センサー17が設けられており、ラック軸の移動量x1
を検出してコントロールユニット18へ出力する。
【0014】コントロールユニット18はCPUとメモ
リなどの周辺部品から構成され、上述したセンサー1
0,11,13,15,17からの信号、車速センサー
22からの車速信号、その他、図示しない各種センサー
により検出された車両状態の信号に基づいて駆動回路1
9〜21を制御し、車輪9の転舵とクラッチ14の断続
を行い、操舵反力を発生させる。
【0015】なお、この実施の形態では、操舵量を検出
するために2個の操舵角センサー10,13を設けると
ともに、転舵量を検出するために転舵角センサー15と
変位センサー17とを設けたが、これはいずれか一方が
故障した場合の故障判別を行うためである。操舵量およ
び転舵量を検出するためのセンサーの個数と設置場所
は、この実施の形態に限定されない。
【0016】次に、この一実施の形態の通常の動作を説
明する。通常は電磁クラッチ14が解放されており、コ
ラムシャフト2とステアリングシャフト3とが切り離さ
れ、それぞれ独立に回転可能になっている。この状態か
らステアリングホイール1が操舵されると、操舵角セン
サー10,13がその操舵角θ1、θ2を検出し、コント
ロールユニット18へ出力する。コントロールユニット
18は操舵角センサー10,13により検出した操舵角
θ1、θ2と、車速センサー22により検出した車速v
と、操舵トルクセンサー11により検出した運転者の操
舵トルクとに基づいて目標操舵反力トルクτs*を演算
し、駆動回路19へ出力する。駆動回路19は、目標操
舵反力トルクτs*に応じた電流を反力発生モーター12
へ通電し、目標操舵反力トルクτs*を発生させる。
【0017】コントロールユニット18はまた、操舵角
センサー10,13により検出した操舵角θ1、θ2と、
車速センサー22により検出した車速vとに基づいて車
輪9の目標転舵角θt*を演算する。さらに、目標転舵角
θt*と、転舵角センサー15により検出した転舵角θt
または変位センサー17により検出した変位x1とに基
づいて、転舵モーター16から発生すべき目標転舵トル
クτt*を演算し、駆動回路21へ出力する。駆動回路2
1は、目標転舵トルクτt*に応じた電流を転舵モーター
16へ通電し、車輪9を転舵角θtだけ転舵させる。通
常はこのような動作を行うことによって、車輪9の転舵
角θtをステアリングホイール1の操舵角θ1、θ2に追
従させる。
【0018】次に、ラック軸6がいずれか一方の移動端
に達したとき、すなわち車輪9が最大転舵角まで転舵さ
れたときの動作を説明する。従来の操舵装置では、図2
に示すように、ステアリングホイールの操舵角θsがあ
る角度θs0になったときに操舵反力トルクτs*を急激に
増大させ、操舵装置のリンク部がストッパーに当接した
ときと同様な感覚を運転者に与えていた。しかし、図2
から明らかなように、運転者にリンク部がストッパーに
当接したと感じさせるような操舵反力トルクは、通常操
舵時の操舵反力トルクに比べるとかなり大きく、上述し
たような問題が発生する。
【0019】そこで、この第1の実施の形態では次のよ
うな操舵制御を行って上記問題を解決する。
【0020】図3は第1の実施の形態の操舵制御を示す
フローチャートである。コントロールユニット18のC
PUは、車両のイグニッションキースイッチがオンされ
るとこの制御プログラムを繰り返し実行する。ステップ
1において、駆動回路20を制御して電磁クラッチ14
を解放する。ステップ2で操舵角センサー10,13か
らコラムシャフト2の操舵角θ1、θ2を入力し、続くス
テップ3で転舵角センサー15からステアリングシャフ
ト3の転舵角θtを、変位センサー17からラック軸6
の変位x1をそれぞれ入力する。さらに、ステップ4で
は車速センサー22から車速vを入力する。
【0021】ステップ5において、転舵角θtまたはラ
ック変位x1に基づいてラック軸6が移動端に達してい
るかどうかを確認し、移動端に達していなければステッ
プ6へ進み、移動端に達しているときはステップ11へ
進む。
【0022】ラック軸6が移動端へ達していないとき
は、ステップ6で電磁クラッチ14を解放したままに
し、ステップ7へ進んで目標操舵反力トルクτs*を演算
し、さらにステップ8で目標転舵角θt*を演算し、目標
転舵角θt*に基づいて目標転舵モータートルクτt*を演
算する。そして、ステップ9で目標操舵反力トルクτs*
を駆動回路19へ出力し、反力発生モーター12により
目標操舵反力トルクτs*を発生させる。また、ステップ
10では目標転舵モータートルクτt*を駆動回路21へ
出力し、転舵モーター16から目標転舵トルクτt*を発
生させる。
【0023】一方、ラック軸6がいずれかの移動端に達
しているときは、ステップ11で駆動回路20により電
磁クラッチ14を接続する。ステップ12で目標操舵反
力トルクτs*に0を設定し、続くステップ13で目標転
舵モータートルクτt*に0を設定する。そして、ステッ
プ9で目標操舵反力トルクτs*=0を駆動回路19へ出
力し、反力発生モーター12の操舵反力トルクτsを0
にする。また、ステップ10では目標転舵モータートル
クτt*=0を駆動回路21へ出力し、転舵モーター16
の転舵モータートルクτtを0にする。
【0024】このように、第1の実施の形態によれば、
ラック軸6がいずれかの移動端に達したときに電磁クラ
ッチ14を接続してコラムシャフト2とステアリングシ
ャフト3を連結し、運転者がそれ以上操舵したときにリ
ンク部をストッパーに当接させるようにしたので、反力
発生モーター12を大容量化せずに、最大転舵角におい
て大きな操舵反力を得ることができる。
【0025】《発明の第2の実施の形態》一般に、自動
車の車輪がラック軸の移動端まで転舵されるのは、極低
速で車庫入れやUターンを行うときである。逆に、比較
的車速が高いときには、ラック軸が移動端まで駆動され
ることは極めて少なく、移動端まで駆動されたとしても
移動端で保持される時間は極短時間である。
【0026】そこで、この第2の実施の形態では、車速
が高いときはラック軸6が移動端まで駆動されても電磁
クラッチ14を接続せず、反力発生モーター12から大
きな操舵反力トルクτsを発生させて、運転者にリンク
部がストッパーに当接したときと同様な感覚を与える。
このようにしても、車速が高いときの最大転舵は極短時
間であるから、反力発生モーター12の平均的な負荷は
それほど大きくならず、反力発生モーター12およびそ
の駆動回路19を大容量化しなくても極短時間の高負荷
には充分に耐えられる。
【0027】一方、電磁クラッチは一般に、コントロー
ルユニットの解放指令に対して数十msecから数百msecの
応答遅れがある。この遅れは車速が低いときには問題に
ならないが、車速が高くなると遅れ時間だけ車両の挙動
も遅れることになるので、制御的に何らかの考慮をする
か、あるいは応答が速い電磁クラッチを選定する必要が
ある。
【0028】そこで、この第2の実施の形態では、ラッ
ク軸6が移動端に達しても車速が所定値v0以上の場合
は電磁クラッチ14を接続せず、リンク部がストッパー
へ当接した場合と同等な操舵反力トルクを反力発生モー
ター12から発生させる。
【0029】図4は第2の実施の形態の操舵制御を示す
フローチャートである。なお、図3に示す第1の実施の
形態と同様な処理を行うステップに対しては同一のステ
ップ番号を付して相違点を中心に説明する。また、この
第2の実施の形態の構成は図1に示す構成と同様であ
り、図示と説明を省略する。
【0030】ステップ5でラック軸6が移動端に達した
と判定されたときにステップ5’へ進み、車速センサー
22により検出した車速vが所定値v0より低いか否か
を確認する。車速vが所定値v0より低いときはステッ
プ11以降へ進み、上述したように電磁クラッチ14を
接続してコラムシャフト2とステアリングシャフト3と
を連結し、操舵反力トルクτsと転舵モータートルクτt
をともに0にする。一方、車速vが所定値v0以上のと
きはステップ6以降へ進み、上述したように電磁クラッ
チ14を解放したままとし、リンク部がストッパーに当
接したと同等の操舵反力トルクτsを反力発生モーター
12から発生させる。
【0031】この第2の実施の形態によれば、上述した
第1の実施の形態の効果に加え、車速が高いときには電
磁クラッチ14を接続しないので、操舵反力トルクτs
と転舵モータートルクτtとをともに0にする特別な制
御と、高速応答の電磁クラッチが不要になる。
【0032】《発明の第3の実施の形態》機械的なリン
ク機構を用いずに、電気的に車両の操舵を行う目的の一
つは、運転者の操舵量に対する車輪の実際の転舵量を車
両の状態によって変化させる、いわゆる”可変操舵ゲイ
ン”が実現できることである。以下では、車速に応じて
操舵ゲインを変える場合を例に上げて説明する。
【0033】一般に、車速が低いときには操舵ゲインを
大きくし、つまり単位操舵量当たりの転舵量を大きくす
ることによって、車庫入れやUターン時の操作性が向上
する。一方、車速が高いときには操舵ゲインを小さく
し、すなわち単位操舵量当たりの転舵量を小さくするこ
とによって、車両挙動の安定性が向上する。
【0034】図5aに、車速vが高くなるにしたがって
操舵ゲインGを小さくするようにした操舵ゲイン特性を
示す。図5aにおいて、車速vがv1のときにラック軸
6が移動端に達し、電磁クラッチ14が接続されたとす
る。この状態で運転者がステアリングホイール1の操舵
量を維持したまま、車速vが(v1+Δv)まで上昇し
たとすると、車速(v1+Δv)のときの操舵ゲインG
2は車速v1のときの操舵ゲインG1よりも小さいの
で、上述した各実施の形態の操舵制御によれば、電磁ク
ラッチ14は車速vが(v1+Δv)に上昇したときに
いったん解放され、操舵制御により転舵角がθs(G1
−G2)だけ戻されることになり、ラック軸6が移動端
から離れる。このとき、運転者がステアリングホイール
1をさらに転舵すると、ラック軸6がふたたび移動端に
達し、電磁クラッチ14が接続される。
【0035】車速vが連続的に上昇する場合には上記の
動作が繰り返されることになり、電磁クラッチ14が頻
繁に断接され、不快な振動や音を発生する。
【0036】そこで、この第3の実施の形態では、上述
した第2の実施の形態に加え、図5bに示すように車速
vがv0以下では操舵ゲインGを一定値とする。そし
て、図4に示す操舵制御を実行することにより、上述し
た第2の実施の形態の効果に加え、車速vがv0以下で
は車速vが変化しても電磁クラッチ14の断接が発生せ
ず、それによる振動や音を防止することができる。な
お、この第3の実施の形態の構成は図1に示す構成と同
様であり、図示と説明を省略する。
【0037】《発明の第4の実施の形態》この第4の実
施の形態では、ラック軸6が移動端に達したときに直ち
に電磁クラッチ14を接続せず、移動端に達した状態が
所定時間T0継続したら電磁クラッチ14を接続する。
【0038】図6は第4の実施の形態の操舵制御を示す
フローチャートである。なお、図3に示す第1の実施の
形態と同様な処理を行うステップに対しては同一のステ
ップ番号を付して相違点を中心に説明する。また、この
第4の実施の形態の構成は図1に示す構成と同様であ
り、図示と説明を省略する。
【0039】ステップ5でラック軸6が移動端に達した
らステップ5-2へ進み、ラック軸6が移動端にある時
間を計時するためのタイマーTをインクリメントする。
続くステップ5-3で、タイマーTの計時時間が所定時
間T0以上か否か、つまりラック軸6が移動端に所定時
間T0以上留まっているか否かを確認し、所定時間T0以
上移動端にあるときはステップ11以降へ進み、上述し
たように電磁クラッチ14を接続し、操舵反力トルクτ
sと転舵モータートルクτtをともに0にする。
【0040】一方、ラック軸6が移動端に達してから所
定時間T0が経過していないときはステップ6以降へ進
み、上述したように電磁クラッチ14を解放したままと
し、リンク部がストッパーに当接したと同等の操舵反力
トルクτsを反力発生モーター12から発生させる。な
お、ステップ5でラック軸6が移動端に達していないと
判定された場合はステップ5-1へ進み、タイマーTを
クリヤーする。
【0041】この第4の実施の形態によれば、運転者が
ステアリングホイール1を最大転舵角相当位置まで操舵
してから、所定時間T0以内に切り戻す場合には、電磁
クラッチ14を解放したままとし、反力発生モーター1
2により大きな操舵反力トルクτsを発生させる。所定
時間T0に、反力発生モーター12とその駆動回路19
が高負荷に耐えられる時間を設定すれば、瞬間的に最大
転舵角まで操舵してもその都度電磁クラッチ14が接続
されず、電磁クラッチ14の断接にともなう振動と音の
発生が避けられる。
【0042】《発明の第5の実施の形態》ラック軸6が
移動端に達したときに、リンク部がストッパーに当接し
たと同等の大きな操舵反力トルクτsを反力発生モータ
ー12から発生させると、反力発生モーター12とその
駆動回路19が過負荷になって過熱するので、モーター
12と駆動回路19を大容量化しなければならない。
【0043】そこで、この第5の実施の形態では、温度
センサー(不図示)により反力発生モーター12の温度
dを検出し、温度dが所定温度d0を越えたら電磁クラ
ッチ14を接続し、操舵反力トルクτsと転舵モーター
トルクτtをともに0にする。
【0044】図7は第5の実施の形態の操舵制御を示す
フローチャートである。なお、図3に示す第1の実施の
形態の処理と同様な処理を行うステップに対しては同一
のステップ番号を付して相違点を中心に説明する。ま
た、この第5の実施の形態の構成は図1に示す構成と同
様であり、図示と説明を省略する。
【0045】ステップ4’において、車速センサー22
から車速vを入力するとともに、温度センサー(不図
示)から反力発生モーター12の温度dを入力する。続
くステップ5でラック軸6が移動端に達したか否かを確
認し、移動端に達したらステップ5”へ進む。ステップ
5”では、反力発生モーター12の温度dが所定温度d
0を越えているか否かを確認し、所定温度d0を越えてい
るときはステップ11以降へ進み、上述したように電磁
クラッチ14を接続し、操舵反力トルクτsと転舵モー
タートルクτtをともに0にする。
【0046】一方、反力発生モーター12の温度dが所
定温度d0以下のときはステップ6以降へ進み、上述し
たように電磁クラッチ14を解放したままとし、リンク
部がストッパーに当接したと同等の操舵反力トルクτs
を反力発生モーター12から発生させる。
【0047】この第5の実施の形態によれば、操舵反力
発生モーター12およびその駆動回路19を大容量化せ
ずに、最大操舵角において大きな操舵反力トルクを発生
させることができる上に、ラック軸6が移動端に達した
ときの電磁クラッチ14の接続を最少限にし、電磁クラ
ッチ14の断接にともなう振動と音の発生を防止するこ
とができる。
【0048】なお、一般に駆動回路の温度特性の時定数
はモーターの温度特性の時定数よりも短い。したがっ
て、モーターの温度が許容温度に達する前に駆動回路の
温度がその許容値を超えることがある。そこで、駆動回
路19にも温度センサーを設置し、図7のステップ5”
において、モーター温度dが所定値d0を越えるか、ま
たは駆動回路19の温度がその所定値(許容値)を越え
た場合に電磁クラッチ14を接続するようにしてもよ
い。
【0049】以上の実施の形態の構成において、ステア
リングホイール1が操舵手段を、電磁クラッチ14が断
続手段を、反力発生モーター12と駆動回路19が操舵
反力発生手段を、転舵モーター16と駆動回路21が転
舵駆動手段を、操舵角センサー10,13が操舵量検出
手段を、コントロールユニット18が制御手段を、車速
センサー22が車速検出手段を、転舵角センサー15と
変位センサー17が転舵量検出手段を、コラムシャフト
2が操舵軸を、ステアリングシャフト3が転舵軸を、ピ
ニオンギア5とラック軸6が転舵機構をそれぞれ構成す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の構成を示す図である。
【図2】 従来の操舵制御における操舵角θsに対する
目標操舵反力トルクτs*を示す図である。
【図3】 第1の実施の形態の操舵制御を示すフローチ
ャートである。
【図4】 第2の実施の形態の操舵制御を示すフローチ
ャートである。
【図5】 第3の実施の形態の操舵ゲイン特性を示す図
である。
【図6】 第4の実施の形態の操舵制御を示すフローチ
ャートである。
【図7】 第5の実施の形態の操舵制御を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 コラムシャフト 3 ステアリングシャフト 5 ピニオンギア 6 ラック軸 7 タイロッド 8 ナックルアーム 9 車輪 10 操舵角センサー 11 操舵トルクセンサー 12 反力発生モーター 13 操舵角センサー 14 電磁クラッチ 15 転舵角センサー 16 転舵モーター 17 変位センサー 18 コントロールユニット 19〜21 駆動回路 22 車速センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 119:00 B62D 119:00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転者が操舵を行うための操舵手段と、 前記操舵手段に連結される操舵軸と車輪の転舵機構に連
    結される転舵軸との間に設けられ、前記操舵軸と前記転
    舵軸との連結と切り離しを行う断続手段と、 前記操舵手段に操舵反力を作用させる操舵反力発生手段
    と、 前記転舵機構を駆動して車輪を転舵する転舵駆動手段
    と、 前記操舵手段の操舵量を検出する操舵量検出手段と、 前記操舵量検出値に基づいて前記転舵駆動手段と前記操
    舵反力発生手段を制御する制御手段とを備えた電動操舵
    装置であって、 前記制御手段は、前記転舵機構がその移動端に達したと
    きに、前記断続手段を接続するとともに、前記操舵反力
    発生手段の操舵反力と前記転舵駆動手段の駆動力を0に
    することを特徴とする電動操舵装置。
  2. 【請求項2】運転者が操舵を行うための操舵手段と、 前記操舵手段に連結される操舵軸と車輪の転舵機構に連
    結される転舵軸との間に設けられ、前記操舵軸と前記転
    舵軸との連結と切り離しを行う断続手段と、 前記操舵手段に操舵反力を作用させる操舵反力発生手段
    と、 前記転舵機構を駆動して車輪を転舵する転舵駆動手段
    と、 前記操舵手段の操舵量を検出する操舵量検出手段と、 前記操舵量検出値に基づいて前記転舵駆動手段と前記操
    舵反力発生手段を制御する制御手段とを備えた電動操舵
    装置であって、 車速を検出する車速検出手段を備え、 前記制御手段は、前記転舵機構がその移動端に達し、且
    つ前記車速検出値が所定値より低いときに、前記断続手
    段を接続するとともに、前記操舵反力発生手段の操舵反
    力と前記転舵駆動手段の駆動力を0にすることを特徴と
    する電動操舵装置。
  3. 【請求項3】運転者が操舵を行うための操舵手段と、 前記操舵手段に連結される操舵軸と車輪の転舵機構に連
    結される転舵軸との間に設けられ、前記操舵軸と前記転
    舵軸との連結と切り離しを行う断続手段と、 前記操舵手段に操舵反力を作用させる操舵反力発生手段
    と、 前記転舵機構を駆動して車輪を転舵する転舵駆動手段
    と、 前記操舵手段の操舵量を検出する操舵量検出手段と、 前記操舵量検出値に基づいて前記転舵駆動手段と前記操
    舵反力発生手段を制御する制御手段とを備えた電動操舵
    装置であって、 車速を検出する車速検出手段と、 車輪の転舵量を検出する転舵量検出手段とを備え、 前記制御手段は、前記車速検出値が所定値以下のときは
    前記操舵量検出値と前記転舵量検出値の比が一定値とな
    るように前記転舵駆動手段を制御するとともに、前記転
    舵機構がその移動端に達し、且つ前記車速検出値が前記
    所定値より低いときに、前記断続手段を接続するととも
    に、前記操舵反力発生手段の操舵反力と前記転舵駆動手
    段の駆動力を0にすることを特徴とする電動操舵装置。
  4. 【請求項4】運転者が操舵を行うための操舵手段と、 前記操舵手段に連結される操舵軸と車輪の転舵機構に連
    結される転舵軸との間に設けられ、前記操舵軸と前記転
    舵軸との連結と切り離しを行う断続手段と、 前記操舵手段に操舵反力を作用させる操舵反力発生手段
    と、 前記転舵機構を駆動して車輪を転舵する転舵駆動手段
    と、 前記操舵手段の操舵量を検出する操舵量検出手段と、 前記操舵量検出値に基づいて前記転舵駆動手段と前記操
    舵反力発生手段を制御する制御手段とを備えた電動操舵
    装置であって、 前記制御手段は、前記転舵機構がその移動端に達した状
    態で所定時間が経過したときに、前記断続手段を接続す
    るとともに、前記操舵反力発生手段の操舵反力と前記転
    舵駆動手段の駆動力を0にすることを特徴とする電動操
    舵装置。
  5. 【請求項5】運転者が操舵を行うための操舵手段と、 前記操舵手段に連結される操舵軸と車輪の転舵機構に連
    結される転舵軸との間に設けられ、前記操舵軸と前記転
    舵軸との連結と切り離しを行う断続手段と、 前記操舵手段に操舵反力を作用させる操舵反力発生手段
    と、 前記転舵機構を駆動して車輪を転舵する転舵駆動手段
    と、 前記操舵手段の操舵量を検出する操舵量検出手段と、 前記操舵量検出値に基づいて前記転舵駆動手段と前記操
    舵反力発生手段を制御する制御手段とを備えた電動操舵
    装置であって、 前記操舵反力発生手段のアクチュエーターの温度を検出
    する温度検出手段を備え、 前記制御手段は、前記転舵機構がその移動端に達し、且
    つ前記温度検出値が所定値以上になったときに、前記断
    続手段を接続するとともに、前記操舵反力発生手段の操
    舵反力と前記転舵駆動手段の駆動力を0にすることを特
    徴とする電動操舵装置。
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