JP2010246203A - ファン駆動用モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】薄型化と振動・衝撃に対する耐久性を向上させた自動車に搭載されるモータを提供することを目的とする。
【解決手段】ロータヨーク1121の開口部側に形成した内径拡大部1123に蓋体1120を固定し、ロータヨーク1121と蓋体1120のそれぞれの中心にシャフト1110を固着して形成したロータヨーク組立体1125の外周にマグネット1130を固着してなるロータ1100のシャフト1110を、フレーム1410の天面に固定した軸受1301と、フレーム1410の開口部側を覆うように取り付けられたブラケット1420の中央に形成された軸受保持部1510に保持された軸受1302により支持し、蓋体1120に、ロータヨーク1121の軸方向内側に向けて張り出し部1122を設け、この張り出し部1122の径方向内側に軸受1302の少なくとも一部を収容した。
【選択図】図1

Description

本発明は特にハイブリッド自動車等の車両に搭載されたバッテリーを冷却するバッテリー冷却用ファン駆動用モータに関するものであり、詳しくは振動・衝撃に対する耐久性の向上および軽量化と薄型化を図った構造に関するものである。
近年、急速に普及し始めているハイブリッド自動車や、今後注目される電気自動車においては、動力源としてモータが搭載され、そのモータに電気エネルギーを供給する充電可能なバッテリーが搭載されている。このバッテリーは、複数のバッテリーセルを直列に接続したバッテリーモジュールをさらに複数直列に接続して構成されている。さらに、バッテリーと自動車のモータ駆動回路との接続を開閉するリレーなどの電気・電子部品が組み込まれてバッテリーパックを構成している。
一般に、バッテリーは充放電時の発熱により温度が上昇して過充電を生じ易くなり、高温環境下においては劣化が加速される。また、発熱する電気・電子部品が近接するバッテリーの温度上昇を増大させる。
この対策として、バッテリーパックにはバッテリー用の冷却ファンと、電気・電子部品用の冷却ファンが組み込まれてバッテリーの温度上昇を抑制している。
また、バッテリーパックはハイブリッド自動車の後席シートの下やトランクルームの裏側、あるいは車体下部などに配置されるため薄型化、小型化が要求されているが、バッテリーパックの設置位置によってはファンモータに防水性が要求されることがあり、その対策で防水対策手段を設置する場合にはファンモータが要求とは逆に厚く、大きくなるという課題があった。
この要求に対応するため、限られたスペースに電気・電子部品用冷却ファンとバッテリー用冷却ファンを効率的にレイアウトすることによりバッテリーパックの小型化を図る技術が提案されている。(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1に示された従来の構成では、小型化は図れているものの薄型化の課題は未解決である。
バッテリーパックを薄型化するためには、冷却ファンを薄型化することが要求される。冷却ファンの回転を制御する制御回路の電子部品をファンのケーシングの周壁の径方向外側に配置することにより、軸方向寸法を抑えて薄型化を図った遠心ファンが提案されている。(例えば特許文献2参照)。
図4に上記特許文献2に記載された冷却ファンの構造を示す。図4において、遠心ファン3001は、中心軸3002の周りに複数の翼を有するインペラ3003と、インペラ3003を回転駆動するモータ3004と、モータ3004の回転を制御する制御回路部3005と、インペラ3003、モータ3004、制御回路部3005を収容するケーシング3006を備える。制御回路部3005を構成する電子部品3007は、ケーシング3006の排気口の開口端面を中心軸3002に垂直な方向に延長した仮想延長面Sと、ケーシング3006の周壁3008との間に形成される電子部品配置部3009に配置される。遠心ファン3001は、電子部品3007が空気流路3010の径方向外側に配置されるため、遠心ファン3001の軸方向寸法を抑えることができ、薄型化を実現するこ
とができるものである。
特開2006−24510号公報 特開2008−215330号公報
自動車に搭載されるモータは振動・衝撃に対する耐久性が要求されるため、ロータの重量を小さく、剛性を上げて振動・衝撃に対する耐久性を向上させる必要がある。
しかしながら、上記特許文献2に示された従来の構成では、薄型化は図られているが、振動・衝撃に対する耐久性の向上という課題の解決は図られていない。特に、上記特許文献2に示された従来の構成では、ファン(インペラ)3003が取り付けられる冷却ファン駆動用モータは、中心軸3002の片側にファン3003とロータ3011が固定されるため、振動・衝撃によりロータ3011の軸固定部分に大きな曲げモーメントが生じ易い。このモーメントにより、ロータ3011が変形しモータ回転時に振動・騒音を発生したり、軸の振れ回りにより軸受寿命の大幅な低下が生じるおそれがあった。
本発明は、このような課題をも解決するものであり、薄型化と振動・衝撃に対する耐久性を向上させたモータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、カップ状のロータヨークと蓋体を備え、前記ロータヨークの開口部側に前記蓋体を挿入して固定し、前記ロータヨークと前記蓋体のそれぞれの中心にシャフトを固着して形成したロータヨーク組立体の外周にマグネットを固着してなるロータと、前記マグネットと対向して配置され巻線が施された鉄心よりなるステータと、前記ロータのシャフトを支承する2つの軸受と、前記ステータを内挿し天面に前記軸受の一方を保持するカップ形状のフレームと、前記フレームの開口部側を覆うように取り付けられ中央に前記軸受の他方を保持する軸受保持部が形成されたブラケットとを有し、前記ロータヨークの開口部側と反対側の端面部もしくは前記蓋体の少なくとも一方に、前記ロータヨークの軸方向内側に向けて張り出し部を設け、この張り出し部の径方向内側に前記他方の軸受の少なくとも一部を収容して構成したものである。
本発明によれば、ハイブリッド自動車等の車両に搭載されたバッテリーを冷却するバッテリー冷却用ファン駆動用モータの振動・衝撃に対する耐久性の向上および軽量化と薄型化を図ることが出来る。
本発明の請求項1から請求項3に記載の発明は、カップ状のロータヨークの開口部に蓋体を挿入固定した状態でシャフトを固着するためロータヨーク組立体の剛性が向上し、振動・衝撃に対する耐久性を高くできる。また、ロータの軸方向両端の外側に配置された2つの軸受により支持されるので、振動・衝撃による軸の曲げモーメントやロータのアンバランスによる振れ回りモーメントが大幅に低減され、モータの振動・衝撃に対する耐久性を向上させることができるという効果を有する。また、ロータヨークの軸方向内側に向けて形成した張り出し部の径方向内側にロータのシャフトを支承する軸受の一方の少なくとも一部を収容するので、モータの軸方向高さ寸法の増大を抑制することができる。加えて、ロータが中空構造で慣性モーメントが小さいため応答性が高く、ロータが軽量・高剛性であるため振動・衝撃に対する耐久性が高い等の際立った特徴を有する優れたモータを実
現することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3に記載の発明の効果に加えて、張り出し部をシャフトの負荷側とは反対側に形成する構成により、シャフトの負荷側に配置された軸受の外径が張り出し部の内径寸法の制約を受けないので、大きく設定することが可能となり、焼結含油軸を使用する場合には、潤滑油の保油量を十分に確保できるため長寿命化を図ることができるという効果を有する。また、シャフトの負荷の作用点に近い位置に軸受を配置することができるので、軸受に加わる負荷を小さくできるという効果を有する。
請求項5に記載の発明は蓋体の一部をカップ状のロータヨークより大径に形成し、前記蓋体のカップ状のロータヨークより大径部分にマグネットを当接させてロータヨーク組立体を形成したもので、モータの振動・衝撃に対する耐久性を向上させることができ、応答性が高いという特徴に加え、マグネットを前記蓋体のカップ状のロータヨークより大径部分に当接させることによりロータヨークにマグネットを固着する際の位置決めが容易に出来、マグネットを固着する際に使用する接着剤のはみ出しを収容する空間を設けることによって、はみ出した接着剤を拭き取る手間を省き組立を簡易化できるという効果を有する。
請求項6に記載の発明は請求項1から請求項5に記載された構造を持つモータを、ハイブリッド自動車等の車両に搭載されたバッテリーを冷却するバッテリー冷却用ファンの駆動用として用いることにより、振動・衝撃に対する耐久性の向上および軽量化と薄型化を図ることができるという効果を有する。
本発明の実施の形態1によるモータを示す断面構造図 本発明の実施の形態2によるモータを示す断面構造図 本発明の実施の形態3によるモータを示す断面構造図 従来のモータに駆動される冷却ファンの断面構造図
以下本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係わるモータの断面構造図である。
図1においてカップ状に成形されたフレーム1410の内周面に、巻線1220が施された鉄心1210により構成されたステータが固着されている。そしてステータの内周側に対向して、カップ状に成形されたロータヨーク1121と、このロータヨーク1121の開口部側に固定された蓋体1120と、ロータヨーク1121および蓋体1120の中心を貫通して固着したシャフト1110とにより形成されるロータヨーク組立体1125が配置されている。
ロータヨーク1121の開口部側には開口部の内径を拡大した内径拡大部1123が形成されており、蓋体1120の外径は内径拡大部1123の内径に嵌合する寸法に設定されている。また蓋体1120には、ロータヨーク1121の軸方向内側に向けて張り出し部1122が形成されている。
そして、ロータヨーク組立体1125の外周面に筒状のマグネット1130を固着してロータ1100を構成している。
フレーム1410の開口部端面にはプリント基板1521が取り付けられている。プリント基板1521にはモータ駆動用の回路部品、マグネット1130の磁極位置を検出するためのホール素子等が実装されており、これ等の部品リードおよびステータの巻線1220の端末が接続された配線パターンが形成されている。フレーム1410の開口部側にはブラケット1420が、プリント基板1521を内包してフレーム1410の開口部を覆うように取り付けられている。ブラケット1420の中央には円筒形状の軸受保持部1510がフレーム1410側に向けて突き出して形成されている。フレーム1410の天面中央には軸受1301が固定されており、ブラケット1420の軸受保持部1510の内壁には軸受1302が圧入固定されている。ブラケット1420の中央の軸受保持部1510の基部側の開口部には、エンドキャップ1430が挿入固定されている。シャフト1110の半出力側の端部は球面加工されており、スラスト板1304を介してエンドキャップ1430によってスラスト方向に支持されている。この2個の軸受1301および1302とスラスト板1304によりロータ1100は回転自在に支承されている。
ここで、ブラケット1420の軸受保持部1510の外径寸法D62は、蓋体1120の張り出し部1122の内径寸法D61より小さく設定されており、張り出し部1122の径方向内側に、軸受保持部1510に固定された軸受1302の少なくとも一部を収容している。
この構成により、ロータ1100の軸方向両端側でロータ1100をシャフト1110に固定して一体化されるため、剛性を高くできる。そして、ロータヨーク組立体1125が一体に構成されているためスラスト方向の振動、衝撃が加わった際にも移動する可能性のある固着箇所が無いため、振動・衝撃に対する耐久性の高いブラシレスモータを実現出来るという効果を有する。
また、ロータが中空構造で慣性モーメントが小さいため応答性が高く、ロータが軽量・高剛性であるため振動・衝撃に対する耐久性が高い等の際立った特徴を有する優れたモータを実現することができる。
そして、ロータ1100は軸方向両端の外側で軸受1301および1302により支持されるので、ロータ1100のアンバランスもしくは振動・衝撃による軸の振れ回りモーメントが大幅に低減される。
さらに、ブラケット1420側に固定された軸受1302の軸方向高さ寸法の少なくとも一部が、ロータヨーク1121の軸方向内側の中空部分に収容できるので、モータの軸方向高さ寸法の増大を抑制することができる。
以上により、振動・衝撃に対する耐久性の向上および軽量化と薄型化を図ることができる。
また、本実施の形態においては、ロータヨーク1121の開口部と反対側の端面部には、その中心にシャフト1110を固着(圧入)するための突き出し部1124が、軸方向内側に向けて形成されている。一方、蓋体1120には突き出し部が形成されていない。ロータヨーク1121と蓋体1120を内径拡大部1123で係合して一体化した後に、シャフト1110をロータヨーク1121の突き出し部1124および蓋体1120の中心を貫通して圧入等により固着する。
かかる構成によれば、蓋体1120はシャフト1110固着部(穴)に対する外周の同軸度を高精度に加工することができるため、突き出し部1124が形成されたロータヨーク
1121の振れを突き出し部の無い蓋体1120に合わせて容易に修正、矯正できるという作用・効果を奏することができる。
さらに、本実施の形態においては、張り出し部1122をシャフト1110の負荷側(フレーム1410側)とは反対側(ブラケット1420側)に形成することにより、シャフト1110の負荷側に配置された軸受1301の外径が張り出し部1122の内径寸法D61の制約を受けないので、大きく設定することが可能となる。これにより軸受1301として焼結含油軸を使用する場合には、潤滑油の保油量を十分に確保できるため長寿命化を図ることができるという効果を有する。また、シャフト1110の負荷の作用点に近い位置に軸受1301を配置することができるので、軸受1301に加わる負荷を小さくできるという効果を有する。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2に係わるモータの断面構造図である。
なお図2において図1と同じ働きをする部品には図1と同じ符号を付与して説明を省略する。
図2において、ロータヨーク組立体1125の構成が図1と異なり軸方向上側に蓋体1120が、下側にロータヨーク1121が配置されている。そして、蓋体1120ではなくロータヨーク1121の開口部側と反対側の端面部にロータヨーク1121の軸方向内側に向けて張り出し部1122が形成されている。その他の構成は同一である。
かかる構成においても、上記実施の形態1と同様な作用・効果を奏することができる。
なお、本実施の形態においては、ロータヨーク1121の張り出し部1122の中央に突き出し部1124を軸方向内側に向けて形成し、蓋体1120には突き出し部を形成していないが、蓋体1120の中央に突き出し部1124を軸方向内側に向けて形成し、ロータヨーク1121の張り出し部1122には突き出し部を形成しない構成としても、同様な作用・効果を奏することができる。
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3に係わるモータの断面構造図である。
なお図3において図1と同じ働きをする部品には図1と同じ符号を付与して説明を省略する。
図3において、ロータヨーク組立体1125の構成は図2と同じで軸方向上側に蓋体1120が、下側にロータヨーク1121が配置されている。そして、蓋体1120とロータヨーク1121の開口部側と反対側の端面部の両方に軸方向内側に向けて張り出し部1122が形成されている。フレーム1410の天面には防水ベアリング1303が固着されており、蓋体1120の張り出し部にその一部が収容されている。プリント基板1521の配線は防水グロメット1523を介してリード線1522によりブラケット1420から外部に引き出されており、密閉構造を形成して防水仕様のモータを構成している。また、蓋体1120の外径はカップ状のロータヨーク1121より大径に形成されており、その大径部分にマグネット1130を当接させてロータヨーク組立体1125が形成されており、ロータヨーク1121の開口部には接着剤のはみ出しを収容する空間1126が形成されている。その他の構成は図1と同一である。
かかる構成においても、通常は厚く大きくなる防水仕様のモータでありながら上記実施
の形態1と同様な作用・効果を奏することができる。
また、マグネット1130を蓋体1120のカップ状のロータヨーク1121より大径部分に当接させることによりロータヨーク1121にマグネット1130を固着する際の位置決めが容易に出来、マグネット1130を固着する際に使用する接着剤のはみ出しを収容する空間1126を設けることによって組立を簡易化できるという効果を得ることが出来る。
なお、本実施の形態においては、ロータヨーク1121の張り出し部1122の中央に突き出し部1124を軸方向内側に向けて形成し、蓋体1120には突き出し部を形成していないが、蓋体1120の張り出し部1122の中央に突き出し部1124を軸方向内側に向けて形成し、ロータヨーク1121の張り出し部1122には突き出し部を形成しない構成としても、同様な作用・効果を奏することができる。
また、以上の説明では、ロータヨークもしくは蓋体がシャフトを固着するための突き出し部を持った形状で構成した例で説明したが、ロータヨークとシャフトを固着するためのボス等の部品を別に設けた場合についても同様に実施可能である。
本発明に係るブラシレスモータは、振動・衝撃に対する耐久性の向上および軽量化と薄型化を図ることができるため、ハイブリッド自動車等の車両に搭載されたバッテリーを冷却するバッテリー冷却用ファン駆動用モータとして有用である。
(その他の例1)
本発明に係るブラシレスモータは薄型でロータの慣性モーメントが小さく応答性がよいため、起動特性が重視されるプリンタやコピーマシン等の事務用機器のメカニズム駆動用のモータや、自動車の各種バルブやオイルポンプを駆動するモータ、各種マニピュレータや小型ロボットの関節駆動用のモータとしても有用である。
1100、3011 ロータ
1110 シャフト
1120 蓋体
1121 ロータヨーク
1122 張り出し部
1123 内径拡大部
1124 シャフト固着のための突き出し部
1125 ロータヨーク組立体
1126 接着剤のはみ出しを収容する空間
1130 マグネット
1210 鉄心
1220 巻線
1301、1302、3012、3013 軸受
1303 防水ベアリング
1304 スラスト板
1410 フレーム
1420 ブラケット
1430 エンドキャップ
1510 軸受保持部
1521 プリント基板
1522 リード線
1523 防水グロメット
3001 遠心ファン
3002 中心軸
3003 インペラ
3004 モータ
3005 制御回路部
3006 ケーシング
3007 電子部品
3008 周壁
3009 電子部品配置部
3010 空気流路
S 仮想延長面
D61 蓋体張り出し部内径
D62 軸受保持部外径

Claims (6)

  1. カップ状のロータヨークと蓋体を備え、前記ロータヨークの開口部側に前記蓋体を挿入して固定し、前記ロータヨークと前記蓋体のそれぞれの中心にシャフトを固着して形成したロータヨーク組立体の外周にマグネットを固着してなるロータと、前記マグネットと対向して配置され巻線が施された鉄心よりなるステータと、前記ロータのシャフトを支承する2つの軸受と、前記ステータを内挿し天面に前記軸受の一方を保持するカップ形状のフレームと、前記フレームの開口部側を覆うように取り付けられ中央に前記軸受の他方を保持する軸受保持部が形成されたブラケットとを有し、前記ロータヨークの開口部側と反対側の端面部もしくは前記蓋体の少なくとも一方に、前記ロータヨークの軸方向内側に向けて張り出し部を設け、この張り出し部の径方向内側に前記軸受の少なくとも一部を収容して構成したブラシレスモータ。
  2. 張り出し部を蓋体に形成し、ロータヨークにのみシャフトを固着するための突き出し部をロータヨークの軸方向内側に向けて設けた請求項1に記載のブラシレスモータ。
  3. 張り出し部をロータヨークに形成し、ロータヨークにのみシャフトを固着するための突き出し部をロータヨークの軸方向内側に向けて設けた請求項1に記載のブラシレスモータ。
  4. 張り出し部はシャフトの負荷側とは反対側に形成された請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のブラシレスモータ。
  5. 蓋体の一部をカップ状のロータヨークより大径に形成し、前記蓋体のカップ状のロータヨークより大径部分にマグネットを当接させてロータヨーク組立体を形成した請求項1に記載のブラシレスモータ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のブラシレスモータにより駆動される冷却ファン。
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