JP5334659B2 - スクリュー圧縮機 - Google Patents

スクリュー圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP5334659B2
JP5334659B2 JP2009100030A JP2009100030A JP5334659B2 JP 5334659 B2 JP5334659 B2 JP 5334659B2 JP 2009100030 A JP2009100030 A JP 2009100030A JP 2009100030 A JP2009100030 A JP 2009100030A JP 5334659 B2 JP5334659 B2 JP 5334659B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
compression
rotor
compression side
screw rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009100030A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010249046A (ja
Inventor
美保子 下地
聡一 白石
和幸 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009100030A priority Critical patent/JP5334659B2/ja
Publication of JP2010249046A publication Critical patent/JP2010249046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5334659B2 publication Critical patent/JP5334659B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明はスクリュー圧縮機について、特にゲートローターを1枚で構成したシングルスクリュー圧縮機に関するものである。
圧縮機には、圧縮形態、構造等に応じて様々な種類がある。このうち、シングルスクリュー圧縮機は、圧縮機構部分にスクリューローターとゲートローターとを有している。スクリューローター外周面に設けた複数条の螺旋状溝(スクリュー溝)とゲートローターに設けた歯とを噛み合わせるようにする。さらにスクリュー軸を中心に回転させることにより、スクリュー溝等により形成される空間(圧縮室)の容積を変化させて圧縮した冷媒等の流体を吐出するものである。このシングルスクリュー圧縮機は、基本的にはスクリューローターを中心として2枚のゲートローターを設け、各ゲートローターの歯をスクリュー溝に噛み合わせて圧縮動作を行うことができるようにしている(以下、ツインゲートローター構造と呼ぶ)。このとき、2枚のゲートローターを線対称に設けることで、2枚のゲートローターを境界としたスクリューローターの円筒部の両側にそれぞれ圧縮室が形成され、同一の圧縮動作を行うので、流体によりスクリューローターに作用する荷重(ガス荷重)のうち、特に軸方向(スラスト方向)に垂直な方向(ラジアル方向)であるラジアル荷重を相殺させてバランス(均衡)させている(例えば、特許文献1参照)。
このシングルスクリュー圧縮機において、1枚のゲートローターにより圧縮動作を行う構造(以下、モノゲートローター構造という)のスクリュー圧縮機がある。1枚のゲートローターで圧縮動作を行うと、例えば、2枚のゲートローターで圧縮動作を行った場合よりも少ない容量の範囲をカバーできる、吐出スピードを遅くする等の圧縮動作を実現することができる(例えば、特許文献2参照)。
上述したように、ツインゲートローター構造のスクリュー圧縮機の場合、スクリューローターの両側にスクリュー軸を中心として対称に圧縮室が形成されており、それぞれにおいて同様の圧縮動作が行われている。このため、スクリューローターのラジアル方向(スクリュー軸に直交する方向)のガス荷重は相殺されている。これに対し、モノゲートローター構造のスクリュー圧縮機は、いわばツインゲートローター構造において一方側だけを使用して圧縮動作を行うような構成であり、他方側では圧縮動作が行われず全体が吸入圧力雰囲気となっている。以下、モノゲートロータ構造の圧縮動作を行う円筒側面側を圧縮側と呼び、圧縮動作を行わない吸入圧力雰囲気となっている円筒側面側を反圧縮側と呼ぶ。
特開平5−113184号公報(第3頁、図1) 特開平6−42475号公報(図1)
上述したように、ツインゲートローター構造のスクリュー圧縮機の場合、スクリューローターの両側にスクリュー軸を中心として対称に圧縮室が形成されており、それぞれにおいて同様の圧縮動作が行われている。このため、スクリューローターのラジアル方向(スクリュー軸に直交する方向)のガス荷重は相殺されている。これに対し、モノゲートローター構造スクリュー圧縮機は、いわばツインゲートローター構造において一方側だけを使用して圧縮動作を行うような構成であり、他方側では圧縮動作が行われず全体が吸入圧力雰囲気となっている。このため、ツインゲートロータ構造のようにラジアル荷重を均衡させることができなくなる。
そして、ラジアル荷重がスクリューローターに作用し、さらにラジアル荷重がスクリュー軸にも作用する。このため、スクリュー軸がたわんでスクリューローターが偏心し、例えば、圧縮機構部分周辺の部材と接触等してしまって焼き付き等が生じる可能性が高くなる。
この発明は、上述したように、回転体であるスクリューローターと1枚のゲートローターとにより圧縮を行うモノゲートローター構造特有の問題を解決する構造を有するスクリュー圧縮機を提案するものである。
この発明のスクリュー圧縮機は、螺旋形の複数条のスクリュー溝を外周側面に有し、スクリュー軸を中心に回転可能なスクリューローターと、複数条のスクリュー溝に噛合する複数の歯を有し、スクリューローターの回転と共に回転可能な1枚のゲートローターと、スクリュー溝及びゲートローターと共に、スクリュー溝内の流体を圧縮させるための空間である圧縮室をスクリューローター外周側面の一部に形成するケーシングと、スクリューローターのスクリュー軸が挿通する貫通孔を有し、貫通孔が、スクリューローターの吐出側の軸受を内挿する小径貫通孔及び小径貫通孔のスクリューローター側に形成されてスクリューローターの一部を収容し、貫通孔の中心軸と内周面との間の距離が、圧縮室が形成される圧縮側に比べて、圧縮側以外の反圧縮側が長く形成されている大径貫通孔とで構成されている軸受ハウジングとを備える。
この発明によれば、軸受ハウジングにおいて、大径貫通孔における中心軸から内周面までの距離を反圧縮側の方が長くなるように形成したので、スクリューローターと1枚のゲートローターとで圧縮を行うスクリュー圧縮機において、スクリューロータの圧縮側と反圧縮側の圧力アンバランスによって反圧縮側へラジアル荷重が発生し、スクリューロータが偏心しても、スクリューロータと軸受ハウジングとが接触することがない。このため、スクリューローターの焼き付きを防止し、信頼性、耐久性が高く、長寿命を図ることができるスクリュー圧縮機を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係るスクリュー圧縮機の圧縮機構部の概念斜視図。 スクリュー圧縮機をラジアル方向で切断し、スラスト方向から見たときの図。 圧縮室11内におけるスクリュー溝10aの圧力分布を表す図。 スクリュー圧縮機をスラスト方向で切断し、ラジアル方向から見たときの図。 実施の形態1に係る圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図。 実施の形態1に係る軸受ハウジング5を切断したときの形状を表す断面図。 実施の形態2に係る圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図。 実施の形態2に係る軸受ハウジング5を切断したときの形状を表す断面図。 供給口22を設ける位置の別例を表す図。 スラスト面のみに供給口22を設けた軸受ハウジング5の形状例を表す図。 ラジアル面のみに供給口22を設けた軸受ハウジング5の形状例を表す図。 実施の形態3に係る軸受ハウジング5を切断したときの形状を表す断面図。 実施の形態3に係る動圧溝24を表す図。 実施の形態4に係る圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図。 実施の形態4に係る軸受ハウジング5を切断したときの形状を表す断面図。 実施の形態5に係る2段スクリュー圧縮機の圧縮機構部の概念斜視図。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るスクリュー圧縮機の圧縮機構部の概念斜視図である。図1のスクリュー圧縮機は、1枚のゲートローター7を有するモノゲートローター構造のスクリュー圧縮機である。そして、配管等と接続された吸入口及び排出口(図示せず)を有し、吸入口から吸入した流体(ここではガス(気体)状の冷媒とする)を圧縮し、排出口から排出(吐出)する。ここで以下の各図において、同一の符号を付したものは同一又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。さらに、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
図1において、モータ等の電動機8は圧縮動作を行う際の駆動源となり、スクリュー軸9を回転させる。例えば電動機8に供給する電力の周波数を制御することで、電動機8の回転数を制御してスクリュー圧縮機からの冷媒の吐出量を制御することもできる。スクリュー軸9は、電動機8の回転により、スクリューローター4を伴って回転する。
図2はスクリュー圧縮機のゲートローター7を含む部分をラジアル方向で切断し、スラスト方向から見たときの図である。スクリューローター4は、外周面に螺旋状のスクリュー溝10を複数条有する。また、ゲートローター7は複数の歯を有する歯車である。そして、歯とスクリュー溝10とが噛み合うことでスクリューローター4の回転に伴って回転する。ケーシング1は圧縮機構部を収容する。ケーシング1の一部はスクリューローター4を覆っており、ケーシング1、スクリューローター4及びゲートローター7により、スクリュー溝10内の冷媒を圧縮するための圧縮室11を形成する。本実施の形態では、スクリュー溝数10を6溝、ゲートローター7の歯数を11枚としている。この場合、1つの圧縮室5で、吸入から圧縮・吐出完了までの圧縮動作を、スクリューローター2が180゜回転する範囲内で行うが、スクリューロータの半円筒面には3つの圧縮室5が形成されており、それぞれの圧縮室5が60°の位相差で同様の圧縮動作を行っている。よって、以下では、複数の圧縮室が形成されたスクリューローター2の円筒状の外周面を180゜で区分し、図2のケーシング1内において、ゲートローター7の歯の部分よりも上側を圧縮側とし、下側を反圧縮側とする。また、圧縮側に位置するスクリュー溝10と反圧縮側に位置するスクリュー溝10とを区別する場合には、それぞれスクリュー溝10a、スクリュー溝10bとして説明する。
図3は圧縮室11内におけるスクリュー溝10aの圧力分布を表す図である。スクリューローター4においては、例えばケーシング1に覆われていない(開放された)部分において、吸入圧力の冷媒をスクリュー溝10a内に取り込む(吸入する)。そして、スクリューローター4の回転により、スクリュー溝10aをケーシング1が覆っていき、スクリュー溝10a内の冷媒を圧縮室11に導く。ここで、圧縮室11は、ケーシング1、スクリュー溝10a及びゲートローター7により形成される空間である。
さらに、スクリューローター4の回転により、ゲートローター7の歯がスクリュー溝10a内を相対的に移動する。これにより圧縮室11の容積(体積)が減少していき、冷媒が圧縮される。その後、圧縮室がケーシング1の一部を開口して形成した吐出ポート14に連通すると、圧縮された冷媒が外部へと吐出される。ここで、圧縮過程において、スクリューローター4とゲートローター7、スクリューローター4とケーシング1とを相対移動させるための隙間を設ける必要がある。そのため、このままだと圧縮室11は密閉されず、圧縮した高圧の冷媒が圧縮室11から漏れるが、積極的に冷凍機油等の油(潤滑な液体)を注入することにより隙間からの漏れを低減している。上述したように、本実施の形態の圧縮室5では、圧縮開始から吐出完了までの圧縮動作はスクリューローター4の回転角度が180°以下の範囲で行うことになる。
一方、反圧縮側においては、圧縮側のケーシング1に覆われていない開放された部分と連通しているため吸入圧力雰囲気である。また、圧縮室11を設けていないため、スクリュー溝10b内の冷媒は昇圧されることなく、スクリュー溝10bは反圧縮側を移動することになる。このため、圧縮側ではスクリュー溝10aにおいて、吸入圧力から吐出圧力まで分布するのに対し、反圧縮側ではスクリュー溝10bにおいて、全体が吸入圧力のまま分布することになる。吸入圧力よりも高い吐出圧力が圧縮側だけに発生することで、バランスしないことから、スクリューローター4には、圧縮側から反圧縮側に向かう方向にガス荷重(ラジアル荷重)が発生する(例えば図2の矢印で示す方向)。
図4はスクリュー圧縮機をスラスト方向で切断し、ラジアル方向から見たときの図である。スライドバルブ12は圧縮容量を調整するためのバルブであり、ケーシング1の圧縮室11を構成する部分の外表面をスライドして移動することができる。そして、ケーシング1の一部に設けられた貫通穴(図示せず)を開放、閉止等させて大きさを調節する。例えば、貫通穴を開放させると、圧縮開始における圧縮室11の容積が小さくなるため、強制的に圧縮容量を減らすことができる。ここで、本実施の形態では、スライドバルブ12と吐出ポート14とが連通しており、吐出ポート14を出た冷媒は、スライドバルブ12を通って吐出され、油分離器60を通過後、スクリュー圧縮機の外部に吐出される。
高圧側軸受2及び低圧側軸受3はスクリュー軸9を支持し、スクリュー軸9の円滑な回転等をはかるための軸受である。ここで、圧縮機内の軸方向において、冷媒が吸入される側は、吐出ポート14が位置する側と比較すると相対的に冷媒の圧力が低い。ここでは冷媒吸入側を低圧側、吐出ポート14が位置する側を高圧側とする。
図5は実施の形態1に係るスクリュー圧縮機の圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図である。均圧孔13は、スクリューローター4のスラスト荷重(軸方向の荷重)を低減するために、スクリューローター4内にスラスト方向に設けた貫通孔15である。均圧孔13によりスクリューローター4の両端面が吸入圧力に均圧される。さらに、本実施の形態では、スクリューローター4の吐出側端部を二段の円筒形状にして、差圧が作用する面積を小さくし、スラスト荷重が小さくなるようにしている。軸受ハウジング5は、貫通孔15を有して高圧側軸受2を内装するとともに、スクリューローター4の吐出側端部の形状に合わせた端部を形成してスクリューローター4に近接させて一部を収容し、スクリューローター4で圧縮された高圧の冷媒が軸受ハウジング内室6等の低圧部に漏れるのを防止している。このため、軸受ハウジング5では、小径貫通孔15aと小径貫通孔15aのスクリューローター4側に形成する大径貫通孔15bとの二段の貫通孔(中心軸は同じ)を形成する。ここで、大径貫通孔15bについては、後述するように、圧縮側と反圧縮側とで端部の形状を異ならせるため、貫通孔中心軸と大径貫通孔15bが形成された空間を仕切る軸受ハウジング5の壁の内周面との距離(径)が異なる。また、中心軸方向の長さ(端部の高さ)についても異なるようにしている。
本来、スクリューローター4と軸受ハウジング5との間には隙間がない方が望ましい。ただ、実際には、スクリューローター4を回転させ、さらにスクリューローター4等が熱膨張等しても接触して回転を阻害しないだけの隙間(空間)は必要となる。そこで、本実施の形態では、この隙間に対して強制的な給油は行わず、圧縮室11における冷媒漏れを防止するために供給する油を利用して冷媒の漏れを防止している。
以下、スクリューローター4と軸受ハウジング5との間に形成される周状の隙間漏れ経路を高圧シール部17と呼ぶ。高圧シール部17において、スクリューローター4及び軸受ハウジング5のスラスト方向に垂直な面(以下、スラスト面という)を封止している部分をスラストシール部17tとする。また、ラジアル方向に垂直な面(以下、ラジアル面という)を封止している部分をラジアルシール部17rとする。
図6は実施の形態1に係る軸受ハウジング5を切断したときの断面図である。図6(a)は図5に示すA−A’面で軸受ハウジング5を切断したときの図を表す。また、図6(b)は図6(a)のB−B’面で軸受ハウジング5を切断し、ラジアル方向から見たときの図を表し、図6(c)は図6(a)のC−C’面で軸受ハウジング5を切断し、ラジアル方向から見たときの図を表す。
上述したように、モノゲートローター構造の圧縮機では、ラジアル荷重によってスクリュー軸がたわみ、スクリューローター4の回転中心の位置が移動する。これにより、スクリューローター4と軸受ハウジング5との間のラジアル面における隙間に関して圧縮側は拡大し、反圧縮側は縮小する。そのため、図6(a)、図6(b)に示すように、本実施の形態の軸受ハウジング5は、大径貫通孔15bにおいて、貫通孔中心軸と内周面との距離を異ならせている。ここでは、反圧縮側における距離が圧縮側における距離よりも長くなるように形成している。これにより、圧縮側と反圧縮側とで端部の形状を異ならせている。
反圧縮側端部19は、スクリューローター4の反圧縮側部分の位置に合わせて形成した軸受ハウジング5の端部である。反圧縮側端部19のスラスト面を反圧縮側端部19tとし、ラジアル面を反圧縮側端部19rとする。反圧縮側端部19は、大径貫通孔15bにおける貫通孔中心軸との距離、軸方向の長さを異ならせることで、圧縮側端部20よりも高さ(ラジアル面における幅)が低く、周縁部分(スラスト面)においても幅が狭く(小さく)なるようにしている。これにより、反圧縮側においては、スクリューローター4と軸受ハウジング5とが対向する高圧シール部17における隙間が広くなることで、逃げ部分の距離を広げて接触を防止することができる。反圧縮側は、圧縮室を形成しないため高圧となる部分がなく、圧縮側に比べて封止に対する要求が強くない。このため、反圧縮側端部19の形状を上述のようにし、反圧縮側におけるスクリューローター4と軸受ハウジング5との接触防止を優先させるようにしている。
一方、圧縮側端部20は、スクリューローター4の圧縮側における位置に合わせて形成した軸受ハウジング5の端部である。圧縮側端部20についても、スラスト面を圧縮側端部20tとし、ラジアル面を圧縮側端部20rとする。高圧となる部分を有する圧縮側は高圧シール部17における封止を優先するため、スクリューローター4と軸受ハウジング5とが対向する部分の隙間が広がらないようにしている。
このため、例えば、スクリューローター4と軸受ハウジング5とが接触してしまった場合に備える必要がある。そこで、接触面積をできる限り減らし、摩擦による焼き付きを防止するための円弧状ラビリンス溝18を圧縮側端部20に設けるようにする。円弧状ラビリンス溝18は、圧縮側端部20の高圧シール部17が形成される部分に設けた円弧状の溝である。ここで、スラスト面の円弧状ラビリンス溝18を円弧状ラビリンス溝18tとし、ラジアル面の円弧状ラビリンス溝18を円弧状ラビリンス溝18rとする。本実施の形態では、円弧状ラビリンス溝18を圧縮側端部20と反圧縮側端部19との境界付近で終端させるようにし、図6(c)に示すように、ラビリンス溝18が反圧縮側の空間と連通しないようにしている。これによりラビリンス溝18を介した圧縮側から反圧縮側への冷媒漏れを防いでいる。
次に圧縮動作について説明する。電力供給を受けた電動機8がスクリュー軸9を回転させ、スクリュー軸9と共にスクリューローター4が回転し、スクリュー溝10a内の吸入圧力の冷媒を圧縮室11に取り込む。図3で示すように、スクリューローター4の回転により圧縮室11の容積が減少することで冷媒が圧縮される。スクリューローター4が所定の回転角度回転すると、圧縮室11が吐出ポート14と連通する。そして、圧縮された冷媒が吐出ポート14、スライドバルブ12を通り、油分離器60を通過後、排出口から外部に排出される。
この圧縮動作において、スクリューローター4の圧縮側と反圧縮側の圧力分布が異なるため、スクリューローター4には圧縮側から反圧縮側に向かう方向にガス荷重(ラジアル荷重)が加わる。このため、スクリューローター4(スクリュー軸9)の回転中心が反圧縮側に移動するが、反圧縮側端部19は、圧縮側端部20よりも周縁部分の幅を狭くし、スクリューローター4と軸受ハウジング5との対向部分の隙間を広くしている。これにより、スクリューローター4と軸受ハウジング5との接触を防止することができる。
一方、スラスト荷重については、均圧孔13により、スクリューローター4の両端面は吸入圧力に均圧されている。反圧縮側については、軸受ハウジング内室6の冷媒および吸入圧力であるスクリュー溝10bの冷媒は共に吸入圧力である。本実施の形態では、反圧縮側のスラストシール部17tの隙間を大きくしているので、反圧縮側のスラストシール部17tには軸受ハウジング内室6やスクリュー溝10bと同じ吸入圧力が作用する。このため、スクリューローター4の反圧縮側についてはスラスト荷重が加わらない。したがって、スラスト荷重は圧縮側のスラストシール部17tに作用する圧力差分だけとなる。圧縮側のスラストシール部17tに吐出圧力Pdが作用している場合、スクリューローター4に作用するスラスト荷重Ftは次の(1)式で計算される。ここで、(1)式において、Rout はラジアルシール部17rの外半径(スクリューローター4の外半径)、Rinはラジアルシール部17rの内半径、Psは吸入圧力である。
Ft=π(Rout 2−Rin 2 )・(Pd −PS )/2 …(1)
また、高圧シール部17のうち、圧縮側の高圧シール部17は、冷媒を圧縮するスクリュー溝10aに近接するため反圧縮側の高圧シール部17に比べて高圧となる。このため、圧縮側から反圧縮側に冷媒が漏れやすくなる。本実施の形態では、円弧状ラビリンス溝18r、18tを圧縮側と反圧縮側の境界付近で終端させていることで、圧縮側における冷媒がラビリンス溝18を通って反圧縮側(周方向)に漏れやすくなるのを低減している。したがって、圧縮側と反圧縮側とにおける端部形状が異なっていても、形状の違いに起因して冷媒漏れを増大させることはない(反圧縮側の高圧シール部17の隙間が大きくても冷媒漏れには影響しない)。
以上のように、実施の形態1のスクリュー圧縮機によれば、軸受ハウジング5の端部について、反圧縮側には、圧縮側の圧縮側端部20よりも周縁部分の幅を狭くし、スクリューローター4と軸受ハウジング5との対向部分の隙間を広くした反圧縮側端部19を設けるようにしたので、圧縮側から反圧縮側に向かう方向にかかるラジアル荷重によるスクリューローター4(スクリュー軸9)の回転中心の移動により生じうるスクリューローター4と軸受ハウジング5との接触を防止することができる。このため、スクリューローター4の焼き付きを防止し、信頼性、耐久性が高く、長寿命を図ることができるスクリュー圧縮機を得ることができる。
また、摩擦による焼き付きを防止するために圧縮側端部20に設けるラビリンス溝について、圧縮側と反圧縮側の境界付近で終端させた円弧状ラビリンス溝18を設けるようにしたので、ラビリンス溝18を通って圧縮側から反圧縮側に冷媒が漏れるのを防ぐことができる。このため、圧縮効率がよく、省エネルギーを図ることができるスクリュー圧縮機を得ることができる。
実施の形態2.
図7は実施の形態2に係るスクリュー圧縮機の圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図である。図7において図1等と同じ番号を付しているものは、実施の形態1で説明したことと同様の役割を果たすものである。実施の形態2のスクリュー圧縮機は、軸受ハウジング5内に、高圧シール部17の圧縮側と反圧縮側の境界付近に油を吐出するための給油口22を開口する。そして、給油口22に高圧の油を供給するための通路の一部となる給油孔21を設けている。
図8は実施の形態2に係る軸受ハウジング5を切断したときの断面図である。図8(a)は図7に示すD−D’面で軸受ハウジング5を切断し、スラスト方向から見たときの図を表す。また、図8(b)は図8(a)のE−E’面で軸受ハウジング5を切断し、ラジアル方向から見たときの図を表す。
上述の実施の形態1では圧縮室11から漏洩した油を高圧シール部17からの冷媒漏れを封止するための油として利用した。本実施の形態は、高圧シール部17において圧縮側から反圧縮側への冷媒漏れを防ぐ又は低減するシール(封止)性をより高めるため、給油孔21、給油口22を軸受ハウジング5に設けるようにしたものである。図8では、高圧シール部17の圧縮側と反圧縮側の境界付近の圧縮側に給油口22を設け、高圧シール部17に強制的に油を供給するようにしている。
給油口22から高圧シール部17に直接油を供給するようにしたことで、圧縮側から反圧縮側への周方向に漏れる経路に対するシール性が向上し、さらに漏れを低減することができる。そして、漏れを低減することで、反圧縮側のスラストシール部17tには高圧の冷媒が流入しなくなり、反圧縮側のスラストシール部17tを吸入圧力に保持しておくことができる。このため、スクリューローター4(スクリュー軸9)に作用するスラスト荷重を低減することができる。
以上により、漏れを抑制することができ、さらに、スクリューローター4と軸受ハウジング5との接触を防止し、焼き付き等がない、高効率で信頼性の高いモノゲートローター構造のスクリュー圧縮機を得ることができる。
図9は給油口22を設ける位置の別例を表す図である。図9に示すように、反圧縮側に設けるようにしてもよい。油は高圧雰囲気にある油分離器60から給油孔24を通って供給される。ここで、反圧縮側は圧縮側より雰囲気の圧力が低く、油分離器60側との圧力差が大きいため、圧力差により反圧縮側に設ける方が多量の油を流せるので、給油量の調整がしやすく、安定した送油を行える効果がある。
また、図7等では、圧縮側と反圧縮側の境界付近の2箇所に給油孔21を設けるようにしているが、これに限定するものではない。例えば、圧縮室11が形成される部分(特に冷媒漏れに対して最も圧力差が大きくなる吐出ポート14に近い部分)に給油孔21を設けるようにすることで、1箇所だけでも、シール(封止)性をより高めることができる。
また、図7等では、軸受ハウジング5のスラスト面(図8では圧縮側端部20t、図9では反圧縮側端部19t)とラジアル面(図8では圧縮側端部20r、図9では反圧縮側端部19r)の両方に給油口22を設けている。これにより、遠心力の作用や圧力差等による漏れ経路内での油の偏りをなくし、シール性を高めることができる。
図10は軸受ハウジング5のスラスト面のみに給油口22を設けた場合の軸受ハウジング5の形状例を表す図である。上述のように、スラスト面及びラジアル面の両方に設けることが困難な場合は、図10に示すように、スラスト面のみに給油口22を設け、給油することもできる。
図11は軸受ハウジング5のラジアル面のみに給油口22を設けた場合の軸受ハウジング5の形状例を表す図である。例えば軸受ハウジング5のスラスト面は、上述したようにスラスト面に作用するスラスト荷重を低減する観点から面積が小さいことが好ましい。このため、図11に示すように、給油孔21を軸受ハウジング5の外周面からラジアル方向に貫通させて形成し、ラジアル面に給油口22を開口させることで、スラスト面の幅を給油口25の大きさに関係なく小さくすることができる。よって、スラスト荷重の低減が可能で軸受の寿命向上が期待できる。
ここで、図11に示すように、給油通路23をスライドバルブ12内を経由させて設けることで構造を簡略化することができる。例えば、上述した圧縮室11の冷媒漏れを低減するために供給する油の給油通路の経路を分岐した給油通路23を形成して給油口22から供給することができる。
実施の形態3.
図12は実施の形態1に係る軸受ハウジング5を切断したときの断面図である。図12(a)は切断した軸受ハウジング5をスラスト方向から見たときの図を表す。また、図12(b)は図12(a)のE−E’面で軸受ハウジング5を切断し、ラジアル方向から見たときの図を表す。
図13は実施の形態3に係る動圧溝19を表す図である。軸受ハウジング5端部の高圧シール部17が形成される部分のうち、スクリューローター4の反圧縮側端部19における位置に合わせて動圧溝24を設ける。図13に示すように、動圧溝24は、スクリューローター4が回転すると、ラジアル荷重に対向する方向に流体動圧を発生させることができる。また、円弧状ラビリンス溝18と同様に、スクリューローター4と軸受ハウジング5とが接触してしまった場合の焼き付き等を防止する役割も有している。ここで、本実施の形態では、ラジアルシール部17r以外の部分からも油が流入しやすいようにするため、図12に示すように、溝を終端させずに軸受ハウジング5端部のスラスト面(スラストシール部17t)に開口させ、連通させている。
図13(a)は、ヘリングボーン形状の溝(ヘリングボーン溝)の動圧溝24aである。また、図13(b)は、スクリューローター4の回転方向に向かって下方に傾斜し、ラジアルシール部17rの中央部分で終端させたスパイラル溝となる動圧溝24bである。さらに、図13(c)は、スクリューローター4の回転方向に向かって上方に傾斜し、ラジアルシール部17rの中央部分で終端させたスパイラル溝となる動圧溝24cである。
そして、図13(d)は、溝の深さを変化させていって、スクリューローター4の進行方向に向かって溝の凹部の体積が減少していくように構成したくさび形の動圧溝24dである。動圧溝24dの形状については、例えば上述したスパイラル溝、ヘリングボーン溝等と組み合わせるようにしてもよい。
以上のように実施の形態3のスクリュー圧縮機によれば、様々な形状の動圧溝24を反圧縮側端部19の内周面(スラスト面)に形成し、動圧を発生させてラジアル荷重に対抗してスクリューローター4を押圧することができる。このため、高圧側軸受2および低圧側軸受3に作用するラジアル荷重を軽減し、軸受の寿命を伸ばすことができる。また、偏心等を軽減することができ、無駄なエネルギーを使うことなく、スクリューローター4を効率よく回転させる。このため、信頼性、耐久性が高く、長寿命を図ることができ、省エネルギーを図ることができるスクリュー圧縮機を得ることができる。
実施の形態4.
図14は実施の形態4に係るスクリュー圧縮機の圧縮機構部と周辺部材との構造関係を表す概略図である。また、図15は、図14に示すF−F’面で軸受ハウジング5を切断したときの断面図を表す。図14及び図15において図1等と同じ番号を付しているものは、実施の形態1等と同様の役割を果たすものである。
油ポケット25は、例えば上述した給油孔21を介して油分離器60と連通しており、油ポケット25内には高圧の油が供給される。ここで、油ポケット25は、軸受ハウジング5の、ラジアル荷重に対向する位置に設けるようにし、高圧の油により静圧ポケット軸受作用を生じさせてスクリューローター4を押圧する。そのため、軸受ハウジング5の反圧縮側におけるラジアルシール部17rが形成される部分に設けることになる。ここで、給油孔21に連通させた油ポケット25は1箇所だけでなく複数箇所に設け、ラジアル荷重に対向してスクリューローター4を押圧する箇所をさらに広い範囲に分散させるようにしてもよい。
以上のように、実施の形態4のスクリュー圧縮機によれば、ラジアル荷重に対向する位置に高圧の油が供給される油ポケット25を設けスクリューローター4を静圧ポケット軸受作用により押圧することで、高圧側軸受2および低圧側軸受3に作用するラジアル荷重を軽減し、軸受の寿命を伸ばすことができる。このため、信頼性の高いスクリュー圧縮機が得られる。
実施の形態5.
実施の形態1では、吸入から圧縮・吐出完了までをスクリューローター4が180°回転する間に行う例を示したが、本発明はこれに限定するものではない。例えば、180°以上であっても本発明が奏する効果に変わりはない。
また、上述の実施の形態1では、軸受ハウジング5について圧縮側全体(スクリューロータ4の圧縮室11が形成される半円筒面)に上述のような形状の圧縮側端部20を設けるようにしている。ここで、圧縮側においても吸入部分は反圧縮側における圧力との圧力差が小さいため、厳格な区別をしなくても本発明が奏する効果に変わりはない。
実施の形態6.
図16は本発明の実施の形態6に係る二段スクリュー圧縮機の圧縮機構部の概念斜視図である。図12では、2枚のゲートローター7a、7bを用いて2箇所における圧縮動作が行われるスクリューローター4aを低段側に配置し、上述の実施の形態1〜5で説明したモノゲートローター構造におけるスクリューローター4を高段側に配置している。
図16のように、高段側をモノゲートローター構造とすることで、容積の異なる低段側と高段側を同じ径のスクリューローター4、4aを用いて構成でき、部品共通化によるコスト低減が図れる。さらに高段側のゲートロータが1つで済むので、ゲートロータだけでなく、周辺の部品を削減でき、減量化を図ることができる。そして、この二段スクリュー圧縮機においても、実施の形態1〜5のモノゲートローター構造のスクリュー圧縮機と同様の効果を奏する。
1 ケーシング、2 高圧側軸受、3 低圧側軸受、4,4a スクリューローター、5 軸受ハウジング、6 軸受ハウジング内室、7,7a,7b ゲートローター、8 電動機、9 スクリュー軸、10,10a,10b スクリュー溝、11 圧縮室、12 スライドバルブ、13 均圧孔、14 吐出ポート、17 高圧シール部、17t スラストシール部、17r ラジアルシール部、18,18t,18r 円弧状ラビリンス溝、19,19t,19r 反圧縮側端部、20,20t,20r 圧縮側端部、21 給油孔、22 給油口、23 給油通路、24,24a,24b,24c,24d 動圧溝、25 油ポケット、60 油分離器。

Claims (7)

  1. 螺旋形の複数条のスクリュー溝を外周側面に有し、スクリュー軸を中心に回転可能なスクリューローターと、
    前記複数条のスクリュー溝に噛合する複数の歯を有し、前記スクリューローターの回転と共に回転可能な1枚のゲートローターと、
    前記スクリュー溝及び前記ゲートローターと共に、前記スクリュー溝内の流体を圧縮させるための空間である圧縮室をスクリューローター外周側面の一部に形成するケーシングと、
    前記スクリューローターの前記スクリュー軸が挿通する貫通孔を有し、該貫通孔が、前記スクリューローターの吐出側の軸受を内挿する小径貫通孔及び該小径貫通孔のスクリューローター側に形成されて前記スクリューローターの一部を収容し、前記貫通孔の中心軸と内周面との間の距離が、前記圧縮室が形成される圧縮側に比べて、前記圧縮側以外の反圧縮側が長く形成されている大径貫通孔で構成されている軸受ハウジングと
    を備えることを特徴とするスクリュー圧縮機。
  2. 前記大径貫通孔の端部の軸方向長さが、前記圧縮側に比べて前記反圧縮側が短く形成されていることを特徴とする請求項1記載のスクリュー圧縮機。
  3. 螺旋形の複数条のスクリュー溝を外周側面に有し、スクリュー軸を中心に回転可能なスクリューローターと、
    前記複数条のスクリュー溝に噛合する複数の歯を有し、前記スクリューローターの回転と共に回転可能な1枚のゲートローターと、
    前記スクリュー溝及び前記ゲートローターと共に、前記スクリュー溝内の流体を圧縮させるための空間である圧縮室をスクリューローター外周側面の一部に形成するケーシングと、
    前記スクリューローターの前記スクリュー軸が挿通する貫通孔を有し、該貫通孔が、前記スクリューローターの吐出側の軸受を内挿する小径貫通孔及び該小径貫通孔のスクリューローター側に形成されて前記スクリューローターの高圧側端部を収容し、前記貫通孔の中心軸と内周面との間の距離が、前記圧縮室が形成される圧縮側に比べて、前記圧縮側以外の反圧縮側が長く形成されている大径貫通孔で構成されており、さらに、前記圧縮側の前記スクリューローターとの対向面に、終端部分を設けた円弧状のラビリンス溝を有する軸受ハウジングと
    を備えることを特徴とするスクリュー圧縮機。
  4. 前記軸受ハウジングは、前記スクリューローターと対向する面の前記圧縮側と前記反圧縮側との境界部分に、給油口を有することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のスクリュー圧縮機。
  5. 前記軸受ハウジングは、前記スクリューローターと対向するラジアル面の前記反圧縮側に、動圧作用を生じさせるための動圧溝を有することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のスクリュー圧縮機。
  6. 前記軸受ハウジングは、前記スクリューローターと対向するラジアル面の前記反圧縮側に、油ポケットと油ポケットに連結する油供給口とを設けたことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のスクリュー圧縮機。
  7. 請求項1〜のいずれかに記載のスクリュー圧縮機の構成要素を備え、前記スクリューローター及び前記1枚のゲートローターで構成される圧縮機構を高段側に備え、複数段で構成した圧縮機構を有することを特徴とするスクリュー圧縮機。
JP2009100030A 2009-04-16 2009-04-16 スクリュー圧縮機 Expired - Fee Related JP5334659B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009100030A JP5334659B2 (ja) 2009-04-16 2009-04-16 スクリュー圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009100030A JP5334659B2 (ja) 2009-04-16 2009-04-16 スクリュー圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010249046A JP2010249046A (ja) 2010-11-04
JP5334659B2 true JP5334659B2 (ja) 2013-11-06

Family

ID=43311638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009100030A Expired - Fee Related JP5334659B2 (ja) 2009-04-16 2009-04-16 スクリュー圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5334659B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017094057A1 (ja) * 2015-11-30 2017-06-08 三菱電機株式会社 シングルスクリュー圧縮機および冷凍サイクル装置
WO2023182457A1 (ja) * 2022-03-23 2023-09-28 ダイキン工業株式会社 スクリュー圧縮機、および冷凍装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59213982A (ja) * 1983-05-20 1984-12-03 Nippon Piston Ring Co Ltd 回転圧縮機の回転スリ−ブの流体支持装置
JP2973648B2 (ja) * 1991-10-22 1999-11-08 ダイキン工業株式会社 スクリュー圧縮機
JPH0642475A (ja) * 1992-07-24 1994-02-15 Daikin Ind Ltd シングルスクリュー圧縮機
JPH07145785A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Nippondenso Co Ltd トロコイド型冷媒圧縮機
JP4120733B2 (ja) * 1999-03-10 2008-07-16 三菱電機株式会社 二段スクリュー圧縮機
JP2003286986A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Mitsubishi Electric Corp シングルスクリュー圧縮機
JP4103708B2 (ja) * 2003-07-11 2008-06-18 ダイキン工業株式会社 スクリュー圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010249046A (ja) 2010-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130089451A1 (en) Scroll compressor with supporting member in axial direction
US20200088199A1 (en) Compressor having centrifugation and differential pressure structure for oil supplying
WO2007000854A1 (ja) 流体機械及び冷凍サイクル装置
JP5178613B2 (ja) スクリュー圧縮機
JP5178612B2 (ja) スクリュー圧縮機
WO2019044867A1 (ja) スクロール型圧縮機
JP2002089446A (ja) 容積形流体機械
KR20180080885A (ko) 로터리 압축기
JP5334659B2 (ja) スクリュー圧縮機
JP6134903B2 (ja) 容積型圧縮機
JP4835360B2 (ja) スクロール型圧縮機
WO2014051102A1 (ja) スクロール圧縮機
JP4288741B2 (ja) ロータリ圧縮機
JP7350180B2 (ja) ポンプ装置及び車両
KR102031849B1 (ko) 전동식 압축기
JP2007162679A (ja) 流体機械
JP2017155718A (ja) 流体機械
JP2006241993A (ja) スクロール型圧縮機
JP4706599B2 (ja) スクロール圧縮機
WO2021024907A1 (ja) スクロール圧縮機
KR102318551B1 (ko) 압축기
JP6972391B2 (ja) スクロール圧縮機
JP5097369B2 (ja) 密閉型スクロール圧縮機
JP2004003525A (ja) スクロ−ル圧縮機
JP2009243373A (ja) 圧縮機用スラスト軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130702

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5334659

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees