JP2010260625A - 箱体及びその段積み構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】下段側の箱体1の上面2に位置ずれ防止部20を設け、上段側の箱体1の下面3に位置ずれ防止部30を設け、両位置ずれ防止部20,30の縦凸部と横凸部について相互に凹凸反転させる。異なるサイズの箱体については、設定した基本パターンから各種サイズに合わせて凹凸パターンを切り出して位置ずれ防止部とする。
【選択図】図1
Description
従来、箱体若しくはこれに類似する棚等(以下単に箱体と言う。)について段積みした場合(上下に積み重ねて設置した場合を含む。以下同じ)の面方向の位置ずれを防止するための工夫が様々なされている。例えば、上段側の箱体についてその下面の四隅に設けた脚部を、下段側の箱体の上面の四隅に設けた凹部に差し込んで相互の面方向の位置ずれを防止する面ずれ防止構造が提供されている。この面ずれ防止構造によれば、上段側の箱体を下段側の箱体に積み重ねれば、脚部が凹部に差し込まれて面ずれが防止された状態となることから、ラッチや固定ベルト等の特別の固定手段を用いることなく簡易且つ確実に面ずれを防止することができる。
本発明では、ラッチや固定バンド等の別途操作が必要な固定手段を用いることなく、段積み状態の箱体の面ずれを防止することができ、かつこの面ずれ防止機能を面方向にずらした少なくとも2つの異なる位置で機能させることができる箱体及びその段積み構造を提供することを目的とする。
請求項1記載の段積み構造によれば、例えば2段に段積みした2つの箱体のうち、下段側の箱体の上面に設けた面ずれ防止部と、上段側の箱体の下面に設けた面ずれ防止部が相互に凹凸係合されることにより上段側の箱体の縦方向及び横方向の面ずれが防止される。このため、別途操作が必要なラッチや固定バンド等を用いることなく、下段側の箱体に上段側の箱体を乗せ掛ければ、相互の面ずれが防止された状態で段積みすることができる。
しかも、双方の面ずれ防止部は、上段側の箱体と下段側の箱体の面方向の相対位置について少なくとも2つの異なる位置で相互の面ずれを防止可能な構成を備えている。このことから、下段側の箱体に対して上段側の箱体を例えば前後左右を揃えた位置と、これより面方向にずれた位置との少なくとも2位置において上段側の箱体の面ずれを防止した状態で当該上段側の箱体を下段側の箱体に段積みしておくことができる。このため、少なくとも2つの段積み位置を適宜選択することにより、限られた段積みスペースを有効に活用してコンパクトに段積みすることができる。
請求項2記載の段積み構造によれば、上段側と下段側の箱体の面方向の異なる2位置について、少なくとも面中心を相互に位置合わせした位置(中央)に段積みすることができる。このため、下段側の箱体に対して上段側の箱体の大きさが異なる場合であっても、上段側の箱体を下段側の箱体の上面の少なくとも中央に、面ずれ防止状態かつ最も安定した状態で段積みすることができる。
請求項3記載の箱体によれば、これを段積みすることにより上記の作用効果を得ることができる。
請求項4記載の箱体によれば、面ずれ防止部を構成する凹凸部が、上面若しくは下面の縦中心線と横中心線の双方について線対称に配置されている。このため、下段側の箱体に対して上段側の箱体を前後若しくは左右に反転した向きで段積みした場合であっても双方の面ずれ防止部は、同様の面ずれ機能を発揮する。従って、下段側及び上段側の箱体の面ずれ防止は、前後若しくは左右の向きに関係なく機能する。
この明細書において、特に断らない限り縦方向は前後方向、横方向は左右方向と同義で用いる。従って、縦中心線は、箱体の上面若しくは下面を左右に2等分する前後方向の線であり、横中心線は、上面若しくは下面を前後に2等分する左右方向の線を意味する。
請求項6記載の箱体によれば、これを例えば床面に載置した場合に少なくとも2つの異なる位置でその面ずれが防止される。箱体の例えば下面に複数の凸部と複数の凹部からなる面ずれ防止部が設けられている場合に、床面に設けた1つの凸部若しくは凹部が複数の凹部又は複数の凸部のいずれかに凹凸係合されることにより、当該箱体を床面に対して複数の位置で面ずれ防止した状態で載置することができる。
また、請求項6記載の箱体によれば、これを複数上下に段積みした場合にも、下段側の箱体の上面の面ずれ防止部と上段側の箱体の下面の面ずれ防止部が相互に凹凸係合することにより、上下相互に複数の位置でそれぞれ面ずれを防止した状態で段積みすることができる。
請求項7記載の段積み構造によれば、下段側の箱体の大きさに比して上段側の箱体が小さいために、上段側の箱体を下段側の箱体と同じ横向きで段積みした場合に、相互の面ずれ防止部が凹凸係合されない場合であっても、上段側の箱体を縦向きで段積みすることにより両者の面ずれ防止部が相互に凹凸係合されることにより当該上段側の箱体を下段側の箱体に対して面ずれを防止した状態で段積みすることができる。
従来、異なる大きさの箱体を段積みする場合についてその位置ずれを防止するための考慮がなされていなかったが、請求項7記載の構成によれば、係る場合における位置ずれ防止を実現することができる。
請求項8記載の箱体によれば、上面と下面のそれぞれの面ずれ防止部における縦凸部と横凸部と凹部が上面と下面で凹凸反転していることから、例えばこれを上下に段積みした場合に、下段側の箱体の上面の面ずれ防止部と、上段側の箱体の下面の面ずれ防止部が相互に凹凸係合することにより相互の面方向のずれが防止される。
各箱体1は、物品を収容する上方開放の箱本体1aとこれを閉じるための蓋1bを備えている。蓋1bを閉じた状態では、当該箱体1は、上面2と下面3と前後左右の側面4〜7を有する6面体(立方体)となる。図は、蓋1bを閉じた状態を示しており、以下の説明ではこの蓋1bを閉じた状態であって6面2〜7を有する単に立方体として当該箱体1を取り扱う。従って、蓋1bの上面が箱体1の上面2であり、箱本体1aの下面が箱体1の下面3となる。
この箱体1は、例えば電動ハンマ等の電動工具及びその付属品等を収容するために用いられる。この箱体1は、これを上下に複数段積みした場合に相互に面方向(横方向)に位置ずれ(面ずれ)しないようにするための面ずれ防止部20,30を備えている。上面2に設けた面ずれ防止部20が図2〜図4に示されている。下面3に設けた面ずれ防止部30が図5〜図7に示されている。
図2に示すように2つの横凸部22,22は、前後方向中央寄りの位置において、左右方向に長く延びる状態で設けられている。2つの横凸部22,22は、相互に平行で左右両端部に至る長さで設けられている。この2つの横凸部22,22は、各凹部23に対して縦凸部21よりも大きな段差寸法で形成されている。この2つの横凸部22,22間の左右両端には、意匠凸部24,24が設けられている。この意匠凸部24,24は、各凹部23に対して縦凸部21とほぼ同じ高さ寸法で形成されている。2つの横凸部22,22と左右の意匠凸部24,24との間に矩形の意匠凹部25が形成されている。この意匠凹部25は各凹部23とほぼ同じ高さ寸法で形成されている。
このように箱体1の上面2には、8つの縦凸部21〜21と、2つの横凸部22,22と、6つの凹部23〜23と、2つの意匠凸部24,24と、1つの意匠凹部25を備えた面ずれ防止部20が、当該上面2の全面にわたる範囲に形成されている。この上面2側の面ずれ防止部20に対して概ね凹凸反転させた凹凸形状を有する面ずれ防止部30が当該箱体1の下面(底面)3に設けられている。下面3側の面ずれ防止部30が図5に示されている。
縦凹部31と合体凹部36との間に縦凸部33が形成されている。この合計4つの縦凸部33〜33は、それぞれ上面2側の凹部23に対して凹凸反転させた関係を有している。左右2つの縦凸部33,33間に合体凹部36が位置している。この合体凹部36は、上面2側の左右中央の2つの縦凸部21,21に対して凹凸反転させた関係を有している。但し、この合体凹部36は、当該2つの縦凸部21,21間の凹部23には凹凸対応しておらず、左右両端の縦凹部31と段差のない高さ寸法で形成されている。この合体凹部36には、当該凹部23の左右端縁に対応した意匠溝部36a,36aが形成されている。
前後2つの横凹部32,32間の左右両端部には、上面2側の意匠凸部24,24に対して凹凸反転させた関係を有する意匠凹部34,34が形成されている。この2つの横凹部32,32と左右の意匠凹部34,34との間であって当該下面3の中央に矩形の意匠凸部35が形成されている。この意匠凸部35が、上面2側の意匠凹部25に対して凹凸反転させた関係を有している。図7に示すようにこの意匠凸部35と前後2つの横凹部32,32は相互にほぼ段差のない高さ寸法で形成されている。
このように箱体1の下面3には、4つの縦凹部31〜31と、2つの合体凹部36,36と、2つの横凹部32,32と、4つの縦凸部33〜33と、2つの意匠凹部34,34と、1つの意匠凸部35を備えた面ずれ防止部30が、当該下面3の全面にわたる範囲に形成されている。
本実施形態の場合、図8及び図9に示すように、下段側の面ずれ防止部20における縦凸部21〜21が上段側の面ずれ防止部30における縦凹部31〜31若しくは合体凹部36に嵌り込み、下段側の面ずれ防止部20の横凸部22,22が上段側の面ずれ防止部30の横凹部32,32に嵌り込み、その結果下段側の面ずれ防止部20の凹部23〜23に、上段側の面ずれ防止部30の縦凸部33〜33が嵌り込んだ状態となって、前後左右何れの方向についても相互の位置ずれが防止された状態となる。
但し、下段側の意匠凹部25に対して、上段側の意匠凸部35は面方向(前後左右方向)に凹凸係合しない。また、下段側の意匠凸部24,24も、上段側の意匠凹部34,34に対して面方向に凹凸係合しない。従って、下段側の意匠凸部24,24と意匠凹部25、上段側の意匠凹部34,34と意匠凸部35は、上下2段の箱体1,1を段積みした際に相互に噛み合うものではなく、従って面ずれ防止機能を有してはいない。上面2の意匠凸部24,24と意匠凹部25、および下面3の意匠凹部34,34と意匠凸部35は、当該上面2と下面3の面剛性を高め、また外観上の意匠効果を高めるために設けられている。
このように、1つの箱体1について、その上面2と下面3に相互に凹凸反転させた面ずれ防止部20,30が設けられている。このため、当該箱体1,1を上下に段積みした場合に、下段側の箱体1の上面2の面ずれ防止部20と上段側の箱体1の下面3の面ずれ防止部30を相互に凹凸嵌合させて前後左右全ての方向について面方向の位置ずれを防止することができる。
しかも、例示した実施形態に係る箱体1によれば、段積みした上段側の箱体1と下段側の箱体1をその前後左右の側面4〜7を揃えた状態において面ずれ防止部20,30が相互に噛み合って面ずれが防止されるとともに、例えば上段側の箱体1を右側若しくは左側にずらした位置においても、面ずれ防止部20,30が相互に噛み合って面ずれが防止される。このように、本実施形態の箱体1およびその段積み構造によれば、段積みした箱体1,1を相互に面方向にずらした少なくとも2つの位置で面ずれ防止をした状態で段積みすることができる。これによれば、荷室スペースを有効に活用して効率よく段積みすることができる。
図10には、上面2用の凹凸パターンについての基本パターンPUが示されている。又、図11には、下面3用の凹凸パターンについての基本パターンPDが示されている。前記例示した上面2の面ずれ防止部20には基本パターンPUがそのままのサイズで利用されている。又、下面3の面ずれ防止部30には基本パターンPDがそのままのサイズで利用されている。
前記例示した箱体1よりも小さな箱体について、その上面に面ずれ防止部を設定する場合には、上面用の基本パターンPUからその中心Cを一致させて図10中LU1,LU2で示すサイズの凹凸パターンを切り出すことができる。また、下面に面ずれ防止部を設定する場合には、下面用の基本パターンPDからその中心Cを一致させて図11中LD1,LD2で示すサイズの凹凸パターンを切り出すことができる。さらに、図示は省略したが、基本パターンPU,PDに対して前後幅のみを小さくした凹凸パターン、あるいは左右幅のみを小さくした凹凸パターンを切り出すことができる。
このように基本パターンPU,PDから種々サイズの凹凸パターンを切り出して各種サイズの箱体の上面および下面の面ずれ防止部に適用することにより、縦凸部および横凸部の位置関係等について共通した面ずれ防止部を各種サイズの箱体に設定することができる。係る面ずれ防止構造および面ずれ防止部を備えた箱体によれば、種々サイズの異なる箱体を相互に面方向への位置ずれを防止した状態で段積みすることができるようになる。
この箱体40は、上記の基本パターンPU,PDから切り出した凹凸パターンを面ずれ防止部として適用した場合には、例示した大形の箱体1に段積みした場合に、十分な凹凸パターンを確保できないほどその上面および下面の面積が小さくなっている。従って、大形の箱体1に段積みすることを想定した場合には、上記基本パターンPU,PDを適用することができない。この場合には、以下説明するように、別の段積み構造によって同様の作用効果を得ることができる。
箱本体部41の下面四隅には、脚部41a〜41aが設けられている。一方、蓋42の上面四隅には、この脚部41a〜41aに対応して凹凸反転させた凹部42a〜42aが設けられている。従って、この小形の箱体40を複数段積みする場合に、下段側の箱体40の凹部42a〜42aに上段側の箱体40の脚部41a〜41aをそれぞれ凹凸嵌合させて相互に面方向への位置ずれを防止した状態で段積みすることができる。
次に、図13に示すようにこの小形の箱体40を前記例示した大形の箱体1に段積みする場合について説明する。図示するようにこの上段側の箱体40は、下段側の箱体1よりも小形であるため、その前部(取っ手43側)を下段側の箱体1の前部(前側面4)に沿わせた横向きでは、脚部41a〜41aを前後の横凸部22,22間に跨った状態で段積みすることができない。そこで、この小形の箱体40を90°向きを変えてその前部を下段側箱体1の右側面(又は左側面)に沿わせた縦向きで載置することにより、四隅の脚部41a〜41aを、下段側箱体1の面ずれ防止部20に対して凹凸嵌合させることができる。
上段側の小形の箱体40を、図13中二点鎖線で示すように縦向きで段積みすることにより、その四隅の脚部41a〜41aをそれぞれ凹部23内に嵌め込んだ状態とすることができる。この段積み状態では、前後(図13では左右方向)に隣接する2脚部41a,41a間に縦凸部21を位置させ、左右(図13では上下方向)に隣接する2脚部41a,41a間に2つの横凸部22,22を位置させた状態となることから、当該箱体40の前後左右何れの方向へも面ずれが防止された状態となる。
このように、例示した箱体1によれば、相互に凹凸反転した上面の面ずれ防止部20と下面の面ずれ防止部30を備えることにより、これを複数上下に段積みする場合に、前後左右を揃えた場合の他、面方向にずれた別の位置でも面ずれ防止した状態で段積みすることができるとともに、その上面により小形の箱体40を段積みする場合であって前部同士を沿わせた横向きでは面ずれ防止できない場合であっても90°向きを変えた縦向きにすれば前後左右の何れの方向にも面ずれ防止された状態で段積みすることができる。
2…上面
3…下面
4…前側面
5…後ろ側面
6…左側面
7…右側面
20…面ずれ防止部(上面側)
21…縦凸部
22…横凸部
23…凹部
24…意匠凸部
25…意匠凹部
30…面ずれ防止部(下面側)
31…縦凹部
32…横凹部
33…縦凸部
34…意匠凹部
35…意匠凸部
40…箱体(小形)
41…箱本体、41a…脚部
42…蓋
43…取っ手
44…ラッチ
PU…基本パターン(上面用)
PD…基本パターン(下面用)
Claims (8)
- 下段側の箱体の上面と、上段側の箱体の下面に、相互に面方向に凹凸係合して相互の面方向の位置ずれを防止する面ずれ防止部を設け、
該面ずれ防止部は、段積み相手側の縦方向及び横方向の双方について位置ずれを防止するための凹凸部を面方向に繰り返し配置した構成とされ、
前記下段側の箱体と前記上段側の箱体の面方向の相対位置について少なくとも2つの異なる位置で相互の面ずれを防止可能な構成とした段積み構造。 - 請求項1記載の段積み構造であって、前記上段側の箱体は、前記下段側の箱体に対する面方向の相対位置について少なくとも面中心を位置合わせして段積み可能な段積み構造。
- 請求項1又は2記載の段積み構造の下段側若しくは上段側に用いる箱体。
- 請求項3記載の箱体であって、前記面ずれ防止部は、上面若しくは下面の縦中心線と横中心線の双方について線対称に凹凸部を配置した箱体。
- 請求項3又は4記載の箱体であって、上面若しくは下面の中心点を基準にして面ずれ防止部を設けた箱体。
- 上面又は下面の少なくとも一方に、面方向のずれを防止するための面ずれ防止部を備え、該面ずれ防止部は、複数の凸部と複数の凹部を備え、該凸部と該凹部が面縦方向若しくは面横方向に交互に繰り返し配置されて、面方向に少なくとも2つの異なる位置で面ずれが防止される構成とした箱体。
- 矩形の上面を有する下段側の大形箱体に、矩形の下面を有する上段側の小形箱体を段積みする構造であって、前記上段側の小形箱体の下面の長辺が前記下段側の大形箱体の上面の短辺よりも小さい場合に、
前記上段側の小形箱体を、その下面の長辺を前記下段側の大形箱体の上面の長辺に平行に沿わせた横向きで載置すると、前記下段側の大形箱体の上面に設けた面ずれ防止部と、前記上段側の小形箱体の下面に設けた面ずれ防止部が相互に凹凸係合されず、
前記上段側の小形箱体を、その下面の長辺を前記下段側の大形箱体の上面の短辺に平行に沿わせた縦向きで載置すると、前記下段側の大形箱体の上面に設けた面ずれ防止部と、前記上段側の小形箱体の下面に設けた面ずれ防止部が相互に凹凸係合して当該上段側の小形箱体の前記下段側の大形箱体に対する面ずれが防止される構成とした段積み構造。 - 上面と下面の双方に面方向の位置ずれを防止するための面ずれ防止部を備えた箱体であって、前記上面若しくは下面の一方の面ずれ防止部は、縦方向に延びる縦凸部と横方向に延びる横凸部とにより区画形成される凹部を有し、他方の面ずれ防止部は、前記縦凸部と前記横凸部と前記凹部を凹凸反転させた縦凹部と横凹部と凸部を有する構成とした箱体。
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