JP2010263312A - 撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】好適な撮影を実現し得る撮影装置を提供する。
【解決手段】
撮影された画像を取得する撮影部(11)と、前記画像を記憶する記憶部(36)と、前記撮影に使用される外部装置(46,41)を検出する検出部(22,23,30)と、前記検出部で検出された前記外部装置に対応させて前記記憶部が前記画像を記憶するように前記記憶部を制御する制御部(30)とを含む撮像装置。
【選択図】図7

Description

本発明は、撮影装置に関する。
撮像素子等によって画像データを撮影するデジタルカメラなどでは、メモリの大容量化に伴い、多くの画像データをメモリカード等の記憶部に記憶させることが可能となっている。また、近年のデジタルカメラは、レンズ交換や、光学フィルタの取り付け等によって、デジタルカメラに取り付ける外部装置を変化させて、多様な描写を行うことが可能となっている。
しかし、このようなデジタルカメラでは、例えば背面表示部等に所望の画像を表示させたい場合等において、メモリカードに記憶されている多量の画像データの中から、所望の画像データを見つけなくてはならない。このため、メモリカードに記憶されている画像データの中から、所望のデータを見つけるのに時間がかかり、煩わしいという問題を有している。
このような問題に対応した従来技術としては、例えば画像データを撮影する時の撮影条件を抽出し、撮影条件を画像データに付随させて記憶させるものが知られている(特許文献1等参照)。しかし、従来技術に係るカメラは、デジタルカメラに取り付ける外部装置を変化させて多様な描写を行うユーザにとっては、依然として、画像データを探す時に煩わしさを感じさせるものである。
特開2007−288409号公報
本発明の目的は、このような実情に鑑みてなされ、好適な撮影を実現し得る撮影装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係る撮影装置は、
撮影された画像を取得する撮影部(11)と、
前記画像を記憶する記憶部(36)と、
前記撮影に使用される外部装置(46,41)を検出する検出部(22,23,30)と、
前記検出部で検出された前記外部装置に対応させて前記記憶部が前記画像を記憶するように前記記憶部を制御する制御部(30)とを含むことを特徴とする。
また、例えば、前記制御部は、前記検出部で検出された前記外部装置毎に分類して、前記記憶部が前記画像を記憶するように前記記憶部を制御してもよい。
また、例えば、前記記憶部は、前記検出部で検出された前記外部装置に対応する名称のフォルダを生成し、前記画像を前記名称のフォルダに記憶してもよい。
また、例えば、前記記憶部は、前記画像の名称を前記検出部で検出された前記外部装置に対応する名称として記憶してもよい。
また、例えば、前記記憶部は、前記検出部で検出された前記外部装置に対応するデータを前記画像に関連付けて記憶してもよい。
また、例えば、本発明に係る撮影装置は、レンズ鏡筒を接続可能な接続部(45)を含んでもよく、
前記検出部は、前記接続部に接続されたレンズ鏡筒(41)、及び、前記レンズ鏡筒に接続されたアクセサリ(46)のうち少なくとも一方を検出してもよい。
また、例えば、前記検出部は、無線を用いて前記レンズ鏡筒、及び、前記アクセサリのうち少なくとも一方を検出してもよい。
また、例えば、本発明に係る撮影装置は、撮影者が前記撮影をするために操作可能な操作部(54)を含んでもよく、
前記制御部は、前記操作部が操作されたタイミングを用いて前記記憶部を制御してもよい。
また、例えば、本発明に係る撮影装置は、前記記憶部に記憶された前記画像を表示可能な表示部(17)を含んでもよく、
前記制御部は、前記検出部が前記外部装置を検出したとき、前記記憶部に記憶された前記画像のうち、前記検出部で検出された前記外部装置に対応して記憶された前記画像を前記表示部が表示するように前記表示部を制御してもよい。
なお上述の説明では、本発明をわかりやすく説明するために実施形態を示す図面の符号に対応づけて説明したが、本発明は、これに限定されるものでない。後述の実施形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させてもよい。さらに、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラ本体部と、当該カメラ本体部に用いられる外部装置の構成を表す模式図である。 図2は、図1に示すカメラ本体部およびカメラ本体に用いられる外部装置の主要部分を表すブロック図である。 図3は、図2に示すカメラ本体部で行われる画像データの記録手順の第1の例を表すフローチャートである。 図4は、図2に示すカメラ本体部で行われる画像データの記録手順の第2の例を表すフローチャートである。 図5は、図2に示すカメラ本体部で行われる画像データの記録手順の第3の例を表すフローチャートである。 図6は、図2に示すカメラ本体部で行われる画像データの記録手順の第4の例を表すフローチャートである。 図7は、図2に示すカメラ本体部に取り付けられた記録媒体に記憶される画像データの記録構造を示す概念図である。 図8は、図2に示すカメラ本体部において行われるアクセサリの識別動作を示す概念図である。
第1実施形態
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラ本体部60と、当該カメラ本体部60に用いられる外部装置の構成を表す模式図である。図1に示すカメラ本体部60の内部には、撮像素子を含む撮影部が備えられている。また、カメラ本体部60には、撮像部によって撮影された画像(画像データ)を記憶する記憶部36が備えられている。図1に示す記憶部36は、カメラ本体部60に着脱可能に取り付けられる不揮発性メモリであり、フラッシュメモリカード等によって構成されるが、記憶部36としてはこれに限定されない。
カメラ本体部60には、撮影に用いられる複数の外部装置を取り付けることができる。図1に示すように、外部装置としては、カメラを安定して設置するための三脚50や、撮影時等における光量を調整するための外部ストロボ27が挙げられる。三脚50は、カメラ本体部60に設けられる不図示の三脚座を介して取り付けられる。また、外部ストロボ27は、カメラ本体部60に設けられる外部ストロボ取付部を介して取り付けられる。
また、カメラ本体部60に取り付けられる他の外部装置としては、カメラ本体部60の内部に被写体光を導く交換式撮影レンズ41や、交換式撮影レンズ41に取り付けられて被写体光を調整するレンズアクセサリ46が挙げられる。交換式撮影レンズ41は、被写体側の端部に設けられるレンズ側第1通信接点43と、撮像素子側の端部に設けられるレンズ側第2通信接点44を有している。レンズ側第2通信接点44は、交換式撮影レンズ41をカメラ本体部60に取り付けた際に、カメラ本体部60に設けられるボディ側通信接点45と接触する。これによって、交換式撮影レンズ41は、カメラ本体部60と通信を行い、例えば、交換式撮影レンズ41の型番等のレンズ情報を、カメラ本体部60に伝達することができる。
レンズアクセサリ46は、アクセサリ側通信接点47を有している。アクセサリ側通信接点47は、レンズアクセサリ46を交換式撮影レンズ41に取り付けた際に、レンズ側第1通信接点43と接触する。これによって、カメラ本体部60は、レンズ側第1通信接点43およびレンズ側第2通信接点44を介して伝達される電機信号によって、レンズアクセサリ46の型番等を検出することができる。なお、交換式撮影レンズ41に取り付けられるレンズアクセサリ46としては、特に限定されないが、例えばNDフィルタ、NCフィルタ、C−PLフィルタ、クローズアップフィルター、ソフトフォーカスフィルター、ホワイトバランスセッターなどが挙げられる。
図2は、図1に示すカメラ本体部60およびカメラ本体部60に用いられる外部装置の主要部分を表すブロック図である。カメラ本体部60には、交換式撮影レンズ41、レンズアクセサリ46および外部ストロボ27等の外部装置が取り付けられる。
交換式撮影レンズ41には、レンズ内メモリ42が内蔵されている。レンズ内メモリ42には、レンズ情報が記憶されている。レンズ内メモリ42に記憶されるレンズ情報としては、例えば、型番、被写体までの撮影距離、焦点距離、絞り値等が挙げられる。レンズ交換式撮影レンズ41とカメラ本体部60とは、機械的に抜き差し可能に結合される。
また、交換式撮影レンズ41とカメラ本体部60とが機械的に結合されたとき、レンズ側第2通信接点44とボディ側通信接点45を介して、交換式撮影レンズ41とカメラ本体部60とは、電気的にも結合される。交換式撮影レンズ41とカメラ本体部60とは、レンズ側第2通信接点44とボディ側通信接点45を介して、双方向に通信をおこなうことができる。また、カメラ本体部60から交換式撮影レンズ41への電力供給や、レンズ制御信号の伝達などが、レンズ側第2通信接点44およびボディ側通信接点45を介して行われる。
カメラ本体部60の内部には、CPU30が備えられる。CPU30には、AFユニット49、シャッタユニット48、シャッタ幕10、レンズ着脱検知回路20、レンズ情報検知回路22、アクセサリ検知回路21、不揮発性メモリ24、電源25、シャッタスイッチ18、フォルダ生成回路19、外部ストロボ27等が接続されている。CPU30は、これらの各部分を、制御することができる。
AFユニット49は、交換式撮影レンズ41のフォーカシングを制御する測距制御手段であり、測距センサを含んで構成される。AFユニット49およびCPU30は、測距点からの測距を行い、レンズ側第2通信接点44とボディ側通信接点45を介して、交換式撮影レンズ41内に備えられる光学レンズ群を駆動することができる。シャッタユニット48は、シャッタ幕10を制御する露光制御手段であり、測光センサを含んで構成される。CPU30およびシャッタユニット48は、CPU30によって演算されたシャッタ秒時に合わせて、シャッタ幕10を開閉する制御を行う。
レンズ着脱検知回路20は、カメラの電源25を投入した時点で、レンズ通信情報が得られているか否かの判断を行うことで、レンズの着脱を判別する。レンズ情報検知回路22は、レンズ情報を検知する。レンズ情報検知回路22は、例えば、交換式撮影レンズ41の型番等のレンズ情報を検知する。アクセサリ検知回路は、レンズアクセサリ46が取り付けられているか否かを検知する。また、アクセサリ情報検知回路23は、アクセサリ情報を検知する。レンズ情報検知回路22で検知されたレンズ情報と、アクセサリ情報検知回路23で検知されたアクセサリ情報は、フォルダ生成回路19がフォルダ生成処理を行う際に用いられる。
不揮発性メモリ24は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えば、EEPROMを用いて構成される。電源25は、CPU30を介して、カメラ本体部60およびカメラ本体部60に取り付けられる交換式撮影レンズ41等に、電力を供給する。
シャッタスイッチ18は、図1に示すレリーズボタン54に連動して、CPU30に2種類の信号を出力する。レリーズボタン54は2段階のストロークを有しており、シャッタスイッチ18は、レリーズボタン54のストロークの第1段が押されたタイミングで、半押し信号SW1をCPU30に出力し、レリーズボタン54のストロークの第2段が押されたタイミングで、全押し信号SW2をCPU30に出力する。
フォルダ生成回路19は、CPU30からの制御を受けて、記憶部36に、画像データを分類して保存するためのフォルダを生成する。すなわち、CPU30は、レンズ情報検知回路22や、アクセサリ情報検知回路23を制御して、交換式撮影レンズ41や、レンズアクセサリ46等を検出する。さらにCPU30は、レンズアクセサリ46等の検出結果に基づき、フォルダ生成回路19を制御して、記憶部36にフォルダを作成する。また、CPU30は、レンズアクセサリ46等の検出結果に対応させて、フォルダ生成回路19によって生成されたフォルダに、撮像素子11等によって取得された画像データを保存することができる。
CPU30およびフォルダ生成回路19が、記憶部36にフォルダを生成するタイミングとしては、特に限定されないが、例えば、レリーズボタン54(図1)や、電源25を投入する電源ボタン等の操作部が、撮影者によって操作されたタイミングとすることができる。
外部ストロボ27は、外部ストロボ取付部を介して、カメラ本体部60に取り付けられる。外部ストロボ27は、AF補助光の投光機能や、ストロボ調光機能を有する。また、外部ストロボ27は、ストロボ側通信接点28を有している。ストロボ側通信接点28は、外部ストロボ27がカメラ本体部60に取り付けられた状態において、カメラ本体部60に備えられるストロボボディ側通信接点29に、電気的に接続される。
CPU30は、ストロボ側通信接点28およびストロボボディ側通信接点29を介して通信を行い、外部ストロボ27を制御することができる。また、CPU30は、ストロボ側通信接点28およびストロボボディ側通信接点29を介して通信を行い、外部ストロボ27の型番等のストロボ情報を得ることもできる。
カメラ本体部60に備えられる撮像部は、撮像素子11、A/D変換器12、画像処理回路13、RAM制御回路14、タイミング発生回路15等からなる。撮像素子11において結像された光学像は、A/D変換器12によってデジタル信号へと変換されたのち、画像処理回路13で処理される。
画像処理回路13は、A/D変換器12からの画像データや、記憶部36からのデータに対して、所定の画像補完処理や、色変換処理を行うことができる。RAM制御回路14は、A/D変換器12、画像処理回路13、RAM32および画像ファイル生成回路33を制御する。RAM32は、撮影した画像データを一時的に格納するメモリであり、所定枚数の画像データを格納するのに十分な記憶量を備えている。タイミング発生回路15は、CPU30やRAM制御回路14から、撮像素子11やA/D変換器12へ、制御信号を供給するタイミング発生を制御する。
また、CPU30およびRAM制御回路14は、RAM32、画像ファイル生成回路33等を制御して、記憶部36に画像データを記憶させる。画像ファイル生成回路33は、RAM32に格納されたRGBの画像データを、輝度信号Yおよび色差信号CからなるYCデータに変換したり、JPEG形式に圧縮した画像ファイルを生成したりすることができる。記憶部36は、インターフェース(I/F)34を介して、カメラ本体部60に設けられたスロット35に、着脱自在に取り付けられている。
CPU30およびRAM制御回路14は、画像表示メモリ31、D/A変換器16等を制御して、撮影装置背面に設置されているTFT型カラーLCDなどから成る画像表示部17に、画像を表示する。画像表示メモリ31は、表示用の画像データを格納するメモリである。
図3は、図2に示すカメラ本体部60において、撮影された画像データを記憶する手順を説明したフローチャートである。まずステップS01にて、カメラ本体部60を使用するユーザは、カメラ本体部60の電源25を投入する。ステップS02およびステップS03において、撮影者は、図1に示すレリーズボタン54を押して、撮影を行う。このとき図2に示すカメラ本体部60では、シャッタスイッチ18からCPU30に信号が送信される。
すなわち、ステップS02では、レリーズボタン54のストロークの第1段が押され、シャッタスイッチ18は、CPU30に半押し信号SW1を送信する。また、ステップS03では、レリーズボタン54のストロークの第2段が撮影者によって押圧され、シャッタスイッチ18は、CPU30に全押し信号SW2を出力する。なお、図3のフローチャートには現れないが、CPU30は、半押し信号SW1が入力されると、AFユニット49等を制御して、AFやAE等の撮影準備動作を行う。また、全押し信号SW2が入力されると、CPU30は、撮像素子11等を含む撮像部や、シャッタユニット48等を制御し、撮影動作を行い、画像を取得する。
ステップS04では、交換式撮影レンズ41およびレンズアクセサリ46の情報を検出する。すなわち、ステップS04において、CPU30は、レンズ情報検知回路22およびアクセサリ情報検知回路23を制御し、交換式撮影レンズ41およびレンズアクセサリ46からの情報の取得を試みる。CPU30は、レンズ情報やアクセサリ情報が受信できなければ、ステップS06に示す処理に進む。反対に、レンズ情報やアクセサリ情報が取得できれば、ステップS05に示す処理へ進む。
ステップS04でレンズ情報やアクセサリ情報が取得できない場合、CPU30は、フォルダ生成回路19を制御し、記憶部36にフォルダを生成する(ステップS06)。たとえば、カメラ本体部60に取り付けられた交換式撮影レンズ41が、非CPU搭載レンズである場合や、マウントアダプターを装着している場合等において、CPU30は、ステップS06に示す処理を行う。
ステップS04でレンズ情報やアクセサリ情報が取得できた場合は、得られた現在のレンズ情報およびアクセサリ情報を、記憶部36に保存されている画像を撮影した際に得た過去のレンズ情報およびアクセサリ情報と、照合する(ステップS05)。この際、過去のレンズ情報およびアクセサリ情報は、カメラ本体部60に内蔵されている不揮発性メモリ24に格納されていてもよい。
ステップS05において、記憶部36に、現在のレンズ情報およびアクセサリ情報に対応するフォルダがない場合は、ステップS06に進む。ステップS06では、CPU30は、フォルダ生成回路19および記憶部36を制御し、記憶部36に、現在のレンズ情報およびアクセサリ情報に対応する名称のフォルダを生成する。
ステップS05において、レンズ情報およびアクセサリ情報を照合する際に、レンズ情報が同じであってもアクセサリの有無や種類の変化があった場合は、S06に進み、フォルダを生成することが好ましい。交換式撮影レンズ41が同じであっても、レンズアクセサリ46が異なれば、異なる描写手法であると認められるからである。
ステップS05において、記憶部36に、現在のレンズ情報およびアクセサリ情報に対応するフォルダが存在する場合は、ステップS07に進む。ステップS07では、現在のレンズ情報およびアクセサリ情報に対応するフォルダを抽出する。
ステップS08において、CPU30およびRAM制御回路14は、RAM32、画像ファイル生成回路33および記憶部36等を制御し、取得された画像データを記憶部36に記憶させる。このとき、CPU30およびRAM制御回路14は、画像データを取得したときに得られたレンズ情報およびアクセサリ情報に対応する名称のフォルダに、画像データを保存する。
ステップS09では、CPU30は、このまま連続して撮影を続行するか、あるいは撮影を終了するかを判断する。ステップS09において、例えばシャッタスイッチ18からの信号が入力されたような場合、CPU30は、撮影を続行すると判断して、ステップS02にループする。
CPU30は、ステップS09で撮影を続行しないと判断した場合は、ステップS10の処理を行う。ステップS10において、CPU30は、ステップS04またはステップS05で得られたレンズ情報およびアクセサリ情報を、カメラ本体部60に内蔵される不揮発性メモリ24や、記憶部36等に記録させる(ステップS10)。さらに、ステップS11では、一連の処理を終了する。
このように、本実施形態に係るカメラ本体部60では、CPU30が、検出部で検出されたレンズ情報およびアクセサリ情報に対応させて画像を記憶するように、記憶部36を制御する。この結果、記憶部36には、レンズ情報およびアクセサリ情報毎に分類された状態で、画像データが保存されるため、撮影者は、所望の描写技法を用いて撮影された画像を、容易に探し出すことができる。
特に、カメラ本体部60は、レンズ情報だけでなく、交換式撮影レンズ41等に取付けられるレンズアクセサリ46のアクセサリ情報を用いて、画像データの分類を行うことができるため、様々な描写技法を用いて撮影を行う撮影者の要望に応えることができる。また、同様の交換式撮影レンズ41を用いて撮影しているが、レンズアクセサリ46が異なるため、描写技法が異なる画像データを適切に区別し、描画技法が異なる画像同士を同一の分類とする問題を解決できる。
さらに、図3のフローチャートに示すように、CPU30は、レンズ情報およびアクセサリ情報ごとに、記憶部36の内部に、レンズ情報およびアクセサリ情報に対応する名称のフォルダを作成し、この名称のフォルダ毎に分類して画像データを保存する。これにより、撮影者は、フォルダの名称を見て、格納された画像データの描画条件を容易に認識することができる。また、画像がフォルダ毎に記憶されているために、データのコピーや消去等を、容易に行うことができる。
図4は、図2に示すカメラ本体部60で行われる画像データの記録手順の第2の例を表すフローチャートである。図4に示す第2の例では、撮影者がシャッタボタンの第1段のストロークを押した時点(即ち半押し信号SW1がCPU30に入力される時点)で、カメラに装着している交換式撮影レンズ41に対応したフォルダを、記憶部36に生成する。すなわち、図3に示す第1の例と、図4に示す第2の例とを比較すると、CPU30は、第1の例では全押し信号SW2が入力されたときにフォルダを生成し、第2の例では半押し信号SW1が入力されたときにフォルダを生成する点で相違する。その他の処理は同様である。
まずステップS101にて、カメラ本体部60を使用するユーザは、カメラ本体部60の電源25を投入する。ステップS102では、レリーズボタン54のストロークの第1段が押され、シャッタスイッチ18は、CPU30に半押し信号SW1を送信する。ここで、図4に示す第2の例では、SW1が入力されると、CPU30は、交換式撮影レンズ41およびレンズアクセサリ46の情報を検出する(ステップS103)。
すなわち、ステップS103では、図3に示すステップ04と同様に、CPU30は、レンズ情報検知回路22およびアクセサリ情報検知回路23を制御し、交換式撮影レンズ41およびレンズアクセサリ46からの情報の取得を試みる。CPU30は、レンズ情報やアクセサリ情報が受信できなければ、ステップS105に示す処理に進む。反対に、レンズ情報やアクセサリ情報が取得できれば、ステップS104に示す処理へ進む。なお、CPU30は、シャッタスイッチ18から半押し信号SW1が入力されてから、全押し信号SW2が入力されるまでの間に、図4に示す制御と平行して、AFやAE等の撮影準備動作を制御する。
ステップS106においてフォルダを生成する処理は、図3におけるステップS06において行われる処理と同様である。また、ステップS104において、CPU30は、レンズ情報およびアクセサリ情報の照合を行うが、当該処理は、図3におけるステップS05において行われる処理と同様である。さらに、ステップS106においてフォルダを抽出する処理も、図3におけるステップS07における処理と同様である。
ステップS108においては、レリーズボタン54のストロークの第2段が押され、シャッタスイッチ18は、CPU30に全押し信号SW2を送信する。シャッタスイッチ18から全押し信号SW2が入力されると、CPU30およびRAM制御回路14は、撮影動作を制御して画像データを取得し、取得された画像データを、ステップS105で生成されたフォルダまたはステップS106で抽出されたフォルダに記憶させる(ステップS108)。
ステップS109において撮影続行を判断する処理や、ステップS110においてレンズ情報およびアクセサリ情報を記録する処理や、ステップS111で行われる処理は、図3のステップS09〜S11に示す処理と同様である。なお、CPU30に半押し信号SW1が入力された後に、全押し信号SW2が入力されなかった場合は、ステップS105またはステップS106における処理が終了した後に、ステップS108およびステップS109をスキップして、ステップS110およびステップS111の処理を行うことができる。
図4に示す第2の例によれば、レリーズボタン54が半押しされた時点で、CPU30は、記憶部36に、レンズ情報およびアクセサリ情報に対応する名称のフォルダを生成するか(ステップS105)、または、これらの情報に対応する名称のフォルダを抽出する(ステップS106)。したがって、撮影者は、レリーズボタン54を半押しすることによって、レリーズボタン54を全押しして画像データを取得しなくても、記憶部36に、画像データを分類するためのフォルダを生成することができる。
また、図4に示す第2の例によれば、CPU30は、撮影動作を開始する前に、あらかじめ記憶部36にフォルダを生成するため、撮影動作を開始してから、画像データを記憶部36に保存するまでの処理を、より短時間に終了させることができる。また、撮影動作を実行している間に、CPU30に要求される演算負荷を軽減することができる。
図5は、図2に示すカメラ本体部60で行われる画像データの記録手順の第3の例を表すフローチャートである。第3の例では、電源投入時など、カメラと交換式撮影レンズ41との通信が確認された時点で、カメラに装着している交換式撮影レンズ41に対応したフォルダを生成する。すなわち、図3に示す第1の例と、図5に示す第3の例とを比較すると、CPU30は、第1の例では全押し信号SW2が入力されたときにフォルダを生成し、第3の例では電源25が投入されたときにフォルダを生成する点で相違する。その他の処理は同様である。
ステップS201において、カメラ本体部60の電源25が投入されると、CPU30は、レンズ着脱検知回路20や、アクセサリ着脱検知回路21によって、交換式撮影レンズ41や、レンズアクセサリ46が正常に装着されているか否かを検出する。その後、CPU30は、図2に示すステップS02と同様に、交換式撮影レンズ41およびレンズアクセサリ46の情報を検出する(ステップS202)。
ステップS202の後に行われるステップS203〜ステップS205に係る処理は、図3に示す第1の処理におけるステップ05〜ステップ07で行われる処理と同様である。
ステップS206およびステップS207において、撮影者は、図1に示すレリーズボタン54を押して、撮影を行う。このとき図2に示すカメラ本体部60では、シャッタスイッチ18からCPU30に信号が送信される。すなわち、ステップS206では、レリーズボタン54のストロークの第1段が押され、シャッタスイッチ18は、CPU30に半押し信号SW1を送信する。また、ステップS207では、レリーズボタン54のストロークの第2段が撮影者によって押圧され、シャッタスイッチ18は、CPU30に全押し信号SW2を出力する。
シャッタスイッチ18から全押し信号SW2が入力されると、CPU30およびRAM制御回路14は、撮影動作を制御して画像データを取得し、取得された画像データを、ステップS204で生成されたフォルダまたはステップS205で抽出されたフォルダに記憶させる(ステップS208)。ステップS209では、CPU30は、このまま連続して撮影を続行するか、あるいは撮影を終了するかを判断する。ステップS209において、CPU30は、撮影を続行すると判断した場合はステップS206にループし、撮影を続行しないと判断した場合は、ステップS210の処理へ進む。
ステップS210において、CPU30は、ステップS202およびステップS203で得られたレンズ情報およびアクセサリ情報を、カメラ本体部60に内蔵される不揮発性メモリ24や、記憶部36等に記録させる(ステップS210)。さらに、ステップS211では、一連の処理を終了する。
図5に示す第3の例によれば、カメラ本体部60の電源25が投入された時点で、CPU30は、記憶部36に、レンズ情報およびアクセサリ情報に対応する名称のフォルダを生成するか(ステップS204)、または、これらの情報に対応する名称のフォルダを抽出する(ステップS205)。CPU30は、撮影準備動作を開始する前に、あらかじめ記憶部36にフォルダを生成するため、撮影準備動作および撮影動作を実行している間に、CPU30に要求される演算負荷を軽減することができる。また、第3の例によれば、図2に示す第1の例において説明した効果と、同様の効果を得ることができる。
図6は、図2に示すカメラ本体部60で行われる画像データの記録手順の第4の例を表すフローチャートである。第4の例では、カメラ本体部60に装着した交換式撮影レンズ41が、カメラ本体部60との通信ができない交換式撮影レンズ(非CPU搭載レンズやマウントアダプターを介しているとき)であるか否かの判別を行う。さらに、カメラ本体部60に装着したレンズが、カメラ本体部60と通信できない交換式撮影レンズ41である場合は、通信ができない交換式撮影レンズ41一般に対応したフォルダを生成する。すなわち、図6に示す第4の例では、図3に示す第1の例に対して、認識不可フォルダを生成または抽出する処理が追加されている。
図6に示すステップS301〜ステップS303の処理は、図3に示すステップS01〜ステップS03の処理と同様である。ステップS304では、交換式撮影レンズ41およびレンズアクセサリ46の情報を検出する。すなわち、ステップS304において、CPU30は、レンズ情報検知回路22およびアクセサリ情報検知回路23を制御し、交換式撮影レンズ41およびレンズアクセサリ46からの情報の取得を試みる。CPU30は、レンズ情報やアクセサリ情報が受信できなければ、ステップS308に示す処理に進む。反対に、レンズ情報やアクセサリ情報が取得できれば、ステップS305に示す処理へ進む。
ステップS308において、CPU30は、レンズ情報やアクセサリ情報を取得できなかった際に取得された画像データを保存するための認識不可フォルダが、記憶部36に存在するか否かを検出する。CPU30は、認識不可フォルダが記憶部36に存在しないと判断した場合は、フォルダ生成回路19を制御して、記憶部36に認識不可フォルダを生成する。また、認識不可フォルダが記憶部36に存在すると判断した場合は、記憶部36から認識不可フォルダを抽出する。
ステップS305〜ステップS307の処理は、図3に示すステップS05〜S07に示す処理と同様であるため、説明を省略する。ステップS311では、CPU30およびRAM制御回路14は、RAM32、画像ファイル生成回路33および記憶部36等を制御し、撮像部で取得された画像データを、記憶部36に記憶させる。
このとき、CPU30およびRAM制御回路14は、ステップS304においてレンズ情報およびアクセサリ情報を取得している場合は、画像データを取得したときに得られたレンズ情報およびアクセサリ情報に対応する名称のフォルダに、画像データを保存する。それに対して、ステップS304においてレンズ情報およびアクセサリ情報を取得できなかった場合は、ステップS309、ステップS310において生成もしくは抽出された認識不可フォルダに、画像データを保存する。
ステップS312〜ステップS314の処理は、図3に示すステップS09〜S11の処理と同様であるため、説明を省略する。
図6に示す第6の例では、カメラ本体部60との通信ができない交換式撮影レンズ41等を取り付けて撮影された画像は、認識不可フォルダにまとめて保存されるため、画像データを保存するフォルダが増加しすぎるのを防ぐことができる。また、撮影者は、このような交換式撮影レンズ41を使用して撮影された撮影データを、記憶部36に生成された認識不可フォルダの中から、容易に探し出すことができる。
図7は、図2に示す記憶部36(例えばCFカード等)の記録構造を表した概念図である。この構造は、カメラの内蔵メモリ(RAM)などで展開されても良い。図7に示す例では、記憶部36の中には、3つのフォルダが生成されている。これらのフォルダは、図2に示すカメラ本体部60におけるCPU30およびフォルダ生成回路19によって生成されたものである。
記憶部36に存在する3つのフォルダには、名称が付されており、それぞれ「50mm/f1.4」、「NC 85mm/f1.4」および「レンズ情報認識不可フォルダ」と、名称が付されている。これらの名称は、図2に示すカメラ本体部60におけるCPU30およびフォルダ生成回路19が、記憶部36にフォルダを生成する際に、レンズ情報およびアクセサリ情報に基づいて、各フォルダに付したものである。各フォルダの名称は、たとえば、検出された交換式撮影レンズ41またはレンズアクセサリ46の型番、焦点距離、開放F値、通称などを組み合わせて作成することができるが、撮影時において使用された交換式撮影レンズ41またはレンズアクセサリ46が特定できる名称であれば、特に限定されない。
ここで、図6に示す第4の例と、図7とを対応させると、名称が「50mm/f1.4」または「NC 85mm/f1.4」であるフォルダは、ステップS306で生成されたフォルダである。また、名称が「レンズ情報認識不可フォルダ」であるフォルダは、ステップS310で生成されたフォルダである。
記憶部36に生成されている各フォルダの内部には、撮影時に使用された交換式撮影レンズ41およびレンズアクセサリ46に対応するように、画像データが保存されている。例えば、名称が「NC 85mm/f1.4」であるフォルダには、レンズアクセサリ46としてNCフィルタを使用し、交換式撮影レンズ41として85mm/f1.4を使用して撮影された画像データが格納されている。
記憶部36に記憶されている画像データは、CPU30等によって、記憶部36に保存されたものである(例えば図6のステップS311)。画像データは、撮影時刻に対応させられて、フォルダ内に、画像ファイルとして順次記録されていく。画像データには、記憶部36に保存される際に、CPU30によって、ファイル名(例えば「DSC.0001」)が付されている。図7に示す例では、画像データのファイル名は、撮影時刻の早いものから連番となっている。
ただし、ファイル名の付け方としてはこれに限定されない。例えば、CPU30は、画像データに付すファイル名を、検出された交換式撮影レンズ41およびレンズアクセサリ46に対応する名称としてもよい。例えば、ファイル名を「DSC.NC_85mm0001」等とすることができる。これにより、撮影後において、フォルダから画像データを取り出した場合にでも、画像データを取得した時に使用した外部装置を容易に認識できる。また、ファイル名検索等を用いて、所望の画像を比較的容易に探し出すことができる。
図2に示すカメラ本体部60において、CPU30は、記憶部36に記憶されている画像を、画像表示部17等に表示させることができる。この場合において、CPU30は、例えば撮影者に記憶部36に存在するフォルダを選択させて、選択されたフォルダに格納された画像データのみを、画像表示部17に表示させることができる。したがって、撮影者は、画像データを撮影したときに用いた交換式撮影レンズ41や、レンズアクセサリ46を記憶していれば、容易に所望の画像データを探し出して表示させることができる。
交換式撮影レンズ41や、レンズアクセサリ46等の種類は、撮影される画像に大きな影響を与える。そうすると、撮影者が、特定の画像を探すときに、所望の画像の視覚的なイメージを思い浮かべることができれば、比較的容易に、所望の画像を取得する際に使用した交換式撮影レンズ41やレンズアクセサリ46を連想できる。したがって、本実施形態に係るカメラ本体部60を用いる撮影者は、画像の視覚的イメージから、容易に所望の画像データを探し出して表示させることができる。
図8は、アクセサリ情報の識別方式を表した図である。図2に示すレンズアクセサリ46の識別方法としては、特に限定されないが、図8に示すような識別番号の通信により、CPU30およびアクセサリ情報検知回路23は、レンズアクセサリ46を識別してもよい。すなわち、図8に示す例では、レンズアクセサリ46は、識別番号のみを、情報として有している。それに対して、カメラ本体部60には、例えば不揮発性メモリ24等に、識別番号とアクセサリの種類を対応させるアクセサリテーブルの情報を有している。
CPU30およびアクセサリ情報検知回路23は、レンズアクセサリ46の識別番号のみを、レンズアクセサリ46との通信により取得する。さらに、CPU30およびアクセサリ情報検知回路23は、取得された識別番号を、不揮発性メモリ24から読み出したアクセサリテーブルと照合することによって、詳細なアクセサリ情報を取得できる。
また、CPU30は、識別番号を照合することによって得られたアクセサリに関する詳細情報を、撮像素子11からなる撮像部で取得された画像データに関連付けて、記憶部36に記憶させてもよい。なお、CPU30は、アクセサリ情報だけでなく、レンズ情報やその他の撮影情報についても、撮像素子11からなる撮像部で取得された画像データに関連付けて、記憶部36に記憶させることができる。これにより、撮影者は、例えばアクセサリやレンズに関する詳細情報から、所望の画像データを容易に探し出すことができる。
図8に示す識別方式によれば、レンズアクセサリ46は識別番号のデータのみを有していればよく、また、アクセサリを検知する際に、レンズアクセサリ46とカメラ本体部60は、非常に小さい容量のデータを通信すれば足りる。したがって、レンズアクセサリ46を小型化することができ、また、容易にレンズアクセサリ46の情報を得ることができる。
その他の実施形態
上述の実施形態においては、交換式撮影レンズ41が取付可能なカメラ本体部60を例に説明したが、本発明に係る撮影装置としては、これに限定されない。例えば、撮影装置はスチルカメラであっても、ビデオカメラであってもよく、携帯電話であってもよい。さらに、撮影レンズを着脱可能なカメラであってもよく、撮影レンズを着脱できないもの(例えば、コンパクト・デジタル・カメラ)であってもよい。
また、上述の実施形態では、カメラに取り付ける外部装置として、レンズアクセサリ46および交換式撮影レンズ41を例に挙げて説明したが、カメラ本体部60のCPU30等によって検出される外部装置としては、これに限定されない。たとえば、外付けストロボ、パワーパック、三脚、一脚などであってもよい。
さらに、上述の実施形態では、検出された外部装置に対応させて画像を記憶させたが、他の実施形態では、外部装置に加えて、撮影条件に対応させて画像を記憶させることも可能である。例えば、手振れ補正のオン・オフ、オートフォーカス・マニュアルフォーカス、ISO感度、撮影距離、焦点距離、像倍率(焦点距離/撮影距離)、絞り値、シャッタ値、露出ブラケット補正値、WB(ホワイトバランス)設定などの情報を取得し、これらと外部装置との組み合わせによって、画像を分類して記憶させてもよい。
図1および図2に示す実施形態において、レンズアクセサリ46は、交換式撮影レンズ41を介して、接触方式を用いてカメラ本体部60と通信を行っている。しかし、他の実施形態では、レンズアクセサリ46とカメラ本体部60との間で、無線を用いてダイレクトに通信を行わせ、レンズアクセサリ46を検出させてもよい。これにより、カメラ本体部60は、交換式撮影レンズ41が非CPU搭載レンズ等であっても、レンズアクセサリの情報を取得し、これに対応させて画像を記憶させることができる。
また、交換式撮影レンズ41と、カメラ本体部60との通信も、無線を用いて行っても良い。この場合、レンズアクセサリ46、交換式撮影レンズ41、カメラ本体部60等には、無線でデータ通信をおこなうためのアンテナが備えられていても良い。無線でレンズ情報やアクセサリ情報を検出することによって、例えばマウントアダプターを介して交換式撮影レンズ41がカメラ本体部60に装着されている場合であっても、カメラ本体部60はレンズ情報やアクセサリ情報を取得することができる。
上述の実施形態では、レンズ情報およびアクセサリ情報等の外部装置の情報を、画像データを保存する際に使用したが、図2に示すCPU30は、記憶部36に記憶された画像を、カメラ本体部60に備えられる画像表示部17に表示させる際に、レンズ情報およびアクセサリ情報等の外部装置の情報を用いても良い。例えば、CPU30は、画像表示部17に記憶部36に記憶された画像を表示する際に、レンズ情報検知回路22およびアクセサリ情報検知回路23を制御し、レンズアクセサリ46および交換式撮影レンズ41を検出する。
レンズアクセサリ46や交換式撮影レンズ41を検出したとき、CPU30は、記憶部36に記憶された画像データのうち、直前に検出されたものと同じレンズアクセサリ46や交換式撮影レンズ41に対応して記憶された画像データを、優先して画像表示部17に表示するように、画像表示メモリ31や、RAM制御回路14を制御する。
撮影者は、同じ描画手法によって撮影された画像を参考にして撮影を行いたい場合があるので、検出された外部装置に対応する画像を優先して表示させることによって、カメラ本体部60は、撮影者が画像を探す煩わしさを軽減することができる。
また、CPU30は、直前に取得した画像データと、同じ外部装置を用いて撮影された過去の画像データとを並べて、画像表示部17に表示させてもよい。この際において、画像表示部17を等分割して表示させてもよく、異なる大きさに分割し、直前に取得した画像データを大きく表示し、過去に撮影した画像データを小さく表示させてもよい。このような表示は、新たな画像データが撮像部によって取得されたタイミング等に行うことができる。直前に取得した画像データと、同じ外部装置を用いて撮影された過去の画像データとを並べて表示させることによって、撮影者は、描画技法が似ている画像同士を詳細に比較できるため、画像の善し悪しを素早く認識できる。
11… 撮像素子
17… 画像表示部
22… レンズ情報検知回路
23… アクセサリ情報検知回路
30… CPU
36… 記憶部
41… 交換式撮影レンズ
45… ボディ側通信接点
46… レンズアクセサリ
54… レリーズボタン

Claims (9)

  1. 撮影された画像を取得する撮影部と、
    前記画像を記憶する記憶部と、
    前記撮影に使用される外部装置を検出する検出部と、
    前記検出部で検出された前記外部装置に対応させて前記記憶部が前記画像を記憶するように前記記憶部を制御する制御部とを含むことを特徴とする撮影装置。
  2. 請求項1に記載された撮影装置であって、
    前記制御部は、前記検出部で検出された前記外部装置毎に分類して、前記記憶部が前記画像を記憶するように前記記憶部を制御することを特徴とする撮影装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された撮影装置であって、
    前記記憶部は、前記検出部で検出された前記外部装置に対応する名称のフォルダを生成し、前記画像を前記名称のフォルダに記憶することを特徴とする撮影装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載された撮影装置であって、
    前記記憶部は、前記画像の名称を前記検出部で検出された前記外部装置に対応する名称として記憶することを特徴とする撮影装置。
  5. 請求項1又は請求項2に記載された撮影装置であって、
    前記記憶部は、前記検出部で検出された前記外部装置に対応するデータを前記画像に関連付けて記憶することを特徴とする撮影装置。
  6. 請求項1から請求項5までの何れか1項に記載された撮影装置であって、
    レンズ鏡筒を接続可能な接続部を含み、
    前記検出部は、前記接続部に接続されたレンズ鏡筒、及び、前記レンズ鏡筒に接続されたアクセサリのうち少なくとも一方を検出することを特徴とする撮影装置。
  7. 請求項6に記載された撮影装置であって、
    前記検出部は、無線を用いて前記レンズ鏡筒、及び、前記アクセサリのうち少なくとも一方を検出することを特徴とする撮影装置。
  8. 請求項1から請求項7までの何れか1項に記載された撮影装置であって、
    撮影者が前記撮影をするために操作可能な操作部を含み、
    前記制御部は、前記操作部が操作されたタイミングを用いて前記記憶部を制御することを特徴とする撮影装置。
  9. 請求項1から請求項8までの何れか1項に記載された撮影装置であって、
    前記記憶部に記憶された前記画像を表示可能な表示部を含み、
    前記制御部は、前記検出部が前記外部装置を検出したとき、前記記憶部に記憶された前記画像のうち、前記検出部で検出された前記外部装置に対応して記憶された前記画像を前記表示部が表示するように前記表示部を制御することを特徴とする撮影装置。
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