JP2552690Y2 - 口内薬液投与用の液体注出容器 - Google Patents

口内薬液投与用の液体注出容器

Info

Publication number
JP2552690Y2
JP2552690Y2 JP9540591U JP9540591U JP2552690Y2 JP 2552690 Y2 JP2552690 Y2 JP 2552690Y2 JP 9540591 U JP9540591 U JP 9540591U JP 9540591 U JP9540591 U JP 9540591U JP 2552690 Y2 JP2552690 Y2 JP 2552690Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
container body
cap
liquid
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP9540591U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0540186U (ja
Inventor
岸  隆生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP9540591U priority Critical patent/JP2552690Y2/ja
Publication of JPH0540186U publication Critical patent/JPH0540186U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2552690Y2 publication Critical patent/JP2552690Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は口内薬液投与用の液体注
出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
【考案が解決しようとする課題】近年の医療の発達に伴
い、最近では歯に付着する歯石を除去する為の薬液或い
は歯茎の腫れ、化膿等の殺菌治療の為の薬液等、口内用
の薬液が種々開発されている。これらの薬液は一般に口
内の患部に局部的に塗布することが好ましく、又、その
性質上容器は衛生的に保管されることが望まれる。
【0003】本考案は、上記したこの種の液の為に開発
された液体注出容器を提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案容器は上記課題を
解決するため、胴部7より口頚部8を起立させた容器体
2と、上記口頚部8外周に嵌合させた装着キャップ3に
より下端のシリンダー10を容器体2内に垂下させるとと
もに、上端の押し下げヘッド12を装着キャップ3上方に
上下動可能に突出させ且つ該ヘッド12の上下動により容
器体2内の液を吸い上げてヘッド12の注出孔12e より注
出する如く構成した吸い上げポンプ4と、上記押し下げ
ヘッド12前面の注出孔12e 前方に前方起立状態から下方
への垂下状態への起伏が可能に基端部を枢着するととも
に、基端部外面により上記注出孔12e を閉塞させ且つ前
方起立状態でのみ注出孔12e とノズル孔5bとが連通する
如く構成したノズル5と、上記ノズル5周縁に着脱自在
に嵌合させたノズルキャップ6とを有し、上記容器体胴
部7前面中央部を後方へ凹ませて形成するとともに、垂
下時のキャップ6付きノズル5が収納可能な有底の収納
凹部9を設けて構成した。
【0005】
【作用】使用に当たり、図1の状態からノズルキャップ
6付きノズル5を前方へ起立させた後、ノズルキャップ
6を外して押し下げヘッド12を押し下げれば良い。この
際、ノズル5は容器体胴部前方へ突出するため、口内の
適所への容易な薬液の注出が可能となる。
【0006】又、使用後は、ノズルキャップ6を装着し
たノズル5を下方に回動伏臥させて収納凹部9内に収納
させれば、衛生的且つコンパクトな保管が可能となる。
又、この際、収納凹部9は有底であるため、収納された
ノズル5が下方に下がるのを防止しており、ノズル基端
部にある注出孔のシ−ルとともに、保管時の液の不用意
な漏出を防止している。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
【0008】図1〜図4は本考案の一実施例を示すもの
で、図中1は口内薬液注出用の液体注出容器を示す。該
容器1は、容器体2と、装着キャップ3により容器体2
に装着させた吸い上げポンプ4と、ノズル5と、ノズル
キャップ6とを主要部材として構成している。
【0009】容器体2は、前壁短辺をなす台形筒状の胴
部7より円筒状の口頚部8を起立して構成しており、
又、胴部前壁中央部をその上端より下端の一部を残して
後方へ平面U字状に凹ませた有底のノズル収納凹部9を
形成している。
【0010】装着キャップ3は、容器体口頚部8外周に
内周面下部を螺合させる周壁3aの内面中程から内向きフ
ランジ3bを突設するとともに、該フランジ3b内周縁より
上方に、上記周壁3a上部と二重筒状に支持筒部3cを立設
して構成している。
【0011】吸い上げポンプ4は、シリンダー10と、該
シリンダー10の上端面開口部より上下動可能に上端部を
突出したステム11に上下動可能に装着させた押し下げヘ
ッド12とを有しており、シリンダー10上部外周を装着キ
ャップ3の支持筒3c内面に嵌着固定させている。又、上
記押し下げヘッド12は、頂壁12a 裏面中央部より嵌合筒
部12b を垂下させ、この嵌合筒部12b 下端をステム11上
端に嵌着固定させている。又、頂壁12a 外周縁より装着
キャップ3の上記支持筒3cと周壁3a上部間の環状凹溝内
を上下動可能に周壁12c を垂設している。更に、上記嵌
合筒部12b 前部上方より嵌合筒部12d 内と連通する注出
筒部12d を前方に延設し、その先端を周壁12c を貫通し
て前面に注出孔12e を開口している。更に、周壁12c 前
面より前方へ下面を開口した筒状をなすノズル装着用の
装着枠12f を突設している。
【0012】そして、装着キャップ3の周壁3a下部を容
器体口頚部8外周に螺着させて、容器体内にシリンダー
10の下部を垂下させ、押し下げヘッド12を装着キャップ
3上方に上下動可能に突出させることにより吸い上げポ
ンプ4を容器体2に装着させ、押し下げヘッド12を押し
下げることによりシリンダー10内に設けた公知のポンプ
機構により容器体2内の液をシリンダー10下端に嵌着し
た吸い上げパイプ13よりシリンダー10内に吸い上げ、ス
テム11上端より嵌合筒部12b 内、注出筒部12d内を介し
て注出孔12e より注出する如く構成している。
【0013】ノズル5は、基端部後面が球面状の円筒状
をなし、基端部両側より突設した支軸5a,5aを上記装着
枠12f 両側壁内面に凹設した嵌合凹部12g に下方より押
圧嵌合して前方起立状態から下方垂下状態に起伏が可能
に枢着している。又、その基端外面を注出孔12e 周囲に
液密且つ摺動可能に当接させ、前方起立状態に有る場合
にのみ注出孔12e とノズル孔5bとが連通する如く構成し
ている。
【0014】ノズルキャップ6は、上記ノズル5外周面
を縮径して形成した縮径部5cに着脱自在に嵌合させる一
端開口の細長い円筒状をなしている。そして、このノズ
ルキャップ6を装着したノズル5を下方に回動させて垂
下状態にさせた際に、ノズルキャップ6付きノズル5が
上記容器体の収納凹部9内に収納される如く構成してい
る。この際、装着されたノズルキャップ6の先端部が収
納凹部9下面に横設した突条14を乗り越えて該突条14に
より係止される如く構成して、クリック感を得られる様
構成している。
【0015】尚、上記各部材は全て合成樹脂により形成
すると良い。
【0016】
【考案の効果】以上説明した如く、本考案容器は、既述
構成としたことにより、非使用時はノズルキャップを装
着したノズルを容器体胴部の収納凹部内に収納させてお
くことができるため、ノズルを常時衛生的に保管するこ
とができ、しかもコンパクトに保管することができ、こ
の種の薬液収納容器として好適である。
【0017】又、使用時にはノズルを前方起立状態にさ
せれば、ノズル先端は容器体前方に突出するため、口内
の適所に薬液を容易に注出することができる。
【0018】又、ノズル収納時に誤ってヘッドを押し下
げてもノズル先端が凹部下面に当接してヘッドの押し下
げを妨げるため、ノズル基端部による注出孔のシールと
あいまって液の不用意な漏出を防止させることができ
る。
【0019】更に、使用に際しては、ノズルを起立させ
てノズルキャップを外すという極めて簡単な操作で液の
注出を行えるため、取り扱いも極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同実施例の要部縦断面図である。
【図3】同実施例の図1A−A線に沿う横断面である。
【図4】同実施例のノズル装着を説明する要部斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 容器体 3 装着キャップ 4 吸い上げポンプ 5 ノズル 6 ノズルキャップ 7 容器体胴部 8 容器体口頚部 9 収納凹部 10 シリンダー 12 押し下げヘッド 12e 注出孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴部7より口頚部8を起立させた容器体2
    と、上記口頚部8外周に嵌合させた装着キャップ3によ
    り下端のシリンダー10を容器体2内に垂下させるととも
    に、上端の押し下げヘッド12を装着キャップ3上方に上
    下動可能に突出させ且つ該ヘッド12の上下動により容器
    体2内の液を吸い上げてヘッド12の注出孔12e より注出
    する如く構成した吸い上げポンプ4と、上記押し下げヘ
    ッド12前面の注出孔12e 前方に前方起立状態から下方へ
    の垂下状態への起伏が可能に基端部を枢着するととも
    に、基端部外面により上記注出孔12e を閉塞させ且つ前
    方起立状態でのみ注出孔12e とノズル孔5bとが連通する
    如く構成したノズル5と、上記ノズル5周縁に着脱自在
    に嵌合させたノズルキャップ6とを有し、上記容器体胴
    部7前面中央部を後方へ凹ませて形成するとともに、垂
    下時のキャップ6付きノズル5が収納可能な有底の収納
    凹部9を設けてなることを特徴とする口内薬液投与用の
    液体注出容器。
JP9540591U 1991-10-23 1991-10-23 口内薬液投与用の液体注出容器 Expired - Fee Related JP2552690Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9540591U JP2552690Y2 (ja) 1991-10-23 1991-10-23 口内薬液投与用の液体注出容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9540591U JP2552690Y2 (ja) 1991-10-23 1991-10-23 口内薬液投与用の液体注出容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0540186U JPH0540186U (ja) 1993-05-28
JP2552690Y2 true JP2552690Y2 (ja) 1997-10-29

Family

ID=14136767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9540591U Expired - Fee Related JP2552690Y2 (ja) 1991-10-23 1991-10-23 口内薬液投与用の液体注出容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2552690Y2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4601152B2 (ja) * 2000-11-28 2010-12-22 株式会社吉野工業所 長尺ノズルを備える容器
JP2002355307A (ja) * 2001-06-01 2002-12-10 Toko Yakuhin Kogyo Kk 喉用噴霧器
KR100811777B1 (ko) * 2006-05-22 2008-03-07 주식회사 엘지생활건강 접이식 노즐이 구비된 펌핑 장치
WO2008088095A1 (en) * 2007-01-16 2008-07-24 Young-Joo Lee Pumping device with collapsible nozzle
WO2017140542A1 (en) 2016-02-16 2017-08-24 Aziende Chimiche Riunite Angelini Francesco A.C.R.A.F. S.P.A. Dispenser with articulated dispensing tube
CA3065307C (en) * 2017-06-01 2022-06-07 Counteract, Llc Prescription bottle cap capable of administering opioid overdose reversal agent

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0540186U (ja) 1993-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050165351A1 (en) No choke cover cap
JP2552690Y2 (ja) 口内薬液投与用の液体注出容器
US5617966A (en) Automatically rinsing baby bottle
JP2598511Y2 (ja) 薬液収納容器
JPH0112826Y2 (ja)
JP2552689Y2 (ja) 口内薬液投与用の液体注出容器
JP3032663U (ja) 液体供給具
JP2004298804A (ja) 液体噴出器
JP2604039Y2 (ja) 薬液収納容器
JP2534744Y2 (ja) 注出容器
JP2592498Y2 (ja) 液体噴出ポンプ装着用容器
JPH1099740A (ja) 液体注出容器
JP2537906Y2 (ja) クリーム状物注出容器
JP2541299Y2 (ja) 液体注出容器
JPH082129Y2 (ja) 液体収納ジャー
JP2568964Y2 (ja) 口内薬液投与用の液体注出容器
JP3062191U (ja) 咽喉部用薬液吐射器
JPH0243291U (ja)
JP2002224600A (ja) 液体噴出器
JPH03908Y2 (ja)
JP3895504B2 (ja) 液体吐出容器
JP3647573B2 (ja) 液体注出容器
JPH0418504Y2 (ja)
JP2512352Y2 (ja) 液体塗布容器
JPH10236506A (ja) ストッパ付き液体注出ポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees