JP2010261766A - 抵抗型湿度センサ及びその製造方法 - Google Patents

抵抗型湿度センサ及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】洗浄後の水滴残りが生じにくく、パッケージ組立に適した抵抗型湿度センサ及びその製造方法を得る。
【解決手段】感湿伸縮膜の伸縮によって生じたSiカンチレバーの変形量を複数のピエゾ抵抗素子の抵抗変化で検出する抵抗型湿度センサであって、支持基板とSiカンチレバーとの間にSiO2層を2μm以下の膜厚で介在させ、このSiO2層により、Siカンチレバーを感湿伸縮膜の伸縮に伴って弾性変形可能にする空隙を生じさせた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ピエゾ抵抗素子を用いた抵抗型湿度センサ及びその製造方法に関する。
抵抗型湿度センサは、吸収または放出した水分量に応じて伸縮する感湿伸縮膜と、この感湿伸縮膜の伸縮により弾性変形する弾性変形体と、この弾性変形体の変形時に受ける応力に応じて電気抵抗が変化するピエゾ抵抗素子とを備え、ピエゾ抵抗素子の抵抗変化により湿度変化を検出するようになっている。従来では、上記弾性変形体としてダイヤフラムまたはカンチレバーを用いた構造が知られている。ダイヤフラム構造では、図9に示すように、Si基板110の裏面に凹部αを設けてダイヤフラム112を形成し、このダイヤフラム112の周縁部にピエゾ抵抗素子113を配置して、Si基板表面にピエゾ抵抗素子113とダイヤフラム112の外周を覆う感湿伸縮膜114を形成してある。一方、カンチレバー構造では、図10に示すように、Si基板210の表裏面を貫通する開口部βを設け、この開口部βに延出させた自由端部が弾性変形可なカンチレバー212を形成し、カンチレバー212に設けたピエゾ抵抗素子213を覆う感湿伸縮膜214をSi基板表面に形成してある。このようなカンチレバー構造は、例えば特許文献1に記載されている。
特開平3−226649号公報
しかしながら、従来のダイヤフラム構造では、上述のようにダイヤフラムの直下が空洞となっているので、ダイヤフラムは衝撃に弱く、超音波洗浄する際にダイヤフラムを破損してしまうことがあった。また、従来のカンチレバー構造では、上述のようにSi基板の表裏面を貫通する開口部が形成されているので、Si基板の裏面をパッケージに接着すると、該開口部が閉じられてカンチレバーの直下に大きな空洞部ができることから、超音波洗浄した後に空洞部に水滴が残りやすく、パッケージ組立に向かないという課題があった。
本発明は、洗浄後の水滴残りが生じにくく、パッケージ組立に適した抵抗型湿度センサ及びその製造方法を得ることを目的とする。
本発明は、支持基板の裏面に該支持基板の厚さ(20μm以上)と同等の深い空洞部が存在するために上記課題が生じていることを認識し、カンチレバー構造を採用すれば超音波洗浄時の破損を防止できること、支持基板とカンチレバーの間にSiO2層を介在させ、このSiO2層の膜厚(2μm以下)に相当する深さの空隙をカンチレバーと支持基板の間に生じさせる構造とすれば、支持基板に空洞部を設けずに済むこと、及び、SOI基板を用いればSiO2層を介在させたSi支持基板とSiカンチレバーを容易に形成できることに着目して完成されたものである。
すなわち、本発明は、支持基板と、この支持基板の上に形成され、支持基板中央部を露出させる開口部を画成するSiO2層と、このSiO2層の上に開口部側へ延出して形成され、該開口部上に位置する自由端部が弾性変形可能なSiカンチレバーと、このSiカンチレバーの表面に形成された複数のピエゾ抵抗素子と、この複数のピエゾ抵抗素子を含むSiカンチレバーの表面を覆い、吸収または放出した水分量に応じて伸縮する感湿伸縮膜とを備え、感湿伸縮膜の伸縮によって生じたSiカンチレバーの変形量を複数のピエゾ抵抗素子の抵抗変化で検出することを特徴としている。
複数のピエゾ抵抗素子は、開口部エッジの内外に跨って配置されていることが好ましい。SiO2層に設けた開口部のエッジ上ではSiカンチレバーの変形が大きくなるので、複数のピエゾ抵抗素子は、Siカンチレバーの変形量を効率よく検知できる。
SiO2層は、2μm以下であることが好ましい。この膜厚範囲であれば、Siカンチレバーの自由端部は感湿伸縮膜の伸縮に応じて弾性変形可能であり、かつ、支持基板とSiカンチレバーの間に生じる空隙が小さいので水滴が入り込みにくい。
支持基板は、Si基板であることが好ましい。この場合、一対のSi基板をSiO2層で挟んで積層したSOI基板を用いて、Si支持基板とSiO2層とSiカンチレバーを容易に形成できる。
感湿伸縮膜は、イミド結合を有する高分子樹脂からなることが実際的である。
また本発明は、製造方法の態様によれば、支持基板の上に、SiO2層を全面的に形成する工程と、SiO2層の上に、活性Si層を全面的に形成する工程と、活性Si層の表面の特定位置に、複数のピエゾ抵抗素子を形成する工程と、複数のピエゾ抵抗素子を含む活性Si層の表面に、吸収または放出した水分量に応じて伸縮する感湿伸縮膜を全面的に形成する工程と、感湿伸縮膜に、基板中央部に位置させて、活性Si層を露出させる第1の開口部を形成する工程と、感湿伸縮膜をレジスト層で覆う工程と、第1の開口部に露出させた活性Si層をドライエッチングにより除去し、該除去部分にSiO2層を露出させる第2の開口部を形成する工程と、第2の開口部に露出させたSiO2層をウエットエッチングにより除去し、該除去部分に活性Si層と支持基板との間に空隙を生じさせる第3の開口部を形成することにより、この第3の開口部の上に位置する自由端部が弾性変形可能な活性Si層をSiカンチレバーとする工程と、レジスト層を除去する工程と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、支持基板とカンチレバーの間に介在させたSiO2層により、感湿伸縮膜の伸縮に応じてカンチレバーを弾性変形可能にする空隙が生じるので、支持基板には空洞部を設けずに済み、洗浄後の水滴残りが生じにくく、パッケージ組立に適した抵抗型湿度センサ及びその製造方法が得られる。
本発明を適用した抵抗型湿度センサの主要構成を示す断面図(図2のI−I線に沿う断面図)である。 同抵抗型湿度センサを示す平面斜視図である。 本発明の第1実施形態による抵抗型湿度センサの製造工程の一工程を示す断面図である。 図3の次工程を示す断面図である。 図4の次工程を示す断面図である。 図5の次工程を示す断面図である。 図6の次工程を示す断面図である。 図7の次工程を示す断面図である。 従来のダイヤフラム構造の抵抗型湿度センサを示す断面図である。 従来のカンチレバー構造の抵抗型湿度センサを示す断面図である。
図1及び図2は、本発明を適用した抵抗型湿度センサの主要構成を示す断面図及び平面斜視図である。抵抗型湿度センサ1は、Si支持基板10上に、該基板側から順にSiO2層11と、Siカンチレバー12と、複数のピエゾ抵抗素子13と、感湿伸縮膜14とを備えている。
Si支持基板10は、巨視的に凹凸のない平坦な基板であって、少なくとも20μmの厚さを有している。SiO2層11は、Si支持基板10上に全面成膜された後に基板中央部を露出させる開口部11Aを形成してなるもので、Si支持基板10の周縁部に沿って存在している。別言すれば、SiO2層11は、Si支持基板10の基板中央部を露出させる開口部11Aを画定している。図2に破線で開口部エッジ11Bを示すように、開口部11Aの平面形状は矩形状をなす。開口部11Aの深さはSiO2層11の膜厚と同一で、SiO2層11の膜厚は2μm以下、より好ましくは0.1〜2μm程度である。
Siカンチレバー12は、SiO2層11上に積層形成されたP型活性Si基板からなり、3〜30μm程度の厚さを有する。このSiカンチレバー12は、SiO2層11上に位置する基端部12Aと、この基端部12Aから開口部11A上に延出させた自由端部12Bとを有し、自由端部12Bが弾性変形可能に支持されている。図1に破線で示す基端部12Aと自由端部12Bの境界位置は、開口部エッジ11Bで規定されている。自由端部12BとSi支持基板10との間に生じる空隙は、SiO2層11の厚さ(開口部11Aの深さ)と同一である。
複数のピエゾ抵抗素子13は、Siカンチレバー12の表面に埋め込み形成されていて、Siカンチレバー12の変形によって応力が加えられたときに電気抵抗が変化する。各ピエゾ抵抗素子13は、Siカンチレバー12の変形量を効率よく検出できるように、Siカンチレバー12の変形量がもっとも大きくなる位置に設けることが好ましい。具体的に本実施形態では、4個のピエゾ抵抗素子13を、平面矩形をなす開口部エッジ11Bの各辺上に対称に配置してある。より好ましくは、各ピエゾ抵抗素子13の内側エッジ(基板中央側のエッジ)と外側エッジ(基板周縁側のエッジ)の間に、開口部エッジ11Bを位置させるのがよい。図示されていないが、ピエゾ抵抗素子13の周囲はパッシベーション膜で埋められていて、このパッシベーション膜の上に、複数のピエゾ抵抗素子13に給電するための配線部と、該配線部を覆って腐食防止する窒化保護膜とが形成されている。
感湿伸縮膜14は、ポリイミド(イミド結合を有する高分子樹脂材料)からなり、吸収または放出した水分量に応じて伸縮する。この感湿伸縮膜14は、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸を200℃以上加熱するか、または、触媒を用いて脱水・イミド化反応させることにより成膜できる。成膜時は最も乾いた状態であって、感湿伸縮膜14は最も縮み、Siカンチレバー12は図示上方向に撓んだ状態で保持される。このデフォルト状態から感湿伸縮膜14が水分を吸湿すると、該感湿伸縮膜14は伸びて、Siカンチレバー12が図示下方に向かう。感湿伸縮膜14の厚さは、1〜20μm程度である。
湿度に応じて感湿伸縮膜14が伸縮すると、この感湿伸縮膜14の伸縮によりSiカンチレバー12が図示上下方向に撓み、Siカンチレバー12の変形量に応じて複数のピエゾ抵抗素子13の電気抵抗が変化する。抵抗型湿度センサ1は、複数のピエゾ抵抗素子13の抵抗変化を電圧変化に変換して出力する。
次に、図3〜図8を参照し、本発明による抵抗型湿度センサ1の製造方法について説明する。図3〜図8は、抵抗型湿度センサ1の製造工程を示す断面図である。
まず、図3に示すように、SiO2層11を挟んで一対のSi基板10、12を積層したSOI基板を用意して、一方のSi基板12の表面にP型不純物を注入してP型活性Si基板とし、このP型活性Si基板12の表面の特定位置に複数のピエゾ抵抗素子13を形成する。他方のSi基板10は、Si支持基板とする。ここで、Si支持基板10の厚さは少なくとも20μm以上、SiO2層11の厚さは0.1〜2μm程度、P型活性Si基板12の厚さは3〜30μm程度である。詳細には図示していないが、複数のピエゾ抵抗素子13の周囲はパッシベーション膜で埋められており、このパッシベーション膜の上に、各ピエゾ抵抗素子13と電気的に接続した配線部と、該配線部を覆って腐食防止を図る窒化保護膜とを形成してある。
続いて、図4に示すように、複数のピエゾ抵抗素子13を含むP型活性Si基板12の表面に、ポリイミドからなる感湿伸縮膜14を全面的に塗布する。続いて、図5に示すように、基板中央部分の感湿伸縮膜14を除去し、該除去部分にP型活性Si基板12の表面を露出させる第1の開口部14Aを形成する。この工程により、感湿伸縮膜14は、複数のピエゾ抵抗素子13を覆ってP型活性Si基板12の周縁部に存在する。この感湿伸縮膜14は、ポリイミドの前駆体であるポリアミド酸をP型活性Si基板12の表面に塗布した後に、200℃以上で加熱するか、または、触媒を用いて脱水・イミド化反応させることにより形成できる。このように成膜時は乾燥させた状態であるので、感湿伸縮膜14は最も縮んだ状態となっている。感湿伸縮膜14の厚さは、1〜20μm程度である。
続いて、図6に示すように、感湿伸縮膜14を覆うレジスト層15を形成する。レジスト形成後は、図7に示すように、ドライエッチングにより、レジスト層15で覆われていない、第1の開口部14Aに露出させたP型活性Si基板12を除去する。このとき、P型活性Si基板12とSiO2層11のエッチングレートの違いを利用して、SiO2層11をエッチングストッパとして用いる。すなわち、P型活性Si基板12の除去部分にSiO2層11が露出した時点で、ドライエッチングを終了する。P型活性Si基板12の除去部分には、基板中央部のSiO2層11を露出させる第2の開口部12Cが形成される。第2の開口部12Cは第1の開口部14Aより小さい。
続いて、図8に示すように、ウエットエッチングにより、第2の開口部12Cに露出させたSiO2層11を除去する。このとき、SiO2層11は、第2の開口部12Cに露出している領域だけでなく、P型活性Si基板12の下方にもエッチャントが入り込んで除去される。SiO2層11の除去部分には、P型活性Si基板12とSi支持基板10の間に空隙を生じさせる第3の開口部11Aが形成され、Si支持基板10の表面が露出する。ここで、第3の開口部11Aの開口部エッジ11B(SiO2層11の内周エッジ)は、各ピエゾ抵抗素子13の下方に位置するように規定する。より具体的には、開口部エッジ11Bの内外を跨いで各ピエゾ抵抗素子13が位置するように、各ピエゾ抵抗素子13の内側エッジ(基板中央側のエッジ)と外側エッジ(基板周縁側のエッジ)の間に開口部エッジ11Bを設定する。この工程により、SiO2層11はSi支持基板10の周縁部に存在することとなり、かつ、P型活性Si層12は、SiO2層11の上に位置する基端部12Aと、第3の開口部11Aの上に延出して弾性変形可能な自由端部12Bとを有するSiカンチレバーとなる。第3の開口部11Aは、第1の開口部14A及び第2の開口部12Aより大きい。P型活性Si基板12とSi支持基板10の間に生じる空隙と、第3の開口部11Aの深さと、SiO2層11の厚さは一致し、0.1〜2μm程度である。
続いてレジスト層15を除去すれば、図1及び図2に示される抵抗型湿度センサ1が得られる。上述したように感湿伸縮膜14は最も乾燥した状態(縮んだ状態)で形成されているので、Siカンチレバー12が図示上方向に撓んだ状態で保持され(デフォルト状態)、感湿伸縮膜14が水分を吸収すると該感湿伸縮膜14は伸びて、Siカンチレバー12は図示下方に向かう。
以上の本実施形態によれば、Si支持基板10とSiカンチレバー12の間に介在させたSiO2層11により、感湿伸縮膜14の伸縮に応じてSiカンチレバー12を弾性変形可能にする空隙が生じているので、Si支持基板10に空洞部を設けずに済む。これにより、Si支持基板10を巨視的に平坦な基板とすることでき、Si支持基板10をパッケージに組み込んでも超音波洗浄後の水滴残りが生じにくい。Si支持基板10とSiカンチレバー12の間に生じた空隙は、SiO2層11の膜厚と一致していて0.1〜2μm程度と狭く、水滴が入り込みにくい。
本実施形態では、SOI基板を用いてSi支持基板10、SiO2層11及びSiカンチレバー12を構成しているが、支持基板は、例えばガラスエポキシ基板など、Si基板以外を用いてもよい。SOI基板を用いない場合には、巨視的な凹凸のない平坦な支持基板を用意し、この支持基板上にSiO2層を全面的に形成し、このSiO2層上にP型活性Si層を形成し、このP型活性Si層の表面の特定位置に複数のピエゾ抵抗素子を形成する。
1 抵抗型湿度センサ
10 Si支持基板
11 SiO2
11A 開口部(第3の開口部)
11B 開口部エッジ
12 Siカンチレバー
12A 基端部
12B 自由端部
12C 第2の開口部
13 ピエゾ抵抗素子
14 感湿伸縮膜
14A 第1の開口部
15 レジスト層

Claims (10)

  1. 支持基板と、
    この支持基板の上に形成され、支持基板中央部を露出させる開口部を画成するSiO2層と、
    このSiO2層の上に前記開口部側へ延出して形成され、該開口部上に位置する自由端部が弾性変形可能なSiカンチレバーと、
    このSiカンチレバーの表面に形成された複数のピエゾ抵抗素子と、
    この複数のピエゾ抵抗素子を含む前記Siカンチレバーの表面を覆い、吸収または放出した水分量に応じて伸縮する感湿伸縮膜とを備え、
    前記感湿伸縮膜の伸縮によって生じた前記Siカンチレバーの変形量を前記複数のピエゾ抵抗素子の抵抗変化で検出することを特徴とする抵抗型湿度センサ。
  2. 請求項1記載の抵抗型湿度センサにおいて、前記複数のピエゾ抵抗素子は、前記開口部のエッジの内外に跨って配置されている抵抗型湿度センサ。
  3. 請求項1または2記載の抵抗型湿度センサにおいて、前記SiO2層は2μm以下である抵抗型湿度センサ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の抵抗型湿度センサにおいて、前記支持基板はSi基板である抵抗型湿度センサ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の抵抗型湿度センサにおいて、前記感湿伸縮膜は、イミド結合を有する高分子樹脂からなる抵抗型湿度センサ。
  6. 支持基板の上に、SiO2層を全面的に形成する工程と、
    前記SiO2層の上に、活性Si層を全面的に形成する工程と、
    前記活性Si層の表面の特定位置に、複数のピエゾ抵抗素子を形成する工程と、
    前記複数のピエゾ抵抗素子を含む活性Si層の表面に、吸収または放出した水分量に応じて伸縮する感湿伸縮膜を全面的に形成する工程と、
    前記感湿伸縮膜に、基板中央部に位置させて、前記活性Si層を露出させる第1の開口部を形成する工程と、
    前記感湿伸縮膜をレジスト層で覆う工程と、
    前記第1の開口部に露出させた前記活性Si層をドライエッチングにより除去し、該除去部分に前記SiO2層を露出させる第2の開口部を形成する工程と、
    前記第2の開口部に露出させたSiO2層をウエットエッチングにより除去し、該除去部分に前記活性Si層と前記支持基板との間に空隙を生じさせる第3の開口部を形成することにより、この第3の開口部の上に位置する自由端部が弾性変形可能な前記活性Si層をSiカンチレバーとする工程と、
    前記レジスト層を除去する工程と、
    を有することを特徴とする抵抗型湿度センサの製造方法。
  7. 請求項6記載の抵抗型湿度センサの製造方法において、前記第3の開口部のエッジ位置を、前記複数のピエゾ抵抗素子の下方に定めた抵抗型湿度センサの製造方法。
  8. 請求項6または7記載の抵抗型湿度センサの製造方法において、前記SiO2層は、2μm以下の膜厚で形成する抵抗型湿度センサの製造方法。
  9. 請求項6ないし8のいずれか一項に記載の抵抗型湿度センサの製造方法において、前記支持基板、前記SiO2層及び前記活性Si層として、SiO2層を挟んで一対のSi基板を積層したSOI基板を用いる抵抗型湿度センサの製造方法。
  10. 請求項6ないし9のいずれか一項に記載の抵抗型湿度センサの製造方法において、前記感湿伸縮膜は、イミド結合を有する高分子樹脂により形成する抵抗型湿度センサの製造方法。
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