JP2010260426A - プリテンショナ、これを有するシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 - Google Patents

プリテンショナ、これを有するシートベルトリトラクタおよびこれを備えたシートベルト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ピストンのシール性を向上して反応ガスのガス圧の損失を可能な限り抑制する。
【解決手段】ピストン11は力伝達部材10との当接端側に拡開部11aを有する。緊急時にガスジェネレータ13で発生する反応ガスのガス圧でピストン11が作動して力伝達部材10を押圧するとき、力伝達部材10により拡開部11aがパイプ9の内周面9aの方へ拡開する。したがって、ピストン11の拡開部11aの外周面11a1がパイプ9の
内周面9aにより効果的に密着するので、ピストン11とパイプ9の内周面9aとの間のシール性が向上する。これにより、反応ガスのガス圧の圧力損失を抑制でき、ガス圧をより一層効果的にピストン11に作用させることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両衝突等の緊急時の初期に、反応ガスによりシートベルトリトラクタのスプールをシートベルト巻取り方向に回転させてシートベルトによる乗員の拘束力を高めるプリテンショナの技術分野、シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタの技術分野、および車両のシートベルト装置の技術分野に属するものである。
従来、自動車等の車両に装備されるシートベルト装置においては、プリテンショナを備えたシートベルトリトラクタが種々開発されている。このプリテンショナは、車両の衝突時等の通常の減速度より大きな減速度が車両に加えられた緊急時の初期に、ガスジェネレータで発生した反応ガスによりシートベルトリトラクタのスプールをシートベルト巻き取り方向に回転させて、このスプールによりシートベルトを巻き取る。これにより、シートベルトのたるみを迅速に除去するとともにシートベルトに張力を付与して、乗員の拘束力を高めるようになっている。
従来のプリテンショナの一例として、反応ガスのガス圧を受けて力を発生するピストンと、このピストンによって発生した力をシートベルトリトラクタのベルト巻取り軸に伝達するボールからなる複数の力伝達部材とを有するプリテンショナが知られている(例えば、特許文献1および2参照)。
図4は、特許文献1に記載のプリテンショナの一例の一部を模式的に示す図、図5(a)は図4の一部を模式的に示す図である。図中、aはプリテンショナ(PT)、bは先端b1が開口しているパイプ、cはパイプb内に移動可能にかつ互いに接触して配列された
鉄やアルミニウム等の金属製のボールからなる複数の力伝達部材、dはパイプb内に移動可能に設けられかつ反応ガスのガス圧を受ける、シリコンゴムや樹脂等のシール機能を有する材料からなるボールで形成されたピストン、eはパイプbの基端部b2に接続された
パイプ状の圧力容器、fは圧力容器e内に収納されたガスジェネレータ、gはパイプbの先端部の切欠部b3からパイプb内に侵入可能なリングギア、hはリングギアgの外周面
に突設されたレバー、iはリングギアgの内周面に形成された内歯、jはシートベルトリトラクタのベルトを巻取るスプール、kはスプールjの外周に固定されたピニオン、mはピニオンkの外周面に形成された外歯、nはパイプbの先端b1の先に設けられ、パイプ
bから飛び出した力伝達部材cを収容するケース、oはリングギアgをその内歯iがピニオンkの外歯mに噛合しない定位置に保持するギアホルダ、p,qは、それぞれ、ギアホ
ルダoに設けられ、レバーhを挟持する一対のピンである。
通常時は、リングギアgはギアホルダoによって図示の定位置に保持されている。リングギアgのこの位置では、リングギアgの内歯iがピニオンkの外歯mに噛合しないので、シートベルトリトラクタのスプールjは、シートベルト巻取り方向およびシートベルト引出し方向のいずれの方向にも自由に回転可能となっている。また、最初のレバーhが切欠部b3を通してパイプb内に侵入しているとともに、このレバーhに最初の力伝達部材
cが当接している。
前述の緊急時が発生すると、まずガスジェネレータfが作動して反応ガスを発生する。この反応ガスのガス圧がピストンdに作用し、ピストンdが力伝達部材cを押圧する。したがって、ピストンdの力が力伝達部材cを介してレバーhに伝達される。すると、レバーhが押圧されて、リングギアgが図4において反時計回りに回転しながら右方へ移動す
る。これにより、リングギアgの内歯iがピニオンkの外歯mに噛合し、リングギアgの回転がピニオンkに伝達されて、ピニオンkが反時計回りに回転する。すると、シートベルトリトラクタのスプールjが同方向つまりシートベルト巻取り方向に回転する。その結果、シートベルトが巻き取られて、シートベルトの緩みがなくなり、シートベルトによる乗員の拘束力が高められる。
図5(b)は、特許文献2に記載のプリテンショナの一例の一部を模式的に示す、図5(a)と同様の図である。図5(b)に示すように、特許文献2に記載のプリテンショナは、ボールに代えて円柱からなるピストンを用いている。この特許文献2に記載のプリテンショナも、特許文献1に記載のプリテンショナの作動とほぼ同じ作動を行う。
特開2001−63519号公報。 特表2002503168号公報。
ところで、図5(a)に示すように特許文献1に記載のプリテンショナaのピストンdではボールから形成されているため、ピストンdとこのピストンdに当接する力伝達部材cとの間に比較的大きな隙間rが生じているとともに、ピストンdが作動して力伝達部材cを押圧したとき、ピストンdがパイプbの内壁b4に密着する方向に比較的変形し難い
形状となっている。このため、ピストンdのシール性が十分ではなく、ガスジェネレータfで発生された反応ガスのガス圧の損失が生じ、反応ガスのガス圧が力伝達部材cの効果的に活かされていない。
また、図5(b)に示すように特許文献2に記載円柱状のピストンdでも、前述の特許文献1に記載のプリテンショナaと同様の反応ガスのガス圧の損失が生じる。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであって、その目的は、ピストンのシール性を向上して反応ガスのガス圧の損失を可能な限り抑制することのできるプリテンショナ、シートベルトリトラクタ、およびシートベルト装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、本発明のプリテンショナは、パイプと、前記パイプ内に移動可能に設けられるとともにスプールをシートベルト巻き取り方向に回転させるための力を伝達する複数の力伝達部材と、緊急時にガスを発生するガスジェネレータと、前記パイプ内に移動可能に設けられるとともに前記ガスのガス圧で作動して前記力伝達部材を押圧するピストンとを少なくとも備えるプリテンショナにおいて、前記ピストンの前記力伝達部材当接端側に、前記ピストンが前記力伝達部材を押圧するとき前記パイプの内周面の方向に拡開する拡開部を有することを特徴としている。
また、本発明のプリテンショナは、前記ピストンはピストン本体を有し、前記拡開部は前記ピストン本体の前記力伝達部材当接端側に前記ピストン本体と単一部材で一体に形成されていることを特徴としている。
更に、本発明のプリテンショナは、前記拡開部は環状に形成されることで凹部を有し、前記凹部は前記ピストンの長手方向の断面形状は、円柱形状、円錐形状、截頭円錐台形状、およびU字形状のいずれか1つであることを特徴としている。
一方、本発明のシートベルトリトラクタは、シートベルトと、前記シートベルトを巻き取るスプールと、緊急時に前記スプールをシートベルト巻き取り方向に回転させるプリテンショナとを少なくとも有し、前記プリテンショナが本発明のいずれかのプリテンショナであることを特徴としている。
また、本発明のシートベルト装置は、前記シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、シートベルトに摺動可能に支持されたタングと、車体に設けられるとともに前記タングが係脱可能に係止されるバックルとを少なくとも有し、前記シートベルトリトラクタが本発明のシートベルトリトラクタであることを特徴としている。
このように構成された本発明のプリテンショナ、シートベルトリトラクタ、およびシートベルト装置によれば、プリテンショナのピストンが力伝達部材との当接端側に拡開部を有しているので、緊急時にガスジェネレータで発生する反応ガスのガス圧でピストンが作動して力伝達部材を押圧するとき、力伝達部材により拡開部をパイプの内周面の方へ拡開させることが可能となる。したがって、ピストンの拡開部の外周面がパイプの内周面により効果的に密着するので、ピストンとパイプの内周面との間のシール性が向上する。これにより、反応ガスのガス圧の圧力損失を抑制でき、ガス圧をより一層効果的にピストンに作用させることができる。その結果、ピストンが力伝達部材をより大きな力で押圧するので、緊急時の初期段階にプリテンショナによるシートベルトの巻取りを効果的に行うことができる。
しかも、拡開部が凹部を有しているので、ピストンの力伝達部材への当接時に、ピストンの一部を凹部内に進入させることができる。これにより、ピストンが力伝達部材に当接したときの隙間を従来のプリテンショナに比べて小さくできる。したがって、拡開部をその拡開時に隙間の方へ逃げ難くすることが可能となる。その結果、ガス圧の圧力損失を更に効果的に抑制できるので、ピストンに作用するガス圧により、ピストンにより効率よく押圧力を発生させることができる。
更に、拡開部をピストン本体と単一部材で一体に形成しているので、部品点数を削減できるとともに、ピストンの構造が簡単になる。
本発明にかかるプリテンショナの実施の形態の一例を有するシートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置を模式的に示す図である。 (a)はこの例のプリテンショナの一部を模式的に示す部分図、(b)はこのプリテンショナにおけるピストンの力伝達部材当接端側の側面を示す図、(c)は(b)におけるIIC−IIC線に沿う断面図、(d)はピストンの作動状態を示す図である。 (a)ないし(c)は、本発明にかかるプリテンショナの変形例を示す図である。 特許文献1に記載のプリテンショナを模式的に示す図である。 (a)は特許文献1に記載のプリテンショナの一部を模式的に示す部分図、(b)は特許文献2に記載のプリテンショナの一部を模式的に示す部分図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明にかかるプリテンショナの実施の形態の一例をを有するシートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置を模式的に示す図である。
図1に示すように、この例のシートベルト装置1は、基本的には従来公知の三点式シートベルト装置と同じである。図中、1はシートベルト装置、2は車両シート、3は車両シート2の近傍に配設されたシートベルトリトラクタ、4はシートベルトリトラクタ4に引き出し可能に巻き取られかつ先端のベルトアンカー4aが車体の床あるいは車両シート2に固定されるシートベルト、5はシートベルトリトラクタ3から引き出されたシートベルト4を乗員のショルダーの方へガイドするガイドアンカー5、このガイドアンカー5からガイドされてきたシートベルト4に摺動自在に支持されたタング6、車体の床あるいは車両シートに固定されかつタング6が係脱可能に挿入係合されるバックル7である。
このシートベルト装置1におけるシートベルト4の装着操作および装着解除操作も、従来公知のシートベルト装置と同じである。
この例のシートベルトリトラクタ3は従来公知の緊急ロック式シートベルトリトラクタ(ELR)または従来公知の自動ロック式シートベルトリトラクタ(ALR)である(例えば、特開2003−191822号公報等参照)。そして、このようなシートベルトリトラクタ3には、プリテンショナを備えたシートベルトリトラクタ3も種々知られている。このプリテンショナは従来公知のプリテンショナと同様に、車両衝突時等の、通常走行時の減速度よりはるかに大きな減速度が車両に加えられたときに作動して、シートベルトリトラクタ3のスプールをシートベルト巻き取り方向に回転させ、シートベルト4を所定両巻き取り乗員の拘束力を高めるものである。
この例のシートベルトリトラクタ3はプリテンショナを備えている。このプリテンショナは基本的には前述の特許文献1に記載の公知のプリテンショナと同じであるので、この特許文献1に記載のプリテンショナの異なる構成について説明する。
図2(a)に示すように、この例のプリテンショナ8は、特許文献1に記載のプリテンショナと同様にパイプ9内に複数のボールからなる力伝達部材10およびピストン11が収容されている。また、パイプ9に連結された圧力容器12内にガスジェネレータ13が収容されている。
そして、図2(b)および(c)に示すように、この例のプリテンショナ8のピストン1は、力伝達部材10に当接する端部に拡開部11aが形成されている。この拡開部11aは円環状に形成されているとともに、ピストン本体11bの一端側に単一部材で一体に形成されている。したがって、拡開部11aには、ピストン11の長手方向(ピストン11の移動方向)の断面形状が円柱形状である穴からなる凹部11cが形成されている。この凹部11cの中心とピストン本体11bの中心とが一致されている。また、ピストン本体11bの他端側にも同様に単一部材で一体に形成されている。これにより、ピストン11はその方向性を有さなく、ピストン11の誤組付けが防止される。このピストンは、前述の特許文献1に記載のピストンと同様にシリコンゴムや樹脂等の耐熱性の弾力性のある材料から形成されている。
このように構成されたこの例のプリテンショナ8においては、緊急時にガスジェネレータが作動して反応ガスを発生すると、反応ガスのガス圧がピストン11に作用する。これにより、図2(a)に示すようにピストン11が力伝達部材10に当接する。このとき、図2(a)および(c)に示すように力伝達部材10の一部が凹部11c内に進入するので、力伝達部材10とピストン11との間のパイプ内9の隙間14が従来に比べて小さくなる。また、凹部11cの中心とピストン本体11bの中心とが一致しているので、力伝達部材10の一部が凹部11c内に進入したとき、力伝達部材10はピストン11に対してセンタリングされる。これにより、ピストン11は力伝達部材10に対して偏心することなく力伝達部材10を押圧する。したがって、力伝達部材10には偏荷重が作用しなく
、ピストン11の力は力伝達部材10によって効率よく伝達される。
そして、ピストン11が力伝達部材10に当接した後、図2(d)に示すようにガス圧でピストン11が力伝達部材10を押圧するので、ピストン11の拡開部11aがパイプ9の内周面9aの方へ拡開して拡開部11aの外周面11a1がこの内周面9aに密着す
る。これにより、ピストン11とパイプ9の内周面9aとのシール性が向上する。したがって、反応ガスのガス圧の圧力損失が抑制されて、ガス圧がより一層効果的にピストン11に作用し、ピストン11は力伝達部材10をより大きな力で押圧する。その結果、緊急時の初期段階にプリテンショナによるシートベルト4の巻取りが効果的に行われる。
しかも、ピストン11が力伝達部材10に当接したときの隙間14が従来のプリテンショナに比べて小さいので、拡開部11aはその拡開時に隙間14の方へ逃げ難くなる。その結果、ピストン11に作用するガス圧により、ピストン11がより効率よく押圧力を発生し、ガス圧の圧力損失が更に効果的に抑制される。また、反応ガスのガス圧により、ピストン11の他端側の拡開部11aも拡開して、更にガス圧の圧力損失を抑制して、ガス圧が更に効率よく利用される。
そして、ピストン11の押圧力で力伝達部材10を介して前述の特許文献1に記載のプリテンショナと同様にシートベルトリトラクタ3のスプールをシートベルト巻取り方向に回転させて、シートベルト4を巻き取る。これにより、緊急時の初期段階で乗員の拘束力が高められる。
この例のプリテンショナ8によれば、ピストン11が力伝達部材10との当接端側に拡開部11aを有しているので、緊急時にガスジェネレータ13で発生する反応ガスのガス圧でピストン11が作動して力伝達部材10を押圧するとき、力伝達部材10により拡開部11aをパイプ9の内意周面9aの方へ拡開させることが可能となる。したがって、ピストン11の拡開部11aの外周面11a1がパイプ9の内周面9aにより効果的に密着
するので、ピストン11とパイプ9の内周面9aとの間のシール性が向上する。これにより、反応ガスのガス圧の圧力損失を抑制でき、ガス圧をより一層効果的にピストン11に作用させることができる。その結果、ピストン11が力伝達部材10をより大きな力で押圧するので、緊急時の初期段階にプリテンショナによるシートベルト4の巻取りを効果的に行うことができる。
また、拡開部11aが凹部11cを有しているので、ピストン11の力伝達部材10への当接時に、ピストン11の一部を凹部11c内に進入させることができる。これにより、ピストン11が力伝達部材10に当接したときの隙間14を従来のプリテンショナに比べて小さくできる。したがって、拡開部11aをその拡開時に隙間14の方へ逃げ難くすることが可能となる。その結果、ガス圧の圧力損失を更に効果的に抑制できるので、ピストン11に作用するガス圧により、ピストン11により効率よく押圧力を発生させることができる。また、反応ガスのガス圧により、ピストン11の他端側の拡開部11aも拡開するようにしているので、更にガス圧の圧力損失を抑制でき、ガス圧を更に効率よく利用することが可能となる。
しかも、凹部11cの中心とピストン本体11bの中心とを一致させているので、力伝達部材10の一部が凹部11c内に進入したとき、力伝達部材10をピストン11に対してセンタリングすることができる。これにより、力伝達部材10にはピストン11から偏荷重を受けることがなく、ピストン11の力を力伝達部材10によって効率よく伝達することが可能となる。
更に、ピストン本体11bの両端側に拡開部11aを有しているので、ピストン11の
方向性をなくすことができる。これにより、ピストン11の誤組み付けを防止できる。
更に、拡開部11aがピストン本体11bと単一部材で一体に形成されているので、部品点数が削減できるとともに、ピストン11の構造が簡単になる。
この例の他の構成および他の作用効果は、特許文献1に記載のプリテンショナと同じであり、この特許文献1を参照すれば理解できるので、その説明は省略する。
図3(a)ないし(c)は、本発明にかかるプリテンショナの変形例を示す図である。
図3(a)に示す変形例のプリテンショナでは、前述の例のピストン11における円柱形の凹部11cに代えて、ピストン11の長手方向の断面形状が開口端が底面となる円錐形に形成されている。この変形例のプリテンショナ8の他の構成および作用効果は前述の図2に示す例と同じである。なお、凹部11cの形状としては、他にピストン11の長手方向の断面形状がU字形状、あるいは截頭円錐台形状等の他の種々の形状にすることもできる。
また、図3(b)に示す変形例のプリテンショナでは、前述の例のピストン11における拡開部11aがピストン本体11bの両端側に形成されているが、この例では、拡開部11aが、ピストン本体11bの力伝達当接端側のみに形成されている。この変形例では、更にピストン本体11bの他端側は球面に形成されている。この変形例では、ピストン11が方向性有するので、誤組付けの防止の効果を得ることはできない。この変形例のプリテンショナ8の他の構成および他の作用効果は前述の図2に示す例と同じである。
更に、図3(c)に示す変形例のプリテンショナでは、前述の図3(b)に示す変形例のピストン11におけるピストン本体11bの形状が円柱状であるのに対して、この変形例のピストン11におけるピストン本体11bの形状が球状に形成されている。そして、拡開部11aが、ピストン11の長手方向の断面がV字状またはU字状の截頭円錐台形状の突部に形成されている。この変形例のプリテンショナ8の他の構成および作用効果は前述の図3(b)に示す変形例および図2に示す例と同じである。
なお、本発明は種々の設計変更が可能である。例えば、力伝達部材10はボール以外の他の部材で構成することもできる。その場合、力伝達部材10のピストン11a当接端が少なくとも球面状に形成されることが拡開部11aを容易に拡開させるうえで好ましい。要は、本発明のプリテンショナ、シートベルトリトラクタ、およびシートベルト装置は、前述の例に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で、種々設計変更可能である。
本発明のプリテンショナー、シートベルトリトラクタおよびシートベルト装置は、シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタに設けられ複数のボールを用いたプリテンショナー、シートベルトリトラクタ、および車両のシートベルト装置に好適に利用することができる。
1…シートベルト装置、3…シートベルトリトラクタ、4…シートベルト、6…タング、7…バックル、8…プリテンショナ、9はパイプ、9aは内周面、10は力伝達部材、11はピストン、11aは拡開部、11a1は外周面、11bはピストン本体、11cは凹
部、12は圧力容器、13はガスジェネレータ

Claims (5)

  1. パイプと、前記パイプ内に移動可能に設けられるとともにスプールをシートベルト巻き取り方向に回転させるための力を伝達する複数の力伝達部材と、緊急時にガスを発生するガスジェネレータと、前記パイプ内に移動可能に設けられるとともに前記ガスのガス圧で作動して前記力伝達部材を押圧するピストンとを少なくとも備えるプリテンショナにおいて、
    前記ピストンの前記力伝達部材当接端側に、前記ピストンが前記力伝達部材を押圧するとき前記パイプの内周面の方向に拡開する拡開部を有することを特徴とするプリテンショナ。
  2. 前記ピストンはピストン本体を有し、前記拡開部は前記ピストン本体の前記力伝達部材当接端側に前記ピストン本体と単一部材で一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプリテンショナ。
  3. 前記拡開部は環状に形成されることで凹部を有し、前記凹部は前記ピストンの長手方向の断面形状は、円柱形状、円錐形状、截頭円錐台形状、およびU字形状のいずれか1つであることを特徴とする請求項2に記載のプリテンショナ。
  4. シートベルトと、前記シートベルトを巻き取るスプールと、緊急時に前記スプールをシートベルト巻き取り方向に回転させるプリテンショナとを少なくとも有し、
    前記プリテンショナは請求項1ないし3のいずれか1に記載のプリテンショナであることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  5. 前記シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、シートベルトに摺動可能に支持されたタングと、車体に設けられるとともに前記タングが係脱可能に係止されるバックルとを少なくとも有し、
    前記シートベルトリトラクタは請求項4に記載のシートベルトリトラクタであることを特徴とするシートベルト装置。
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