JP2010260660A - シート処理装置および画像形成システム - Google Patents

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拓美 白熊
Eiji Sugimoto
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Abstract

【課題】画像形成後の記録紙に対して適切で無駄のない整合動作あるいは綴じ動作を行う。
【解決手段】シートが集積される集積部240と、前記集積部240で前記シートの位置を整えて整合させる整合部250と、前記集積部240における前記シートの束の整列性を検知する検知部250sと、前記検知部250sの検知結果により前記集積部240の前記シートに整合が必要である場合に、前記シートの整合を前記整合部250に指示する制御部201と、を備えたことを特徴とするシート処理装置200。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成後の記録紙に対して整合動作あるいは綴じ動作といった各種後処理を行うシート処理装置および画像形成システムに関し、特に、画像形成後の記録紙の状態に応じて適切な整合動作あるいは綴じ動作を行えるシート処理装置および画像形成システムに関する。
電子写真方式による画像形成装置では、回転する感光体ドラムや感光体ベルトの像担持体上にトナー像を形成し、形成されたトナー像を直接或いは間接に記録紙上に転写し、さらに定着して画像を形成することが行われている。
そして、このようにして画像形成された記録紙に対して、画像形成装置の後段に接続された後処理装置により、パンチ手段によりパンチ孔を形成したり、整合部により複数枚の記録紙を整合させたり、ステイプル手段により複数枚の記録紙のバインドを行ったりすることがある。
なお、この種の後処理装置では、新たな用紙が順次搬送されて積載される集積部としてスタッカ部を備えており、該スタッカ部に積載された用紙が整合された状態になるように、整合部によって横方向や縦方向での整合動作がなされる。
なお、スタッカ部での用紙の不揃いは特に縦(搬送)方向で生じやすい。これは用紙を新たに搬送する場合、用紙にカールなどが生じていると、正常な積層位置にまで用紙の先端が達しないままになって、その上にさらに新たな用紙が搬送されてしまう。このような状態になると通常の整合動作では、用紙の不揃いを解消することは難しくなる。
そこで、このような不揃い状態の発生を避けるためには、整合動作を十分に行って用紙の不揃いが発生しないようにすることも考えられる。
しかし、上記状態は希に生じることであるため、これを避けるために整合動作を毎回十分に行うものとすると、殆どの場合に正常な用紙の積載状態において過度な整合動作を行うことになり、生産性が低下するなどの問題がある。
なお、このような後処理に関する技術が、以下の特許文献に記載されている。
特開平4−290813号公報 特開2008−201574号公報 特開2009−12897号公報
以上の特許文献1では、パンチ部により形成されたパンチ孔が複数枚のシートで一致しているか否かで整列性を検知・判断している。しかし、整列性の情報をフィードバックした整合動作については全く配慮されていない。そして、整列性が満足されないものは不良冊子として排出される。したがって、シートの浪費、生産性の低下といった不具合が生じやすい欠点がある。
以上の特許文献2では、シートのカール(屈曲)を検知することが記載されているものの、積載された複数枚のシートの縦ずれや横ずれを検知することができない。よって、整列性が確保されるものではない。
以上の特許文献3では、整合前のシートの搬入状態を検知することにより、整合強度(整合時間)を制御するものである。しかし、実際に整合後の整列性を検知していないため、十分な整列性が得られない場合がありうる。すなわち、予見的制御をするもので、あくまでもオープンループによる制御である。したがって、実際に整合が十分になされない場合があると、これを解消することはできないばかりか、装置動作中に整合不良を検知することもできない。そのため品質を維持したまま印刷物を出荷する場合には、できあがった印刷物を実際に観て確認する必要があり、余計な工数が発生するという問題がある。
また、以上の各従来例の問題を解消するため、整合不良が残らないように十分な整合動作を実行する設定とした場合には、多くの場合に必要以上の無駄な整合動作を実行することになり、生産性の低下をまねくことになる。
本発明は、上記の課題を背景としてなされたものであり、効率的に無駄のない必要な整合動作により必要なシート位置や整列性を確保することが可能なシート処理装置と画像形成システムとを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する本願発明は、以下に述べる通りである。
(1)請求項1記載の発明は、シートが集積される集積部と、前記集積部で前記シートの位置を整えて整合させる整合部と、前記集積部における前記シートの位置を検知する検知部と、前記検知部の検知結果により前記集積部の前記シートに整合が必要である場合に、前記シートの整合を前記整合部に指示する制御部と、を備えたことを特徴とするシート処理装置である。
(2)請求項2記載の発明は、前記集積部より上流側で前記シートにパンチ孔を形成するパンチ部を備え、前記検知部は、前記パンチ部により形成された前記パンチ孔を利用し、前記シートの位置を検知し、前記制御部は、前記検知部の検知結果であるパンチ孔の位置状態により、前記集積部の前記シートに整合が必要であるか否かを決定する、ことを特徴とする請求項1記載のシート処理装置である。
(3)請求項3記載の発明は、前記集積部より上流側で前記シートを一時的に集積させ、該一時的集積の後に前記シートを前記集積部に搬送可能な退避部を備え、前記制御部は、前記集積部の前記シートの束の整合を前記整合部に指示した場合に、前記集積部で整合している前記シート束より後のシートについて、前記退避部に退避させる、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート処理装置である。
(4)請求項4記載の発明は、前記制御部は、前記シートの内容に関する情報を参照し、前記シートに整合が必要である場合に、前記シートの内容に応じた整合を前記整合部に指示する、ことを特徴とする請求項1−3のいずれか一項に記載のシート処理装置である。
(5)請求項5記載の発明は、前記制御部は、前記検知部の検知結果であるパンチ孔が所定状態のものが所定の割合に達した場合に表示もしくは報知を行う、ことを特徴とする請求項1−4のいずれか一項に記載のシート処理装置である。
(6)請求項6記載の発明は、前記制御部は、前記整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響を与えると予想される場合には、該整合動作を行わない、ことを特徴とする請求項1−5のいずれか一項に記載のシート処理装置である。
(7)請求項7記載の発明は、前記制御部は、前記整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響を与えると予想される場合には、該整合動作を行いつつ、該予想についての表示もしくは報知を行う、ことを特徴とする請求項1−5のいずれか一項に記載のシート処理装置である。
(8)請求項8記載の発明は、シートに画像形成して排出する画像形成装置と、該画像形成装置から排出される前記シートを受けて該シートに対して各種処理を行うシート処理装置とによって構成される画像形成システムであって、前記シート処理装置は、画像形成装置から排出されるシートが集積される集積部と、前記集積部で前記シートの位置を整えて整合させる整合部と、前記集積部における前記シートの位置を検知する検知部と、前記検知部の検知結果により前記集積部の前記シートに整合が必要である場合に、前記シートの整合を前記整合部に指示する制御部と、を備えたことを特徴とする画像形成システムである。
(9)請求項9記載の発明は、前記集積部より上流側のシート処理装置内で前記シートにパンチ孔を形成するパンチ部を備え、前記検知部は、前記パンチ部により形成された前記パンチ孔を利用し、前記シートの位置を検知し、前記制御部は、前記検知部の検知結果であるパンチ孔の位置状態により、前記集積部の前記シートに整合が必要であるか否かを決定する、ことを特徴とする請求項8記載の画像形成システムである。
(10)請求項10記載の発明は、前記集積部より上流側で前記シートを一時的に集積させ、該一時的集積の後に前記シートを前記集積部に搬送可能な退避部を備え、前記制御部は、前記集積部の前記シートの束の整合を前記整合部に指示した場合に、前記集積部で整合している前記シート束より後のシートについて、前記退避部に退避させる、ことを特徴とする請求項8または請求項2に記載の画像形成システムである。
(11)請求項11記載の発明は、前記制御部は、前記シートの内容に関する情報を参照し、前記シートに整合が必要である場合に、前記シートの内容に応じた整合を前記整合部に指示する、ことを特徴とする請求項8−3のいずれか一項に記載の画像形成システムである。
(12)請求項12記載の発明は、前記制御部は、前記検知部の検知結果であるパンチ孔が所定状態のものが所定の割合に達した場合に、前記画像形成装置もしくは前記シート処理装置の少なくとも一方で表示もしくは報知を行うよう制御する、ことを特徴とする請求項8−11のいずれか一項に記載の画像形成システムである。
(13)請求項13記載の発明は、前記制御部は、前記整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響を与えると予想される場合には、該整合動作を行わない、ことを特徴とする請求項8−12のいずれか一項に記載の画像形成システムである。
(14)請求項14記載の発明は、前記制御部は、前記整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響を与えると予想される場合には、該整合動作を行いつつ、該予想についての、前記画像形成装置もしくは前記シート処理装置の少なくとも一方で表示もしくは報知を行うよう制御する、ことを特徴とする請求項8−12のいずれか一項に記載の画像形成システムである。
以上の発明によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)請求項1記載の発明では、画像形成装置で画像形成された記録紙などのシートは集積部に集積され、1枚あるいは複数枚のシートは整合部により整合され、該シートの位置が検知部により検知される。この際に、検知部の検知結果により、集積部上のシートの位置が正しくなくて整合が必要である場合に、制御部がシートの整合を整合部に指示する。
ここで、集積部上でのシートの位置とは、シートの絶対的な位置であっても良いし、複数枚のシートの相対的な位置(整列性)であってもよい。
ここでは、当初は最低限の整合を実行しておき、検知部の検知結果により、整合の必要があれば整合動作を実行する。
この結果、整合不良が残らないように一律に十分な整合動作を実行する設定とした場合のような、無駄な整合処理をする必要はなくなる。この結果、生産性の低下を引き起こすことがなくなる。
すなわち、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能なシート処理装置を実現できる。
(2)請求項2記載の発明では、上記(1)において、集積部より上流側でパンチ部によりシートにパンチ孔が形成され、このパンチ孔の集積部上での検知部で検知され、制御部は、検知部の検知結果(集積部上でのパンチ孔の位置)により、集積部のシートに整合が必要であるか否かを決定する。
この結果、シートの位置を的確に把握でき、過剰な整合処理をする必要はなく、集積部のシート束において必要に応じて整合動作を行えばよい。そして、この退避により、画像形成により順次送られてくるシートを停止させずに済む。すなわち、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能なシート処理装置を実現できる。
(3)請求項3記載の発明では、上記(1)(2)において、集積部より上流側で、シートを一時的に集積させておき、該一時的集積の後にシートを集積部に搬送可能な退避部を備えており、制御部は、集積部のシート束の整合動作中には、該整合中のシート束より後のシートについては退避部において一時的に退避させておき、集積部で整合が完了した後に、退避部に退避させたシートを集積部に搬送する。
これにより、整合が必要な場合においても、後続シートを退避させておいて必要な整合を実行できるため、効率的に無駄のない必要な整合処理が可能になる。
(4)請求項4記載の発明では、上記(1)−(3)において、制御部は、シートの内容に関する情報(シートサイズ・紙種・インクの量など)を参照し、シートに整合が必要である場合に、シートの内容に応じた回数や速度の整合を整合部に指示する。
これにより、整合が必要な場合においても一律な状態に整合を実行するのではなく、適切に制御された状態で、効率的に無駄のない必要な整合処理が可能になる。
(5)請求項5記載の発明では、上記(1)−(4)において、制御部は、検知部の検知結果である集積部上でのパンチ孔の位置の状態が所定の割合に達した場合に表示もしくは報知を行う。
ここでは、集積部上でのシート位置や複数シート整列性が良好である場合あるいは不良である場合に、該状態を装置使用者に表示もしくは報知により通知することが可能になる。なお、この場合の表示もしくは報知は、音声、発光、文字表示、画像表示、など、いずれでも可能である。また、不良が一定の割合である場合には、通常の通知とは別に警告の通知を行うことも可能である。
(6)請求項6記載の発明では、上記(1)−(5)において、制御部は、整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響(後続シートの搬送停止や画像形成停止)を与えると予想される場合には、該整合動作を行わないように制御する。
すなわち、あるシート束に対しての整合動作により、後続のシートに対する各種後処理が滞ることにより生産性が低下すると予想される場合には、そのシート束についての整合動作を割愛して排出することで、全体の生産性を維持するように制御する。この結果、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能なシート処理装置を実現できる。
(7)請求項7記載の発明では、上記(1)−(5)において、制御部は、整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響(後続シートの搬送停止や画像形成停止)を与えると予想される場合には、該予想結果を装置使用者に対して報知する。
すなわち、あるシート束に対しての整合動作により、後続のシートに対する各種後処理が滞ることにより生産性が低下すると予想される場合には、そのシート束についての整合動作の影響を使用者に報知することで、一律に整合動作を割愛するのではなく、整合動作の実行について使用者が決定(動作選択)することが可能になる。
この結果、使用者の決定に基づいた状態で、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能なシート処理装置を実現できる。
(8)請求項8記載の発明では、画像形成装置で画像形成された記録紙などのシートは集積部に集積され、1枚あるいは複数枚のシートは整合部により整合され、該シートの位置が検知部により検知される。この際に、検知部の検知結果により、集積部上のシートの位置が正しくなくて整合が必要である場合に、制御部がシートの整合を整合部に指示する。
ここで、集積部上でのシートの位置とは、シートの絶対的な位置であっても良いし、複数枚のシートの相対的な位置(整列性)であってもよい。
ここでは、当初は最低限の整合を実行しておき、検知部の検知結果により、整合の必要があれば整合動作を実行する。
この結果、整合不良が残らないように一律に十分な整合動作を実行する設定とした場合のような、無駄な整合処理をする必要はなくなる。この結果、生産性の低下を引き起こすことがなくなる。
すなわち、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能な画像形成システムを実現できる。
(9)請求項9記載の発明では、上記(8)において、集積部より上流側でパンチ部によりシートにパンチ孔が形成され、このパンチ孔の集積部上での検知部で検知され、制御部は、検知部の検知結果(集積部上でのパンチ孔の位置)により、集積部のシートに整合が必要であるか否かを決定する。
この結果、シートの位置を的確に把握でき、過剰な整合処理をする必要はなく、集積部のシート束において必要に応じて整合動作を行えばよい。そして、この退避により、画像形成により順次送られてくるシートを停止させずに済む。すなわち、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能な画像形成システムを実現できる。
(10)請求項10記載の発明では、上記(8)(9)において、集積部より上流側で、シートを一時的に集積させておき、該一時的集積の後にシートを集積部に搬送可能な退避部を備えており、制御部は、集積部のシート束の整合動作中には、該整合中のシート束より後のシートについては退避部において一時的に退避させておき、集積部で整合が完了した後に、退避部に退避させたシートを集積部に搬送する。
これにより、整合が必要な場合においても、後続シートを退避させておいて必要な整合を実行できるため、効率的に無駄のない必要な整合処理が可能になる。
(11)請求項11記載の発明では、上記(8)−(10)において、制御部は、シートの内容に関する情報(シートサイズ・紙種・インクの量など)を参照し、シートに整合が必要である場合に、シートの内容に応じた回数や速度の整合を整合部に指示する。
これにより、整合が必要な場合においても一律な状態に整合を実行するのではなく、適切に制御された状態で、効率的に無駄のない必要な整合処理が可能になる。
(12)請求項12記載の発明では、上記(8)−(11)において、制御部は、検知部の検知結果である集積部上でのパンチ孔の位置の状態が所定の割合に達した場合に表示もしくは報知を行う。
ここでは、集積部上でのシート位置や複数シート整列性が良好である場合あるいは不良である場合に、該状態を装置使用者に通知することが可能になる。なお、通知は、音声、発光、文字表示、画像表示、など、いずれでも可能である。また、不良が一定の割合である場合には、通常の通知とは別に警告の通知を行うことも可能である。
(13)請求項13記載の発明では、上記(8)−(12)において、制御部は、整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響(後続シートの搬送停止や画像形成一時停止)を与えると予想される場合には、該整合動作を行わないように制御する。
すなわち、あるシート束に対しての整合動作により、後続のシートに対する各種後処理が滞ることにより生産性が低下すると予想される場合には、そのシート束についての整合動作を割愛して排出することで、全体の生産性を維持するように制御する。この結果、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能な画像形成システムを実現できる。
(14)請求項14記載の発明では、上記(8)−(12)において、制御部は、整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響(後続シートの搬送停止や画像形成一時停止)を与えると予想される場合には、該予想結果を装置使用者に対して報知する。
すなわち、あるシート束に対しての整合動作により、後続のシートに対する各種後処理が滞ることにより生産性が低下すると予想される場合には、そのシート束についての整合動作の影響を使用者に報知することで、一律に整合動作を割愛するのではなく、整合動作の実行について使用者が決定(動作選択)することが可能になる。
この結果、使用者の決定に基づいた状態で、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能な画像形成システムを実現できる。
本発明の実施形態の構成を示す構成図である 本発明の実施形態の構成を示す構成図である 本発明の実施形態の構成を示す構成図である 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の整合処理を示す説明図である 本発明の実施形態の動作状態を示すタイムチャートである 本発明の実施形態の動作状態を示すタイムチャートである
以下、図面を参照して本発明の画像形成装置を実施するための形態(実施形態)を詳細に説明する。
〔シート処理装置、画像形成システムの構成〕
ここで、第一実施形態として、画像形成装置100とシート処理装置200とによる画像形成システムの構成を、図1−3に基づいて詳細に説明する。なお、画像形成装置100やシート処理装置200として既知であって、本実施形態の特徴的な動作や制御に直接に関係しない一般的な部分についての説明は省略してある。
まず、本実施形態の画像形成装置100について説明する。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、画像形成装置100の各部を制御する制御手段である。この制御部101は、インストールされているOS(Operating System)またはファームウェア等に基づいて、画像形成装置100の制御プログラムに従って、画像形成装置100を構成する各部を制御して、各種の演算処理を行うことによって、画像形成装置を統括的に制御する。
ROM102は画像形成装置100を制御する初期プログラムや制御プログラムや各種パラメータなどが格納された読み出し専用の記憶部である。RAM103は画像形成装置100の動作時に制御部101により使用される記憶部である。
操作表示部105は画像形成装置100の使用者からの各種指示が入力されると共に、画像形成装置100の各種メッセージが表示される操作部と表示部である。なお、この操作表示部105は、操作部と表示部とが一体に構成されたタッチパネルであってもよいし、操作部と表示部とが分かれた状態で構成されたものであってもよい。
通信部110は画像形成装置100と後述するシート処理装置200との間で各種データや各種メッセージを送受信するための通信手段である。なお、この通信部110は画像形成装置100とシート処理装置200との間の専用の通信であってもよいし、ネットワークなどを介した汎用の通信であってもよい。
搬送部120はローラやベルトや搬送ガイドなどを用いてシート(記録紙)を画像形成のタイミングに合わせて所定のタイミングで停止あるいは搬送(給紙トレイからの給紙・画像形成装置100内での搬送・画像形成装置100からシート処理装置200への排出)する搬送手段である。
画像形成部130はシート(記録紙)上に画像を形成する画像形成手段であり、たとえば、電子写真方式の画像形成を行う。この画像形成部130は、たとえば、露光に応じた潜像が現像されてトナー像が形成される感光体、感光体に所定の電圧で帯電をさせる帯電部、感光体に対して画像データに応じて露光して静電潜像を形成する露光部、感光体上に形成された静電潜像を現像してトナー像とする現像部、感光体のトナー像を記録紙に転写させる転写分離部、感光体において記録紙に転写されずに残ったトナーを除去するクリーニング部、トナー像が転写された状態の記録紙に熱と圧力とを加えてトナー像を安定化(定着)させる定着部、などを備えて構成されている。
なお、図2,図3に示す画像形成部130の構成は模式的に示す一例であって、これに限定されるものではない。
つぎに、本実施形態のシート処理装置200について説明する。なお、このシート処理装置200は、画像形成装置100で画像形成されて出力されるシート(記録紙)に対して各種の後処理を実行する装置であり、後処理装置と呼ばれることもあるが、この実施形態ではシート処理装置と称する。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、シート処理装置200の各部を制御する制御手段である。なお、この実施形態では、制御部201は後処理についての制御に加え、整合や搬送経路の制御を行うことを特徴とする。
ROM202はシート処理装置200を制御する初期プログラムや制御プログラムや各種パラメータなどが格納された読み出し専用の記憶部である。RAM203はシート処理装置200の動作時に制御部201により使用される記憶部である。
操作表示部205はシート処理装置200の使用者からの各種指示が入力されると共に、シート処理装置200の各種メッセージが表示される操作部と表示部である。
なお、この実施形態において操作表示部205は、備えられていなくてもよいし、あるいは、簡単なメッセージ表示部、発光あるいは点滅するLED発光部、ブザーなどの報知音を発生(鳴動)する報知部などの表示(報知)部だけであってもよい。
通信部210は画像形成装置100とシート処理装置200との間で各種データや各種メッセージを送受信するための通信手段である。なお、この通信部210は画像形成装置100とシート処理装置200との間の専用の通信であってもよいし、ネットワークなどを介した汎用の通信であってもよい。
搬送部220はローラやベルトや搬送ガイドなどを用いてシート(記録紙)を後処理のタイミングに合わせて所定のタイミングで停止あるいは搬送(画像形成装置100からの受け入れ・シート処理装置200内での搬送・シート処理装置200からの排出)する搬送手段である。
搬送切替部225は通常の搬送経路と後述する退避部230との切替などの、搬送経路における各種経路の切替を制御部201の指示に基づいて行う切替手段である。
退避部230は後処理中において後述する集積部240が使用中に後続シートが搬送されてきた場合にループ状の退避経路において一時的にシートを格納する退避手段である。なお、この退避部230は複数枚のシートを退避できる集積部と同様なトレイを有する構造(図2参照)であることが望ましいが、最低でも1枚のシートを所定タイミングだけ退避可能なように構成されたループ状の経路(図3)を有する構造であっても良い。
集積部240はシートが集積されて、整合され、さらには複数枚のシートがステープルなどのバインド処理がなされる集積手段である。
整合部250はバインド処理などに対応できるように集積部240上のシートを所定の位置に寄せて位置や整列性を整える整合手段である。
検知部250sは光や超音波などの各種センサを用いて集積部240上のシートの位置や整列性を検知する検知手段である。なお、この検知部250sは光センサを用いて、シートに設けられたパンチ孔の集積部240上での位置からシートの位置や整列性を検知することが可能に構成されていてもよい。
たとえば、検知部250sとしては、パンチ孔が形成されたシートが集積部240上の所定位置に載置された場合に、そのパンチ孔を光が透過するよう、発光部と受光部とを所定位置に配置する。この場合、検知部250sは所定位置で固定状態であってパンチ孔を検知しても良いし、検知部250sが移動しつつパンチ孔の位置や位置ずれを検知してもよい。
パンチ部270は検知部250sより上流側でシートに対してパンチ孔を形成する穿孔手段である。なお、検知部250sにおいて集積部240上のパンチ孔の位置でシートの位置や整列性を検知するため、シートに対して予め定められた所定の位置にパンチ孔を形成する。
バインド部280は集積部240上のシート束をステープル、糊付け製本、などに各種の手法より綴じて冊子とする、すなわちバインド処理をするバインド手段である。
なお、図2,図3に示すシート処理装置200の後処理についての構成や配置は模式的に示す一例であって、これに限定されるものではない。
また、図1、図2、図3では、画像形成装置100にシート処理装置200が接続された状態を示しているが、これに限定されるものではない。
たとえば、画像形成装置100以外の各種シート出力装置にシート処理装置200が接続された画像形成システムであってもよい。あるいは、画像形成装置100あるいは他のシート出力装置に、シート処理装置200相当の装置が複数台直列に接続されていてもよい。
〔シート処理装置、画像形成システムの動作〕
以下、図4以降のフローチャートやタイムチャートを参照して、本実施形態のシート処理装置200と画像形成システムの動作説明を行う。ここでは、画像形成されたシート(記録紙)に、パンチ処理とバンド処理とを施す場合を具体例にする。
画像形成装置100とシート処理装置200とが動作状態になっている状態において、画像形成装置100で画像形成(図13(a)(b))されたシート(記録紙)が画像形成装置100から排出され、シート処理装置200に送られる(図4中のステップS1)。
この場合、画像形成装置100の制御部101からシート処理装置200の制御部201に対して、シートの内容に関する情報(シートサイズ・紙種・インクの量など)、記録紙搬送タイミング、後処理内容(パンチの位置や有無、バインドの種類や有無)、などの情報が伝達される。
画像形成装置100からシート処理装置200に取り込まれたシートに対して、シート処理装置200の制御部201は、画像形成装置100からの後続のシートの搬送タイミングなども考慮し、所定の搬送速度やタイミングで該シートを搬送させつつ、各種の後処理を実行するよう制御する。
制御部201はシート処理装置200内で搬送部220によりシートを搬送させつつ、パンチ部270によりシート上の所定の位置にパンチ孔を形成するよう制御する(図4中のステップS2、図13(c))。この場合、画像形成装置100の操作表示部103で指定されたシート上の所定の位置にパンチ孔を形成するよう、制御部101から制御部201へ伝達された情報に基づき、制御部201がパンチ部270を制御する。
そして、制御部201は、パンチ孔が形成されたシートを搬送部220により搬送しつつ、集積部240での整合処理の状況に応じて、シートの搬送経路について退避部230を用いるか否かの搬送切替処理を行う(図4中のステップS3)。
ここで、搬送切替処理(図4中のステップS3)について、図5のフローチャートと図13のタイムチャートとを参照して詳細に説明する。
制御部201は、パンチされたシート(図4中のステップS2)を搬送する際に、先行して搬送されたシートの集積部240での整合処理の状況を調べ(図5中のステップS31)、先行するシートの整合処理あるいはバインド処理が動作中でなければ(図5中のステップS31でNO)、搬送切替部225を通常経路に制御しておき、パンチされたシートを集積部240に搬送する(通常搬送:図5中のステップS33、図13(c)(e)の(x1))。
一方、制御部201は、パンチされたシート(図4中のステップS2)を搬送する際に、先行して搬送されたシートの集積部240での整合処理の状況を調べ(図5中のステップS31)、先行するシートの整合処理あるいはバインド処理が動作中であれば(図5中のステップS31でYES)、集積部240にシートを送ることができないため、搬送切替部225を通常経路から退避経路に切替え、パンチされたシートを退避部230に搬送する(退避搬送(1):図5中のステップS32、図13(c)(d)の(x4))。
なお、制御部201は、この搬送切替処理(図4中のステップS3、図5)では、退避部230にシートを搬送した場合には(図5中のステップS32)、集積部240での整合処理の状況を繰り返し調べ(図5中のステップS32、S31)、先行するシートの整合処理あるいはバインド処理の動作が完了すれば(図5中のステップS31でNO)、退避部230に退避されたシートを集積部240に搬送する(退避搬送(2):図5中のステップS33、図13(d)(e)の(x6))。
このような退避部230への退避を伴う搬送切替処理を実行することで、画像形成装置100から順次送られてくるシートについて、シート処理装置200側で受け入れを続けることができ、画像形成装置100の動作を停止させることなく、集積部240での整合処理やバインド処理などを実行できる。すなわち、効率的に無駄のない必要な場合における整合処理により、シートの必要なシート位置や整列性を確保することが可能になる。また、このような効率的かつ無駄のない整合処理により、生産性が改善されるだけでなく、シート処理装置の消費電力を削減することもでき、環境にも配慮された状態になる。
なお、退避部230の退避可能な容量(シート枚数)に応じて、先行するシートの整合処理あるいはバインド処理を行える時間は変化するものの、最低1枚のシートを退避させる構成(図3)であっても、画像形成装置100の動作を停止させることなく、集積部240での整合処理やバインド処理などを実行できる効果は得られる。また、複数枚のシートを退避させる構成(図2)であれば、画像形成装置100の動作を停止させることなく、集積部240での整合処理やバインド処理などを実行できる効果は更に大きくなる。
そして、制御部201は、搬送切替処理(図4中のステップS3)に従って退避搬送あるいは通常搬送によって集積部240に搬送されたシートに対して、無駄のない整合としての整合制御処理を実行する(図4中のステップS4)。ここでは、検知部250sによって集積部240でのシートの位置を検知し、その検知結果に応じて制御部201が必要最小限の整合処理を整合部250に実行させ、集積部240でのシートの位置を整える。
ここで、整合制御処理(図4中のステップS4)について、図6のフローチャートを参照して詳細に説明する。
制御部201は、制御部101から得たシートの内容に関する情報(シートサイズ・紙種・インクの量など)、ROM202に格納されているパラメータなどを参照し、整合間隔枚数N、整合回数Tなどの整合条件を決定する(図6中のステップS41)。なお、制御部201が決定する整合条件は、ROM202に格納されている演算式に基づいて制御部201が算出してもよいし、ROM202に格納されているLUTに各種情報を当てはめて取得してもよい。
ここで、整合間隔枚数Nとは、集積部240において、何枚のシート毎に整合部250が整合動作を行うかを意味している。この場合、シートの、サイズ、坪量、表面状態(滑らかさ)などに応じて、制御部201が決定する。たとえば、大きく、重く(厚みがある、あるいは、高密度)、表面が滑らかでないシートの場合には、1枚毎に整合動作を実行し、小さく、軽く、滑らかなシートであれば数枚に1度の割合で整合動作を実行することが望ましい。
また、整合回数Tとは、集積部240において、1度の整合動作において、整合部250の整合板(整合部材)が何回動くかを意味している。この場合、図12に示すように、シートの、サイズ、坪量、表面状態(滑らかさ)などに応じて、制御部201が決定する。たとえば、大きく、重く(厚みがある、あるいは、高密度)、表面が滑らかでないシートの場合には、1度の整合動作で整合部材が数回動きを繰り返し、小さく、軽く、滑らかなシートであれば1度に1回の整合部材の動作とすることが望ましい。
ここで、制御部201は、集積部240に搬送したシートが整合間隔枚数Nに一致するかを調べ(図6中のステップS42)、整合間隔枚数Nに一致していなければ(図6中のステップS42でNO)次のシートを待つ(図6中のステップS43)。
そして、整合間隔枚数Nに一致していれば(図6中のステップS42でYES)、制御部201は整合部250に上記整合回数Tの整合動作を実行させ(図6中のステップS44(図7中のステップS441,S442))、さらに検知部250sによって集積部240でのシート位置を検知させる(図6中のステップS45)。
このように、シートの状態(サイズ、坪量、表面状態など)に応じて整合間隔枚数N、整合回数Tを変更することで、シートに応じて最低限必要な整合を、無駄なく確実に実行することができ、無駄な整合動作で生産性を低下させることがなくなり、また、確実な整合によってシートの状態を適切に保つことが可能になる。
ここで、整列性検知処理(図6中のステップS45)について、図8のフローチャートを参照して詳細に説明する。
なお、この実施形態の説明では、シート位置、シートの整列性を、まとめて「整列性」として扱って説明する。従って、以下の実施形態の説明で「整列性」と表現している部分においても、シート1枚の集積部240上での位置についても含むものとする。
制御部201は、検知部250sによって、集積部240でのシート位置を検知する(図8中のステップS451)。なお、パンチ部270においてシートの所定位置にパンチ孔を形成しているため、集積部240でのパンチ孔の位置を検知することで、集積部240でのシートの位置を検知することが可能になっている。
ここで、検知部250sは、光や超音波などの各種センサを用いて、集積部240上のシートの位置や整列性を検知する。なお、集積部240上でのシートの位置とは、シートが1枚のときには集積部240での絶対的な位置を意味し、シートが複数枚のときには集積部240での絶対的な位置であってもよいし、複数枚のシートの相対的な位置(整列性)であってもよい。
制御部201は、検知部250sによって検知されたシートの集積部240での位置が正常であれば(図8中のステップS452でYES)、この処理を終了する。
また、制御部201は、検知部250sによって検知されたシートの集積部240での位置が正常でなければ(図8中のステップS452でNO)、後述する整列性不良処理(図8中のステップS453)を実行する。
ここで、整列性不良処理(図8中のステップS453)について、図9のフローチャートを参照して詳細に説明する。
制御部201は、整列性不良処理(図8中のステップS453)として、集積部240でのシートの位置の不良(整列性不良)が発生する割合を求めて、一定の割合を超えた場合には、使用者に対して表示もしくは報知を行う(図9中のステップS4531)。すなわち、集積部240上でのシートの位置が正常でない場合に、その状態が頻発しているかいなかを調べ、一定以上であれば報知する。
なお、この整列性不良報知(図9中のステップS4531)については、図10により説明する。
制御部201は、集積部240上のシート位置の検知(図6中のステップS45、図8中のステップS451)で位置が不良とわかれば(図8中のステップS452でNO)、不良回数Eをカウントする(図8中のステップS453、図9中のステップS4531、図10中のステップS45311)。
なお、この不良回数Eのカウントとしては、整合を1度実行する際の位置検知で繰り返し位置不良が解消しない場合であっても、カウントは1とすることが好ましい。これにより、異なるタイミングで発生した位置不良を検知できる。
すなわち、制御部201は不良が検知される毎に不良回数Eのカウンタをインクリメントする。なお、制御部201は、この不良回数Eをカウントすると共に、そのEをカウントする範囲で後処理したシートの部数Nもカウントしておく。
そして、制御部201は、カウントしておいた部数Nと、今回カウントしたEとで、過去のN部での不良発生割合ErrRateとして、
ErrRate=E/N,
を算出する(図10中のステップS45312)。
さらに、制御部201は、算出した不良発生割合ErrRateが、予め定められた閾値Xを超えているかを調べ(図10中のステップS45313)、不良発生割合ErrRateが閾値Xを超えていなければ(図10中のステップS45313でNO)処理を終了し、不良発生割合ErrRateが閾値Xを超えていれば(図10中のステップS45313でYES)、整列性不良の表示もしくは報知を行う(図10中のステップS45314)。
この場合、シート処理装置200に操作表示部205が備えられていれば、制御部201は、その操作表示部205において整列性不良をメッセージ、音などで使用者に対して報知する。この場合、整列性不良が発生している旨の表示であってもよいし、その表示に加え不良発生割合ErrRateの数値、または、上記EとNの数値、を表示するようにしてもよい。
また、シート処理装置200に、警告表示用のランプやブザーのみが報知部として備えられていれば、制御部201は、そのランプやブザーを用いて整列性不良を意味するランプの点滅やブザーの鳴動を行わせる。
また、シート処理装置200に、操作表示部205や警告表示用のランプやブザーも設けられていない場合には、制御部201は、制御部101に通知することで、操作表示部105や画像形成装置100のランプやブザーにおいて整列性不良の表示や報知を行うようにする。また、制御部201は、シート処理装置200側での表示や報知に加えて、画像形成装置100側での表示や報知を並行して実行するようにしてもよい。
また、このような場合に、整列性不良の表示や報知だけでなく、整列性が正常である場合に正常である旨を表示あるいは報知するようにしてもよい。また、正常(良好)と不良との両方を区別できるように表示や報知してもよい。
また、図9に戻り、制御部201は、整列性不良報知処理(図9中のステップS4531)を実行した後に、再整合実行判断処理(図9中のステップS4532)を実行する。なお、この再整合実行判断処理(図9中のステップS4532)については、図11により説明する。
制御部201は、集積部240上のシート位置の検知(図6中のステップS45、図8中のステップS451)で位置が不良とわかれば(図8中のステップS452でNO)、再整合実行判断処理(図8中のステップS453、図9中のステップS4532)として、整合処理(図6S44、図7)に引き続いて再び整合処理を実行するか否かを判断するために、後続シートのタイミングを遅延させる必要があるかを調べる(図11中のステップS45321)。
この場合、集積部240上で位置不良が検知されたシートの後続シートは退避部230で退避されることになるが、退避シートの更にその後の画像形成装置100からのシートの搬送を一時停止させる等の遅延を生じさせる必要があるかを、制御部201がタイミング算出する(図11中のステップS45321)。
ここで、集積部240上で位置不良が検知されたシートの後続退避シートの更にその後の画像形成装置100からのシート(次々シート)の搬送を一時停止させる等の遅延を生じさせる必要がない場合(図11中のステップS45322でYES)、すなわち、退避部230での退避により再整合タイミングを吸収できる場合には、制御部201は、再整合処理あり(図11中のステップS45323)、バインド希望有りの場合にはバインド処理あり(図11中のステップS45324)と決定する。
そして、図9に戻り、制御部201は、この再整合実行判断処理(図9中のステップS4532)で再整合ありと決定されれば(図9中のステップS4533でYES)、整合動作を実行するよう整合部250を制御する(図9中のステップS4534)。
図12のタイムチャート(g)の(x2)(x3)(x5)は、再整合によっても次々シートの搬送タイミングに問題が生じることないため再整合を実行した状態を例示している。
一方、集積部240上で位置不良が検知されたシートの後続退避シートの更にその後の画像形成装置100からのシートの搬送を一時停止させる等の遅延を生じさせる必要がある場合(図11中のステップS45322でNO)、すなわち、退避部230での退避により再整合タイミングを吸収できない場合には、制御部201は、再整合処理なし(図11中のステップS45325)と決定し、さらに、再整合なしであるためシートの位置が正しくないためバインド希望有りの場合でもバインド処理なし(図11中のステップS45326)と決定し、再整合とバインドを無しにしたために所望の状態でないシートについて別排出先指定(図11中のステップS45327)とする。
そして、図9に戻り、制御部201は、この再整合実行判断処理(図9中のステップS4532)で再整合なしと決定されれば(図9中のステップS4533でNO)、整合動作を実行しない。
図14のタイムチャートの場合、1部目の1枚目のシートが集積部240上での位置不良で整合を繰り返した状態を示している(図14(f)(g)の(y1))。そのため、1部目の2枚目と3枚目は、退避部230で退避する(図14(d)(y2)(y3))。
ところで、画像形成装置100から2部目のシートが搬送されてきた場合、その2部目の1枚目のシートを退避部230に退避させるため(図14(d)(y4))、それ以前に退避部230で退避している1部目の2−3枚目のシートを退避部230から集積部240上に移動させる必要が生じる(図14(e)(y5))。
ここで、1部目の1枚目のシートが集積部240上での位置不良で整合を繰り返し、(y4)(y5)の直前のタイミング(y6)でも位置不良であるとすると、
その後の(y7)での整合を実行すれば、1部目2−3枚目のシートの退避部230から集積部240上への移動ができず、2部目の1枚目のシートの画像形成装置100からシート処理装置200への搬送を一時停止させる必要が生じる。これは、図11のステップS45321,S45322でYESの状態に相当する。
このため、この1部目の1枚目のシートに関しては再整合(図14(y7))を実行せずに、別排出先に排出する(図14(y8))。また、同じ1部目の2−3枚目についても、1部目のシート束としては不完全であるため、別排出先に排出する(図14(y8))。
すなわち、あるシート束に対しての整合動作により、後続のシートに対する各種後処理が滞ることにより生産性が低下すると予想される場合には、そのシート束についての整合動作を割愛して排出することで、全体の生産性を維持するように制御する。この結果、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能なシート処理装置200と画像形成システムを実現できる。
なお、以上の図11のフローチャートと図14のタイムチャートとにおいて、使用者の設定に基づいて生産性を低下させても良い場合には、影響をうけるシートの搬送やその後の画像形成を一時的に停止させ、整合を繰り返すようにしてもよい。また、この場合に、無限に整合を繰り返すのではなく、一定時間だけ搬送や画像形成を停止させて整合を繰り返すような設定であってもよい。
この場合の使用者の設定とは、予めなされた設定でもよいが、制御部201は、このような状態が発生した場合に操作表示部205や操作表示部105に状態表示をすると共に、不良冊子排出で生産性維持か生産性低下しても良いから不良冊子を出さないか、を使用者に選択させるようにしてもよい。
以上の図5−図11の処理により、図4の整合制御処理(ステップ4)を終了する。
そして、画像形成装置100での設定あるいはシート処理装置200での判断に応じて、制御部201は、バインド部280に指示を与えて集積部240上のシート束をステープルなどのバインド処理を実行させる(図4中のステップS5)。
なお、制御部201は、上述した再整合実行判断処理によって、次々シートのタイミングのために後続再整合なし(図11中のステップS45325)と決定した場合には、シートの位置が正しくないため、バインド処理の希望の指定があったとしてもバインド処理を実行しない。
さらに、制御部201は、搬送部220に指示を与えて集積部240上のシート束を所定の排出先に排出させる(図4中のステップS6、図4エンド)。
なお、制御部201は、上述した再整合実行判断処理によって、次々シートのタイミングのために後続再整合なし(図11中のステップS45325)と決定し、バインド処理の希望の指定があったとしてもバインド処理を実行しない場合には、画像形成システムの使用者が意図した状態のシート束(正常冊子)となっていないため、決定された別排出先(図11中のステップS45326)に排出する(図4中のステップS6)。
この場合、制御部201は、シート処理装置200に操作表示部205や警告表示用のランプやブザーのみが報知部として備えられていれば、その操作表示部205やランプやブザーを用いて、再整合を実行せずにシートの位置が不揃いであってバインド処理がなされず排出先が変更された旨の報知を行わせる。また、制御部201は、制御部101に通知することで、操作表示部105や画像形成装置100のランプやブザーにおいて同様な報知を行うようにしてもよい。
また、このような場合に、再整合を実行せずに排出先を変更する表示や報知だけでなく、整合が正常で排出先も正常である場合に正常(良好)である旨を表示あるいは報知するようにしてもよい。また、良好と不良との両方を区別できるように表示や報知してもよい。
以上の詳細に説明したように、本実施形態によれば、以下のような効果がられる。
当初は最低限の整合を実行しておき、検知部の検知結果により、整合の必要があれば整合動作を実行する。この結果、整合不良が残らないように一律に十分な整合動作を実行する設定とした場合のような、無駄な整合処理をする必要はなくなる。この結果、生産性の低下を引き起こすことがなくなる。すなわち、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能なシート処理装置と画像形成システムを実現できる。また、このような効率的かつ無駄のない整合処理により、生産性が改善されるだけでなく、シート処理装置の消費電力を削減することもでき、環境にも配慮された状態になる。
また、集積部240より上流側でパンチ部270によりシートにパンチ孔が形成され、このパンチ孔の集積部240上での検知部250sで検知され、検知結果(集積部上でのパンチ孔の位置)により、集積部240のシートに整合が必要であるか否かが決定される。この結果、シートの位置を的確に把握でき、過剰な整合処理をする必要はなく、集積部のシート束において必要に応じて整合動作を行えばよい。そして、この退避により、画像形成により順次送られてくるシートを停止させずに済む。すなわち、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能なシート処理装置と画像形成システムを実現できる。
また、集積部240のシート束の整合動作中には、集積部240より上流側で、該整合中のシート束より後のシートについては退避部230において一時的に退避させておき、集積部240で整合が完了した後に、退避部230に退避させたシートを集積部240に搬送する。これにより、整合が必要な場合においても、後続シートを退避させておいて必要な整合を実行できるため、効率的に無駄のない必要な整合処理が可能になる。
また、制御部201は、シートの内容に関する情報(シートサイズ・紙種・インクの量など)を参照し、シートに整合が必要である場合に、シートの内容に応じた回数や速度の整合を整合部に指示する。これにより、整合が必要な場合においても一律な状態に整合を実行するのではなく、適切に制御された状態で、効率的に無駄のない必要な整合処理が可能になる。
また、検知部の検知結果である集積部上でのパンチ孔の位置の状態が所定の割合に達した場合に表示もしくは報知を行う。ここでは、集積部上でのシート位置や複数シート整列性が良好である場合あるいは不良である場合に、該状態を装置使用者に通知することが可能になる。なお、通知は、音声、発光、文字表示、画像表示、など、いずれでも可能である。また、不良が一定の割合である場合には、通常の通知とは別に警告の通知を行うことも可能である。
また、制御部201は、整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響(後続シートの搬送停止や画像形成一時停止)を与えると予想される場合には、該整合動作を行わないように制御する。すなわち、あるシート束に対しての整合動作により、後続のシートに対する各種後処理が滞ることにより生産性が低下すると予想される場合には、そのシート束についての整合動作を割愛して排出することで、全体の生産性を維持するように制御する。この結果、効率的に無駄のない必要な整合処理により必要なシート位置や整列性を確保することが可能なシート処理装置と画像形成システムを実現できる。
また、制御部201は、整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響を与えると予想される場合には、該予想結果を装置使用者に対して報知する。また、この影響の報知にあわせ、使用者に対して問い合わせ(整合動作の続行、或いは、整合動作の中止)を行ってもよい。
すなわち、あるシート束に対しての整合動作により、後続のシートに対する各種後処理が滞ることにより生産性が低下すると予想される場合には、そのシート束についての整合動作の影響(遅れ時間や、単位時間あたりの生産量の低下具合など)を使用者に報知することで、一律に整合動作を割愛するのではなく、整合動作の実行について使用者が了承あるいは決定(動作選択)することが可能になる。
100 画像形成装置
200 シート処理装置
201 制御部
210 通信部
220 搬送部
225 搬送切替部
230 退避部
240 集積部
250 整合部
270 パンチ部
280 バインド部

Claims (14)

  1. シートが集積される集積部と、
    前記集積部で前記シートの位置を整えて整合させる整合部と、
    前記集積部における前記シートの位置を検知する検知部と、
    前記検知部の検知結果により前記集積部の前記シートに整合が必要である場合に、前記シートの整合を前記整合部に指示する制御部と、
    を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記集積部より上流側で前記シートにパンチ孔を形成するパンチ部を備え、
    前記検知部は、前記パンチ部により形成された前記パンチ孔を利用し、前記シートの位置を検知し、
    前記制御部は、前記検知部の検知結果であるパンチ孔の位置状態により、前記集積部の前記シートに整合が必要であるか否かを決定する、
    ことを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記集積部より上流側で前記シートを一時的に集積させ、該一時的集積の後に前記シートを前記集積部に搬送可能な退避部を備え、
    前記制御部は、前記集積部の前記シートの束の整合を前記整合部に指示した場合に、前記集積部で整合している前記シート束より後のシートについて、前記退避部に退避させる、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート処理装置。
  4. 前記制御部は、前記シートの内容に関する情報を参照し、前記シートに整合が必要である場合に、前記シートの内容に応じた整合を前記整合部に指示する、
    ことを特徴とする請求項1−3のいずれか一項に記載のシート処理装置。
  5. 前記制御部は、前記検知部の検知結果であるパンチ孔が所定状態のものが所定の割合に達した場合に表示もしくは報知を行う、
    ことを特徴とする請求項1−4のいずれか一項に記載のシート処理装置。
  6. 前記制御部は、前記整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響を与えると予想される場合には、該整合動作を行わない、
    ことを特徴とする請求項1−5のいずれか一項に記載のシート処理装置。
  7. 前記制御部は、前記整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響を与えると予想される場合には、該整合動作を行いつつ、該予想についての表示もしくは報知を行う、
    ことを特徴とする請求項1−5のいずれか一項に記載のシート処理装置。
  8. シートに画像形成して排出する画像形成装置と、該画像形成装置から排出される前記シートを受けて該シートに対して各種処理を行うシート処理装置とによって構成される画像形成システムであって、
    前記シート処理装置は、
    画像形成装置から排出されるシートが集積される集積部と、
    前記集積部で前記シートの位置を整えて整合させる整合部と、
    前記集積部における前記シートの位置を検知する検知部と、
    前記検知部の検知結果により前記集積部の前記シートに整合が必要である場合に、前記シートの整合を前記整合部に指示する制御部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  9. 前記集積部より上流側のシート処理装置内で前記シートにパンチ孔を形成するパンチ部を備え、
    前記検知部は、前記パンチ部により形成された前記パンチ孔を利用し、前記シートの位置を検知し、
    前記制御部は、前記検知部の検知結果であるパンチ孔の位置状態により、前記集積部の前記シートに整合が必要であるか否かを決定する、
    ことを特徴とする請求項8記載の画像形成システム。
  10. 前記集積部より上流側で前記シートを一時的に集積させ、該一時的集積の後に前記シートを前記集積部に搬送可能な退避部を備え、
    前記制御部は、前記集積部の前記シートの束の整合を前記整合部に指示した場合に、前記集積部で整合している前記シート束より後のシートについて、前記退避部に退避させる、
    ことを特徴とする請求項8または請求項2に記載の画像形成システム。
  11. 前記制御部は、前記シートの内容に関する情報を参照し、前記シートに整合が必要である場合に、前記シートの内容に応じた整合を前記整合部に指示する、
    ことを特徴とする請求項8−3のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  12. 前記制御部は、前記検知部の検知結果であるパンチ孔が所定状態のものが所定の割合に達した場合に、前記画像形成装置もしくは前記シート処理装置の少なくとも一方で表示もしくは報知を行うよう制御する、
    ことを特徴とする請求項8−11のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  13. 前記制御部は、前記整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響を与えると予想される場合には、該整合動作を行わない、
    ことを特徴とする請求項8−12のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  14. 前記制御部は、前記整合に必要とされる整合処理時間を計算し、該整合処理時間が生産性に一定以上の影響を与えると予想される場合には、該整合動作を行いつつ、該予想についての、前記画像形成装置もしくは前記シート処理装置の少なくとも一方で表示もしくは報知を行うよう制御する、
    ことを特徴とする請求項8−12のいずれか一項に記載の画像形成システム。
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