JP2010241293A - 車体後部構造 - Google Patents

車体後部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010241293A
JP2010241293A JP2009093092A JP2009093092A JP2010241293A JP 2010241293 A JP2010241293 A JP 2010241293A JP 2009093092 A JP2009093092 A JP 2009093092A JP 2009093092 A JP2009093092 A JP 2009093092A JP 2010241293 A JP2010241293 A JP 2010241293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stiffener
flange
stiffeners
wall
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009093092A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5210231B2 (ja
Inventor
Kazuki Maejima
一騎 前島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009093092A priority Critical patent/JP5210231B2/ja
Publication of JP2010241293A publication Critical patent/JP2010241293A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5210231B2 publication Critical patent/JP5210231B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】 左右のルーフサイドレールから後下方に延びる左右のサイドスチフナの後端と車体後部に左右方向に配置されたエンドスチフナの左右端とを強固に結合して車体後部の剛性を高める。
【解決手段】 左右のルーフサイドレールから後下方に延びる左右のサイドスチフナ13の後端に設けた第1結合部J1が、上壁21、側壁22および下壁23を有する溝型断面に構成されて左右方向内向きに開口しており、そのサイドスチフナ13の開口に左右方向に配置されたエンドスチフナ16の左右端の第2結合部J2を挿入し、その第4フランジ32、第7フランジ35および第6フランジ34を前記上壁21、側壁22および下壁23にそれぞれ溶接W3,W5,W4するので、サイドスチフナ13およびエンドスチフナ16の結合強度が増加して車体後部の剛性が高められるだけでなく、左右のサイドスチフナ13に挟まれた車体のトランクルームの容積を最大限に確保することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、左右のルーフサイドレールから後下方に延びる左右のサイドスチフナの後端に設けた第1結合部と、車体後部に左右方向に配置されたエンドスチフナの左右端に設けた第2結合部とを結合する車体後部構造に関する。
下記特許文献1には、車体後部の荷室の捩れ剛性を高めるべく、水平に配置した長方形状の連結ガセット3の一つの長辺を車体の側壁(サイドパネル2)の内面に結合し、前記連結ガセット3の一つの短辺を車体の後壁(エンドパネル3)の内面に結合して補強するものが開示されている。
特開2005−199855号公報
しかしながら上記従来のものは、エンドパネル3がサイドパネル2に接続する部分を補強するエンドパネル補強部材7が、前記連結ガセット3に直接連結されていないため、エンドパネル補強部材7および連結ガセット3が相互に分断された形になり、車体後部の剛性向上に効果的に寄与しないという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、左右のルーフサイドレールから後下方に延びる左右のサイドスチフナの後端と車体後部に左右方向に配置されたエンドスチフナの左右端とを強固に結合して車体後部の剛性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、左右のルーフサイドレールから後下方に延びる左右のサイドスチフナの後端に設けた第1結合部と、車体後部に左右方向に配置されたエンドスチフナの左右端に設けた第2結合部とを結合する車体後部構造であって、前記サイドスチフナの前記第1結合部は上壁、側壁および下壁を有する溝型断面に構成されて左右方向内向きに開口しており、前記第2結合部は前記第1結合部の開口に挿入されて前記上壁、側壁および下壁に結合されること特徴とする車体後部構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、後向きに開口する溝型断面を有する前記エンドスチフナの後面にリヤエンドパネルを結合することで閉断面を構成すること特徴とする車体後部構造が提案される。
請求項1の構成によれば、左右のルーフサイドレールから後下方に延びる左右のサイドスチフナの後端に設けた第1結合部が、上壁、側壁および下壁を有する溝型断面に構成されて左右方向内向きに開口しており、そのサイドスチフナの開口に左右方向に配置されたエンドスチフナの左右端の第2結合部を挿入して前記上壁、側壁および下壁に結合するので、サイドスチフナおよびエンドスチフナの結合強度が増加して車体後部の剛性が高められるだけでなく、左右のサイドスチフナに挟まれた車体の内部空間の容積を最大限に確保することができる。
また請求項2の構成によれば、エンドスチフナおよびリヤエンドパネルは協働して閉断面を構成することで剛性が高められ、そこに入力される後面衝突の荷重を左右のサイドスチフナから左右のルーフサイドレールに伝達して効果的に吸収することができる。
自動車の車体後部の側面図。 図1の2方向矢視図。 図1の3−3線拡大断面図。 図3の4−4線断面図。 図3の5方向分解斜視図。
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1および図2に示すように、自動車のルーフ11の左右両側部に沿って前後方向に配置された強度メンバである左右一対のルーフサイドレール12,12の後端に、後下方に向かって斜めに延びる左右一対のサイドスチフナ13,13の前端が結合される。サイドスチフナ13,13の後端は、トランクリッド14により開閉されるトランクルーム15の後部に沿って左右方向に配置されたエンドスチフナ16の左右両端部に結合され、リヤエンドスチフナ16の後面にリヤエンドパネル17が結合される。
図5から明らかなように、サイドスチフナ13がエンドスチフナ16に結合される第1結合部J1は、上壁21、側壁22および下壁23を有して左右方向内向きに開口する溝型断面を構成しており、上壁21の左右方向内端から第1フランジ24が上向きに延び、下壁23の左右方向内端から第2フランジ25が下向きに延びている。側壁22の後部には、上壁21、下壁23、第1フランジ24および第2フランジ25の後端から後向きかつ左右方向内向きに突出する突出部22aが形成される。
エンドスチフナ16は、基本的に上壁26、側壁27および下壁28を有して後向きに開口する溝型断面を構成しており、上壁26の後端から第1フランジ29が上向きに延び、下壁28の後端から第2フランジ30が下向きに延びている。エンドスチフナ16がサイドスチフナ13に結合される第2結合部J2において、側壁27の左右端に、上壁26および下壁28の左右端を超えて左右方向外側に突出する突出部27aが形成される。
上壁26の左右端には、第1フランジ29の左右端から側壁27を前方に通り越す位置まで第3フランジ31が連続しており、第3フランジ31の前部は、側壁27の突出部27aの上縁から前方に突出する第4フランジ32に接続される。同様に、下壁28の左右端には、第2フランジ30の左右端から側壁27を前方に通り超す位置まで第5フランジ33が連続しており、第5フランジ31の前部は、側壁27の突出部27aの下縁から前方に突出する第6フランジ34に接続される。そして突出部27aの左右端から前方に突出する第7フランジ35の上下端が、前記第4フランジ32および前記第6フランジ34の左右端に接続される。従って、第2結合部J2において、第4フランジ32、第6フランジ34および第7フランジ35は、左右方向内向きに開口する溝型断面を構成する。
図3および図5から明らかなように、サイドスチフナ13の後端の第1結合部J1と、エンドスチフナ16の左右端の第2結合部J2とは、以下のように結合される。即ち、エンドスチフナ16の第2結合部J2の側壁27の突出部27a、第4フランジ32、第6フランジ34および第7フランジ35は、左右方向内向きに開口するサイドスチフナ13の第1結合部J1の上壁21および下壁23間に挿入される。
その結果、エンドスチフナ16の第3フランジ31はサイドスチフナ13の第1フランジ24に当接して溶接W1により結合され、エンドスチフナ16の第5フランジ33はサイドスチフナ13の第2フランジ25に当接して溶接W2により結合される。またエンドスチフナ16の第4フランジ32はサイドスチフナ13の上壁21に当接して溶接W3により結合され、エンドスチフナ16の第6フランジ34はサイドスチフナ13の下壁23に当接して溶接W4により結合され、エンドスチフナ16の第7フランジ35はサイドスチフナ13の側壁22に当接して溶接W5により結合される。
このように、エンドスチフナ16の第2結合部J2は、サイドスチフナ13の第1結合部J1の開口に挿入され、上壁21、側壁22および下壁23に溶接W3,W5,W4で結合されるので、第1、第2結合部J1,J2の剛性が効果的に高められ、車体後部の剛性向上に寄与することができる。しかもサイドスチフナ13,13は左右方向内向きに開口する溝型断面を有しているので、左右のサイドスチフナ13,13に挟まれた空間、つまりトランクルーム15の空間の容積を最大限に確保することができる。
また図4に示すように、後方に開口する溝型断面を有するエンドスチフナ16の第1、第2フランジ29,30後面にリヤエンドパネル17を結合して閉断面を構成したので、エンドスチフナ16およびリヤエンドパネル17が相互に補強し合って剛性が高められる。その結果、後面衝突の荷重がエンドスチフナ16およびリヤエンドパネル17に入力されたとき、その荷重を左右のサイドスチフナ13,13を介して左右のルーフサイドレール12,12に伝達することで、効果的に吸収することができる。
またサイドスチフナ13の側壁22の後端の突出部22aは左右方向内向きに屈曲し、リヤエンドパネル17の後面に結合されるので、サイドスチフナ13、エンドスチフナ16およびリヤエンドパネル17が更に強固に一体化されて剛性が向上する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、エンドスチフナ16の第2結合部J2の形状は実施の形態に限定されず、サイドスチフナ13の第1結合部J1の上壁21、側壁22および下壁23に結合可能な形状であれば良い。
12 ルーフサイドレール
13 サイドスチフナ
16 エンドスチフナ
17 リヤエンドパネル
21 上壁
22 側壁
23 下壁
J1 第1結合部
J2 第2結合部

Claims (2)

  1. 左右のルーフサイドレール(12)から後下方に延びる左右のサイドスチフナ(13)の後端に設けた第1結合部(J1)と、車体後部に左右方向に配置されたエンドスチフナ(16)の左右端に設けた第2結合部(J2)とを結合する車体後部構造であって、
    前記サイドスチフナ(13)の前記第1結合部(J1)は上壁(21)、側壁(22)および下壁(23)を有する溝型断面に構成されて左右方向内向きに開口しており、前記第2結合部(J2)は前記第1結合部(J1)の開口に挿入されて前記上壁(21)、側壁(22)および下壁(23)に結合されること特徴とする車体後部構造。
  2. 後向きに開口する溝型断面を有する前記エンドスチフナ(16)の後面にリヤエンドパネル(17)を結合することで閉断面を構成すること特徴とする、請求項1に記載の車体後部構造。
JP2009093092A 2009-04-07 2009-04-07 車体後部構造 Expired - Fee Related JP5210231B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093092A JP5210231B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 車体後部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009093092A JP5210231B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 車体後部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010241293A true JP2010241293A (ja) 2010-10-28
JP5210231B2 JP5210231B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=43094831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009093092A Expired - Fee Related JP5210231B2 (ja) 2009-04-07 2009-04-07 車体後部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5210231B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61131376U (ja) * 1985-02-04 1986-08-16
JPS63114880U (ja) * 1987-01-21 1988-07-23
JPS63130383U (ja) * 1987-02-20 1988-08-25
JPH08104258A (ja) * 1994-09-30 1996-04-23 Toyota Auto Body Co Ltd 自動車の後部車体構造
JP2000043754A (ja) * 1998-07-28 2000-02-15 Nissan Motor Co Ltd 自動車の車体後部構造
JP2005313728A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Toyota Auto Body Co Ltd 自動車の車体後部構造

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61131376U (ja) * 1985-02-04 1986-08-16
JPS63114880U (ja) * 1987-01-21 1988-07-23
JPS63130383U (ja) * 1987-02-20 1988-08-25
JPH08104258A (ja) * 1994-09-30 1996-04-23 Toyota Auto Body Co Ltd 自動車の後部車体構造
JP2000043754A (ja) * 1998-07-28 2000-02-15 Nissan Motor Co Ltd 自動車の車体後部構造
JP2005313728A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Toyota Auto Body Co Ltd 自動車の車体後部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP5210231B2 (ja) 2013-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI240690B (en) Side member of automobile
US8979173B2 (en) Vehicle body floor structure for automobile
JP5924345B2 (ja) 車両の樹脂フロア構造
US20050264042A1 (en) Vehicle body frame structure
JP2009126197A (ja) 後部車体構造
EP2412612B1 (en) Side sill structure for automobile
JP2019048535A (ja) 車体構造
JP6181099B2 (ja) 車体の後部構造
JP2009286331A (ja) 車体骨格構造
JP2006327399A (ja) 車体のルーフ構造
JP5096534B2 (ja) 自動車の車体側部構造
JP2007055529A (ja) 自動車の車体構造
JP2006306135A (ja) 車両の後部車体構造
JP5411245B2 (ja) 車体側部構造
JP5480324B2 (ja) 自動車の車体側部構造
JP5210231B2 (ja) 車体後部構造
JP6221164B2 (ja) 車体構造
JP5358597B2 (ja) 車体後部のフレーム構造
JP5002550B2 (ja) 車体前部構造
JP2005212601A (ja) 車体フロア構造
JP3820904B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JP4421398B2 (ja) 後部車体構造
JP6186755B2 (ja) 車体構造
JP4042716B2 (ja) 車体前部構造
JP5871682B2 (ja) 車両の車体補強構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5210231

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees