JP2010260600A - 注出キャップと注出容器及び塗布具の組み合わせ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】柄付き塗布部に注出物を付着させるための注出キャップであって、頂板14内側の注出口18の周りから容器口頸部への装着筒20を垂下したキャップ本体12と、このキャップ本体12の上面を覆う蓋体60と、キャップ本体12の外周側へ起伏可能に連結された回動部材40と、を具備し、回動部材40は、倒伏状態で回転軸Oから注出口18へ延び、かつ起立状態で注出口18に向けて垂直で平らな第1受面50を有し、この第1受面で、注出口と反対側の塗布部背面で受けて塗布部を位置決めすることが可能にしており、かつ回動部材の起立状態を解除可能に保持するための姿勢保持手段38を設ける。
【選択図】図1
Description
頂板14内側の注出口18の周りから容器口頸部への装着筒20を垂下したキャップ本体12と、
このキャップ本体12の上面を覆う蓋体60と、
キャップ本体12の外周側へ起伏可能に連結された回動部材40と、を具備し、
回動部材40は、倒伏状態で回転軸Oから注出口18へ延び、かつ起立状態で注出口18に向けて垂直で平らな第1受面50を有し、この第1受面で、注出口と反対側の塗布部背面で受けて塗布部を位置決めすることが可能にしており、
かつ回動部材の起立状態を解除可能に保持するための姿勢保持手段38を設ける。
倒伏状態での回動部材40の下面に、回動部材の回転軸Oから一定の距離を存して回転軸と平行な係止リブ52を付設し、この係止リブの一方側面を、塗布部の側面を受けるための第2受面54としている。
上記回動部材40の先部をリング状部44に形成し、回動部材40を頂板14に対して起伏することで、注出筒16に対するリング状部44の挿脱が可能に形成している。
上記回動部材40とキャップ本体12との連結箇所を、キャップ本体上面の外縁から一定長さ離れた箇所に設定するとともに、
上記姿勢保持手段38は、上記起立状態で回動部材40の基端部から起立し、回動部材とともに回動する回動突片38bと、頂板14のうちキャップ本体への回動部材の連結箇所付近から起立する固定突片38aとで形成され、回動突片38bは、回転軸O外方のキャップ本体上面部分へ重なることで起立状態の回動部材を支えるように形成し、固定突片38aは、上記起立状態において回動突片38b又は回動部材の基端部に対して分離可能に係合し、回動部材40の起立状態を保持するように形成している。
キャップ本体12は、頂板14の外縁に基端部をヒンジ連結し、かつ頂板14の上面側へ折り返した折返し板34を有し、
この折返し板34の先部に、回転軸Oを形成する薄肉ヒンジを介して回動部材40の基部を連結することで、キャップ本体12と回動部材40とを一体に成形したことを特徴とする。
キャップ本体12の頂板14後縁に第1薄肉ヒンジ24を介して蓋体60を連結するとともに、キャップ本体の頂板14前縁に第2薄肉ヒンジ26を介して折返し板34を連結している。
塗布部84の背面90を位置決め用の回動部材40の第1受面50に、また塗布部84の側面92を第2受面54にそれぞれ当接させた状態で、塗布部84の塗布面88が注出筒16に触れない程度に接近するように構成している。
○塗布部の位置決め用の第1受面50を備えるから、指先の動作が確かではない利用者でも注出口に対して塗布部を所定の位置関係にセットすることが大変容易である。
○第1受面50付きの回動部材40が起伏可能としたから、キャップ全体が嵩張らず、利用者が位置決めを必要としないときに、回動部材が注出操作の邪魔にならない。
10…注出キャップ 12…キャップ本体 14…頂板 16…注出筒
18…注出口 19…挿入穴 20…装着筒 22…外周壁
24…第1の薄肉ヒンジ 26…第2の薄肉ヒンジ 28…係合孔
30…薄肉部 32…第3の薄肉ヒンジ 34…折返し板 34a…基部
34b…基部 36…係合脚 38…姿勢保持手段 38a…固定突片
38b…回動突片 40…回動部材 42…帯板部 44…リング状部
50…第1受面 52…係止リブ 54…第2受面
60…蓋体 62…蓋板 64…蓋周壁 66…浅溝 68…切欠 70…垂下筒
80…塗布具 82…柄 84…塗布部 86…基部 88…塗布面 90…背面
92…側面 P…注出物
A…塗布部セット代 O…回転軸
Claims (7)
- 柄付き塗布部に注出物を付着させるための注出キャップであって、
頂板14内側の注出口18の周りから容器口頸部への装着筒20を垂下したキャップ本体12と、
このキャップ本体12の上面を覆う蓋体60と、
キャップ本体12の外周側へ起伏可能に連結された回動部材40と、を具備し、
回動部材40は、倒伏状態で回転軸Oから注出口18へ延び、かつ起立状態で注出口18に向けて垂直で平らな第1受面50を有し、この第1受面で、注出口と反対側の塗布部背面で受けて塗布部を位置決めすることが可能にしており、
かつ回動部材の起立状態を解除可能に保持するための姿勢保持手段38を設けたことを特徴とする、注出キャップ。 - 倒伏状態での回動部材40の下面に、回動部材の回転軸Oから一定の距離を存して回転軸と平行な係止リブ52を付設し、この係止リブの一方側面を、塗布部の側面を受けるための第2受面54としたことを特徴とする、請求項1に記載の注出キャップ。
- 上記注出口18を、頂板14の中心から起立した注出筒16の筒孔として形成するとともに、
上記回動部材40の先部をリング状部44に形成し、回動部材40を頂板14に対して起伏することで、注出筒16に対するリング状部44の挿脱が可能に形成したことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の注出キャップ。 - 上記回動部材40とキャップ本体12との連結箇所を、キャップ本体上面の外縁から一定長さ離れた箇所に設定するとともに、
上記姿勢保持手段38は、上記起立状態で回動部材40の基端部から起立し、回動部材とともに回動する回動突片38bと、頂板14のうちキャップ本体への回動部材の連結箇所付近から起立する固定突片38aとで形成され、回動突片38bは、回転軸O外方のキャップ本体上面部分へ重なることで起立状態の回動部材を支えるように形成し、固定突片38aは、上記起立状態において回動突片38b又は回動部材の基端部に対して分離可能に係合し、回動部材40の起立状態を保持するように形成したことを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載の注出キャップ。 - キャップ本体12は、頂板14の外縁に基端部をヒンジ連結し、かつ頂板14の上面側へ折り返した折返し板34を有し、
この折返し板34の先部に、回転軸Oを形成する薄肉ヒンジを介して回動部材40の基部を連結することで、キャップ本体12と回動部材40とを一体に成形したことを特徴とする、請求項4記載の注出キャップ。 - キャップ本体12の頂板14後縁に第1薄肉ヒンジ24を介して蓋体60を連結するとともに、キャップ本体の頂板14前縁に第2薄肉ヒンジ26を介して折返し板34を連結したことを特徴とする、請求項5に記載の注出キャップ。
- 請求項4に記載の注出キャップ10を含む注出容器2と、柄付きの塗布部84を含む塗布具80との組み合わせであって、塗布部84の背面90を位置決め用の回動部材40の第1受面50に、また塗布部84の側面92を第2受面54にそれぞれ当接させた状態で、塗布部84の塗布面88が注出筒16に触れない程度に接近するように構成したことを特徴とする、注出容器と塗布具との組み合わせ。
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JP2001294250A (ja) * | 2000-04-17 | 2001-10-23 | Hirotsugu Fujimoto | 歯磨チューブ簡易取付台 |
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2009
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