JP2010255071A - スパッタリング装置 - Google Patents

スパッタリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010255071A
JP2010255071A JP2009109179A JP2009109179A JP2010255071A JP 2010255071 A JP2010255071 A JP 2010255071A JP 2009109179 A JP2009109179 A JP 2009109179A JP 2009109179 A JP2009109179 A JP 2009109179A JP 2010255071 A JP2010255071 A JP 2010255071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
cooling water
backing plate
sputtering apparatus
magnetic circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009109179A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5246017B2 (ja
JP2010255071A5 (ja
Inventor
Masahiro Yamamoto
昌裕 山本
Takeshi Koiwasaki
剛 小岩崎
Takafumi Okuma
崇文 大熊
Isao Murakishi
勇夫 村岸
Hitoshi Yamanishi
斉 山西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009109179A priority Critical patent/JP5246017B2/ja
Publication of JP2010255071A publication Critical patent/JP2010255071A/ja
Publication of JP2010255071A5 publication Critical patent/JP2010255071A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5246017B2 publication Critical patent/JP5246017B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

【課題】特に軽元素ターゲットを用いたスパッタリングにおいて、ターゲット材料利用効率を向上させ、ダストや異常放電を抑制することを可能とするスパッタリング装置の提供を課題とする。
【解決手段】ターゲット裏面に設置される磁気回路を、磁化方向が概略前記ターゲット面に平行な方向に設置される磁石ユニットからなる構成とすると共に、バッキングプレートの厚みを周辺部より中央部の方を薄くすることにより、中央部の磁石をターゲットに近づけ、前記磁気回路のなかで、ターゲット面と平行に磁化された磁石ユニットのうちターゲットの中心近傍に設置された磁石ユニットとターゲット表面の距離をよりターゲット表面に近づけることにより、ターゲット上の広範囲にわたってプラズマを発生させることが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、スパッタリング装置に関するものであり、特にスパッタリング装置のターゲットの材料利用効率を高めると共に、再付着によるダスト発生を防止する技術に関するものである。
真空中でプラズマを発生させて基板に成膜を行う技術として、スパッタリング技術がある。この技術は、スパッタ粒子が高エネルギーをもって基板に到達するために、基板との付着力を高くでき、緻密な膜を形成できるといった利点があるため、電子部品や光学薄膜等の多くの製品の量産に用いられている。
具体的には、スパッタリング技術は、原材料からなるターゲットの裏面に磁気回路を設置してターゲット表面に磁気トンネルを形成し、この磁力線によって電子を捕捉する事で電離確率を高め、高密度プラズマを作ることで高速に成膜を行うものである。しかし、局所的にプラズマを発生させるためにターゲット材料の一部が選択的に侵食され、実際にスパッタリングによって放出される材料は10〜20%程度しかない。この問題を解決する方法としては、例えば特許文献1のように磁気回路を回転させたり、特許文献2のように磁石を遥動させたりすることによってプラズマ生成領域を時間的に移動させる方法や、電磁石等によってプラズマを移動させる方法などが試みられているが、装置の可動部が増えることから機構が複雑になり設備コストも高くなりがちである。
一方、磁気回路を固定したままプラズマが発生する領域を拡大する手段としては、ターゲットに垂直方向に磁化された磁極と、水平方向に磁化された磁極との組み合わせからなる磁気回路によって、侵食領域を拡大させた特許文献3に記載のような例がある。
特許文献3に記載の構成の場合、プラズマ発生領域をターゲット上の広範囲に設定するために、上部,下部,内側,外側の4つの磁気ローブを、全て実質的にスパッタ領域内に設置している。しかし、この構成を実現するためには、ターゲットと磁石の距離を短く設定することが必要であるため、ターゲットを冷却するための冷却水の中に磁気回路を設置する必要がある。一般的に用いられる磁気回路はネオジウム磁石をヨークで磁気結合させたものである。ネオジウム磁石は磁力が強いため好適に用いられるが、冷却水の中に設置した場合、腐食が発生するため長期間の使用において磁力や磁場形状に変動をもたらす。この変動は成膜レートや膜厚の面内均一性などに影響を与えるため、製品の品質低下や歩留まり悪化の原因となる。表面コートを施すなどの対策も考えられるが、腐食を完全に防ぐことは難しい。
一方、発明者らは、磁場シミュレーションにより、磁気回路を冷却水の外に設置しても、磁気回路の劣化を防ぎかつ磁気回路からターゲット表面までの距離を短くすることができることを見出した(未公開自社出願の特願2007−309768参照。)。特願2007−309768について、図6を用いて説明する。
図6において、スパッタリング装置21は、真空チャンバ1、原材料からなるターゲット2、ターゲット2を貼り合わせるバッキングプレート3、ターゲット2に接続された高電圧印加電源4、基板5、基板保持部22、ガス導入装置6、排気装置7、排気口8、バルブ9、アースシールド10、磁気回路11、冷却水部12を備えている。磁気回路11は、ターゲット2の表面と概略垂直な方向に磁化された磁石ユニット111,112が対になって配置されており、これらの間に、ターゲット2の表面と平行な方向に磁化された磁石ユニット113,114が設置され、ヨーク115で磁気的に結合されている。このとき磁石ユニット111,112がターゲット2に面する方向の極性は逆向きであり、磁石ユニット113,114は異なる種類の極性の面が向き合って設置されている。そして、磁石ユニット114の磁石ユニット111に向き合う面の極性は、磁石ユニット111のターゲット2に向き合う面の極性と同じとし、磁石ユニット113の磁石ユニット112に向き合う面の極性は、磁石ユニット112のターゲット2に向き合う面の極性と同じとして配置される。なお、全ての極性が逆向きのものでも同様の効果を期待できる。
この構成によれば、特にターゲット2の表面のエロージョン範囲を拡大するための効果が顕著であり、中心付近に設置された水平磁石をターゲット表面に近づけることができる。例えば、ターゲット2の厚みを5mm、バッキングプレート3の厚みを10mm、冷却水部12の厚みのうち、磁石ユニット114が対面する部分を7mm、その他の部分を14mmとする。
この配置によれば、磁石ユニット114とターゲット2の表面の距離を22mmとできるため、比較的原子量が大きいNbやTaにおいてはエロージョン範囲を大きく拡大できる。しかし、例えばSiなどの軽元素の場合、スパッタリングガスのAr原子との衝突で散乱されやすく、ターゲット2に戻ってくる量が増える。プラズマが広がってターゲット2の表面をスパッタリングしても、再付着する粒子の量が増えることから再付着膜が成長しエロージョン領域は狭くなる。このような再付着膜はダストや異常放電の原因となり製品の膜質を悪化させる恐れがあるため、特に軽元素ターゲットの場合はさらにプラズマの領域を拡大し再付着膜を除去できるだけのスパッタリングを生じさせる必要がある。
特許第1686011号公報 特許第1362267号公報 特許第3473954号公報
特願2007−309768に記載のスパッタリング装置において、ターゲット2をプラズマでスパッタリングさせる領域を拡大するためには、磁石ユニット114とターゲット2の表面までの距離は短くする方が好ましい。軽元素材料のスパッタリングの場合はさらに短くする方が好ましいが、ターゲット2は5〜10mm程度、バッキングプレート3は10mm程度の厚みで設計される。水冷部12の厚みは7mmであり、これらの総厚みが22mmとなる。この総厚みのうち、ターゲット2とバッキングプレート3の厚みが占める割合が大きいため、さらに総厚みを削減しようとするとバッキングプレート3の厚みを薄くする必要がある。
しかし、バッキングプレート3を薄くすると、冷却水の圧力やスパッタリングによる熱の影響でひずみを生じ、ターゲット2を破損する恐れがある。バッキングプレート3として一般的に使用される材料である銅に替えて、剛性の高いモリブデンやチタンを用いると改善するが、これらの材料は非常に高価である。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、磁気回路をよりターゲット表面に近づけて、広範囲に発生させることが可能な磁場形状を実現し、ターゲット材料利用効率を向上させ、ダストや異常放電を抑制することが可能なスパッタリング装置の提供を目的とする。
前述の従来の課題を解決するために、本発明のスパッタリング装置は、真空チャンバ内にターゲット設置部と基板保持部とを備え、前記ターゲット設置部に磁気回路が設置されるスパッタリング装置において、前記ターゲット設置部と前記磁気回路との間に設置されたバッキングプレートの厚みが、周辺部より中央部の方が薄いことを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、例えばSiなどの軽元素のスパッタリングにおいても、プラズマをターゲット表面の広範囲に発生させることが可能な磁場形状を実現し、ターゲット材料利用効率を向上させ、ダストや異常放電を抑制することができる。
本発明の実施の形態1における磁気回路およびスパッタ装置の概略図 本発明の実施の形態1におけるバッキングプレート形状の一例を示す図であって、(a)は横から見た図、(b)は上から見た図、(c)は(b)のAB断面を示す図 本発明の実施の形態1におけるバッキングプレートの異なる形状例を示す図であって、(a)は横から見た図、(b)は上から見た図、(c)は(b)のAB断面を示す図 本発明の実施の形態1におけるバッキングプレートの異なる形状例を示す図であって、(a)は横から見た図、(b)は上から見た図、(c)は(b)のAB断面を示す図 本発明の実施の形態2におけるバッキングプレート形状の一例を示す図であって、(a)は横から見た図、(b)は上から見た図、(c)は(b)のAB断面を示す図 従来のスパッタリング装置の例を示す概略図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるスパッタリング装置の概略図である。
図1において、スパッタリング装置31は、真空チャンバ1、原材料からなるターゲット2、ターゲット2を貼り合わせて設置するためのバッキングプレート3(ターゲット設置部)、ターゲット2に接続された高電圧印加電源4、基板5、基板保持部22、ガス導入装置6、排気装置7、排気口8、バルブ9、アースシールド10、磁気回路34、冷却水部32a,32b(第一冷却水系32a,第二冷却水系32b)を備えている。磁気回路34は、ターゲット2の表面と概略垂直な方向に磁化された磁石ユニット111,112が対になって配置されており、これらの間に、ターゲット2の表面と平行な方向に磁化された磁石ユニット113,114が設置され、ヨーク115で磁気的に結合されている。このとき磁石ユニット111,112がターゲット2に面する方向の極性は逆向きであり、磁石ユニット113,114は異なる種類の極性の面が向き合って設置されている。そして、磁石ユニット114の磁石ユニット111に向き合う面の極性は、磁石ユニット111のターゲット2に向き合う面の極性と同じとし、磁石ユニット113の磁石ユニット112に向き合う面の極性は、磁石ユニット112のターゲット2に向き合う面の極性と同じとして配置される。なお、全ての極性が逆向きのものでも同様の効果を期待できる。
本実施の形態1のスパッタリング装置31において、磁気回路34は冷却水部32a,32bの外に配置されており、直接水に触れることはない構造となっている。ここでは、磁石ユニット114をターゲット2の表面に近づけるために、バッキングプレート33はその中央の厚みを薄くしてある。図2は、図1のターゲット2が矩形ターゲットである場合の、本発明の実施の形態1におけるバッキングプレート形状の概略図であり、(a)は横から見た図、(b)は上から見た図、(c)は(b)のAB断面を示す図である。バッキングプレート33の長辺は300mm、短辺は170mmであり、周辺部の厚みは10mmである。バッキングプレート33の中央部120mm×60mmの領域は、厚みを3mmと薄くしてある。なお、バッキングプレート33の厚い部分と薄い部分の厚み比はこの例に限るものではなく、(薄い部分の厚み)/(厚い部分の厚み)<0.5において特に良好な効果が得られる。
さらにバッキングプレート33の冷却水に接する部分にはシール部13が設けられており、シール部13をシール位置14に押し付けることによって冷却水系を内外の2系統(冷却水部32a,32b)に分離することが可能な構成である。シール部13としては、例えばOリングを用いればよく、これにより冷却水部32a,32bを隔離することが可能となる。冷却水部32a,32bのそれぞれに、独立に流入口と流出口を設けることにより、各々の水系を混合することなく制御することが可能である。また、本実施の形態1では、冷却水部32a,32bを隔離し、独立して流入口と流出口を設けているため、冷却水部32a,32bに、異なる組成の冷却水を流すことや、異なる温度の冷却水を流すことが可能であり、バッキングプレート33の冷却をより細かく制御することが可能である。
この構成において、排気口8を通して真空チャンバ1内部を高真空としたのち、ガス導入装置6により一定流量の制御されたスパッタリングガスを導入する。スパッタリングガスは、ArやXe等の希ガスを用いる。以下、本実施の形態1では、Arガスを使用した場合について述べる。
まず、基板保持部22のターゲット2に対向する位置に基板5を設置し、ターゲット2およびバッキングプレート33に負のバイアス電圧を印加することにより、ターゲット2の表面にプラズマを発生させる。
ここで、ターゲット2に印加されるエネルギーによる熱を逃がすため、バッキングプレート33の裏面側では、冷却水部32a,32bにおいて冷却水を循環させるが、この水路(冷却水部32a,32b)の厚みが薄いため、循環させる冷却水に0.2〜0.5MPa程度の高圧力をかけて流す。冷却水系にこのような高圧力を印加すると、バッキングプレート33が耐え切れずに歪みが生じて、ターゲット2を破損する恐れがある。本実施の形態1においては、ターゲット2の外周部の冷却水系(冷却水部32b)には0.1〜0.5MPa程度の高圧力をかけて冷却能力を確保し、ターゲット2の中心付近の冷却水系(冷却水部32a)には0.01〜0.1MPa程度の低圧力の冷却水を導入する。これにより、バッキングプレート33に歪みが生じることなく冷却を行うことができる。
なお、ターゲット2の中心付近は、流入するイオン量も少なくその外周部と比較して相対的に熱負荷は小さい。このため、低圧力での冷却水の循環による流量低下は、一般的には問題にはならない。しかし、特別に高い出力を印加する場合は、ターゲット2の中心付近に供給する冷却水温度を低くすることで、冷却能力を確保することができる。例えば、ターゲット2の外周部の冷却水温度が20℃の時、ターゲット2の中心付近に供給する冷却水温度を10〜15℃などにするとよい。
また、ターゲット2の中心付近に供給する水にエチレングリコールなどを混ぜ不凍液としたものを用いて0℃以下に設定することも可能である。この場合、2つの冷却水系(冷却水部32a,32b)は、シール部13によって隔離されているため、それぞれの冷却水が互いに混入することなくスパッタリングすることが可能である。なお、冷却水温度の関係はこの例に限るものではなく、 中心付近冷却水温度<外周部冷却水温度×0.5 とすることで、より良好な効果を得ることができる。
また、バッキングプレート33の中心付近に設ける厚みの薄い領域は矩形でなくとも良く、例えば、図3(a)〜(c)に示すような楕円形状や、図4(a)〜(c)に示すようなレーストラック形状でも良い。また、バッキングプレート33の中央付近の厚みを薄くする方が磁石(磁石ユニット114)をターゲット2の表面に近づけることができるため好ましいが、この厚みを極端に小さくするとバッキングプレート33の強度が低下して破損する恐れがある。このため、バッキングプレート33の材料として銅系の金属を用いる場合、剛性を考慮して、厚みは2mm以上、より好ましくは4mmに設定することが好ましい。
このように、本実施の形態1によれば、部分的に薄いバッキングプレート33を使用してもターゲット2が破損することを防止し、軽元素においても広範囲に広がったプラズマを形成できることから、ターゲット材料利用効率を向上させることが可能である。
(実施の形態2)
本実施の形態2として丸型ターゲットを用いた場合について、図5を参照しながら説明する。図5は丸型ターゲットの場合の本発明の実施の形態2におけるバッキングプレート形状の概略図である。本実施の形態2は、実施の形態1のスパッタリング装置と、その装置構成はほぼ同じであるため、ターゲット2,バッキングプレート33の違いについてのみ説明する。
図5(a)〜(c)において、磁石ユニット114をターゲット2の表面に近づけるために、バッキングプレート33はその中央の厚みを薄くしてある。バッキングプレート33の直径は240mmであり、その周辺部の厚みは10mmである。バッキングプレート33の中央部の直径80mmの領域は、厚みを4mmと薄くしてある。さらにバッキングプレート33のシール位置14にはシール部13が押し付けられ、冷却水系を内外の2系統に分離することが可能となる。
バッキングプレート33の中心付近に設ける厚みの薄い領域はどのような形状でも良いが、対称性の観点から円形にすることが好ましい。
実施の形態1と同様にシール部を境に、圧力や温度の異なる冷却水を導入することで効果的にターゲット2を冷却することが可能である。
以上のように、本実施の形態2によれば、部分的に薄いバッキングプレート33を使用してもターゲット2が破損することを防止し、軽元素においても広範囲に広がったプラズマを形成できることから、ターゲット材料利用効率を向上させることが可能である。
本発明のスパッタリング装置は、ターゲット材料利用効率を向上させることを可能とし、安価に薄膜を製造することが可能である。また、プラズマをターゲット表面の広範囲に発生させることで、ターゲット表面への膜再付着を防止するとともに異常放電を抑制する効果によってダストを低減した品質の良い薄膜を提供できるため、スパッタリング装置として有用である。
1 真空チャンバ
2 ターゲット
3,33 バッキングプレート
4 高電圧印加電源
5 基板
6 ガス導入装置
7 排気装置
8 排気口
9 バルブ
10 アースシールド
11,34 磁気回路
12,32a,32b 冷却水部
13 シール部
14 シール位置
22 基板保持部
111,112,113,114 磁石ユニット
115 ヨーク

Claims (6)

  1. 真空チャンバ内にターゲット設置部と基板保持部とを備え、前記ターゲット設置部に磁気回路が設置されるスパッタリング装置において、
    前記ターゲット設置部と前記磁気回路との間に設置されたバッキングプレートの厚みが、周辺部より中央部の方が薄いこと
    を特徴とするスパッタリング装置。
  2. 真空チャンバ内にターゲット設置部と基板保持部とを備え、前記ターゲット設置部に磁気回路が設置されるスパッタリング装置において、
    前記ターゲット設置部と前記磁気回路との間に設置されたバッキングプレートの厚みが周辺部より中央部の方が薄く、前記バッキングプレートの一部に接して配置されるシール部材によって前記バッキングプレートの中央部に接する第一冷却水系と周辺部に接する第二冷却水系とを隔離したこと
    を特徴とするスパッタリング装置。
  3. 前記第一冷却水系と前記第二冷却水系とが、それぞれ独立に流入口と流出口を有すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のスパッタリング装置。
  4. 前記第一冷却水系に供給される液体と前記第二冷却水系に供給される液体とが、それぞれ異なる組成または温度または圧力の液体であること
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスパッタリング装置。
  5. バッキングプレート裏面に供給する液体の圧力が、周辺部より中央部の方が低いこと
    を特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のスパッタリング装置。
  6. バッキングプレート裏面に供給する液体の温度が、周辺部よりも中央部の方が低いこと
    を特徴とする請求項2から5のいずれかに記載のスパッタリング装置。
JP2009109179A 2009-04-28 2009-04-28 スパッタリング装置 Expired - Fee Related JP5246017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009109179A JP5246017B2 (ja) 2009-04-28 2009-04-28 スパッタリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009109179A JP5246017B2 (ja) 2009-04-28 2009-04-28 スパッタリング装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010255071A true JP2010255071A (ja) 2010-11-11
JP2010255071A5 JP2010255071A5 (ja) 2012-03-08
JP5246017B2 JP5246017B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=43316316

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009109179A Expired - Fee Related JP5246017B2 (ja) 2009-04-28 2009-04-28 スパッタリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5246017B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016172901A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 凸版印刷株式会社 成膜装置
KR20220017654A (ko) * 2020-08-05 2022-02-14 주식회사 이노헨스 기판 처리장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03140464A (ja) * 1989-10-26 1991-06-14 Kobe Steel Ltd ターゲットのバッキング装置
JPH04314857A (ja) * 1991-04-15 1992-11-06 Mitsubishi Kasei Corp スパッタリング装置用バッキングプレート
JPH10259475A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Asahi Chem Ind Co Ltd スパッタリング装置
JP2006124760A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Aisin Seiki Co Ltd 超電導磁場発生装置、スパッタガン及びスパッタリング成膜装置
JP2008297577A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Victor Co Of Japan Ltd マグネトロンスパッタリング装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03140464A (ja) * 1989-10-26 1991-06-14 Kobe Steel Ltd ターゲットのバッキング装置
JPH04314857A (ja) * 1991-04-15 1992-11-06 Mitsubishi Kasei Corp スパッタリング装置用バッキングプレート
JPH10259475A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Asahi Chem Ind Co Ltd スパッタリング装置
JP2006124760A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Aisin Seiki Co Ltd 超電導磁場発生装置、スパッタガン及びスパッタリング成膜装置
JP2008297577A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Victor Co Of Japan Ltd マグネトロンスパッタリング装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016172901A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 凸版印刷株式会社 成膜装置
US10685817B2 (en) 2015-03-17 2020-06-16 Toppan Printing Co., Ltd. Film forming apparatus
KR20220017654A (ko) * 2020-08-05 2022-02-14 주식회사 이노헨스 기판 처리장치
KR102617710B1 (ko) * 2020-08-05 2024-01-25 주식회사 이노헨스 기판 처리장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5246017B2 (ja) 2013-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7815782B2 (en) PVD target
JP4526582B2 (ja) スパッタリング装置およびスパッタリング方法
JP2010013724A (ja) ペニング型スパッタリング装置
JP5246017B2 (ja) スパッタリング装置
JP2009293089A (ja) スパッタリング装置
JP2010248576A (ja) マグネトロンスパッタリング装置
US9368331B2 (en) Sputtering apparatus
CN204281851U (zh) 一种中频磁控溅射镀膜用阴极
JP2008214709A (ja) マグネトロンスパッタ装置
JP4957992B2 (ja) マグネトロンスパッタリング装置及びそれを用いた成膜方法
CN104532199A (zh) 一种中频磁控溅射镀膜用阴极
TWI784223B (zh) Ecr濺鍍用靶材及成膜裝置以及成膜對象物之製造方法
JP2017119898A (ja) スパッタリングターゲット及びスパッタ装置
JP6962528B2 (ja) マグネトロンスパッタリングカソードおよびそれを用いたマグネトロンスパッタリング装置
JPH0159351B2 (ja)
JP5781408B2 (ja) マグネトロンスパッタカソード
JP2010245296A (ja) 成膜方法
JP6322669B2 (ja) 応力調整方法
JP2008297577A (ja) マグネトロンスパッタリング装置
JP2016141825A (ja) スパッタリング装置
JP4877058B2 (ja) 対向ターゲットスパッタ装置及び方法
WO2018123549A1 (ja) ガスフロースパッタリング装置、ガスフロースパッタ用ターゲット及びスパッタリングターゲット原料の製造方法
JP2002155357A (ja) マグネトロンスパッタ方法とその装置
JP2006131968A (ja) 円筒状マグネトロンスパッタ装置
JP2011241459A (ja) スパッタリング方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120118

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130307

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130325

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5246017

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees