JP2010259438A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 患者から採取した試料中の癌細胞におけるTS10q23.3腫瘍抑制因子のレベルまたは有無を決定する方法であって、該試料中の癌細胞におけるTS10q23.3腫瘍抑制因子遺伝子の発現を決定する段階を含み、該TS10q23.3腫瘍抑制因子遺伝子が配列番号１に記載のアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードする、方法。
2. 該試料が、組織試料または液体試料である、請求項１に記載の方法。
3. 該決定が、該試料中のTS10q23.3腫瘍抑制因子核酸をアッセイすることを含む、請求項１に記載の方法。
4. 該試料を、該TS10q23.3腫瘍抑制因子核酸を増幅するのに適した条件に供することをさらに含む、請求項３に記載の方法。
5. 該決定が、シーケンシング、オリゴヌクレオチドハイブリダイゼーション、ＲＮアーゼ保護または定量的ＰＣＲを含む、請求項１に記載の方法。
6. 該オリゴヌクレオチドハイブリダイゼーションが、オリゴヌクレオチドを、アレイ、チップ、またはウエハー中に配置することを含む、請求項５記載の方法。
7. 該決定する段階が、該試料中のTS10q23.3腫瘍抑制因子核酸のDNA配列を決定することを含む、請求項１記載の方法。
8. 該決定する段階が、癌試料中のTS10q23.3腫瘍抑制因子の発現と対照群中のTS10q23.3腫瘍抑制因子の発現とを比較することを含む、請求項１記載の方法。
9. 患者から採取した試料中の癌細胞におけるTS10q23.3腫瘍抑制因子ポリペプチドのレベルまたは有無を決定する方法であって、
   (i) 該試料をTS10q23.3腫瘍抑制因子ポリペプチドに免疫学的に結合する抗体と接触させる段階；および
   (ii) 該抗体のTS10q23.3腫瘍抑制因子ポリペプチドへの結合を検出し、必要に応じ該レベルを決定する段階
   を含み、
   該TS10q23.3腫瘍抑制因子ポリペプチドが、配列番号１に記載のアミノ酸配列からなる、方法。
10. 該試料が、組織試料または液体試料である、請求項９に記載の方法。
11. 該抗体が、モノクローナル抗体である、請求項９に記載の方法。
12. 該モノクローナル抗体が、検出可能な標識で標識されている、請求項１１に記載の方法。
13. 該検出可能な標識が、蛍光標識、化学発光標識、放射性標識または酵素標識から選ばれる、請求項１２に記載の方法。
14. 患者から採取した試料中のTS10q23.3腫瘍抑制因子遺伝子の両方の対立遺伝子が変化しているか否かを決定する方法であって、
    (a) 試料がTS10q23.3腫瘍抑制因子遺伝子の対立遺伝子の一方を失っているか否かの決定；および
    (b) 試料がTS10q23.3腫瘍抑制因子遺伝子の他方の対立遺伝子に変化を有しているか否かの決定を含み、
    試料が一方の対立遺伝子を失っており、かつ他方の対立遺伝子が変化している場合は、TS10q23.3腫瘍抑制因子遺伝子の両方の対立遺伝子が変化しており、
    該TS10q23.3腫瘍抑制因子遺伝子が、配列番号１に記載のアミノ酸配列をからなるタンパク質をコードする、方法。
15. TS10q23.3腫瘍抑制因子遺伝子の変化を検出する方法であって、患者から採取した試料中においてTS10q23.3腫瘍抑制因子遺伝子が変化しているか否かを決定する段階を含み、
    該TS10q23.3腫瘍抑制因子遺伝子が配列番号１に記載のアミノ酸配列からなるポリペプチドをコードし、及び
    該TS10q23.3腫瘍抑制因子遺伝子の変化が、欠失、挿入、フレームシフトおよび点変異からなる群から選ばれる、方法。
16. 該決定が、シーケンシング、突然変異オリゴヌクレオチドハイブリダイゼーション、SSCP（商標）またはRNアーゼ保護を含む、請求項１５に記載の方法。
17. 該突然変異オリゴヌクレオチドハイブリダイゼーションが、オリゴヌクレオチドを、アレイ、チップ、またはウエハー中に配置することを含む請求項１６に記載の方法。