JP2010253170A - 炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本願発明の目的は、基板支持部材の導風路とコイル台を連結することにより、効率よくワークコイルを冷却することができる炊飯器を提供すること。
【解決手段】内鍋、前記内鍋を支持する内ケース、前記内ケースの下方に設けられるコイル台、前記内ケースと前記コイル台との間に設けられるワークコイル、電気素子が取り付けられる基板を支持する基板支持部材及び冷却ファンを有する炊飯器であって、前記基板支持部材は、前記炊飯器の前方に立設して設けられるとともに、その下部には前記コイル台方向に伸びる筒状の導風路が設けられ、前記導風路は、前記コイル台の外周の内側まで伸び、前記導風路と前記コイル台とは固定手段により固定され、前記冷却ファンからの冷却風の少なくとも一部は、前記導風路から前記内ケースと前記コイル台との間を通って流れる構成。
【選択図】図1

Description

本願発明は、炊飯器に関し、特に、基板支持部材とコイル台との連結構造に関するものである。
従来、炊飯器としては、金属製の内鍋を用い、該内鍋を内ケース(保護枠)内に収納し、内ケースの下部に設けられ内鍋に電磁誘導を発生させる電磁誘導コイルにより内鍋を発熱させ、炊飯量に適した最適な炊飯を行うものが知られている。
また、ご飯の炊き上がりをより良好ならしめるために、内鍋として、非金属材料からなる内鍋(例えば、土鍋、セラミック鍋あるいは炭鍋)を用い、内鍋の底部および底部近傍に誘導発熱体を設け、該誘導発熱体を電磁誘導コイルから発生する磁界により発熱させて内鍋を加熱ものも知られている。
ところで、内鍋に金属鍋を用いたものでも炊飯器本体内の温度が上がるため冷却ファンによる冷却は必要となる。ところが、土鍋を用いる炊飯器では、土鍋の熱伝導の悪さから炊飯器本体内により熱が籠もり易くなり、炊飯器本体内に熱が籠もると部品の温度が上昇し、炊飯時、特におこげ選択時に必要な十分な電力をかけることが出来ない場合が生じる。いずれにしても冷却ファンで部品等をいかに効率よく冷却するかは喫緊の問題である。
本出願人は、底部コイル及びコーナーコイルからなるワークコイルの冷却に関するものを提案している。
その要部を図12に示す。図は、底部材、冷却ファン及び外ケース等を取り外した状態の炊飯器を底部材方向からみたものであり、略楕円状の炊飯器の長軸方向を前後方向(図の左側を前方、右側を後方)とし、短軸方向を左右方向(図の上下方向)とし、紙面に垂直方向を上下方向(紙面の手前側を下方、反対側を上方)として説明する。
炊飯器上部の肩部材1には、内ケース2が取り付けられ、更に内ケース2にはコイル台3が取り付けられている。また、コイル台3より前方側には電気素子が取り付けられる制御基板4と、この制御基板4を支持する基板支持部材5とが立設する形態で取り付けられ、更に基板支持部材5には、前記コイル台3方向(前後方向)に伸びる導風路6が一体に形成されている。
そして、図で丸の破線で示す位置には冷却ファン7が左右方向の中心からずれて設けられており、冷却ファン7からの冷却風は、下方から上方向に炊飯器内に導入され、前記基板支持部材5で分流され、その一部は制御基板4に沿って上方に流れ、他の一部は破線矢印(イ)で示すように前記導風路6内を通り、破線矢印(ロ)で示すようにコイル台3と内ケース2との間を流れ、コイル台3と内ケース2との間の図示しないワークコイルを冷却する。
また、前記内ケース2の外周には、それぞれビス穴2aを有する4個のビス取付用突起2bが形成されており、この4個のビス取付用突起2bのビス穴2aにビスを挿入することにより、内ケース2が肩部材1に取り付けられる。
更に、前記基板支持部材5には、その左右の上端であって、且つ内ケース2の前方側の2個のビス取付用突起2b、2bに上下方向で対向する位置に、後方側に突き出た2個のビス取付片5a、5aが設けられており、4個のビス取付用突起2bのビス穴2aにビスを挿入して内ケース2を肩部材1に取り付ける際、同時に前記基板支持部材5の2個のビス取付片5a、5aも取り付けられる。即ち、前記基板支持部材5は、肩部材1に対し内ケース2とともに同時に取り付けられている。
また、図示していないが、基板支持部材5の略中央部には後方側に突き出た1個の鉤状の係止片が形成され、この鉤状の係止片を内ケース2の係止溝に係合しており、基板支持部材5は3箇所で肩部材1と内ケース2に固定されている。なお、符号8は表示パネル取付用開口、3aはコイル台3を内ケース2に取り付けるためのビス穴、3bはコイル台に一体に形成されるフェライトコア収納部である。(特許文献1参照)。
特開2007−325868号公報
しかしながら、上記特許文献1のものは、基板支持部材5に設けられる導風路6とコイル台3とは単に対向して配置されているだけであり、導風路6を流れる冷却風の一部は導風路6の先端から漏れ、それだけワークコイルの冷却効果が低減するとともに、漏れに起因する騒音が発生する恐れが生じる。
また、従来の基板支持部材5は、肩部材1に対し2箇所で取り付けるとともに、内ケース2に対しても1箇所で取り付けており、特に、内ケース2に対する取付けは、基板支持部材5と内ケース2との間の狭い空間で行うことになり、その取付けに手間を要していた。
本願発明の目的は、基板支持部材の導風路とコイル台を連結することにより、効率よくワークコイルを冷却することができる炊飯器を提供することである。
上記目的を達成するため、本願発明は以下の構成を採用する。
請求項1に係る発明では、内鍋、前記内鍋を支持する内ケース、前記内ケースの下方に設けられるコイル台、前記内ケースと前記コイル台との間に設けられるワークコイル、電気素子が取り付けられる基板を支持する基板支持部材及び冷却ファンを有する炊飯器であって、前記基板支持部材は、前記炊飯器の前方に立設して設けられるとともに、その下部には前記コイル台方向に伸びる筒状の導風路が設けられ、前記導風路は、前記コイル台の外周の内側まで伸び、前記導風路と前記コイル台とは固定手段により固定され、前記冷却ファンからの冷却風の少なくとも一部は、前記導風路から前記内ケースと前記コイル台との間を通って流れる構成を特徴とする。
請求項2に係る発明では、更に、前記固定手段は、前記導風路に設ける係止片と前記コイル台に設ける係合突起であり、前記係止片と前記係合突起を係合することにより、前記導風路と前記コイル台とを固定する構成を特徴とする。
請求項3に係る発明では、更に、前記コイル台は、前記導風路を位置決めするリブを有する構成を特徴とする。
請求項4に係る発明では、更に、前記導風路は、前記炊飯器のほぼ中央に位置する構成を特徴とする。
請求項1に係る発明では、基板支持部材を、炊飯器の前方に立設するとともにその下部にコイル台方向に伸びる筒状の導風路をコイル台の外周の内側まで伸ばし、導風路とコイル台とを固定手段により固定することにより、導風路よりの冷却風の漏れを低減し、冷却効率を向上することができるとともに、漏れに起因する騒音の発生も低減することができる。更に、内ケースに対する取付けを省略することができ、基板支持部材の取付けを簡略且つ容易に行うことができる。
請求項2に係る発明では、固定手段を、導風路に設ける係止片とコイル台に設ける係合突起にすることにより、請求項1に係る発明の効果に加え、導風路とコイル台との連結を簡単且つ容易にすることができる。
請求項3に係る発明では、コイル台に導風路を位置決めするリブを設けることにより、請求項1または2に係る発明の効果に加え、導風路とコイル台との連結を容易且つより確実に行うことができる。
請求項4に係る発明では、導風路を炊飯器のほぼ中央に位置することにより、請求項1ないし3に係る発明の効果に加え、ワークコイル等の冷却を均一且つより確実に行うことができる。
炊飯器の全体断面図 コイル台を斜め上方からみた斜視図 内ケースを斜め下方からみた斜視図 底部材を下方からみた図 基板支持部材を斜め後方からみた斜視図 基板支持部材の導風路近傍の底面図 コイル台の開口部近傍の一部底面図 コイル台に導風路を固定した状態を示す一部底面図 コイル台に導風路を固定した状態を示す他の一部底面図 コイル台に導風路を固定した状態を示す更に他の一部底面図 従来の内ケースを斜め下方からみた斜視図 従来のコイル台等を下からみた図
図1は炊飯器の全体断面図を示し、図2はコイル台を斜め上方からみた斜視図を示し、図3は内ケースを斜め下方からみた斜視図を示し、図4は底部材を下方からみた図を示し、図5は基板支持部材を斜め後方からみた斜視図を示し、図6は基板支持部材の導風路近傍の一部底面図を示し、図7はコイル台の開口部近傍の一部底面図を示し、図8はコイル台に導風路を固定した状態を示す一部底面図を示す。なお、炊飯器の表示パネル側(図1の左側)を前方側、ヒンジ機構側(図1の右側)を後方側とし、前後方向側に直交する側(図1の紙面に直交する側)を左右側とする。
炊飯器Sは、図1に示すように大別して、内部に内鍋である土鍋50を収納可能な炊飯器本体40と、該炊飯器本体40の上部開口を開閉自在な蓋体20等からなる。
蓋体20は、合成樹脂製の部材であり、上面を形成する上板21と、下面を形成する下板22を有する。そして、上板21と下板22とは、それぞれの周端部が当接する形態で形成されている。
蓋体20の中央部には、調圧部材23が着脱自在に設けられる。この調圧部材23は、蒸気通路24、蒸気弁25及び蒸気口26を有し、炊飯時、土鍋50内の過剰な蒸気を蒸気口26から外部に放出する。
前記下板22の下方には、内蓋27が着脱自在に取り付けられる。この内蓋27には、後記の肩部材43に取り付けられる肩ヒータ47からの熱を受け、ふきこぼれや露付きを防止したり等する。また、この内蓋27の外周縁には、シールパッキン28が狭持され、蓋体20の閉蓋時、前記土鍋50の上縁部に当接し、土鍋50内の熱の逃げを防止している。
蓋体20の後方側には、ヒンジ機構30が設けられる。ヒンジ機構30は、肩部材43に取り付けられるヒンジピン31と、該ヒンジピン31に嵌合され、その一端を肩部材43に支持し、その他端を蓋体20に支持するばね32とを有し、炊飯器Sの前方側上部に設けられる蓋ロック部材33を押圧するとばね32の力により蓋体20は後方側に開放される。
炊飯器本体40は、外壁を形成する外ケース41、該外ケース41内にあり内壁を形成する保護枠でもある内ケース42、それら内外ケース41、42の上端部を形成する肩部材43、及び炊飯器Sの底部を形成する底部材44からなる。
前記外ケース41は、ステンレス等の金属製で上下開口の円筒状部材であり、炊飯器Sの胴部を形成する。前記肩部材43は、樹脂製、例えばポリプロピレン(PP)等からなり、炊飯器本体40の上部の肩部を形成する部材であり、その後方側にはヒンジ機構30及び取手45が設けられる。
炊飯器本体40の内部に設けられる前記内ケース42は、上方が開口される容器状の樹脂製部材であり、その上端部には、肩部材43との間で断面略矩形状で平面視環状の空間46が形成され、その空間46内には環状の肩ヒータ47が設けられる。そして、内ケース42の内部には、非金属製内容器である焼成セラミックスやガラスなどからなる陶磁器製の土鍋50が収納される。土鍋50の底部には、後記する底部コイル55及びコーナーコイル56に対向する箇所には例えば銀ペースト等の金属製の誘導発熱体が貼設され、底部コイル55及びコーナーコイル56により誘起される渦電流によって発熱する。
また、内ケース42の底部内面にはドーナツ状のセラミックプレート51が設けられ、下方への熱の逃げを防止している。内ケース42の中央部には中央口42dが設けられており、該中央口42dと、セラミックプレート51の中央の穴を貫通する形態でセンターセンサ52が設けられ、そのセンターセンサ52の先端は土鍋50の底部に当接し、土鍋50の温度を検知する。
前記内ケース42は、略垂直な側部42aと、略水平な底部42bと、側部42aと底部42bとの間の湾曲部42cを有し、前記側部42aの外周面には保温ヒータ53及び断熱材54が設けられる。断熱材54は、保温ヒータ53を覆い、側部42aの外周面にほぼ隙間なく設けられ、且つ前記湾曲部42cの近傍まで延設される厚みを有する環状の部材であり、内ケース42の側部42aから外方への熱の逃げを防止するとともに、後記するようにその下端部で冷却風の流れを排気口44b方向に変える。
内ケース42の底部42b及び湾曲部42cの外方には、底部コイル55及びコーナーコイル56からなるワークコイルが設けられる。そして、土鍋50を内ケース42内にセットし、炊飯用のスイッチを押すと、センターセンサ52がオンし、底部コイル55及びコーナーコイル56が通電し、渦電流に起因したジュール熱により土鍋50が加熱され、飯米等の内容物の炊飯が行われる。
図3に示すように、内ケース42の底部42b及び湾曲部42cの外面には、複数個の点状のケース底部リブ57及びケース側部リブ58、更には複数個、この例では4個のビス取付ボス59が設けられており、底部コイル55及びコーナーコイル56は、後記するコイル台65が図示しないビスにより内ケース42に取り付けられるとコイル台65に設けられる点状の台底部リブ66b、及び台側部リブ72との間で挟持され支持される。
炊飯器本体40の前方上部には、各種スイッチを有する表示パネル60が設けられ、表示パネル60上の各種スイッチを操作することによりユーザーが望む炊飯等が実行される。また、炊飯器本体40内の前方には、IGBT等の発熱素子を冷却する冷却フィン61a、並びに該冷却フィン61a等に冷却風を送る冷却ファン61が設けられ、炊飯器本体40内を含め必要箇所を冷却している。
前記内ケース42の周りに内ケース42との間に隙間を有して環状の遮蔽板48が設けられる。この遮蔽板48は、断熱材54の下方で、且つコイル台65の上方に位置し、少なくともコーナーコイル56を包囲しており、ワークコイルの電磁波或いはノイズを遮蔽する部材である。なお、前記断熱材54の下端は、その多くの部分が遮蔽板48の上端に当接し支持されており、断熱材54の下方への移動を防止している。
そして、後記するように排気口44bが底部材44の後方側に設けられるため、少なくとも後方側の遮蔽板48の上端部と断熱材54の下端部との間には冷却風が通るための隙間48aが設けられており、図1に示すように内ケース42と遮蔽板48との間を通り、断熱材54の下端部に衝突する冷却風を隙間48aから排気口44b方向(後方側)に変更する。
底部材44には、図4に示すようにその前方側であって前記冷却ファン61に対向する箇所に吸気口44aが設けられるとともに、この後方側に後方側の広い範囲に亘って排気口44bが設けられており、冷却ファン61による冷却風は、吸気口44aより導入され、底部コイル55、コーナーコイル56等を冷却し、排気口44bより排出される。また、底部材44には、4個のビス貫通口44cが設けられる。
符号65はコイル台であり、その斜視図を図2に示す。コイル台65は、底部66、湾曲部67及びフェライトコア収納部68を有する樹脂製の皿状(フェライトコア収納部68を除いた形状)部材である。
前記底部66は、その中央にセンターセンサ取付部69を有し、その内面の外周側に複数個の補強リブ66aを有し、補強リブ66aの領域に4個のビス貫通口70を有し、センターセンサ取付部69と補強リブ66aとの間に補強リブ66aより上方に位置する複数個の台底部リブ66bを有する略水平状の部分である。前記4個のビス貫通口70には、図示しないビスが図の紙面と反対側から挿入され、内ケース42に設けられる4個のビス取付ボス59のビス穴に螺合される。その結果、コイル台65は内ケース42に一体に連結される。
前記湾曲部67は、底部66の外周部に相当する部分であり、内ケース42の湾曲部42cと略同形の円弧状(必ずしも同形でなくてもよい。)として形成されており、冷却風を内ケース42の湾曲部42cに沿った流れにする。
前記フェライトコア収納部68は、底部66から湾曲部67にかけての部分と、その部分から上方に円弧状に突き出た部分とからなり、略等間隔に4個設けられる。このフェライトコア収納部68には磁束を強めるためのフェライトコアが挿入される。このフェライトコアは、例えば酸化鉄を主原料とし、高透磁率の材料を焼結したものであり、ワークコイルの磁束を増幅させる。
このフェライトコア収納部68の上方内面には、コーナーコイル56を挟持するための台側部リブ72が設けられ、また、このフェライトコア収納部68のそれぞれの側部には、底部材44を取り付けるためのビス取付ボス71が形成される。そして、前記底部材44の4個のビス貫通口44cには、図示しないビスが図4の紙面に垂直な上方から挿入され、コイル台65に設けられる4個のビス取付ボス71のビス穴に螺合される。その結果、底部材44はコイル台65に一体に連結される。
また、コイル台65の湾曲部67の部分であって後記導風路77に対向する部分には湾曲部67が形成されなく前記底部66と略面一の開口部67a(図2に示す冷却風の入口領域R)が形成される。そして、開口部67aから矢印(イ)のように底部66に導入される冷却風は湾曲部67により矢印(ロ)、(ハ)、(ニ)のように全ての湾曲部67から上方へ滑らかに方向が変更される。
また、開口部67aの左右方向両端の底部66には、窪み66c及び鉤状の係止片66dが一体に形成される。窪み66cは、中心方向に向かって凹んだ形状を有し、後記導風路77の側壁77bの先端部が挿入される。
前記係止片66dは、それぞれの窪み66cを挟んで開口部67aと反対側に設けられ、外方に水平に突き出る部分と下方に垂下する部分とからなる鉤形状をなし、図8に示すように導風路77の側壁77bの先端部が開口部67aに挿入された際、導風路77の底壁77cに設けられる係合突起77dと係合し、導風路77をコイル台65に固定する。即ち、鉤状の係止片66dと係合突起77dとで固定手段を構成する。
更に、コイル台65の開口部67aの裏面には、位置決めリブ66eが設けられる。この位置決めリブ66eは、図7に示すように開口部67aの箇所であって、開口部67aより少し内方に入った底部66の裏面に底部66の外周にほぼ沿った円弧状の部材で、導風路77の側壁77bの先端部が開口部67aに挿入された際、導風路77の底壁77cの先端が当接し、導風路77を位置決めする。
前記冷却ファン61は矩形状の部品であり、水平に配置されるとともに、左右方向のほぼ中心線上にその中心が位置するように設けられており、上方に向かって冷却風を送出し、炊飯器本体40内をほぼ均一に冷却する。
冷却ファン61の略中央には、制御基板75を支持する基板支持部材76が立設される。この基板支持部材76は樹脂製の部材であり、図5に示すようにその左右の上端であって、且つ内ケース42の方向に突き出た2個のビス取付片76a、76aが設けられている。このビス取付片76aにはビス穴76bを有し、このビス穴76bにビスを挿入することにより図12のものと同様に内ケース42とともに肩部材43に固定される。
また、基板支持部材76の下部にはコイル台65方向に伸びる導風路77が一体に形成される。この導風路77は上壁77a、左右側壁77b、77b及び底壁77cからなる断面略矩形状で筒状の部分であり、その先端部は前記コイル台65の位置決めリブ66eと同形の円弧状に形成されており、その先端には先端開口78が形成される。
前記上壁77aは、先端開口78に向かって下方に傾斜するとともに、その内底面には、図6及び図8に示すように冷却風の流れ方向に沿って複数の案内リブ77eが一体に垂下されており、冷却風の流れを案内し且つ整流するとともに、導風路77を補強している。導風路77は、図1及び図5に示すように後方側に向かって絞られており、冷却風の流速を早め、冷却風を内ケース42とコイル台65との間のより広い領域に素早く供給している。
前記底壁77cは、図5及び図6に示すように先端開口78の近傍に設けられるだけであり、そのほとんどは前記冷却ファン61に対向する底部開口79とされ、前記冷却ファン61は、その略半分が底部開口79内に若干入り込む形態で取り付けられる。
また、導風路77の前記底壁77cの先端部には、係合突起77dが設けられる。この係合突起77dは、底壁77cの先端両側部からそれぞれ左右方向に水平に突き出る形態で設けられている。
そして、導風路77の側壁77bの先端部が開口部67aに挿入され、導風路77の底壁77cの先端がコイル台65の位置決めリブ66eに当接する際、図8に示すように導風路77の係合突起77dは、コイル台65の鉤状の係止片66d内に嵌合し、導風路77はコイル台65に固定される。即ち、図8の状態では、導風路77は位置決めリブ66eと鉤状の係止片66dとで若干力が加わった状態で挟持、即ち無理ばめされる。なお、この係合は力が加わった状態ではなく、単なる係止状態であってもよい。
その取り付けは、次のように行われる。コイル台65の上方(図8の紙面に垂直な上方位置、即ち図8に示すような位置)に基板支持部材76の導風路77を置き、基板支持部材76を真下に押し下げる。すると、導風路77の先端が位置決めリブ66eに当接し、導風路77の係合突起77dが鉤状の係止片66dに当接するが、構わず基板支持部材76を真下に押し下げ、導風路77をコイル台65の位置決めリブ66eと鉤状の係止片66dとの間に押し込み挟持させる。その後、ビスにより2個のビス取付片76a、76aが内ケース42とともに肩部材43に取り付けられることになる。
コイル台65に対し導風路77をこのような形態で取り付けることにより、コイル台65と導風路77とのがたつきが防止され両部材を隙間なく連結することができるようになり、連結部からの冷却風の漏れが低減し、更に両部材のがたつきや冷却風の漏れに起因する騒音を低減することができるようになる。また、コイル台65に対し導風路77を取り付けることにより、従来の基板支持部材と内ケースとの取付けをなくすことができるとともに、基板支持部材の取り付けを容易にすることができる。
冷却風の流れ等について説明する。炊飯器Sを逆さまにし、内ケース42の底部42bのケース底部リブ57上に底部コイル55を置き、内ケース42の湾曲部42cのケース側部リブ58上にコーナーコイル56を置き、更にその上にコイル台65を置く。すると、底部コイル55の上には台底部リブ66bが位置し、コーナーコイル56の上には台側部リブ72が位置する。その後、コイル台65の4個のビス貫通口70からビスを挿入し、そのビスを内ケース42の4個のビス取付ボス59のビス穴に螺合し、コイル台65を内ケース42に一体に連結する。
その後、制御基板75を取り付けた基板支持部材76をコイル台65に取り付ける。その取り付けは上記したように、コイル台65に対し導風路77を無理ばめすることにより行われる。次いで、2個のビス取付片76a、76aのビス穴76bにビスを挿入し、内ケース42とともに肩部材43に螺合する。なお、冷却ファン61は冷却フィン61aとともに基板支持部材76に取り付けられる。
その後、底部材44を取り付ける。底部材44の取り付けは、4個のビス貫通口44cにビスを挿入し、そのビスをコイル台65に設けられる4個のビス取付ボス71のビス穴に螺合し、底部材44をコイル台65に一体に連結する。
炊飯器Sが組み立てられると、図1に示すように底部コイル55の上下に冷却風通路が形成される。冷却ファン61が駆動されると、冷却風は、矢印(1)で示すように底部材44の吸気口44aから導入され、基板支持部材76により矢印(2)で示すように制御基板75側と、矢印(3)で示すように導風路77側とに分流される。
導風路77側に分流された冷却風は、導風路77内を通り、コイル台65の入口領域Rである開口部67aより内ケース42とコイル台65との間に浸入し、その間に挟持される底部コイル55を冷却する。底部コイル55を冷却した冷却風は、矢印(4)で示すように湾曲部67で上方で且つ内ケース42の湾曲部42cに沿った方向に流れが誘導され、次いで、矢印(5)で示すように内ケース42と遮蔽板48との間の隙間48aを通りコーナーコイル56を冷却する。
その後、冷却風は、断熱材54の下端部に衝突してそれ以上の上動が阻止され、内ケース42の上方部が必要以上に冷やされる弊害を防止する。断熱材54の下端部に衝突した冷却風は、断熱材54の下端部に沿って外方に流れ、矢印(6)で示すように遮蔽板48の上端部と断熱材54の下端部との間に形成される隙間48aを通って遮蔽板48の外方に流れ、その後矢印(7)で示すように底部材44の後方側に形成される排気口44bより外部に排出される。即ち、断熱材54の下端部に衝突する冷却風は、排気口44bに近づく方向に流れを変えるため、排気口44bからの排出がスムーズになり、その結果、冷却効率が向上する。
なお、図11に示すように、従来は、底部材44を取り付けるためのビス取付ボス71を内ケース42の側部42aに取り付けていた。そのため、内ケース2の側部42aの面積がビス取付ボス71の分だけ小さくなり、その結果、保温ヒータ53及び断熱材54を設ける面積が小さくなって側部の保温が十分に行われないという弊害を有していた。上述したように、本願発明は、コイル台65に底部材44を取り付けるためのビス取付ボス71を設け、このビス取付ボス71を利用して底部材44を取り付けているため、内ケース2の側部42aの面積を大きくすることができ、その結果、保温ヒータ53及び断熱材54を広い範囲に設けることができるようになり、側部の保温を十分に行うことができるようになる。
図9に導風路77とコイル台65との他の固定手段について示す。なお、図1等と同じものは同じ符号で示す。コイル台65の開口部67aの裏面には、図1のものと同様の位置決めリブ66eが設けられるとともに、この位置決めリブ66eと外周端との間には、係止爪66fが垂下される。この係止爪66fの下部は中心方向に折り曲げられており、全体として楔状をなす。
また、導風路77の底壁77cには、矩形状の係合溝77fが形成され、この係合溝77fは係止爪66fと係合する。更に、肩部材43には柱状の取付ボス81が垂下する形態で形成され、基板支持部材76の上端には前方に水平に張りだす形態で貫通口80aを有するボス取付片80が形成されている。
その取り付けは、次のように行われる。コイル台65の上方に基板支持部材76の導風路77を置き、基板支持部材76を真下に押し下げる。すると、導風路77の先端が位置決めリブ66eに当接し、導風路77の係合溝77fが係止爪66fに当接するが、構わず基板支持部材76を真下に押し下げる。すると係止爪66fが係合溝77f内に入り込み、導風路77をコイル台65の位置決めリブ66eと係止爪66fとで挟持する。その際、基板支持部材76の上端に設けられるボス取付片80の貫通口80a内に肩部材43の取付ボス81が嵌合する。
なお、この例の場合、取付ボス81とボス取付片80の貫通口80aとの嵌合が緩いと、基板支持部材76の前方側が下方に下がることが考えられる。そのような弊害をなくすために基板支持部材76の左右の下端部の位置に破線で示すような2個の底部リブ66gを底部材44に一体に立設し、底部材44を取り付けた際、この底部リブ66gで基板支持部材76を支持するようにする。
このような形態で取り付けることにより、図1のものと同様に、基板支持部材76自体の固定は勿論のこと、導風路77とコイル台65との固定を簡単且つ容易に行うことができる。更に、この取付けではビスを用いることがないためそれだけ部品点数を低減することができる。
図10に導風路77とコイル台65との更に他の固定手段について示す。この例は、図9の基板支持部材76の貫通口80aと肩部材43の取付ボス81との固定手段に変えてビス止めで行うものである。即ち、肩部材43には図示しないビスねじが形成され、基板支持部材76の上端には前方に水平に張りだす形態で貫通口82aを有するビス取付片82が形成され、図示しないビスを肩部材43のビスねじに螺合することにより固定する。
このような形態で取り付けることにより、図9での底部リブ66gをなくすことができるとともに、図1のものと同様に、基板支持部材76自体の固定は勿論のこと、導風路77とコイル台65との固定を簡単且つ容易に行うことができる。
本願発明は、上記実施例の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能であり、例えば内鍋は土鍋で説明したが、金属製等のものでもよい。
S…炊飯器 20…蓋体
21…上板 22…下板
23…調圧部材 24…蒸気通路
25…蒸気弁 26…蒸気口
27…内蓋 28…シールパッキン
30…ヒンジ機構 31…ヒンジピン
32…ばね 33…蓋ロック部材
40…炊飯器本体 41…外ケース
42…内ケース 42a…側部
42b…底部 42c…湾曲部
42d…中央口 43…肩部材
44…底部材 44a…吸気口
44b…排気口 44c…ビス貫通口
45…取手 46…空間
47…肩ヒータ 48…遮蔽板
48a…隙間 50…土鍋
51…セラミックプレート 52…センターセンサ
53…保温ヒータ 54…断熱材
55…底部コイル 56…コーナーコイル
57…ケース底部リブ 58…ケース側部リブ
59…ビス取付ボス 60…表示パネル
61…冷却ファン 61a…冷却フィン
65…コイル台 66…底部
66a…補強リブ 66b…台底部リブ
66c…窪み 66d…係止片
66e…位置決めリブ 66f…係止爪
66g…底部リブ 67…湾曲部
67a…開口部 68…フェライトコア収納部
69…センターセンサ取付部 70…ビス貫通口
71…ビス取付ボス 72…台側部リブ
75…制御基板 76…基板支持部材
76a…ビス取付片 76b…ビス穴
77…導風路 77a…上壁
77b…側壁 77c…底壁
77d…係合突起 77e…案内リブ
77f…係合溝 78…先端開口
79…底部開口 80…ボス取付片
80a…貫通口 81…取付ボス
82…ビス取付片 82a…貫通口

Claims (4)

  1. 内鍋、前記内鍋を支持する内ケース、前記内ケースの下方に設けられるコイル台、前記内ケースと前記コイル台との間に設けられるワークコイル、電気素子が取り付けられる基板を支持する基板支持部材及び冷却ファンを有する炊飯器であって、
    前記基板支持部材は、前記炊飯器の前方に立設して設けられるとともに、その下部には前記コイル台方向に伸びる筒状の導風路が設けられ、
    前記導風路は、前記コイル台の外周の内側まで伸び、
    前記導風路と前記コイル台とは固定手段により固定され、
    前記冷却ファンからの冷却風の少なくとも一部は、前記導風路から前記内ケースと前記コイル台との間を通って流れることを特徴とする炊飯器。
  2. 前記固定手段は、前記導風路に設ける係止片と前記コイル台に設ける係合突起であり、前記係止片と前記係合突起を係合することにより、前記導風路と前記コイル台とを固定することを特徴とする請求項1に記載の炊飯器。
  3. 前記コイル台は、前記導風路を位置決めするリブを有することを特徴とする請求項1または2に記載の炊飯器。
  4. 前記導風路は、前記炊飯器のほぼ中央に位置することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の炊飯器。
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