JP2010239170A - カメラボディ及びこのカメラボディに着脱される撮像ユニット及び撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明のカメラボディ1は、直方体形状の筐体2Aに光学系と撮像素子とが設けられた撮像ユニット2を着脱可能な凹部1Aを有する。この凹部1Aは、カメラボディ1に撮像ユニット2を装着してこれを正面から見たとき、筐体2Aの背面が対向する背壁部1Bと、筐体2Aの左側面が対向する側壁部1Cと、筐体2Aの上面が対向する上壁部1Dとの三つの壁部から構成されている。側壁部1Cと上壁部1Dとの交差部分に、撮像ユニット2をロックするロック機構のロックを解除するロック解除操作部材26dが配設されている。
【選択図】 図3
Description
前記凹部は、該凹部に前記撮像ユニットを装着して前記光学系の光軸方向被写体側から見たときに、前記筐体の背面が対向する背壁部と、前記筐体の左側面が対向する側壁部と、前記筐体の上面が対向する上壁部との三つの壁部から構成され、
前記撮像ユニットに形成された被ロック部材と協働して前記撮像ユニットをロックするロック部材を備え、
前記側壁部と前記上壁部との交差部分に、前記ロック機構による前記カメラボディと前記撮像ユニットとのロックを解除するロック解除操作部材が配置されていることを特徴とする。
前記撮像ユニットを着脱可能に配設する凹部が設けられたカメラボディと一体化されて被写体を撮影する撮像装置として機能し、前記カメラボディが備えるロック部材と係合する被ロック部材を備えることを特徴とする。
前記凹部は、該凹部に前記撮像ユニットを装着して前記光学系の光軸方向被写体側から見たときに、前記筐体の背面が対向する背壁部と、前記筐体の左側面が対向する側壁部と、前記筐体の上面が対向する上壁部との三つの壁部とを有し、
前記撮像ユニットに形成された被ロック部材と協働して前記撮像ユニットをロックするロック部材を備え、
前記側壁部と前記上壁部との交差部分に、前記ロック機構による前記カメラボディと前記撮像ユニットとのロックを解除するロック解除操作部材が配置されていることを特徴とする。
前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に、前記撮像ユニットを移動させることで、前記ボディ側コネクタ部と前記ユニット側コネクタ部とが接続されることを特徴とする。
前記係合固定部材が前記係合溝に挿入された状態で、前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させた場合に、前記係合付勢部材が前記係合固定部材を前記光学系の光軸方向へ付勢することを特徴とする。
前記ガイド部材が前記ガイド溝に挿入された状態で、前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させた場合に、前記ガイド部材と前記ガイド溝とが摺動することを特徴とする。
前記背壁部には、矩形状の板金部材が設けられると共に、前記一対の摺接リブと前記一対の係合爪とが挿入される一対の挿入溝が上下方向に間隔を開けてかつ左右方向に延びるようにして形成され、前記板金部材には前記一対の係合爪と係合する一対の係合板部が上下方向に間隔を開けて形成され、該一対の係合板部には前記一対の係合爪と協働して前記撮像ユニットを前記背壁部に向けて付勢する付勢板バネが設けられ、前記板金部材はその上辺の縁壁と下辺の縁壁とが前記一対の摺接リブにそれぞれ摺接する摺接部とされ、
前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に該撮像ユニットを移動させることで、前記撮像ユニットが前記カメラボディに装着されることを特徴とする。
図1(a)、図1(b)、図2は、本発明に係わる直方体形状の筐体を有する撮像ユニットをカメラボディに装着した状態を示す。
(カメラボディ1の詳細説明)
そのカメラボディ1は、図3〜図5に示すように、筐体2Aの配設空間としての凹部1Aを有する。その凹部1Aは、樹脂製の背壁部(背面壁構成体)1Bと側壁部(側面壁構成体)1Cと上壁部(上面壁構成体)1Dとの三つの壁部により構成される。その背壁部1Bと側壁部1Cとは互いに直交している。その上壁部1Dは両壁部1B、1Cに対して直交している。
(撮像ユニット2の外観形状の説明)
撮像ユニット2には、板金部材6に対面される左側面2cに、図4、図6に示すように、一対の補助嵌合穴(嵌合凹部)22が形成されている。この一対の補助嵌合穴22には、カメラボディ1への撮像ユニット2の装着セット時に一対の補助嵌合突起14、14が嵌合される。その一対の補助嵌合穴22の底部には、スポンジ、ゴム等の衝撃吸収部材22aが配設されている。なお、一対の補助嵌合穴22を側壁部1Cに形成し、一対の補助嵌合突起14、14を筐体2Aの左側面2cに形成する構成を採用しても良い。また、ここでは、嵌合凸部と嵌合凹部とを一対、すなわち、2個として説明しているが、嵌合凸部と嵌合凹部とは各1個でも、3個以上でも良く、複数設ける場合には、撮像ユニット2を側壁部1Cに向かって接近させる方向に対して垂直な方向に間隔を開けて配置する構成とするのが望ましい。
(ロック機構24、ロック解除機構24’の説明)
カメラボディ1には、図13、図14に示すロック機構24が設けられている。このロック機構24は、側壁部1Cと上壁部1Dとの交差部分に位置している。このロック機構24は、撮像ユニット2をロックする機能を有する。このロック機構24は、図5に示すように、凹部1Aに筐体2Aを配設した状態で筐体2Aを正面から見たときにこの筐体2Aに対して左上隅近傍に位置されている。
(カメラボディ1への撮像ユニット2の装着手順)
次に、カメラボディ1に撮像ユニット2をセットする手順について説明する。
また、そのコネクタ部11、12に、その引き抜きに伴う無理な力が加わるのを阻止できる。
(カメラボディ1からの撮像ユニット2の取り外し手順)
次に、カメラボディ1から撮像ユニット2を取り外す手順について説明する。
(ロック機構24、ロック解除機構24’の変形例)
図5、図13〜図18に示すロック機構24では、ロック爪25cの爪先25c”が図5に示すように背壁部1Bに対して反対方向の前方に向く構成とされ、図6に示す被ロック爪2pの爪先2p”はロック爪25cの爪先25c”の向きとは逆向きの構成とされている。 これに対して、図19に示す撮像装置では、ロック機構24のロック爪25cの爪先25c”は、図20に示すように、背壁部1Bに向く構成とされ、撮像ユニット2の被ロック爪2pの爪先2p”は、図21に示すように、図20に示す爪先25c”の向きとは逆向きの構成とされている。図21に示す撮像ユニット2の構成は、爪先2p”の向きが異なる点を除いて図6に示す撮像ユニット2と同一であるので、同一構成要素に同一符号を付して、その説明は省略する。
その切り欠き部25eには、その解除突起26bの当接壁25f’が設けられている。ロック部材25は、図示を略す回動付勢手段により、支軸27を支点にしてその爪先25c”が背壁部1Bに向かう方向に回動付勢されている。ストッパ27aはその回動付勢手段によるロック部材25の回動停止位置を規制する役割を果たす。ロック爪25cと被ロック爪2pとが係合していない時には、ロック爪25cは付勢手段の回動付勢によって、ストッパに当接した状態で保持される。ロック解除操作部材26はその非操作時にはそのストッパ27aから離間している。
(撮像ユニット2の変形例)
カメラボディ1の背壁部1Bに図3、図4、図5、図7に示す板金部材4を設け、撮像ユニット2の背面に図6、図21に示す板金部材2Bを設けて、両板金部材4、2Bを対面させて、カメラボディ1に対して撮像ユニット2を左右方向にスライドさせて着脱する構成とした場合、両板金部材4、2Bの擦り合わせに起因する擦過音が生じる。また、摺接リブ23a、23bと上縁壁4a’、下縁壁4a’の擦り合わせに起因する擦過音が生じる。
、また、その樹脂板30にはその一側面に、一対の矩形状の厚肉部30aから左右方向に間隔を開けて一対の厚肉部30bが上下方向に間隔を開けて形成されている。この一対の厚肉部30bは長穴23hに対応して配置されている。これらの厚肉部30a、30bは長穴23g、23hに挿入可能な形状とされている。
(カメラボディ1、撮像ユニット2に搭載される電装部品の回路構成)
次に、図36を参照しつつカメラボディ1、撮像ユニット2に搭載される電装部品について説明する。
(コネクタ基盤と電装基盤との配置構成)
(第1例)
図38はコネクタ基盤と電装基盤との配置関係を説明するための第1例を示す模式図である。筐体2Aの内部には電装基盤32が設けられている。この筐体2Aの背面には、手ぶれ補正機構が設けられている。その手ぶれ補正機構に撮像素子108が設けられる。この図38においては、手ぶれ補正機構の詳細構造は、説明の簡略化を図るために省略されている。
(第2例)
図39、図40に示すように、この第2例では、第1分割基盤33と第2分割基盤34とが可動鏡筒3bを挟んで上下に配置されている。第1分割基盤33はL次形状の取り付け部材42と嵌合溝43とによって筐体2Aの内部に固定される。第2分割基盤34はL次形状の取り付け部材44と嵌合溝45とによって筐体2Aの内部に固定される。
(その他)
以上、発明の実施の形態について説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、例えば、図42〜図45に示すように、カメラボディ1の上壁部1Dの上面1fにストロボ装置と電子ビューファインダー1gとを装着可能なホットシュー部5dと、電子ビューファインダー接続端子5eと、ポップアップ式のストロボ発光部5bと、モードダイアルスイッチ5hとを設ける構成としても良い。なお、図42に示す電子ビューファインダー接続端子5eは雌型コネクタから構成されている。この電子ビューファインダー接続端子5eには図44に示す雄型コネクタとしての電子ビューファインダー接続端子5e’が嵌合される。
2…撮像ユニット
1A…凹部
1B…背壁部
1C…側壁部
1D…上壁部
2A…筐体
24…ロック兼用ロック解除機構
2p…被ロック爪
25c…ロック爪
26d…ロック解除ボタン
Claims (42)
- 直方体形状の筐体に光学系と撮像素子とが設けられた撮像ユニットを着脱可能に配設する凹部が設けられ、前記撮像ユニットと一体化されて被写体を撮影する撮像装置として用いられるカメラボディであって、
前記凹部は、該凹部に前記撮像ユニットを装着して前記光学系の光軸方向被写体側から見たときに、前記筐体の背面が対向する背壁部と、前記筐体の左側面が対向する側壁部と、前記筐体の上面が対向する上壁部との三つの壁部から構成され、
前記撮像ユニットに形成された被ロック部材と協働して前記撮像ユニットをロックするロック部材を備え、
前記側壁部と前記上壁部との交差部分に、前記ロック機構による前記カメラボディと前記撮像ユニットとのロックを解除するロック解除操作部材が配置されていることを特徴とするカメラボディ。 - 前記側壁部に連接して使用者が握持するグリップ部を備え、前記グリップ部は前記光学系の光軸方向の被写体へ向かう向きに向かって膨出するグリップ突部を有し、前記ロック解除操作部材は、前記上壁部が存在する側を上側として、前記グリップ部の上方に位置していることを特徴とする請求項1に記載のカメラボディ。
- 前記グリップ部は前記グリップ突部に隣接したグリップ凹部を有し、該グリップ凹部は、前記上壁部が存在する側を上側として、前記ロック解除操作部材よりも下側に位置していることを特徴とする請求項2に記載のカメラボディ。
- 前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に、当該撮像ユニットを移動させることによって、前記ロック部材が移動し、該ロック部材と前記被ロック部材とが係合されることを特徴とする請求項2に記載のカメラボディ。
- 前記撮像ユニットを前記凹部に装着して当該撮像ユニットを正面から見た状態で、前記ロック解除操作部材を右側に操作することによりロックが解除されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のカメラボディ。
- 前記撮像ユニットを前記凹部に配置して当該撮像ユニットを正面から見た状態で、前記ロック解除操作部材を左側に操作することによりロックが解除されることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のカメラボディ。
- 前記ロック解除操作部材が、前記グリップ部の外観形状に倣うようにして回動されるロック解除ボタンを有することを特徴とする請求項2ないし請求項6のいずれか1項に記載のカメラボディ。
- 前記ロック解除ボタンの回動平面と略同一平面内で前記ロック部材が回動されることを特徴とする請求項7に記載のカメラボディ。
- 前記ロック部材と前記ロック解除操作部材とが同一支軸に回動可能に支持されていることを特徴とする請求項7に記載のカメラボディ。
- 前記ロック解除操作部材は、該ロック解除操作部材を回動可能にするロック解除許容部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項5、請求項7ないし請求項9のいずれか1項に記載のカメラボディ。
- 前記ロック解除許容部は、ロックを解除する操作方向への動作を許可する出没突起を有し、該出没突起の埋没方向への操作によりロックを解除する操作方向への動作が許可されることを特徴とする請求項10に記載のカメラボディ。
- 直方体形状の筐体に光学系と撮像素子とが設けられた撮像ユニットであって、
前記撮像ユニットを着脱可能に配設する凹部が設けられたカメラボディと一体化されて被写体を撮影する撮像装置として機能し、前記カメラボディが備えるロック部材と係合する被ロック部材を備えることを特徴とする撮像ユニット。 - 前記筐体の左側面に、前記カメラボディに設けられたボディ側コネクタ部に電気的に接続されるユニット側コネクタ部が突出して設けられ、前記被ロック部材が前記ユニット側コネクタ部の壁面に沿って配置されることを特徴とする請求項12に記載の撮像ユニット。
- 前記筐体の上面に板金部材が設けられ、該板金部材は前記筐体の左側面よりも外方向に向かって延伸する延伸部を有し、該延伸部に前記被ロック部材が形成されていることを特徴とする請求項13に記載の撮像ユニット。
- 前記延伸部は前記筐体の上面から前記筐体のコネクタ部の上面に向かって延在され、前記被ロック部材と前記ロック部材とは、前記カメラボディに対するロック時に前記筐体のコネクタ部の上面に位置していることを特徴とする請求項14に記載の撮像ユニット。
- 前記被ロック部材と前記ロック部材とは、前記カメラボディに対する前記筐体のロック時に前記凹部内で係合していることを特徴とする請求項12ないし請求項15のいずれか1項に記載の撮像ユニット。
- 請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載のカメラボディと請求項12ないし請求項16のいずれか1項に記載の撮像ユニットとの組み合わせからなる撮像装置。
- 直方体形状の筐体に光学系と撮像素子とが設けられた撮像ユニットと、該撮像ユニットが着脱可能に配設される凹部を有するカメラボディとを含み、前記撮像ユニットを前記カメラボディに装着して被写体像を撮像する撮像装置であって、
前記凹部は、該凹部に前記撮像ユニットを装着して前記光学系の光軸方向被写体側から見たときに、前記筐体の背面が対向する背壁部と、前記筐体の左側面が対向する側壁部と、前記筐体の上面が対向する上壁部との三つの壁部とを有し、
前記撮像ユニットに形成された被ロック部材と協働して前記撮像ユニットをロックするロック部材を備え、
前記側壁部と前記上壁部との交差部分に、前記ロック機構による前記カメラボディと前記撮像ユニットとのロックを解除するロック解除操作部材が配置されていることを特徴とする撮像装置。 - 前記カメラボディには前記側壁部にボディ側コネクタ部が設けられ、前記筐体の左側面には前記ボディ側コネクタ部と電気的に接続されて通信を行うユニット側コネクタ部が設けられ、
前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に、前記撮像ユニットを移動させることで、前記ボディ側コネクタ部と前記ユニット側コネクタ部とが接続されることを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。 - 前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向が、前記レンズ系の光軸に対して垂直であることを特徴とする請求項19に記載の撮像装置。
- 前記撮像ユニット及び前記カメラボディのいずれか一方が、前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に延びる係合溝と、係合付勢部材とを備え、前記撮像ユニット及び前記カメラボディのいずれか他方が、前記係合溝に挿入される係合固定部材を備え、
前記係合固定部材が前記係合溝に挿入された状態で、前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させた場合に、前記係合付勢部材が前記係合固定部材を前記光学系の光軸方向へ付勢することを特徴とする請求項18ないし請求項20のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記係合固定部材と前記係合溝とがそれぞれ複数設けられ、前記係合固定部材のうちの少なくとも2つの係合固定部材が、前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に対して垂直な方向に間隔を開けて設けられることを特徴とする請求項21に記載の撮像装置。
- 前記撮像ユニット及び前記カメラボディのいずれか一方が、前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に延びるガイド溝を備え、前記撮像ユニット及び前記カメラボディのいずれか他方が、前記ガイド溝に挿入されるガイド部材を備え、
前記ガイド部材が前記ガイド溝に挿入された状態で、前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させた場合に、前記ガイド部材と前記ガイド溝とが摺動することを特徴とする請求項18ないし請求項22のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記ガイド部材と前記ガイド溝とがそれぞれ複数設けられ、前記ガイド部材のうちの少なくとも2つのガイド部材が、前記側壁部に向かって前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に対して垂直な方向に間隔を開けて設けられ、前記ガイド溝のうちの少なくとも2つのガイド溝が、前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に対して垂直な方向に間隔を開けて設けられていることを特徴とする請求項23に記載の撮像装置。
- 前記筐体の背面には、互いに上下方向に間隔を開けて対向する一対の係合爪と、互いに上下方向に間隔を開けて対向しかつ左右方向に延びる一対の摺接リブとが形成され、
前記背壁部には、矩形状の板金部材が設けられると共に、前記一対の摺接リブと前記一対の係合爪とが挿入される一対の挿入溝が上下方向に間隔を開けてかつ左右方向に延びるようにして形成され、前記板金部材には前記一対の係合爪と係合する一対の係合板部が上下方向に間隔を開けて形成され、該一対の係合板部には前記一対の係合爪と協働して前記撮像ユニットを前記背壁部に向けて付勢する付勢板バネが設けられ、前記板金部材はその上辺の縁壁と下辺の縁壁とが前記一対の摺接リブにそれぞれ摺接する摺接部とされ、
前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に該撮像ユニットを移動させることで、前記撮像ユニットが前記カメラボディに装着されることを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の撮像装置。 - 前記筐体の左側面と前記側壁部とのいずれか一方に嵌合凸部が設けられ、前記側壁部と前記左側面とのいずれか他方に前記嵌合凸部と嵌合する嵌合凹部が設けられている請求項18ないし請求項25のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記嵌合凸部と前記嵌合凹部とがそれぞれ複数設けられ、前記嵌合凸部のうちの少なくとも2つの嵌合凸部が、前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に対して垂直な方向に間隔を開けて設けられ、前記嵌合凹部のうちの少なくとも2つの嵌合凹部が、前記側壁部に向かって前記撮像ユニットを接近させる方向に対して垂直な方向に間隔を開けて設けられていることを特徴とする請求項26に記載の撮像装置。
- 前記係合板部には、前記付勢バネに隣接して前記一対の係合爪と係合する突起がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項25に記載の撮像装置。
- 前記筐体の背面に板金部材が設けられ、当該板金部材に前記一対の係合爪が形成されていることを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。
- 前記筐体の背面に板金部材と樹脂板とからなる板金ユニットが設けられ、当該板金部材に前記一対の係合爪が形成され、当該樹脂板に前記一対の摺接リブが形成されていることを特徴とする請求項25に記載の撮像装置。
- 前記筐体の背面に背面側凹処が設けられ、該背面側凹処に板金部材と樹脂板とからなる板金ユニットが設けられ、当該板金部材に前記一対の係合爪が形成され、当該樹脂板に前記一対の摺接リブが形成されると共に、前記カメラボディの板金部材に接触する接触面部が形成されていることを特徴とする請求項25に記載の撮像装置。
- 前記樹脂板には前記一対の摺接リブが形成されている面とは反対側の面に、寸法公差に起因する樹脂板の反り返りを防止する半球形状小突部が形成されていることを特徴とする請求項31に記載の撮像装置。
- 前記嵌合凹部に衝撃吸収部材が配置されていることを特徴とする請求項26に記載の撮像装置。
- 前記筐体にはその左側面に前記ボディ側コネクタ部に接続されるコネクタ部が設けられ、前記筐体の内部には実装部品を搭載する電装基盤が設けられ、該電装基盤は第1分割基盤と第2分割基盤との2枚の分割基盤を少なくとも含み、前記第1分割基盤と前記第2分割基盤とは、それぞれが光軸に平行な方向に沿って配置され、かつ、光軸に垂直な方向に並べて配置されていることを特徴とする請求項18に記載の撮像装置。
- 前記第1分割基盤と前記第2分割基盤とを実装部品同士が干渉しないようにして上下に重ねて配置したことを特徴とする請求項34に記載の撮像装置。
- 前記第1分割基盤と前記第2分割基盤との間に可動鏡筒を配置したことを特徴とする請求項34に記載の撮像装置。
- 前記撮像素子と前記電装基盤とをフレキシブルプリント基盤を介して接続したことを特徴とする請求項35又は請求項36に記載の撮像装置。
- 前記筐体には前記コネクタ部を取り付けるコネクタ基盤が設けられ、前記第1分割基盤と前記第2分割基盤とがフレキシブルプリント基盤を介して接続され、該フレキシブルプリント基盤と前記コネクタ基盤とは前記可動鏡筒を境にして互いに反対側に配置されていることを特徴とする請求項36に記載の撮像装置。
- 前記第1分割基盤には少なくとも画像処理チップが実装され、前記第2分割基盤には少なくとも電源回路を構成する回路部品が実装され、前記コネクタ基盤と前記第1分割基盤とはフレキシブルプリント基盤を介して電気的に接続され、前記コネクタ基盤と前記第2分割基盤とはリード線を介して接続されていることを特徴とする請求項38に記載の撮像装置。
- 前記カメラボディが、撮像指示を受け付ける撮像指示受付部と、データを受信する受信部とを備え、前記撮像ユニットがデータを送信する送信部を備え、
前記撮像指示受付部が受け付けた撮像指示に基づいて、前記撮像ユニットが被写体像を撮像して画像データに変換し、前記送信部が前記受信部に前記画像データを送信することを特徴とする請求項18ないし請求項39に記載の撮像装置。 - 前記カメラボディが、前記画像データを表示する表示部を備えることを特徴とする請求項40に記載の撮像装置。
- 前記カメラボディが、前記画像データを記憶する記憶媒体を備えることを特徴とする請求項40に記載の撮像装置。
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