JP2010246778A5 - 制御装置及びその制御方法 - Google Patents

Description

上記の目的を達成するために本発明に係る制御装置は以下のような構成を備える。即ち、
Ｘ線を発生する発生部と、該発生したＸ線のビーム広がり角を規定する絞りを有するコリメータとを備え、被写体に対して任意の位置及び角度でＸ線を照射可能なＸ線照射手段の制御装置であって、
前記被写体を透過したＸ線を検出しＸ線画像を生成する画像検出部を有する撮像部と前記発生部との位置関係から第一の照射野を算出する第１の算出手段と、
前記撮像部で得られたＸ線画像に基づいて、前記撮像部において形成される第二の照射野を算出する第２の算出手段と、
前記第一の照射野と第二の照射野との組み合わせで定まる領域に基づいて、前記Ｘ線照射手段が照射する照射範囲を制御する制御手段と
を備えることを特徴とする。

Claims (8)

1. Ｘ線を発生する発生部と、該発生したＸ線のビーム広がり角を規定する絞りを有するコリメータとを備え、被写体に対して任意の位置及び角度でＸ線を照射可能なＸ線照射手段の制御装置であって、
   前記被写体を透過したＸ線を検出しＸ線画像を生成する画像検出部を有する撮像部と前記発生部との位置関係から第一の照射野を算出する第１の算出手段と、
   前記撮像部で得られたＸ線画像に基づいて、前記撮像部において形成される第二の照射野を算出する第２の算出手段と、
   前記第一の照射野と第二の照射野との組み合わせで定まる領域に基づいて、前記Ｘ線照射手段が照射する照射範囲を制御する制御手段と
   を備えることを特徴とする制御装置。
2. 前記第１の算出手段により算出された第一の照射野の確信度と、前記第２の算出手段により算出された第二の照射野の確信度との差分が、予め定められた閾値より大きい場合、前記制御手段は、確信度の高い照射野に基づいて、前記Ｘ線照射手段が照射する照射範囲を制御することを特徴とする請求項１に記載の制御装置。
3. 前記第１の算出手段により算出された第一の照射野の確信度と、前記第２の算出手段により算出された第二の照射野の確信度との差分が、予め定められた閾値以下であった場合、前記制御手段は、前記第１の算出手段により算出された第一の照射野と前記第２の算出手段により算出された第二の照射野とが含まれる第三の照射野に基づいて、前記Ｘ線照射手段が照射する照射範囲を制御することを特徴とする請求項１に記載の制御装置。
4. 前記制御手段は、前記第１の算出手段により算出された第一の照射野と前記第２の算出手段により算出された第二の照射野とが含まれる第三の照射野に基づいて、前記Ｘ線照射手段が照射する照射範囲を制御することを特徴とする請求項１に記載の制御装置。
5. 前記第１の算出手段により算出された第一の照射野の確信度は、前記Ｘ線照射手段によりＸ線の照射が開始されてからの時間及び前記発生部と前記撮像部との相対的な位置関係に基づいて予め定められた変数を用いて算出されることを特徴とする請求項１に記載の制御装置。
6. 前記第２の算出手段により算出された第二の照射野の確信度は、前記発生部が発生したＸ線の線量及び前記Ｘ線が照射される被写体の部位に基づいて予め定められた変数を用いて算出されることを特徴とする請求項１に記載の制御装置。
7. Ｘ線を発生する発生部と、該発生したＸ線のビーム広がり角を規定する絞りを有するコリメータとを備え、被写体に対して任意の位置及び角度でＸ線を照射可能なＸ線照射手段を制御する制御装置の制御方法であって、
   前記被写体を透過したＸ線を検出しＸ線画像を生成する画像検出部を有する撮像部と前記発生部との位置関係から第一の照射野を算出する第１の算出工程と、
   前記撮像部で得られたＸ線画像に基づいて、前記撮像部において形成される第二の照射野を算出する第２の算出工程と、
   前記第一の照射野と第二の照射野との組み合わせで定まる領域に基づいて、前記Ｘ線照射手段が照射する照射範囲を制御する制御工程と、
   を備えることを特徴とする制御装置の制御方法。
8. 請求項７に記載の制御方法の各工程をコンピュータによって実行させるためのプログラム。