JP2010261733A - 据置型分離端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の電力量計の設置スペースをほとんど増加させることなく既設の環境において使用でき、且つ、無停電での計器交換作業及び送電の停止停解作業を安価な手段で、充電部を露出させる等の虞なく効率的に行うことを可能にする、据置型分離端子を提供する。
【解決手段】配電線と計器とを接続するように計器の端子部内に受け入れられ、且つ、計器の端子部から分離可能な、据置型分離端子であって、電源側分離端子と負荷側分離端子とに分割されている、据置型分離端子が提供される。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば電力量計等の計器の端子部に関し、特に、計器の端子部内に着脱可能に設置される、据置型分離端子に関する。
一般に、電力量計は使用期間が定められている。特に劣化部品を多く含む計器部は、定期的に交換することが義務付けられているが、計器交換作業は、需要家側を停電させることなく行うことが望ましい。
特開平7−248343号の据置端子は、計器に通電させるための通電カセットとバイパス用の短絡カセットにより、無停電の計器の交換を可能にしている。具体的には、据置端子の内部で、通電カセット用の接続部と短絡カセット用の接続部の間にカム機構を設け、計器による計測時は、据置端子に通電カセットを取り付けた状態で使用し、無停電での計器交換時は、据置端子に短絡カセットを取り付けることによって、カム機構が作動し、自動的に通電カセットが外れるようになっている。送電の停止時には、通電カセットと短絡カセットの両方を外し、停解時は再度通電カセットのみを取り付ける。しかし、この据置端子では、通電カセット用の接続部と短絡カセット用の接続部が別個に設けられていることから、壁面に取り付けられた時の据置端子の縦方向寸法が大きくなっている。また、端子盤自体が、従来の計器端子部に外付けされるものであり、この結果、端子盤を含めた電力計全体の設置スペースを大きなものとしている。
上記したような従来の据置端子は、作業者が計器交換作業及び送電の停止停解作業を配電線の誤接続等の虞なく効率的に行うことを目的としているが、設置スペース及びコストの面で不十分である。端子盤を含めた電力量計の取付けに使用できる壁面の面積は、通常、限られているため、端子盤の寸法はできるだけ小さいことが望ましい。特に隠蔽配線の場合には、その必要性がある。即ち、各建造物の壁面における電力量計の取付け位置は、建造物ごとに予め決められているが、これに加えて、隠蔽配線の場合には、配電線を壁面に形成された既設の穴に通す必要がある。この場合、特に、端子盤の縦方向寸法が大きいと、既設穴の位置が端子盤の電線挿入穴に近すぎたり、端子盤が既設穴を覆うことがあり、既設穴から延びる太い配電線を無理に曲げて配置しなければならない等、計器交換時の作業が煩雑になる。また通電カセットを外すための端子盤内部のカム機構は、端子盤を大型化し、且つ構造を複雑で高価なものにする。
特開平7−198753号では、電線が接続される従来の計器端子部が、計器から分離される構造を開示している。この構造では、電線と電力量計の計器部との間を接続する端子金具を組み込んだ端子ブロックを独立構造部品とし、これを計器部側の端子ブロック受け具に着脱可能に装着している。端子ブロックの電線側では、電線に接続される端子金具が、同極の電源側電線と負荷側電線(1Sと1L、2Sと2L、3Sと3L)が前後に二段重ねに配置されるように位置決めされており、電源側端子金具と負荷側端子金具の間を短絡ボルトで接続することにより短絡が行われる。計器交換時は、短絡ボルトにより電源側と負荷側を短絡させた後、端子ブロックを計器から分離する。
上記したように、特開平7−198753号の端子ブロックでは、同極の電源側電線と負荷側電線とが前後に二段重ねされるように配置されている。これに対し、現在使用されている多くの計器端子部では、電線挿入部が、電源側(1S、2S、3S)と負荷側(1L、2L、3L)に分かれて、横一列に並んで配置されている。このため、既設の環境において、電線の長さに余裕がない場合、このような端子ブロックは使用することが困難である。また、同極の電源側電線と負荷側電線とを二段重ねに配置するために、端子ブロックにおける電線側の端子金具は、電源側と負荷側が縦方向にずれた位置に整列させられている。このため、特開平7−248343号の据置端子と同様に、端子ブロックの縦方向寸法が大きい。
さらに、特開平7−198753号では、計器交換時、端子ブロックが計器から分離されたとき、充電部の端子金具が露出される。この場合、作業者が、露出された充電部に接触して感電する虞があり、また機器の破損等の虞もある。
特開平7−248343号 特開平7−198753号
このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の目的は、従来の電力量計の設置スペースをほとんど増加させることなく既設の環境において使用でき、且つ、無停電での計器交換作業及び送電の停止停解作業を安価な手段で、充電部を露出させる等の虞なく効率的に行うことを可能にする、据置型分離端子を提供することにある。
請求項1に記載の発明によれば、配電線と計器とを接続するように前記計器の端子部内に受け入れられ、且つ、前記計器の端子部から分離可能な、据置型分離端子であって、電源側分離端子と負荷側分離端子とに分割されている、据置型分離端子が提供される。この構成によれば、従来の計器端子部に外付けされる据置端子のように追加の設置面積を必要とすることなく、計器に取り付けることができる。また、電源側分離端子と負荷側分離端子とに分割されているので、送電の停止停解時に、負荷側分離端子によって一括して配電線を着脱でき、これにより、着脱すべき配電線を間違える虞がなく確実に作業を行うことができる。また、分離端子を計器端子部から抜き差しするだけで送電の停止停解を行うことができるため、スイッチやカム機構等の複雑な構造が不要であり、このため、安価な方法で停止停解作業を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明において、前記電源側分離端子及び負荷側分離端子は、それぞれ、前記配電線を受け入れる電線挿入穴を備えており、前記電線挿入穴は、前記電源側分離端子及び負荷側分離端子が前記計器の端子部内に受け入れられた時、前記計器の端子部に対して横一列に配置される、据置型分離端子が提供される。この構成によれば、従来の計器に対応した長さの既設の配電線に容易に接続することができるため、既設の環境においても容易に設置することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2の発明において、前記計器の端子部における、前記電源側分離端子及び負荷側分離端子に対する接続部は凸部を形成しており、前記電源側分離端子及び負荷側分離端子における、前記計器の端子部に対する接続部は凹部を形成している。この構成によれば、計器交換時に分離端子の充電部が露出しないため、作業者の感電や機器の破損等の虞なく計器交換作業をすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の発明において、前記凸部が丸型プラグである、据置型分離端子が提供される。
請求項5に記載の発明によれば、請求項3の発明において、前記凸部が平型プラグである、据置型分離端子が提供される。
請求項6に記載の発明によれば、請求項3乃至5のいずれか一項に記載の発明において、前記配電線が中性線を含んでおり、前記負荷側分離端子における、前記中性線に対応する前記凹部の導通部分は、前記凹部の開口端に向けて、他の配電線に対応する前記凹部の導通部分より長く延びている。この構成により、負荷側分離端子が計器の端子部に斜め方向から挿入されても、中性線に対応する導通部分を、他の配電線に対応する導通部分よりも先に計器の端子部と接触させることができ、また、中性線に対応する導通部分を、他の配電線に対応する導通部分よりも後に計器端子部から分離させることができる。これにより、単相3線式の場合も、負荷の電圧バランスを崩すことなく、負荷に接続された機器を保護することができる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項3乃至5のいずれか一項に記載の発明において、前記配電線が中性線を含んでおり、前記負荷側分離端子に接続される前記計器の端子部において、前記中性線に対応する前記凸部が、他の配電線に対応する前記凸部よりも大きな長さを有している。この構成により、中性線に対応する導通部分を、他の配電線に対応する導通部分よりも先に計器端子部と接触させることができ、また、中性線に対応する導通部分を、他の配電線に対応する導通部分よりも後に計器端子部から分離させることができる。これにより、単相3線式の場合も、負荷の電圧バランスを崩すことなく、負荷に接続された機器を保護することができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項7の発明において、前記負荷側分離端子における、前記凹部の導通部分と前記凹部の開口端との間に非導通部分が設けられている。この構成により、負荷側分離端子が計器に斜め方向から挿入されても、導通部分に接触するときには正しい姿勢となり、中性線に対応する導通部分は、他の配電線に対応する導通部分よりも先に計器端子部と接触する。これにより、単相3線式の場合も、負荷の電圧バランスを崩すことなく、負荷に接続された機器を保護することができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項6乃至8のいずれか一項に記載の発明において、前記負荷側分離端子が前記計器の端子部に接続されるとき、前記中性線が前記他の配電線よりも先に前記計器の端子部に接続され、前記負荷側分離端子が前記計器の端子部から分離されるとき、前記中性線が前記他の配電線よりも後に前記計器の端子部から分離される。この構成によれば、単相3線式の場合でも、送電の停止停解時に線間の電圧のバランスが崩れ、負荷に接続された機器が過電圧によって破損する虞がない。
請求項10に記載の発明によれば、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の発明において、前記電源側分離端子と前記負荷側分離端子は、互いに異なる外形を有している。この構成により、計器に対する配電線の接続の誤りを防止することができる。
請求項11に記載の発明によれば、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の発明において、前記電源側分離端子と前記負荷側分離端子は、それぞれ、短絡装置に対する接続部を備えている。この構成によれば、短絡装置の着脱により、無停電での計器交換作業を容易に行うことができる。
本願発明によれば、従来の電力量計の設置スペースをほとんど増加させることなく既設の環境において使用でき、且つ、無停電での計器交換作業及び送電の停止停解作業を安価な手段で、充電部を露出させる等の虞なく効率的に行う据置型分離端子を提供することができる。
本発明の据置型分離端子が計器端子部に取り付けられた状態を示す正面図である。 据置型分離端子が計器端子部から分離された状態を示す正面図である。 計器端子部に取り付けられた据置型分離端子を示す斜視図である。 端子カバーを示す図であり、(A)は正面図、(B)は側面図である。 図4の端子カバーの後方斜視図である。 図4の端子カバーが適用される場合の据置型分離端子の例を示す正面図である。 脱落防止機構を備えた据置型分離端子の例を示す図である。 据置型分離端子の内部構造を示す部分断面図である。 計器端子部と分離端子の接続方法を示す概略部分斜視図である。(A)は、計器側接続部が丸型プラグを備える例を示し、(B)は、計器側接続部が平型プラグを備える例を示す。 計器側接続部と分離端子側接続部の構成を説明する図である。 計器側接続部と分離端子側接続部の構成の他の例を説明する図である。 互いに異なる外形を有する分離端子の例を示す図である。 本発明に用いられる短絡装置を示す図である。(A)は、正面図、(B)は側面図である。 図13の短絡装置の斜視図である。 本発明の据置型分離端子を用いた、無停電による計器の交換方法を説明する図である。 本発明の据置型分離端子を用いた、送電の停止停解方法を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
[据置型分離端子の全体概要]
図1は、本発明の一実施形態による据置型分離端子1を、計器(本実施形態では電力量計)300の計器端子部2に取り付けた状態を示す正面図であり、図2は、据置型分離端子1を計器端子部2から分離した状態を示す正面図である。図1及び図2において、200は、計器本体を示し、計器端子部2は、計器本体200と分離不能に一体化されている(他の図では、計器本体200は図示を省略されている)。本発明の据置型分離端子1は、配電線と計器300とを接続するように計器端子部2の電源側収容部21及び負荷側収容部22内に受け入れられ、且つ、計器端子部2から分離可能になされている。換言すれば、本発明の据置型分離端子1は、配電線が接続される従来の計器の計器端子部の一部が、計器から分離可能とされる構造である。図3は、計器端子部2に取り付けられた据置型分離端子1を示す斜視図であり、配電線及び計器本体200は省略されている。
計器300は、建造物の壁面等に固定され、据置型分離端子1の電源側分離端子11及び負荷側分離端子12は、それぞれ、図1に示すように計器端子部2の電源側及び負荷側収容部21、22内に嵌合状態で取り付けられている。本明細書中、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「正面」、「背面」、「裏面」等の方向を示す用語は、特に断りのない限り、据置型分離端子1が、計器300と共に、建造物の壁面等に設置された状態に関して用いられる。
図1乃至図3に示すように、据置型分離端子1は、電源側の配電線(1S、2S、3S)に接続される電源側分離端子11と、負荷側の配電線(3L、2L、1L)に接続される負荷側分離端子12とに分割されている。計器端子部2に形成された電源側収容部21、負荷側収容部22は、それぞれ、電源側分離端子11、負荷側分離端子12を嵌合状態で受け入れるように寸法が決められている。電源側及び負荷側収容部21、22における、計器端子部2の下面側は、開放されている。これにより、電源側及び負荷側分離端子11、12の電線挿入穴30に接続された配電線が、計器端子部2の下方に延びて配置される。電源側及び負荷側収容部21、22は、計器端子部2の隔壁23により互いに分離されている。電源側分離端子11と負荷側分離端子12は、それぞれ、電源側収容部21と負荷側収容部22内に形成された、計器側接続部24(図2)に接続され、後述の固定手段により、電源側収容部21、負荷側収容部22内に固定される。電源側及び負荷側分離端子11、12を収めた計器端子部2の前面側には、図4等に示す端子カバー100が取り付けられる。
端子カバー100は、裏面に、電源側分離端子11と負荷側分離端子12を計器端子部2に固定するための押込突起101を備えることができ、図4(A)(B)及び図5は、押込突起101を備える端子カバー100を示す。図4(A)は、端子カバー100の正面図であり、押込突起101の位置が破線で示されている。図4(B)は、端子カバー100の側面図であり、図5は、端子カバー100を、その裏面側から見た斜視図である。押込突起101は、端子カバー100の裏面に対して実質的に垂直方向に延びている。後述するように、押込突起101は、据置型分離端子1を計器端子部2に固定する手段として有用であるが、なくてもよい。端子カバー100に押込突起101を形成する場合、据置型分離端子1の電源側分離端子11と負荷側分離端子12の前面には、それぞれ、図6に示すような、押込突起101を受け入れるための突起受け入れ溝501、502が設けられる。端子カバー100を計器端子部2に取り付ける際、電源側及び負荷側分離端子11、12の電源側及び負荷側収容部21、22への差込が不完全であると、電源側分離端子11と負荷側分離端子12は、突起受け入れ溝501、502に受け入れられた押込突起101によって押され、電源側収容部21と負荷側収容部22内へ、それぞれ、押し込まれる。これにより、電源側及び負荷側分離端子11、12が計器端子部2内に確実に差し込まれた状態で、端子カバー100を計器端子部2に装着することができる。図4及び図5において、102は、端子カバー装着用ねじを示す。端子カバー装着用ねじ102は、計器端子部2に設けられた端子カバー装着用ねじ穴103(図1、図2)にねじ込まれる。図1及び図2において、104は、計器端子部2を計器取り付け板(図示省略)に固定するための計器固定用ねじ穴である。計器300は、計器取り付け板を介して建造物の壁面等の所定位置に設置される。尚、400は、試験用端子である。
計器300の壁面等への取り付け後、電源側及び負荷側分離端子11、12は、接続された配電線の重みで下方へ抜け落ちる可能性がある。図7に、そのような電源側及び負荷側分離端子11、12の計器端子部2からの抜け落ちを防止する、凹凸による脱落防止機構の例を示す。具体的には、計器端子部2の電源側収容部21及び負荷側収容部22を形成する側壁を、それぞれ、電源側及び負荷側収容部21、22の内側に向けて部分的に突出させて段部105を形成し、段部105に係合可能な係合部106を各分離端子11、12の側面に形成する。図7の例では、電源側分離端子11と負荷側分離端子12のそれぞれについて2箇所ずつ、計4箇所に脱落防止機構を設けている。しかし、このような脱落防止機構は、後述する計器端子部2の接続部のプラグ形状によっては、不要である。
電源側分離端子11と負荷側分離端子12の計器端子部2への固定手段としては、上記のような端子カバー100の押込突起101の他、例えば、ねじ止めによる固定や、スナップフィット(電源側及び負荷側分離端子11、12または電源側及び負荷側収容部21、22のいずれかに弾性的な締結部を設ける)を行なうことができる。ねじ止めまたはスナップフィットを行なう場合も、上述の脱落防止機構(段部105と係合部106)はなくてよい。
このように、本実施形態の据置型分離端子1は、計器の計器端子部2内に受け入れられた状態で設置されるので、従来の計器端子部に外付けされる据置端子に比べて、小さい設置面積で使用することができる。また、計器交換の際には、計器に比べて劣化部品が少ない電源側及び負荷側分離端子11、12を計器端子部2から分離することができるので、電源側及び負荷側分離端子11、12を、計器の使用期間に影響されずに長期に亘って使用することができる。
電源側分離端子11と負荷側分離端子12の各々は、実質的に矩形ブロック状の本体11a、12aを備えており、本体11a、12aの下面には、配電線を挿入するための電線挿入穴30が開口している(図3等)。本実施形態では、配電線は単相3線式であり、図1及び図2に示すように、電源側分離端子11の3つの電線挿入穴30に配電線1S、2S、3Sが挿入され、負荷側分離端子12の3つの電線挿入穴に配電線3L、2L、1Lが、それぞれ、挿入される。尚、配電線を示す符号1S、2S、3Sは、電源側の配電線を意味し、3L、2L、1Lは、負荷側の配電線を意味する(JIS C 1210)。各分離端子11、12の本体11a、12aの前面には、開口32が形成されており、各電線挿入穴30に挿入された配電線1S、2S、3S、3L、2L、1Lは、電線接続ねじ31を開口32の内部のねじ穴(符号省略)に締め付けることによって、電源側及び負荷側分離端子11、12の導通部分に固定される。図8は、計器端子部2に取り付けられた据置型分離端子1の内部構造を電源側分離端子11を例として示す、図1のA―A線に沿って見た部分断面図である。図8に示すように、電源側分離端子11の本体11aの前面における開口32の上部には、短絡装置接続部33が形成されており、短絡装置接続部33は、後述する無停電での計器交換時に、短絡装置に接続される。電源側分離端子11の本体11aの背面(図8における右側の面)には、後述する分離端子側接続部34が形成され、各分離端子側接続部34は、それぞれ、対応する計器側接続部24に接続される。本実施形態では、計器側接続部24は凸部を形成しており、分離端子側接続部34は凹部を形成している。図8に示すように、電源側分離端子11の本体11aの内部では、各配電線に対応する導通部分600が、電線挿入穴30、短絡装置接続部33及び分離端子側接続部34の間を連続的に延びている。尚、図8の断面図では、電源側分離端子11の導通部分と計器端子部2の導通部分を互いに同一のハッチングで示し、電源側分離端子11の非導通部分と計器端子部2の非導通部分を、これとは異なる、互いに同一のハッチングで示している(図10及び図11における負荷側分離端子12及び計器端子部2についても同様)。
上述したように、本発明の据置型分離端子1は、電源側分離端子11と負荷側分離端子12とに分割されている。これにより、送電の停止停解時は、負荷側分離端子12によって一括して着脱すべき配電線を着脱できる。従って、着脱すべき配電線を間違える虞がなく確実に送電の停止停解作業を行うことができる。また、スイッチやカム機構等の複雑な構造を用いることなく、負荷側分離端子12を計器端子部2から抜き差しするだけで送電の停止停解作業を行うことができるため、安価な方法で送電の停止停解作業を行うことができる。
[電線挿入穴の配列について]
本実施形態では、計器端子部2内に受け入れられた電源側分離端子11及び負荷側分離端子12における、配電線1S、2S、3S、3L、2L、1Lを受け入れる電線挿入穴30は、計器端子部2を横断する方向に沿って横一列に配置されている。具体的には、図1に示すように、電源側分離端子11及び負荷側分離端子12の電線挿入穴30は、左から右へ、それぞれ、配電線1S、2S、3S、3L、2L、1Lの配列に対応するように、壁面等に設置された計器端子部2を横断する方向に沿って横一列に並んで配置されている。このような電線挿入穴30に接続される配電線1S、2S、3S、3L、2L、1Lの配列は、従来から採用されている電力量計の端子部における配電線の配列と同じである。
このことは、特開平7−198753号の端子ブロックにおける配電線の配列と対照的である。上記したように、特開平7−198753号では、端子ブロックの電線側で、同極の電源側電線と負荷側電線(1Sと1L、2Sと2L、3Sと3L)が前後に二段重ねに配列されており、電線挿入穴も同極同士が前後に並んで配置されている。
本発明では、電源側分離端子11及び負荷側分離端子12に接続される配電線の配列が、従来の計器端子部における配電線の配列と同じである。このため、上記特開平7−198753号の端子ブロックにおけるような、前後二段重ねの配列と異なり、建造物に設置された既存の長さの配電線に容易に接続することができる。
[接続部の形状について]
本実施形態では、計器端子部2と電源側及び負荷側分離端子11、12との接続は、プラグ式接続により行われる。本実施形態においては、図8に示されるように、電源側分離端子11及び負荷側分離端子12に接続される計器側接続部24は凸部を形成しており、計器端子部2に接続される分離端子側接続部34は凹部を形成している。図9(A)(B)は、計器側接続部24と分離端子側接続部34の形状の例を示す概略部分斜視図であり、電源側分離端子11の場合を例として示す。理解の容易のため、図9(A)(B)では、電源側分離端子の本体11aの前面に形成される短絡装置接続部33は省略されている。また、分離端子側接続部34を形成する凹部及び計器側接続部24の一部が破線で示されている。
図9(A)は、計器側接続部24が丸型プラグを形成する例であり、図9(B)は、計器側接続部24が平型プラグを形成する例である。図9(A)の例では、電源側分離端子11を計器端子部2の正面から電源側収容部21に向けて嵌め込むことにより、分離端子側接続部34と計器側接続部24が接続される。図9(B)の例では、電源側分離端子11を計器端子部2の正面又は下方から電源側収容部21に向けて嵌め込むことにより、分離端子側接続部34と計器側接続部24が接続される。尚、図9(A)では、丸型プラグは、計器端子部2の後壁から電源側収容部21内に向けて突出するように形成されているが、丸型プラグの位置はこれには限られず、例えば、計器端子部2の上壁から電源側収容部21内に突出するように形成することもできる。この場合、電源側分離端子11は、電源側収容部21の下部の開口端から電源側収容部21内に嵌め込まれる。しかし、丸型プラグを、図9(A)の位置に形成することにより、電源側分離端子11が配電線によって下方に引っ張られても抜け落ちることがないので、上記した脱落防止機構(図7)を不要とすることができる。
上記のように、計器側接続部24を凸型、分離端子側接続部34を凹型に形成することにより、後述する計器交換作業時に電源側分離端子11を計器端子部2から分離した際、電源側分離端子11の充電部が露出しないため、作業者の感電等の虞なく容易に作業することができる。図9(A)(B)は、電源側分離端子11を例としているが、負荷側分離端子12にも同様の構成を適用することにより、上記の効果を得ることができる。さらに、負荷側分離端子12については、後述する工夫を行うことにより、送電の停止停解時に有利な効果を得ることができる。
即ち、単相3線式に適用される本実施形態では、負荷側分離端子12が計器端子部2に接続される際、中性線2Lが他の配電線1L、3Lよりも先に計器端子部2に接続され、負荷側分離端子12が計器端子部2から分離される際、中性線2Lが他の配電線1L、3Lよりも後に計器端子部2から分離されるようになされている。これにより、送電の停止停解時に線間の電圧のバランスが崩れ、負荷に接続された機器が過電圧によって破損する虞がない。
この構成の具体例を図10及び図11に示す。図10(A)(B)は、負荷側分離端子12の分離端子側接続部(凹部)34を工夫した例であり、図11(A)(B)は、計器側接続部(凸部)24を工夫した例である。図10及び図11は、計器側接続部24が、図9(A)に示した丸型プラグである場合を示しているが、同様の構成が、図9(B)の平型プラグにも適用可能である。尚、図10及び図11において、配電線の図示は省略されている。
図10及び図11は、分離端子側接続部(凹部)34と計器側接続部(凸部)24が、接続の前後において、直線状に(図10及び図11における上下方向に)整列させられた時の、負荷側分離端子12及び計器端子部2の負荷側収容部22付近の概略断面図である。図10(A)及び図11(A)は、図1のB−B線に沿って見た負荷側分離端子12及び計器端子部2の断面図、図10(B)及び図11(B)は、図1のC−C線に沿って見た負荷側分離端子12及び計器端子部2の断面図である。尚、図10(A)と図11(A)とは実質的に同一の図である。図10及び図11に示される具体例の特徴は、主に図10(B)及び図11(B)によって示されている。
図10(B)の例では、中性線2Lに対応する分離端子側接続部(凹部)34の導通部分cが、他の配電線1L、3Lに対応する分離端子側接続部(凹部)34の導通部分c´と比較して、凹部34の開口端(図10(B)における本体12aの下面)近傍まで延びるように、導通部分cと導通部分c´の長さに差D1が設けられている。この差D1を十分に確保することにより、負荷側分離端子12が、負荷側収容部22に対して真正面(即ち、図10(A)(B)に示される、各分離端子側接続部(凹部)34が各計器側接続部(凸部)24に対して一直線状に整列する位置)からでなく、斜め方向から挿入されても、中性線2Lに対応する導通部分cは、他の配電線1L、3Lに対応する導通部分c´よりも先に計器側接続部24と接触する。負荷側分離端子12を計器端子部2から外すときは、中性線2Lに対応する導通部分cが、導通部分c´よりも後に計器側接続部24から分離される。従って、送電の停止停解時に、中性線2Lが接続されていない状態で他の配電線1L、3Lが接続されることを避けることができ、線間の電圧のバランスが崩れ、負荷に接続された機器が過電圧によって破損する虞がない。
図11(B)の例の場合、中性線2Lに対応する計器側接続部(凸部)24の長さ(換言すれば、図11(B)に示される負荷側収容部22の底面からの高さ)が、他の配電線1L、3Lに対応する計器側接続部(凸部)24よりもD2だけ大きい。一方、負荷側分離端子12の全ての分離端子側接続部(凹部)34の導通部分c´´の端部の位置(図11(B)における本体12aの下面側の位置)は、いずれも同じである。この構成により、接続時、大きな長さを有する計器側接触部(凸部)24が、これより小さい長さの計器側接触部(凸部)24よりも先に導通部分c´´と接触する。また、負荷側分離端子12を計器端子部2から外すときは、中性線2Lに対応する導通部分c´´が、他の導通部分c´´より後に計器側接続部24から分離される。従って、図10(B)の場合と同様に、送電の停止停解時に、中性線2Lが接続されていない状態で他の配電線1L、3Lが接続されることを避けることができ、線間の電圧のバランスが崩れ、負荷に接続された機器が過電圧によって破損する虞がない。
図11(B)の例では、さらに、負荷側分離端子12の導通部分c´´と凹部34の開口端(図11(B)における本体12aの下面)との間に所定の長さを有する、非導通部分dが設けられている。これにより、負荷側分離端子12が負荷側収容部22に斜め方向から挿入された場合、計器側接続部(凸部)24が分離端子側接続部(凹部)34の非導通部分dに沿って移動し、この間に負荷側分離端子12の姿勢が矯正され(各分離端子側接続部(凹部)34の軸線が各計器側接続部(凸部)24の軸線に対して一直線上に整列する位置となり)、従って、中性線2Lに対応する導通部分c´´が、他の配電線1L、3Lに対応する導通部分c´´よりも先に計器側接続部24と接触する。こうして、線間の電圧のバランスが崩れることを一層確実に防止することができる。
尚、図10及び図11は、いずれも負荷側分離端子12のみについて示されている。図10及び図11に示す例は、負荷側分離端子12に適用した場合、後述する送電の停止停解作業時に特に有利な効果が得られる。しかし、電源側分離端子11にも適用することができる。
[分離端子本体の外形について]
本発明では、電源側分離端子11と負荷側分離端子12は、互いに異なる外形を有することができる。例えば、図12に示すように電源側分離端子11の本体11aの左上角部と、負荷側分離端子12の本体12aの右上角部を、図12に示すように湾曲させるか、又は面取り加工することができる。この場合、電源側及び負荷側分離端子11、12の形状に対応させて、電源側収容部21と負荷側収容部22の形状も変更する。これにより、電源側分離端子11と負荷側分離端子12の計器端子部2に対する接続の誤りを防止することができる。尚、電源側分離端子11と負荷側分離端子12の外形の変更は、上記の例に限られない。計器端子部2内に取り付けられる向きに置かれたときの電源側分離端子11と負荷側分離端子12の外形が、同一でなければよい。
[短絡装置に対する接続部について]
図1乃至図3等に示すように、電源側及び負荷側分離端子11、12の前面における開口32の上部には、短絡装置接続部33が形成されている。後述するように、計器端子部2は、無停電の計器交換時に短絡装置に接続される。短絡装置は、電源側配電線と負荷側配電線の同極同士(1Sと1L、2Sと2L、3Sと3L)を短絡させるものである。本実施形態では、短絡装置の計器端子部2に対する接続部は凸部を形成し、短絡装置接続部33は、この凸部を電気的に接続可能に受け入れる凹部を形成している。従って、計器端子部2に対する分離端子側接続部34と同様、電源側及び負荷側分離端子11、12の充電部である短絡装置接続部33もまた、分離端子11、12の本体外部に露出されることがない。換言すれば、電源側分離端子11、負荷側分離端子12のいずれも、本体外部に突出し露出される充電部を有しない。
電源側分離端子11、負荷側分離端子12は、例えば、導通部分上に非導通部分を型成形することにより一体化して製造することができる。また、非導通部分を二分割(例えば図10及び図11に示す分離端子の非導通部分を上下に分割)して製作し、導通部分をこれらの間に挟んで固定するようにして製造することもできる。
[無停電による計器の交換方法]
図15(A)(B)は、本発明の据置型分離端子1を用いた、無停電による計器の交換方法を説明する図である。無停電による計器の交換方法には、例えば図13及び図14に示すような短絡装置40が用いられる。図13(A)、(B)、及び図14は、それぞれ、短絡装置40の正面図、側面図、斜視図である。短絡装置40は、電源側配電線と負荷側配電線の同極同士(1Sと1L、2Sと2L、3Sと3L)を短絡板(図に破線で示す)により内部で短絡させている。
計器交換時は、短絡装置40における、計器端子部2に対する接続部41(本実施形態では棒端子601の棒部)を、電源側及び負荷側分離端子11、12の前面に形成された短絡装置接続部33の穴に挿入する。図示の例では、棒端子601としてねじ構造の棒端子が用いられ、短絡装置40の接続部41である棒部にねじが形成されている。この場合、短絡装置接続部33の穴には、これに対応するねじ部が形成される。これにより、短絡装置40の電源側及び負荷側分離端子11、12への接続と固定の両方を、接続部41によって行うことができる。しかし、ねじ構造でない棒端子を用いることもでき、その場合は、ねじ止めまたはスナップフィット等の別途の固定手段によって、短絡装置40を電源側及び負荷側分離端子11、12に固定する。計器の定格電流が小電流の場合は、いずれの固定方法も使用できるが、計器の定格電流が大電流の場合は、接続部の発熱を抑えるため、ねじ構造の接続部41による固定方法を使用することが好ましい。
図示の例では、短絡装置40を電源側及び負荷側分離端子11、12に取り付けるため、例えば、短絡装置40の本体603に形成された穴602に挿入されるドライバー等の工具を用いて、ねじ構造の接続部41を短絡装置接続部33の穴に締め付けることができる。このときの状態を図15(A)に示す。こうして分離端子11、12に短絡装置40が接続且つ固定された状態で、分離端子11、12を計器端子部2から分離する(図15(B))。この時、上記したように、分離端子側接続部34は凹部を形成しているので、充電部が外部に露出されることがない。このため、作業者は、感電等の虞なく容易に作業できる。計器交換後、新しい計器の計器端子部2に、短絡装置40が取り付けられた状態の電源側及び負荷側分離端子11、12を接続する。その後、再び、ドライバー等で短絡装置接続部33から接続部41を外すことにより、短絡装置40を分離端子11、12から取り外す。
[送電の停止停解方法]
図16は、本発明の据置型分離端子1を用いた、送電の停止停解方法を説明する図である。
送電の停止停解作業では、負荷側分離端子12を計器端子部2から抜き差しすることにより、負荷側配電線(3L、2L、1L)のみを計器端子部2から着脱することができる。このように、本発明の据置型分離端子1は、電源側分離端子11と負荷側分離端子12に分割されているので、着脱する電線を間違える虞がない。さらに、上述した工夫(図10(B)、図11(B))により、中性線2Lが他の配電線1L、3Lよりも後に計器端子部2から分離される。従って、単相3線式の場合でも、線間のバランスが崩れ、負荷に接続された機器が過電圧によって破損することがない。また、仮に負荷側分離端子12が接続された状態で電源側分離端子11が抜き差しされたとしても、凹部である分離端子側接続部34は露出しないため、作業者の感電等の虞がなく、さらに、図10(B)、図11(B)に示す構成を備えることにより、負荷側機器の破損を防止することができる。
送電の停止を解除するときは、負荷側分離端子12を計器端子部2に戻す。このときも、上述した工夫(図10(B)、図11(B))により、中性線2Lが他の配電線1L、3Lよりも先に計器端子部2に接続される。従って、線間のバランスが崩れ、負荷に接続された機器が過電圧によって破損することがない。
本発明の据置型分離端子は、電力量計等の計器の端子部に適用され、計器の交換時における無停電工法と送電の停止停解工法に関連する機器等に広く適用することができる。
1S、2S、3S、3L、2L、1L 配電線
1 据置型分離端子
2 計器端子部
11 電源側分離端子
12 負荷側分離端子
11a、12a 本体
21 電源側収容部
22 負荷側収容部
23 隔壁
24 計器側接続部
30 電線挿入穴
31 電線接続ねじ
32 開口
33 短絡装置接続部
34 分離端子側接続部
c、c´、c´´ 導通部分
d 非導通部分
40 短絡装置
41 接続部
100 端子カバー
101 押込突起
102 端子カバー用装着ねじ
103 端子カバー装着用ねじ穴
104 計器固定用ねじ穴
105 段部
106 係合部
200 計器本体
300 計器
400 試験用端子
501、502 突起受け入れ溝
600 導通部
601 棒端子
602 穴
603 短絡装置本体

Claims (11)

  1. 配電線と計器とを接続するように前記計器の端子部内に受け入れられ、且つ、前記計器の端子部から分離可能な、据置型分離端子であって、電源側分離端子と負荷側分離端子とに分割されている、据置型分離端子。
  2. 前記電源側分離端子及び前記負荷側分離端子は、それぞれ、前記配電線を受け入れる電線挿入穴を備えており、前記電線挿入穴は、前記電源側分離端子及び前記負荷側分離端子が前記計器の端子部内に受け入れられた時、前記計器の端子部に対して横一列に配置される、請求項1に記載の据置型分離端子。
  3. 前記計器の端子部における、前記電源側分離端子及び負荷側分離端子に対する接続部は凸部を形成しており、前記電源側分離端子及び負荷側分離端子における、前記計器の端子部に対する接続部は凹部を形成している、請求項1または2に記載の据置型分離端子。
  4. 前記凸部が丸型プラグである、請求項3に記載の据置型分離端子。
  5. 前記凸部が平型プラグである、請求項3に記載の据置型分離端子。
  6. 前記配電線が中性線を含んでおり、前記負荷側分離端子における、前記中性線に対応する前記凹部の導通部分は、前記凹部の開口端に向けて、他の配電線に対応する前記凹部の導通部分より長く延びている、請求項3乃至5のいずれか一項に記載の据置型分離端子。
  7. 前記配電線が中性線を含んでおり、前記負荷側分離端子に接続される前記計器の端子部において、前記中性線に対応する前記凸部が、他の配電線に対応する前記凸部よりも大きな長さを有している、請求項3乃至5のいずれか一項に記載の据置型分離端子。
  8. 前記負荷側分離端子における、前記凹部の導通部分と前記凹部の開口端との間に非導通部分が設けられている、請求項7に記載の据置型分離端子。
  9. 前記負荷側分離端子が前記計器の端子部に接続されるとき、前記中性線が前記他の配電線よりも先に前記計器の端子部に接続され、前記負荷側分離端子が前記計器の端子部から分離されるとき、前記中性線が前記他の配電線よりも後に前記計器の端子部から分離される、請求項6乃至8のいずれか一項に記載の据置型分離端子。
  10. 前記電源側分離端子と前記負荷側分離端子は、互いに異なる外形を有している、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の据置型分離端子。
  11. 前記電源側分離端子と前記負荷側分離端子は、それぞれ、短絡装置に対する接続部を備えている、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の据置型分離端子。
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