JP2010245323A - コイルユニット及び電子機器 - Google Patents

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    • H02J50/10Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling

Abstract

【課題】 コイルにて発生した熱を保護部材の外側空間に放熱させながら部品点数が増大しないコイルユニット及び電子機器等を提供すること。
【解決手段】 コイルユニット100は、コイル110と、コイル110の伝送面と接触して、少なくともコイル110の伝送面側を覆う保護部材120とを有する。保護部材120は、樹脂材料に無機材料が添加されて形成され、コイル110の発熱を伝達して放熱させる放熱板として兼用される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無接点電力伝送等に用いられるコイルユニット及び電子機器等に関する。
電磁誘導を利用し、金属部分の接点がなくても電力伝送を可能にする無接点電力伝送が知られている。この無接点電力伝送の適用例として、携帯電話の充電や家庭用機器(たとえば電話機の子機)の充電などが提案されている。
無接点電力伝送においては、送電装置内の一次コイルからの磁束を効率的に受電装置内の二次コイルに伝達できるように、送電装置及び受電装置の各筐体をプラスチックなどの非金属材料で構成していた。しかし、プラスチックなどの非金属材料は伝熱性に劣るため、送電装置または受電装置内で発生する熱を筐体の外部へ放熱しにくく、装置内部の部品温度が上昇するという問題があった。
また、充電時間の短縮を図るために充電電流を増加すると、充電中にコイルが発熱し、コイルの性能が落ち充電効率が低下し、コイルの周辺部品を加熱してしまう等の悪影響があった。
コイルの発熱に伴う悪影響を解消するために、例えば特許文献1,2に開示された技術が提案されている。
特許文献1には、平面状コイル(30)と、平面状コイル(30)の下方に設けられた磁性部材(52)と、磁性部材(52)の下方に設けられた磁束漏れ防止部材(54)と、磁束漏れ防止部材52の下方に設けられた放熱板70とを有するコイルユニットが開示されている。これによると、平面状コイルと放熱板の間に磁性部材、磁束漏れ防止部材が介在され、平面状コイルで生じた熱を固体熱伝導により放熱することができる。また、磁束漏れ防止部材があるため、放熱板が磁束を受けて誘導加熱が生じるのを回避することができる。
特許文献2では、送電コイル(101)が作動する時に発生する熱は、第1セラミックス部材(103)を通じてヒートコンダクタ(99)を介してヒートシンク(97)に伝熱されて放熱される。一方、受電コイル(70)にて発生する熱は、第2セラミックス部材(73)を通じてヒートコンダクタ(66)を介してヒートスプレッダ(63)に伝熱されて放熱される。
特開2008−235860号公報 特許第3821023号公報
特許文献1,2では、一次コイルまたは二次コイルにて発生する熱を放熱できるが、部品点数が多く、コイルユニットが高価格となる。また、特許文献1,2では装置の筐体内部に熱を逃がしているので、装置内部に熱がこもるという新たな課題が生ずる。
本発明の幾つかの態様によれば、コイルにて発生した熱を保護部材の外側空間に放熱させながら部品点数が増大しないコイルユニット及び電子機器等を提供することができる。
本発明の一態様は、コイルと、前記コイルの伝送面と接触して、少なくとも前記コイルの伝送面側を覆う保護部材と、を有し、前記保護部材は、樹脂材料に無機材料が添加されているコイルユニットに関する。
本発明の一態様によれば、コイルで発生した熱は、コイル伝送面側の保護部材に含まれる無機材料によって伝達され、保護部材から外気に放熱される。この保護部材は樹脂製であるから電気絶縁性を有し、コイルと磁気結合されることもなく、コイルの伝送面側に配置することができる。保護部材が放熱部材として兼用されるので、部品点数も増加しない。このように、無機部材は電気絶縁性及び熱伝導性を有することができる。
ここで、前記無機部材は、例えばアルミナ(AlO)やシリカ(SiO)等の金属酸化物とすることができる。この無機部材は、多重粒子構造としてもとよく、粒子の間に微小粒子が入り込む構造とすることができる。
本発明の一態様では、前記樹脂材料は熱可塑性とすることができる。こうすると、無機部材がフィラーとして添加された樹脂材料を用いて、保護部材を射出成形することができる。この保護部材はコイルからの発熱を放熱する形状に成形することができる。
本発明の一態様では、前記保護部材は、少なくとも前記コイルとの対向位置に設けられた熱伝導部と、前記熱伝導部の外側に設けられた放熱部とを機能上含むことができる。コイルに通電した時にコイルで発生する熱は、熱伝導部にてコイルの中心側からコイルの周縁側に伝導し、放熱部より外部に放熱することができるからである。
本発明の一態様では、前記コイルは空芯部を有し、前記保護部材は、前記空芯部を位置決めする突部を有することができる。あるいは、前記保護部材は、前記コイルを収容する収容部を有することができる。こうして、保護部材にコイルを位置決めして保持することができる上、コイルと保護部材との接触面積が拡大し、保護部材による放熱効果が高まる。
本発明の一態様では、前記コイルの非伝送面側に配置される磁性体をさらに有することができる。こうすると、磁性体はコイルの磁束を受け、インダクタンスを上げることができる。また、この磁性体がコイルを収容した収容部を覆うことができる。
本発明の一態様では、前記コイルは、スパイラル状に巻回されたコイル線の内端に接続された内端引き出し線と、前記コイル線の外端に接続された外端引き出し線とを含むことができる。この場合、保護部材は、前記内端引き出し線を収容する第1収容部と、前記外端引き出し線を収容する第2収容部とを有することができる。内端引き出し線を収容することで、コイルユニットの厚さを縮小することができる。
本発明の一態様では、前記内端引き出し線は、前記コイルの前記伝送面側から引き出すことができる。保護部材はコイルの少なくとも伝送面側に配置されるので、伝送面側の保護部材にて、同じく伝送面側から引き出された内端引き出し線を収容する収容部を設けることができる。
前記保護部材によりコイルを囲むようにしても良い。こうすると、コイルと保護部材との接触面積がさらに拡大し、保護部材による放熱効果がさらに高まる。この一例として、射出成形型に前記コイルがインサートされて射出成形されることで、保護部材をコイルと一体成形することができる。この場合、コイルの非伝送面側を辿って引き出される内端引き出し線を収容することもできる。
本発明の一態様では、前記保護部材は、前記コイルの昇温を検出する温度検出素子を収容する検出素子収容部を有することができる。この検出素子収容部は、コイルの空芯部に設けるものに限らず、コイルの周辺部に設けても良い。保護部材が伝熱機能を有するので、コイル中心位置にて温度を測定しなくても済む。
本発明の一態様では、前記保護部材の外表面に凹凸パターンを形成することができる。凹凸パターンは、放熱のための表面積を増大させ、相手側機器との接触面積を減少させることができる。
本発明の他の態様は、上述したコイルユニットを含む電子機器を定義している。この電子機器は、無接点電力伝送の一次側でも二次側でも良い。
本発明の他の態様では、前記保護部材の外表面は、前記電子機器の筐体の外表面と面一とすることができる。こうすると、保護部材上に、無接点電力伝送される相手側の機器を直接載置することができる。
本発明の他の態様では、前記電子機器は、無接点電力伝送により受電装置に送電する送電装置であり、前記保護部材上に載置される前記受電装置と前記保護部材との接触面積よりも前記保護部材の面積を大きくすることができる。こうすると、受電装置との接触部以外の場所にて効果的に放熱させることができる。
本発明の他の態様では、前記保護部材は、前記電子機器の筐体の一部とすることができ、保護部材の材質にて筐体を形成しても良い。
本発明の他の態様では、前記電子機器は、無接点電力伝送により受電装置に送電する送電装置であり、前記コイルは一次コイルであり、前記送電装置の前記保護部材の厚さを、前記受電装置に設けられた二次コイルを覆う第2の保護部材の厚さよりも厚くして、熱伝達性を向上させても良い。
図1(A)、図1(B)は無接点電力伝送の説明図である。 コイルユニットの断面図である。 図2のコイルユニットを一次側とし、一次・二次側機器間で無接点電力伝送を行う様子を示す図である。 コイルユニットの変形例を示す断面図である。 コイルユニットの他の変形例を示す断面図である。 平面状空芯コイルの平面図である。 図7(A)はコイルユニットのさらに他の変形例を示す平面図、図7(B)はその断面図である。 コイルと保護シートの別体形成とインサート成形とを示す図である。 インサート成形される保護部材の一部を切欠して示す図である。 温度検出素子の収容部を空芯部に有するコイルユニットの図である。 温度検出素子の収容部をコイル周辺部に有するコイルユニットの図である。 保護部材の外表面に凹凸パターンを有するコイルユニットの変形例を示す図である。 保護部材の外表面を電子機器の筐体と面一にしたコイルユニットを示す図である。 図1(B)とは異なるタイプのコイルユニットを示す図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.電子機器
図1(A)に本実施形態の無接点電力伝送手法が適用される電子機器の例を示す。送電側の電子機器の一つである充電器500(クレードル)は送電装置10を有する。また受電側の電子機器の一つである携帯電話機510は受電装置40を有する。また携帯電話機510は、LCDなどの表示部512、ボタン等で構成される操作部514、マイク516(音入力部)、スピーカ518(音出力部)、アンテナ520を有する。
充電器500にはACアダプタ502を介して電力が供給され、この電力が、無接点電力伝送により送電装置10から受電装置40に送電される。これにより、携帯電話機510のバッテリーを充電し、さらには携帯電話機510内のデバイスを動作させることができる。
なお本実施形態が適用される受電側の電子機器は携帯電話機510に限定されない。例えば腕時計、コードレス電話器、シェーバー、電動歯ブラシ、リストコンピュータ、ハンディターミナル、携帯情報端末、電動自転車、或いはICカードなどの種々の電子機器に適用できる。
図1(B)に模式的に示すように、送電装置10から受電装置40への電力伝送は、送電装置10側に設けられた一次コイルL1(送電コイル)と、受電装置40側に設けられた二次コイルL21(受電コイル)を電磁的に結合させて電力伝送トランスを形成することで実現される。これにより非接触での電力伝送が可能になる。
2.コイルユニット
図2は、送電装置10及び/又は受電装置40に設けられるコイルユニット100を示している。ここで、送電装置10に設けられる一次コイルユニット100として説明するが、受電装置40に設けられる二次コイルユニットも同様に構成することができる。
コイルユニット100は、一次コイルL1または二次コイルL2であるコイル110と、コイル110の伝送面と接触して、少なくともコイル100の伝送面側を覆う保護カバー(広義には保護部材)120とを有している。コイル110は、例えばコイル線を平面内にてスパイラル状に巻回された平面状空芯コイルとすることができ、図2に示すように空芯部112を有する。この平面状空芯コイル110の非伝送面側には磁性体例えば磁性シート130を設けることができる。この磁性シート130は、磁束を受ける働きをし、インダクタンスを上げる機能を有する。磁性シート130の材質としては、軟磁性材が好ましく、フェライト軟磁性材や金属軟磁性材を適用することができる。
コイル110の非伝送面には、例えば両面接着テープが設けられ、両面接着テープを介して磁性シート130を接着することができる。ただし、コイル110の伝送面と保護カバー120との間には、両面テープ等は介在させない方が良い。後述するように、保護カバー120はコイル110の熱を伝達して放熱する放熱板として機能するからである。よって、図3の構造では、コイル110の外側にて、保護カバー120と磁性体シート130とを両面テープで接着することになる。
保護カバー120は、熱可塑性樹脂中に電気絶縁性及び熱伝導性を有する無機材料が無機フィラーとして充填されて射出成形された射出成形品であり、放熱板としても兼用される。無機材料としては、無機物粒子が用いられ、例えばアルミナ(AlO)やシリカ(SiO)等の金属酸化物を挙げることができる。無機フィラーの充填量に応じて、熱伝導率を例えば2.0〜18.0W/m・Kの範囲で調整することができる。熱伝達率を高めるために、無機フィラーは多重粒子構造とするとよく、例えば、直径1〜40μm程度の粒子の間に直径0.5μm程度の微小粒子が入り込む構造とすることができる。この保護カバー120の材料としては、例えば、住友大阪セメント株式会社製の商品名ジーマ・イナスを用いることができる。
図3は、一次側コイルユニット100に二次側コイルユニット200を載置して、無接点電力伝送する様子を示している。二次側コイルユニット200は、二次側コイルL2として機能するコイル210を有し、コイル210の下面は保護カバー220にて覆われ、コイル210の上面には磁性体例えば磁性シート230が設けられている。なお、図4に示す二次側の保護カバー220は、一次側保護カバー120と同一の材質とすることができるが、本実施形態では一般の熱可塑性樹脂とされ、一次側の保護カバー120よりも熱伝導率が格段に低いものとする。また、保護カバー120上に二次側コイルユニット200を含む受電装置(例えば携帯電話機)が載置され、この受電装置との接触面積よりも保護カバー120の面積は大きいものとする
図3では、一次コイル110と二次コイル210とが電磁的に結合されて、一次側より二次側に向けて無接点にて電力伝送することができる。ここで、一次コイル110に通電することで、一次コイル110は発熱する。一次コイル110で発生した熱は、コイル110と保護カバー120の界面を介して保護カバー120側に固体熱伝達される。保護カバー120は、コイル110に接触している磁性シート130や空気よりもの熱伝導率が高いからである。
保護カバー120に伝達された熱は、最も熱伝導率の低い媒体を通じて伝熱される。一次側保護カバー120に接触する二次側保護カバー220は、樹脂であるから熱伝導率が低い。このため、保護カバー120に伝達された熱は、専ら保護カバー120内部にて、コイル110の中心側から周縁側に拡散して伝達されることになる。そして、一次側保護カバー120の周縁部であって、一次側保護カバー120が二次側保護カバー220と非接触となる領域まで伝達された熱は、外気に放熱されることになる。なお、熱は温度が低い方に流れるので、一次側保護カバー内部よりも低温の外気に向けて放熱されることになる。
保護カバー120を機能面で大別して説明すると、図に示すように、少なくともコイル110との対向位置に設けられた熱伝導部122と、熱伝導部122の外側に設けられた放熱部124とを含むことになる。つまり、保護カバー120は放熱板として兼用されることになる。
無接点電力伝送期間間は、以上の熱伝達及び放熱動作を繰り返し行われ、放熱部124は放熱により温度が低くなると、保護カバー120の伝熱部122では温度の高い中心部から温度が低い周縁部へと熱が伝わり、コイル110の熱を効率よく外気に放熱することができる。
図3に示すように、一次側保護カバー120の厚さをT1とし、二次側保護カバー220の厚さをT2とし、トータル厚さT=T1+T2とする。このトータル厚さTは、一次側コイル110と二次側コイル210との間のギャップを規定することになる。無接点電力伝送の効率は、ギャップTが小さいほど良く、例えば3mm程度とされる。よって、一次側保護カバー120の厚さT1と、二次側保護カバー220の厚さT2を薄くする必要があるが、一次側保護カバー120の厚さT1を厚くするほど、熱伝達性は高くなる。
一般に、射出成形される保護カバー120,220の厚さT1,T2は、射出成形品質を維持するためには薄くとも1mm前後が必要である。よって、T1=T2=T/2とするよりもむしろ、保護カバー120の射出成形品質が維持される範囲で、例えばT2=2mm、T2=1mmなどとして、T1>T2とすることが、一次側保護カバー120の伝熱特性を高くする点で好ましい。
図4は、保護カバーの変形例を示している。図5に示す保護カバー140は、コイル110の空芯部112に突入される突部142を有する。この突部142は、保護カバー140上にてコイル110を位置決めすることができ、組立性が向上する。
図5は、保護カバーのさらに他の変形例を示している。図5に示す保護カバー150は、上述した突部142に加えて、コイル110を収容する収容部例えば凹部154を形成するための周囲壁152を有する。この場合、磁性体130はコイル110を収容した収容部154の蓋として機能する。この際、磁性体130は、少なくとも周囲壁152と接着される。
図5の構造により、図3の構造よりもさらに組立性が向上する。また、図4及び図5の構造では、図3の構造と比較して、保護カバー140,150のコイル110に対する接触箇所は、コイル110の伝送面だけでなく、コイル110の内縁や外縁に拡大されるので、コイル110との接触面積が増えて熱伝達性は向上する。
図6は、空芯コイル110の一例を示す平面図である。この空芯コイル110は、スパイラル状に巻回されたコイル線114の内端に接続された内端引き出し線116と、コイル線114の外端に接続された外端引き出し線118とを含んでいる。
図7(A)(B)は、内端引き出し線116と外端引き出し線118の各収容部を備えた保護カバー160を示している。保護カバー160は、内端引き出し線116を収容する第1収容部162,164と、外端引き出し線118を収容する第2収容部166とを有する。ここで、内端引き出し線116は、コイル110の伝送面側を辿って引き出されている。この内端引き出し線116を収容することで、コイルユニット100の厚さを縮小することができる。
第1収容部162,164のうちの一方の収容部162は例えば長手状の貫通孔で形成され、コイル110の伝送面側を辿って引き出される部分の内端引き出し線116を収容する。貫通孔162にて内端引き出し線は外部に露出するため、貫通孔162を覆うテープ状の保護シートを設けても良い。なお、保護カバー160の厚さT1(図3参照)がコイル線114の2倍以上であれば、収容部162を貫通孔とせずに溝とすることができる。
第1収容部162,164のうちの他方の収容部164と、第2収容部166は、図7(A)に示す位置に形成された溝である。第2収容部166は、断面図である図7(B)に示されている。
図4、図5または図8(A)(B)に示す保護カバー140,150,160は、射出成形型にコイル110がインサートされて射出成形されることで、コイル110と一体成形されてもよい。こうすると、コイル110と保護カバー140,150,160との密着性が高まり、保護カバー140,150,160による熱伝達特性をより高めることができる。
保護カバーとコイルとを一体化させるインサート成形では、図8の左側に示すように、コイル110の伝送面側にて保護カバー120を接触させる形態から、コイル110の伝送面、非伝送面を含むコイル110の周囲全体を包み込んでコイル110に密着する保護カバー170を成形することができる。このようなインサート成形では、コイル110と保護カバー170との接触面積がさらに拡大するので、保護カバー170による熱伝達特性はさらに改善される。この場合、図9に示すように、内端引き出し線116は、図7(B)とは異なり、コイル110の非伝送面側(磁性シート130側)を辿って引き出すことも可能となる。
なお、図8の右側に示すインサート成形では、射出成形型のキャビティ内にてコイル110を保持する必要があり、コイル110の保持として内端・外端引き出し線116,118を利用することができる。より安定してコイル110を配置するには、複数のピンによりコイル110を支持することが考えられるが、ピン位置と対応する位置に保護カバーには孔が形成されることになる。なお、コイル110と磁性シート130とを金型内に配置して、保護カバーと共に一体成形しても良い。
保護カバーは、コイル110の昇温を検出する温度検出素子を収容する検出素子収容部を有することができる。図3に示す一次側保護カバー120と二次側保護カバー220との間に金属異物が介在すると、一次コイル110は金属異物と磁気結合されてしまい、金属異物に渦電流が生じて発熱し、異常温度になる。この異常温度を検出して、一次側コイル110への通電を停止する必要がある。
図10は、温度検出素子50を収容する検出素子収容部182を、コイル110の空芯部112に突入される突部142に形成した保護カバー180を示している。異物介在により、コイル110の中心温度が最も上昇するので、その温度上昇を温度検出素子50にて検出できる。
保護カバー180は熱伝達性に優れているので、コイル110の中心温度を検出するものに限らず、図11に示すように、コイル110の周辺に検出素子収容部184を設けても良い。図11では、コイル110を収容する周囲壁152に検出素子収容部184を設けている。こうすると、磁束密度の高いコイル110の空芯部112に温度検出素子50を配置しなくて済む。
図12は、表面に凹凸パターン192を形成した保護カバー190を示している。凹凸パターン192は、保護カバー190の表面積を増大させる一例であり、例えば梨地状の微細凹凸パターンであってもよい。この凹凸パターン192は、放熱機能として2つの役目を果たす。一つは、保護カバー190の表面積を増大させて、放熱面積を増やすことである。他の一つは、二次側機器の載置面を凹凸パターン192とすることで、二次側機器との接触面積が減少し、二次側機器の保護カバーとの間の固体熱伝導を少なくできることである。これにより、一次コイルの熱が二次側機器に伝達されることを抑制できる。
図13は、コイルユニット100と、一次側機器10の筐体10Aとの関係を示している。保護カバー120(140,150,160,170,180,190)の外表面は、コイルユニット100が設けられる電子機器10の筐体10Aの外表面と面一である。これにより、図4に示すように保護カバー120上に二次側機器を直接載置して、無接点電力伝送を行うことができる。なお、保護カバー120の材質にて、一次側機器10の筐体10Aを形成しても良い。つまり、コイル110は一次側機器の筐体10Aに装着されることになる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また本実施形態及び変形例の全ての組み合わせも、本発明の範囲に含まれる。
本発明が適用されるコイルは、上述した平面状空芯コイルに限らない。図14は、上述した実施形態とは異なるタイプのコイルユニット300を示している。このコイルユニット300は、例えば平板状の磁性体コア310の周囲にコイル線320を巻回したものである。このコイルユニット300のコイル線320に交流電流を流すと、磁性体コア310に磁路が形成されると共に、この磁性体コア310と平行に磁束線が形成される。このコイルユニット300を一次コイルL1として用いても、二次コイルL2との磁気結合により無接点電力伝送が可能である。そして、このコイルユニット300にてコイルの少なくとも伝送面側に上述した保護カバーを配置すれば良い。
つまり、本発明は、コイルの一面に磁性体を有するものに限らず、磁性体をコアとして使用するものにも適用できる。コイルとそのコイルの磁路を形成する磁性体との組み合わせは、上述したものに限らず、他の種々の形状のコイル及び磁性体を組み合わせても良く、必ずしも平面的な薄型コイルユニットでなくてもよい。
100 一次側コイルユニット、110 コイル、112 空芯部、
114 コイル線、116 内端引き出し線、118 外端引き出し線、
120 保護カバー(保護部材)、122 熱伝導部、124 放熱部、
130 磁性体、140〜190 保護カバー(保護部材)、142 突部、
152 コイル収容部(凹部)、162,164 第1収容部、166 第2収容部、
182,184 検出素子収容部、192 凹凸パターン、
200 二次側コイルユニット、210 コイル、220 保護カバー(保護部材)、
230 磁性体、300 コイルユニット、310 磁性体コア、320 コイル線

Claims (19)

  1. コイルと、
    前記コイルの伝送面と接触して、少なくとも前記コイルの伝送面側を覆う保護部材と、
    を有し、
    前記保護部材は、樹脂材料に無機材料が添加されていることを特徴とするコイルユニット。
  2. 請求項1において、
    前記無機材料は金属酸化物であることを特徴とするコイルユニット。
  3. 請求項1または2において、
    前記樹脂材料は熱可塑性であることを特徴とするコイルユニット。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記保護部材は前記コイルからの発熱を放熱することを特徴とするコイルユニット。
  5. 請求項1乃至4において、
    前記保護部材は、少なくとも前記コイルとの対向位置に設けられた熱伝導部と、前記熱伝導部の外側に設けられた放熱部とを含み、
    前記コイルに通電した時に前記コイルで発生する熱を、前記熱伝導部にて前記コイルの中心側から前記コイルの周縁側に伝導し、前記放熱部より外部に放熱することを特徴とするコイルユニット。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記コイルは、空芯部を有し、
    前記保護部材は、前記空芯部を位置決めする突部を有することを特徴とするコイルユニット。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記保護カバーは、前記コイルを収容する収容部を有することを特徴とするコイルユニット。
  8. 請求項7において、
    前記コイルの非伝送面側に配置される磁性体をさらに有し、前記磁性体は、前記収容部を覆うことを特徴とするコイルユニット。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記コイルは、スパイラル状に巻回されたコイル線の内端に接続された内端引き出し線と、前記コイル線の外端に接続された外端引き出し線とを含み、
    前記保護部材は、前記内端引き出し線を収容する第1収容部と、前記外端引き出し線を収容する第2収容部とを有することを特徴とするコイルユニット。
  10. 請求項9において、
    前記内端引き出し線は、前記コイルの前記伝送面側から引き出されていることを特徴とするコイルユニット。
  11. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記保護部材により前記コイルが囲まれることを特徴とするコイルユニット。
  12. 請求項11において、
    前記コイルは、スパイラル状に巻回されたコイル線の内端に接続された内端引き出し線と、前記コイル線の外端に接続された外端引き出し線とを含み、
    前記保護部材は、前記内端引き出し線を収容する第1収容部と、前記外端引き出し線を収容する第2収容部とを有し、
    前記内端引き出し線は、前記コイルの前記非伝送面側から引き出されていることを特徴とするコイルユニット。
  13. 請求項1乃至12のいずれかにおいて、
    前記保護部材は、前記コイルの昇温を検出する温度検出素子を収容する検出素子収容部を有することを特徴とするコイルユニット。
  14. 請求項1乃至13のいずれかにおいて、
    前記保護部材の外表面に凹凸パターンが形成されていることを特徴とするコイルユニット。
  15. 請求項1乃至14のいずれか記載のコイルユニットを含むことを特徴とする電子機器。
  16. 請求項15において、
    前記保護部材の外表面は、前記電子機器の筐体の外表面と面一であることを特徴とするコイルユニット。
  17. 請求項15において、
    前記電子機器は、無接点電力伝送により受電装置に送電する送電装置であり、
    前記保護部材上に載置される前記受電装置と前記保護部材との接触面積よりも前記保護部材の面積が大きいことを特徴とする電子機器。
  18. 請求項15において、
    前記保護部材は、前記電子機器の筐体の一部であることを特徴とする電子機器。
  19. 請求項15において、
    前記電子機器は、無接点電力伝送により受電装置に送電する送電装置であり、前記コイルは一次コイルであり、
    前記送電装置の前記保護部材の厚さは、前記受電装置に設けられた二次コイルを覆う第2の保護部材の厚さよりも厚いことを特徴とする電子機器。
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