JP2010249045A - スクリュー圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリューローターに作用するラジアル荷重を軽減させる構造を有するスクリュー圧縮機を得る。
【解決手段】螺旋形の複数条のスクリュー溝10を外周側面に有し、スクリュー軸9を中心に回転可能なスクリューローター4と、複数条のスクリュー溝10に噛合する複数の歯を有し、スクリューローター4の回転と共に回転可能な1枚のゲートローター7と、スクリュー溝10及びゲートローター7と共に、スクリュー溝10内の流体を圧縮させるための空間である圧縮室11をスクリューローター4の外周の一部に形成するケーシング1と、スクリューローター4の吐出側端部に近接して、スクリューローター4の吐出側の高圧側軸受2を内装する軸受ハウジング5と、スクリューローター4の吐出側端部に対向する軸受ハウジング5端部のラジアル面で、圧縮室11が形成されない側に設けられた動圧溝19とを備えるものである。
【選択図】図6

Description

本発明はスクリュー圧縮機について、特にゲートローターを1枚で構成したシングルスクリュー圧縮機に関するものである。
圧縮機には、圧縮形態、構造等に応じて様々な種類がある。このうち、シングルスクリュー圧縮機は、圧縮機構部分にスクリューローターとゲートローターとを有している。スクリューローター外周面に設けた複数条の螺旋状溝(スクリュー溝)とゲートローターに設けた歯とを噛み合わせるようにする。さらにスクリュー軸を中心に回転させることにより、スクリュー溝等により形成される空間(圧縮室)の容積を変化させて圧縮した冷媒等の流体を吐出するものである。このシングルスクリュー圧縮機は、基本的にはスクリューローターを中心として2枚のゲートローターを設け、各ゲートローターの歯をスクリュー溝に噛み合わせて圧縮動作を行うことができるようにしている。このとき、2枚のゲートローターを線対称に設けることで、流体によりスクリューローターに作用する荷重(ガス荷重)のうち、特に軸方向(スラスト方向)に垂直な方向(ラジアル方向)であるラジアル荷重を相殺させてバランス(均衡)させている(例えば、特許文献1参照)。
このシングルスクリュー圧縮機において、1枚のゲートローターにより圧縮動作を行う構造(以下、モノゲートローター構造という)のスクリュー圧縮機がある。1枚のゲートローターで圧縮動作を行うと、例えば、2枚のゲートローターで圧縮動作を行った場合よりも少ない容量の範囲をカバーできる、吐出スピードを遅くする等の圧縮動作を実現することができる(例えば、特許文献2参照)。
上述したように、ツインゲートローター構造のスクリュー圧縮機の場合、スクリューローターの両側にスクリュー軸を中心として対称に圧縮室が形成されており、それぞれにおいて同様の圧縮動作が行われている。このため、スクリューローターのラジアル方向(スクリュー軸に直交する方向)のガス荷重は相殺されている。これに対し、モノゲートローター構造のスクリュー圧縮機は、いわばツインゲートローター構造において一方側だけを使用して圧縮動作を行うような構成であり、他方側では圧縮動作が行われず全体が吸入圧力雰囲気となっている。以下、モノゲートロータ構造の圧縮動作を行う円筒側面側を圧縮側と呼び、圧縮動作を行わない吸入圧力雰囲気となっている円筒側面側を反圧縮側と呼ぶ。
特開平5−113184号公報(第3頁、図1) 特開平6−42475号公報(図1)
ここで、モノゲートローター構造のスクリュー圧縮機では、上述したようにスクリュー軸を中心としてスクリューローターの外周側面内の圧力分布が非対称となり、ツインゲートロータ構造のようにラジアル荷重を均衡させることができなくなる。そして、ラジアル荷重がスクリューローターに作用し、さらにラジアル荷重がスクリュー軸にも作用する。このため、スクリュー軸がたわんでスクリューローターが偏心し、例えば、圧縮機構部分周辺の部材と接触等してしまって焼き付き等が生じる可能性が高くなる。
この発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであり、スクリューローターに作用するラジアル荷重を軽減させる構造を有するスクリュー圧縮機を提案するものである。
この発明のスクリュー圧縮機は、螺旋形の複数条のスクリュー溝を外周側面に有し、スクリュー軸を中心に回転可能なスクリューローターと、複数条のスクリュー溝に噛合する複数の歯を有し、スクリューローターの回転と共に回転可能な1枚のゲートローターと、スクリュー溝及びゲートローターと共に、スクリュー溝内の流体を圧縮させるための空間である圧縮室をスクリューローターの外周の一部に形成するケーシングと、スクリューローターの吐出側端部に近接して、スクリューローターの吐出側軸受を内装する軸受ハウジングと、スクリューローターの吐出側端部に対向する軸受ハウジング端部のラジアル面で、圧縮室が形成されない側に設けられた動圧溝とを備える。
この発明によれば、ゲートローターが1枚で構成されたスクリュー圧縮機において生じる、圧縮側から反圧縮側に向かう方向に加わるラジアル荷重に対向する方向に動圧を生じさせる動圧溝を軸受ハウジングに設けるようにしたので、スクリューローター、スクリュー軸を支持する軸受に作用するラジアル荷重を軽減し、軸受の寿命を伸ばすことができる。このため、信頼性、耐久性が高く、長寿命を図ることができるスクリュー圧縮機を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係るスクリュー圧縮機の圧縮機構部の概念斜視図。 スクリュー圧縮機をラジアル方向で切断し、スラスト方向から見たときの図。 圧縮室11内におけるスクリュー溝10aの圧力分布を表す図。 スクリュー圧縮機をスラスト方向で切断し、ラジアル方向から見たときの図。 実施の形態1に係る圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図。 実施の形態1に係る軸受ハウジング5を切断したときの形状を表す断面図。 実施の形態1に係る動圧溝19を表す図。 本発明の実施の形態2に係る動圧溝19の別の形状例を表す図。 実施の形態3に係る圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図。 実施の形態3に係る軸受ハウジング5を切断したときの形状を表す断面図。 実施の形態4に係る圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図。 実施の形態5に係る圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図。 実施の形態5に係る軸受ハウジング5を切断したときの形状を表す断面図。 供給口22を設ける位置の別例を表す図。 スラスト面のみに供給口22を設けた軸受ハウジング5の形状例を表す図。 ラジアル面のみに供給口22を設けた軸受ハウジング5の形状例を表す図。 実施の形態7に係る2段スクリュー圧縮機の圧縮機構部の概念斜視図。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るスクリュー圧縮機の圧縮機構部の概念斜視図である。図1のスクリュー圧縮機は、1枚のゲートローター7を有するモノゲートローター構造のスクリュー圧縮機である。そして、配管等と接続された吸入口及び排出口(図示せず)を有し、吸入口から吸入した流体(ここではガス(気体)状の冷媒とする)を圧縮し、排出口から排出(吐出)する。ここで以下の各図において、同一の符号を付したものは同一又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
図1において、モータ等の電動機8は圧縮動作を行う際の駆動源となり、スクリュー軸9を回転させる。例えば電動機8に供給する電力の周波数を制御することで、電動機8の回転数を制御してスクリュー圧縮機からの冷媒の吐出量を制御することもできる。スクリュー軸9は、電動機8の回転により、スクリューローター4を伴って回転する。
図2はスクリュー圧縮機のゲートローター7を含む部分をラジアル方向で切断し、スラスト方向から見たときの図である。スクリューローター4は、外周面に螺旋状のスクリュー溝10を複数条有する。また、ゲートローター7は複数の歯を有する歯車である。そして、歯とスクリュー溝10とが噛み合うことでスクリューローター4の回転に伴って回転する。ケーシング1は圧縮機構部を収容する。ケーシング1の一部はスクリューローター4を覆っており、ケーシング1、スクリューローター4及びゲートローター7により、スクリュー溝10内の冷媒を圧縮するための圧縮室11を形成する。本実施の形態では、スクリュー溝数10を6溝、ゲートローター7の歯数を11枚としている。この場合、1つの圧縮室5で、吸入から圧縮・吐出完了までの圧縮動作を、スクリューローター2が180゜回転する範囲内で行うが、スクリューロータの半円筒面には3つの圧縮室5が形成されており、それぞれの圧縮室5が60°の位相差で同様の圧縮動作を行っている。よって、以下では、複数の圧縮室が形成されたスクリューローター2の円筒状の外周面を180゜で区分し、図2のケーシング1内において、ゲートローター7の歯の部分よりも上側を圧縮側とし、下側を反圧縮側とする。また、圧縮側に位置するスクリュー溝10と反圧縮側に位置するスクリュー溝10とを区別する場合には、それぞれスクリュー溝10a、スクリュー溝10bとして説明する。
図3は圧縮室11内におけるスクリュー溝10aの圧力分布を表す図である。スクリューローター4においては、例えばケーシング1に覆われていない(開放された)部分において、吸入圧力の冷媒をスクリュー溝10a内に取り込む(吸入する)。そして、スクリューローター4の回転により、スクリュー溝10aをケーシング1が覆っていき、スクリュー溝10a内の冷媒を圧縮室11に導く。ここで、圧縮室11は、ケーシング1、スクリュー溝10a及びゲートローター7により形成される空間である。
さらに、スクリューローター4の回転により、ゲートローター7の歯がスクリュー溝10a内を相対的に移動する。これにより圧縮室11の容積(体積)が減少していき、冷媒が圧縮される。その後、圧縮室がケーシング1の一部を開口して形成した吐出ポート14に連通すると、圧縮された冷媒が外部へと吐出される。ここで、圧縮過程において、スクリューローター4とゲートローター7、スクリューローター4とケーシング1とを相対移動させるための隙間を設ける必要がある。そのため、このままだと圧縮室11は密閉されず、圧縮した高圧の冷媒が圧縮室11から漏れるが、積極的に冷凍機油等の油を注入することにより隙間からの漏れを低減している。上述したように、本実施の形態の圧縮室11では、圧縮開始から吐出完了までの圧縮動作はスクリューローター4の回転角度が180°以下の範囲で行うことになる。
一方、反圧縮側においては、圧縮側のケーシング1に覆われていない開放された部分と連通しているため吸入圧力雰囲気である。また、圧縮室11を設けていないため、スクリュー溝10b内の冷媒を圧縮することなく、スクリュー溝10bは反圧縮側を移動することになる。このため、圧縮側ではスクリュー溝10aにおいて、吸入圧力から吐出圧力まで分布するのに対し、反圧縮側ではスクリュー溝10bにおいて、全体が吸入圧力のまま分布することになる。吸入圧力よりも高い吐出圧力が圧縮側だけに発生することで、バランスしないことから、スクリューローター4には、圧縮側から反圧縮側に向かう方向にガス荷重(ラジアル荷重)が発生する(例えば図2の矢印で示す方向)。
図4はスクリュー圧縮機をスラスト方向で切断し、ラジアル方向から見たときの図である。スライドバルブ12は圧縮容量を調整するためのバルブであり、ケーシング1の圧縮室11を構成する部分の外表面をスライドして移動することができる。そして、ケーシング1の一部に設けられた貫通穴(図示せず)を開放、閉止等させて大きさを調節する。例えば、貫通穴を開放させると、圧縮開始における圧縮室11の容積が小さくなるため、強制的に圧縮容量を減らすことができる。ここで、本実施の形態では、スライドバルブ12と吐出ポート14とが連通しており、吐出ポート14を出た冷媒は、スライドバルブ12を通って吐出され、油分離器60を通過後、スクリュー圧縮機の外部に吐出される。
高圧側軸受2及び低圧側軸受3はスクリュー軸9を支持し、スクリュー軸9の円滑な回転等をはかるための軸受である。ここで、圧縮機内の軸方向において、冷媒が吸入される側は、吐出ポート14が位置する側と比較すると相対的に冷媒の圧力が低い。ここでは冷媒吸入側を低圧側、吐出ポート14が位置する側を高圧側とする。
図5は実施の形態1に係るスクリュー圧縮機の圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図である。均圧孔13は、スクリューローター4のスラスト荷重(軸方向の荷重)を低減するために、スクリューローター4内にスラスト方向に設けた貫通孔15である。均圧孔13によりスクリューローター4の両端面が吸入圧力に均圧される。さらに、本実施の形態では、スクリューローター4の吐出側端部を二段の円筒形状にして、差圧が作用する面積を小さくし、スラスト荷重が小さくなるようにしている。軸受ハウジング5は、貫通孔15を有して高圧側軸受2を内装するとともに、スクリューローター4の吐出側端部の形状に合わせた端部を形成してスクリューローター4に近接させて一部を収容し、スクリューローター4で圧縮された高圧の冷媒が軸受ハウジング内室6等の低圧部に漏れるのを防止している。
本来、スクリューローター4と軸受ハウジング5との間には隙間がない方が望ましい。ただ、実際には、スクリューローター4を回転させ、さらにスクリューローター4等が熱膨張等しても接触して回転を阻害しないだけの隙間(空間)は必要となる。そこで、本実施の形態では、この隙間に対して強制的な給油は行わず、圧縮室11における冷媒漏れを防止するために供給する油を利用して冷媒の漏れを防止している。
以下、スクリューローター4と軸受ハウジング5との間に形成される周状の隙間漏れ経路を高圧シール部17と呼ぶ。高圧シール部17において、スクリューローター4及び軸受ハウジング5のスラスト方向に垂直な面(以下、スラスト面という)を封止している部分をスラストシール部17tとする。また、ラジアル方向に垂直な面(以下、ラジアル面という)を封止している部分をラジアルシール部17rとする。
図6は実施の形態1に係る軸受ハウジング5を切断したときの形状を表す断面図である。図6(a)は図5に示すA−A’面で軸受ハウジング5を切断し、スラスト方向から見たときの図を表す。また、図6(b)は図6(a)のB−B’面で軸受ハウジング5を切断し、ラジアル方向から見たときの図を表す。
また、軸受ハウジング5端部の高圧シール部17となる部分のうち、スクリューローター4の圧縮側における位置に合わせて円弧状ラビリンス溝18を設ける。円弧状ラビリンス溝18は、スクリューローター4と軸受ハウジング5とが接触してしまった場合に、接触面積をできる限り減らし、摩擦による焼き付きを防止する。ここで、スラスト面の円弧状ラビリンス溝18を円弧状ラビリンス溝18tとし、ラジアル面の円弧状ラビリンス溝18を円弧状ラビリンス溝18rとする。本実施の形態では、円弧状ラビリンス溝18を圧縮側と反圧縮側との境界付近で終端させるようにし、ラビリンス溝18が反圧縮側の空間と連通しないようにしている。これによりラビリンス溝18を介した圧縮側から反圧縮側への冷媒漏れを防いでいる。
図7は実施の形態1に係る動圧溝19を表す図である。軸受ハウジング5端部の高圧シール部17が形成される部分のうち、スクリューローター4の反圧縮側における位置に合わせて動圧溝19を設ける。図7に示すように、本実施の形態の動圧溝19は、ヘリングボーン形状の溝(ヘリングボーン溝)としている。また、円弧状ラビリンス溝18と同様に、スクリューローター4と軸受ハウジング5とが接触してしまった場合に、接触面積を減らし、摩擦による焼き付きを防止することができる。ここで、本実施の形態では、ラジアルシール部17r以外の部分からも油が流入しやすいようにするため、溝を終端させずに軸受ハウジング5端部のスラスト面(スラストシール部17t)に開口させ、連通させている。
次に圧縮動作について説明する。電力供給を受けた電動機8がスクリュー軸9を回転させ、スクリュー軸9と共にスクリューローター4が回転し、スクリュー溝10a内の吸入圧力の冷媒を圧縮室11に取り込む。図3で示すように、スクリューローター4の回転により圧縮室11の容積が減少することで冷媒が圧縮される。スクリューローター4が所定の回転角度回転すると、圧縮室11が吐出ポート14と連通する。そして、圧縮された冷媒が吐出ポート14、スライドバルブ12を通り、油分離器60を通過後、排出口から外部に排出される。
この圧縮動作において、スクリューローター4の圧縮側と反圧縮側の圧力分布が異なるため、スクリューローター4には圧縮側から反圧縮側に向かう方向にラジアル荷重が加わる。このラジアル荷重が、スクリュー軸9(スクリューローター4)を支持する高圧側軸受2と低圧側軸受3に作用する。
スクリューローター4の回転により、高圧シール部17に供給された油(粘性流体)もスクリューローター4の回転方向に沿って流れる。この流れにより、ラジアル荷重に対向して動圧が生じる。この動圧により、高圧側軸受2および低圧側軸受3に作用するラジアル荷重を軽減し、軸受の寿命を伸ばすことができる。このため、信頼性等が高いスクリュー圧縮機が得られる。
また、ラジアル荷重により、スクリューローター4が偏心等して回転中心が移動し、円弧状ラビリンス溝18及び動圧溝19によりスクリューローター4と軸受ハウジング5とが接触してしまった場合に、接触面積をできる限り減らし、摩擦による焼き付きを防止することができる。
また、高圧シール部17のうち、圧縮側の高圧シール部17は、冷媒を圧縮するスクリュー溝10aに近接するため反圧縮側の高圧シール部17に比べて高圧となる。このため、圧縮側から反圧縮側に冷媒が漏れやすくなる。本実施の形態では、円弧状ラビリンス溝18r、18tを圧縮側と反圧縮側の境界付近で終端させていることで、圧縮側における冷媒がラビリンス溝18を通って反圧縮側(周方向)に漏れやすくなるのを低減している。したがって、動圧溝19内に充分な油が供給されない状態であっても、動圧溝19を設けたことによる隙間拡大に起因する冷媒漏れに及ぼす影響は小さくなる。
以上のように、実施の形態1のスクリュー圧縮機によれば、モノゲートローター構造のスクリュー圧縮機において生じる、圧縮側から反圧縮側に向かう方向に加わるラジアル荷重に対向して動圧を発生する動圧溝19を軸受ハウジング5に設けたので、高圧側軸受2および低圧側軸受3に作用するラジアル荷重を軽減し、軸受の寿命を伸ばすことができる。また、偏心等を軽減することができ、無駄なエネルギーを使うことなく、スクリューローター4を効率よく回転させる。このため、信頼性、耐久性が高く、長寿命を図ることができ、省エネルギーを図ることができるスクリュー圧縮機を得ることができる。
また、摩擦による焼き付きを防止するために軸受ハウジング5に設けるラビリンス溝について、圧縮側と反圧縮側の境界付近で終端させた円弧状ラビリンス溝18を設けるようにしたので、ラビリンス溝18を通って圧縮側から反圧縮側に冷媒が漏れるのを防ぐことができる。このため、圧縮効率がよく、省エネルギーを図ることができるスクリュー圧縮機を得ることができる。
実施の形態2.
図8は本発明の実施の形態2に係る動圧溝19の別の形状例を表す図である。実施の形態1においてはヘリングボーン溝の動圧溝19を設けるようにした。しかし、動圧溝19はヘリングボーン溝のような形状に限るものでなく、動圧を発生させることができる形状であればよい。
例えば、図8(a)は、スクリューローター4の回転方向に向かって下方に傾斜し、ラジアルシール部17rの中央部分で終端させたスパイラル溝となる動圧溝19aである。また、図8(b)は、スクリューローター4の回転方向に向かって上方に傾斜し、ラジアルシール部17rの中央部分で終端させたスパイラル溝となる動圧溝19bである。
そして、図8(c)は、溝の深さを変化させていって、スクリューローター4の進行方向に向かって溝の凹部の体積が減少していくように構成したくさび形の動圧溝19cである。溝の凹部の体積が減少していく動圧溝19cの形状については、例えば上述したスパイラル溝、ヘリングボーン溝等と組み合わせるようにしてもよい。
以上のように実施の形態2のスクリュー圧縮機によれば、様々な形状の動圧溝19を軸受ハウジング5の内周面に形成し、動圧を発生させてラジアル荷重に対向してスクリューローター4を押圧することができる。例えば、スパイラル溝19a、19b等は、少ない工数で動圧溝を形成することができるため、コスト低減を図りつつ、信頼性、耐久性が高く、寿命向上をはかることができるスクリュー圧縮機を得ることができる。
実施の形態3.
図9は実施の形態3に係るスクリュー圧縮機の圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図である。また、図10は、図9に示すC−C’面で軸受ハウジング5を切断し、たときの断面図を表す。図9及び図10において図1等と同じ番号を付しているものは、実施の形態1等と同様の役割を果たすものである。
軸受ハウジング5の、ラジアル荷重に対向する位置に油分離器60から高圧の油が供給される油ポケット20を設けるようにし、静圧ポケット軸受作用を生じさせてスクリューローター4を押圧する。そのため、軸受ハウジング5の反圧縮側におけるラジアルシール部17rが形成される部分に設けることになる。給油孔21は、油分離器60と油ポケット20に連通する軸受ハウジング5内に設けた貫通孔である。ここで、給油孔21に連通させた油ポケット20は1箇所だけでなく複数箇所に設け、ラジアル荷重に対向してスクリューローター4を押圧する箇所をさらに広い範囲に分散させるようにしてもよい。
以上のように、実施の形態3のスクリュー圧縮機によれば、ラジアル荷重に対向する位置に油ポケット20を設け、油ポケット20に高圧の油を供給してスクリューローター4を静圧ポケット軸受作用により押圧することで、高圧側軸受2および低圧側軸受3に作用するラジアル荷重を軽減し、軸受の寿命を伸ばすことができる。このため、信頼性の高いスクリュー圧縮機が得られる。
実施の形態4.
図11は実施の形態4に係るスクリュー圧縮機の圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図である。図11において図1等と同じ番号を付しているものは、実施の形態1で説明したことと同様の役割を果たすものである。上述したように、モノゲートローター構造の圧縮機では、ラジアル荷重による偏心でスクリューローター4の回転中心の位置が移動する。これにより、スクリューローター4と軸受ハウジング5との間のラジアル面における隙間に関して反圧縮側が縮小する(狭くなる)。そのため、本実施の形態の軸受ハウジング5は、スクリューローター4の偏心に合わせ、圧縮側と反圧縮側とで端部の形状を異ならせて、反圧縮側に逃げ部を有するようにしている。そこで、軸受ハウジング5が有する二段の貫通孔15(小径貫通孔15aと小径貫通孔15aのスクリューローター4側に形成する大径貫通孔15b)のうち、大径貫通孔15bについては、貫通孔中心軸と大径貫通孔15bが形成された空間を仕切る軸受ハウジング5の壁の内周面との距離(径)が、圧縮側よりも反圧縮側における距離が長くなるようにしている。また、中心軸方向の長さ(端部の高さ)については、圧縮側よりも反圧縮側における高さが短くなるようにしている。
反圧縮側端部22は、スクリューローター4の反圧縮側部分の位置に合わせて形成した軸受ハウジング5の端部である。反圧縮側端部22は、大径貫通孔15bにおける貫通孔中心軸との距離、軸方向の長さを異ならせることで、圧縮側端部23よりも高さ(ラジアル面における幅)が低く、周縁部分(スラスト面)においても幅が狭く(小さく)なるように形成している。また、反圧縮側端部22のスラスト面には、上述の実施の形態1で説明した動圧溝19を形成している。このようにして、反圧縮側においては、スクリューローター4と軸受ハウジング5とが対向する部分の隙間が広くなるため、接触を防止することができる。
一方、圧縮側端部23は、スクリューローター4の圧縮側における位置に合わせて形成した軸受ハウジング5の端部である。高圧となる部分を有する圧縮側は高圧シール部17による封止を優先するため、スクリューローター4と軸受ハウジング5とが対向する部分の隙間が広がらないようにしている。
以上のように、実施の形態4のスクリュー圧縮機によれば、軸受ハウジング5の端部について、反圧縮側には、圧縮側の圧縮側端部23よりも周縁部分の幅を狭くし、スクリューローター4と軸受ハウジング5との対向部分の隙間を広くした反圧縮側端部22を設けるようにしたので、圧縮側から反圧縮側に向かう方向にかかるラジアル荷重によるスクリューローター4(スクリュー軸9)の回転中心の移動により生じうるスクリューローター4と軸受ハウジング5との接触を防止することができる。このため、スクリューローター4の焼き付きを防止し、信頼性、耐久性が高く、長寿命を図ることができるスクリュー圧縮機を得ることができる。
実施の形態5.
図12は実施の形態5に係るスクリュー圧縮機の圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図である。図12において図1等と同じ番号を付しているものは、実施の形態1で説明したことと同様の役割を果たすものである。実施の形態5のスクリュー圧縮機は、軸受ハウジング5内に、高圧シール部17の圧縮側と反圧縮側の境界付近に油を供給するための給油口25を開口する。そして、給油口25に高圧の油を導くための通路の一部となる給油孔24を設けている。
図13は実施の形態2に係る軸受ハウジング5を切断したときの形状を表す断面図である。図13(a)は図12に示すD−D’面で軸受ハウジング5を切断し、スラスト方向から見たときの図を表す。また、図13(b)は図13(a)のE−E’面で軸受ハウジング5を切断し、ラジアル方向から見たときの図を表す。
例えば上述の実施の形態1では圧縮室11から漏洩した油を高圧シール部17に供給するための油として利用した。本実施の形態は、高圧シール部17において圧縮側から反圧縮側への冷媒漏れを防ぐ又は低減するシール(封止)性をより高めるため、給油孔24、給油口25を軸受ハウジング5に設けるようにしたものである。図13では、高圧シール部17の圧縮側と反圧縮側の境界付近の圧縮側に給油口25を設け、高圧シール部17となる部分に強制的に油を供給するようにしている。
給油口25から高圧シール部17となる部分に直接油を供給するようにしたことで、圧縮側から反圧縮側への周方向に漏れる経路に対するシール性が向上し、さらに漏れを低減することができる。そして、漏れを低減することで、反圧縮側のスラストシール部17tには高圧の冷媒が流入しなくなり、反圧縮側のスラストシール部17tを吸入圧力に保持しておくことができる。このため、スクリューローター4(スクリュー軸9)に作用するスラスト荷重を低減することができ、スラスト荷重を受ける高圧側軸受2の長寿命を図ることができる。
以上により、漏れを抑制することができ、さらに、スクリューローター4と軸受ハウジング5との接触を防止し、焼き付き等がない、高効率で信頼性の高いモノゲートローター構造のスクリュー圧縮機を得ることができる。
図14は給油口25を設ける位置の別例を表す図である。図14に示すように、反圧縮側に設けるようにしてもよい。油は高圧雰囲気にある油分離器60から給油孔24を通って供給される。ここで、反圧縮側は圧縮側より雰囲気の圧力が低く、油分離器60側との圧力差が大きいため、圧力差により反圧縮側に設ける方が多量の油を流せるので、給油量の調整がしやすく、安定した送油を行える効果がある。
また、図12等では圧縮側と反圧縮側の境界付近の2箇所に給油孔24を設けるようにしているが、これに限定するものではない。例えば、圧縮室11が形成される部分(特に冷媒漏れに対して最も圧力差が大きくなる吐出ポート14に近い部分)に給油孔24を設けるようにすることで、1箇所だけでも、シール(封止)性をより高めることができる。
また、図12等では、軸受ハウジング5端部のスラスト面とラジアル面の両方に給油口25を設けている。これにより、遠心力の作用、圧力差等によって漏れ経路内で油の分布に偏りをなくし、シール性を高めることができる。
図15は軸受ハウジング5のスラスト面のみに給油口22を設けた場合の軸受ハウジング5の形状例を表す図である。上述のように、スラスト面及びラジアル面の両方に設けることが困難な場合は、図15に示すように、スラスト面のみに給油口25を設け、給油することもできる。
図16は軸受ハウジング5のラジアル面のみに給油口25を設けた場合の軸受ハウジング5の形状例を表す図である。例えば軸受ハウジング5のスラスト面は、上述したようにスクリューロータ4に作用するスラスト荷重を低減する観点から面積が小さいことが好ましい。このため、図16に示すように、給油孔24を軸受ハウジング5の外周面からラジアル方向に貫通させて形成し、ラジアル面に給油口25を開口させることで、スラスト面の幅を給油口25の大きさに関係なく小さくすることができる。よって、スラスト荷重の低減が可能で軸受の寿命向上が期待できる。
ここで、図16に示すように、給油通路26をスライドバルブ12内を経由させて設けることで構造を簡略化することができる。例えば、上述した圧縮室11の冷媒漏れを低減するために供給する油の給油通路の経路を分岐した給油通路26を形成して給油口25から供給することができる。
実施の形態6.
実施の形態1では、吸入から圧縮・吐出完了までをスクリューローター4が180°回転する間に行う例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、180°以上であっても本発明が奏する効果に変わりはない。
実施の形態7.
図17は本発明の実施の形態5に係る二段スクリュー圧縮機の圧縮機構部の概念斜視図である。図17では、2枚のゲートローター7a、7bを用いて2箇所における圧縮動作が行われるスクリューローター4aを低段側に配置し、上述の実施の形態1〜6で説明したモノゲートローター構造におけるスクリューローター4を高段側に配置している。
図17のように、高段側をモノゲートローター構造とすることで、容積の異なる低段側と高段側を同じ径のスクリューローター2、2aを用いて構成でき、部品共通化によるコスト低減が図れる。さらに高段側のゲートロータが1つで済むので、ゲートロータだけでなく、周辺の部品を削減でき、減量化を図ることができる。そして、この二段スクリュー圧縮機においても、実施の形態1〜6のモノゲートローター構造のスクリュー圧縮機と同様の効果を奏する。
1 ケーシング、2 高圧側軸受、3 低圧側軸受、4,4a スクリューローター、5 軸受ハウジング、6 軸受ハウジング内室、7,7a,7b ゲートローター、8 電動機、9 スクリュー軸、10,10a,10b スクリュー溝、11 圧縮室、12 スライドバルブ、13 均圧孔、14 吐出ポート、15 貫通孔、15a 小径貫通孔、15b 大径貫通孔、17 高圧シール部、17t スラストシール部、17r ラジアルシール部、18,18t,18r 円弧状ラビリンス溝、19,19a,19b,19c 動圧溝、20 油ポケット 21 給油孔、22 反圧縮側端部、23 圧縮側端部、24 給油孔、25 給油口、26 給油通路、60 油分離器。

Claims (10)

  1. 螺旋形の複数条のスクリュー溝を外周側面に有し、スクリュー軸を中心に回転可能なスクリューローターと、
    前記複数条のスクリュー溝に噛合する複数の歯を有し、前記スクリューローターの回転と共に回転可能な1枚のゲートローターと、
    前記スクリュー溝及び前記ゲートローターと共に、前記スクリュー溝内の流体を圧縮させるための空間である圧縮室をスクリューローターの外周の一部に形成するケーシングと、
    前記スクリューローターの吐出側端部に近接して、前記スクリューローターの吐出側の軸受を内装する軸受ハウジングと、
    前記スクリューローターの吐出側端部に対向する前記軸受ハウジング端部のラジアル面で、前記圧縮室が形成されない側に設けられた動圧溝と
    を備えることを特徴とするスクリュー圧縮機。
  2. 前記動圧溝は、ヘリングボーン溝であることを特徴とする請求項1に記載のスクリュー圧縮機。
  3. 前記動圧溝は、スパイラル溝であることを特徴とする請求項1に記載のスクリュー圧縮機。
  4. 前記動圧溝は、前記スクリューローターの回転方向に溝の断面積が徐々に減少する形状の溝であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスクリュー圧縮機。
  5. 前記軸受ハウジングは、前記圧縮室が形成されない側の、前記スクリューローターと前記端部に対向するラジアル面に、油ポケットと、油ポケットに連結する油供給口を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスクリュー圧縮機。
  6. 前記スクリューローターにラジアル荷重が作用する範囲に前記油ポケットを設けたことを特徴とする請求項5に記載のスクリュー圧縮機。
  7. 前記軸受ハウジングは、前記圧縮室が形成される側と形成されない側とで、スクリューローターの吐出側端部に対向する端部の形状が異なり、前記圧縮室が形成されない側には、前記スクリューローターの正位置からの偏心を許容する逃げ部を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のスクリュー圧縮機。
  8. 前記軸受ハウジングは、前記スクリューローターと対向する面の前記圧縮室が形成される側に、終端部分を設けた円弧状のラビリンス溝を有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のスクリュー圧縮機。
  9. 前記軸受ハウジングは、前記スクリューローターと対向する面の前記圧縮室が形成される側と前記圧縮室が形成されない側との境界部分に、給油口を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のスクリュー圧縮機。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のスクリュー圧縮機の構成要素を備え、前記スクリューローター及び前記1枚のゲートローターで構成される圧縮機構を高段側に備え、複数段で構成した圧縮機構を有することを特徴とするスクリュー圧縮機。
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