JP2010251063A - グロメット - Google Patents

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Abstract

【課題】単純な形状でありながら取付穴の厚みの変化に対応できるグロメットを提供する。
【解決手段】グロメット11は、取付穴に嵌合する円筒状の嵌合部12と、この嵌合部12の一側端および他側端から径方向で外側に向かって一体成型した1対のフランジ状部13,13とを備えている。これらの1対のフランジ状部13,13間の間隔は、嵌合部12の外周面から径方向で外側に向かって漸次狭小状態に形成する。すなわち、1対のフランジ状部13,13間に台形状の凹溝空間14を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、取付穴に嵌合するグロメットに関する。
例えば、図6に示される油圧ショベルなどの作業機械1は、図7に示されるように多数の電気配線および油圧配管2を有しており、旋回フレーム3上の取付板4などに穿設された取付穴を通して配線または配管をする必要がある。
このとき、電気配線または油圧配管2が取付穴と接触して損傷しないように、図7および図8に示されるようなゴム製のグロメット5を取付穴に嵌着している。
図8に示されるように、グロメット5には、取付穴に嵌合する円筒状の嵌合部6と、この嵌合部6の一側端および他側端から径方向で外側に向かって一体成型された1対のフランジ状部7とを具備し、これらのフランジ状部7間に、取付穴の厚みとほぼ同一の凹溝8が形成されている。
一方、取付穴に嵌合する嵌合部を蛇腹状に形成することで、取付穴の厚み変化に対応できるようにしたグロメットがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−120413号公報(第4頁、図2)
蛇腹状に形成した嵌合部が伸び縮みするので、取付穴の複数の厚みに対応できるが、蛇腹状の嵌合部は、形状が複雑であるため、成型が容易でないとともに耐久性も十分でない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、単純な形状でありながら取付穴の厚みの変化に対応できるグロメットを提供することを目的とする。
請求項1に記載された発明は、取付穴に嵌合する円筒状の嵌合部と、嵌合部の一側端および他側端から径方向で外側に向かって一体成型された1対のフランジ状部とを具備し、1対のフランジ状部間の間隔は、嵌合部の外周面から径方向で外側に向かって漸次狭小状態に形成されたグロメットである。
請求項2に記載された発明は、請求項1記載のグロメットにおいて、嵌合部とフランジ状部との内角部に形成された凹部を具備したものである。
請求項1記載の発明によれば、取付穴に嵌合する円筒状の嵌合部の一側端および他側端から径方向で外側に向かって1対のフランジ状部を一体成型した単純な形状でありながら、1対のフランジ状部の間を、嵌合部の外周面から径方向で外側に向かって漸次狭小状態に形成したので、1対のフランジ状部間に設けられた間隔の最大幅から最小幅の範囲内で、取付穴の厚みの変化に対応でき、1つのグロメットを複数の板厚の取付穴に適用できる。
請求項2記載の発明によれば、嵌合部とフランジ状部との内角部に凹部を形成することで、嵌合部に対するフランジ状部の変形が容易になり、取付穴の厚みの変化に容易に対応できるとともに、この凹部で張力を吸収して、フランジ状部の間隔が広がったときに内角でひび割れが生ずるおそれを防止できる。
本発明に係るグロメットの一実施の形態を示す断面図である。 同上グロメットの側面図である。 同上グロメットの拡大断面図である。 同上グロメットの装着例を示す斜視図である。 同上グロメットの作用を示す拡大断面図である。 作業機械の側面図である。 従来のグロメットを作業機械に用いた例を示す側面図である。 従来のグロメットを示す一部破断の正面図である。
以下、本発明を、図1乃至図5に示された一実施の形態に基いて詳細に説明する。
図1および図2に示されるように、グロメット11は、取付穴に嵌合する円筒状の嵌合部12と、この嵌合部12の一側端および他側端から径方向で外側に向かって一体成型された1対のフランジ状部13,13とを具備し、これらがゴムなどにより一体に成型されている。
1対のフランジ状部13,13間の間隔は、嵌合部12の外周面から径方向で外側に向かって漸次狭小状態に形成されている。このため、1対のフランジ状部13,13間には、台形状の凹溝空間14が形成されている。
図3に示されるように、嵌合部12とフランジ状部13,13との内角部には半円断面形状の凹部15,15が全周にわたって形成され、これらの凹部15,15により、フランジ状部13,13の内面側には相対的に凸面部16,16が形成されている。この凸面部16,16は、板厚の厚い取付板に対する密着性を高める。
一方、凹部15,15と対応するフランジ状部13,13の外側面には平面部17,17が形成され、これらの平面部17,17より径方向の外側にはテーパ面部18,18が形成されている。
フランジ状部13,13の付根部は、これらの凹部15,15と平面部17,17とにより挟まれた箇所で、その肉厚が薄くなっている。このため、嵌合部12に対するフランジ状部13,13の変形が容易になっており、フランジ状部13,13が外側へ広がったときに、その付根部にひびが入りにくい。
次に、このグロメットの装着例および作用効果を説明する。
図4および図5に示されるように、厚みの異なる複数の取付板21,22に同一径の取付穴23が穿設されている場合は、これらの各取付板21,22の取付穴23に対して同一サイズのグロメット11を嵌着する。
この場合、図5に示されるように、厚い取付板21に対しては1対のフランジ状部13,13が外側へ変形するようにして内面の凸面部16,16が取付板21の穴周縁面に全体的に密着するように嵌着し、また、薄い取付板22に対しては1対のフランジ状部13,13の外周側の内面が密着するように嵌着する。
この実施の形態によれば、取付穴23に嵌合する円筒状の嵌合部12の一側端および他側端から径方向で外側に向かって1対のフランジ状部13,13を一体成型した単純な形状でありながら、1対のフランジ状部13,13間の間隔を、嵌合部12の外周面から径方向で外側に向かって漸次狭小状態に形成したので、1対のフランジ状部13,13間に設けられた間隔の最大幅から最小幅の範囲内で、取付穴23の厚みの変化に対応でき、1つのグロメット11を複数の板厚の取付穴23に適用できる。これにより、グロメット種類数の削減およびコストの削減を図れる。
また、嵌合部12とフランジ状部13,13との内角部に半円断面形状の凹部15,15を形成することで、嵌合部12に対するフランジ状部13,13の変形が容易になり、取付穴23の厚みの変化に容易に対応できるとともに、この凹部15,15でゴム部材に作用する張力を吸収して、フランジ状部13,13の間隔が広がったときに内角部でひび割れが生ずるおそれを防止できる。
外側にテーパ面部18,18を形成しているので、フランジ状部13,13の厚み増加を防止できるとともに、板厚の大きな取付板を挟んだときにフランジ状部13,13が平面部17,17より外側に大きく膨出することを抑制できる。
なお、1対のフランジ状部13,13のうち、一方のみを嵌合部12に対して傾斜状に設け、他方は嵌合部12に対して直角に形成してもよい。
本発明は、作業機械だけでなく、種々の構造物の穴に適用できる。
11 グロメット
12 嵌合部
13 フランジ状部
15 凹部
23 取付穴

Claims (2)

  1. 取付穴に嵌合する円筒状の嵌合部と、
    嵌合部の一側端および他側端から径方向で外側に向かって一体成型された1対のフランジ状部とを具備し、
    1対のフランジ状部間の間隔は、嵌合部の外周面から径方向で外側に向かって漸次狭小状態に形成された
    ことを特徴とするグロメット。
  2. 嵌合部とフランジ状部との内角部に形成された凹部
    を具備したことを特徴とする請求項1記載のグロメット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0281988U (ja) * 1988-12-13 1990-06-25
JPH09117039A (ja) * 1995-10-17 1997-05-02 Sumitomo Wiring Syst Ltd グロメット及びワイヤハーネスへのグロメットの装着構造
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