JP2010240266A - 遊戯台取付具 - Google Patents
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Abstract
【課題】パチンコ台等の遊戯台を下部側において桟枠形の島に取付けるための遊戯台取付具について、遊戯台の台枠の下板に凹凸部が設けられている場合でも、押圧部の押圧力を台枠の下板に確実に作用させるようにする。
【解決手段】遊戯台の台枠Bの下板Bbを島Fの下枠Fbに押圧する押圧部34を備えている。押圧部34は、台枠Bの下板Bbへの押圧面に部分的に台枠Bの下板Bbに当接される複数個の脚34aが設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】遊戯台の台枠Bの下板Bbを島Fの下枠Fbに押圧する押圧部34を備えている。押圧部34は、台枠Bの下板Bbへの押圧面に部分的に台枠Bの下板Bbに当接される複数個の脚34aが設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、パチンコ台等の遊戯台を下部側において桟枠形の島(設置用基枠)に取付けるための遊戯台取付具に係る技術分野に属する。
一般に、遊戯台の島への取付けは、遊戯台の背部側にある台枠を遊戯台取付具を使用して島に固定することより行われている。遊戯台取付具は、台枠の上部側,下部側で左右2個ずつの合計4個が使用されている。下部側で使用される遊戯台取付具は、台枠の下板を島の下枠に押圧する構造となっている。
最近、遊戯台の製造業者の差別化競争が台枠にまで及んできて、台枠の材質,形状がかなり多様化してきている。このため、特に下部側で使用される遊戯台取付具について、多様化した台枠に対して汎用性を備えることが要望されている。
従来、多様化した台枠に対して汎用性を備えることを指向した遊戯台取付具としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1には、台枠の下板の押圧端末である押圧部の押圧面の全面に凹凸溝を設けた遊戯台取付具が記載されている。
特許文献1に係る遊戯台取付具は、木材等のように突刺して押圧することが困難な合成樹脂材,金属材からなる台枠でも押圧部の押圧面に設けられた凹凸溝でスリップすることなく確実に押圧することができるようにすることで、材質面で多様化した台枠に対して汎用性を備えようとするものである。
特許文献1に係る遊戯台取付具では、台枠に補強リブのような凹凸部が設けられている場合に、押圧部の押圧面の凹凸溝と台枠の凹凸部との凸部分同士が突当てられてしまい、押圧部の押圧力が台枠の下板に確実に作用しないという問題点がある。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、遊戯台の台枠の下板に凹凸部が設けられている場合でも、押圧部の押圧力を台枠の下板に確実に作用させることのできる遊戯台取付具を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本発明では、遊戯台の台枠の下板を島の下枠に押圧する押圧部を備えたものであって、押圧部は台枠の下板への押圧面に部分的に台枠の下板に当接される複数個の脚が設けられている。
この手段では、押圧部の押圧面に部分的に脚が設けられることで、遊戯台の台枠の下板の凹凸部の凸部分を脚の間の空間に回避させ、脚で支障なく遊戯台の台枠の下板を押圧することができる。
また、本発明では、押圧部は脚が放射状に配置され脚の配置の中心で押圧部の上部に連結される部材に回動可能に支持されている。
この手段では、押圧部が回動可能に支持されることで、遊戯台の台枠の下板の凹凸部の凸部分を回避する脚の間の空間の位置に可変性が備えられる。
また、本発明では、押圧部の脚は台枠の下板への当接面に凹凸溝が設けられている。
この手段では、押圧部の脚の当接面に凹凸溝が設けられることで、台枠の下板との間でのスリップが防止される。
また、本発明では、押圧部の脚は外側へ向けて拡開されている。
この手段では、押圧部の脚が外側へ向けて拡開されることで、押圧部の断面外形が構造的に安定的な台形状となる。
本発明に係る遊戯台取付具は、押圧部の押圧面に部分的に脚が設けられることで、遊戯台の台枠の下板の凹凸部の凸部分を脚の間の空間に回避させ、脚で支障なく遊戯台の台枠の下板を押圧することができるため、遊戯台の台枠の下板に凹凸部が設けられている場合でも、押圧部の押圧力を台枠の下板に確実に作用させることができる効果がある。
以下、本発明に係る遊戯台取付具を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図8は、本発明に係る遊戯台取付具を実施するための形態の第1例を示すものである。
第1例では、パチンコ台からなる遊戯台を並列して島Fに取付けるのに好適なものを示してある。
即ち、島Fは、横桟木形の上枠Fa,下枠Fbの間に縦桟木形の縦枠Fcが掛渡され、遊戯台の台枠Bが嵌合収容される複数の方形の取付ベースが隣接されている。なお、台枠Bは、上板Ba,下板Bb,側板Bcからなる。
第1例は、左右勝手が同一の下部取付具Xとして構成されている。
下部取付具Xは、図3,図4に詳細に示されるように、下部取付ベース1,調整機構2,押圧機構3からなる。
下部取付ベース1は、島Fの下枠Fbに固定されて調整機構2,押圧機構3を支持するもので、調整機構支持片11,立上片12,押圧機構支持片13が90度ずつの角度を介して屈曲された連続L字形に形成されている。調整機構支持片11は、下面が島Fの下枠Fbに当接されてネジSで固定され、上面が調整機構2を支持する面となるもので、ネジSが挿通されるネジ孔14が上面,下面を貫通して設けられ、立上片12とのコーナ部分に調整機構2の動作方向を規制するガイドを兼用したスリット形の窓15が開口されている。立上片12は、調整機構支持片11から押圧機構支持片13を台枠Bの下板Bbの厚さを超えて立上げる長さを有したもので、調整機構支持片11とのコーナ部分に立上げを補強するビード16が設けられている。押圧機構支持片13は、立上片12から台枠Bの下板Bbと間隔を介して平行に延びるもので、先端部付近に押圧機構3が螺合される雌ネジ部17が設けられている。
調整機構2は、島Fにおける台枠Bの取付位置,取付角度を下部側で調整するもので、台枠Bの下板Bbに対してスライドされるスライド体21と、スライド体21のスライド位置を固定するロック部22とからなる。スライド体21は、下部取付ベース1の調整機構支持片11の上面に当接されて窓15に挿通されたスライド板21aと、スライド板21aにスライド方向へ延びて穿孔された長孔21bと、スライド板21の先端に屈曲形成されて下部取付ベース1の押圧機構支持片13の下方に位置され台枠Bの下板Bbの端面を押圧する押圧板21cとからなる。ロック部22は、下部取付ベース1の調整機構支持片11に固定されて調整機構支持片11の上面からスライド体21の長孔21bを貫通して突出されたロックネジ22aと、ロックネジ22aに螺合されスライド体21のスライド板21aを下部取付ベース1の調整機構支持片11の上面に締付ける蝶ナット形のロックナット22bとからなる。
押圧機構3は、島Fの下枠Fbの上面に台枠Bの下板Bbを押圧するもので、下部取付ベース1の雌ネジ部17に螺合されるネジ棒31と、ネジ棒31の上端部に設けられたハンドル32と、ネジ棒31の下端部に設けられた軸部33と、軸部33に回動可能に支持された押圧部34とからなる。ネジ棒31は、強い回転力を得るために大径とされている。ハンドル32は、ネジ棒31を回転操作しやすい星形板に形成されている。軸部33は、下端部をカシメたりナットを螺合させる等によって押圧部34を抜止め支持している。押圧部34は、断面外形が台形状になるように、台枠Bの下板Bbへの押圧面が部分的に台枠Bの下板Bbに当接される4個の脚34aが軸部33に抜止め遊嵌合された丸皿形の基盤34bから外側に拡開するように軸部33の軸線を中心として放射状に設けられている。従って、押圧部34は、脚34aの間と基盤34bの下方とに空間34cが形成されている。また、押圧部34の脚34aの台枠Bの下板Bbへの押圧面には、稜線,谷線が径方向に配置された山谷形の凹凸溝34dが設けられている。
第1例によると、台枠Bの下板Bbを島Fの下枠Fbに押圧して取付ける際に、押圧機構3の押圧端末となる押圧部34が全面で台枠Bの下板Bbの上面を押圧するのではなく、脚34a(凹凸溝34d)で部分的に台枠Bの下板Bbの上面を押圧することになる。従って、押圧機構3の押圧部34の空間34cに台枠Bの下板Bbに設けられている補強リブのような凹凸部Bdの凸部分を回避させることで、押圧部34の押圧力を台枠Bの下板Bbに確実に作用させることができる。特に、押圧機構3の押圧部34の空間34cが四方に確保されることで、台枠Bの下板Bbに設けられている凹凸部Bdが格子状の場合にも対応することができる。なお、押圧機構3の押圧部34が軸部33で回動可能であるため、空間34cを台枠Bの下板Bbに設けられている凹凸部Bdの凸部分を確実に回避できる位置に自由に変更することができる。
また、押圧機構3の押圧部34が構造的に安定的な台形状の断面外形となっているため、ネジ棒31の押圧力で押圧部34が変形して台枠Bの下板Bbの押圧が不充分になるようなことはない。また、押圧機構3の押圧部34の凹凸溝34dは、脚34aの台枠Bの下板Bbに対する摩擦力を高める。従って、押圧機構3のネジ棒31の回転に押圧部34が追従して回転することがなく、移動した脚34aで台枠Bの下板Bbに設けられている凹凸部Bdを損傷することがない。なお、押圧機構3の押圧部34の凹凸溝34dは、稜線,谷線が径方向に配置された山谷形であるため、ネジ棒31の回転方向に対して大きな摩擦力を発揮する。
さらに、第1例では、前述の下部取付具Xと組をなして遊戯台を上部側において島Fに取付けるための左右勝手が対称の上部取付具Yが構成されている。
上部取付具Yは、図5,図7,図8に詳細に示されるように、上部取付ベース4,調整機構5,押圧機構6,押圧補助機構7からなる。
上部取付ベース4は、島Fの上枠Faに固定されて調整機構5,押圧機構6,押圧補助機構7を支持するもので、調整機構支持片41,押圧機構支持ケース42,押圧補助機構支持片43によりL字形,コ字形の組合わせの複合構造に形成されている。調整機構支持片41は、島Fの上枠Faの背部側に上枠Faの下面と平行になるように配置され、下面が調整機構5を支持する面となるもので、下面に調整機構5の動作方向を規制する、調整機構5を挟んで対となるビード形のガイド44が設けられている。なお、ガイド44は一対でもそれ以上の複数対でもよく、レール状となっていてもよい。押圧機構支持ケース42は、島Fの上枠Faに堀込まれた取付溝Fcに埋込まれて押圧機構6の大部分を収容するコ字形のケース部42aから取付溝Fcから露出する裾片42bがL字形に屈曲され、裾片42bの上面が島Fの上枠Faの下面に当接されて裾片42bに穿孔されたネジ孔42cに挿通されたネジSで固定される。押圧補助機構支持片43は、表面が島Fの上枠Faの端面に当接されてネジSで固定され、裏面が押圧補助機構7を支持する面となるもので、左右の一方側の調整機構支持片41がL字形に屈曲されている側にネジSが挿通されるネジ孔45が表面,裏面を貫通して設けられ、中央に押圧機構6が螺合される雌ネジ部46が設けられ、左右の他方側に押圧補助機構7が挿通されるとともに押圧補助機構7の動作方向を規制するガイドを兼用した挿通筒47が設けられている。なお、押圧補助機構支持片43の表面には、押圧機構支持ケース42が溶接で固着されている。押圧機構支持ケース12の固着はカシメ等の方法であってもよい。
調整機構5は、島Fにおける台枠Bの取付位置,取付角度を上部側で調整するもので、台枠Bの上板Baに対してスライドされるスライド体51と、スライド体51のスライド位置を固定するロック部52と、スライド体51に着脱可能なアタッチメント53とからなる。スライド体51は、上部取付ベース4の調整機構支持片41の下面に当接されるスライド板51aと、スライド板51aにスライド方向へ延びて穿孔された長孔51bと、スライド板51aの先端に屈曲形成されて上部取付ベース4の押圧機構支持ケース42の斜め下方に位置され台枠Bの上板Baの端面を押圧する押圧板51cと、押圧板51cに穿孔されアタッチメント53を着脱可能にするアタッチメント取付用孔51dとからなる。スライド体51のアタッチメント取付用孔51dは、アタッチメント53の着脱のための着脱用孔である径の大きな丸孔51daと、丸孔51daからV字形の開放側を下方に向けて左右方向へ延びる丸孔51daの径よりの幅の狭いアタッチメント53の支持のための支持用溝である2つの長孔51dbとからなる。ロック部52は、上部取付ベース4の調整機構支持片41に固定されて調整機構支持片41の下面からスライド体51の長孔51bを貫通して突出されたロックネジ52aと、ロックネジ52aに螺合されスライド体51のスライド板51aを上部取付ベース4の調整機構支持片41の下面に締付ける蝶ナット形のロックナット52bとからなる。アタッチメント53は、スライド体51のスライド方向の長さを延長するもので、円柱体の本体部53aと、本体部53に同軸に隣接されスライド体51のアタッチメント取付用孔51dの長孔51dbの幅と一致する径の円柱体のネック部53bと、ネック部53bに同軸に隣接されアタッチメント取付用孔51dの長孔51dbの幅よりも大きな径で丸孔51daの径よりも小さな径の円板の抜止部53cとからなる。
押圧機構6は、島Fの下枠Fbの上面に台枠Bの上板Baを介して下板Bbを押圧するもので、上部取付ベース4の雌ネジ部46に螺合されるネジ棒61と、ネジ棒61の後端部に設けられたハンドル62と、上部取付ベース4の押圧機構支持ケース42に台枠Bの上板Baの上面に臨むように収容されネジ棒61の先端部に突当てられたL字形の押圧部63と、上部取付ベース4の押圧機構支持ケース42に固定されてL字形の押圧部63の角部に挿通され押圧部63を回動可能に支持する支軸64と、上部取付ベース4の押圧機構支持ケース42と押圧部63との間に弾圧装着されて押圧部63を押圧機構支持ケース42の内部に収容する方向へ弾圧付勢するコイルスプリング65とからなる。ネジ棒61は、強い回転力を得るために大径とされている。ハンドル62は、ネジ棒61を回転操作しやすいラジアル摘み形に形成されている。押圧部63は、ネジ棒61の回転により押されることで上部取付ベース4の押圧機構支持ケース42から傾倒されて台枠Bの上板Baの上面を押圧し、ネジ棒61の逆方向の回転によりコイルスプリング65に押されて上部取付ベース4の押圧機構支持ケース42に収容されて台枠Bの上板Baの上面への押圧を解除する。支軸64は、軸線が上部取付ベース4の左右方向と平行になるように配設されている。
押圧補助機構7は、押圧機構6により押圧される台枠Bの上板Baを支えて上板Baの無用の変形を防止すると共に、上枠Faに対しても無用の変形を防ぐためのもので、台枠Bの上板Baに対してスライドされるスライド体71と、スライド体71のスライド位置を固定するロック部72と、スライド体71に着脱可能な押圧補助アタッチメント73とからなる。スライド体71は、上部取付ベース4の押圧補助機構支持片43の裏面に当接され挿通筒47に係合される断面コ字形のスライド枠71aと、スライド枠71aにスライド方向へ延びて穿孔された長孔71bと、スライド枠71の先端に屈曲形成されて上部取付ベース4の押圧機構支持ケース42の斜め下方に位置され台枠Bの上板Baの下面を押圧する押圧板71cとからなる。ロック部72は、上部取付ベース4の押圧補助機構支持片43に固定されて押圧補助機構支持片43の裏面からスライド体71の長孔71bを貫通して突出されたロックネジ72aと、ロックネジ72aに螺合されスライド体71のスライド枠71aを上部取付ベース4の押圧補助機構支持片43の裏面に締付ける蝶ナット形のロックナット72bとからなる。押圧補助アタッチメント73は、平板形の本体部73aの両端部にコ字形のレール部73bが形成されてスライド体71の押圧板71cに抜差しが可能になっている。
第1例に上部取付具Yが備えられることによって、島Fにおける台枠Bの取付位置,取付角度を上部側で調整する際に、ネジ止めされた台枠Bの上板Baの下面,端面を基準面として、調整機構5のスライド体51の押圧板51cが台枠Bの上板Baに届く場合にはアタッチメント取付用孔51dからアタッチメント53を取外し、調整機構5のスライド体51の押圧板51cが台枠Bの上板Baに届かない場合にはアタッチメント取付用孔51dにアタッチメント53を取付ける手段を選択することができる。
調整機構5のスライド体51のアタッチメント取付用孔51dにアタッチメント53が取付けられると、実質的にスライド体51の調整方向の長さであるスライド長(調整量)が延長されたことになる。従って、寸法面で多様化した台枠Bに対して汎用性を備えることができる。
なお、調整機構5のアタッチメント53の取付けについては、抜止部53cをアタッチメント取付用孔51dの丸孔51daに挿通してから、ネック部53bを取付用孔51dの長孔51dbに係合させてスライドさせるだけでよい。取付けられたアタッチメント53は、取付用孔51dの長孔51dbがV字形の開放側を下方に向けている格好で丸孔51daよりも下方に位置しているため、丸孔51da側に脱落することがない。また、調整機構5のアタッチメント53の取外しについては、取付けの逆の操作を行うことになる。従って、操作が簡単で特別な技術者でなくとも実施することができる。なお、図6に示すように、台枠Bの上板Ba,側板Bcに段差や障害物がある場合に、台枠Bの上板Baの左右側に位置しているアタッチメント取付用孔51dの2つの長孔51dbから段差,障害物を避けることができる側を選択することができる。
また、押圧補助機構7のスライド体71の押圧板71cが台枠Bの上板Baに届く場合には押圧板71cから押圧補助アタッチメント73を取外し、押圧補助機構7のスライド体71の押圧板71cが台枠Bの上板Baに届かない場合には押圧板71cに押圧補助アタッチメント73を取付ける手段を選択することができる。
押圧補助機構7のスライド体71の押圧板71cに押圧補助アタッチメント73が取付けられると、実質的にスライド体71の台枠Bの上板Baを支える面積が拡張されたことになる。従って、この点でも、寸法面で多様化した台枠Bに対して汎用性を備えることができる。なお、押圧補助機構7のスライド体71の押圧板71cが台枠Bの上板Baに届く場合であっても、押圧補助アタッチメント73を取付けて台枠Bの上板Baの支えを安定化させることも可能である。
図9は、本発明に係る遊戯台取付具を実施するための形態の第2例を示すものである。
第2例では、第1例の下部取付具Xの押圧機構3の押圧部34の脚34aから凹凸溝34dが省略されている。
第2例によると、台枠Bの下板Bbに対する押圧機構3の押圧部34の脚34aの摩擦力が低下することになるが、充分に第1例と同様の機能を奏することができる。逆に、台枠Bの下板Bbが傷付きやすい材質である場合には有効となる。
図10は、本発明に係る遊戯台取付具を実施するための形態の第3例を示すものである。
第3例では、第1例の下部取付具Xの押圧機構3の押圧部34の脚34aが2個設けられたものを示してある。第3例においても、脚34aに凹凸溝34dが設けられたものと凹凸溝34dが省略されたものとが考えられる。
第3例によると、第1例,第2例に比して、押圧部34の脚34aの押圧面積を拡張することができ、台枠Bの下板Bbへの押圧力を増加させることができる。なお、台枠Bの下板Bbに設けられている凹凸部Bdが格子状の場合には不向きであるが直線状である場合には有効である。
図11は、本発明に係る遊戯台取付具を実施するための形態の第4例を示すものである。
第4例では、第1例の下部取付具Xの押圧機構3の押圧部34の脚34aが3個設けられた(隣接する2個を連続させた)ものを示してある。第3例においても、脚34aに凹凸溝34dが設けられたものと凹凸溝34dが省略されたものとが考えられる。
第4例によると、第1例,第2例に比して、押圧部34の脚34aの押圧面積を拡張することができ、台枠Bの下板Bbへの押圧力を増加させることができる。なお、台枠Bの下板Bbに設けられている凹凸部Bdが格子状の場合には不向きであるが直線状,T字状である場合には有効である。
図12は、本発明に係る遊戯台取付具を実施するための形態の第5例を示すものである。
第5例では、第1例の下部取付具Xの押圧機構3の押圧部34の脚34aを2個としてコ字形に連続され基盤34bが省略されている。
第5例によると、前述の各例よりも構造が簡素化されるため、安価,容易に製造することが可能になる。
図13は、本発明に係る遊戯台取付具を実施するための形態の第6例を示すものである。
第6例では、上部取付具Yの調整機構5のスライド体51のアタッチメント取付用孔51dの2つの長孔51dbを丸孔51daからコ字形に配置してある。
第6例によると、長孔51dbがL字形であるため、取付けられたアタッチメント53が丸孔51da側に脱落することがほぼ完全に防止される。
図14は、本発明に係る遊戯台取付具を実施するための形態の第7例を示すものである。
第7例では、上部取付具Yの調整機構5のスライド体51のアタッチメント取付用孔51dを1つずつ丸孔51da,長孔51dbが連通されたものを間隔を介して2個設けられている。
第7例によると、取付用孔51dの長孔51dbを短縮することができ、調整機構5のスライド体51の強度の低下を防止することができる。
本発明に係る遊戯台取付具は、背部に台枠を有する各種の遊戯台の取付けに使用することが可能である。
1 下部取付ベース
2 調整機構
3 押圧機構
34 押圧部
34a 脚
34c 空間
34d 凹凸溝
B 台枠
Ba 上板
Bb 下板
F 島
Fa 上枠
Fb 下枠
2 調整機構
3 押圧機構
34 押圧部
34a 脚
34c 空間
34d 凹凸溝
B 台枠
Ba 上板
Bb 下板
F 島
Fa 上枠
Fb 下枠
Claims (4)
- 遊戯台の台枠の下板を島の下枠に押圧する押圧部を備えた遊戯台取付具において、押圧部は台枠の下板への押圧面に部分的に台枠の下板に当接される複数個の脚が設けられていることを特徴とする遊戯台取付具。
- 請求項1の遊戯台取付具において、押圧部は脚が放射状に配置され脚の配置の中心で押圧部の上部に連結される部材に回動可能に支持されていることを特徴とする遊戯台取付具。
- 請求項1または2の遊戯台取付具において、押圧部の脚は台枠の下板への当接面に凹凸溝が設けられていることを特徴とする遊戯台取付具。
- 請求項1〜3のいずれかの遊戯台取付具において、押圧部の脚は外側へ向けて拡開されていることを特徴とする遊戯台取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009094375A JP2010240266A (ja) | 2009-04-08 | 2009-04-08 | 遊戯台取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009094375A JP2010240266A (ja) | 2009-04-08 | 2009-04-08 | 遊戯台取付具 |
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---|---|
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2009
- 2009-04-08 JP JP2009094375A patent/JP2010240266A/ja active Pending
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Legal Events
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