JP2010247777A - アイドリングストップ車両の空調装置 - Google Patents

アイドリングストップ車両の空調装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010247777A
JP2010247777A JP2009101785A JP2009101785A JP2010247777A JP 2010247777 A JP2010247777 A JP 2010247777A JP 2009101785 A JP2009101785 A JP 2009101785A JP 2009101785 A JP2009101785 A JP 2009101785A JP 2010247777 A JP2010247777 A JP 2010247777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
outside air
temperature
idling stop
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009101785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4784787B2 (ja
Inventor
Tomonori Harada
知典 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2009101785A priority Critical patent/JP4784787B2/ja
Priority to CN201010138578.5A priority patent/CN101863212B/zh
Priority to DE201010012046 priority patent/DE102010012046A1/de
Publication of JP2010247777A publication Critical patent/JP2010247777A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4784787B2 publication Critical patent/JP4784787B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control
    • B60H1/00849Damper doors, e.g. position control for selectively commanding the induction of outside or inside air
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00735Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models
    • B60H1/00764Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models the input being a vehicle driving condition, e.g. speed
    • B60H1/00778Control systems or circuits characterised by their input, i.e. by the detection, measurement or calculation of particular conditions, e.g. signal treatment, dynamic models the input being a vehicle driving condition, e.g. speed the input being a stationary vehicle position, e.g. parking or stopping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00828Ventilators, e.g. speed control

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】アイドリングストップ時であっても外気温度に拘わらず車室内の快適性を確保してアイドリングストップの長時間化を実現可能なアイドリングストップ車両の空調装置を提供する。
【解決手段】アイドリングストップ時にファン段数をLo2以下にするとともに外気温度Taに応じて内外気ダンパ(21a)の開度θdを可変とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両用空調装置に関し、特にアイドリングストップ時の快適性の向上を図った装置に関する。
従来、電動コンプレッサ等の装置を搭載しないアイドリングストップ車両において、アイドリングストップ時には、空調装置もエンジンの停止と共に運転停止状態となるように構成されている。従って、アイドリングストップの状態がある程度継続されると、夏季には冷房能力の低下により車両室内温度の上昇が発生する。また、冬季においては除湿能力の低下により窓曇りが発生する可能性があるという問題がある。
そこで、空調装置が暖房モードで起動された状態において車両がアイドリングストップとなった時に、所定の車室内温度を下回り、エバポレータの温度が所定値を越えており、且つ、エンジン冷却水温度が所定値を下回る場合には、エンジン冷却水の温度低下に伴い内外気ダンパ(インテークドア)による内気導入量を増加させ、一方、空調装置が冷房モードで起動された状態において車両がアイドリングストップとなった時に、所定の車室内温度を越え、且つ、エバポレータの温度が所定値を下回る場合には、車室内温度の上昇に伴い内外気ダンパによる内気導入量を増加させるべく内外気ダンパの制御を行う技術が開発されている(特許文献1)。このように、エンジン停止後においても、それまで空調された空気を内外気ダンパの開度を制御しつつ循環させることで、エンジン停止に伴う空調フィーリングの低下を可能な限り抑圧し、特に冬季の窓曇りの発生を極力抑えることが可能である。
特開2001−310618号公報
ところで、エンジン停止時に内気の循環量を増加させることは、新鮮な外気の車室内への導入を制限することになり、また、冬季においては、空調装置が運転停止状態になることで基本的に窓曇りの発生を避けられないことになり、好ましいことではない。
この点、上記特許文献1に開示の技術によれば、内外気ダンパの開度を制御するようにしており、ある程度は外気を車室内へ導入することも可能と考えられる。
しかしながら、上記特許文献1に開示の技術では、アイドリングストップとなった場合、車室内温度及びエバポレータの温度に応じて内外気ダンパの開度を制御することにより内気導入量の制御を行っており、例えば夏季には外気温度が高いほど、冬季には外気温度が低いほど、エバポレータまたはヒータでの熱交換量が増えることになり、車室内への冷風や温風の導入時間が短くなってしまうという問題がある。これにより、車室内の快適性を維持するために空調装置を作動すべくアイドリングストップが早期に解除されてしまい、即ち外気温度によりアイドリングストップ時間が短縮してしまい、好ましいことではない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、アイドリングストップ時であっても外気温度に拘わらず車室内の快適性を確保してアイドリングストップの長時間化を実現可能なアイドリングストップ車両の空調装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1のアイドリングストップ車両の空調装置は、エンジンのアイドリングストップを行う車両に搭載され、車室外の外気と車室内の内気とを内気導入口及び外気導入口からそれぞれ導入して吹き出し口から車内に排出する空調ダクト内に前記内気導入口及び前記外気導入口との下流に位置して配設された内気と外気を切り換える内外気ダンパ及び該内外気ダンパを駆動する内外気ダンパ駆動手段からなり、内気と外気の導入割合を調整する内外気割合調整手段と、前記空調ダクト内に前記内外気割合調整手段の下流に位置して配設され、導入する空気の風量を調整する風量調整手段と、 前記空調ダクト内に前記風量調整手段の下流に位置して配設され、前記エンジンの作動に連動し、導入した空気の温度を調整する温度調整手段と、外気温度を検出する外気温度検出手段とを備えたアイドリングストップ車両の空調装置において、前記内外気割合調整手段は、車両がアイドリングストップ状態にあるとき、前記外気温度検出手段により検出された外気温度が第1の所定温度より低いと、前記内外気ダンパの開度を第1の所定開度として内気よりも外気の導入割合を多くし、外気温度が第2の所定温度以上であると、前記内外気ダンパの開度を第2の所定開度として外気よりも内気の導入割合を多くし、外気温度が前記第1の所定温度以上であり前記第2の所定温度より低いと、外気温度に応じて前記内外気ダンパの開度を前記第1の所定開度と前記第2の所定開度との間で調整し、前記風量調整手段は、車両がアイドリングストップ状態にあるとき、空気の風量が所定量以上であると、空気の風量を前記所定量とすることを特徴とする。
また、請求項2のアイドリングストップ車両の空調装置では、請求項1において、前記温度調整手段は、冷媒を前記エンジンにより駆動されるコンプレッサにより圧縮しながら放熱と吸熱とにより相変化させつつ循環させる冷凍回路に介装され、前記冷媒と前記空調ダクト内に導入した空気との間で熱交換を行うエバポレータを含むことを特徴とする。
また、請求項3のアイドリングストップ車両の空調装置では、請求項1または2において、前記風量調整手段は、車両がアイドリングストップ状態にあるとき、空気の風量が前記所定量より小さいと、その風量を維持することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、車両がアイドリングストップ状態とされたとき、外気温度検出手段により検出された外気温度が第1の所定温度より低いと、内外気ダンパの開度を第1の所定開度として内気よりも外気の導入割合を多くし、外気温度が第2の所定温度以上であると、内外気ダンパの開度を第2の所定開度として外気よりも内気の導入割合を多くし、外気温度が第1の所定温度以上であり第2の所定温度より低いと、外気温度に応じて内外気ダンパの開度を第1の所定開度と第2の所定開度との間で調整し、さらに、車両がアイドリングストップ状態にあるとき、空気の風量が所定量以上であると、空気の風量を所定量とするようにしている。
従って、アイドリングストップ時、夏季の外気温度が高い場合には、内気割合を増加して車室内の空調された空気を温度調整手段へ導入することにより、同時に風量調整手段の風量を少なくして温度調整手段に流入する空気の量を減らすことにより、温度調整手段の温度上昇を抑えることができる。一方、冬季の外気温度が低い場合には、風量調整手段の風量を少なくして温度調整手段に流入する空気の量を減らしながら、外気温度が低いほど外気を導入して外気割合を増やし、車室内の空気を外気に近づけることができる。
これより、夏季のアイドリングストップ時には、冷風を長時間確保して快適性を維持し、アイドリングストップ時間を安定して長くとることができ、冬季のアイドリングストップ時には、暖房性能を確保しつつ窓曇りの発生を防止し、やはりアイドリングストップ時間を安定して長くとることができる。
請求項2の発明によれば、温度調整手段は、冷凍回路に介装されて冷媒と空調ダクト内に導入した空気との間で熱交換を行うエバポレータを含むので、アイドリングストップ時、夏季の外気温度が高い場合には、内気割合を増加して車室内の空調された空気をエバポレータへ導入することにより、同時に風量調整手段の風量を少なくしてエバポレータに流入する空気の量を減らすことにより、冷媒の温度上昇を抑えることができ、冷風を長時間確保して快適性を維持することができ、アイドリングストップ時間を安定して長くとることができる。一方、冬季の外気温度が低い場合には、風量調整手段の風量を少なくしてエバポレータに流入する空気の量を減らしながら外気温度が低いほど外気を導入して車室内の空気を外気に近づけることができ、暖房性能を確保しつつ窓曇りの発生を防止でき、やはりアイドリングストップ時間を安定して長くとることができる。
請求項3の発明によれば、風量調整手段は、車両がアイドリングストップ状態にあるとき、空気の風量が所定量より小さいと、その風量を維持するので、空気の風量が所定量より小さい場合には空気の風量を増加させないようにし、冷媒の温度上昇を十分に抑えることができる。
本発明に係るアイドリングストップ車両の空調装置の概略構成図である。 本発明に係るアイドリングストップ時のファン制御の概念を説明する説明図である。 本発明に係るアイドリングストップ時の内外気ダンパ開度制御の概念を説明する説明図である。 本発明に係るアイドリングストップ時の空調制御の制御ルーチンを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、車両1に搭載された本発明に係るアイドリングストップ車両の空調装置の概略構成図であり、以下、当該アイドリングストップ車両の空調装置の構成を説明する。
なお、図中白抜き矢印は、空気の流れを、二点鎖線の上側は室外、下側は室内をそれぞれ示す。
図1に示すように、アイドリングストップ車両の空調装置は、HVAC21(空調ユニット)、コンプレッサ22、コンデンサ23、冷媒圧センサ24、エキスパンションバルブ25、A/C−ECU28、空調操作部29、外気温度センサ31(外気温度検出部)及び室内温度センサ32から構成される。
HVAC21の上流部は、外気を導入する外気導入口21iと内気を導入する内気導入口21jとに分岐されている。当該分岐には、HVAC21内へ導入する外気と内気の導入割合を調整するための内外気ダンパ21aが配設されている。
内外気ダンパ21aは、ステッピングモータ21b(内外気ダンパ駆動手段)により開度を調整可能となっている。
HVAC21の内外気ダンパ21aの下流には、ブロアファン&モータ21c(風量調整手段)とエバポレータ21e、エバポレータ温度センサ21f、温度調整用ダンパ&モータ21g及びヒータ21hで構成される温度調整部21d(温度調整手段)とが配設される。
ブロアファン&モータ21cは、外気導入口21i及び内気導入口21jよりHVAC21内に空気を導入し、送風口21kより温度調整された空気を室内へ送風するものである。
エバポレータ21e、コンプレッサ22、コンデンサ23、冷媒圧センサ24、エキスパンションバルブ25及びそれぞれを接続する配管26により冷凍回路が構成される。配管26内には、冷媒が充填されており、コンプレッサ22、コンデンサ23、冷媒圧センサ24、エキスパンションバルブ25、エバポレータ21eの順で相変化しながら循環する。
エバポレータ21eは、空気と冷媒との熱交換により冷媒に吸熱させ、HVAC21内に導入された空気を冷却し或いは除湿するものである。
コンプレッサ22は、車両1駆動用のエンジン11により駆動され、気化した冷媒を圧縮し液化するものである。
コンデンサ23は、液化された高温の冷媒の熱を放熱するものである。
冷媒圧センサ24は、冷媒の圧力を検出するものである。
エキスパンションバルブ25は、液化した冷媒を霧化させ、気化を行いやすくするものである。
エバポレータ温度センサ21fは、エバポレータ21eの温度を検出するものである。
温度調整用ダンパ&モータ21gは、ヒータ21hへの空気の流入量を調整するものである。
ヒータ21hは、エンジン11の冷却水路(図示せず)とヒータ配管27で接続され、エンジン11の冷却水路より循環される冷却水の熱を放熱し、HVAC21内に導入された空気を暖めるものである。
なお、エンジン11は、上記のように冷却水路がヒータ21hとヒータ配管27で接続されるとともにラジエータ12と冷却水配管13で接続されている。
ENG−ECU14は、エンジン11の総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)及び中央演算処理装置(CPU)等を含んで構成される。
A/C−ECU28は、空調装置の総合的な制御を行うための制御装置であり、ENG−ECU14と同様に入出力装置、記憶装置及びCPU等を含んで構成される。
A/C−ECU28の入力側には、上記エバポレータ温度センサ21f、冷媒圧センサ24、室外の温度を検出する外気温度センサ31、室内の温度を検出する室内温度センサ32の他、空調のファン段数(風量)、温度、内外気モードを設定する空調操作部29及びENG−ECU14が電気的に接続されており、これら各種センサ類からの検出情報、空調操作部29の設定情報及びエンジン11の運転状況が入力される。
一方、A/C−ECU28の出力側には、上記ステッピングモータ21b、ブロアファン&モータ21c、温度調整用ダンパ&モータ21g及びコンプレッサ22が電気的に接続されている。
これより、A/C−ECU28は、各種センサ類からの検出情報、空調操作部29の設定情報及びエンジン11の運転状況に基づいて空調装置の動作内容を演算し、出力信号をステッピングモータ21b、ブロアファン&モータ21c、温度調整用ダンパ&モータ21g及びコンプレッサ22へ供給し、出力信号に応じて内外気ダンパ21aの開度、ブロアファン&モータ21cのファン段数、温度調整用ダンパ&モータ21gの開度及びコンプレッサ22の動作を切り替え、室内の温度を制御する。
以下、このように構成された本発明に係るアイドリングストップ車両の空調装置の作用及び効果について説明する。
図2は、本発明に係るアイドリングストップ時のファン制御の概念を説明する説明図であり、図3は、本発明に係るアイドリングストップ時の内外気ダンパ開度制御の概念を説明する説明図であり、図4は、A/C−ECU28の実行する本発明に係るアイドリングストップ時の空調装置の制御ルーチンを示すフローチャートである。
図4に示すように、ステップS10では、アイドリングストップの開始を判別する。判別結果が真(Yes)でアイドリングストップが開始されていれば、ステップS12及びステップS24に進み、内外気ダンパ開度制御とファン制御の二つの処理が並行して行われる。判別結果が偽(No)でアイドリングストップが開始されていなければ、ステップS10に戻り再度判別をする。
[内外気ダンパ開度制御]
ステップS12では、空調操作部29の空気導入モードが外気モードか否かを判別する。判別結果が真(Yes)で外気モードであれば、ステップS14に進む。判別結果が偽(No)で内気モードであれば、リターンに進み処理を終了する。
ステップS14では、外気温度センサ31からの情報に基づき外気温度Taが第1の所定温度T1(例えば15℃)より低いか否かを判別する。判別結果が真(Yes)で第1の所定温度T1より低い場合は、スップS16に進み、ステッピングモータ21bを制御し、内外気ダンパ21aの開度θdを第1の所定開度θ1(例えば20%)とする。判別結果が偽(No)で第1の所定温度T1以上である場合は、ステップS18に進む。
ここに、内外気ダンパ21aの開度θd(0〜100%)は、値が大きくなるほど内気導入量が増加し、小さくなるほど外気導入量が増加する。
ステップS18では、外気温度Taが第2の所定温度T2(例えば30℃)以上であるか否かを判別する。判別結果が真(Yes)で第2の所定温度T2以上である場合は、ステップS20に進み、ステッピングモータ21bを制御し、内外気ダンパ21aの開度θdを第2の所定開度θ2(例えば80%)とする。判別結果が偽(No)で第2の所定温度T2より低い場合は、図3に示す第1の所定温度T1と第1の所定開度θ1との交点と、第2の所定温度T2と第2の所定開度θ2との交点とを線形補間し、外気温度Taとの交点における開度θxが内外気ダンパ21aの開度θdとなる。故に、ステップS22に進み、ステッピングモータ21bを制御し、内外気ダンパ21aの開度θdを開度θxとする。
なお、開度θxは、次式で表すことができる。
θx=((θ2−θ1)/(T2−T1))×Ta
−(((θ2−θ1)/(T2−T1))×T1−θ1)
[ファン制御]
ステップS24では、ファン段数が所定のファン段数Lo2以上であるか否かを判別する。判別結果が真(Yes)でファン段数がLo2以上の場合(例えばHi)は、ステップS26に進み、ファン段数をLo2とする。判別結果が偽(No)でファン段数Lo2より低い場合(例えばLo1)は、ファン段数を維持する。
このように、本発明の実施例に係るアイドリングストップ車両の空調装置によれば、低外気温時には、内外気ダンパ21aの開度θdを小さくし、外気導入量を多くすることにより室内への送風を外気に近づけることができる。これにより、暖房性能を確保しつつ低外気温時に発生する窓曇りを防止することが可能である。
一方、高外気温時には、内外気ダンパ21aの開度θdを大きくし、外気導入量を少なく抑えることにより車室内の空調された空気の温度上昇を抑えることができる。
また、アイドリングストップ時にファン段数をLo2以下とし、特にファン段数がファン段数Lo2より低い場合(例えばLo1)はファン段数を維持するので、外気によるエバポレータ21e自体の温度上昇や温度低下を抑えることができる。
これにより、夏季のアイドリングストップ時には、内外気ダンパ21aの開度θdを大きくしてエバポレータ21eを通過する暖かい外気を少なくすることができ、冷風を長時間確保することができ、アイドリングストップ時の快適性を確保しつつ、アイドリングストップ時間を長くすることが可能である。また、冬季のアイドリングストップ時には、エバポレータ21eを通過する冷たい外気を少なく抑えつつも外気温度Taに応じて内外気ダンパ21aの開度θdを小さくして外気を導入でき、暖房性能を確保しつつ窓曇りの発生を防止することができる。
以上で発明の実施形態の説明を終えるが、本発明の形態はこの実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、温度調整手段を冷凍回路に介装されたエバポレータ21dを含んで構成し、冷媒との熱交換により温度調整を行うようにしたが、エンジン11の作動と連動するものであれば温度調整手段はこれに限られるものではない。
また、上記実施形態では、内外気ダンパ21aをステッピングモータ21bで作動させているが、内外気ダンパ21aの開度をポジションメータで検出しながらサーボモータで作動させてもよい。
11 エンジン
21 HVAC(空調ユニット)
21a 内外気ダンパ
21b ステッピングモータ(内外気ダンパ駆動手段)
21c ブロアファン&モータ(風量調整手段)
21d 温度調整部(温度調整手段)
21e エバポレータ
21h ヒータ
22 コンプレッサ
28 A/C−ECU
29 空調操作部
31 外気温度センサ(外気温度検出手段)

Claims (3)

  1. エンジンのアイドリングストップを行う車両に搭載され、車室外の外気と車室内の内気とを内気導入口及び外気導入口からそれぞれ導入して吹き出し口から車内に排出する空調ダクト内に前記内気導入口及び前記外気導入口との下流に位置して配設された内気と外気を切り換える内外気ダンパ及び該内外気ダンパを駆動する内外気ダンパ駆動手段からなり、内気と外気の導入割合を調整する内外気割合調整手段と、前記空調ダクト内に前記内外気割合調整手段の下流に位置して配設され、導入する空気の風量を調整する風量調整手段と、前記空調ダクト内に前記風量調整手段の下流に位置して配設され、前記エンジンの作動に連動し、導入した空気の温度を調整する温度調整手段と、外気温度を検出する外気温度検出手段とを備えたアイドリングストップ車両の空調装置において、
    前記内外気割合調整手段は、車両がアイドリングストップ状態にあるとき、前記外気温度検出手段により検出された外気温度が第1の所定温度より低いと、前記内外気ダンパの開度を第1の所定開度として内気よりも外気の導入割合を多くし、外気温度が第2の所定温度以上であると、前記内外気ダンパの開度を第2の所定開度として外気よりも内気の導入割合を多くし、外気温度が前記第1の所定温度以上であり前記第2の所定温度より低いと、外気温度に応じて前記内外気ダンパの開度を前記第1の所定開度と前記第2の所定開度との間で調整し、
    前記風量調整手段は、車両がアイドリングストップ状態にあるとき、空気の風量が所定量以上であると、空気の風量を前記所定量とすることを特徴とするアイドリングストップ車両の空調装置。
  2. 前記温度調整手段は、冷媒を前記エンジンにより駆動されるコンプレッサにより圧縮しながら放熱と吸熱とにより相変化させつつ循環させる冷凍回路に介装され、前記冷媒と前記空調ダクト内に導入した空気との間で熱交換を行うエバポレータを含むことを特徴とする、請求項1のアイドリングストップ車両の空調装置。
  3. 前記風量調整手段は、車両がアイドリングストップ状態にあるとき、空気の風量が前記所定量より小さいと、その風量を維持することを特徴とする、請求項1または2のアイドリングストップ車両の空調装置。
JP2009101785A 2009-04-20 2009-04-20 アイドリングストップ車両の空調装置 Active JP4784787B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009101785A JP4784787B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 アイドリングストップ車両の空調装置
CN201010138578.5A CN101863212B (zh) 2009-04-20 2010-03-17 用于怠速停止车辆的空调装置
DE201010012046 DE102010012046A1 (de) 2009-04-20 2010-03-19 Klimaanlage für ein Fahrzeug mit Leerlauf-Stopp-Funktion

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009101785A JP4784787B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 アイドリングストップ車両の空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010247777A true JP2010247777A (ja) 2010-11-04
JP4784787B2 JP4784787B2 (ja) 2011-10-05

Family

ID=42751203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009101785A Active JP4784787B2 (ja) 2009-04-20 2009-04-20 アイドリングストップ車両の空調装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4784787B2 (ja)
CN (1) CN101863212B (ja)
DE (1) DE102010012046A1 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101231467B1 (ko) * 2010-12-01 2013-02-07 기아자동차주식회사 아이에스지 차량의 블로어 시스템 제어 방법
JP2013060144A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Denso Corp 車両用空調装置
JP2013136267A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Daihatsu Motor Co Ltd アイドルストップ車の制御装置
JP2013173447A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Daihatsu Motor Co Ltd アイドルストップ車の制御装置
JP2016030564A (ja) * 2014-07-30 2016-03-07 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置
JP2018144813A (ja) * 2018-06-27 2018-09-20 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置
JP2018167704A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社デンソー 空調装置
US11015563B2 (en) * 2019-06-03 2021-05-25 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Auto start/stop control based on cooled seat signal systems and methods
US11041474B2 (en) 2019-05-13 2021-06-22 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Vehicle start and stop control based on seat heater actuation

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102213228A (zh) * 2011-06-01 2011-10-12 奇瑞汽车股份有限公司 一种汽车空调风扇控制系统及其控制方法
CN102410611B (zh) * 2011-11-21 2013-11-06 奇瑞汽车股份有限公司 用于怠速停机和解除怠速停机的空调控制方法
JP5821759B2 (ja) * 2012-04-11 2015-11-24 株式会社デンソー 車両用空調装置
US10183547B2 (en) * 2012-05-24 2019-01-22 Honda Motor Co., Ltd Idle stop and heater control system and method for a vehicle
JP6040622B2 (ja) * 2012-08-10 2016-12-07 マツダ株式会社 車両用空調制御装置
JP6201421B2 (ja) 2013-05-22 2017-09-27 スズキ株式会社 車両用空調システムの制御装置
FR3044603B1 (fr) * 2015-12-08 2019-07-19 Psa Automobiles Sa. Dispositif et procede de ventilation a recyclage variable
BE1030697B1 (nl) * 2022-07-08 2024-02-05 Atlas Copco Airpower Nv Werkwijze voor het aansturen van een luchtgekoelde compressor- of vacuümpompinrichting en een luchtgekoelde compressor- of vacuümpompinrichting

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248213A (ja) * 1988-08-09 1990-02-19 Nippon Denso Co Ltd 車両用空気調和装置
JPH0952514A (ja) * 1995-08-14 1997-02-25 Calsonic Corp 自動車用空気調和装置
JP2002331825A (ja) * 2001-05-14 2002-11-19 Denso Corp エコラン制御装置及びプログラム並びに記録媒体

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19731071A1 (de) * 1997-07-19 1999-01-21 Opel Adam Ag Kraftfahrzeug mit einer Brennkraftmaschine und einer Anlage zur Temperierung des Fahrgastinnenraumes
JP2001310624A (ja) * 2000-04-27 2001-11-06 Zexel Valeo Climate Control Corp 車両用空調装置のコンプレッサ制御装置
JP4445642B2 (ja) * 2000-04-28 2010-04-07 株式会社ヴァレオサーマルシステムズ 車両用空調装置における空調制御方法及び車両用空調装置における外気温度処理方法並びに車両用空調装置
JP2002048213A (ja) * 2000-08-01 2002-02-15 Toyota Motor Corp 無段変速機構を備えた変速機
JP2002160518A (ja) * 2000-11-28 2002-06-04 Zexel Valeo Climate Control Corp 車両用空調装置
JP2004276707A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Sanden Corp 車両用空調装置
GB0327709D0 (en) * 2003-11-28 2003-12-31 Bombardier Transp Gmbh Air conditioning assembly
CN1899863A (zh) * 2005-07-18 2007-01-24 王春刚 一种无油水源汽车空调系统

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0248213A (ja) * 1988-08-09 1990-02-19 Nippon Denso Co Ltd 車両用空気調和装置
JPH0952514A (ja) * 1995-08-14 1997-02-25 Calsonic Corp 自動車用空気調和装置
JP2002331825A (ja) * 2001-05-14 2002-11-19 Denso Corp エコラン制御装置及びプログラム並びに記録媒体

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101231467B1 (ko) * 2010-12-01 2013-02-07 기아자동차주식회사 아이에스지 차량의 블로어 시스템 제어 방법
JP2013060144A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Denso Corp 車両用空調装置
JP2013136267A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Daihatsu Motor Co Ltd アイドルストップ車の制御装置
JP2013173447A (ja) * 2012-02-24 2013-09-05 Daihatsu Motor Co Ltd アイドルストップ車の制御装置
JP2016030564A (ja) * 2014-07-30 2016-03-07 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置
JP2018167704A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 株式会社デンソー 空調装置
JP2018144813A (ja) * 2018-06-27 2018-09-20 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置
US11041474B2 (en) 2019-05-13 2021-06-22 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Vehicle start and stop control based on seat heater actuation
US11015563B2 (en) * 2019-06-03 2021-05-25 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Auto start/stop control based on cooled seat signal systems and methods

Also Published As

Publication number Publication date
CN101863212A (zh) 2010-10-20
CN101863212B (zh) 2014-04-02
JP4784787B2 (ja) 2011-10-05
DE102010012046A1 (de) 2010-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4784787B2 (ja) アイドリングストップ車両の空調装置
CN107709067B (zh) 车用空调装置
JP3841039B2 (ja) 車両用空調装置
US10018401B2 (en) Vehicle heat pump with defrosting mode
US20110167850A1 (en) Air conditioner for vehicle
JP5445569B2 (ja) 車両用空調装置
US20180141410A1 (en) Air conditioner for vehicle
JP2008221997A (ja) 車両用空調装置
CN109715422B (zh) 车用空调装置
JP5640485B2 (ja) 車両用空調装置
JP6702146B2 (ja) 車両用冷凍サイクル装置
JP2019209937A (ja) 空調装置
JP2018075922A (ja) 車両用空調装置
JP5316264B2 (ja) 車両用空調装置
US20120152515A1 (en) Air conditioner for vehicle
JP2010030435A (ja) 車両用空調装置
US10933719B2 (en) Vehicle air-conditioning apparatus
JP2009166629A (ja) 車両用空調装置
JP6075529B2 (ja) アイドリングストップ車両の空調装置
JP6738156B2 (ja) 車両用空気調和装置
KR101886077B1 (ko) 차량용 hvac 모듈
JP5472412B2 (ja) 車両用空調装置
JP2008137415A (ja) 車両用空調システム
JPH10175415A (ja) 車両用空調装置
JP5251741B2 (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101007

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20101007

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20110106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110628

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4784787

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350